JP2005252992A - 伝送方法、伝送システム、受信装置及び送信装置 - Google Patents

伝送方法、伝送システム、受信装置及び送信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005252992A
JP2005252992A JP2004064300A JP2004064300A JP2005252992A JP 2005252992 A JP2005252992 A JP 2005252992A JP 2004064300 A JP2004064300 A JP 2004064300A JP 2004064300 A JP2004064300 A JP 2004064300A JP 2005252992 A JP2005252992 A JP 2005252992A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
amplitude
transmission
signal
predetermined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004064300A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomotoshi Ishikawa
智敏 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2004064300A priority Critical patent/JP2005252992A/ja
Publication of JP2005252992A publication Critical patent/JP2005252992A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bidirectional Digital Transmission (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

【課題】 既存のデジタルデータの伝送路を使用して、その伝送路でのデジタルデータの方向とは逆方向に、何らかのデータを伝送できるようにする。
【解決手段】 第1の機器1から第2の機器2に、所定の伝送路を介して、所定の方式で第1のデータを伝送するようにした場合に、第2の機器2に得られた第2のデータで、所定の方式で伝送される信号成分の少ない周波数帯域の信号よりなる第1のキャリア信号を変調し、その変調された第1のキャリア信号に基づいて、前記所定の方式で許容される入力インピーダンスの変化範囲内で伝送路上の振幅を変化させ、第1の機器1で、振幅の変化を検出して、第2のデータを受信するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば送信装置と受信装置を所定のフォーマットのデジタル信号伝送路で接続した場合に適用して好適な、伝送方法及び伝送システム、並びにこのシステムを構成する受信装置及び送信装置に関し、特に、送信装置と受信装置に伝送されるメインのデータとは別に、付加的なデータを受信装置から送信装置などに伝送する技術に関する。
従来、例えば比較的近距離でデジタルデータを伝送するための規格としては、例えばIEC958規格で規定されたデジタルオーディオインターフェースがある(非特許文献1参照)。このようなIEC958規格では、伝送される信号は、極端に低域成分や直流成分が少なくなるような変調を行なって伝送するようにしてあり、また、受信側の入力インピーダンスの許容誤差範囲が+−25%と比較的大きく設定されている。
日本電子機械工業会、EIAJ CP−1201
上述したIEC958規格などに適合した伝送ケーブルで、送信側の機器と受信側の機器の2台の機器を接続することで、その2台の機器の間でデジタルオーディオデータなどの伝送が可能である。ところが、このような規格では、一方から他方への伝送だけを行なうようにしてあり、双方向でデータ伝送を行なうようにするためには、一方から他方に伝送するためのケーブルと、他方から一方に伝送するためのケーブルの2本のケーブルで接続する必要があり、接続構成が複雑化する問題がある。双方向でデータ伝送を行なうためのデジタルシリアルバス規格(例えばIEEE1394規格など)も存在するが、このような双方向伝送を行なう規格は、いずれの方向でも比較的高いレートで伝送を行なうためのものであり、インターフェースとして複雑で高価な回路を必要とする。
