JP2005233800A - ボール落下地点の計測装置 - Google Patents

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JP2005233800A JP2004043809A JP2004043809A JP2005233800A JP 2005233800 A JP2005233800 A JP 2005233800A JP 2004043809 A JP2004043809 A JP 2004043809A JP 2004043809 A JP2004043809 A JP 2004043809A JP 2005233800 A JP2005233800 A JP 2005233800A
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Abstract

【課題】ゴルフボールGの落下地点Peが正確にかつ簡便に計測されうる装置の提供。
【解決手段】この装置は、CCDカメラ2と、音センサ4と、演算部と、制御部とを備える。CCDカメラ2は、飛行するゴルフボールGを上方から撮影する。CCDカメラ2で得られた画像はフレームごとに記録され、差分ピークホールド処理に供される。この処理により、フレームごとのゴルフボールGの画素が特定される。ゴルフボールGの落下は、音センサ4によって検知される。音センサ4は検知後に信号を制御部に送る。制御部は落下の時刻を特定し、この時刻のデータを演算部に送る。演算部は、落下時のフレームデータを抽出し、このフレームデータのゴルフボールGの像の画素を特定する。この画素に基づき、落下地点PeのX−Y座標が算出される。
【選択図】図2

Description

本発明は、飛行するボールの落下地点を計測するための装置に関する。
ゴルフボールは、ゴルフクラブで打撃されることによって飛行する。ゴルフボールはやがて落下し、地面を転がる。打撃地点から落下地点までの飛距離は、キャリーと称されている。落下地点が把握されることにより、キャリーが算出されうる。キャリーが得られれば、ゴルフボールの性能評価、ゴルフクラブの性能評価及びゴルファーのスイングフォームの診断に有用である。
特開2001−145718公報には、発射地点後方のCCDカメラによって得られた画像データと、弾道のサイドに設置された多数のCCDカメラによって得られた画像データとに基づき、ゴルフボールの弾道が計測される装置が開示されている。この方法では、落下地点の検出に多数のカメラが必要である。しかもこの方法では、画像によって落下地点が判定される。この判定には、誤差が生じやすい。この方法では、キャリーは正確には計測されにくい。
特開2003−42716公報には、飛行するボールを後方から撮影するためのCCDカメラとこのボールを前方から撮影するためのCCDカメラとを備え、これらカメラによって得られた画像に基づき、差分法によってボールの座標を算出する装置が開示されている。この方法では、カメラの光軸が斜め上方に設定されるため、落下地点近傍のゴルフボールが撮影されにくい。落下地点近傍のゴルフボールの撮影ができた場合でも、落下地点の把握は画像に基づいてなされるので、キャリーの正確な計測は困難である。
特開2001−145718公報 特開2003−42716公報
このような事情であるから、キャリーの計測は、落下地点付近に待機する測定者によってなされることが通例である。この計測には、人手がかかる。測定者が飛行中のゴルフボールを見失うこともあり、この場合はキャリーが計測されえない。しかも、作業者にゴルフボールが衝突することを防止する目的で、防護ネット、ヘルメット等の設備が用意されなければならない。
本発明の目的は、飛行するボールの落下地点が正確にかつ簡便に計測されうる装置の提供にある。
本発明に係るボール落下地点の計測装置は、
飛行するボールを上方から撮影するためのカメラと、
このボールの落下を検知するセンサと、
センサによって落下が検知された時点のボール位置を、カメラで得られた画像に基づいて算出する演算部と
を備える。
好ましくは、落下の検知に音センサが用いられる。
好ましくは、演算部によるボール位置の算出は、差分ピークホールド処理によって達成される。
本発明に係るボール落下地点の計測方法は、
(1)飛行するボールを上方から撮影するカメラによって得られた画像データが、フレー ムごとに記録されるステップ、
(2)この画像データに対して、フレーム順に差分ピークホールド処理が行われ、ボール 像のみが残存するフレームデータが得られるステップ、
(3)ボールの落下がセンサによって検知されるステップ
及び
(4)落下時のフレームデータに基づき、落下地点の座標が算出されるステップ
を含む。
この計測装置では、ボールの落下がセンサで検知される。従って、落下の時刻が正確に把握される。一方、落下時のボールの位置は、カメラで得られた画像に基づいて演算部が算出する。この計測は、落下地点の人手を要しない。この装置では、落下地点が正確かつ簡便に計測されうる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係るボール落下地点の計測装置が示された概略構成図である。この装置は、CCDカメラ2、音センサ4、演算部6及び制御部8を備えている。CCDカメラ2は、シャッター機能を備えている。音センサ4は、特定の周波数領域にある音又は音量が所定値以上である音を検知する。典型的な音センサは、集音マイクである。演算部6は、コンピュータと周辺機器とを含む。制御部8も、コンピュータと周辺機器とを含む。演算部6と制御部8とが、同一のコンピュータから構成されてもよい。制御部8は、タイマー機能を有する。ボール落下地点計測装置が、図示されていない印字部、表示部等を備えてもよい。
