JP2005233152A - ジェットポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】原子力発電プラントの経済性および冷却材循環流量を向上させるために、ポンプ効率を向上させたジェットポンプを提供する。
【解決手段】本発明に係るジェットポンプ27は、駆動流体を噴射させる駆動ノズル35と、駆動ノズル35から噴射される駆動流体により巻き込まれる被駆動流体を案内するベルマウス36と、ベルマウス36からの駆動流体と被駆動流体とを混合させるスロート37と、スロート37下流側に設けられるディフューザ38とを備え、ディフューザ38から混合流体を炉心下部プレナムに吐出している。駆動ノズル35は、そのノズル口とベルマウス36との間に間隔Hが設けられる。この間前記スロート37は、少なくともその下流側にディフューザ38より小さな拡がり角度θtを有するテーパ管部45を備えたものである。
【選択図】 図3

Description

本発明は、沸騰水型原子炉の冷却材の循環に用いられるジェットポンプに係り、特にポンプ効率を向上させ、再循環ポンプの駆動動力を低減させ得るジェットポンプに関する。
沸騰水型原子炉(以下、BWRという。)では原子炉圧力容器内の冷却材の循環はジェットポンプを介して行なわれる。ジェットポンプは原子炉圧力容器のダウンカマ部に設けられ原子炉圧力容器内の一次冷却材を原子炉再循環系の再循環ポンプにより、ジェットポンプを介して炉心に強制循環させ、炉心で発生した熱を取り出すようになっている。
ジェットポンプ1は、図8に示すように構成されており、駆動ノズル2のノズル先端部(ノズル口)2aより高圧(全圧)の駆動流体をベルマウス3に高速で噴出し、その高速流により静圧を低下させてベルマウス3周りの被駆動流体(一次冷却材)をベルマウス3内に吸い込み、駆動流体とともにスロート4に導くようになっている。
スロート4は横断面が円形の直管で混合管部を構成しており、このスロート4で駆動流体と被駆動流体の混合が行なわれる。スロート4で混合された流体はディフューザ5を通過してテールパイプ6から炉心下部プレナムに送られる。混合流体がディフューザ5を通過する間に運動エネルギが圧力エネルギに変換されてテールパイプ6から、吸込み前の被駆動流体(一次冷却材)の圧力より高い圧力で炉心下部プレナムに吐出される。
図8に示すように、流体の圧力(全圧)をP、流量をQ、添字n,s,dがノズル流(駆動流)、吸込流(被駆動流)、ディフューザ流(吐出流)をそれぞれ示すものとすると、ジェットポンプ1のポンプ性能は流量比(以下、M比という。)および圧力比(以下、N比という。)から表わすことができる。
[数1]
流量比: M比=Qs/Qn
圧力比: N比=(Pd−Ps)/(Pn−Pd)
ジェットポンプ効率η: η=M比・N比・100(%)
既存のBWRにおいて、ジェットポンプ1ではM比が約1.2でジェットポンプ最高効率が35%程度のものが使用されている。このため、原子炉圧力容器外の原子炉再循環系25には原子炉圧力容器内の冷却材の循環のために必要な流量の約1/2の流量がジェットポンプ1の駆動流体として流れる。
また、駆動ノズル2については、ノズル口2aが1つのものの他に、図9(A)および(B)に示すように、駆動ノズル7のノズル口7aを5本備えたジェットポンプ1Aも知られている(特許文献1)。5本のノズル口7aはいずれの横断面も円形となっている。
これはM比を高めて、原子炉再循環系の流量を低減することができるジェットポンプであり、図10に示す様にノズル口2aが1つでM比を約2以上に高めたジェットポンプと比べてジェットポンプ効率ηを向上させたものとなっている。このように従来は、5本ノズルとすることでジェットポンプ効率ηが向上すると考えられていた。
特開昭49−100604号公報
既存のBWRでは、原子炉圧力容器内のダウンカマ部に、例えば16台あるいは20台のジェットポンプ1(1A)が設けられる。
しかし、ジェットポンプ1のポンプ効率が比較的低いために、BWRの一次冷却材の循環を行なうために必要な再循環ポンプの駆動動力が原子力発電所の発電量に占める割合が約1〜1.5%に相当し、非常に大きい。
既存のBWRにおいて、ジェットポンプ1のポンプ効率を向上させると、再循環ポンプの駆動動力が低減され、原子力発電プラントの運転費を大幅に削減することができることが知られており、経済的メリットが大きい。
逆に、ジェットポンプ1のポンプ効率の向上により、再循環ポンプの最大駆動動力時の達成可能な冷却材循環流量を増加させることができる。将来、BWRの炉心変更などによって冷却材循環流量の増加が必要になった場合、直ちに対応させることができる。
