JP2005235414A - 渦巻状電極群を備えた電池およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 耐絶縁性を低下させることなく、芯体となる金属箔へのストレスが付加されるのを低減して、渦巻状に巻回する際に箔切れが生じないようにして、生産性が向上し、品質が安定した電池を提供する。
【解決手段】 本発明の渦巻状電極群を備えた電池は、正極10および負極の少なくとも一方は、金属箔11が露出する露出部を備えているとともに活物質塗布層12の端部近傍の少なくとも1箇所にはこの塗布端部の近傍から露出部に亘って所定幅の絶縁テープ20が貼着されている。この所定幅の絶縁テープ20の端部の厚み薄くなるように形成されているとともに、活物質塗布層12の端部に対向する位置の絶縁テープ20の厚みが薄くなるように形成されている。
【選択図】 図2


Description

本発明は渦巻状電極群を備えた電池に係わり、特に、金属箔からなる正極芯体に正極活物質が塗布された正極と、金属箔からなる負極芯体に負極活物質が塗布された負極とがセパレータを介して相対向するようにして巻回された渦巻状電極群を外装缶内に備えた電池およびその製造方法に関する。
一般に、リチウムイオン電池などの非水電解質二次電池は以下のようにして作製されている。即ち、LiCoO2,LiNiO2,LiMnO2,LiMn24などからなる正極活物質と炭素系導電剤と有機溶剤等を混合してスラリーあるいはペーストを作製し、これをアルミニウム箔などからなる正極芯体に塗布して正極を作製する。一方、天然黒鉛よりなる負極活物質と結着剤等を有機溶剤に溶解してスラリーあるいはペーストを作製し、これを銅箔などからなる負極芯体に塗布して負極を作製する。
これらの正極と負極をポリエチレン製微多孔膜などからなるセパレータを間にして重ね合わせ、巻き取り機により渦巻状に卷回した後、最外周をテープ止めして渦巻状電極群とする。ついで、これをそのままあるいは扁平状に押し潰して外装缶内に挿入した後、例えば、負極に接続された負極リード(負極集電タブ)と負極端子(外装缶が兼ねている場合もある)とを接続するとともに、正極に接続された正極リード(正極集電タブ)と正極端子とを接続する。ついで、外装缶内に有機溶媒に電解質塩を添加した非水電解液を注入した後、外装缶の開口部を気密に封口することによりリチウムイオン電池が作製される。
上述した渦巻状電極群においては、例えば特許文献1に示されるように、正極活物質あるいは負極活物質の塗布領域と未塗布領域との境界部などのように、渦巻状に巻回された際に局所的に加圧力が大きくなる部分での短絡の発生率が大きくなる。このため、このような部位(短絡想定位置)に絶縁テープを貼着して、短絡想定位置での対向電極との接触による短絡を未然に防止するようになされている。
特開2002−42881号公報
ところで、図8に示すように、活物質層62の塗布領域62aと未塗布領域(芯体となる金属箔61が露出した部分)62bとの境界部に絶縁テープ63が貼着された電極60を用いて渦巻状に巻回すると、巻回速度が大きくなるに伴って、特に、巻始部近傍の絶縁テープ63が貼着されたA,B,C部で箔切れが発生するという問題を生じた。これは、A部およびC部においては、絶縁テープ63のエッジ部(端部)となるため、渦巻状に巻回する際の曲率が小さくなって鋭角に折れ曲がるようになる。このため、絶縁テープ63が貼着された金属箔61のA部およびC部にストレスが発生して、A部およびC部において箔切れが生じたと考えられる。
また、活物質層62が塗布された後の圧延工程において、活物質層62の塗布端部となるB部においては押圧力が大きくなるため、この金属箔61のB部でのストレスが特に大きくなって応力歪みが生じることとなる。そして、このように応力歪みが生じた金属箔61のB部に、さらに渦巻状に巻回する際のストレスが付加されるようになって、このB部において箔切れが生じたと考えられる。このため、貼着部にストレスを与えないように絶縁テープの厚みをできる限り薄くすることが考えられるが、絶縁テープの厚みを薄くし過ぎると、対極との間の耐絶縁性が低下して、短絡が生じる恐れがある。このため、絶縁テープの厚みを薄くすることには限度があることとなる。
