JP2005247233A - 懸架装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 バウンド、ロール、ピッチの各剛性を自由に設定可能な懸架装置を提供することにある。
【解決手段】 車体に対し左右に隣り合う各シリンダ1,2,3,4の一方室A1か他方室A2の一方同士をアキュムレータ21,23が接続された管路11,13で連通するとともに、車体に対し前後に隣り合う各シリンダ1,2,3,4の一方室A1か他方室A2の他方同士をアキュムレータ22,24が接続された管路12,14で連通し、内部に摺動自在に挿入される隔壁部材34で隔成され膨張時に隔壁部材34を一方向に押圧する第1圧力室35,37と一方向に対向する方向に押圧する第2圧力室36,38を備えた同調シリンダ30を設け、一方の第1圧力室35を同調アキュムレータ40に接続し、他方の第1圧力室37を管路11,13の1つに連通し、第2圧力室36,38をそれぞれ管路12,14に連通した。
【選択図】 図1

Description

この発明は、車両におけるローリング、ピッチング等の姿勢変化を抑制する懸架装置の改良に関する。
従来、この種懸架装置としては、たとえば、4輪自動車等の車体と車軸との間に介装され、車両の前後左右に配置される各油圧シリンダと、隣り合う油圧シリンダ同士の上室および下室を互い違いに管路でループ状に接続し、かつ、各管路の途中にそれぞれアキュムレータを接続したものが知られている(たとえば、特許文献1,2参照)。
この懸架装置によれば、たとえば、各油圧シリンダが同位相で上下動する場合、すなわち、車体が上下に振動する、いわゆる、バウンシングすると、各油圧シリンダの上室は収縮し、下室は膨張するが、このとき、収縮する上室内の作動油はアキュムレータ内に流れ込むこととなり、アキュムレータのバネ剛性が高まりバウンシングによる振動を吸収して車両における乗り心地を向上する。また、ローリングやピッチングに対しても、同様に、いずれかの管路に接続されたアキュムレータのバネ剛性が高まることになり、ローリングやピッチングによる姿勢変化を抑制することができる。
特開平10−181330号公報(段落番号0044,図1) 特開2002−254915号公報(段落番号0010から0011,図1)
上記懸架装置では、上述のように、バウンシング、ローリング、ピッチング等の車体の姿勢変化を充分抑制できないと指摘される恐れがある。
すなわち、上記した従来の懸架装置にあっては、たとえば、ローリングとピッチングに対するアキュムレータのバネ定数を決定する、つまり、ロール剛性およびピッチ剛性を決定すると、一義的にバウンシングに対するバウンド剛性が決定されてしまう。
また、同様にバウンド剛性とロール剛性を決定するとピッチ剛性が決定されてしまうので、上記した上記3つの剛性のうち、2つの剛性を決定すると一義的に残り1つの剛性が決定するのである。
また、この懸架装置を実際の車両に搭載した場合には、コイルバネや板バネ等とスタビライザと緩衝器の組み合せによる、いわゆる通常のサスペンションを搭載した車両と同程度のバウンド剛性を実現すると、スタビライザを搭載しない分、ロール剛性が通常のサスペンションに比較して低下してしまう。
したがって、ロール剛性を高めるためには、アキュムレータのバネ定数を大きくればよいが、そうすると、今度は、上述したように、3つの剛性を各々自由に設定することができないので、バウンド剛性が高まってしまい、却って車両における乗り心地を損ねてしまう危険性がある。
そこで、本発明は、上記の弊害を改善するために創案されたものであって、バウンド、ロール、ピッチの各剛性を自由に設定可能な懸架装置を提供することにある。
上記した目的を達成するために、本発明は、車体と車軸との間に介装される複数のシリンダを備えた懸架装置において、シリンダは、車体側もしくは車軸側の一方に連結されるシリンダ本体と、シリンダ本体内に摺動自在に挿入されるピストンと、ピストンに結合されるとともに車体側もしくは車軸側の他方に連結されシリンダ本体内に挿通されるロッドと、シリンダ本体内にピストンにより隔成される一方室と他方室とを備え、車体に対し左右に隣り合う各シリンダの一方室もしくは他方室の一方同士をアキュムレータが接続された管路で連通するとともに、車体に対し前後に隣り合う各シリンダの一方室もしくは他方室の他方同士をアキュムレータが接続された管路で連通し、内部に摺動自在に挿入される隔壁部材で隔成される膨張時に隔壁部材を一方向に押圧する2つの第1圧力室と隔壁部材を一方向に対向する方向に押圧する2つの第2圧力室とを備えた同調シリンダを設け、一方の第1圧力室を同調アキュムレータに接続するとともに他方の第1圧力室を左右に隣り合うシリンダを連通する管路の1つに連通し、一方の第2圧力室を前後に隣り合うシリンダを連通する管路の一方に連通し、他方の第2圧力室を前後に隣り合うシリンダを連通する管路の他方に連通してなることを特徴とする。