一方から他方に伝送するオーディオデータなどのメインのデジタルデータについては、比較的高いレートで多くの情報を伝送する必要があっても、逆方向(他方から一方)に伝送するデータについては、例えば、機器を遠隔制御するデータなどの比較的簡単なコードだけを伝送するような場合がある。そのような場合に、上述した双方向のデータ伝送が可能な規格のバスラインで接続するのは、コスト的に得策ではない。上述したIEC958規格で伝送を行なうためのケーブルで、2台の機器を接続した上で、デジタルオーディオデータの伝送方向とは逆方向にデータが伝送できれば、比較的安価に双方向伝送可能なシステムが組めるメリットがあるが、従来そのようなことは不可能であった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、既存のデジタルデータの伝送路を使用して、その伝送路でのデジタルデータの方向とは逆方向に、何らかのデータを伝送できるようにすることを目的とする。
本発明は、第1の機器から第2の機器に、所定の伝送路を介して、所定の方式で第1のデータを伝送するようにした場合に、第2の機器に得られた第2のデータで、所定の方式で伝送される信号成分の少ない周波数帯域の信号よりなる第1のキャリア信号を変調し、その変調された第1のキャリア信号に基づいて、前記所定の方式で許容される入力インピーダンスの変化範囲内で伝送路上の振幅を変化させ、第1の機器で、振幅の変化を検出して、第2のデータを受信するようにしたものである。
またこの場合に、第1の機器に得られた第3のデータで、所定の方式で伝送される信号成分の少ない周波数帯域の信号よりなる第2のキャリア信号を変調し、その変調されたキャリア信号に基づいて第1の機器から送信する信号の振幅を変化させて、第2の機器で、その振幅の変化を検出して、第3のデータを受信するようにしたものである。
このようにしたことで、第1のデータとは別の第2のデータを、伝送路の振幅変化で第1のデータとは逆方向に伝送できるようになる。さらに、第1のデータと同じ伝送方向で、第3のデータを伝送させるようにしたことで、さらに振幅変化で第2のデータと第3のデータとを双方向伝送できるようになる。
本発明によると、第1のデータとは別の第2のデータを、伝送路の振幅変化で第1のデータとは逆方向に伝送できるようになり、双方向伝送を行なうための既存の複雑なインターフェースを用意しなくても、例えばデジタルオーディオデータの受信側から送信側に対して、各種制御データなどを簡単に伝送できるようになる。
この場合、さらに第1のデータと同じ伝送方向で、第3のデータを伝送させるようにしたことで、さらに振幅変化で第2のデータと第3のデータとを双方向伝送できるようになり、より高度な双方向のデータ伝送が可能になる。
以下、本発明の第1の実施の形態を、図1〜図5を参照して説明する。
図1は、本実施の形態による伝送の概要を示した原理図である。本例においては、送信装置1と受信装置2との間を、IEC958規格に準拠したフォーマットの伝送路(ケーブル)で接続して、デジタルオーディオデータを送信装置1から受信装置2に伝送するように構成した上で、その伝送路を使用して、受信装置2から送信装置1にデータを伝送するようにしたものである。
すなわち、送信装置1内に、デジタルオーディオデータを出力する送信部1aを設け、この送信部1aに抵抗及びコンデンサを介して接続された出力端子1cから伝送路に所定の出力インピーダンスで、IEC958規格に準拠したフォーマットでデジタルオーディオデータを出力させる。受信装置2内では、伝送路が接続された入力端子2aが、コンデンサを介して接続された受信部2bで、このIEC958規格に準拠したフォーマットでデジタルオーディオデータを入力処理する。
この送信装置1から受信装置2への、IEC958規格に準拠したフォーマットでデジタルオーディオデータなどの伝送時には、所定の周波数より低い低周波数成分及び直流成分が極力少なくなるデータ変調を行なって伝送するようにしてあり、また、受信部の入力インピーダンスの許容誤差範囲は+−25%と大きく設定されている。
そして本例においては、受信装置2側に、可変抵抗器などで構成される振幅制御手段としての可変入力インピーダンス設定部2cを設けて、このインピーダンス設定部2cでのインピーダンス設定状態を、受信装置2から送信装置1に送信するデータによって可変設定する。送信装置1では、伝送路のインピーダンスを検出する復調回路部1bを設けて、その復調回路部1bで、受信装置2側のインピーダンス設定部2cで設定された伝送路上の振幅を検出して、受信装置2からのデータを受信するようにしたものである。
なお、ここまでの説明でも判るように、本発明では双方向でデータ伝送を行なうものであるが、以下の説明では、メインのデータ(デジタルオーディオデータ)を送信する側の機器を送信装置と称し、メインのデータを受信する側の機器を受信装置と称する。