そこで、本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、耐絶縁性を低下させることなく、芯体となる金属箔へのストレスが付加されるのを低減して、渦巻状に巻回する際に箔切れが生じないようにして、生産性が向上し、品質が安定した電池を提供することを目的とする。
本発明は金属箔からなる正極芯体に正極活物質が塗布された正極と、金属箔からなる負極芯体に負極活物質が塗布された負極とがセパレータを介して相対向するようにして巻回された渦巻状電極群を備えた電池であって、上記目的を達成するため、正極および負極の少なくとも一方は金属箔が露出する露出部を備えているとともに活物質塗布端部の近傍の少なくとも1箇所にはこの塗布端部の近傍から露出部に亘って所定幅の絶縁テープが貼着されており、所定幅の絶縁テープの端部もしくは塗布端部に対向する位置の厚みが薄くなるように形成されていることを特徴とする。
このように、活物質塗布端部の近傍から金属箔の露出部に亘って端部もしくは塗布端部に対向する位置の厚みが薄くなるように形成された絶縁テープが貼着されていると、厚みが薄い絶縁テープが貼着された部位の金属箔へのストレスを低減することが可能となる。これにより、絶縁テープを貼着することにより生じた箔切れを防止できるようになる。この場合、絶縁テープが貼着された少なくとも1箇所は渦巻状電極群の巻始端部側の内側あるいは外側に形成された露出部と活物質塗布端部に亘る位置であるのが望ましい。これは、渦巻状電極群の巻始端部側に形成された露出部と活物質塗布端部に亘る位置が、渦巻状電極群の巻回時に最もストレスを受けやすい部位であるからである。
そして、このような構造の渦巻状電極群とするためには、金属箔の端部側にこの金属箔が露出した露出部を形成するように活物質を塗布する活物質塗布工程と、活物質が塗布された活物質塗布端部の近傍の少なくとも1箇所にこの塗布端部の近傍から露出部に亘って端部もしくは塗布端部に対向する位置の厚みが薄くなるように形成された所定幅の絶縁テープを貼着する絶縁テープ貼着工程とを備えるようにすればよい。
また、金属箔の端部側にこの金属箔が露出した露出部を形成するように活物質を塗布する活物質塗布工程と、活物質が塗布された活物質塗布端部の近傍の少なくとも1箇所に所定幅の絶縁テープを貼着する絶縁テープを貼着工程と、絶縁テープの端部もしくは塗布端部に対向する位置の厚みが薄くなるようにこの絶縁テープを加熱加圧する加熱加圧工程とを備えるようにしてもよい。さらに、金属箔の端部側にこの金属箔が露出した露出部を形成するように活物質を塗布する活物質塗布工程と、端部もしくは塗布端部に対向する位置の厚みが薄くなるように絶縁テープを加熱加圧する加熱加圧工程と、加熱加圧された絶縁テープを活物質が塗布された活物質塗布端部の近傍の少なくとも1箇所に貼着する絶縁テープ貼着工程とを備えるようにしてもよい。
本発明の渦巻状電極群においては、活物質塗布端部の近傍から金属箔の露出部に亘って端部もしくは塗布端部に対向する位置の厚みが薄くなるように形成された絶縁テープが貼着されているので、厚みが薄い絶縁テープが貼着された部位の金属箔へのストレスを低減することが可能となり、絶縁テープを貼着することにより生じた箔切れを防止できるようになる。
以下に、本発明をリチウムイオン電池に適用した場合の好ましい実施の形態を図1〜図7に基づいて説明するが、本発明はこの実施の形態に何ら限定されるものでなく、本発明の目的を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。なお、図1は本発明をリチウムイオン電池に適用するための正極板を模式的に示す図あり、図1(a)はその正面図であり、図1(b)は図1(a)のA−A断面を示す断面図である。図2は図1の正極板の一部に絶縁テープを貼着した状態の要部の断面を示す断面図である。図3はロール状に巻かれた絶縁テープを模式的に示す斜視図である。
