JP2005257760A - 画像表示装置及び画像表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 全体として表示画像の印象を変えることなく白とびを防止した、画像表示装置及び画像表示方法を提供する。
【解決手段】 照明光の調光処理と画像信号の階調数の伸張処理とによって表示画像が調整される画像表示装置である。表示画像の明るさを特徴付ける画像パラメータを画像信号から単位時間毎に抽出する画像パラメータ抽出手段82と、画像パラメータ抽出手段82で抽出された画像パラメータに基づいて調光処理を行わせる調光制御手段83と、画像パラメータ抽出手段82で抽出された画像パラメータに基づいて伸張処理を行う伸張処理手段86とを備えてなる。伸張処理手段86は、同一画面内において入力階調に応じて異なる伸張処理を行う。
【選択図】 図2
【解決手段】 照明光の調光処理と画像信号の階調数の伸張処理とによって表示画像が調整される画像表示装置である。表示画像の明るさを特徴付ける画像パラメータを画像信号から単位時間毎に抽出する画像パラメータ抽出手段82と、画像パラメータ抽出手段82で抽出された画像パラメータに基づいて調光処理を行わせる調光制御手段83と、画像パラメータ抽出手段82で抽出された画像パラメータに基づいて伸張処理を行う伸張処理手段86とを備えてなる。伸張処理手段86は、同一画面内において入力階調に応じて異なる伸張処理を行う。
【選択図】 図2
Description
本発明は、画像表示装置及び画像表示方法に関する。
近年、情報機器の発達はめざましく、例えば画像表示装置では、解像度が高く、低消費電力でかつ薄型への要求に伴い、その研究開発が進められている。中でも液晶表示装置は、液晶分子の配列を電気的に制御して、光学的特性を変化させることができ、前記のニーズに対応できる表示装置として期待されている。このような液晶表示装置の一形態として、液晶ライトバルブを用いた光学系から射出される表示画像を投射レンズを通してスクリーンに拡大投射する液晶プロジェクタが知られている。
液晶プロジェクタは、光変調器として液晶ライトバルブを用いたものであるが、プロジェクタには、液晶ライトバルブの他、デジタルミラーデバイスを光変調器としたものも実用化されている。ところが、この種の従来のプロジェクタは以下のような課題を有している。
液晶プロジェクタは、光変調器として液晶ライトバルブを用いたものであるが、プロジェクタには、液晶ライトバルブの他、デジタルミラーデバイスを光変調器としたものも実用化されている。ところが、この種の従来のプロジェクタは以下のような課題を有している。
(1)光学系を構成する様々な光学要素で生じる光漏れや迷光のため、充分なコントラストが得られない。そのため、表示できる階調範囲(ダイナミックレンジ)が狭く、陰極線管(CRT)を用いた既存のテレビ受像機に比較すると、表示画像の品質や迫力の点で劣ってしまう。
(2)各種の映像信号(画像信号)処理により表示画像の品質向上を図ろうとしても、ダイナミックレンジが固定されているために、充分な効果を発揮することができない。
このようなプロジェクタの課題に対する解決策、つまりダイナミックレンジを拡張する方法としては、画像信号に応じて光変調器(ライトバルブ)に入射させる光の量を変化させることが考えられる。それを実現するのに最も簡便な方法は、ランプの光出力強度を変化させることである。プロジェクタにおいて、メタルハライドランプの出力光の制御を行う方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開平5−66501号公報
(2)各種の映像信号(画像信号)処理により表示画像の品質向上を図ろうとしても、ダイナミックレンジが固定されているために、充分な効果を発揮することができない。
このようなプロジェクタの課題に対する解決策、つまりダイナミックレンジを拡張する方法としては、画像信号に応じて光変調器(ライトバルブ)に入射させる光の量を変化させることが考えられる。それを実現するのに最も簡便な方法は、ランプの光出力強度を変化させることである。プロジェクタにおいて、メタルハライドランプの出力光の制御を行う方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。
プロジェクタに用いるランプとしては、高圧水銀ランプが現在主流となっているが、高圧水銀ランプで光出力強度を制御するのは極めて困難な状況である。このことから、ランプの光出力強度自体は変化させなくても、光変調器への入射光量を画像信号に応じて変化させることのできる方法が求められている。
さらに前記の課題に加えて、現行のプロジェクタでは光源の明るさが固定されているため、例えば暗めの鑑賞環境においては表示画像が明るくなりすぎたり、また、投射距離や投射レンズのズーミングにより投射スクリーンサイズを変化させた際に、それに応じて表示画像の明るさが変化してしまうという課題もあった。
さらに前記の課題に加えて、現行のプロジェクタでは光源の明るさが固定されているため、例えば暗めの鑑賞環境においては表示画像が明るくなりすぎたり、また、投射距離や投射レンズのズーミングにより投射スクリーンサイズを変化させた際に、それに応じて表示画像の明るさが変化してしまうという課題もあった。
このような課題を解決するため、近年、プロジェクタの照明装置として、前述のメタルハライドランプや高圧水銀ランプ等の光源に調光用のルーバ(遮光板)を組み合わせた構造のものが提案されている。具体的には、光源から射出された光の光軸上に遮光板を配置し、これをその主面に平行な回動軸の回りに回動させることにより、光源光を一部遮光して調光をなすようにしている。
このような構成によれば、光源とは別に設けられた調光手段により、光源から射出された光の光量調整を任意に行なうことができる。このため、照明光を例えば画像信号に基づいて調節することで、光源の光出力強度が一定のままでも被照明領域(光変調器)において表示画像に応じた明るさの光を得ることができ、プロジェクタのダイナミックレンジの拡張に寄与することができる。同様に、投射拡大率、使用環境下における明るさの状況、もしくは、使用者の好み等に応じた明るさの光を得ることができる。
ところが、このような調光処理とこれとは別に行う伸張処理とにより、黒レベルを変化させるという原理上、画像信号に同期して調光処理及び伸張処理を行うことは、映像中に不用意な明るさ変化を生じさせることとなる。しかして、このような明るさ変化は、視聴者にとっては表示画像上のちらつきとして認識されてしまう。このため、従来のプロジェクタにおいては、画像信号の切り替わりとは一致させずに、徐々に、すなわち比較的低速度で、調光処理及び伸張処理を行うことにより、表示画像のちらつきを防止している。
しかしながら、画像信号に対する調光処理及び伸張処理の遅れは、例えば、表示画像が暗いシーンから明るいシーンに切り替わった際に、表示画像に白とびが生じるといった新たな課題を生じてしまう。