図2は、図1の装置によって落下地点が計測される様子が示された正面図である。この図2において符号Gで表されているのはゴルフボールであり、符号Tで表されているのはこのゴルフボールGの弾道である。ゴルフボールGは、図2において、左から右に向かって飛行する。符号Psで示されているのはゴルフボールGの発射地点であり、符号Peで示されているのはゴルフボールGの落下地点である。
発射地点Psのやや後方には、鉛直方向にポール10が立てられている。CCDカメラ2は、このポール10の上方に固定されてる。CCDカメラ2の光軸は、水平方向に対して下向きに傾斜している。仮想線L1と仮想線L2とに挟まれた領域は、CCDカメラ2の画角である。図2から明らかなように、CCDカメラ2は飛行するボールを上方から撮影する。音センサ4は、落下地点Peの近くに配置されている。
図3は、図2の計測の様子が示された平面図である。図3において左から右へ向かう方向はX方向であり、下から上へ向かう方向はY方向である。落下地点PeのX座標は、発射地点Psからの飛距離である。落下地点PeのY座標は、落下地点Peの目標方向からのズレである。
図3では、落下地点Peの近傍に、長方形ABCDと、縦横に延びてこの長方形ABCDを区画する多数の区画線12が画かれている。この長方形ABCD及び区画線12は仮想のものであり、実際の落下地点Pe近傍には長方形ABCD及び区画線12は画かれてはいない。点A、点B、点C及び点DのそれぞれのX−Y座標は、あらかじめ測定者によって把握されている。
図4は、CCDカメラ2で得られた画像が示された模式図である。この図4から明らかなように、CCDカメラ2の画角には、長方形ABCDが含まれている。CCDカメラ2は長方形ABCDから離れて位置しているので、図4では長方形ABCDが台形に近い形状として撮影されている。
図4に示された画像において、点A、点B、点C及び点Dのそれぞれは、1つの画素と対応している。点A、点B、点C及び点DのX−Y座標は前述のようにあらかじめ把握されているので、点A、点B、点C及び点Dと各画素との対応に基づき、台形ABCDに含まれるすべての画素のX−Y座標が算出されうる。換言すれば、画素とX−Y座標とは、関連づけがなされうる。
この装置によって落下地点Peの座標が計測されるには、まずゴルフボールGが発射される。この発射は、図示されないセンサ(例えばレーザービームセンサ)によって検知される。このセンサはトリガー信号を発する。このトリガー信号は、制御部8によって検知される。検知後に制御部8は、タイマーをスタートさせる。さらに制御部8は、CCDカメラ2に向けて信号を送信する。この信号を受けたCCDカメラ2によって、画像が撮影される。
制御部8はまた、演算部6に対して画像データの記録を開始するように信号を送信する。信号を受けた演算部6は、CCDカメラ2によって得られた画像データを、フレーム毎に記録する。記録には、タイムプラスVTR、デジタルディスクレコーダー、動画ボード等が用いられうる。得られたデータは、画像処理に供される。画像処理では、画像データに対して、フレーム順に差分ピークホールド処理が行われる。具体的には、あるフレームの画素のうち前のフレームからの変化が大きな画素のメモリーがホールドされる。ゴルフボールGの像は背景よりも白く、濃淡判定で最も白い部分となることから、この画像処理によって背景が消去され、ゴルフボールGの像のみが残存するフレームデータが得られる。
ゴルフボールGは、やがて落下する。落下時には、ゴルフボールGと地面とが衝突する。この衝突により、衝突音が発生する。この衝突音は、音センサ4で検知される。衝突音を検知した音センサ4は、制御部8に向けて信号を発信する。信号を受信した制御部8は、タイマーにより、落下の時刻を特定する。この時刻のデータは、演算部6へと送られる。
データを受けた演算部6は、当該時刻に相当するフレームデータを抽出する。このフレームデータに記録されているゴルフボールGの像は、落下時のものである。演算部6は、ゴルフボールGの像の中心の画素を特定する。前述のように、点A、点B、点C及び点Dと各画素との対応はあらかじめ把握されているので、演算部6は落下地点PeのX−Y座標を算出することができる。得られた落下地点Peの座標と発射地点Psの座標とに基づき、演算部6は、ゴルフボールGのキャリー(飛距離)及びズレを算出する。
この計測方法により、ゴルフボールGの落下地点Peが計測されうる。この計測方法では、自動的に落下地点Peが計測されるので、落下地点Peの近傍に測定者が待機する必要がない。この計測方法は、簡便である。この方法では、人的ミスによる計測誤差が生じない。この方法により、落下地点が正確に計測されうる。
2台以上のカメラでゴルフボールGが撮影されてもよい。飛行方向の前方又は側方から、ゴルフボールGが撮影されてもよい。2台以上のセンサで、落下が検知されてもよい。
本発明に係る計測装置は、テニスボール、野球ボール等の種々のボールの落下地点計測に適用されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係るボール落下地点の計測装置が示された概略構成図である。 図2は、図1の装置によってゴルフボールの弾道が計測される様子が示された正面図である。 図3は、図1の装置によってゴルフボールの弾道が計測される様子が示された平面図であ 図4は、CCDカメラで得られた画像が示された模式図である。
符号の説明
2・・・CCDカメラ
4・・・音センサ
6・・・演算部
8・・・制御部
10・・・ポール
12・・・区画線
G・・・ゴルフボール
T・・・弾道
Ps・・・発射地点
Pe・・・落下地点