また、図4は負極板を模式的に示す図あり、図4(a)はその正面図であり、図4(b)は図4(a)のA−A断面を示す断面図である。図5は正極板と負極板をセパレータを介して積層したものを渦巻状に巻回して渦巻状電極群を形成する状態を模式的に示す斜視図である。図6は渦巻状電極群を示す図であり、図6(a)は渦巻状電極群の横断面を示す断面図であり、図6(b)は図6(a)の要部を拡大して示す拡大断面図である。図7は変形例の製造方法の要部を模式的に示す断面図である。
1.正極
LiCoO2からなる正極活物質と、アセチレンブラック、グラファイト等の炭素系導電剤とからなる正極合剤に、結着剤としてのポリビニリデンフルオライト(PVDF)がN−メチルピロリドンからなる有機溶剤に溶解された結着剤溶液を混合して、スラリーあるいはペーストとした。これらのスラリーあるいはペーストを、スラリーの場合はダイコーター、ドクターブレード等を用いて、ペーストの場合はローラコーティング法等により正極芯体(例えば、厚みが15μmのアルミニウム箔)11の両面に均一に塗布して、活物質層12を塗布した正極活物質塗布板を形成した。
この後、正極活物質層12を塗布した正極活物質塗布板を乾燥機内に通過させて、スラリーあるいはペースト作製に必要であった有機溶剤を揮散させて除去し、乾燥させた。ついで、乾燥後の正極活物質塗布板を正極合剤の充填密度が3.7g/mlになるようにロールプレス機により圧延した後、所定の寸法(例えば、幅が56mmで、長さが630mm)になるように切断して正極板10を作製した。
この場合、後述する渦巻状電極群が作製された際に、この渦巻状電極群の最内周部および最外周部に配置される部分には、正極芯体11に正極活物質層12が存在しない芯体露出部12a,12b,12c,12dを形成するようにしている。なお、芯体露出部12aは渦巻状電極群の最内周部の芯体12の内側に配置される部分であって、正極10の内周側端部から20mmまでは活物質の未塗布領域となるようになされている。
また、芯体露出部12bは渦巻状電極群の最内周部の芯体12の外側に配置される部分であって、正極10の内周側端部から5mmまでは活物質の未塗布領域となるようになされている。さらに、芯体露出部12c,12dは渦巻状電極群の最外周部の芯体12の内側および外側に配置される部分であって、正極10の外周側端部から55mmまでは活物質の未塗布領域となるようになされている。そして、芯体露出部12aの端部側に正極集電タブ(正極リード)13が溶接されている。
2.絶縁テープ
ついで、図3に示すように、所定幅(例えば、10mm)でロール状に巻かれた絶縁テープ20(x1,x2,x3,x4,x5,x6,x7)を用意した。この場合、絶縁テープ20(x1,x2,x3,x4,x5,x6,x7)としては、厚みが20μmのプリプロピレン(PP)からなる基材に、エチレン−アクリル酸エステル共重合体(EEA)からなる糊材の厚みが10μmになるように塗布されたものを用いている。そして、図2に示すように、a部、b部、c部およびd部の厚みが以下のようになるように、加熱ローラを用いて絶縁テープ20(x1,x2,x3,x4,x5,x6,x7)を成形している。
ここで、図2に示すように、a部(芯体11に貼着される幅0.5mmの端部部分)の厚みが30μmで、b部(芯体11に貼着される幅6.0mmのa部の端部から未塗布領域の端部までの部分)の厚みが30μmで、c部(活物質層12の端部に貼着される幅3.0mmの部分)の厚みが30μmで、d部(活物質層12に貼着される幅0.5mmの端部部分)の厚みが25μmとなる絶縁テープ20をテープx1とした。なお、c部のd部側にはc部からd部に向けて厚みが薄くなる傾斜部が形成されている。
同様に、a部の厚みが30μmで、b部の厚みが30μmで、c部の厚みが30μmで、d部の厚みが20μmとなる絶縁テープ20をテープx2とした。なお、この場合も、c部のd部側にはc部からd部に向けて厚みが薄くなる傾斜部が形成されている。また、a部の厚みが30μmで、b部の厚みが30μmで、c部の厚みが20μmで、d部の厚みが20μmとなる絶縁テープ20をテープx3とした。なお、この場合、b部のc部側にはb部からc部に向けて厚みが薄くなる傾斜部が形成されている。
