JP2005267015A - サーバ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 プロキシサーバ部7bは、教育上好ましくないウェブページなどのURLをグループ別に記録した抑止URLリスト41〜43を保持している。ユーザエージェントからWAPゲートウエイ7aを介してHTTPリクエストを受け取ったときに、ユーザごとにアクセスを抑止する抑止URLリスト名を記録しているアクセス情報44を参照してそのユーザがアクセス制限している抑止URLリスト名を取得し、前記HTTPリクエストに含まれるRequest-URIがその抑止URLリスト中に含まれているか否かを判定する。指定された抑止URLリスト中に含まれている場合には、ユーザエージェントに対してエラー応答を返す。
【選択図】 図3
Description
近年、いわゆる第3世代と呼ばれる携帯電話サービスが導入されつつあるが、この第3世代の移動体通信システムにおいては同一の移動端末を世界中で共通に使用することができるように標準化が進められており、WAP(Wireless Application Protocol)及びMMS(Multimedia Messaging Service)の規格が共通仕様として採用されている(非特許文献1)。
The WAP Forum Ltd., "WAP 2.0 Technical White Paper", [online], (2002.01.18),[平成15年11月15日検索],インターネット<URL:http://www.wapforum.org/what/WAPWhite_Paper1.pdf>
しかしながら、上記リストはシステムワイドに設定されており、ユーザごとに、特定のグループ又はジャンルについては抑止対象としたいが、他のグループ又はジャンルについては抑止する必要がないといったように、細かな設定をすることはできなかった。
また、上記第3世代のサービスが開始されると、従来より提供されていた各移動体通信事業者独自の規格に対応した移動端末と、WAP/MMS対応の移動端末(以下、単に「WAP対応端末」という。)とが存在することとなる。このようなWAP対応端末についても、ユーザが柔軟に閲覧抑止を行うことができるようにすることが求められている。
また、前記抑止対象リストは、ジャンル別に設けられているものである。
この図において、1は携帯電話機等の移動端末(UE:User Equipment)、2は該移動端末1が接続されている無線基地局(BTS:Base Transceiver Station)、3は複数の無線基地局2を管理する無線基地局制御装置(RNC:Radio Network Controller)、4は移動端末1の呼接続制御やサービス制御等を行う移動通信交換局(MSC:Mobile service Switching Center)、5は前記無線基地局制御装置(RNC)3とコアネットワーク(パケット網)とのゲートウエイ(SGSN:Serving GPRS Support Node)、6はコアネットワーク(パケット網)とIPネットワークとのゲートウエイ(GGSN:Gateway GPRS Support Node)である。
また、8はGGSN6からのRADIUS Accountingプロトコルを終端し、ユーザごとのセッション管理及びセッションログの生成などを行うRADIUSサーバ8aを備えるとともに、WAP/MMSサービス加入者がウェブやメール等のサービスを利用する際に必要なユーザ情報や移動端末の能力に関する情報(UE-Profile)等を一元管理し、クライアント(サーバ装置7など)からの要求に応じて必要な情報を提供する情報管理サーバ(R2M:RADIUS & Repository Manager)、である。
図示するように、R2M8は、RADIUSサーバ8aで管理されるユーザごとのセッション情報を保持するデータベース(RAD Master)20、加入者に一意に割り当てられる移動体通信事業者独自のユーザID(UID:User ID)等の通知にユーザが同意したか否か、抑止対象とするURL(Uniform Resource Locators)をユーザが持つか否かなどのユーザの設定に関する固有情報からなるセルフケア・プロファイル(Selfcare-Profile)情報を保持するデータベースであるセルフケアDB(Selfcare DB)21、移動端末1の機種名及び性能や能力を表すパラメータを機種ごとに保持しているCC/PP仕様(http://www.w3.org/Mobile/CCPP/)に準拠したデータベースであるCC/PPレポジトリ(CC/PP Repository:Composite Capability / Preference Profile