本発明によれば、任意に各剛性を設定することができるので、車両に最適となる各剛性を実現することが可能であり、車両における乗り心地を向上することができる。特に、ロール剛性を高めることにより、バウンド剛性も高まってしまうという弊害がなく、車両における乗り心地を向上することが可能である。
また、各剛性を車両に最適となるように設定することができるので、車両における乗り心地が向上するとともに、車両全輪を連成した液圧構成を採用しているため車両におけるバネ下の路面追従性が向上するので、悪路走破性が向上する。
また、各剛性の設定は、各アキュムレータと同調アキュムレータの設定で行われるから、各剛性の設定は簡易に行うことができる。
以下、本発明を図に示した実施の形態に基づいて説明する。図1は、この発明による一実施の形態における車体緩衝装置を概念的に示した図である。図2は、同調シリンダの一変形例の断面図である。図3は、同調シリンダの他の変形例の断面図である。
この車両緩衝装置は、図1に示すように、車体と車軸との間に介装される複数のシリンダ1,2,3,4と、各シリンダ1,2,3,4を接続する管路11,12,13,14と、各管路11,12,13,14に接続される各アキュムレータ21,22,23,24と、同調シリンダ30と、同調シリンダ30に接続される同調アキュムレータ40と、管路14と同調シリンダ30とを接続する管路51と、管路12と同調シリンダ30とを接続する管路52と、管路13と同調シリンダ30とを接続する管路53とで構成されている。
以下、詳細に説明すると、各シリンダ1,2,3,4は、それぞれシリンダ本体Cと、シリンダ本体C内に摺動自在に挿入されるピストンPと、ピストンPに結合されるシリンダ本体C内に挿通されるロッドRとで構成され、シリンダ本体C内はピストンPにより一方室A1と他方室A2とが隔成されている。そして、上記一方室A1内および他方室A2内には、液体が液蜜状態下に充填されている。なお、本実施の場合、具体的には作動油が充填されている。本実施の形態においては、図示はしないが、シリンダ本体Cは、車両の車体側に連結され、ロッドRは、車軸側に連結され、これにより各シリンダ1,2,3,4は、車両の車体と車軸との間に介装されている。そして、図示しない車両は、図1の上方を前側方向として、下方が後側とされ、すなわち、シリンダ1は、車両の左前側に配置され、以下、シリンダ2は車両の右前側に、シリンダ3は車両の右後側に、シリンダ4は車両の左後側にそれぞれ配置されている。なお、各シリンダ1,2,3,4の仕様、たとえば、ピストンPの受圧面積等を同一にする必要はなく、懸架装置を適用する車両に応じてその仕様については任意とすることができ、また、本実施の形態では、シリンダ本体Cを車軸側に連結し、ロッドRを車体側に連結するとしてもよい。さらに、シリンダ1,2,3,4は、いわゆる片ロッド型に構成されているが、両ロッド型に構成されてもよい。
そして、車体に対し左右に隣り合う各シリンダ1,2と各シリンダ3,4のそれぞれ一方室A1同士は管路11,13を介して連通され、車体に対し前後に隣り合う各シリンダ1,4と各シリンダ2,3のそれぞれ他方室A2同士は管路12,14を介して連通されている。
また、上記したように、各管路11,12,13,14の途中にはそれぞれアキュムレータ21,22,23,24が接続されている。このアキュムレータ21,22,23,24には、図示するところでは、ダイヤフラム等を利用した気体式のものを使用しているが、液室を附勢バネで附勢されたフリーピストンで隔成したバネ式のものを使用してもよく、また、気体とバネを併用したタイプのものを使用してもよい。なお、バネのみを使用する場合には、温度変化によりアキュムレータの特性が変化してしまう弊害を防止することが可能となり、懸架装置に安定したバウンド、ロール、ピッチの各剛性の発揮させることができる効果がある。
