JP2005242628A - 家電機器 - Google Patents

家電機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2005242628A
JP2005242628A JP2004051077A JP2004051077A JP2005242628A JP 2005242628 A JP2005242628 A JP 2005242628A JP 2004051077 A JP2004051077 A JP 2004051077A JP 2004051077 A JP2004051077 A JP 2004051077A JP 2005242628 A JP2005242628 A JP 2005242628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
storage medium
cooking
information storage
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004051077A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunori Zaizen
克徳 財前
Kenji Takenaka
賢治 竹中
Hidekazu Yamashita
秀和 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004051077A priority Critical patent/JP2005242628A/ja
Publication of JP2005242628A publication Critical patent/JP2005242628A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electric Ovens (AREA)
  • Cookers (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

【課題】家電機器の制御プログラムやデータを、購入後にあっても、容易に更新できるようにする。
【解決手段】非接触情報記憶媒体51から読み出した米に関する情報がない場合は、第1の通信手段46aを通じて情報端末41、及び、情報提供装置43を経由して、該当するホームページのダウンロードページにアクセスし、該当の米に関する情報をダウンロードして、炊飯器40の制御プログラム及びデータの両方或いは一方を自動的に更新する。
【選択図】図2

Description

本発明は、非接触情報記憶媒体から記憶情報を読み出し、当該情報により入手したプログラム又はデータにより、制御、動作内容の更新を可能とする家電機器に関するものである。
従来、この種の家電機器は、例えば電子レンジの場合、操作するための操作キーが操作パネルに表示されており、ユーザは所望の操作キーをタッチすることによって機器の制御を行うことができる。また、調理メニューの選択は操作パネルのメニューキーの選択によるのが一般的である。この場合、設計段階あるいは工場出荷時にあらかじめ電子レンジの制御装置内のマイコンやメモリにメニュー毎のシーケンスあるいはプログラムやデータなどを保存させておくことになる。つまり、一般使用者は、そのキーに製造業者が特定し、プログラムした機能・動作を実行させるため、選択したキーを押し電子レンジを動作させていた。多くの場合、キーにより特定された電子レンジの機能は、一般家庭において、一般使用者が自由に変更できるものではなかった。
また、近年の情報機器の発達に伴い、パソコンを炊飯器のデータ端末として使用して、製造業者の開設したホームページから炊飯や保温に関するデータを炊飯器にダウンロードする方法や、パソコンからのデータをパソコンと有線で結合されたリモートコントローラを介して炊飯器にダウンロードされる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図10は、特許文献1に記載された従来の炊飯装置のブロック図を示すものである。図10に示すように、炊飯装置1は、携帯電話2、インターネット3を介して情報提供装置4と通信できる構成となっている。炊飯器1は、炊飯器本来の機能である保温、予熱(浸水)、洗米、精米などを行う炊飯手段5と、制御手段であるマイクロコンピュータ6と、通信手段7と、表示部8と、データ入力部9と、操作手段10、あらかじめ作成したプログラムとデータや、外部から伝達されたプログラムとデータ等を格納するメモリ11から構成されている。
また、炊飯器の制御、動作内容の決定、状態の確認などを可能とする情報プログラム及びデータの両方或いは一方を送信する情報端末などの携帯情報端末で行う方法も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001―87128号公報 特開2003―174965号公報
しかしながら、前記従来のパソコンを経由してインターネット上のホームページからデータをダウンロードする構成では、必ずパソコンを準備する必要があり、しかもそのパソコンはインターネットに接続されたものでなければならなかった。一般的に、炊飯器が置かれた日本の家庭の台所は空間的にも平面的にも余裕が無く、食器、鍋その他調味料などいろいろなものが置かれているため、パソコンを置くスペースがない場合が多く、パソコンを台所に持っていきパソコンを経由してデータをダウンロードすることは、現実的には困難であった。
また、炊飯装置の操作パネルのキーを直接操作することなく、インターネット上のホームページから、炊飯や保温に関する情報を入手し、この情報に基づいて機能させることができる炊飯装置及び情報端末等の携帯情報端末を使用する構成では、設置場所の問題は解決されるが、情報を検索する操作(あるいはURLを確認する操作)、及び、情報を入手する操作は必要であり、携帯情報端末の操作に習熟した使用者でないとデータまたはプログラムを更新することは現実的には多くの労力を要するものであった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、家電機器の制御対象物品に添付された非接触情報記憶媒体にアクセスし、当該対象物品に関する制御情報がない場合は、情報端末と自動的に通信し、情報提供装置から当該対象物品に関する制御プログラム及びデータの両方或いは一方を通信にて自動的に更新することが可能な家電機器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の非接触情報記憶媒体との通信する家電機器は、近年小型化、高性能化、低コスト化の実現と標準化組織、研究会の発足によって大変注目を集めている光を含む電磁波によるID伝達を行うデバイスに対象物品の情報を記憶させ、この記憶情報に基づいて、情報端末を経由してインターネットより自動的にダウンロードしたプログラム又はデータにより、制御、動作内容の更新を可能とする家電機器としたものである。