しかしながら、画像信号に対する調光処理及び伸張処理の遅れは、例えば、表示画像が暗いシーンから明るいシーンに切り替わった際に、表示画像に白とびが生じるといった新たな課題を生じてしまう。
本発明は前記課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、全体として表示画像の印象を変えることなく白とびを防止した、画像表示装置及び画像表示方法を提供することにある。
前記目的を達成するため本発明の画像表示装置は、照明光の調光処理と画像信号の階調数の伸張処理とによって表示画像が調整される画像表示装置であって、
前記表示画像の明るさを特徴付ける画像パラメータを画像信号から単位時間毎に抽出する画像パラメータ抽出手段と、
前記画像パラメータ抽出手段で抽出された画像パラメータに基づいて前記調光処理に係る調光制御パラメータを決定し、該調光制御パラメータに基づいて前記調光処理を行わせる調光制御手段と、
前記画像パラメータ抽出手段で抽出された画像パラメータに基づいて前記伸張処理に係る伸張制御パラメータを決定し、該伸張制御パラメータに基づいて前記伸張処理を行う伸張処理手段とを備えてなり、
前記伸張処理手段は、同一画面内において入力階調に応じて異なる伸張処理を行うことを特徴としている。
前記表示画像の明るさを特徴付ける画像パラメータを画像信号から単位時間毎に抽出する画像パラメータ抽出手段と、
前記画像パラメータ抽出手段で抽出された画像パラメータに基づいて前記調光処理に係る調光制御パラメータを決定し、該調光制御パラメータに基づいて前記調光処理を行わせる調光制御手段と、
前記画像パラメータ抽出手段で抽出された画像パラメータに基づいて前記伸張処理に係る伸張制御パラメータを決定し、該伸張制御パラメータに基づいて前記伸張処理を行う伸張処理手段とを備えてなり、
前記伸張処理手段は、同一画面内において入力階調に応じて異なる伸張処理を行うことを特徴としている。
また、本発明の画像表示方法は、照明光の調光処理と画像信号の階調数の伸張処理とによって表示画像が調整する画像表示方法であって、
前記表示画像の明るさを特徴付ける画像パラメータを画像信号から単位時間毎に抽出する第1ステップと、
前記第1ステップで抽出された画像パラメータに基づいて前記調光処理に係る調光制御パラメータを決定し、該調光制御パラメータに基づいて前記調光処理を行わせる第2ステップと、
前記第1ステップで抽出された画像パラメータに基づいて前記伸張処理に係る伸張制御パラメータを決定し、該伸張制御パラメータに基づいて前記伸張処理を行う第3ステップとを備えてなり、
前記第3ステップは、同一画面内において入力階調に応じて異なる伸張処理を行うことを特徴としている。
前記表示画像の明るさを特徴付ける画像パラメータを画像信号から単位時間毎に抽出する第1ステップと、
前記第1ステップで抽出された画像パラメータに基づいて前記調光処理に係る調光制御パラメータを決定し、該調光制御パラメータに基づいて前記調光処理を行わせる第2ステップと、
前記第1ステップで抽出された画像パラメータに基づいて前記伸張処理に係る伸張制御パラメータを決定し、該伸張制御パラメータに基づいて前記伸張処理を行う第3ステップとを備えてなり、
前記第3ステップは、同一画面内において入力階調に応じて異なる伸張処理を行うことを特徴としている。
前記画像表示装置及び画像表示方法によれば、前記伸張処理手段(第3ステップ)が、同一画面内において入力階調に応じて異なる伸張処理を行うので、例えば表示画像が暗い状態から明るい状態となった場合に、特に入力階調が高い側で弱い伸張処理(伸張係数が小さい伸張処理)を行い、得られた出力階調を採用して表示画像を調整することで、階調潰れによる白とびを防止することが可能になる。
また、前記画像表示装置においては、前記伸張処理は、乗算処理または乗算処理と加算処理との組み合わせによってなされていてもよい。
このようにすれば、例えば一つの伸張処理を従来通りの単純な乗算処理によって行い、他の伸張処理を乗算処理と加算処理との組み合わせによってなすことで、例えば入力階調側での低階調側と高階調側とで伸張係数を異ならせつつ、これら低階調側と高階調側とを連続させることが可能になる。
このようにすれば、例えば一つの伸張処理を従来通りの単純な乗算処理によって行い、他の伸張処理を乗算処理と加算処理との組み合わせによってなすことで、例えば入力階調側での低階調側と高階調側とで伸張係数を異ならせつつ、これら低階調側と高階調側とを連続させることが可能になる。
また、前記画像表示装置においては、前記伸張処理は、ルック・アップ・テーブルに基づいてなされていてもよい。
このようにすれば、より複雑な伸張処理が可能になる。
このようにすれば、より複雑な伸張処理が可能になる。
また、前記画像表示装置においては、前記伸張処理手段は、低階調側で伸張係数が大きく、高階調側で伸張係数が小さくなっているのが好ましい。
このようにすれば、前述したように例えば表示画像が暗い状態から明るい状態となった場合に、特に入力階調が高い側(高階調側)で伸張係数を小さくしているので、得られた出力階調を採用して表示画像を調整することで、階調潰れによる白とびを防止することが可能になる。
このようにすれば、前述したように例えば表示画像が暗い状態から明るい状態となった場合に、特に入力階調が高い側(高階調側)で伸張係数を小さくしているので、得られた出力階調を採用して表示画像を調整することで、階調潰れによる白とびを防止することが可能になる。
また、前記画像表示装置においては、前記の異なる伸張処理が、同じ時定数で制御されていてもよい。
時定数によって、画像信号の切り替わりとは一致させずに比較的低速度で伸張処理を行うことにより、全ての階調において表示画像のちらつきを防止することが可能になる。
時定数によって、画像信号の切り替わりとは一致させずに比較的低速度で伸張処理を行うことにより、全ての階調において表示画像のちらつきを防止することが可能になる。
また、前記画像表示装置においては、前記の異なる伸張処理のうちの少なくとも一つの伸張処理が、時定数が他のものより小さく設定されていてもよい。
特に高階調側での伸張処理をなすものについて、時定数が他のものより小さく設定されていれば、表示画像が暗い状態から急に明るい状態となった場合にも、前記の時定数が小さく設定されている伸張処理により、この明るさの急変に良好に追従して伸張処理を行うことが可能になる。したがって、画像信号に対して階調性に優れた表示画像を得ることができる。
特に高階調側での伸張処理をなすものについて、時定数が他のものより小さく設定されていれば、表示画像が暗い状態から急に明るい状態となった場合にも、前記の時定数が小さく設定されている伸張処理により、この明るさの急変に良好に追従して伸張処理を行うことが可能になる。したがって、画像信号に対して階調性に優れた表示画像を得ることができる。
以下、図面を参照して、本発明の画像表示装置及び画像表示方法を詳しく説明する。
まず、本発明の画像表示方法を用いる画像表示装置として、R(赤)、G(緑)、B(青)の異なる色毎に液晶ライトバルブを備えた、3板式のプロジェクタを例にして説明する。
