JP2005233956A - ナビゲーションシステムのゲストデータ管理方法と装置 - Google Patents

ナビゲーションシステムのゲストデータ管理方法と装置 Download PDF

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Abstract

【目的】 ゲストを案内する場所(目的地)を容易に決定するためにゲスト及び目的地に関する情報を記録し、編集し、利用することができる「ナビゲーションシステムのゲストデータ管理方法と装置」を提供する。
【構成】 少なくともゲストについての情報と該ゲストに関連した目的地についての情報を含むゲストデータべースを構築し、ゲストに関して移動の目的地を決定するために該ゲストデータベースから該ゲストの情報を引き出し、該引き出した情報を表示装置に表示し、表示情報を参照してゲストを案内する場所を決定する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ナビゲーションシステムのゲストデータ管理方法と装置に係り、特にゲストに関する各種情報やゲストに関連した旅行目的地及び該目的地に関連したゲストやユーザによるコメントなど(ゲストデータ)を記憶したゲストデータベースを用意し、該ゲストデータを編集し、かつ取り出して利用するためのナビゲーションシステムのゲストデータ管理方法と装置に関する。
ナビゲーションシステム、代表的には乗物のナビゲーションシステムは、ユーザが設定した目的地に向けて乗物を容易に運転できるようにするために移動案内をする。そのようなナビゲーションシステムは、ユーザの位置を検出し、ユーザの現在位置(現在の乗物位置)周辺の地図データを地図データ記憶媒体、例えばCD−ROM(コンパクトディスクの読み出し専用メモリ)又はDVD(ディジタル汎用ディスク)から読み出す。乗物の現在位置は、乗物に搭載された自立航法用ナビゲーションセンサーと、GPS人工衛星を有した全地球測位システム(GPS)との組み合わせによって決められる。
図1は、乗物のナビゲーションシステムに関連した全体的な手続きとスクリーン表示の例を示している。本発明は、更にPDA(パーソナルディジタルアシスタント)やラップ−トップコンピュータや他の手持ちデバイスによって実行されるような携帯式ナビゲーションデバイスにも適用されることに注目すべきである。ここでは、説明を簡略化するために、本発明を主に乗物のナビゲーションシステムの場合について説明する。
図1Aは、目的地が指定されていないときの一般的に使用されるナビゲーションシステムの位置特定地図スクリーンの例を示している。本ナビゲーションシステムは、乗物が地図画像上で走っているストリートとそのストリートの名称を表示している。図1B−1Fは、本ナビゲーションシステムにおいて目的地を指定するための表示例を示している。図1Bの主要メニュー上で「目的地」メニューを選択すると、本ナビゲーションシステムは、目的地を特定するための入力方法を指定するために、図1Cに示されているような「以下のものから目的地を見つける」のスクリーンを表示する。「以下のものから目的地を見つける」のスクリーンは、「住所」、「交差点」、「関心地点(POI:Point of Interest)」、「マップカーソル位置」、「最近のルート」、「住所録」及び「本日の計画(Today's Plan)」を含んだ色々な目的地選択方法をリストアップしている。
例えば、図1Cにおいて「住所」方法か又は「本日の計画」方法を選択すると、本ナビゲーションシステムは、図1Dにキーボード・スクリーンを表示する。ユーザが目的地の住所か又は目的地の場所名を入力すると、本ナビゲーションシステムは、図1Eに示されているような「目的地を確かめる」のスクリーンを表示する。そのスクリーン上の名称と住所がユーザの行きたい正しい目的地を示していれば、ユーザは「OK。次に進む」のキーを押して、次の手続きに進む。
図1Fにおいて、本ナビゲーションシステムは、目的地へのルートを計算し、決定する。本ナビゲーションシステムは、例えば目的地に到達するための最も早い道に基づいて目的地へのルートを決めるが、そのルートは、できるだけ多くの無料幹線道路を使用するか又は有料道路などを使用しないルートである。一旦目的地へのルートが決められると、本ナビゲーションシステムは、ユーザを目的地へ案内するために図1Gに示されているようにルート案内を開始する。ユーザが目的地に対して所定距離以内に近付くと、本ナビゲーションシステムは、目的地(Dest)が図1Hに示されているように前方に存在することを示す。
前記手続きの目的地の設定に際して、ユーザは表示されている関心地点(POI)のリストからPOIを選択することで、又は本ナビゲーションシステムに記録された最近の目的地リストから以前訪れた目的地を選択することで特定の目的地を選択することもできる(最近のルート:Recent Route)。多くの場合、ユーザはレストラン、ゴルフコース、劇場などを訪れてゲストや友人や親戚を歓待したいものである。そのような場合、本ナビゲーションシステムは、以前の移動に関する情報を記録しておくことで以前訪れた場所を再び訪れる際に都合良く使用される。
従来のナビゲーションシステムでは、上述の「最近のルート」入力方法において最新の目的地リストを記録しているが、以前訪れた目的地の名称と住所を記録しているだけなので、ゲストについての付加情報を利用することができない。幾つかのケースでは、特定のゲストを或る場所へ連れて行くのを回避する必要がある。これは、例えば、ゲストがそのレストランが嫌いで、そこで再び食事を取りたくなかったり、又はそのレストランにたまたまゲストのライバル会社の人間で、かつ、ユーザの他のゲストが頻繁に出入りしている場合があるからである。ゲストを頻繁に歓待するユーザにとって、従来技術では各ゲストの好きな軌跡を保持しておくことができなかった。