これによって、例えば、食材に添付された非接触情報記憶媒体を調理機器が識別し、当該食材に応じた調理レシピをインターネットより自動的にダウンロードして表示させることや、当該食材に応じた調理方法の設定を直接入力しなくても、常に最適な調理を行わせることが可能となる。
また、衣服のラベルから、この衣服に関する情報を読み出し、この情報に基づき、最適な洗濯方法(制御シーケンス、データ)を通信により自動的に洗濯機にダウンロードし、更新することが可能となる。
本発明の非接触情報記憶媒体と通信する家電機器は、非接触情報記憶媒体から読み出した、例えば、食材の調理情報、食器の洗浄方法、衣服の洗浄情報、建材の清掃方法といった詳細な情報に基づいて、情報端末を経由してインターネット上の情報提供装置より自動的に入手した制御プログラム又はデータにより、購入後であっても制御、動作内容の自動更新を可能とする家電機器を提供することができる。
第1の発明は、対象物品に添付され光を含む電磁波を用いて非接触に情報の読み取りあるいは読み書き可能な非接触情報記憶媒体にアクセスし前記対象物品の情報を読み出す送受信手段と、有線方式或いは無線方式により情報端末と通信する通信手段と、前記対象物品の情報をもとに機器の動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記非接触情報記憶媒体から読み出した対象物品に該当する制御プログラムまたはデータがない場合に、前記情報端末を経由して情報提供装置から該当するプログラムあるいはデータのいずれかを通信にて受信し受信情報をもとに機器を制御する構成とすることにより、制御手段は、通常内蔵される機器の制御プログラムの中から、対象物品に添付された対象物品の情報に応じて選択される制御プログラムのシーケンスで機器の動作制御を行うことで、対象物品の種類や品種あるいはさらに詳細な区分ごとに最適な制御を行えるものである。そして、この対象物品は、改良や改質により前記あらかじめ内蔵されるプログラムよりも新しい制御シーケンスを必要とし、このような、対象物品の情報に応じて選択される制御シーケンスに最適な制御シーケンスが見当たらず対象物品に該当する制御プログラムまたはデータがない場合、制御手段は、情報端末を経由して例えば機器の製造もとのインターネットホームページなどの情報提供装置から該当するプログラムあるいはデータのいずれかを通信にて受信し、前記あらかじめ内蔵されるプログラムを更新し、使用者が購入後であっても新たな対象物品に対応した制御・動作内容の自動更新を可能とすることで、対象物品に適した制御動作の得られる家電機器の提供を可能としたものである。
第2の発明は、前記対象物品は調理食材であり、前記非接触情報記憶媒体に記憶させる情報は調理食材の調理情報としたことにより、当該食材に応じた調理レシピをインターネットより自動的にダウンロードして表示させることや、当該食材に応じた調理方法の設定を直接入力しなくても、常に最適な調理を行わせることができる。
第3の発明は、前記非接触情報記憶媒体を調理レシピのカード上に印刷し、前記送受信手段にカードを近接させることで読み取りあるいは読み書き可能としたことにより、調理食材の調理情報としたことにより、当該食材に応じた調理レシピをインターネットより自動的にダウンロードして表示させることや、当該食材に応じた調理方法の設定を直接入力しなくても、常に最適な調理を行わせることができる。
第4の発明は、前記非接触情報記憶媒体は調理メニューブックの料理写真に印刷し、前記送受信手段を密着させることで読み取りあるいは読み書き可能とした当該食材に応じた調理レシピをインターネットより自動的にダウンロードして表示させることや、当該食材に応じた調理方法の設定を直接入力しなくても、常に最適な調理を行わせることができる。
第5の発明、前記対象物品は食器であり、前記非接触情報記憶媒体に記憶させる情報は食器の洗浄情報としたことにより、食器洗い乾燥機で常に最適な洗浄を行うことができる。
第6の発明は、前記対象物品は衣類であり、前記非接触情報記憶媒体に記憶させる情報は衣類の洗浄情報としたことにより、洗濯機で常に最適な洗浄を行うことができる。
第7の発明は、前記対象物品は建材であり、前記非接触情報記憶媒体に記憶させる情報は建材の清掃情報としたことにより、掃除機で常に最適な洗浄を行うことができる。
第8の発明は、前記情報提供装置は、情報提供者のサーバ又は家庭内に設置されたパソコン若しくはホームサーバー機器としたことにより、より手軽に対象物品の制御プログラム及びデータの両方或いは一方を更新することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における非接触情報記憶媒体の構成を示すブロック図(a)及び要部(A−A’)断面図(b)、図2は、非接触情報記憶媒体と通信する家電機器(炊飯器)のブロック図、図3は非接触情報記憶媒体のメモリ内容の構成を示す図、図4はデータのダウンロード手順を示すフローチャートである。
図1において、非接触情報記憶媒体30は、メモリ31と、電源回路32と、変復調回路を含む送受信回路33、クロックを含むロジック回路34を内蔵しているICチップ35と、アンテナコイル36とを樹脂・セラミック等の封止材料37で封止している。送受信回路33の復調回路は、例えば、受信した915MHzや、2.45GHzの電磁波を検波し、基底帯域信号及びデータを復元する。また、バッテリーは内蔵しておらず、電源回路32はアンテナコイル36が受信した電磁波から電磁誘導によってその動作電力を得る。他方、送受信回路33の変調回路は、データを送信するために搬送波を送信データに応じて変調させてアンテナコイル36に出力し、電磁波を送信する。変調方式は、例えば、キャリア(搬送)周波数の振幅を変えるASK、位相を変えるPSKなどを使用することができる。変・復調回路はロジック回路34によって制御されて、クロックに同期して動作する。メモリ31はデータを保存するROM、RAM、EEPROM及び/又はFRAM等から構成される。非接触情報記憶媒体30の構成要素の構成や動作は当業界で周知であるためより詳しい説明は省略する。