つづいて、同調シリンダ30は、並列に配置される2つの作動室31,32を備えた同調シリンダ本体33と、隔壁部材34で構成され、隔壁部材34は、上記2つの作動室31,32にそれぞれ摺動自在に挿入され、各作動室31,32をそれぞれ第1圧力室たる下室35,37と第2圧力室たる上室36,38とに区画する同調ピストンDP1,DP2と、同調ピストンDP1,DP2同士を連結する連結部材39とで構成され、連結部材39は略コ字上に形成されて各同調ピストンDP1,DP2同士を連結しており、同調ピストンDP1,DP2は、それぞれ作動室31,32内で連動して移動するようになっている。また、下室35,37内に作動油が流入する場合、すなわち、下室35,37が膨張する場合には、それぞれ同調ピストンDP1,DP2を図1中上方に押し上げる方向に押圧し、他方、上室36,38内に作動油が流入する場合、すなわち、上室36,38が膨張する場合には、それぞれ同調ピストンDP1,DP2を図1中下方に押し下げる方向に押圧するようになっている。つまり、下室35,37の押圧方向は、上室36,38の押圧方向に対し対向するようになっている。
そして、上述のように構成された同調シリンダ30の下室35は、同調アキュムレータ40に接続され、また、下室37は、図1中後側に配置される管路13に管路53を介して接続され、上室36は、図1中左側に配置される管路14に管路51を介して接続され、さらに、上室38は、図1中右側に配置される管路12に管路52を介して接続されている。
なお、上記したところでは、第1圧力室を下室35,37とし、第2圧力室を上室36,38として第1圧力室たる下室35,37をそれぞれ同調アキュムレータ40と管路53に接続し、第2圧力室たる上室36,38をそれぞれ管路51,52に接続しているが、逆に第1圧力室を上室36,38とし第2圧力室を下室35,37として各管路51,52,53および同調アキュムレータ40を接続しても構わない。
さらに、上記した管路12,14の途中には、それぞれ、管路52とアキュムレータ22とを、管路51とアキュムレータ24とを挟む位置に、減衰力発生要素たる絞り弁V1,V2,V3,V4が設けられている。
つづいて、上記のように構成された本実施の形態における懸架装置の動作について説明する。まず、車体がバウンシングして車体が下方に動く場合、すなわち、各シリンダ1,2,3,4が略同位相で収縮する場合には、各シリンダ1,2,3,4の他方室A2は収縮し、一方室A1は膨張する。すると、左前側に配置されたシリンダ1と左後側に配置されたシリンダ4の他方室A2からは、作動油が押し出され管路14を介してアキュムレータ24内に流入するとともに、管路14および管路51を介して同調シリンダ30の上室36内に流入する。他方、右前側に配置されたシリンダ2と右後側に配置されたシリンダ3の他方室A2からは、作動油が押し出され管路12を介してアキュムレータ22内に流入するとともに、管路12および管路52を介して同調シリンダ30の上室38内に流入する。すると、同調ピストンDP1,DP2は、上室36,38内への作動油の流入により図1中下方に押し下げられる。また、左前側のシリンダ1および右前側のシリンダ2の一方室A1は膨張するので、管路11を介してアキュムレータ21から膨張分の作動油が供給され、左後側のシリンダ4と右後側のシリンダ3の一方室A1は膨張するので、膨張分の作動油は、管路13を介してアキュムレータ23と同調シリンダ30の下室37から供給される。このとき、アキュムレータ22,24と同調アキュムレータ40には作動油が流入し、アキュムレータ21,23内からは作動油が流出するが、同調シリンダ30の各同調ピストンDP1,DP2が同方向に押し下げられ、その分アキュムレータ22,24内に流入する作動油量が少なくなり、アキュムレータ23から流出する作動油量も少なくなるので、さほどアキュムレータ22,23,24のバネ荷重が高まらず、結果的に車体が下方に移動する際の振動は柔らかく吸収されることとなり、車両における乗り心地を向上することができる。
また、上記したように管路12と管路14には、絞り弁V1,V2,V3,V4が設けられており、作動油がそれぞれの絞り弁V1,V2,V3,V4を通過し、作動油の通過時に生じる圧力損失に見合った減衰力が発生され、振動エネルギを吸収し、振動を減衰する。すなわち、アキュムレータのみでは振動の減衰効果が小さく振動が収まるまで長時間を要するが、上記絞り弁V1,V2,V3,V4の作用により振動を短時間で減衰できるようになる。したがって、本実施の形態の懸架装置は、バネ要素としてだけではなく緩衝器としての機能を果たすこともでき、これにより、振動を減衰して車両における乗り心地をなお一層向上することが可能である。