従って、ユーザが各ゲストに適した目的地を選択するのを容易にするために、目的地リストとゲストレコードとを記憶する機能を有したナビゲーションシステムが要望されている。
従って、本発明の目的は、特定のゲストのために目的地を立案し決めるのを容易にするためにゲストデータを作成し、かつ、適宜編集し、該ゲストデータを取り出して利用できるナビゲーションシステムのゲストデータ管理方法と装置を提供することである。
本発明の別の目的は、位置情報(場所データ)が自動的に登録され、かつ、ゲストデータと目的地の評価データとがユーザによって手動で登録されるようになっているナビゲーションシステムにおいて、旅行目的地リストとゲスト訪問レコードとを発生して表示できるゲストデータ管理方法と装置を提供することである。
本発明の更に別の目的は、特定の商品や不動産ビジネスなどのようなサービスに関係したデータベースを作成し、かつ、編集し、またそれら特定の商品やサービスに関連する関係データを取り出して利用できるナビゲーションシステムのゲストデータ管理方法と装置を提供することである。
本発明のナビゲーションシステムは、ゲストに関する種々の情報やゲストに関連した旅行目的地に関する情報、該目的地に関連したゲストやユーザによるコメント情報(ゲストデータという)を含むゲストデータベースを構築し、該ゲストデータをゲストデータべースから取り出して利用することができる。本発明のゲストデータ管理方法は、少なくともゲストに関する種々の情報と、該ゲストに関連した旅行目的地についての情報(ゲストデータ)を含むゲストデータベースを構築するステップ、ゲストデータベースに含まれるゲストに関するゲストデータをゲストデータベースから引き出すステップ、該引き出した情報を表示するステップを有している。更に、ゲストデータ管理方法は、該データベースに含まれるゲストデータを変更し、又は新しい情報の追加により編集するステップを有している。
本発明の別の形態は、上述の方法を実現するゲストデータ管理装置である。本発明のゲストデータ管理装置は、少なくともゲストについての情報と該ゲストに関連した目的地についての情報(ゲストデータ)を含むゲストデータべース、該ゲストデータベースを構築するゲストデータべース構築手段、ゲストに関して移動の目的地を決定するために該ゲストのゲストデータを該ゲストデータベースから引き出す手段と、引き出した情報を表示する手段を有している。更に、ゲストデータ管理装置は前記ゲストデータべースの情報を変更し、あるいは新たな情報を追加して該ゲストデータべースを編集する手段を有している。
本発明によれば、ユーザが先ず特定のゲストの名前を記入するか又はゲスト名リストからその名前を選択することで特定のゲストと共に訪れた場所に関する情報を後で抽出できるようにゲストデータべースを作成する。ユーザがその同じゲストを案内しなければならない次の機会には、以前に訪れた場所に関する情報が既にゲストデータべースに記入されているので、ユーザは、どの場所がそのゲストに対して最も適しているかについて知ることができ、ゲストに対し失礼のない場所の決定を行うことができる。
本発明によれば、特定のゲストに関して目的地の計画と決定を手助けするためにゲストデータを記憶し、編集し、取り出して利用することができる。
また、本発明によれば、場所(位置)に関するデータがナビゲーションシステムによって自動的に登録されると共に、ゲストの情報と目的地の評価データとがユーザによって手動で登録されるようになっているため、旅行目的地リストとゲスト訪問記録とを発生して表示することができ、ゲストに対し失礼のない場所を容易に決定して該場所へ案内することができる。
更に、本発明によれば、特定の商品や不動産ビジネスなどのサービスに関係したデータベースを作成、編集でき、またそれら特定の商品やサービスに関する関連データを取り出して利用することができる。
本発明のゲストデータの管理方法と装置は、ゲストを歓待するためにユーザがゲストデータを作成し、かつ、編集し、適宜該データべースよりゲストデータを取り出して利用できるように設計されている。このため、本ナビゲーションシステムは、ゲストについての情報と目的地に関する情報とを、そのゲストを該目的地に連れていった前回の経験に基づいて収集し、それによってゲストデータを作成、編集する。ユーザは、目的地に関するその人の個人的印象や、ゲストのコメントや、ドライバーや他の人のコメントに基づく情報をゲストデータに加える。また、ユーザは、目的地に関する情報をその人自身の目的地を訪れた経験に基づいてゲストデータに加える。ゲストデータ管理装置は、特定のゲストや目的地などに関してユーザがゲストデータベースから所定の情報を編集して抽出できるように設計されている。すなわち、ゲストデータ管理装置は、少なくともゲストについての情報と該ゲストに関連した目的地を含むゲストデータべースと、前記ゲストデータベースを構築し、かつ該ゲストデータべースに含まれる情報を変更するか、又は新しい情報を加えることで該ゲストデータベースを更新するデータべース構築/編集手段と、該ゲストデータベースに含まれるゲストの移動目的地を決定するために該ゲストの情報を該ゲストデータベースから引き出す手段と、引き出した情報を表示する手段を備えている。
図2は、本発明を実行する乗物のナビゲーションシステムの構成例を示している。本発明は、更にPDA(パーソナルディジタルアシスタント)デバイスやラップトップコンピュータや他の手持ちデバイスによって実行されるもの含んだ携帯ナビゲーションシステムデバイスにも適用される。