図2において、炊飯器40は、情報端末41とブルートゥース通信、赤外線通信など各種通信方式により通信を行い、情報端末41を経由して通信網の一例であるインターネット42を介して情報提供装置43とプログラムとデータのダウンロードができる構成となっている。炊飯器40は、炊飯器本来の機能である保温、予熱(浸水)、洗米、精米などを行う炊飯手段44と、制御手段であるマイクロコンピュータ45と、第1の通信手段46aと、操作表示部47と、RFリーダーライタ48から構成している。マイクロコンピュータ45には炊飯器40を機能させるために工場出荷時以前にあらかじめ作成したプログラムとデータ(米の種類、銘柄、精米度合い等と、それに適した調理方法との組み合わせ)と、購入後に、ダウンロードしたプログラムとデータとを格納するメモリ49を備えている。米収納袋もしくは米収納容器50は、非接触情報記憶媒体51が添付されており、そのICチップ52内のメモリに米の生産地、製造者名、卸業者名、販売店名と、米の種類(玄米、白米、餅米、ジャポニカ米、インディカ米等)、銘柄(ササニシキ、コシヒカリ、あきたこまちなど)、精米度合い、最適な炊飯シーケンス(予熱(浸水)時間・温度、炊き上げ時間・温度、むらし時間・温度等のデータ)を格納している。そして、情報端末41は、炊飯器40と通信する第1の通信手段46bと、制御手段であるマイクロコンピュータ54と、第2の通信手段55と、操作手段56と、表示手段57、データ保存手段58とを備えている。
以上のように構成された炊飯器(非接触情報記憶媒体51と通信する家電機器)について、以下その動作、作用を説明する。
まず、使用者が「自動米種判別機能有り」と、「調理コース:白米」を選択し、炊飯キーを操作すると、炊飯器40はRFリーダーライタ48で米収納袋50に添付された非接触情報記憶媒体51から米に関する情報を読み出し(図4、STEP60)、この情報に基づいて炊飯シーケンスを実行する。米収納袋50は、内部に米が入れられるとともに、外表面に非接触情報記憶媒体51が添付されている。非接触情報記憶媒体51は、図3(a)に示すように、食材を識別する「シリアルナンバー(品番)」と「キー(品名)」と「データ(例えば、米の場合は、米の種類、銘柄、精米度合い、調理方法)」を記憶している。シリアルナンバー(32ビット)を会社名に割り当てれば、2億7千万の会社団体に、キーを商品に割り当てれば、2億7千万種類の商品に対応することができ、バーコードシステム(図3(b))よりはるかに柔軟性に富み、記憶できるデータ量も大きくできるものである。ユーザデータ用のメモリサイズも128byteから、1kByte、2kByte、4kByteといった高容量タイプも製品化されている。また、半導体プロセスを微細化し、チップサイズは全て128byte品と同じ2.5mm角になっている。)ここで、非接触情報記憶媒体51から読み出した米に関する情報、特に米種と、銘柄が、炊飯器40にあらかじめ記憶させているプログラム及びデータに合致するものがない場合は(STEP61〜STEP63)、第1の通信手段46aを通じて情報端末41と通信を開始する。情報端末41は待機状態、もしくは操作手段56による操作状態であるが、炊飯器40から通信開始信号(STEP70)を検知すると、応答1を送信し(STEP71)、続いて送られてくる米種・銘柄データの受信(STEP72)を始める。一連のデータの受信が終わると受信データを解析する。解析結果、自分のデータ保存手段58に該当するプログラム・データが有る場合は、データ保存手段58から取り出し、応答情報を構成する。他方、該当するプログラム・データが無い場合は、情報提供装置43、例えば、米の生産者と、販売者名、及び炊飯器の製造者名から該当するホームページのダウンロードページにアクセスし、JAVA(登録商標)言語で書かれたプログラムで、該当の米に関する情報を検索し、ダウンロードして応答情報を構成する。応答情報は、例えば、ヘッダーを米種・銘柄とし、データを最適な炊飯シーケンス(予熱(浸水)時間・温度、炊き上げ時間・温度、むらし時間・温度等の調理方法とする。応答情報の構成が終わると、炊飯器40へその情報を送信する。このデータの受信が終わる(STEP74)と、炊飯器40はこの一連の自動米種判別処理を完了し、この受信した調理方法に従って、浸水時間・温度、炊き上げ時間・温度等を決定し(STEP65〜STEP68)、炊飯(STEP69)を開始する。
以上のように、本実施の形態では、調理食材に添付された非接触情報記憶媒体51にアクセスすることにより、調理食材に関する調理方法の情報の有無を判別でき、情報がない場合は、情報端末41と自動的に通信し、情報提供装置43から当該調理食材に関する制御プログラム及びデータの両方或いは一方を通信にて自動的に更新することができる。
また、炊飯器40の操作表示手段47や、情報端末41の操作手段56を直接操作することなく、インターネット上のホームページ(情報提供装置43)から、炊飯や保温に関する情報を入手できる。つまり、情報を検索する操作、あるいは、URLを入力・確認する操作、及び、情報を入手する操作は不要であり、情報端末41の操作に習熟した使用者でなくとも炊飯器40の制御プログラム及びデータの両方或いは一方を自動的に更新することができる。
また、本実施の形態のマイクロコンピュータ54には情報端末41を機能させるためにあらかじめ作成したプログラムとデータや、外部から伝達されたプログラムとデータ等を格納するデータ保存手段58を備えている。データ保存手段58は情報端末41に固定的に設置された半導体メモリやハードディスクに加え、一部が着脱可能なメモリカードによって構成することもできる。もちろん、データ保存手段57は必要に応じ全部を着脱可能にしたり、全部を固定的に設置することもできる。着脱可能な記憶手段としては、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)やICカード、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)等各種の記憶媒体が考えられる。また、入力したプログラムやデータを所定の形態に変換するデータ変換手段59と、タイマ60を備えている。
また、本実施の形態の非接触情報記憶媒体51におけるアンテナコイル36は、RFリーダーライタ48内の検出コイルANTと非接触に電磁結合されている。アンテナコイル36と検出コイルANTは互いに近接、あるいは、数mの距離を隔てて配置することができる。アンテナコイル36は、検出コイルANTとの配置、実装面積、その他の条件に応じて所定の寸法、形状、自己インダクタンス、相互インダクタンスを有すれば良く、形状は四角形に限定されず、円形、楕円形などとしてもよい。また、ICチップ35と同じシリコンウェハ全体に直接形成し、実装することもできる。また、電源回路32はアンテナコイル36が受信した電磁波から電磁誘導によってその動作電力を得る構成としたが、バッテリーを実装するセミパッシブ型や、アクティブ型の構成でも良い。また、複数の非接触情報記憶媒体51が同時に存在しても、例えば、シリアルNo.1で識別することができる。また、本実施の形態の非接触情報記憶媒体は、家電機器の制御対象物の包装に縫い込む、貼り付ける、印刷するといった方法で添付する。