また、a部の厚みが30μmで、b部の厚みが30μmで、c部の厚みが20μmで、d部の厚みが15μmとなる絶縁テープ20をテープx4とした。なお、この場合は、b部のc部側にはb部からc部に向けて厚みが薄くなる傾斜部が形成されているとともに、c部のd部側にはc部からd部に向けて厚みが薄くなる傾斜部が形成されている。
また、a部の厚みが20μmで、b部の厚みが30μmで、c部の厚みが20μmで、d部の厚みが15μmとなる絶縁テープ20をテープx5とした。なお、この場合は、b部のa部側にはb部からa部に向けて厚みが薄くなる傾斜部が形成されており、b部のc部側にはb部からc部に向けて厚みが薄くなる傾斜部が形成されており、さらに、c部のd部側にはc部からd部に向けて厚みが薄くなる傾斜部が形成されている。
さらに、a部、b部、c部およびd部の厚みが全て30μmとなる絶縁テープ20をテープx6とした。また、a部、b部、c部およびd部の厚みが全て20μmとなる絶縁テープ20をテープx7とした。
なお、絶縁テープ20(x1,x2,x3,x4,x5,x6,x7)としては、上述した材質以外に、厚みが14〜30μmのプリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PAN)等からなる基材に、ゴム系粘着材、エチレン酢酸ビニール共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EEA)、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体(EMAA)等の糊材を厚みが10〜15μmになるように塗布したものを用いてもよい。
そして、この正極10の芯体露出部12aと正極活物質層12との境界部、および芯体露出部12bと正極活物質層12との境界部に、それぞれ上述した絶縁テープ20(x1,x2,x3,x4,x5,x6,x7)を貼着し、これを正極a,b,c,d,e,x,yとした。なお、絶縁テープx1を貼着したものを正極aとし、絶縁テープx2を貼着したものを正極bとし、絶縁テープx3を貼着したものを正極cとし、絶縁テープx4を貼着したものを正極dとし、絶縁テープx5を貼着したものを正極eとした。また、絶縁テープx6を貼着したものを正極xとし、絶縁テープx7を貼着したものを正極yとした。
3.負極
一方、負極活物質としての黒鉛(比表面積約3.0m2/g)と、増粘剤としてのカルボキシメチルセルロース(CMC)と、結着剤としてのスチレン−ブタジエンゴム(SBR)を質量比で95:3:2の割合で混合して負極合剤を調製した。この負極合剤に水を添加、混合してスラリーとした。この後、このスラリーを銅箔からなる負極集電体31の両面にドクターブレード法もしくはダイコート法により塗布して、負極活物質層32を形成した。
ついで、乾燥後の負極活物質塗布板をロールプレス機により圧延した後、所定の寸法(例えば、幅が56mmで、長さが630mm)になるように切断して負極30を作製した。なお、後述のように渦巻状電極群が作製された際に、最外周部に配置される負極30の両面には負極活物質層32が存在しない未塗布領域を形成して、この未塗布領域の端部側に負極集電タブ33を溶接している。
4.渦巻状電極群
ついで、上述のようにして作製された正極10(a,b,c,d,e,x,y)と負極30とを用いて、これらの間にセパレータ40(図5参照)を介在させて積層した後、これを巻き取り機により渦巻状に巻回して、渦巻状電極群A,B,C,D,E,X,Yをそれぞれ作製した。この場合、巻き取り機の巻芯(図示せず)の直径を3mmとし、巻き取り速度が500rpm、1000rpm、2000rpm、2500rpm、3000rpmになるように調整して、渦巻状電極群A,B,C,D,E,X,Yをそれぞれ作製した。
これらの渦巻状電極群A,B,C,D,E,X,Yの巻回時に箔切れが生じたか否かを検証するために、巻き取り後、これらの渦巻状電極群A,B,C,D,E,X,Yをそれぞれ解体して、箔切れが生じたか否かを確認した。その結果、下記の表1に示すような結果が得られた。なお、下記の表1においては、各電極群A,B,C,D,E,X,Yをそれぞれ30個ずつ用いた場合の結果を示していて、その30個の内の1個でも箔切れが生じたものを×印で表し、1個も箔切れが生じなかったものを○印で示している。