以下、受信装置と送信装置の具体的な構成例について説明する。図2は本例の受信装置の構成例を示した図である。受信装置の入力端子2a(図1参照)に得られる信号は、入力整形部21で波形整形し、その波形整形された信号をIEC958規格の入力デバイス22に供給して、この入力デバイス22で受信処理が行われる。そして、受信装置で送信するための構成として、キャリア発生部23を設け、このキャリア発生部23でメインのデータの送信に使用される周波数帯域よりも低域の周波数帯域から選定した周波数のキャリアを発生させる。例えば、ここでは低周波数のキャリアとして、50KHzの正弦波のキャリアを発生させる。
キャリア発生部23で発生したキャリアは、キャリア変調手段であるキャリアオン/オフ部24に供給して、制御端子24aに得られる送信データに基づいてキャリアをオン/オフする変調を行い、変調されたキャリアを送信信号処理部25に供給する。送信信号処理部25としては、バンドパスフィルタ,アンプなどで構成される。この送信信号処理部25で処理されたキャリアを、振幅コントロール部26に供給し、この受信装置の入力端子2aの入力インピーダンスを可変設定させる。振幅コントロール部26としては、例えば可変抵抗器で構成される。ここでのインピーダンスの可変設定範囲としては、例えば、基準となるインピーダンス値(例えば75Ω)に対して±20%の範囲(或いは±25%以下の範囲)で可変させ、IEC958規格での振幅の許容範囲内に納まるようにする。
図3は、本例の送信装置の構成例を示した図である。送信装置の出力端子1c(図1参照)から外部に送信される信号を得るために、オリジナル信号デバイス11を備え、このオリジナル信号デバイス11から出力された送信データを、最終波形整形部12で波形整形して、出力端子1cから出力させる構成としてある。そして、この送信装置で受信するための構成として、バンドパスフィルタ,アンプ,整流,平滑などの受信処理を行なう受信信号処理部13を設けて、受信装置から送信される信号のキャリア信号成分を検出する。検出されたキャリア信号成分は、バンドパスフィルタ,アンプ,整流,平滑などの受信処理を行なう受信信号処理部14に送り、例えば、キャリア信号成分が検出された区間をハイレベル“H”とし、キャリア信号成分が検出されない区間をローレベル“L”とする2値化処理を行い、その2値信号をデコーダ15に供給して、デコーダ15でデータの判定を行なう。
なお、このような構成で受信装置から送信装置にデータ伝送を行なう場合には、例えば信号振幅を変化させるのに、振幅を強制的に小さくすることにより(ダイオードクリップ,逆相信号での打ち消し等)、振幅を変化させてもよい。また、送信装置から受信装置に伝送されるオリジナル信号であるデジタルオーディオデータについては、送信側でエラー訂正符号を付加して、受信側でエラー訂正処理を行なうことが一般的に行なわれているが、受信装置から送信装置に伝送するデータについても、同様のエラー訂正処理を行なうようにしても良い。
次に、このような構成でデータ伝送が行なわれる状態を、図4の波形図を参照して説明する。まず、受信装置側で送信させる付加データDとして、図4(a)に示すようなハイレベル“H”とローレベル“L”の間で変化する2値信号Dであるとする。この2値信号Dを使用して、キャリアを変調して、図4(b)に示すキャリア変調信号Aを得る。この例では、データDのハイレベル“H”の区間でキャリアをオンさせ、データDのローレベル“L”の区間でキャリアをオフとしてある。
この図4(b)に示すキャリア変調信号Aで、インピーダンス調整を行なうことで、図4(c)に示すように、伝送路のインピーダンス値Bが基準値から上下するようになる。ここでは、インピーダンス値として75Ωを基準値として、それよりも高くする場合で約20%高い90Ω、低くする場合で約20%高い60Ωとする。
図4(c)に示すようにインピーダンスBを設定することで、伝送路での伝送信号Cについては、図4(d)に示す状態となる。この伝送信号は、一部を拡大して示すように、送信装置からのメインのデータの伝送が、比較的高いクロックレートで伝送される。この伝送信号Cは、例えばピーク・トウ・ピークの振幅値が0.5Vで伝送される信号であり、図4(b)に示すキャリア変調信号Aのキャリアに対応して、振幅が±約20%の範囲で変動した信号となっている。
この図4(d)に示すように振幅が変化しても、メインの伝送データについては、規格で決められた範囲内での振幅変動であるので、受信装置側で正しくデータを受信することができる。そして、送信装置側で、その振幅変動を検出することで、付加データDを受信することができる。図2及び図3の各部に示したA,B,C,Dは、図4に示したデータD、キャリアA、インピーダンスB、伝送信号Cが現れる部分を示したものである。