また、反対に車体がバウンシングして車体が上方に動く場合、すなわち、各シリンダ1,2,3,4が略同位相で伸長する場合には、各シリンダ1,2,3,4の他方室A2は膨張し、一方室A1は収縮する。すると、今度は、左前側に配置されたシリンダ1と左後側に配置されたシリンダ4の他方室A2は膨張するので、アキュムレータ24および同調シリンダ30の上室36から膨張分の作動油が供給され、他方、右前側に配置されたシリンダ2と右後側に配置されたシリンダ3の他方室A2は膨張するので、アキュムレータ22および同調シリンダ30の上室38から膨張分の作動油が供給される。そして、また、左前側のシリンダ1および右前側のシリンダ2の一方室A1は収縮するので、当該各一方室A1からは作動油が押し出され管路11を介してアキュムレータ21内に流入する。さらに、左後側のシリンダ4と右後側のシリンダ3の一方室A1も収縮するので、当該各一方室A1から作動油が押し出され管路13を介してアキュムレータ23内に流入するとともに、管路13および管路53を介して同調シリンダ30の下室37内に流入する。すると、同調ピストンDP1,DP2は、上室36,38からは作動油が流出するとともに、下室35,37内へ作動油が流入するので、圧力バランスが崩れて図1中上方に押し上げられる。このとき、アキュムレータ21,23には作動油が流入し、アキュムレータ22,24と同調アキュムレータ40からは作動油が流出するが、同調シリンダ30の各同調ピストンDP1,DP2が同方向に押し上げられ、その分アキュムレータ23内に流入する作動油量が少なくなり、アキュムレータ22,24から流出する作動油量も少なくなるので、さほどアキュムレータ22,23,24のバネ荷重が高まらず、結果的に車体が上方に移動する際の振動は柔らかく吸収されることとなり、絞り弁V1,V2,V3,V4の減衰作用により車両における乗り心地が向上する。
ここで、同調ピストンDP1,DP2の移動は、同調ピストンDP1,DP2の上室36,38側と下室35,37側の双方の受圧面積と上室36,38および下室35,37内の圧力と同調アキュムレータ40のバネ定数とで決せられ、バウンド剛性は、同調ピストンDP1,DP2の移動量と、各アキュムレータ21,22,23,24と同調アキュムレータ40のバネ定数で決定される。
つづいて、車両が走向中に旋回して車体がローリングする場合について説明する。たとえば、車体が左側に傾く場合、すなわち、車体に対し左側に配置される各シリンダ1,4が略同位相で収縮し、車体に対し右側に配置される各シリンダ2,3が略同位相で伸長する場合には、各シリンダ1,4の他方室A2は収縮し、一方室A1は膨張する。すると、左前側に配置されたシリンダ1と左後側に配置されたシリンダ4の他方室A2からは、作動油が押し出され管路14を介してアキュムレータ24内に流入するとともに、管路14および管路51を介して同調シリンダ30の上室36内に流入しようとする。他方、右前側に配置されたシリンダ2と右後側に配置されたシリンダ3の他方室A2は膨張するので、膨張分の作動油がアキュムレータ22から供給されるとともに、管路12および管路52を介して同調シリンダ30の上室38から作動油の供給を受けようとする。また、車両の左側に配置される各シリンダ1,4の一方室A1は膨張し、車両の右側に配置される各シリンダ2,3の一方室A1は収縮し、かつ、シリンダ1とシリンダ2の一方室A1同士およびシリンダ4とシリンダ3の一方室A1同士はそれぞれ管路11,13により連通されているので、シリンダ1の一方室A1内にはシリンダ2の一方室A1から、シリンダ4の一方室A1内にはシリンダ3の一方室A1からそれぞれ作動油が供給される。
すると、同調ピストンDP1には、上室36側では作動油が流入しようとするので、図1中下方に押し下げられる方向に力が作用し,他方の同調ピストンDP2には、上室38側では作動油が流出しようとするので、図1中上方に押し上げられる方向に力が作用し、同調ピストンDP1と同調ピストンDP2に作用する力が互いに対向する方向となって拮抗し、同調シリンダ30は作動しないか、作動したとしても、僅かに同調ピストンDP1,DP2を図1中上下のいずれかに移動させるのみとなる。すると、アキュムレータ24内には作動油が流入すると同時に、アキュムレータ22内からは作動油が流出して、各アキュムレータ22,24のバネ荷重が高まって、車両におけるローリングを抑制するように作用する。
また、反対に車体が右側に傾く場合には、作動油の流れが左右のシリンダ1,2,3,4で逆となるが、やはり、同調シリンダ30は動作しないので、各アキュムレータ22,24のバネ荷重が高まって、車両におけるローリングを抑制するように作用する。
したがって、車体にローリングが生じる場合には、各アキュムレータ22,24のバネ荷重が高まって、車両におけるローリングを抑制するので、車両の姿勢を安定させることができる。