また、本実施の形態の情報提供装置43であるインターネット上のサイトの管理者がプログラムをバージョンアップした場合は、非接触情報記憶媒体51のシリアルナンバーもしくはキーナンバーを変更することで、再びインターネットのサイトに接続させて、バージョンアップされた新しいプログラム(調理方法:炊飯シーケンス)を再びダウンロードすることができる。また、サイトでは、新しい炊飯器の機種を発売するごとにそれに対応した新しいプログラムを作って、サイト上に掲載するとともに、非接触情報記憶媒体51のシリアルナンバーもしくはキーナンバーを更新することができる。すなわち、調理食材に添付された非接触情報記憶媒体51には、調理食材に関する調理方法以外の情報を付与することができる。
また、本実施の形態の図4、STEP60(非接触情報記憶媒体51から米に関する情報を読み出す)において、非接触情報記憶媒体51が検出できない時は、選択された調理コースの標準の炊飯シーケンスを実行する。使用者が「自動米種判別機能なし」を選択した場合も同様に非接触情報記憶媒体51から米に関する情報読み出すことなく、炊飯器40で設定された調理コースのシーケンスを実行する。
また、本実施の形態の第1の通信手段46a、46bは有線及び無線の各種通信方式の通信手段で構成可能であり、例えば有線シリアル通信方式、有線パラレル通信方式、電力線搬送通信方式、微弱無線通信方式、小電力無線通信方式、ブルートゥース通信方式、各種IrDAを含む赤外線通信方式などで実現可能であるが、ここでは施工も比較的簡単にでき、家一軒をカバーできる通信エリアを持つ経済的でフレキシブルなシステムである省電力のエコーネット準拠「小電力無線」を通信手段としている。
また、本実施の形態の炊飯器40は、情報端末41は家庭用の他、小売店及びオフィス等の業務用大規模システム、ライスロボットでも実施可能である。このような業種では一台の炊飯装置でおこわやおかゆなど多種の調理を行いたいなどの要望が多く、加えて、コンビニエンスストアなどでの弁当の販売の増加など、業務用の炊飯を行う施設が増加し、炊飯回数や炊き上がり時間や料理の種類にあった炊飯を大量に簡単に行いたいとの要望が多い。一方、女性の社会進出や、お年寄り世帯の増加などで必ずしも主婦が家にいて炊飯することが必要ではなくなり、誰にでも操作できることが期待されている。非接触情報記憶媒体51には、ID情報や所定の保管情報の記録その他を格納することもできるため、炊飯装置の複雑な操作をする必要がなく、様々な調理方法に対応させた非接触情報記憶媒体51を添付するだけで、様々な調理シーンに対応させることができる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の第2の実施の形態における調理レシピのカード上に印刷した非接触情報記憶媒体を示す図である。
図5において、非接触情報記憶媒体75は、調理レシピのカード76上の挿し絵77上に印刷して形成した後、ラミネートフィルムでカバーしている。カード76上には各調理の材料、分量、調理手順、すなわち、レシピ78が同じく印刷されている。また、非接触情報記憶媒体75はメモリ31と、電源回路32と、変復調回路を含む送受信回路33、クロックを含むロジック回路34を内蔵しているICチップ35と、アンテナコイル36で構成されている。
以上のように構成された非接触情報記憶媒体75と通信する家電機器、例えば、電子レンジについて、以下その動作、作用を説明する。
まず、使用者がカード整理箱(図示せず)から希望の調理食材を使った調理レシピのカード76を取り出し、電子レンジのRFリーダーライタ部(図示せず)に近接させる。しかるのちに、操作スイッチを押し、電子レンジを動作させると、調理レシピのカード76上の挿し絵77上に印刷した非接触情報記憶媒体75から、該当する調理食材の調理方法を読み出して調理する。ここで、非接触情報記憶媒体75から読み出した調理食材に関する情報が、電子レンジにあらかじめ記憶させているプログラム及びデータに合致するものがない場合は、第1の通信手段46aを通じて情報端末41と通信を開始する。情報端末41は待機状態、もしくは操作手段56による操作状態であるが、電子レンジから通信開始信号を検知すると、応答1を送信し、続いて送られてくる調理食材の種類・品名データの受信を始める。一連のデータの受信が終わると受信データを解析する。解析結果、自分のデータ保存手段58に該当するプログラム・データが有る場合は、データ保存手段58から取り出し、応答情報を構成する。他方、該当するプログラム・データが無い場合は、情報提供装置43、例えば、調理食材の生産者と、販売者名、及び電子レンジの製造者名から該当するホームページのダウンロードページにアクセスし、JAVA(登録商標)言語で書かれたプログラムで、該当の調理食材に関する情報を検索し、ダウンロードして応答情報を構成する。応答情報は、例えば、ヘッダーを種類・品名とし、データを最適な調理シーケンス・検知温度、マイクロ波の照射時間等の調理方法とする。応答情報の構成が終わると、電子レンジへその情報を送信する。このデータの受信が終わると、電子レンジはこの受信した調理方法に従って、マイクロ波の照射時間・検知温度、時間等を決定し、調理を開始する。従って、マイクロ波の照射時間や、温度センサの検知温度、タイマ時間等を設定することなく、自動的に調理を完了することができる。
また、本実施の形態の非接触情報記憶媒体75は、図3(a)に示すように、食材を識別するシリアルNo.0:「品名」とシリアルNo.1:「品番」とを記憶しており、全ての調理食材に対応することができる。
また、本実施の形態の電子レンジのRFリーダーライタ部は携帯型とすることもできる。これにより、調理レシピのカード76の挿し絵77部に密着させて、調理情報を読み取ることが可能となる。また、RFリーダーライタ部と電子レンジ間の通信は微弱無線通信方式、小電力無線通信方式、ブルートゥース通信方式、各種IrDAを含む赤外線通信方式などで実現可能である。また、非接触情報記憶媒体75のものと異なるキャリア(搬送)周波数、あるいは、変調方式を用いることで、通信の干渉なく、同時に通信することができる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の第3の実施の形態における調理メニューブックの料理写真上に印刷した非接触情報記憶媒体を示す図である。