まず、本発明の画像表示方法を用いる画像表示装置として、R(赤)、G(緑)、B(青)の異なる色毎に液晶ライトバルブを備えた、3板式のプロジェクタを例にして説明する。
図1は、このようなプロジェクタの一例の概略構成を示す図である。図1に示したプロジェクタは、光源510、調光素子26、ダイクロイックミラー513、514、反射ミラー515、516、517、リレーレンズ518、519、520、赤色光用液晶ライトバルブ522、緑色光用液晶ライトバルブ523、青色光用液晶ライトバルブ524、クロスダイクロイックプリズム525、投射レンズ系526を備えたものである。
調光素子26としては、例えば、透過率が可変とされた液晶パネルを用いても良いし、可動式の遮光板などを用いても良い。液晶パネルを用いた調光素子は応答速度が比較的速いものである一方、可動式遮光板などを用いた機械的な調光素子は応答速度が比較的遅いものである。いずれにしても、これら調光素子と液晶ライトバルブとの応答速度は異なるものである。
光源510は、超高圧水銀灯等のランプ511とランプ511の光を反射するリフレクタ512とから構成されている。この光源510とダイクロイックミラー513との間には、光源510からの光量を調節する調光素子26が配置されている。
青色光・緑色光反射のダイクロイックミラー513は、光源510からの白色光のうちの赤色光LRを透過させるとともに、青色光LBと緑色光LGとを反射する。透過した赤色光LRは、反射ミラー517で反射され、赤色光用液晶ライトバルブ522に入射される。
青色光・緑色光反射のダイクロイックミラー513は、光源510からの白色光のうちの赤色光LRを透過させるとともに、青色光LBと緑色光LGとを反射する。透過した赤色光LRは、反射ミラー517で反射され、赤色光用液晶ライトバルブ522に入射される。
一方、ダイクロイックミラー513で反射された緑色光LGは、緑色光反射用のダイクロイックミラー514によって反射され、緑色光用液晶ライトバルブ523に入射される。また、ダイクロイックミラー513で反射された青色光LBは、ダイクロイックミラー514も透過し、リレーレンズ518、反射ミラー515、リレーレンズ519、反射ミラー516、リレーレンズ520からなるリレー系521を経て、青色光用液晶ライトバルブ524に入射される。
各液晶ライトバルブ522、523、524により変調された3つの色光は、クロスダイクロイックプリズム525に入射する。このプリズムは、4つの直角プリズムが貼り合わされ、その内面に赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とが十字状に形成されたものである。これらの誘電体多層膜によって3つの色光が合成されて、カラー画像を表す光が形成される。合成された光は、投射光学系である投射レンズ系526によってスクリーン527上に投射され、画像が拡大されて表示される。各液晶ライトバルブ522、523、524には、画像信号に基づいて、各色光に所定の画像処理を施す画像処理部(図1では図示を省略)が接続されている。
次に、このようなプロジェクタの駆動方法に基づき、本発明の画像表示装置及び画像表示方法について説明する。
図2は、本発明の画像表示装置を用いた前記プロジェクタの駆動回路の構成を示すブロック図である。調光機能を持たないプロジェクタの場合、入力された画像信号(映像信号)は適当な補正処理を経て、そのまま液晶パネルドライバに供給されるが、本発明の画像表示装置のように、調光機能を有し、かつそれを画像信号に基づいて制御する方式の場合、基本的な構成として、以下に説明するようにデジタル信号処理ブロックであるDSP(1)〜DSP(3)などの回路を備えている。
図2は、本発明の画像表示装置を用いた前記プロジェクタの駆動回路の構成を示すブロック図である。調光機能を持たないプロジェクタの場合、入力された画像信号(映像信号)は適当な補正処理を経て、そのまま液晶パネルドライバに供給されるが、本発明の画像表示装置のように、調光機能を有し、かつそれを画像信号に基づいて制御する方式の場合、基本的な構成として、以下に説明するようにデジタル信号処理ブロックであるDSP(1)〜DSP(3)などの回路を備えている。
すなわち、本実施形態では、アナログ信号として入力された画像信号が、ADコンバータ81を経て第1のデジタル信号処理回路であるDSP(1)82(画像パラメータ抽出手段)に入力される。このDSP(1)82では、入力した画像信号から表示画像の明るさを特徴付ける制御信号(画像パラメータ)を単位時間毎に抽出し(第1ステップ)、抽出した制御信号を、第2のデジタル信号処理回路であるDSP(2)83、第3のデジタル信号処理回路であるDSP(3)86の双方に送出(出力)する。
DSP(2)83(調光制御手段)では、前記制御信号(画像パラメータ)に基づいて調光制御パラメータを決定し、この調光制御パラメータに基づいて調光素子ドライバ84を制御する(第2ステップ)。そして、最終的には調光素子ドライバ84が調光素子26を実際に駆動させることにより、DSP(2)83(調光制御手段)は調光素子26を駆動させ、調光処理を行わせるものとなる。
また、DSP(3)86(伸張処理手段)には、前記のADコンバータ81を経て送られてきた画像信号とともに、DSP(1)82で抽出された制御信号(画像パラメータ)も入力される。このDSP(3)86では、前記制御信号に基づいて伸張制御パラメータを決定し、この伸張制御パラメータに基づいて前記画像信号を後述するように適当な階調範囲に伸張処理する(第3ステップ)。
そして、伸張処理後の画像信号は、DAコンバータ87により再びアナログ信号に変換された後、パネルドライバ88に入力され、さらにこのパネルドライバ88から赤色光用液晶ライトバルブ522、緑色光用液晶ライトバルブ523、青色光用液晶ライトバルブ524のそれぞれに供給される。
そして、伸張処理後の画像信号は、DAコンバータ87により再びアナログ信号に変換された後、パネルドライバ88に入力され、さらにこのパネルドライバ88から赤色光用液晶ライトバルブ522、緑色光用液晶ライトバルブ523、青色光用液晶ライトバルブ524のそれぞれに供給される。
ここで、DSP(2)83(調光制御手段)による調光素子26の制御・駆動について説明する。なお、本実施形態では、特に表示映像適応型の制御、すなわち明るい映像シーンでは光量が多くなり、暗いシーンでは光量が少なくなるような表示映像に適応した明るさ制御を行なう場合について説明する。
前述したように、DSP(1)82で画像信号に基づいて制御信号(画像パラメータ)を単位時間毎に抽出し(ステップ1)、決定するが、その方法として具体的には、次の(a)〜(c)に示す3通りが挙げられる。
前述したように、DSP(1)82で画像信号に基づいて制御信号(画像パラメータ)を単位時間毎に抽出し(ステップ1)、決定するが、その方法として具体的には、次の(a)〜(c)に示す3通りが挙げられる。
(a)注目しているフレームに含まれている画素データのうち、明るさが最大の階調数を制御信号(画像パラメータ)とする方法。