また、上記したように管路12と管路14には、絞り弁V1,V2,V3,V4が設けられており、作動油がそれぞれの絞り弁V1,V2,V3,V4を通過し、作動油の通過時に生じる圧力損失に見合った減衰力が発生され、振動エネルギを吸収し、振動を減衰する。したがって、本実施の形態の懸架装置は、バネ要素としてだけではなく緩衝器としての機能を果たすこともでき、これにより、振動を減衰して車体にローリングが生じる場合にあっても、車両における乗り心地と姿勢安定性を向上することが可能である。
ここで、車体にローリングが生じた場合に、ローリングを抑制するのは主としてアキュムレータ22,24が作用するので、ロール剛性は、主としてアキュムレータ22,24のバネ定数で決定される。なお、無論、ローリングの状態や車両の重心の影響により左右側で伸長と収縮が同量とならない場合には、アキュムレータ21,23にも作動油の流出入があるので、アキュムレータ21,23のバネ定数も若干ではあるがロール剛性に影響を与える。
さらに、車両が走向中に加速したり減速したりして車体にピッチングが生じる場合について説明する。たとえば、車両が加速して、車体が後方に傾くピッチングが生じた場合、すなわち、左右前側に配置された各シリンダ1,2が伸長し、左右後側に配置された各シリンダ3,4が収縮する場合には、左右前側に配置された各シリンダ1,2の他方室A2は膨張し、他方、左右後側に配置された各シリンダ3,4の他方室A2は収縮するので、作動油は、左右後側に配置された各シリンダ3,4の他方室A2から左右前側に配置された各シリンダ1,2の他方室A2へ流入する。また、左右前側に配置された各シリンダ1,2の一方室A1は収縮するので、余剰となる作動油はアキュムレータ21に吸収される。そして、左右後側に配置された各シリンダ3,4の一方室A1は膨張するので、不足する作動油がアキュムレータ23から供給され、さらに、同調シリンダ30の下室37からも作動油の供給を受けようとする。
しかしながら、同調ピストンDP2には、下室37側では作動油が流出しようとするので、押し下げられる方向に力が作用するが、他方の同調ピストンDP1には、アキュムレータ40により図1中上方に押し上げられる方向に力が作用するから、同調ピストンDP1と同調ピストンDP2に作用する力が互いに対向する方向となって拮抗し、同調シリンダ30は作動しないか、作動したとしても、僅かに同調ピストンDP1,DP2を図1中上下のいずれかに移動させるのみとなる。すると、管路13側には同調シリンダ30から作動油の供給は受けられずアキュムレータ23内から作動油が流入するのみとなり、アキュムレータ21内には作動油が流入して、各アキュムレータ21,23のバネ荷重が高まって、車両におけるピッチングを抑制するように作用する。
また、反対に車体が前方に傾く場合には、アキュムレータ21からは作動油が流出し、アキュムレータ23に作動油が流入することとなり、作動油の流れが反対となるが、やはり、同調シリンダ30は動作しないので、各アキュムレータ21,23のバネ荷重が高まって、車両におけるピッチングを抑制するように作用する。
したがって、車体にピッチングが生じる場合には、各アキュムレータ21,23のバネ荷重が高まって、車両におけるピッチングを抑制するので、車両の姿勢を安定させることができる。
ここで、車体にピッチングが生じた場合に、ピッチングを抑制するのは主としてアキュムレータ21,23が作用するので、ピッチ剛性は、主としてアキュムレータ21,23のバネ定数で決定される。なお、無論、ピッチングの状態や車両の重心の影響により左右側で伸長と収縮が同量とならない場合には、アキュムレータ22,24にも作動油の流出入があるので、アキュムレータ22,24のバネ定数も若干ではあるがピッチ剛性に影響を与える。
また、上記したように管路12と管路14には、絞り弁V1,V2,V3,V4が設けられており、作動油がそれぞれの絞り弁V1,V2,V3,V4を通過し、作動油の通過時に生じる圧力損失に見合った減衰力が発生され、振動エネルギを吸収し、振動を減衰する。したがって、本実施の形態の懸架装置は、バネ要素としてだけではなく緩衝器としての機能を果たすこともでき、これにより、振動を減衰して車体にピッチングが生じる場合にあっても、車両における乗り心地と姿勢安定性を向上することが可能である。
なお、上記したところでは、車体に単純にバウンシング、ローリング、ピッチングが生じた場合について説明したが、たとえば、バウンシングとローリングが組み合わさって車体が振動した場合や、ローリングとピッチングが組み合わさって車体が振動した場合には、本実施の形態における懸架装置はそれぞれバウンシング、ローリング、ピッチングの各々の割合に応じて作用することとなる。