このようにしてメインのデータが伝送される方向とは反対方向に付加データを伝送することができることで、1つの伝送路を使用して双方向でデータ伝送が可能になる。この場合、付加データの伝送については、伝送できるデータ量がメインのデータに比べて制限されることになるが、双方向伝送が可能なバスラインなどで接続する場合に比べて、簡単な構成で送信側と受信側を構成することができ、簡単に双方向伝送が可能なシステムが構築できる。
図5は、本例の伝送処理を適用したシステム構成例を示した図である。この例では、オーディオ再生システムとしてあり、アンプ装置101を有する。このアンプ装置101は、リモートコントロール装置102からの赤外線信号によるリモートコントロール信号で遠隔制御が可能である。アンプ装置101には、オーディオ信号源として、CD(コンパクトディスク)プレーヤ103とDVDプレーヤ104とを、ケーブル111及び112で接続してある。ケーブル111及び112は、デジタルオーディオデータをアンプ装置101側に伝送する規格のケーブルである。そして、アンプ装置101には、例えば2台のスピーカ105,106が接続してあり、オーディオ信号源103又は104から供給されるオーディオデータを処理して、スピーカ105,106から放音させることができる。
ここで、リモートコントロール装置102では、アンプ装置101の動作を制御するコードだけでなく、CDプレーヤ103の再生操作を行なうコードや、DVDプレーヤ104での操作を行なうコードなども送信できるようにする。これらのコードについては、全てアンプ装置101のリモートコントロール信号受信部で受信するようにし、アンプ装置101内の制御部が、CDプレーヤの再生操作用コードやチューナの選局操作用コードの受信を検出した場合に、これらのコードを、上述した振幅による付加データ伝送処理で、アンプ装置101から、ケーブル111又は112を介してCDプレーヤ103又はDVDプレーヤ104に伝送する。
このように構成したことで、アンプ装置101とオーディオ信号源103,104との間では、オーディオ信号源103,104側からアンプ装置101側にオーディオデータを伝送するように、既存の規格のケーブルで接続するだけで、そのケーブルを使って制御コードなどを逆方向に伝送できるようになる。したがって、制御コードをアンプ装置側から伝送するために別のケーブルなどで接続する必要がなくなり、この種のオーディオ再生システムの接続構成が非常に簡単になる。
次に、本発明の第2の実施の形態を、図6及び図7を参照して説明する。本実施の形態では、送信装置から受信装置にメインのデータ(デジタルオーディオデータなど)を伝送し、第1の実施の形態で説明したように、付加データを伝送路の振幅変調で受信装置から送信装置に伝送するようにした場合に、さらに、別の付加データを伝送路の振幅変調で送信装置から受信装置に伝送するようにしたものである。図6及び図7において、第1の実施の形態で説明した図2及び図3に対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
図6は、本例の受信装置の構成例を示した図である。受信装置の入力端子2a(図1参照)に得られる信号は、入力整形部21で波形整形し、その波形整形された信号をIEC958規格の入力デバイス22に供給して、この入力デバイス22で受信処理が行われる。そして、受信装置で送信するための構成として、キャリア発生部23と、キャリアオン/オフ部24と、送信信号処理部25と、振幅コントロール部26とを備えて、キャリアオン/オフ部24で制御端子24aに得られる送信データに基づいてキャリアをオン/オフする変調を行って、受信装置の入力端子2aの入力インピーダンスを可変設定させる。
ここまでは、第1の実施の形態で説明した受信装置の構成と同じであるが、さらに本例においては、入力端子2aに得られる信号の振幅を検出するために、バンドパスフィルタ,アンプ,整流,平滑などの受信処理を行なう受信信号処理部27を設けて、送信装置から送信される信号のキャリア信号成分を検出する。検出されたキャリア信号成分は、バンドパスフィルタ,アンプ,整流,平滑などの受信処理を行なう受信信号処理部28に送り、例えば、キャリア信号成分が検出された区間をハイレベル“H”とし、キャリア信号成分が検出されない区間をローレベル“L”とする2値化処理を行い、その2値信号をデコーダ29に供給して、デコーダ29で送信装置から送信された付加データの判定を行なう。