Repository)22、及び、前記セルフケアDB21、前記CC/PPレポジトリ22、前記ディレクトリ・レプリカ・サーバ(DRS)10、又は、機種情報や性能を示す情報からなる移動端末情報(UE-Profile)が格納されている移動端末製造業者が構築しているデータベースであるプロファイル・レポジトリ(Profile Repository)30を参照して、セッション中のユーザにかかるセッション情報(Acct-Profile)、ユーザエージェントのプロファイル情報(UA-Profile)、移動端末情報(UE-Profile)、セルフケア・プロファイル情報(Selfcare-Profile)、ユーザ情報(User-Profile)からなるプロファイル情報を作成してセッションが継続している間はメモリ上にキャッシュしているプロファイル部(Profile)23を備えており、前記プロキシサーバ部(JSP)7bなどからのリクエストに応じて対応する情報を柔軟に提供することができるようになされている。
ここで、前記セルフケアDB21には、そのユーザのMSISDN(加入者電話番号)、そのユーザが特定のウェブページに対するアクセスの抑止を設定しているか否かを示すURL抑止フラグなどの情報が記録されている。
図3は、前記抑止URLリストと前記アクセス情報を示す図である。
この図において、41〜43は抑止URLリストであり、41は暴力的描写がなされているウェブページのURLリスト、42は性的描写がなされているウェブページのURLリスト、43は出会い系サイトのURLリストというように、ジャンル別にそれぞれの抑止URLリストが作成され、前記プロキシサーバ部7bに記憶されている。なお、インターネットカジノなど、ここにあげた種類以外のウェブページも抑止対象とすることができる。また、ジャンル別に分けたグループに限られることはなく、他の基準によるグループとしてもよい。
また、44は、前記R2M8に記憶されている各ユーザごとのアクセス情報である。この図に示すように、各ユーザを示すMSISDNごとに、その抑止対象となる前記抑止URLリストが記録されている。図示した例では、MSISDN1のユーザは、抑止URLリスト41と42に含まれるURLが抑止対象に設定されており、MSISDN2のユーザは、抑止URLリスト41に記録されているURLが抑止対象となっている。なお、この例では、MSISDNをキーとして各ユーザの指定している抑止URLリストを記憶しているが、IMSI又はUIDなどを用いてもよい。
移動端末(UE)1上で動作しているウェブブラウザなどのユーザエージェント(UA)がウェブコンテンツを取得するとき、「1) Activate PDP Context Request」がSGSN5に送出される。
SGSN5は、前記移動端末1がWAP対応端末であり、「Activate PDP Context Request」に移動端末1の加入者に割り当てられた国際識別番号(IMSI:International Mobile Subscriber Identity)しか添付されていないときは、このIMSIによりHLR(図示せず)に照会要求を送り、移動端末1の電話番号(MSISDN:Mobile Station ISDN number)を取得する。そして、IMSI及びMSISDNが添付された「2) Create PDP Context Request」を生成して、GGSN6に送る。
さらに、MSISDN又はIMSIをキーとしてセルフケアDB21からセルフケア情報(Selfcare-Profile)、すなわち、ユーザがユーザID(UID)等の通知に同意したか否か、ユーザが規制対象となるURLを持つか否かなどのユーザの設定に関する固有情報を取得するとともに、CC/PPレポジトリ22から移動端末情報(UE-Profile)を取得する(図2の(3))。CC/PPレポジトリ22に照会要求されたエントリが存在しない場合は、プロファイル・レポジトリ(Profile Repository)30へ問い合わせを行い、CC/PPレポジトリ22に移動端末情報(UE-Profile)を保存するようにする。プロファイル部23は、これらの取得した情報と前述したユーザエージェント情報をプロファイル情報としてメモリにキャッシュする。
以後、ユーザエージェント(UA)とWAPゲートウエイ7aとの間でTCP(Transmission Control Protocol)ハンドシェイクが行われてTCPセッションが確立される。
TCPセッションが確立すると、ユーザエージェントはオリジン・サーバ13からコンテンツを取得するHTTPリクエスト「7) HTTP Req」を送出する(図2の(4))。このHTTPリクエストのヘッダには、GGSN6から払い出されたIPアドレス(クライアントIPアドレス)、コンテンツを取得する相手先であるオリジン・サーバ13のURI(Request-URI)、ユーザエージェント情報(User-Agent)又はユーザエージェントのプロファイル情報(UA-Profile)が少なくとも含まれている。