図2のブロック図において、本ナビゲーションシステムは、地図情報を記憶するためのCD−ROM、DVD、ハードディスク及び他の記憶手段などの地図データ記憶媒体31(以下、「DVD」と称する)と、DVDから地図情報を読み取るための操作を制御するためのDVD制御ユニット32と、現在の乗物位置を測定するための位置測定ユニット33とを有している。位置測定ユニット33は、移動距離を検出するための乗物速度センサーと、移動方向を検出するためのジャイロスコープと、位置を計算するためのマイクロプロセッサと、GPS受信器などを有している。
図2のブロック図は、更に、DVD31から読み取られた地図情報を記憶するための地図情報メモリ34と、DVD31から読み取られた関心地点(POI)などのデータベース情報を記憶するためのPOIデータベース・メモリ35と、メニュー選択操作や拡大/縮小操作や目的地入力操作などを実行するためのリモコン37と、リモコンインターフェイス38とを有している。
本ナビゲーションシステムは、更に、本システムにおける前記各ユニットを連結するためのバス線36と、本ナビゲーションシステム全体の操作を制御するためのプロセッサ(CPU)39と、ルート探索プログラムやナビゲーション制御に必要なマップマッチングプログラムなどの種々の制御プログラムを記憶するためのROM40と、案内ルートなどの演算結果を記憶するためのRAM41と、地図情報に基づいて地図画像(地図案内画像と矢印案内画像)を発生するための表示コントローラ43と、該表示コントローラによって発生された画像を記憶するためのVRAM(ビデオRAM)44と、メニュー画像/種々のリスト画像を発生するためのメニュー/リスト発生ユニット45と、合成ユニット46と、ゲストデータ管理コントローラ47と、バッファーメモリ48と、無線受信機49と、センサー49aと、モニター(ディスプレイ)50と、ゲストデータべースを保持するデータべースメモリ52とを有している。
ゲストデータ管理コントローラ47は、ユーザがゲストデータベースを構築し、種々のパラメータに基づいてゲストデータを分類するのを手助けするために、またユーザの要求に応答してゲストデータを再生するために本発明の必須機能を実行する。又、ゲストデータ管理コントローラ47は、本発明のゲストデータ管理の全プロセスを制御する。バッファーメモリ48は、ゲストデータ管理のための関連データを一時的に記憶したり、又はゲストデータベースを構築するために都合良く使用される。
渋滞、事故その他の交通情報は、図示しない外部の交通付随事項データサーバーや交通情報送信システムから直接無線受信機49とアンテナを介して供給され、又は間接的に公衆網を介して交通付随事項データを蓄積するために供給される。また、種々のセンサー49aが、目的地の周囲の状況や路面状態、目的地の状況などを含んだ目的地に関する拡張情報を得るために本ナビゲーションシステムに組み込まれている。
図3は、本発明のゲストデータ管理装置の基本構成例を示した機能ブロック図である。図3の構成は、本発明の作動に直接関係した図2のブロック図の構成要素によって図示されている。ゲストデータ管理装置の主要構成要素は、ユーザと連絡を取るためのモニター50と、ゲストデータ管理装置の全体に渡る作動を制御するためのゲストデータ管理コントローラ47と、ゲストデータべースメモリ52と、地図データを記憶するDVDなどの地図データ記憶媒体31と、本装置動作に際して各種データを一時的に記憶するためのバッファーメモリ48とを有している。ゲストデータ管理コントローラ47は、図2のCPU39により、あるいはマイクロプロセッサーなどの別のコントローラにより実現できる。更に、バッファーメモリ48は、RAM41により、あるいは他のメモリにより実現できる。ゲストデータべースは、少なくともゲストについての情報と該ゲストに関連した目的地についての情報(合せてゲストデータという)を含んでいる。
図3のブロック図は、メモリカード56などの外部メモリを介してゲストデータベースGDBを構成するためのゲストデータを受信するメモリ・リーダ54をオプションとして有している。ゲストデータは比較的大サイズであるため、時にはナビゲーションシステムよりもむしろパーソナルコンピュータ58を使用して作成する方がユーザにとって都合の良いことがある。かくして、メモリ・リーダ54は、パーソナルコンピュータ58によって作成されたゲストデータを、メモリカード56より受信し、受信されたゲストデータをデータ管理コントローラ47に転送してゲストデータべースメモリ52に格納する。
ユーザがゲストと一緒に、又はゲストを伴わずに或る目的地を訪れたときに、そのユーザは、目的地の個人的な印象や、目的地についてのゲストのコメント、ゲストに関する情報などをゲストデータの1データとしてナビゲーションシステムのキーボード・スクリーン50を介して追加する。本ナビゲーションシステムは、更に自動的に場所の名称、場所の種類、住所、電話番号、ルート等をゲストデータの1データとして追加する。ゲストデータベースGDBは、地図記憶媒体31がハードディスクであれば、該地図データ記憶媒体31に構築されたり、あるいは、バッファーメモリ48や他のメモリ内に構築することもできる。ゲストデータ管理コントローラ47は、ユーザがゲストデータベースGDBにゲストデータを追加し、変更を加えて編集したり、かつ、該ゲストデータベースGDBから種々のパラメータを使ってゲストデータを抽出するためにナビゲーションモニター50を制御する。上述のように、別体のパーソナルコンピュータ58などの他の手段によって編集されたゲストデータは、メモリカード56やメモリ・リーダ54などの小型記憶媒体を介してゲストデータベースGDBに加えられる。
図4は、本発明のゲストデータ管理装置においてゲストデータベースを構築し、あるいはゲストデータを編集してゲストデータべースを更新するための種々のカテゴリやパラメータ、カテゴリ間の関係などの例を概略示している。これらデータカテゴリに基づいて、ユーザは、特定のゲストを伴った特定目的地への以前の訪問によって、又はゲストを伴わないユーザの以前の訪問によって得られた情報を入力することでゲストデータベースを構築、編集する。図4に示されていない他の情報カテゴリが追加されたり、又は図4に示されている幾つかの情報カテゴリが削除されうる。