例えば、0〜255の256ステップの階調数からなる画像信号を想定する。連続した映像を構成する任意の1フレームに着目した場合、そのフレームに含まれる画素データの階調数毎の出現数分布(ヒストグラム)が、図3のようになったとする。この図3の場合、ヒストグラムに含まれる最も明るい階調数が150であるので、この階調数150を制御信号(画像パラメータ)とする。この方法は、入力される画像信号に対し、最も忠実に明るさを表現できる方法である。
例えば、0〜255の256ステップの階調数からなる画像信号を想定する。連続した映像を構成する任意の1フレームに着目した場合、そのフレームに含まれる画素データの階調数毎の出現数分布(ヒストグラム)が、図3のようになったとする。この図3の場合、ヒストグラムに含まれる最も明るい階調数が150であるので、この階調数150を制御信号(画像パラメータ)とする。この方法は、入力される画像信号に対し、最も忠実に明るさを表現できる方法である。
(b)注目しているフレームに含まれている階調数毎の出現数分布(ヒストグラム)より、最大の明るさから出現数について一定の割合(例えば10%)となる階調数を制御信号(画像パラメータ)とする方法。
例えば、画像信号の出現数分布が図4のようであった場合、ヒストグラムより明るい側から10%の領域をとる。10%に相当するところの階調数が230であったとすると、この階調数230を制御信号(画像パラメータ)とする。図4に示したヒストグラムのように、階調数255の近傍に突発的なピークがあった場合、前記(a)の方法を採用すれば、階調数255が明るさ制御信号となる。しかしながら、この突発的なピーク部分は表示画像全体における情報としてはあまり意味をなしていない。これに対して、階調数230を明るさ制御信号とする本方法は、表示画像全体の中で情報として意味を持つ領域によって判定する方法と言うことができる。なお、前記の割合は2〜50%程度の範囲で変化させてもよい。
例えば、画像信号の出現数分布が図4のようであった場合、ヒストグラムより明るい側から10%の領域をとる。10%に相当するところの階調数が230であったとすると、この階調数230を制御信号(画像パラメータ)とする。図4に示したヒストグラムのように、階調数255の近傍に突発的なピークがあった場合、前記(a)の方法を採用すれば、階調数255が明るさ制御信号となる。しかしながら、この突発的なピーク部分は表示画像全体における情報としてはあまり意味をなしていない。これに対して、階調数230を明るさ制御信号とする本方法は、表示画像全体の中で情報として意味を持つ領域によって判定する方法と言うことができる。なお、前記の割合は2〜50%程度の範囲で変化させてもよい。
(c)表示画像を複数のブロックに分割して、ブロック毎、含まれている画素の階調数の平均値を求め、最大のものを制御信号(画像パラメータ)とする方法。
例えば、図5に示すように、表示画像をm×n個のブロックに分割し、それぞれのブロックA11,…,Amn毎の明るさ(階調数)の平均値を算出し、そのうちで最大のものを制御信号(画像パラメータ)とする。なお、表示画像の分割数は6〜200程度とすることが望ましい。この方法は、表示画像全体の雰囲気を損なうことなく、明るさを制御することができる方法である。
例えば、図5に示すように、表示画像をm×n個のブロックに分割し、それぞれのブロックA11,…,Amn毎の明るさ(階調数)の平均値を算出し、そのうちで最大のものを制御信号(画像パラメータ)とする。なお、表示画像の分割数は6〜200程度とすることが望ましい。この方法は、表示画像全体の雰囲気を損なうことなく、明るさを制御することができる方法である。
なお、前記(a)〜(c)の方法では、制御信号(画像パラメータ)の抽出・決定を、通常は表示領域全体に対して行うが、他に例えば、表示領域の中央部分など、特定の部分だけに前記方法を適用することもできる。その場合に、視聴者が注目している部分から明るさを決定するような制御が、可能となる。
次に、DSP(2)83において、前記の方法で抽出され決定された制御信号に基づき、調光素子ドライバ84を制御するための調光制御パラメータを決定し、この調光制御パラメータに基づいて調光素子ドライバ84を制御する。この方法にあっても、例えば次の2通りが考えられる。
(a)出力された制御信号(画像パラメータ)に対して、調光素子26による単位時間(例えば1/30秒)あたりの明るさ変化が既定値を超えないように調光制御パラメータを決定し、制御する方法。
この場合は、予め用意されたLUT(ルック・アップ・テーブル)に制御信号(画像パラメータ)を照らし合わせることで調光制御パラメータを決定し、明るさに応じた素子制御を行う。調光素子26を比較的低速で動作させれば、細かい時間の変化に素子が追従しないため、短い周期での明暗の変化を避けることができる。
この場合は、予め用意されたLUT(ルック・アップ・テーブル)に制御信号(画像パラメータ)を照らし合わせることで調光制御パラメータを決定し、明るさに応じた素子制御を行う。調光素子26を比較的低速で動作させれば、細かい時間の変化に素子が追従しないため、短い周期での明暗の変化を避けることができる。
(b)出力された制御信号(画像パラメータ)にLPF(ローパスフィルター)をかけ、得られた出力を調光制御パラメータとし、制御する方法。
例えば、LPFによって1〜30秒以下の制御信号(画像パラメータ)の変化分をカットし、その出力を調光制御パラメータとして、これにより制御する。この方法によれば、細かい時間の変化分はカットされるため、前記のような短い周期での明暗の変化を避けることができる。
例えば、LPFによって1〜30秒以下の制御信号(画像パラメータ)の変化分をカットし、その出力を調光制御パラメータとして、これにより制御する。この方法によれば、細かい時間の変化分はカットされるため、前記のような短い周期での明暗の変化を避けることができる。
このようにして、例えば階調数190が制御信号(画像パラメータ)に決定された場合、最大明るさ(階調数255)の光量を100%とすると、190/255=75%の光量が得られるように調光制御パラメータを決定し、これによって調光素子26を駆動する。調光素子26を、例えば遮光板によって形成した場合、透過率が75%(遮光率が25%)となるように遮光板を回動させる。同様に、階調数230が制御信号(画像パラメータ)である場合、230/255=90%の光量が得られるように調光素子26を駆動する(回動させる)。
一方、DSP(3)86では、前述したようにDSP(1)82で抽出され決定された制御信号(画像パラメータ)に基づいて伸張制御パラメータを決定し、この伸張制御パラメータに基づいて前記画像信号を適当な階調範囲、例えば0〜255の階調範囲に伸張処理する(第3ステップ)。
ここで、本発明においてDSP(3)86(伸張処理手段)は、同一画面内において入力階調に応じて異なる伸張処理を行うものとなっている。すなわち、本発明におけるDSP(3)86(伸張処理手段)は、例えば同一画面内において異なる二つの伸張処理を行い、出力階調のうちの階調数の低い方を選択することで、入力階調に応じて異なる伸張処理を行うようになっている。