上述したように、本実施の形態における懸架装置は、バウンド剛性は、各アキュムレータ21,22,23,24と同調アキュムレータ40のバネ定数の設定で、ロール剛性は主としてアキュムレータ22,24のバネ定数の設定で、ピッチ剛性は主としてアキュムレータ21,23のバネ定数の設定で、それぞれ決定されるが、たとえば、バウンド剛性とロール剛性とを決定しても、上記各アキュムレータ21,23と同調アキュムレータ40の設定によりピッチ剛性を自由かつ任意に設定することが可能であり、また、バウンド剛性、ロール剛性、ピッチ剛性のうち何れか2つの剛性を決定しても、残りの1つの剛性が一義的に決まらないので、従来の懸架装置のように、何れか2つの剛性を決定すると残りの1つの剛性が一義的に決まってしまうという弊害が回避される。
したがって、この懸架装置にあっては、任意に各剛性を設定することができるので、車両に最適となる各剛性を実現することが可能であり、車両における乗り心地を向上することができる。特に、ロール剛性を高めることにより、バウンド剛性も高まってしまうという弊害がなく、車両における乗り心地を向上することが可能である。
また、各剛性を車両に最適となるように設定することができるので、車両における乗り心地が向上するとともに、四輪を連成した液圧構成を採用しているため車両におけるバネ下の路面追従性が向上するので、悪路走破性が向上する。
さらに、各剛性の設定は、各アキュムレータ21,22,23,24と同調アキュムレータ40の設定で行われるから、各剛性の設定は簡易に行うことができる。
なお、本実施の形態においては、同調シリンダ30の第1圧力室たる下室37を後側の左右に隣り合う各シリンダ3,4を連通する管路13に連通しているが、これを前側の左右に隣り合う各シリンダ1,2を連通する管路11に連通してもよく、また、第1圧力室たる下室35を同調アクチュエータ40に、下室37を管路13に接続しているが、下室35を管路13に下室37を同調アクチュエータ40に接続するとしてもよく、さらに、上述したように、同調シリンダ30の上室36,38側を第1圧力室として、それぞれ管路11もしくは管路13と、同調アクチュエータ40とに接続し、下室35,37側を第2圧力室として、それぞれ、管路12,14に接続するとしてもよい。
また、本実施の形態においては、管路12と、管路14に絞り弁V1,V2,V3,V4を設けているが、これに換えて、各アキュムレータ21,22,23,24と各管路11,12,13,14との間に絞り弁を設けるとしてもよい。このような構成としても、車体にバウンシング、ローリング、ピッチングが生じたときには、作動油は必ず各アキュムレータ21,22,23,24のうち少なくとも2つには、作動油が流出入するので、絞り弁によって圧力損失が生じるから緩衝器としての機能を奏することができる。
また、本実施の形態においては、懸架装置が4輪自動車に適用された場合について説明しているが、4輪以上の車輪を有する車両に適用することも可能で、その場合にはシリンダおよびアキュムレータ等を追加して各圧力室を上記同様に接続すればよい。
つづいて、同調シリンダの変形例について説明する。この変形例における同調シリンダ60は、図2に示すように、直列に配置される2つの作動室62,63を備えた同調シリンダ本体61と、隔壁部材64で構成されている。同調シリンダ本体61は、内部に中空部61aが設けられ、この中空部61aの中央には縮径された環状凸部61bが形成されている。また、隔壁部材64は、上記2つの作動室62,63にそれぞれ摺動自在に挿入され、各作動室62,63を第1圧力室65,66と第2圧力室67,68とに区画する同調ピストンDP3,DP4と、同調ピストンDP3,DP4同士を連結する連結部材69とで構成されており、同調ピストンDP3と同調ピストンDP4とは同軸となるように配置されている。そして、上記連結部材69の外周は、同調シリンダ本体61の環状凸部61bの内周に摺接している。すなわち、上記作動室62,63は、連結部材69と環状凸部61bで仕切られている。また、第2圧力室67,68の受圧面積は同一となるように設定されている。
このように構成された同調シリンダ60は、図1に示した懸架装置と同様に、一方の第1圧力室65は、同調アキュムレータ40に接続され、他方の第1圧力室66は、たとえば、管路13に接続され、他方、第2圧力室67と第2圧力室68は、それぞれ、管路12と管路14に接続される。
この同調シリンダ60は、図1に示した同調シリンダ30と同様に、車体にバウンシングが生じた場合には、同調ピストンDP3,DP4は、同一方向に押圧されるので、図2中上方もしくは下方に移動し、他方、ローリングやピッチングの場合には、同調ピストンDP3と同調ピストンDP4に働く力の方向は互いに対向する方向となるので作動しないことになる。