図4A−4Hにおいて、「日付/時間」や「運転時間」、「案内ルート」などの白抜き四角囲い内の情報カテゴリ11〜19は本ナビゲーションシステムによって自動的に得られる情報カテゴリーである。「コスト等級」や「周囲状況」、「交通」などの目的地に関するドット付き四角囲い内の情報カテゴリ21〜210は、適当なセンサーと無線通信手段を備えた本ナビゲーションシステムの拡張作動により自動的に得られる情報カテゴリーである。また、ゲスト/目的地関連情報や個人の印象に関する楕円囲い内の情報カテゴリ31〜328は、ユーザによって手動で入力される情報カテゴリーである。
本ナビゲーションシステムは、後で説明する図5と図6に示されているように、ゲストデータベースを構築、編集する機能を有している。ユーザは、ゲストデータについて一つ以上のカテゴリを選択し、更にゲストデータを入力するために各情報カテゴリにおいて副カテゴリを選択する。更に、本ナビゲーションシステムは、その基本作動と拡張作動から得られた情報を自動的に収集してゲストデータを編集し、ゲストデータベースに追加する。ゲストデータの種々のカテゴリに基づいて、ゲストデータベースは本ナビゲーションシステムに構築され、適宜、更新され、ユーザによって後で利用される。
図4Aは、基本的な機能とユーザによる入力によって編集される特定の目的地についての基本情報である「目的地の基本情報INF1」の例を示している。この例は、場所の名称11(例えば、「ファッション・アイランド」)や場所の種類12(例えば、ショッピング・モール)や住所13や電話番号14や目的地の種類を示すアイコン31を含んだ目的地関連の記入項目(メニュー)をリストアップしている。ユーザは一つ以上の項目を選択し、選択された項目に対して目的地についてのデータを入力するものであり、また本ナビゲーションシステムは、自動的に基本ナビゲーション作動に基づいてデータを収集して目的地についての基本情報を編集する。
図4Bは、図4Aの例で提供される基本情報に加えて、特定の目的地について拡張された情報である「目的地の拡張情報INF2」の例を示している。この例は、コスト等級又はレンジ21(例えば、高い、中間、低い)や、目的地で提供されるサービス内容23、目的地の状況24(例えば、素晴らしい、良い、まずい)、周囲環境25(空港に近い、海の眺めなど)、特別のコメントや情報に対するメモ32を含んでいる目的地の関連した記入事項をリストアップしている。
図4Cは、本ナビゲーションシステムが選択された事項に関連した目的地の情報を自動的に記録するためのデータカテゴリに関する「自動記録情報INF3」の例を示している。この例は、日付と時間15、運転時刻16、案内ルート17、ユーザが案内ルートとは異なったルートを運転した際の実際のルート18、未舗装路面などの道路状態26及び交通渋滞や事故などの交通状態などを含んでいる目的地への以前訪問の関連記録事項27をリストアップしている。道路状態と交通状態に関連した情報は、本ナビゲーションシステムがそのような情報を収集するためのセンサーと無線受信機を有している場合に自動的に記録される。
図4Dは、ユーザが特定ゲストについての情報を入力するための「ゲスト個人情報INF4」の例を示している。この例は、ゲストの名前33、ゲストが働いている会社名34、その会社におけるゲストの肩書きと地位35、ユーザとの関係36、趣味と関心事37及びゲストの写真38を含んだゲスト関連の記入事項をリストアップしている。ユーザは、記入事項の内の一つを選択して、その特定の目的地についてのデータを入力する。そして、ゲストの個人情報を入力するために他の事項に対してもこの処理を繰り返す。
図4Eは、目的地への以前の訪問に基づいた該目的地についての特別情報である「目的地訪問情報INF5」の例を示している。図4Aと4Bの処理で記憶された目的地についての一般的情報とは違って、図4Eの例は、特定の目的地についての特別情報をリストアップしている。この例は、その目的地を訪れた回数19、次の訪問の予定310、目的地に関するゲストのコメント311、目的地における行事の記録312、他人への推奨313、及び特別のコメントと印象に関するメモ314などを含んだ目的地関連の記入事項をリストアップしている。ユーザは、それら事項の内の一つを選択して、選択された目的地について特定のデータを入力する。そして、その目的地についての特別情報を入力するために他の事項に対してもこの処理を繰り返す。
図4Fは、特定目的地へのルートについての付加情報である「ルート属性情報INF6」の例を示している。この処理でデータベースに与えられる情報は、図4Cの処理を介して本ナビゲーションシステムによって自動的に記録されるデータに対する補助情報である。この例は、目的地への特定のルートを選択する理由315、ルートを変更する理由316、ルート沿いの風景28、ゲストによる印象317、途中目標通過点の名称29、及びその目的地への次の訪問予定210などを含んだ目的地関連の記入事項をリストアップしている。
図4Gは、目的地でゲストを同伴して歓待する特別の場合に関する情報である「ゲスト同伴情報INF7」の例を示している。この情報は、その特定目的地にゲストを受け入れて歓待する特別な場合に関する情報を付加するためのものである。この例は、目的地を訪れる目的318、参加者319、ゲストを歓待する目的320、目的地に滞在する期間321、ゲストを受け入れる背景322、訪問日の天気323などを含んだ記入事項をリストアップしている。