ここで、本発明においてDSP(3)86(伸張処理手段)は、同一画面内において入力階調に応じて異なる伸張処理を行うものとなっている。すなわち、本発明におけるDSP(3)86(伸張処理手段)は、例えば同一画面内において異なる二つの伸張処理を行い、出力階調のうちの階調数の低い方を選択することで、入力階調に応じて異なる伸張処理を行うようになっている。
[伸張処理の第1の例]
図6は、DSP(3)86(伸張処理手段)による伸張処理の第1の例を説明するためのブロック図であり、図7はこの第1の例の伸張処理を説明するためのグラフである。
図6に示すように、この第1の例では、従来と同様に、入力された画像信号における入力階調に対し、単純に伸張係数を乗算することで、最大階調を255とする出力階調を算出する第1処理部31を有している。すなわち、この第1処理部31は、図7中実線Aで示すように、横軸に示す入力階調(x)に対して伸張係数(図7中の実線Aの傾きとして表される)C1を乗算することにより、例えば入力階調での最大階調(max1)が縦軸に示す出力階調(y)での最大階調(255)となるように設定されている。
図6は、DSP(3)86(伸張処理手段)による伸張処理の第1の例を説明するためのブロック図であり、図7はこの第1の例の伸張処理を説明するためのグラフである。
図6に示すように、この第1の例では、従来と同様に、入力された画像信号における入力階調に対し、単純に伸張係数を乗算することで、最大階調を255とする出力階調を算出する第1処理部31を有している。すなわち、この第1処理部31は、図7中実線Aで示すように、横軸に示す入力階調(x)に対して伸張係数(図7中の実線Aの傾きとして表される)C1を乗算することにより、例えば入力階調での最大階調(max1)が縦軸に示す出力階調(y)での最大階調(255)となるように設定されている。
ここで、この第1処理部31では、制御信号(画像パラメータ)に基づいて伸張制御パラメータとなる伸張係数を決定し、前述したようにこの得られた伸張係数を入力階調に対して乗算することで、出力階調を算出するようになっている。すなわち、図7中の実線Aの傾きとして表される前記伸張係数C1を、制御信号(画像パラメータ)に基づいて決定するようになっているのである。ただし、この第1の例では、第1処理部31による伸張処理を、予め設定された時定数を持つ制御信号に基づいて行うようになっている。つまり、時定数で設定された所定時間前の制御信号を用いることで、この伸張処理を画像信号の切り替わりとは一致させずに比較的低速度で行わせ、これによって表示画像のちらつきを防止するようにしている。
制御信号(画像パラメータ)に基づく伸張係数C1の決定方法としては、例えば、以下の式によって求めることができる。
C1=255/max1
ただし、前記式中においてmax1は、時定数で設定された所定時間前の制御信号における最大値(入力階調での最大階調)とする。
また、このような式による算出とは別に、例えば、図8に示すようなLUT(ルック・アップ・テーブル)を予め用意しておき、前記の時定数に基づく制御信号から伸張係数C1を求めるようにしてもよい。
なお、このような第1処理部31は、後述するように、特に入力階調のうちの低階調側に対して、実際に伸張処理をなすようになっている。
C1=255/max1
ただし、前記式中においてmax1は、時定数で設定された所定時間前の制御信号における最大値(入力階調での最大階調)とする。
また、このような式による算出とは別に、例えば、図8に示すようなLUT(ルック・アップ・テーブル)を予め用意しておき、前記の時定数に基づく制御信号から伸張係数C1を求めるようにしてもよい。
なお、このような第1処理部31は、後述するように、特に入力階調のうちの低階調側に対して、実際に伸張処理をなすようになっている。
また、図6に示すように、この第1の例では、入力された画像信号における入力階調に対し、伸張係数を乗算するとともに、加算処理を組み合わせることにより、最大階調を255とする出力階調を算出する第2処理部32を有している。この第2処理部32は、特に入力階調のうちの高階調側に対して、実際に伸張処理をなすものである。すなわち、この第2処理部32は、図7中破線Bで示すように、入力階調(x)に対して伸張係数(図7中の破線Bの傾きとして表される)C2を乗算するとともに、得られた積に対して予め設定した定数a(図7中のy切片として表される)を加算する。
ここで、この第2処理部32でも、第1処理部31と同様、制御信号(画像パラメータ)に基づいて伸張制御パラメータとなる伸張係数と定数(y切片)とを決定し、前述したようにこの得られた伸張係数を入力階調に対して乗算し、さらに定数を加算することで、出力階調を算出するようになっている。すなわち、図7中の破線Bの傾きとして表される前記伸張係数C2、及びこの破線Bのy切片aを、制御信号(画像パラメータ)に基づいて決定するようになっているのである。なお、この第1の例では、第2処理部32による伸張処理についても、第1処理部31における時定数と同じ時定数を持つ制御信号に基づき、行うようになっている。つまり、時定数で設定された所定時間前の制御信号を用いることで、この伸張処理を画像信号の切り替わりとは一致させずに比較的低速度で行わせ、これによって階調全般にわたって表示画像のちらつきを防止するようにしている。
制御信号(画像パラメータ)に基づく伸張係数C2及びy切片aの決定方法としては、特に図8に示したようなLUT(ルック・アップ・テーブル)を予め用意しておき、前記の時定数に基づく制御信号から伸張係数C2及びy切片aを求めることができる。また、LUTによる方法とは別に、予め設定した式によって算出するようにしてもよい。
なお、この第2処理部32での伸張係数C2は、前記第1処理部31での伸張係数C1より小さい値が与えられるようになっている。
なお、この第2処理部32での伸張係数C2は、前記第1処理部31での伸張係数C1より小さい値が与えられるようになっている。
このように、第1処理部31と第2処理部32とでそれぞれ伸張処理を行ったら、すなわち、画像信号の入力階調に対し、図7中の実線Aで示す伸張処理と破線Bで示す伸張処理とをそれぞれ行ったら、図6に示すようにそれぞれ伸張処理後に得られた出力階調を演算部33に入力する。そして、この演算部33にて、入力された出力階調のうちの階調数の低い方を選択し、伸張処理後の画像信号とする。つまり、図7に示した例では、第1処理部31に対応する実線Aと第2処理部32に対応する破線Bとの交点(x0)より低階調側では、実線A(A0)に基づく伸張処理が採用され、高階調側では、破線B(B0)に基づく伸張処理が採用されるようになっている。
その後、この伸張処理後の画像信号は、前述したようにDAコンバータ87により再びアナログ信号に変換された後、パネルドライバ88に入力され、さらにこのパネルドライバ88からRパネル51(赤色光用液晶ライトバルブ522)、Gパネル52(緑色光用液晶ライトバルブ523)、Bパネル53(青色光用液晶ライトバルブ524)のそれぞれに供給される。