したがって、変形例においても、同調シリンダ60は、同調シリンダ30と同様に作動するので、この同調シリンダ60を適用した懸架装置にあっても、図1に示した懸架装置と同様の作用効果を奏する。ここで、同調シリンダ60は、図1に示した同調シリンダ30と異なり、2つの作動室が直列に配置され、同調ピストンDP3,DP4は、同軸に配置されているから、同調シリンダ60が作動するときに、同調ピストンDP3,DP4が同調シリンダ本体61の内壁をかじることが防止されると同時に、連結部材69を直棒状に形成することが可能であるから、図1に示した同調シリンダ30のようにコ字状の連結部材39のようにこじれたりする危険がない。すなわち、上記した同調シリンダ30では、同調ピストンDP1,DP2は同軸ではないので、形状を略コ字状としたりU字状とするしかないが、そうすることによって、同調ピストンDP1,DP2が多少傾いて取り付けられると、作動時に同調ピストンDP1,DP2が同調シリンダ30の内壁をかじったり、また、各同調ピストンDP1,DP2に作用する力に違いが生じた場合には、連結部材39を曲げるようにモーメントが働くが、この変形例の同調シリンダ60ではその心配がない。したがって、同調シリンダ本体61の内壁をかじったり、連結部材69がこじれたりすることが防止されるので、同調シリンダ60の損傷が防止されると同時に、スムーズで安定的な動作が保障され、確実な懸架装置の機能の維持発揮を可能とする。また、構造も図1に示した同調シリンダ30より簡素となり、その製造も容易となる。さらに、同調シリンダ30の連結部材39にあっては、曲げモーメントに対向する為の強度を確保しなくてはならないが、連結部材69についてはその必要はないので、連結部材69を軽量にすることができ、懸架装置の軽量化を図ることが可能となる。
さらに、同調シリンダの他の変形例について説明する。この他の変形例における同調シリンダ80は、図3に示すように、内部に大径な中空部82と大径な中空部82の両端から延設される小径な中空部83,84とを備えた同調シリンダ本体81と、隔壁部材85とで構成されている。隔壁部材85は、上記大径な中空部82に摺動自在に挿入され、大径な中空部82内を第1圧力室86と第2圧力室87とに区画する同調ピストンDP5と、上記2つの小径な中空部83,84に摺動自在に挿入され、かつ、同調ピストンDP5の両端から延設され、一方の小径な中空部83内に第1圧力室88を区画し他方の小径な中空部84内に第2圧力室89を区画する区画部材90とで構成されている。なお、第2圧力室87,89の受圧面積は等しくなるように設定されている。
このように構成された同調シリンダ80は、図1に示した懸架装置と同様に、一方の第1圧力室86は、同調アキュムレータ40に接続され、他方の第1圧力室88は、たとえば、管路13に接続され、他方、第2圧力室87と第2圧力室89は、それぞれ、管路12と管路14に接続される。
この同調シリンダ80は、図1に示した同調シリンダ30と同様に、車体にバウンシングが生じた場合には、隔壁部材85は、同一方向に押圧されるので、図2中上方もしくは下方に移動し、他方、ローリングやピッチングの場合には、隔壁部材85に働く力の方向は互いに対向する方向となるので作動しないことになる。
したがって、この他の変形例においても、同調シリンダ80は、同調シリンダ30と同様に作動するので、同調シリンダ80を適用した懸架装置にあっても、図1に示した懸架装置と同様の作用効果を奏する。ここで、同調シリンダ80は、図1に示した同調シリンダ30と異なり、2つの作動室が直列に配置され、同調ピストンDP5は、区画部材90によって支持されているので、同調シリンダ80が作動するときに、同調ピストンDP5が同調シリンダ本体81の内壁をかじることが防止されると同時に、連結部材を廃しているので、連結部材のこじれの心配もない。
したがって、上記した変形例と同様に、同調シリンダ本体81の内壁をかじることが防止されるので、同調シリンダ80の損傷が防止されると同時に、スムーズで安定的な動作が保障され、確実な懸架装置の機能の維持発揮を可能とする。また、構造も図1に示した同調シリンダ30より簡素となり、その製造も容易となる。さらに、連結部材が廃されているので、同調シリンダ80をさらに軽量化することができ、懸架装置の軽量化を図ることが可能となる。
なお、上記した変形例および他の変形例においても、2つの第2圧力室における受圧面積が等しくなるように設定する必要があるが、同調アキュムレータ40と各管路11,12,13,14への接続は、図1に示した懸架装置と同様に変更することが可能である。