図4Hは、特定の目的地を訪れたときにゲストを受け入れた運転手と係員から引き出された情報である「運転手と応接係の情報INF8」の例を示している。この情報は、その特別目的地でゲストを受け入れて歓待する特別な場合に関する運転手及びゲスト受け入れ担当者による情報を付加するためのものである。この例は、運転手の名前324、ゲスト受け入れた者の名前325、運転条件326、応接係による印象327、及び特別メモ328などを含んだ記入事項をリストアップしている。ユーザは、それら事項の内の一つを選択し、その目的地におけるゲスト歓待に関する付加情報を入力する。そして、このカテゴリに関する特別情報を入力するために他の事項に対してもこの処理を繰り返す。
図4A−4Hにおいて矢印で示されているように、それらのカテゴリは、矢印によって互いに関連付けされており、その結果、特定のカテゴリにおける記入が別のカテゴリにおける別の記入に効果的に接続されることになる。ユーザは、作成されたゲストデータべースよりゲスト名に関連した目的地を見つけ出すことができる。なお、旅行目的地リストとゲスト訪問記録とを有するこのゲストデータベースのデータカテゴリは、図4A−4Hに示されているものに限定されるものではなく、他のデータカテゴリを取り上げてもよい。
本発明のゲストデータベースを構築あるいは編集する手続きを図5と図6の表示例を参照して説明する。図5A−5Cは、選択される情報カテゴリをどれにするか、あるいはアクティビティの種類をどれにするかをユーザが選択するようになっている本発明のナビゲーションシステムの表示例である。図6A−6Dは、ユーザが情報を編集するために図5Cの処理で「ゲスト情報の編集」を選択したときの本発明のナビゲーションシステムによる表示例である。図5A−5Cと図6A−6Dにおける表示は、説明の目的のために示されているものであり、本ナビゲーションシステムの機能を表示する種々の他の表示が可能であることに注目すべきである。
図5Aは、ナビゲーションシステムにおける基本機能の内の一つを選択するための主要メニュー・スクリーン表示例を示している。この例では、ゲストデータ(ゲスト情報)を編集するために、ユーザは主要メニューにおいて「オプション」を選択する。図5Bは、オプション機能とナビゲーションシステムの使用選択方法に関する項目リストであるオプションメニューを示している。図5Bの例において、ナビゲーションシステム用のゲストデータを編集したり、抽出して利用するために、ユーザはオプションメニューにおいて「ゲストデータ管理」を選択する。
それに応答して、本ナビゲーションシステムは、ユーザがゲストデータ管理に係わるアクティビティ(機能)の内の一つを選択するために図5Cに示された「機能の種類の選択」スクリーンを表示する。この例では、ゲストデータ管理機能の種類には、「ゲスト情報の編集71」、「機会情報の編集72」、「目的地の属性事項の編集73」、「ルートの属性事項の編集74」、「目的地と関連データの登録75」、及び「ゲストデータの利用76」が含まれる。最初の四つの機能71〜74は、ゲストデータの作成、変更及び追加のための処理に指向されたものである。「目的地と関連データの登録75」の機能は、現在の目的地と関連データをゲストデータベースに自動的に登録するものである。最後の「ゲストデータの利用76」の機能は、ゲストデータを利用するための処理に指向されている。機能の種類は図5Cに示されたものに限定はされないことに注目すべきである。
図6A−6Dは、ゲストデータを編集するための本発明の表示例を示した概略図である。図6Aは、図5Cの機能種類選択スクリーンにおいて「ゲスト情報の編集71」をユーザが選択した場合のナビゲーションシステムの表示例である。この処理において、ユーザは、特定の目的地への以前の訪問に基づいて特定ゲストに関する情報を編集する。この例では、ゲスト情報の項目は、ゲスト名、ゲストの会社、会社におけるゲストの肩書きと地位、ユーザとの関係、趣味などのゲストの関心事、及びゲストの写真、以前の目的地の記録及び目的地へのルートを含んでいる。写真データは、好ましくは、ディジタルカメラなどで取り込み、ゲストの画像を複製するためにゲストデータベースに記憶される。
図6Bは、ユーザが図5Cの表示において「目的地の属性事項の編集73」を選択した場合のナビゲーションシステムの表示例である。この処理で、ユーザは目的地の訪問における過去の経験に基づいて目的地についての情報を編集する。この例では、目的地に関する幾つかの属性事項がリストアップされている。即ち、表示は、目的地におけるコストレンジ(高い、中間、低い)、目的地への途中の状況と目的地の状況、ゲストによるコメントなどの印象、目的地に関係した推奨、目的地の名称、住所、及び種類をリストアップしている。
図6Cは、ユーザが図5Cの表示において「機会情報の編集72」を選択した場合における本発明のナビゲーションシステムの表示例である。この処理で、ユーザは特定の目的地にゲストを受け入れて歓待する場合についての情報を編集する。この例では、機会情報の幾つかの属性事項がリストアップされている。即ち、表示は、訪問の目的、訪問の期間、ゲストを伴った目的地への訪問の背景、訪問時の天気や温度などをリストアップしている。
図6Dは、ユーザが図5Cの表示において「ルート属性事項の編集74」を選択した場合における本発明のナビゲーションシステムの表示例である。ルートの幾つかの属性事項は図6Dにリストアップされている。表示は、ルートの名称、ルートの状況、ルートに従って遭遇する風景、ルートで訪れた関心地点(POI)などをリストアップしている。ユーザは、付加情報を記録するために個人的なメモを記入できる。なお、記入事項は図6Aから図6Dに表示されたものに限定されず、カテゴリに関係する別の記入事項も含まれる点に注目すべきである。