その後、この伸張処理後の画像信号は、前述したようにDAコンバータ87により再びアナログ信号に変換された後、パネルドライバ88に入力され、さらにこのパネルドライバ88からRパネル51(赤色光用液晶ライトバルブ522)、Gパネル52(緑色光用液晶ライトバルブ523)、Bパネル53(青色光用液晶ライトバルブ524)のそれぞれに供給される。
次に、表示画像のシーンが暗いシーンから明るいシーンに切り替わった場合におけるDSP(3)86の動作、すなわち前記第1の例の伸張処理の作用について説明する。なお、以下の説明において、DSP(3)86は、入力された画像信号の階調数を最大階調範囲(0〜255)にまで伸張するものとして説明する。
DSP(3)86における第1処理部31は、基本的に従来と同様の伸張処理をなすものであり、画像信号を調光素子26の動作と同期させて徐々に伸張する。このため、例えば図3に示した画像信号から図9に示すような画像信号に変わった場合、従来のごとくDSP(3)86が第1処理部31からのみ構成されていると、高階調側に白とび(階調潰れ)が生じてしまう。すなわち、DSP(3)86(第1処理部31)は、図3のヒストグラムにおいて示したような明るさを有する画像信号の階調数を150から255に伸張処理しているため、この状態で、図9のヒストグラムにおいて示したような明るさを有する画像信号が入力されると、このうち150を越える階調数が255を越えてるように伸張処理されてしまうため、図10に示すように階調潰れによる白とびが生じてしまう。DSP(3)86(第1処理部31)は、設定された時定数に基づき、徐々に図9に示す画像信号の階調数0〜200を図11に示すように最大階調範囲0〜255(目標階調)まで伸張する。したがって、DSP(3)86(第1処理部31)に入力された画像信号が目標階調まで伸張する間、表示画像に白とびが生じてしまうのである。
DSP(3)86における第1処理部31は、基本的に従来と同様の伸張処理をなすものであり、画像信号を調光素子26の動作と同期させて徐々に伸張する。このため、例えば図3に示した画像信号から図9に示すような画像信号に変わった場合、従来のごとくDSP(3)86が第1処理部31からのみ構成されていると、高階調側に白とび(階調潰れ)が生じてしまう。すなわち、DSP(3)86(第1処理部31)は、図3のヒストグラムにおいて示したような明るさを有する画像信号の階調数を150から255に伸張処理しているため、この状態で、図9のヒストグラムにおいて示したような明るさを有する画像信号が入力されると、このうち150を越える階調数が255を越えてるように伸張処理されてしまうため、図10に示すように階調潰れによる白とびが生じてしまう。DSP(3)86(第1処理部31)は、設定された時定数に基づき、徐々に図9に示す画像信号の階調数0〜200を図11に示すように最大階調範囲0〜255(目標階調)まで伸張する。したがって、DSP(3)86(第1処理部31)に入力された画像信号が目標階調まで伸張する間、表示画像に白とびが生じてしまうのである。
しかし、本実施形態に係る第1の例の伸張処理では、DSP(3)86における第2処理部32が第1処理部31と並行して伸張処理を行い、それぞれに得られた出力階調のうち、階調数の低い方が演算部33によって正規な出力階調として決定され、伸張処理後の画像信号として採用される。
例えば、新たに入力した画像信号の階調数の最大階調(maxh)が、図7に示すように第1処理部31に対応する実線Aの入力側最大階調(max1)より大きく、第2処理部32に対応する破線Bの入力側最大階調(max2)より小さい場合に、第1処理部31の処理だけでは、前述したように入力階調側における、max1からmaxhの範囲の信号が階調潰れによる白とびとなってしまう。
例えば、新たに入力した画像信号の階調数の最大階調(maxh)が、図7に示すように第1処理部31に対応する実線Aの入力側最大階調(max1)より大きく、第2処理部32に対応する破線Bの入力側最大階調(max2)より小さい場合に、第1処理部31の処理だけでは、前述したように入力階調側における、max1からmaxhの範囲の信号が階調潰れによる白とびとなってしまう。
しかし、この第1の例では、実線Aと破線Bとの交点(x0)より低階調側では前述したように実線A(A0)に基づく伸張処理が採用され、高階調側では破線B(B0)に基づく伸張処理が採用されるようになっているため、max1からmaxhの範囲に対する出力階調は255以下の階調数となる。したがって、入力階調の全階調に亘って階調潰れを起こすことなく、しかも連続した状態に伸張処理を行うことができる。すなわち、正規な伸張処理として採用される実線A0と破線B0とが低階調側から高階調側にかけて交点(x0)を経て連続しているため、得られる表示画像には階調度が不自然に飛んでしまうようなことがなく、連続した自然な階調度として視認されるのである。
したがって、本例の画像表示装置及び画像表示方法にあっては、同一画面内において入力階調に応じて異なる伸張処理を行うので、例えば表示画像が暗い状態から明るい状態となった場合に、特に入力階調が高い側で弱い伸張処理(伸張係数が小さい伸張処理)を行い、得られた出力階調を採用して表示画像を調整することにより、階調潰れによる白とびを防止することができる。よって、本例の画像表示装置及び画像表示方法にあっては、例えばこれを適用したプロジェクタに対し、全体として表示画像の印象を変えることなく、白とびを防止することができる。
[伸張処理の第2の例]
次に、DSP(3)86(伸張処理手段)による伸張処理の第2の例を説明する。
図12は、DSP(3)86(伸張処理手段)による伸張処理の第2の例を説明するためのブロック図であり、図13はこの第2の例の伸張処理を説明するためのグラフである。
図12に示すようにこの第2の例においても、DSP(3)86(伸張処理手段)は、第1処理部36と第2処理部37と演算部38とを備えて構成されている。この図12に示した第2の例のDSP(3)86が図6に示した第1の例のDSP(3)86と異なるところは、特に第2処理部37における伸張処理にある。
次に、DSP(3)86(伸張処理手段)による伸張処理の第2の例を説明する。
図12は、DSP(3)86(伸張処理手段)による伸張処理の第2の例を説明するためのブロック図であり、図13はこの第2の例の伸張処理を説明するためのグラフである。
図12に示すようにこの第2の例においても、DSP(3)86(伸張処理手段)は、第1処理部36と第2処理部37と演算部38とを備えて構成されている。この図12に示した第2の例のDSP(3)86が図6に示した第1の例のDSP(3)86と異なるところは、特に第2処理部37における伸張処理にある。