Figure 2005235414
上記表1の結果から明らかなように、a部、b部、c部およびd部の厚みが全て30μmとなる絶縁テープ20(x6)を貼着した正極xを用いた渦巻状電極群X、およびa部、b部、c部およびd部の厚みが全て20μmとなる絶縁テープ20(x7)を貼着した正極y用いた渦巻状電極群Yにおいては、巻き取り速度が500rpmの低速であっても箔切れが生じて、これよりも低速度で巻回を行わないと正常な渦巻状電極群X,Yが生産できないことが分かる。
一方、a部、b部、c部の厚みが30μmで、d部の厚みが25μmとなる絶縁テープ20(x1)を貼着した正極aを用いた渦巻状電極群Aにおいては、巻き取り速度が500rpmでは箔切れが生じることがなく、巻き取り速度が1000rpmになると箔切れが生じることが分かる。また、a部、b部、c部の厚みが30μmで、d部の厚みが20μmとなる絶縁テープ20(x2)を貼着した正極bを用いた渦巻状電極群Bにおいては、巻き取り速度が500rpm,1000rpmでは箔切れが生じることがなく、巻き取り速度が2000rpmになると箔切れが生じることが分かる。
また、a部、b部の厚みが30μmで、c部、d部の厚みが20μmとなる絶縁テープ20(x3)を貼着した正極cを用いた渦巻状電極群Cにおいては、巻き取り速度が500rpm,1000rpm,2000rpmでは箔切れが生じることがなく、巻き取り速度が2500rpmになると箔切れが生じることが分かる。また、a部、b部の厚みが30μmで、c部の厚みが20μmで、d部の厚みが15μmとなる絶縁テープ20(x4)を貼着した正極dを用いた渦巻状電極群Dにおいては、巻き取り速度が500rpm,1000rpm,2000rpm,2500rpmでは箔切れが生じることがなく、巻き取り速度が3000rpmになると箔切れが生じることが分かる。
さらに、a部の厚みが20μmで、b部の厚みが30μmで、c部の厚みが20μmで、d部の厚みが15μmとなる絶縁テープ20(x5)を貼着した正極eを用いた渦巻状電極群Eにおいては、巻き取り速度が500rpm,1000rpm,2000rpm,2500rpm,3000rpmでは箔切れが生じることがなく、このような3000rpmという高速度で巻回を行っても正常な渦巻状電極群Eが生産できることが分かる。
これは、正極芯体11となるアルミニウム箔に特にストレスが付与されやすいd部において、このd部の絶縁テープ20の厚みを30μmから25μm、25μmから20μm、20μmから15μmに薄くするに伴って、正極芯体11となるアルミニウム箔に付与されるストレスが低減されるためと考えられる。また、d部と同様に正極芯体11となるアルミニウム箔にストレスが付与されやすいc部において、このc部の絶縁テープ20の厚みを30μmから20μmに薄くするに伴って、正極芯体11となるアルミニウム箔に付与されるストレスが低減されるためと考えられる。さらに、d部、c部と同様に正極芯体11となるアルミニウム箔にストレスが付与されやすいa部において、このa部の絶縁テープ20の厚みを30μmから20μmに薄くするに伴って、正極芯体11となるアルミニウム箔に付与されるストレスが低減されるためと考えられる。
5.変形例
上述した例においては、予めa部、b部、c部およびd部の厚みが適宜異なるように形成した絶縁テープ20を用いて、この絶縁テープ20を正極板10の芯体露出部12aと正極活物質層12との境界部、および芯体露出部12bと正極活物質層12との境界部に貼着する例について説明したが、本発明はこれに限らず、種々の変形が可能であって、以下にその変形例の一例について説明する。
まず、上述のように作製された正極板10を用意するとともに、厚みが20μmのプリプロピレン(PP)からなる基材に、エチレン−アクリル酸エステル共重合体(EEA)からなる糊材の厚みが10μmになるように塗布された絶縁テープ20を用意した。この後、この正極板10の芯体露出部12aと正極活物質層12との境界部、および芯体露出部12bと正極活物質層12との境界部に、それぞれ絶縁テープ20を貼着した。