図7Aと図7Bは、ゲストデータを記入して編集するための表示例を示している。図7Aを参照すると、ユーザはゲストの名前、目的地の地名、運転手の名前などをキーボードを介して記入できる。文字は、選択されたキーが押される度にウインドー21に表示される。図7Bは、特定の目的地への訪問に関連したゲストによる印象やコメント、ゲストによるプロフィールと興味、ユーザによるコメントと推奨に関するデータの記入例を示している。音声認識システムなどの他の手段によって情報を記入することも可能である。図3のブロック図に示されているように、そのようなデータをパーソナルコンピュータ(デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータなど)によって別々に造り、それらデータを本ナビゲーションシステムにメモリカードなどの記憶媒体を介して転送することもできる。
前記処理で編集されたゲストデータを抽出して利用する処理を図8〜図9にしたがって説明する。この処理は、ユーザが図5Cにおける「ゲストデータの利用76」を選択すると始まる。図8Aは、本発明のゲストデータ管理装置における情報抽出スクリーンを示した表示例である。ユーザはデータカテゴリ・リストにおける所定の記入項目(メニュー)を指定することでどの情報を利用すべきかを選択する。
例えば、ユーザが特定の目的地についての情報を見つけたいならば、ユーザは目的地のメニューを選択することができる。この例では、七つのメニューがリストアップされており、そこからユーザは、情報を抽出、利用するために特定のメニューを選択することができる。しかし、メニューの数と種類は、図8Aに示されたものに限定されることはなく、適切な情報を見つけるためにユーザが選択する他の事項をリストに用意することもできる。
図8Bは、ユーザが適切な情報を見つけるための記入事項を入力する場合の情報利用の表示例を示している。この例は、ユーザがサーチするゲスト名を本ナビゲーションシステムのスクリーン上のキーボードによって入力する場合を示している。この場合、ユーザは、名前の「Giannini」を入力している。代わりに、図8Cに示されているように、本ナビゲーションシステムは、ゲストデータベースから抽出されたゲスト名のリストを表示することもできる。一般に、ゲスト名はアルファベット順に配列されているが、配列の他の順番も可能である。更に、この例では、ユーザは、ゲスト名が名前か又は名字によって分類されるべきかどうかを選択できる。
図9Aは、図8B又は図8Cの表示から続くゲスト名が指定されたときの表示例である。図9Bのスクリーンは、訪問した場所(目的地)、訪問の目的及び背景、ユーザとの関係、ゲストの写真などを含んでいる指定ゲスト名「Ronald Giannini」に関する色々な情報カテゴリをリストアップしている。ユーザは、このゲストについての適切な情報を見るために多くのカテゴリの中から一つ以上のカテゴリを選択することができる。
ユーザが「訪問した場所」など、一つのカテゴリをその事項を強調することで選択すると、本ナビゲーションシステムは、図9Bに示されているようにゲストに関係した訪問場所についての情報を表示する。ユーザ(又はユーザの同僚)が過去にゲストの「Ronald Giannini」と共に訪れた場所の名称が、本ナビゲーションシステムにリストアップされる。場所の名称は、時間順に(最近から以前にかけて)、頻度順に(訪問のより多い回数から訪問のより少ない回数にかけて)、又はアルファベット順にリストアップされる。ユーザ(又はユーザの同僚)がこの特別のゲストと共にどの場所に訪問したことがあるのかをユーザは語ることができる。かくして、以前にゲストが良い印象を受けたレストランをユーザが訪問したいときに、たとえユーザがレストランの正確な名称や場所を思い出すことができなくとも、ユーザはその特定のレストランを容易に見つけることができる。
図9Cは、図9Bの表示上の場所名称「フォーチュンクッキー・レストラン」を選択した表示例を示している。図9Cの例は、ゲストがこの特別なレストランを訪問した回数、ゲストによる印象、ユーザによる推奨、値段レンジなどをリストアップしている。ゲスト記入事項の印象は、ゲストがそのレストランが好きであったことをユーザに知らせる。ユーザが、幾つかの個人的なメモ、例えばそのレストランが都合のよい場所にあるとか、クラシック音楽を演奏しているとか、魅力的なウエィトレスがいる事などを記録している場合、ユーザはそのような情報も引き出すことができる。そのレストランが有名な料理を出す場合、又はゲストが特に或る料理が好きな場合、ユーザはゲストにその料理や、関係した話題について話すことができる。更に、ユーザは、ゲストが過去に好きだった料理を注文することでゲストを喜ばせるようなレセプションを用意することもできる。
本発明のゲスト記録機能が本ナビゲーションシステムに組み込まれているので、記録事項を本ナビゲーションシステムに入力する多くの手続きが省かれ、それによって情報の入力に要する時間を短縮する。例えば、ユーザが初めてゲストに会って訪問する場所を決めると、ユーザは乗物のナビゲーションシステムを使用する場所を入力する。
訪れる場所を入力すると、本ナビゲーションシステムは、目的地へのルートを算定し、ユーザはその場所に運転する。本ナビゲーションシステムは、場所の名称と住所と、その場所を訪れる時間と日付を自動的に記録できる。更に、本ナビゲーションシステムは、算定されたルートとユーザが取った実際のルートとその目的地に着くのに必要な時間を記録できる。ユーザが次の目的地を記入すると、本発明のナビゲーションシステムは、前記手続きを繰り返して編集してその後に抽出できる全ての情報をゲストデータベースに加える。
本発明のゲストデータ管理方法と装置によればユーザがゲスト名を入力したり、あるいはゲスト名リストから名前を選択することで、その特定のゲストと一緒に初めて訪問した場所を抽出できる。従って、次回にユーザが同じゲストを案内しなければならないときに、以前のレセプションに関する情報が既に記入されているから、ユーザは、どの場所がそのゲストに最も適しているのかについての十分な説明に基づいて決定できる。かくして、ユーザは以前の経験を思い出したりする必要がない。