図7は、本例の送信装置の構成例を示した図である。送信装置の出力端子1c(図1参照)から外部に送信される信号を得るために、オリジナル信号デバイス11を備え、このオリジナル信号デバイス11から出力された送信データを、最終波形整形部12で波形整形して、出力端子1cから出力させる構成としてある。そして、この送信装置で付加データを受信するための構成として、バンドパスフィルタ,アンプ,整流,平滑などの受信処理を行なってキャリア信号成分を検出する受信信号処理部13と、そのキャリア信号成分の有無により2値化処理を行なう受信信号処理部14に送り、検出された2値信号をデコーダ15に供給して、付加データの判定を行なう。
ここまでは、第1の実施の形態で説明した受信装置の構成と同じであるが、さらに本例においては、送信装置から付加データを送信するために、キャリア発生部16と、キャリアオン/オフ部17と、送信信号処理部18と、振幅コントロール部19とを備えて、キャリアオン/オフ部18で制御端子に得られる送信データに基づいてキャリアをオン/オフする変調を行って、送信装置の出力端子1cから送信される信号の振幅を可変設定させる。
この第2の実施の形態で付加した回路により、送信装置から受信装置に付加データが伝送される処理については、第1の実施の形態で説明した、受信装置から送信装置に付加データが伝送される処理と全く同じである。
ここで、送信装置側のキャリア発生部16で発生させるキャリアの周波数は、受信装置側のキャリア発生部23で発生させるキャリアの周波数(例えば50KHz)とほとんど干渉しない別の周波数(例えば15KHzなど)に設定することで、受信装置からの付加データの送信と、送信装置からの付加データの送信とを、同時に行なうことが可能になる。或いは、同じキャリア周波数を使用して、送信装置からの付加データ送信と、受信装置からの付加データ送信とを、時分割で交互に行なうようにしても良い。
このように構成することで、送信装置側からも付加データを送信できることになり、簡単な構成でより高度な伝送システムが構築できることになる。
なお、ここまで説明した各実施の形態では、IEC958規格でデジタルオーディオデータを伝送するシステムに適用したが、その他の規格でデジタルオーディオデータ、或いはオーディオ以外のデジタルデータを伝送する伝送路を利用して、その伝送規格で決められた振幅変動範囲内で振幅を変化させて、逆方向(或いは双方向)に付加データを伝送するようにしてもよい。例えば、USB(Universal Serial Bus)や、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)等の規格で伝送する場合にも適用可能である。なお、適用した規格によっては、非クロック同期方式のために、ある時間内にHi&LOWの変化がある等のために、メインの伝送信号に、基本周波数のかなり下の周波数まで信号成分が存在する場合があり、そのような場合には、低周波、DC成分を極力少なくなるように、元の送信データのHi&LOWの並びを最適化するのが好ましい。
また、上述した例では、デジタルオーディオデータを伝送するシステムに適用した例としたが、その他の各種データを伝送する場合にも適用可能であることは勿論である。
本発明の第1の実施の形態による送受信の概要を示した原理図である。 本発明の第1の実施の形態による受信部の構成例を示したブロック図である。 本発明の第1の実施の形態による送信部の構成例を示したブロック図である。 本発明の第1の実施の形態による伝送状態の例を示した波形図である。 本発明の第1の実施の形態による機器の接続例を示したシステム構成図である。 本発明の第2の実施の形態による受信部の構成例を示したブロック図である。 本発明の第3の実施の形態による受信部の構成例を示したブロック図である。
符号の説明
1…送信装置、1a…送信部、1b…復調回路部、1c…出力端子、2…受信装置、2a…入力端子、2b…受信部、2c…可変入力インピーダンス設定部、11…オリジナル信号出力デバイス、12…最終波形整形部、13,14…受信信号処理部、15…デコーダ、16…キャリア発生部、17…キャリアオン/オフ部、18…送信信号処理部、19…振幅コントロール部、21…入力整形部、22…IEC958規格の入力デバイス、23…キャリア発生部、24…キャリアオン/オフ部、25…送信信号処理部、26…振幅コントロール部、27,29…受信信号処理部、29…デコーダ、101…アンプ装置、102…リモートコントロール装置、103…CDプレーヤ、104…DVDプレーヤ、105,106…スピーカ

Claims (14)

  1. 第1の機器から第2の機器に、所定の伝送路を介して、所定の方式で第1のデータを伝送するようにしたデータ伝送方法であって、