ついで、図7に示すように、a部を形成するための凸部51aを備えるとともに、b部のa部側に傾斜部を形成するための傾斜部51bを備えた第1加熱治具51と、d部を形成するための凸部52aを備えた第2加熱治具52とからなる成形型50を用意する。この成形型50を所定の温度(例えば、120℃)に加熱した後、絶縁テープ20が貼着された正極板10の上部に位置合わせして配置した。この後、成形型50を押し下げて、第1加熱治具51の凸部51aと傾斜部51b、および第2加熱治具52の凸部52aが絶縁テープ20の所定の位置に押し当たるようにした。
これにより、絶縁テープ20の第1加熱治具51の凸部51aと傾斜部51bおよび第2加熱治具52の凸部52aが押し当たった部分が溶融して、この部分の厚みが薄くなることとなる。この結果、正極板10に絶縁テープ20を貼着した後に、絶縁テープ20の所定の部位に厚みが薄い部分を容易に形成することができる。
この変形例の製造方法によれば、予め厚みの薄い部分を形成した絶縁テープ20を用いる必要がなくなるので、この種の絶縁テープ20を安価に得ることができるようになる。また、厚みの異なる絶縁テープ20を所定の位置に貼着するための位置合わせも容易になるので、この種の絶縁テープ20が貼着された正極板を容易に製造することができるようになる。
なお、上述の実施形態においては、正極10の芯体露出部12aと正極活物質層12との境界部、および芯体露出部12bと正極活物質層12との境界部、即ち、渦巻状電極群の巻始端部側の芯体露出部12a,12bにそれぞれ絶縁テープ20を貼着した例について説明したが、これに限られず、正極10の芯体露出部12c,12dと正極活物質層12との境界部、あるいは負極30の芯体露出部と負極活物質層32との境界部にそれぞれ絶縁テープ20を貼着するようにしてもよい。また、負極の渦巻状電極群の巻始端部側に芯体露出部が形成されており、かつ正極の渦巻状電極群の巻始端部側にも芯体露出部が形成されている場合、これらの各芯体露出部と各活物質層との境界部にそれぞれ絶縁テープを貼着するのが望ましい。
また、上述の実施形態においては、非水電解質電池の負極活物質として黒鉛を用いる例について説明したが、黒鉛以外に、リチウムイオンを吸蔵・脱離し得るカーボン系材料、例えば、グラファイト、カーボンブラック、コークス、ガラス状炭素、炭素繊維、またはこれらの焼成体等が好適である。また、シリカ系材料、酸化錫、酸化チタン等のリチウムイオンを吸蔵・脱離し得る酸化物を用いてもよい。
また、上述の実施形態においては、非水電解質電池の正極活物質としてLiCoO2を用いる例について説明したが、LiCoO2以外に、リチウムイオンをゲストとして受け入れ得るリチウム含有遷移金属化合物、例えば、LiNiO2、LiCoXNi(1−X)O2、LiCrO2、LiVO2、LiMnO2、αLiFeO2、LiTiO2、LiScO2、LiYO2、LiMn24等が好ましいが、特に、LiNiO2、LiCoXNi(1−X)O2を単独で用いるかあるいはこれらの二種以上を混合して用いるのが好適である。また、ポリアセチレン、ポリアニリン等の導電性ポリマーを用いてもよい。
さらに、上述の実施形態においては、本発明を円筒形の電池に適用する例について説明したが、円筒形に限らず、渦巻状電極群およびこれを押し潰して扁平にした電極群を用いる電池であれば、角形などの他の形状の電池に適用することが可能である。また、上述の実施形態においては、本発明をリチウムイオン電池に適用する例について説明したが、リチウムイオン電池以外に、芯体として金属箔を用いる場合は、ニッケル−カドミウム蓄電池、ニッケル−水素蓄電池などの各種の電池においても本発明を適用することが可能である。