図6において、非接触情報記憶媒体79は、調理メニューブック80の料理写真81上に印刷して形成した後、ラミネートフィルムでカバーしている。メニューブック80上には各調理の材料、分量、調理手順、すなわち、レシピ82が同じく印刷されている。また、非接触情報記憶媒体79はメモリ31と、電源回路32と、変復調回路を含む送受信回路33、クロックを含むロジック回路34を内蔵しているICチップ35と、アンテナコイル36で構成されている。
以上のように構成された非接触情報記憶媒体79と通信する家電機器、例えば、電子レンジについて、以下その動作、作用を説明する。
まず、使用者が調理メニューブック80の希望の調理食材を使った調理レシピのページを開き、電子レンジの携帯型RFリーダーライタ部に密着、あるいは、近接させる。しかるのちに、操作スイッチを押し、電子レンジを動作させると、調理メニューブック80の料理写真81上に印刷した非接触情報記憶媒体79から、該当する調理食材の調理方法を読み出し、ここで、非接触情報記憶媒体75から読み出した調理食材に関する情報が、電子レンジにあらかじめ記憶させているプログラム及びデータに合致するものがない場合は、第1の通信手段46aを通じて情報端末41と通信を開始する。情報端末41は待機状態、もしくは操作手段56による操作状態であるが、電子レンジから通信開始信号を検知すると、応答1を送信し、続いて送られてくる調理食材の種類・品名データの受信を始める。一連のデータの受信が終わると受信データを解析する。解析結果、自分のデータ保存手段58に該当するプログラム・データが有る場合は、データ保存手段58から取り出し、応答情報を構成する。他方、該当するプログラム・データが無い場合は、情報提供装置43、例えば、調理食材の生産者と、販売者名、及び電子レンジの製造者名から該当するホームページのダウンロードページにアクセスし、JAVA(登録商標)言語で書かれたプログラムで、該当の調理食材に関する情報を検索し、ダウンロードして応答情報を構成する。応答情報は、例えば、ヘッダーを種類・品名とし、データを最適な調理シーケンス・検知温度、マイクロ波の照射時間等の調理方法とする。応答情報の構成が終わると、電子レンジへその情報を送信する。このデータの受信が終わると、電子レンジはこの受信した調理方法に従って、マイクロ波の照射時間・検知温度、時間等を決定し、調理を開始する。従って、マイクロ波の照射時間や、温度センサの検知温度、タイマ時間等を設定することなく、自動的に調理を完了することができる。
(実施の形態4)
図7は、本発明の第4の実施の形態における非接触情報記憶媒体と通信する家電機器(食器洗い洗浄機)のブロック図を示すものである。
図7において、食器洗い洗浄機85は、情報端末41とブルートゥース通信、赤外線通信など各種通信方式により通信を行い、情報端末41を経由して通信網の一例であるインターネット42を介して情報提供装置43とプログラムとデータのダウンロードができる構成となっている。食器洗い洗浄機85は、食器洗い洗浄機本来の機能である洗い、すすぎ、乾燥などを行う洗浄乾燥手段86と、制御手段であるマイクロコンピュータ87と、第1の通信手段46aと、操作表示部88と、RFリーダーライタ48から構成している。マイクロコンピュータ87には食器洗い洗浄機85を機能させるために工場出荷時以前にあらかじめ作成したプログラムとデータ(洗いコース・時間、洗浄水の強度、乾燥時間等)と、購入後に、ダウンロードしたプログラムとデータとを格納するメモリ89を備えている。食器90は、非接触情報記憶媒体91が添付されており、そのICチップ92内のメモリに食器の生産地、製造者名、卸業者名、販売店名と、食器の種類、最適な洗浄方法(洗浄温度、時間、洗浄水流強度、乾燥温度、時間等のデータ)を格納している。そして、情報端末41は、食器洗い洗浄機85と通信する第1の通信手段46bと、制御手段であるマイクロコンピュータ54と、第2の通信手段55と、操作手段56と、表示手段57、データ保存手段58とを備えている。
以上のように構成された食器洗い洗浄機85(非接触情報記憶媒体91と通信する家電機器)について、以下その動作、作用を説明する。
まず、使用者が洗浄乾燥キーを操作すると、食器洗い洗浄機85はRFリーダーライタ48で庫内に収納された複数の食器90に添付された複数の非接触情報記憶媒体91から、それら複数の食器90の洗浄方法に関する情報を読み出し、この情報に基づいて洗い、すすぎ、乾燥の各シーケンスを実行する。非接触情報記憶媒体91は食器90の裏面に印刷されるか、封止されている。ここで、非接触情報記憶媒体91から読み出した食器90の洗浄に関する情報で、食器洗い洗浄機85にあらかじめ記憶させているプログラム及びデータに合致するものがない場合は、第1の通信手段46a、及び、情報端末41を経由して情報提供装置43、例えば、食器の製産者と、販売者名、及び食器洗い洗浄機85の製造者名から該当するホームページのダウンロードページにアクセスし、JAVA(登録商標)言語で書かれたプログラムで、該当の食器の洗浄に関する情報を検索し、ダウンロードする。このダウンロードが終わると、食器洗い洗浄機85は、庫内の食器90の洗浄水強度、温度、時間等の最小値をマイクロコンコンピュータ87が演算し、洗浄水強度、温度、時間等決定し、洗浄工程を開始する。
以上のように、本実施の形態では、食器90に添付された非接触情報記憶媒体91にアクセスすることにより、食器の洗浄に関する情報の有無を判別でき、情報がない場合は、情報端末41と自動的に通信し、情報提供装置43から当該食器の洗浄に関する制御プログラム及びデータの両方或いは一方を通信にて自動的に更新することができる。
(実施の形態5)
図8は、本発明の第5の実施の形態における非接触情報記憶媒体と通信する家電機器(洗濯乾燥機)のブロック図を示すものである。
図8において、洗濯乾燥機95は、情報端末41とブルートゥース通信、赤外線通信など各種通信方式により通信を行い、情報端末41を経由して通信網の一例であるインターネット42を介して情報提供装置43とプログラムとデータのダウンロードができる構成となっている。洗濯乾燥機95は、洗濯乾燥機本来の機能である洗い、すすぎ、脱水、乾燥などを行う洗浄乾燥手段96と、制御手段であるマイクロコンピュータ97と、第1の通信手段46aと、操作表示部98と、RFリーダーライタ48から構成している。マイクロコンピュータ97には洗濯乾燥機95を機能させるために工場出荷時以前にあらかじめ作成したプログラムとデータ(洗いコース・時間、パルセータ、あるいは、ドラムの回転数、乾燥時間等)と、購入後に、ダウンロードしたプログラムとデータとを格納するメモリ99を備えている。衣類100は、非接触情報記憶媒体101が添付されており、そのICチップ102内のメモリに衣類の製産地、製造者名、卸業者名、販売店名と、衣類の種類、最適な洗浄方法(洗浄温度、時間、洗浄水流強度、乾燥温度、時間等のデータ)を格納している。そして、情報端末41は、洗濯乾燥機95と通信する第1の通信手段46bと、制御手段であるマイクロコンピュータ54と、第2の通信手段55と、操作手段56と、表示手段57、データ保存手段58とを備えている。