すなわち、この第2の例における第1処理部36は、第1の例における第1処理部31と同様、入力された画像信号における入力階調に対し、単純に伸張係数を乗算することで、最大階調を255とする出力階調を算出するものとなっている。つまり、図13中実線Aで示すように、横軸に示す入力階調(x)に対して伸張係数(図13中の実線Aの傾きとして表される)C1を乗算することにより、例えば入力階調での最大階調(max1)が縦軸に示す出力階調(y)での最大階調(255)となるように設定されている。
なお、この第1処理部36による伸張処理も、予め設定された時定数を持つ制御信号に基づいて行うようになっているのは、前記の第1の例の場合と同様である。
なお、この第1処理部36による伸張処理も、予め設定された時定数を持つ制御信号に基づいて行うようになっているのは、前記の第1の例の場合と同様である。
これに対して、この第2の例における第2処理部37は、時定数がゼロとして設定されている。この第2処理部37は、第1の例の場合と同様、特に入力階調のうちの高階調側に対して、実際に伸張処理をなすものであり、図13中の破線Bで示すように、入力階調(x)に対して伸張係数(図13中の破線Bの傾きとして表される)C2を乗算するとともに、得られた積に対して予め設定した定数a(図13中のy切片として表される)を加算する。
ここで、この第2処理部37は、第1処理部36と同様、制御信号(画像パラメータ)に基づいて伸張制御パラメータとなる伸張係数を決定し、前述したようにこの得られた伸張係数を入力階調に対して乗算し、さらに定数を加算することで、出力階調を算出するようになっている。すなわち、図13中の破線Bの傾きとして表される前記伸張係数C2を、制御信号(画像パラメータ)に基づいて決定するようになっているのである。ただし、この第2の例では、前述したようにこの第2処理部37による伸張処理については、第1処理部31とは異なり、時定数がゼロとして設定されている。
つまり、本例の第2の処理部37では、今現在(時定数がゼロ)の制御信号(画像パラメータ)の最大値(maxh)が、伸張処理後の出力階調(画像信号)の最大値(255)となるよう、その伸張処理を行う。その結果、例えば表示画像が暗い状態から急に明るい状態となった場合にも、この第2の処理部37により、明るさの急変に良好に追従して伸張処理を行うことができるようになる。
制御信号(画像パラメータ)に基づく伸張係数C2の決定方法としては、第1の例と同様、図8に示したようなLUT(ルック・アップ・テーブル)を予め用意しておき、前記の時定数ゼロでの制御信号(画像パラメータ)の最大値(maxh)から、伸張係数C2を求めることができる。
また、y切片aについては、例えば最大階調(255)から今現在(時定数がゼロ)の制御信号(画像パラメータ)の最大値(maxh)を引いた値(255−maxh)が用いられる。
なお、伸張係数C2については、LUTによる方法とは別に、予め設定した式によって算出するようにしてもよく、また、y切片aについては、LUTによる方法を採用するようにしてもよい。
また、y切片aについては、例えば最大階調(255)から今現在(時定数がゼロ)の制御信号(画像パラメータ)の最大値(maxh)を引いた値(255−maxh)が用いられる。
なお、伸張係数C2については、LUTによる方法とは別に、予め設定した式によって算出するようにしてもよく、また、y切片aについては、LUTによる方法を採用するようにしてもよい。
このように、第1処理部36と第2処理部37とでそれぞれ伸張処理を行ったら、すなわち、画像信号の入力階調に対し、図13中の実線Aで示す伸張処理と破線Bで示す伸張処理とをそれぞれ行ったら、図12に示すようにそれぞれ伸張処理後に得られた出力階調を演算部38に入力する。そして、この演算部38にて、前記第1の例と同様、入力された出力階調のうちの階調数の低い方を選択し、伸張処理後の画像信号とする。つまり、図13に示した例では、第1処理部36に対応する実線Aと第2処理部37に対応する破線Bとの交点(x0)より低階調側では、実線A(A0)に基づく伸張処理が採用され、高階調側では、破線B(B0)に基づく伸張処理が採用されるようになっている。
その後、この伸張処理後の画像信号は、前述したようにDAコンバータ87により再びアナログ信号に変換された後、パネルドライバ88に入力され、さらにこのパネルドライバ88から赤色光用液晶ライトバルブ522、緑色光用液晶ライトバルブ523、青色光用液晶ライトバルブ524のそれぞれに供給される。
次に、表示画像のシーンが暗いシーンから明るいシーンに切り替わった場合におけるDSP(3)86の動作、すなわち前記第2の例の伸張処理の作用について説明する。なお、以下の説明において、DSP(3)86は、入力された画像信号の階調数を最大階調範囲(0〜255)にまで伸張するものとして説明する。
DSP(3)86における第1処理部36は、基本的に従来と同様の伸張処理をなすものであり、画像信号を調光素子26の動作と同期させて徐々に伸張する。このため、例えば図3に示した画像信号から図9に示すような画像信号に変わった場合、従来のごとくDSP(3)86が第1処理部36からのみ構成されていると、前述したように高階調側に白とび(階調潰れ)が生じてしまう。
DSP(3)86における第1処理部36は、基本的に従来と同様の伸張処理をなすものであり、画像信号を調光素子26の動作と同期させて徐々に伸張する。このため、例えば図3に示した画像信号から図9に示すような画像信号に変わった場合、従来のごとくDSP(3)86が第1処理部36からのみ構成されていると、前述したように高階調側に白とび(階調潰れ)が生じてしまう。
しかし、本実施形態に係る第2の例の伸張処理では、DSP(3)86における第2処理部37が第1処理部36と並行して伸張処理を行い、それぞれに得られた出力階調のうち、階調数の低い方が演算部38によって正規な出力階調として認識され、伸張処理後の画像信号として採用される。
すなわち、新たに入力した画像信号の階調数の最大階調(maxh)が、図13に示すように第1処理部36に対応する実線Aの最大階調(max1)より大きい場合に、この第1処理部31の処理だけでは、前述したように入力階調側における、max1からmaxhの範囲の信号が階調潰れによる白とびとなってしまう。
すなわち、新たに入力した画像信号の階調数の最大階調(maxh)が、図13に示すように第1処理部36に対応する実線Aの最大階調(max1)より大きい場合に、この第1処理部31の処理だけでは、前述したように入力階調側における、max1からmaxhの範囲の信号が階調潰れによる白とびとなってしまう。
しかし、この第2の例でも、実線Aと破線Bとの交点(x0)より低階調側では前述したように実線A(A0)に基づく伸張処理が採用されるものの、高階調側では破線B(B0)に基づく伸張処理が採用されるようになっているため、max1からmaxhの範囲に対する出力階調は255以下の階調数となる。したがって、入力階調の全階調に亘って階調潰れを起こすことなく、しかも連続した状態に伸張処理を行うことができる。すなわち、正規な伸張処理として採用される実線A0と破線B0とが低階調側から高階調側にかけて交点(x0)を経て連続しているため、得られる表示画像には階調度が不自然に飛んでしまうようなことがなく、連続した自然な階調度として視認されるのである。