本発明のゲストデータ管理方法と装置は、有利なことにはゲストを歓待するための多くの他の状況に適用できる。ユーザは、以前訪問した「ディズニーランド」や「ユニバーサルスタジオ」などの類似した種類の場所への訪問を楽しんだゲストに対して「マジックマウンティン」のテーマパークを訪れるように推奨できる。あるいは、ユーザは、既に以前にテーマパークを訪れたことがあるゲストのために訪問先を変更してビーチを訪れるように選択することができる。また、訪れた場所は本ナビゲーションシステムに記憶されているので、ユーザは、以前の機会に訪れたレストランを訪れたいと言うゲストの要請に素早く応答できる。
本発明のナビゲーションシステムによる別の有利な点は、それが訪問場所を乗物位置登録機能によって入力できるようにしている点である。例えば、ユーザがゲストを案内している間に小さなアンティーク店を見つけて、その店を訪れると、ユーザは、図5Cにおける「目的地と関連データの登録75」メニューを押すことで本ナビゲーションシステムにその場所を登録するように簡単に命令することができる。ゲストがその店を訪れたいときに、ユーザはそのゲストに関した訪問場所のリストからその場所を容易に見つけることができるのでその場所を思い出すことは容易である。その場所は、単に、ユーザとゲストとが実際に訪問せずにそばを通った場所とすることができる。ユーザが道路の傍らにアンティーク店を見つけたが、時間の関係で買物するために先に行かなければならない場合、ユーザは、将来その顧客と一緒に次に訪れるときのためにその場所を簡単に登録することもできる。
前記例で、ユーザがゲストを案内する状況を説明した。本発明は、リストアップされた所有不動産を顧客に見せる不動産販売員によっても有効に使用される。良く知られているように、不動産販売員は多くの顧客を案内して売出し中の所有不動産を見せなければならない。どのような所有不動産にどのような条件でどのような人を訪問させるべきかについての情報を管理することは難しい。売り手が依然として所有不動産に住んでいる場合、その家を顧客に見せる上でしばしば時間的制約がある。
次の情報は、効果的に顧客の予定を立てるのに役立つであろう。即ち、どのような人がどのような所有不動産に訪れたかのか、所有不動産までの所要時間、その所有不動産の周囲エリアの交通情報等は効果的に顧客の予定を立てるのに役立つ。不動産販売員は、本ナビゲーションシステムにおけるデータベースに顧客の好みを記録することができる。販売員は、更に販売不動産に関するメモを作って、そのメモをデータベースに記録することもできる。特定の所有不動産が素晴らしい眺めを有している場合、不動産販売員は、このような情報で有利な立場に立って、顧客に良い印象を与えることができる。
訪問販売員であるユーザにとって、まだ訪問していない場所や、長い間訪問していない場所や、これから訪問する場所などが知りたい。そのユーザは、本ナビゲーションシステムのゲストデータ管理装置にそのような情報を入力できる。従って、必要な場合にユーザは、どの場所を訪問するべきかについての関連情報を容易に抽出して利用でき、また本ナビゲーションシステムは選択された場所に効果的にユーザを案内することができる。
別の応用では、独特のPOIリストが本発明を使用することで編集できる。ユーザが特定の釣り場に行きたい場合、ユーザはその日の予定を入力する。多くの記録が蓄積されると、ユーザはどの釣り場が特定の季節や時間に対して適しているかが分かる。POIリストは、二人以上の人々によって分かち合うことができ、それでルートに不慣れな人でも案内ルートを辿ることができる。好適な目的地リストは、第三者のサプライヤーやサービスプロバイダーからもダウンロードされる。そのリストは、特定の関心事毎のカテゴリーで分類される。たとえばアミューズメントパーク、レストラン、ワイン地方、月毎の人気のあるナイトライフ・スポット、季節に適した目的地などの場所等のカテゴリーで分類される。本発明は、ハードディスクドライブなどの大容量記憶媒体を備えたナビゲーションシステムにおいて特に有効である。
かくして、本発明のナビゲーションシステムは、ゲストを新しい場所に案内したり、ゲストに適した新しいルートを計画することができる。更に、本発明のナビゲーションシステムは、ユーザが特定のゲストに対する旅行を効果的に立案できるようにする。ユーザは、特定の場所を訪れる計画を立てたり、過去の記録を参照することでゲストの興味を引く特別のルートを取ることができる。ユーザは、更にゲストを歓待するために以前訪問したことのない場所を訪れる計画を立てることもできる。
以上、本発明を好適な実施例を参照して説明してきたが、当業者は、本発明の精神と技術範囲から逸脱しない限り種々の改造や変形ができることは容易に想定できる。従って、そのような改造や変形は、添付の特許請求の範囲及び技術範囲内に入っているものと考えられる。
一つ以上の目的地を指定し、その目的地へのルートを決めて、その目的地へユーザを案内するためのナビゲーションシステムの処理とスクリーン表示の例を示した概略図である。 本発明を実行するための乗物ナビゲーションシステムにおける構成例を示したブロック図である。 本発明のゲストデータ管理装置の基本構成を示した機能ブロック図である。 本発明に使用するためのゲスト移動データと、それらのカテゴリと、互いの関係とを示した概略図である。 本発明の第1の表示例とを示した概略図である。 本発明の第2の表示例を示した概略図である。 ユーザがゲスト訪問記録用情報を入力するためのキーボード表示例である。 目的地についての関連情報をデータベースから抽出、利用するための本ナビゲーションシステムにおける操作処理と表示例を示した第1の概略図である。 目的地についての関連情報をデータベースから抽出、利用するための本ナビゲーションシステムにおける操作処理と表示例を示した第2の概略図である。