以上のように構成された洗濯乾燥機95(非接触情報記憶媒体101と通信する家電機器)について、以下その動作、作用を説明する。
まず、使用者が洗濯乾燥キーを操作すると、洗濯乾燥機95はRFリーダーライタ48で洗濯槽内に収納された複数の衣類100に添付された複数の非接触情報記憶媒体101から、それら複数の衣類100の洗浄方法に関する情報を読み出し、この情報に基づいて洗い、すすぎ、乾燥の各シーケンスを実行する。非接触情報記憶媒体101は衣類100の裏面に縫いつけたり、印刷されている。ここで、非接触情報記憶媒体101から読み出した衣類100の洗濯、乾燥に関する情報で、洗濯乾燥機95にあらかじめ記憶させているプログラム及びデータに合致するものがない場合は、第1の通信手段46a、及び、情報端末41を経由して情報提供装置43、例えば、衣類の製産者と、販売者名、及び洗濯乾燥機95の製造者名から該当するホームページのダウンロードページにアクセスし、JAVA(登録商標)言語で書かれたプログラムで、該当の衣類の洗濯、乾燥に関する情報を検索し、ダウンロードする。このダウンロードが終わると、洗濯乾燥機95は、洗濯槽内の衣類100の水流強度、温度、時間等の最小値をマイクロコンコンピュータ97が演算し、水流強度(あるいは、ドラムの回転数)、水温、時間等決定し、洗濯工程を開始する。
以上のように、本実施の形態では、衣類100に添付された非接触情報記憶媒体101にアクセスすることにより、衣類の洗濯、乾燥に関する情報の有無を判別でき、情報がない場合は、情報端末41と自動的に通信し、情報提供装置43から当該衣類の洗濯、乾燥に関する制御プログラム及びデータの両方或いは一方を通信にて自動的に更新することができる。
(実施の形態6)
図9は、本発明の第6の実施の形態における非接触情報記憶媒体と通信する家電機器(掃除機)のブロック図を示すものである。
図9において、掃除機105は、情報端末41とブルートゥース通信、赤外線通信など各種通信方式により通信を行い、情報端末41を経由して通信網の一例であるインターネット42を介して情報提供装置43とプログラムとデータのダウンロードができる構成となっている。掃除機105は、掃除機本来の機能である吸引、床ブラシ回転、ゴミ検知、満杯表示などを行う清掃手段106と、制御手段であるマイクロコンピュータ107と、第1の通信手段46aと、操作表示部108と、RFリーダーライタ48から構成している。マイクロコンピュータ107には掃除機105を機能させるために工場出荷時以前にあらかじめ作成したプログラムとデータ(床ブラシ回転数、掃除モータ回転数、ゴミ検知レベル等)と、購入後に、ダウンロードしたプログラムとデータとを格納するメモリ109を備えている。建材110は、非接触情報記憶媒体111が添付されており、そのICチップ112内のメモリに建材の製産地、製造者名、卸業者名、販売店名と、建材の種類、最適な清掃方法(床ブラシ回転有り/無し、回転数、掃除モータ回転数(吸引力)、吸引時間、等のデータ)を格納している。そして、情報端末41は、掃除機105と通信する第1の通信手段46bと、制御手段であるマイクロコンピュータ54と、第2の通信手段55と、操作手段56と、表示手段57、データ保存手段58とを備えている。
以上のように構成された掃除機105(非接触情報記憶媒体111と通信する家電機器)について、以下その動作、作用を説明する。
まず、使用者が掃除機105のスイッチを操作すると、掃除機105はRFリーダーライタ48で建材110に添付された非接触情報記憶媒体111から、清掃方法に関する情報を読み出し、この情報に基づいて掃除を実行する。非接触情報記憶媒体111は建材100が、例えば、カーテンの場合は裏面に縫いつけたり、床材の場合は印刷されたり、埋め込まれたりしている。ここで、非接触情報記憶媒体111から読み出した建材110の清掃に関する情報で、掃除機105にあらかじめ記憶させているプログラム及びデータに合致するものがない場合は、第1の通信手段46a、及び、情報端末41を経由して情報提供装置43、例えば、衣類の製産者と、販売者名、及び掃除機105の製造者名から該当するホームページのダウンロードページにアクセスし、JAVA(登録商標)言語で書かれたプログラムで、該当の建材110の清掃に関する情報を検索し、ダウンロードする。このダウンロードが終わると、掃除機105は、マイクロコンコンピュータ107が、床ブラシの回転に有り無し、及び、回転数、掃除モータの回転数(吸引強度)、ゴミ検知レベル、吸引時間等を決定し、掃除を開始する。
以上のように、本実施の形態では、建材110に添付された非接触情報記憶媒体111にアクセスすることにより、建材の清掃に関する情報の有無を判別でき、情報がない場合は、情報端末41と自動的に通信し、情報提供装置43から当該建材の清掃に関する制御プログラム及びデータの両方或いは一方を通信にて自動的に更新することができる。従って、床は床ブラシを停止して、強く吸引する。絨毯は床ブラシを回転させて、強く吸引する。カーテンは床ブラシを停止して、弱く吸引する等、建材に合わせて掃除設定が自動的にできる。
また、本実施の形態の情報提供装置43は情報提供者のサーバであり、インターネット42を介して情報端末41と通信可能である。情報提供者としては炊飯装置メーカ等が考えられる。例えば情報提供装置43を使用して炊飯装置メーカは自社が設置したホームページに各種情報を有しており、情報端末41等から閲覧、読み込み(ダウンロード)等ができるとともに、電子メールを送受信する、所定のデータの書き換えができる等の機能を有している。また、家庭用の場合、情報提供装置43として、家庭内に設置したパソコンや家庭内電気製品を、家庭内電気製品を集中管理するホームサーバーとしても良く、一旦、ダウンロードしたプログラム及びデータは、データ保存手段58に記憶して、必要に応じて直ちにまた何度でも炊飯器40に送信して使用することも可能である。すなわち、プログラムまたはデータをサイトからダウンロードした後は、インターネットとの接続を解除しても良いことになり、ADSL等の常時接続でない、ダイアルアップ等の環境でも使用することができる。
また、本実施の形態の非接触情報記憶媒体を取扱説明書の修理依頼ページ等に印刷しておき、家電機器の故障(RFリーダーライタ及び通信手段以外)の際に、製造者への連絡先を読み取らせ、サービスコールを自動で行うという用途に利用することもできる。