したがって、本例の画像表示装置及び画像表示方法にあっても、同一画面内において入力階調に応じて異なる伸張処理を行うので、例えば表示画像が暗い状態から明るい状態となった場合に、特に入力階調が高い側で弱い伸張処理(伸張係数が小さい伸張処理)を行い、得られた出力階調を採用して表示画像を調整することにより、階調潰れによる白とびを防止することができる。よって、本例の画像表示装置及び画像表示方法にあっては、例えばこれを適用したプロジェクタに対し、全体として表示画像の印象を変えることなく、白とびを防止することができる。
また、特に第2の処理部37を、今現在(時定数がゼロ)の制御信号(画像パラメータ)の最大値(maxh)が、伸張処理後の出力階調(画像信号)の最大値(255)となるよう、その伸張処理を行うようにしているので、例えば表示画像が暗い状態から急に明るい状態となった場合にも、この第2の処理部37により、明るさの急変に良好に追従して伸張処理を行うことができ、したがって画像信号に対してより忠実な明るさの表示画像を得ることができる。
以上、本発明の画像表示装置及び画像表示方法の好適な実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されないことは言うまでもない。前述した実施形態で示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の要旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、前記の伸張処理の第1の例では、異なる伸張処理として二つの伸張処理を行うようにしたが、本発明はこれに限定されることなく、三つあるいはそれ以上の伸張処理を行うようにしてもよい。その場合に、例えば図7に示したような各伸張処理によってグラフ上で合成される伸張処理の線として、低階調側で傾きが小さく、中階調部で傾きが大きく、高階調側で再度傾きが小さくなるような、S字カーブ状となるように伸張係数を決定するのが好ましい。
また、前記の伸張処理の第2の例では、第2処理部37は、時定数がゼロとして設定されたが、第1処理部36の時定数より小さくゼロより大きい値を時定数として設定することもできる。その結果、例えば表示画像が暗い状態から急に明るい状態となった場合にも、この第2の処理部37により、明るさの急変に良好に追従して伸張処理を行うとともに、階調全般にわたって表示画像のちらつきを防止することができる。
また、前記実施形態では、調光手段として調光素子26を用いたものを例示した。この調光素子26は例えば、機械式のシャッター及び液晶シャッターなどが考えられる。
また、本発明の技術範囲はこのような調光手段に限定されず、例えば高圧水銀ランプやLED(発光ダイオード)などの光源の出力強度を直接的に変化させる調光手段を用いたプロジェクタに対して本発明を適用することも可能である。
また、本発明の技術範囲はこのような調光手段に限定されず、例えば高圧水銀ランプやLED(発光ダイオード)などの光源の出力強度を直接的に変化させる調光手段を用いたプロジェクタに対して本発明を適用することも可能である。
また、前記実施形態では、プロジェクタとして透過型の液晶装置を光変調手段として用いたものを例示したが、例えばLCOS等の反射型のプロジェクタ、あるいは、MEMS技術に基づくミラー方式の空間光変調器を用いたプロジェクタに対して本発明を適用することもできる。
26…調光素子、31、36…第1処理部、32、37…第2処理部、
33、38…演算部、82…DSP(1)(画像パラメータ抽出手段)、
83…DSP(2)(調光制御手段)、
86…DSP(3)(伸張処理手段)、510……光源
33、38…演算部、82…DSP(1)(画像パラメータ抽出手段)、
83…DSP(2)(調光制御手段)、
86…DSP(3)(伸張処理手段)、510……光源
Claims (7)
- 照明光の調光処理と画像信号の階調数の伸張処理とによって表示画像が調整される画像表示装置であって、
前記表示画像の明るさを特徴付ける画像パラメータを画像信号から単位時間毎に抽出する画像パラメータ抽出手段と、
前記画像パラメータ抽出手段で抽出された画像パラメータに基づいて前記調光処理に係る調光制御パラメータを決定し、該調光制御パラメータに基づいて前記調光処理を行わせる調光制御手段と、
前記画像パラメータ抽出手段で抽出された画像パラメータに基づいて前記伸張処理に係る伸張制御パラメータを決定し、該伸張制御パラメータに基づいて前記伸張処理を行う伸張処理手段とを備えてなり、
前記伸張処理手段は、同一画面内において入力階調に応じて異なる伸張処理を行うことを特徴とする画像表示装置。 - 前記伸張処理は、乗算処理または乗算処理と加算処理との組み合わせによってなされることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
- 前記伸張処理は、ルック・アップ・テーブルに基づいてなされることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
- 前記伸張処理手段は、低階調側で伸張係数が大きく、高階調側で伸張係数が小さくなっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像表示装置。
- 前記の異なる伸張処理が、同じ時定数で制御されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像表示装置。
- 前記の異なる伸張処理のうちの少なくとも一つの伸張処理が、他より小さい時定数で制御されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像表示装置。
- 照明光の調光処理と画像信号の階調数の伸張処理とによって表示画像が調整される画像表示方法であって、
前記表示画像の明るさを特徴付ける画像パラメータを画像信号から単位時間毎に抽出する第1ステップと、
前記第1ステップで抽出された画像パラメータに基づいて前記調光処理に係る調光制御パラメータを決定し、該調光制御パラメータに基づいて前記調光処理を行わせる第2ステップと、
前記第1ステップで抽出された画像パラメータに基づいて前記伸張処理に係る伸張制御パラメータを決定し、該伸張制御パラメータに基づいて前記伸張処理を行う第3ステップとを備えてなり、
前記第3ステップは、同一画面内において入力階調に応じて異なる伸張処理を行うことを特徴とする画像表示方法。
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2004
- 2004-03-09 JP JP2004065695A patent/JP2005257760A/ja not_active Withdrawn
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