Claims (4)

  1. 飛行するボールを上方から撮影するためのカメラと、
    このボールの落下を検知するセンサと、
    センサによって落下が検知された時点のボール位置を、カメラで得られた画像に基づいて算出する演算部と
    を備えたボール落下地点の計測装置。
  2. 上記センサが音センサである請求項1に記載の計測装置。
  3. 上記演算部によるボール位置の算出が差分ピークホールド処理によって達成される請求項1又は2に記載の計測装置。
  4. 飛行するボールを上方から撮影するカメラによって得られた画像データが、フレームごとに記録されるステップと、
    この画像データに対して、フレーム順に差分ピークホールド処理が行われ、ボール像のみが残存するフレームデータが得られるステップと、
    ボールの落下がセンサによって検知されるステップと、
    落下時のフレームデータに基づき、落下地点の座標が算出されるステップと
    を含むボール落下地点の計測方法。
JP2004043809A 2004-02-20 2004-02-20 ボール落下地点の計測装置 Withdrawn JP2005233800A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103476467A (zh) * 2011-03-22 2013-12-25 高夫准株式会社 虚拟高尔夫模拟装置及方法,及其使用的感测装置与感测方法
US9460242B2 (en) 2012-02-29 2016-10-04 Dunlop Sports Co. Ltd. Method for simulating run
EP4080466A1 (en) 2021-04-21 2022-10-26 Rakuten Group, Inc. Ball position identification system, ball position identification method, and program

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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