また、工場出荷時以前にあらかじめ作成したプログラムとデータを最小限にすることにより、ROMサイズを小さくしてコストダウンを図ることができる。また、製造メーカお仕着せのメニューではなく、使用者のニーズに特化したメニューをインターネットの専用サイトからダウンロードして、利用することができる。
また、本実施の形態の家電機器として、ガステーブル/ガス調理器具、ロースター、もちつき機、eレンジフード、ホームベーカリー、トースター、コーヒーメーカー/ミル、ミキサー/ジューサー、フードプロセッサー、ホットプレート、フードプロセッサー等も使用できる。
以上のように、本発明にかかる非接触情報記憶媒体との通信する家電機器は、非接触情報記憶媒体から記憶情報を読み出し、当該情報により入手したプログラム又はデータにより、制御、動作内容の更新を可能とするので、更に、家電機器の故障の際にも、使用者はマニュアルなどを見ず対応する等の用途にも適用できる。
(a)本発明の実施の形態1における非接触情報記憶媒体構成を示すブロック図(b)同要部(A−A’)断面図 本発明の実施の形態1における炊飯器の構成を示すブロック図 (a)非接触情報記憶媒体のメモリ内容の構成を示す図(b)バーコードシステムを示す図 データのダウンロード手順を示すフローチャート 本発明の第2の実施の形態における調理レシピのカード上に印刷した非接触情報記憶媒体を示す図 本発明の第3の実施の形態における調理メニューブックの料理写真上に印刷した非接触情報記憶媒体を示す図 本発明の実施の形態4における食器洗い乾燥機の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5における洗濯乾燥機の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態6における掃除機の構成を示すブロック図 従来の炊飯装置の構成を示すブロック図
符号の説明
31 メモリ
32 電源回路
33 送受信回路
34 ロジック回路
35 ICチップ
36 アンテナコイル
37 封止材料
40 炊飯器
41 情報端末
42 インターネット
43 情報提供装置
45 マイクロコンピュータ
46a、46b 第1の通信手段
47 操作表示手段
48 RFリーダーライタ
50 米収納袋
51 非接触情報記憶媒体
55 第2の通信手段
58 データ保存手段
85 食器洗い洗浄機
95 洗濯乾燥機
105 掃除機

Claims (8)

  1. 対象物品に添付され光を含む電磁波を用いて非接触に情報の読み取りあるいは読み書き可能な非接触情報記憶媒体にアクセスし前記対象物品の情報を読み出す送受信手段と、有線方式或いは無線方式により情報端末と通信する通信手段と、前記対象物品の情報をもとに機器の動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記非接触情報記憶媒体から読み出した対象物品に該当する制御プログラムまたはデータがない場合に、前記情報端末を経由して情報提供装置から該当するプログラムあるいはデータのいずれかを通信にて受信し受信情報をもとに機器を制御する家電機器。
  2. 対象物品は調理食材であり、前記非接触情報記憶媒体に記憶させる情報は調理食材の調理情報とした請求項1に記載の家電機器。
  3. 対象物品は調理食材であり、前記非接触情報記憶媒体は調理レシピのカード上に印刷し、前記送受信手段にカードを近接させることで読み取りあるいは読み書き可能とした請求項1に記載の家電機器。
  4. 対象物品は調理食材であり、前記非接触情報記憶媒体は調理メニューブックの料理写真に印刷し、前記送受信手段を密着させることで読み取りあるいは読み書き可能とした請求項1に記載の家電機器。
  5. 対象物品は食器であり、前記非接触情報記憶媒体に記憶させる情報は食器の洗浄情報である請求項1に記載の家電機器。
  6. 対象物品は衣類であり、前記非接触情報記憶媒体に記憶させる情報は衣類の洗浄情報である請求項1に記載の家電機器。
  7. 記対象物品は建材であり、前記非接触情報記憶媒体に記憶させる情報は建材の清掃情報である請求項1に記載の家電機器。
  8. 情報提供装置は、情報提供者のサーバ又は家庭内に設置されたパソコン若しくはホームサーバー機器である請求項1〜7のいずれか1項に記載の家電機器。
JP2004051077A 2004-02-26 2004-02-26 家電機器 Pending JP2005242628A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004051077A JP2005242628A (ja) 2004-02-26 2004-02-26 家電機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004051077A JP2005242628A (ja) 2004-02-26 2004-02-26 家電機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005242628A true JP2005242628A (ja) 2005-09-08

Family

ID=35024312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004051077A Pending JP2005242628A (ja) 2004-02-26 2004-02-26 家電機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005242628A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008088124A1 (en) * 2007-01-17 2008-07-24 Lg Electronics Inc. Cooking system and controlling method for the same
JP2010266595A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Canon Inc カメラ及び前記カメラに装着される交換レンズ
WO2013021673A1 (ja) 2011-08-09 2013-02-14 オムロン株式会社 データ管理装置,非接触記憶媒体,および,データ管理方法
CN103061078A (zh) * 2012-11-06 2013-04-24 南通芯迎设计服务有限公司 集成式节能洗衣机
CN103343993A (zh) * 2013-07-04 2013-10-09 罗思欣 一种智能电炊具控制装置及方法
CN107960853A (zh) * 2017-12-11 2018-04-27 马建山 一种自动烹饪机器人