    前記第2の機器に得られた第2のデータで、前記所定の方式で伝送される信号成分の少ない周波数帯域の信号よりなる第1のキャリア信号を変調し、その変調された第1のキャリア信号に基づいて、前記所定の方式で許容される入力インピーダンスの変化範囲内で前記伝送路上の振幅を変化させ、
    前記第1の機器で、前記振幅の変化を検出して、前記第2のデータを受信する
    データ伝送方法。
  2. 請求項1記載のデータ伝送方法において、
    前記振幅の変化は、データ伝送方式の入力インピーダンスの許容範囲内で変化させ、振幅を変化させる処理である
    データ伝送方法。
  3. 請求項1記載のデータ伝送方法において、
    前記第1のデータの伝送については、所定の周波数より低い低周波数成分及び直流成分が極力少なくなるデータ変調を行なって伝送を行い、
    前記第1のキャリア信号の周波数を、前記所定の周波数より低い周波数とした
    データ伝送方法。
  4. 請求項1記載のデータ伝送方法において、
    さらに、前記第1の機器に得られた第3のデータで、前記所定の方式で伝送される信号成分の少ない周波数帯域の信号よりなる第2のキャリア信号を変調し、その変調されたキャリア信号に基づいて前記第1の機器から送信する信号の振幅を変化させて、
    前記第2の機器で、その振幅の変化を検出して、前記第3のデータを受信する
    データ伝送方法。
  5. 請求項4記載のデータ伝送方法において、
    前記第1のキャリア信号と前記第2のキャリア信号の周波数を変えて、前記第2のデータと前記第3のデータを同時に伝送するようにした
    データ伝送方法。
  6. 第1の機器から第2の機器に、所定の伝送路を介して、所定の方式で第1のデータを伝送するようにしたデータ伝送システムであって、
    前記第2の機器として、
    前記第1の機器に送信する第2のデータで、前記所定の方式で伝送される信号成分の少ない周波数帯域の信号よりなる第1のキャリア信号を変調する第1の変調手段と、
    前記第1の変調手段で変調された第1のキャリア信号に基づいて、前記所定の方式で許容される入力インピーダンスの変化範囲内で前記伝送路上の振幅を変化させる第1の振幅制御手段とを備え、
    前記第1の機器として、
    前記伝送路上の振幅の変化を検出して、前記第2のデータを得る振幅検出手段を備えた
    データ伝送システム。
  7. 請求項6記載のデータ伝送システムにおいて、
    前記第2の機器の振幅制御手段での振幅の変化は、データ伝送方式の入力インピーダンスの許容範囲内で変化させ、振幅を変化させる処理である
    データ伝送システム。
  8. 請求項6記載のデータ伝送システムにおいて、
    前記第1の機器での前記第1のデータの送信処理手段として、所定の周波数より低い低周波数成分及び直流成分が極力少なくなるデータ変調を行い、
    前記第2の機器の変調手段で変調する第1のキャリア信号の周波数を、前記所定の周波数より低い周波数とした
    データ伝送システム。
  9. 請求項6記載のデータ伝送システムにおいて、
    さらに前記第1の機器は、
    第3のデータで、前記所定の方式で伝送される信号成分の少ない周波数帯域の信号よりなる第2のキャリア信号を変調する第2の変調手段と、
    前記第2の変調手段で変調されたキャリア信号に基づいて前記第1のデータの伝送信号の振幅を変化させる第2の振幅制御手段とを備え、
    前記第2の機器は、
    前記第2の振幅制御手段で設定された振幅の変化を検出して、前記第3のデータを得る振幅検出手段を備えた
    データ伝送システム。
  10. 請求項9記載のデータ伝送システムにおいて、
    前記第1の変調手段が扱う第1のキャリア信号と、前記第2の変調手段が扱う第2のキャリア信号の周波数を別の周波数として、前記第2のデータと前記第3のデータを同時に伝送する
    データ伝送システム。
  11. 送信装置から所定の伝送路を介して、所定の方式で伝送された第1のデータを受信する受信装置において、
    第2のデータで、前記所定の方式で伝送される信号成分の少ない周波数帯域の信号よりなる第1のキャリア信号を変調する変調手段と、
    前記変調手段で変調された第1のキャリア信号に基づいて、前記所定の方式で許容される入力インピーダンスの変化範囲内で前記伝送路上の振幅を変化させる振幅制御手段とを備えた
    受信装置。
  12. 請求項11記載の受信装置において、
    さらに、前記伝送路の振幅の変化を検出して、第3のデータを得る振幅検出手段を備えた
    受信装置。
  13. 所定の伝送路を介して、所定の方式で第1のデータを送信する送信装置において、
    前記伝送路上の振幅の変化を検出して、所定の周波数の第1のキャリア信号に変調された第2のデータを得る振幅検出手段を備えた