符号の説明
31 地図データ記憶媒体
47 ゲストデータ管理コントローラ
48 バッファーメモリ
50 モニター
52 ゲストデータべースメモリ
56 メモリカード
54 メモリ・リーダ
58 パーソナルコンピュータ

Claims (18)

  1. ナビゲーションシステムのゲストデータ管理方法おいて、
    少なくともゲストについての情報と該ゲストに関連した目的地についての情報を含むゲストデータでゲストデータべースを構築するステップ、
    ゲストに関して移動の目的地を決定するために該ゲストデータベースから該ゲストデータを引き出すステップ、
    引きだしたゲストデータを表示するステップ、
    を有することを特徴とするナビゲーションシステムのゲストデータ管理方法。
  2. 更に、前記ゲストデータの情報を変更し、あるいは新たな情報を追加して該ゲストデータを編集するステップ、
    を有することを特徴とする請求項1記載のゲストデータ管理方法。
  3. 前記ゲストデータに、特定のゲストが喜ぶかどうか、又はゲストが特定の目的地について好意的な意見を示すかどうかについての情報を追加する、
    ことを特徴とする請求項1記載のゲストデータ管理方法。
  4. 前記ゲストデータに、ナビゲーションシステムのユーザや、目的地に移動するために使用される乗物のドライバーを含む目的地への移動に係わる人についての情報を追加する、
    ことを特徴とする請求項1記載のゲストデータ管理方法。
  5. 前記ゲストデータに、ユーザが目的地を訪れたときに得られた特定の目的地の個人的な印象や、ユーザによるその目的地の評価に基づいてユーザによって入力された情報を追加する、
    ことを特徴とする請求項1記載のゲストデータ管理方法。
  6. 前記ゲストデータに、ユーザと特定のゲストが目的地を訪れたときにゲストによって表明された印象や意見に基づいてユーザによって入力された情報を追加する、
    ことを特徴とする請求項1記載のゲストデータ管理方法。
  7. 前記ゲストデータベースを構築するステップは、手動入力処理により関連情報を入力するステップを有している、
    ことを特徴とする請求項1記載のゲストデータ管理方法。
  8. 前記ゲストデータベースを構築するステップは、ナビゲーションシステムより利用可能な目的地の名称、目的地の住所、及び目的地を訪れた時間と日付を含む情報を自動的に入力するステップ、
    を有することを特徴とする請求項1記載のゲストデータ管理方法。
  9. 前記ゲストデータベースを構築するステップは、
    センサーあるいは無線通信手段を用いて、目的地への移動中の道路状況、交通状況又は気象状況を取得するステップ、
    これら状況に応じた情報を前記ゲストデータに追加するステップ、
    を有することを特徴とする請求項1記載のゲストデータ管理方法。
  10. ナビゲーションシステムのゲストデータ管理装置において、
    少なくともゲストについての情報と該ゲストに関連した目的地についての情報を含むゲストデータを保持するゲストデータべース、
    該ゲストデータベースを構築するゲストデータべース構築手段、
    ゲストに関して移動の目的地を決定するために該ゲストのゲストデータを該ゲストデータベースから引き出す手段と、
    引き出したゲストデータを表示する手段
    を有することを特徴とするナビゲーションシステムのゲストデータ管理装置。
  11. 更に、前記ゲストデータを変更し、あるいは新たな情報をゲストデータに追加して該ゲストデータを編集する手段、
    を有することを特徴とする請求項10記載のナビゲーションシステムのゲストデータ管理装置。
  12. 前記ゲストデータに、特定のゲストが喜ぶかどうか、又はゲストが特定の目的地について好意的な意見を示すかどうかについての情報を追加する手段、
    を有することを特徴とする請求項10記載のゲストデータ管理装置。
  13. 前記ゲストデータは、本ナビゲーションシステムのユーザや、目的地に移動するために使用される乗物のドライバーを含む目的地への移動に係わる人についての情報を有している、
    ことを特徴とする請求項10記載のゲストデータ管理装置。
  14. 前記ゲストデータに、ユーザが目的地を訪れたときに得られた特定の目的地の個人的な印象や、ユーザによるその目的地の評価に基づいてユーザによって作成された情報を追加する手段、
    を有することを特徴とする請求項10記載のゲストデータ管理装置。
  15. 前記ゲストデータに、ユーザと特定のゲストが目的地を訪れたときにゲストによって表明された印象や意見に基づいてユーザによって造られた情報を追加する手段、
    を有することを特徴とする請求項10記載のゲストデータ管理装置。
  16. 前記ゲストデータベースを構築する手段は、手動入力処理によって関連情報を入力する手段を有している、
    ことを特徴とする請求項10記載のゲストデータ管理装置。
  17. 前記ゲストデータベースを構築する手段は、ナビゲーションシステムによって利用可能な目的地の名称、目的地の住所、及び目的地を訪れた時間と日付を含む情報を自動的に入力する手段を有している、
    ことを特徴とする請求項10記載のゲストデータ管理装置。
  18. 所定の状況についての情報を取得するためのセンサー又は無線通信手段を備え、
    前記構築手段は該センサー又は無線通信手段により取得した目的地への移動中の道路状況や交通状況、又は気象状況をゲストデータベースに追加する、
    ことを特徴とする請求項10記載のゲストデータ管理装置。
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