CN109700299A (zh) * 2018-12-28 2019-05-03 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 用于集成灶的控制方法、控制装置及集成灶
JP2020512170A (ja) * 2017-03-28 2020-04-23 インダクティブ インテリジェンス,リミティド ライアビリティ カンパニー スマートアプライアンス、システム、及び方法
CN111158723A (zh) * 2019-12-30 2020-05-15 广东美的厨房电器制造有限公司 烹饪电器内置数据升级方法、烹饪电器、电子设备及介质

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008088124A1 (en) * 2007-01-17 2008-07-24 Lg Electronics Inc. Cooking system and controlling method for the same
US8514084B2 (en) 2007-01-17 2013-08-20 Lg Electronics Inc. Cooking system and controlling method for the same
JP2010266595A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Canon Inc カメラ及び前記カメラに装着される交換レンズ
WO2013021673A1 (ja) 2011-08-09 2013-02-14 オムロン株式会社 データ管理装置,非接触記憶媒体,および,データ管理方法
US9501676B2 (en) 2011-08-09 2016-11-22 Omron Corporation Data management device, contactless storage medium, and data management method
CN105442242A (zh) * 2012-11-06 2016-03-30 耿云花 一种集成式洗衣机
CN105369548A (zh) * 2012-11-06 2016-03-02 耿云花 一种节能洗衣机
CN103061078B (zh) * 2012-11-06 2016-05-18 山东交通学院 集成式节能洗衣机
CN103061078A (zh) * 2012-11-06 2013-04-24 南通芯迎设计服务有限公司 集成式节能洗衣机
CN105369548B (zh) * 2012-11-06 2017-12-01 重庆驰山机械有限公司 一种节能洗衣机
CN105442242B (zh) * 2012-11-06 2017-12-01 重庆驰山机械有限公司 一种集成式洗衣机
CN103343993B (zh) * 2013-07-04 2016-03-09 罗中良 一种智能电炊具控制装置及方法
CN103343993A (zh) * 2013-07-04 2013-10-09 罗思欣 一种智能电炊具控制装置及方法
JP2020512170A (ja) * 2017-03-28 2020-04-23 インダクティブ インテリジェンス,リミティド ライアビリティ カンパニー スマートアプライアンス、システム、及び方法
CN107960853A (zh) * 2017-12-11 2018-04-27 马建山 一种自动烹饪机器人
CN109700299A (zh) * 2018-12-28 2019-05-03 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 用于集成灶的控制方法、控制装置及集成灶
CN111158723A (zh) * 2019-12-30 2020-05-15 广东美的厨房电器制造有限公司 烹饪电器内置数据升级方法、烹饪电器、电子设备及介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220383379A1 (en) Appliance network with a smart control, host multi-function and external appliance with food containers and methods
JP6963054B2 (ja) 情報取得方法及び情報取得システム
EP2118800B1 (en) System for controlling a cooking appliance
CN101589394B (zh) 烹饪装置、烹饪装置的控制***及烹饪装置的控制方法
US9602170B2 (en) Electrical instrument
WO2016193008A1 (en) Cooking device, and control method thereof and control system thereof
US10313147B2 (en) System and method for controlling an electronic device
CN108697273A (zh) 食品加工中心
CN103324105A (zh) 一种终端烹饪装置的远程控制***及其远程控制方法
EP2739199B1 (en) System comprising a household appliance and an external device and method for setting an operating program in such an appliance by means of said external device
CN107454939A (zh) 气体检测装置、烹饪装置和控制装置的方法
JP2005242628A (ja) 家電機器
CN103347043A (zh) 一种可远程控制的终端烹饪装置
WO2000049838A1 (en) Intelligent multi-modal food preparation appliance
CN105496238A (zh) 食物料理机
CN108983674A (zh) 电器的控制方法和装置
JP2005242629A (ja) 非接触情報記憶媒体および調理機器
EP3551024B1 (en) A household appliance system
CN106604435A (zh) 微波炉
CN205359285U (zh) 食物料理机
JP4296932B2 (ja) 電気機器
CN203289493U (zh) 一种可远程控制的终端烹饪装置
CN207898364U (zh) 一种煮饭器
JP2005182482A (ja) 電気機器
CN204561860U (zh) 烹饪装置