    送信装置。
  14. 請求項13記載の送信装置において、
    さらに、第3のデータで、前記所定の方式で伝送される信号成分の少ない周波数帯域の信号よりなる第2のキャリア信号を変調する変調手段と、
    前記変調手段で変調された第2のキャリア信号に基づいて、前記第1のデータの送信信号の振幅を変化させる振幅制御手段とを備えた
    送信装置。
JP2004064300A 2004-03-08 2004-03-08 伝送方法、伝送システム、受信装置及び送信装置 Pending JP2005252992A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004064300A JP2005252992A (ja) 2004-03-08 2004-03-08 伝送方法、伝送システム、受信装置及び送信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004064300A JP2005252992A (ja) 2004-03-08 2004-03-08 伝送方法、伝送システム、受信装置及び送信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005252992A true JP2005252992A (ja) 2005-09-15

Family

ID=35033015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004064300A Pending JP2005252992A (ja) 2004-03-08 2004-03-08 伝送方法、伝送システム、受信装置及び送信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005252992A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102031598B1 (ko) 신호 송신 방법 및 장치
JP2012080521A (ja) 送電装置および無線電力伝送システム
JP2008205598A (ja) スピーカ装置、スピーカ駆動装置、およびそれらの制御方法
JPH11234180A (ja) 電灯線通信システム及び電灯線通信装置
US8638199B2 (en) Apparatus, systems and methods for power line carrier data communication to DC powered electronic device
CN102769591B (zh) 音频通信调制方式自适应的方法、***、装置、电子签名工具
JP4641274B2 (ja) 光受信装置および光干渉計の制御方法
JP2006042149A (ja) Ask通信装置
US9706315B2 (en) Transceiver for a hearing aid and a method for operating such a transceiver
JP5774671B2 (ja) Am放送信号における振幅変調(am)ノイズを低減するための方法及びシステム
JP2005252992A (ja) 伝送方法、伝送システム、受信装置及び送信装置
US20040146034A1 (en) Audio and data multiplexed wireless audio system
JP2005286774A (ja) 伝送信号生成装置
US20160054974A1 (en) Radio Device Capable of Switching Play Message Automatically
JPH098728A (ja) 双方向光無線通信装置及びこれを用いた通信方法
JP2005142896A (ja) データ伝送方法および装置
US9432157B2 (en) Adaptive control system and method
JP2009044292A (ja) Fsk変調器
JP7011308B2 (ja) 音信号送信装置、音信号受信装置、及び音信号伝送システム
JP4195856B2 (ja) 信号伝送システム
JP2005136710A (ja) 電力線通信用送信機および電力線通信システム
EP2693632A1 (en) Amplifier and audio device provided with amplifier
JP2000013451A (ja) 光デ−タの受信装置
JP2001086042A (ja) 配電線搬送通信装置
JP4182069B2 (ja) 通信装置