すなわち、移動体通信事業者の独自規格に対応した移動端末におけるユーザエージェントは、移動体通信事業者が独自に定義した各種のHTTP拡張ヘッダを送出しているが、WAP対応端末においては、そのような拡張ヘッダを送出させることはできない。そこで、前記プロキシサーバ部7bは、前記HTTPリクエストのUser-Agentヘッダの一部に指定の文字列が含まれていた場合に、そのHTTPリクエストを送出した移動端末がその移動体通信事業者の独自規格に対応した移動端末であると判定し、含まれていないときにWAP対応端末であると判定する。そして、WAP対応端末からのHTTPリクエストについては、前記プロファイル部23などに記憶されているプロファイル情報を用いて、受け付けたHTTPリクエストの拡張ヘッダに不足している移動端末情報などを補完して後続するノードに転送するようにしている。これにより、移動体通信事業者の独自規格に対応した移動端末と同等のサービスをWAP対応端末にも提供することができる。
オリジン・サーバ13は、要求されたコンテンツを返送するHTTPレスポンスを前記プロキシサーバ部7bに送出する(図2の(8))。このとき、オリジン・サーバ13はHTTPリクエストの拡張ヘッダを参照することにより移動端末1の性能を知ることができ、移動端末1の性能を十二分に発揮できるように性能に応じたコンテンツを返送することができる。
このようにして、移動端末1から要求されたコンテンツを取得したプロキシサーバ部7bは、コンテンツを要求した移動端末1の性能を表す移動端末情報を参照し、必要に応じて、この移動端末情報に基づいて移動端末1の性能を十二分に発揮できるようにコンテンツの変換処理を行う(図2(9))。
次いで、WAP−GW7aは変換後のコンテンツを返送するHTTPレスポンスをGGSN6を介してユーザエージェントに送出する(図2の(10))。
HTTPレスポンスを受信したユーザエージェントは、取得したコンテンツを表示し、ユーザエージェントと前記WAP−GW7a間のTCPセッションが終了される。次いで、ユーザエージェントからの通信を終了させるための通信終了要求に応じてGGSN6からRadius Accounting Req(Accounting-stop)が送出される。このリクエストを受信したRADIUSサーバ8aは該当するRADIUS情報を破棄しRadius Accounting ResをGGSN6に送出する。これにより、ユーザエージェントとサーバ装置(WAP−GW及びJSP)7との間の通信が終了する。
Claims (2)
- 移動体通信網とインターネットなどのIPネットワークとの間に設けられるゲートウエイ装置と前記移動体通信網とに接続されたサーバ装置であって、
アクセスを抑止すべきURLを記録した複数の抑止対象リストと、各ユーザごとに閲覧を制限する対象を前記抑止対象リストにより指定する閲覧制限対象リストとを記憶する手段と、
前記移動体通信網に接続された移動端末から前記IPネットワークに接続されたオリジン・サーバ上のコンテンツを要求するHTTPリクエストを受信したときに、そのユーザの前記閲覧制限対象リストを参照して、そのユーザに設定されているURLへのアクセスを制限する手段と
を有することを特徴とするサーバ装置。 - 前記抑止対象リストは、ジャンル別に設けられていることを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
Priority Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009531783A (ja) * | 2006-03-29 | 2009-09-03 | リーチローカル、 インコーポレイテッド | オンラインマーケティングキャンペーンのための動的なプロキシ方法および装置 |
JP2013251683A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Nec Access Technica Ltd | 通信システム、通信端末およびその制御方法 |
US8719364B2 (en) | 2007-03-30 | 2014-05-06 | Canon Denshi Kabushiki Kaisha | System, method and program for network management using saved history information |
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