以上で、本発明の実施の形態についての説明を終えるが、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されないことは勿論である。
この発明による一実施の形態における懸架装置を概念的に示した図である。 同調シリンダの一変形例の断面図である。 同調シリンダの他の変形例の断面図である。
符号の説明
1,2,3,4 シリンダ
11,12,13,14,51,52,53 管路
21,22,23,24 アキュムレータ
30,60,80 同調シリンダ
31,32,62,63 作動室
34,64,85 隔壁部材
35,37 第1圧力室たる下室
36,38 第2圧力室たる上室
39,69 連結部材
40 同調アキュムレータ
33,61,81 同調シリンダ本体
61a 中空部
61b 環状凸部
65,66,86,88 第1圧力室
67,68,87,89 第2圧力室
82 大径な中空部
83,84 小径な中空部
90 区画部材
A1 一方室
A2 他方室
C シリンダ
DP1,DP2,DP3,DP4,DP5 同調ピストン
P ピストン
R ロッド
V1,V2,V3,V4 減衰力発生要素たるオリフィス

Claims (7)

  1. 車体と車軸との間に介装される複数のシリンダを備えた懸架装置において、シリンダは、車体側もしくは車軸側の一方に連結されるシリンダ本体と、シリンダ本体内に摺動自在に挿入されるピストンと、ピストンに結合されるとともに車体側もしくは車軸側の他方に連結されシリンダ本体内に挿通されるロッドと、シリンダ本体内にピストンにより隔成される一方室と他方室とを備え、車体に対し左右に隣り合う各シリンダの一方室もしくは他方室の一方同士をアキュムレータが接続された管路で連通するとともに、車体に対し前後に隣り合う各シリンダの一方室もしくは他方室の他方同士をアキュムレータが接続された管路で連通し、内部に摺動自在に挿入される隔壁部材で隔成される膨張時に隔壁部材を一方向に押圧する2つの第1圧力室と隔壁部材を一方向に対向する方向に押圧する2つの第2圧力室とを備えた同調シリンダを設け、一方の第1圧力室を同調アキュムレータに接続するとともに他方の第1圧力室を左右に隣り合うシリンダを連通する管路の1つに連通し、一方の第2圧力室を前後に隣り合うシリンダを連通する管路の一方に連通し、他方の第2圧力室を前後に隣り合うシリンダを連通する管路の他方に連通してなることを特徴とする懸架装置。
  2. 同調シリンダが、並列に配置される2つの作動室を備えた同調シリンダ本体と、隔壁部材で構成され、隔壁部材が、上記2つの作動室にそれぞれ摺動自在に挿入され、各作動室を第1圧力室と第2圧力室とに区画する同調ピストンと、同調ピストン同士を連結する連結部材とで構成されたことを特徴とする請求項1に記載の懸架装置。
  3. 同調シリンダが、直列に配置される2つの作動室を備えた同調シリンダ本体と、隔壁部材で構成され、隔壁部材が、上記2つの作動室にそれぞれ摺動自在に挿入され、各作動室を第1圧力室と第2圧力室とに区画する同調ピストンと、同調ピストン同士を連結する連結部材とで構成されたことを特徴とする請求項1に記載の懸架装置。
  4. 同調シリンダが、内部に大径な中空部と大径な中空部の両端から延設される小径な中空部とを備えた同調シリンダ本体と、隔壁部材とで構成され、隔壁部材が、上記大径な中空部に摺動自在に挿入され、大径な中空部内を第1圧力室と第2圧力室とに区画する同調ピストンと、上記2つの小径な中空部に摺動自在に挿入され同調ピストンの両端から延設され、一方の小径な中空部内に第1圧力室を区画し他方の小径な中空部内に第2圧力室を区画する区画部材とで構成されたことを特徴とする請求項1に記載の懸架装置。
  5. 少なくとも前後に隣り合うシリンダを連通する各管路と当該各管路に接続される各アキュムレータとの間に減衰力発生要素を設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の懸架装置。
  6. 少なくとも前後に隣り合うシリンダを連通する各管路の途中に当該管路のアキュムレータ接続位置と同調シリンダ接続位置とを挟むようにして2つの減衰力発生要素を設けたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の懸架装置。
  7. 各アキュムレータと同調アキュムレータがバネ式であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の懸架装置。
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