本発明をリチウムイオン電池に適用するための正極板を模式的に示す図あり、図1(a)はその正面図であり、図1(b)は図1(a)のA−A断面を示す断面図である。 図1の正極板の一部に絶縁テープを貼着した状態の要部の断面を示す断面図である。 ロール状に巻かれた絶縁テープを模式的に示す斜視図である。 負極板を模式的に示す図あり、図4(a)はその正面図であり、図4(b)は図4(a)のA−A断面を示す断面図である。 正極板と負極板をセパレータを介して積層されたものを渦巻状に巻回して渦巻状電極群を形成する状態を模式的に示す斜視図である。 渦巻状電極群を示す図であり、図6(a)は渦巻状電極群の横断面を示す断面図であり、図6(b)は図6(a)の要部を拡大した拡大断面図である。 変形例の製造方法の要部を模式的に示す断面図である。 従来例の絶縁テープを正極板の一部に貼着した状態の要部の断面を示す断面図である。
符号の説明
10a…渦巻状電極群、10…正極板、11…正極芯体(金属箔)、12…正極活物質層、12a,12b,12c,12d…芯体露出部、13…正極集電タブ、20…絶縁テープ、30…負極板、31…負極芯体(金属箔)、32…負極活物質層、33…負極集電タブ、40…セパレータ、50…成形型、51…第1の加熱治具、51a…凸部、51b…傾斜部、52…第2の加熱治具、52a…凸部

Claims (5)

  1. 金属箔からなる正極芯体に正極活物質が塗布された正極と、金属箔からなる負極芯体に負極活物質が塗布された負極とがセパレータを介して相対向するように巻回された渦巻状電極群を備えた電池であって、
    前記正極および負極の少なくとも一方は前記金属箔が露出する露出部を備えているとともに活物質塗布端部の近傍の少なくとも1箇所には該塗布端部の近傍から前記露出部に亘って所定幅の絶縁テープが貼着されており、
    前記所定幅の絶縁テープの端部もしくは塗布端部に対向する位置の厚みが薄くなるように形成されていることを特徴とする渦巻状電極群を備えた電池。
  2. 前記絶縁テープが貼着された少なくとも1箇所は前記渦巻状電極群の巻始端部側の内側あるいは外側に形成された露出部と活物質塗布端部に亘る位置であることを特徴とする請求項1に記載の渦巻状電極群を備えた電池。
  3. 金属箔からなる正極芯体に正極活物質を塗布した正極と、金属箔からなる負極芯体に負極活物質を塗布した負極とをセパレータを介して相対向するようにして渦巻状に巻回した渦巻状電極群を備えた電池の製造方法であって、
    前記金属箔の端部側に該金属箔が露出した露出部を形成するように活物質を塗布する活物質塗布工程と、
    前記活物質が塗布された活物質塗布端部の近傍の少なくとも1箇所に該塗布端部の近傍から前記露出部に亘って端部もしくは塗布端部に対向する位置の厚みが薄くなるように形成された所定幅の絶縁テープを貼着する絶縁テープ貼着工程とを備えたことを特徴とする渦巻状電極群を備えた電池の製造方法。
  4. 金属箔からなる正極芯体に正極活物質を塗布した正極と、金属箔からなる負極芯体に負極活物質を塗布した負極とをセパレータを介して相対向するようにして渦巻状に巻回した渦巻状電極群を備えた電池の製造方法であって、
    前記金属箔の端部側に該金属箔が露出した露出部を形成するように活物質を塗布する活物質塗布工程と、
    前記活物質が塗布された活物質塗布端部の近傍の少なくとも1箇所に所定幅の絶縁テープを貼着する絶縁テープ貼着工程と、
    前記絶縁テープの端部もしくは塗布端部に対向する位置の厚みが薄くなるように該絶縁テープを加熱加圧する加熱加圧工程とを備えたことを特徴とする渦巻状電極群を備えた電池の製造方法。
  5. 金属箔からなる正極芯体に正極活物質を塗布した正極と、金属箔からなる負極芯体に負極活物質を塗布した負極とをセパレータを介して相対向するようにして渦巻状に巻回した渦巻状電極群を備えた電池の製造方法であって、
    前記金属箔の端部側に該金属箔が露出した露出部を形成するように活物質を塗布する活物質塗布工程と、
    端部もしくは塗布端部に対向する位置の厚みが薄くなるように絶縁テープを加熱加圧する加熱加圧工程と、
    前記加熱加圧された絶縁テープを前記活物質が塗布された活物質塗布端部の近傍の少なくとも1箇所に貼着する絶縁テープ貼着工程とを備えたことを特徴とする渦巻状電極群を備えた電池の製造方法。
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