尚、ジェットポンプ1を用いた既存のBWRでは比較的効率の良いジェットポンプ1Aに交換することが考えられるが、ジェットポンプ全体の形状がお互いに異なっており、テールパイプ6の様に原子炉圧力容器内部に溶接されて接合されている箇所の交換が必要となり、切断並びに溶接作業など多大な工事を必要し、作業は容易ではない。また、ジェットポンプ1AのM比(約2.2)に適合する原子炉再循環ポンプと組み合わせる必要があり、多大な作業量と費用を要することとなる。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、切断作業や溶接作業、原子炉再循環ポンプの交換の多大な工事及び費用が不要であり、また原子力発電プラントの経済性および達成可能な冷却材循環流量を向上させるためのジェットポンプを提供することを目的とする。
本発明に係るジェットポンプは、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、駆動流体をノズル口から噴射させる駆動ノズルと、この駆動ノズルから噴射される駆動流体により、巻き込まれる周辺の被駆動流体を案内するベルマウスと、このベルマウスからの駆動流体と被駆動流体とを混合させるスロートと、このスロートの下流側に接続され、混合流体を吐出させるディフューザとを備え、前記駆動ノズルは、そのノズル口とベルマウスとの間に間隔が設けられ、この間隔は、駆動ノズルからベルマウスに至る中心軸線上で、ゼロを含まず駆動ノズルのノズル口径の1/2迄の範囲で選択されるものである。
上述した課題を解決するために、本発明に係るジェットポンプは、請求項2に記載したように、前記駆動ノズルはノズル口は1つで、前記スロートは、ベルマウスに続く上流側に駆動流体と被駆動流体とを混合させる直管部と、この直管部下流側に設けられたディフューザより小さな拡がり角度を有するテーパ管部を備えたものである。
このジェットポンプは、上述した構成により、被駆動流体の流路面積を増大させ、その流体速度を減少させることで、スロートの上端側で流体がスロート直管部の内周面から剥離する領域を小さくすることができ、その分、剥離領域の壁面から離反する厚さ(半径方向内方の高さ)を低減できる。このジェットポンプにおいては、スロート直管部で流速の速い流れと流速の遅い流れの界面形状の口径を大きくすることができ、界面に大きなくびれ現象を生じさせないので、スロートの圧力損失を低減させることがでる。
また、駆動ノズルはノズル口が1つであり、スロートは少なくともその下流側にディフューザより小さな拡がり角度を有するテーパ管部を備えることで、駆動流体と被駆動流体との混合機能を維持しつつ、圧力損失を低減させることができるので、ジェットポンプのポンプ効率を向上させることができる。
また、本発明に係るジェットポンプは、上述した課題を解決するために、請求項3に記載したように、駆動流体をノズル口から噴射させる駆動ノズルと、この駆動ノズルから噴射される駆動流体により、巻き込まれる周辺の被駆動流体を案内するベルマウスと、このベルマウスからの駆動流体と被駆動流体とを混合させるスロートと、このスロートの下流側に接続され、混合流体を吐出させるディフューザとを備え、前記駆動ノズルのノズル先端部は、ノズル先端に向って先細形状に形成されるとともに、駆動流体の流れ方向に直交する断面形状が花びら形状に形成されたものである。
さらに、本発明に係るジェットポンプは、上述した課題を解決するために、請求項4に記載したように、駆動流体をノズル口から噴射させる駆動ノズルと、この駆動ノズルから噴射される駆動流体により、巻き込まれる周辺の被駆動流体を案内するベルマウスと、このベルマウスからの駆動流体と被駆動流体とを混合させるスロートと、このスロートの下流側に接続され、混合流体を吐出させるディフューザとを備え、前記駆動ノズルのノズル先端部は、先細形状のノズル外面に、ノズル先端に向って徐々に深くなる溝を複数備え、前記ノズル先端部はノズル先端側に上記溝に続く鋸歯状の切欠を備えたものである。
さらにまた、本発明に係るジェットポンプは、上述した課題を解決するために、請求項5に記載したように、駆動流体をノズル口から噴射させる駆動ノズルと、この駆動ノズルから噴射される駆動流体により、巻き込まれる周辺の被駆動流体を案内するベルマウスと、このベルマウスからの駆動流体と被駆動流体とを混合させるスロートと、このスロートの下流側に接続され、混合流体を吐出させるディフューザとを備え、前記駆動ノズルは、ノズル先端部に分岐されたノズル脚部を複数本周方向に離間して備え、各ノズル脚部は平断面外形形状が流線形あるいは砲弾形をなして放射状に配設されたものである。
また、本発明に係るジェットポンプは、上述した課題を解決するために、請求項6に記載したように、駆動流体をノズル口から噴射させる駆動ノズルと、この駆動ノズルから噴射される駆動流体により、巻き込まれる周辺の被駆動流体を案内するベルマウスと、このベルマウスからの駆動流体と被駆動流体とを混合させるスロートと、このスロートの下流側に接続され、混合流体を吐出させるディフューザとを備え、前記駆動ノズルは、ノズル先端部に分岐されたノズル脚部を複数本周方向に離間して備え、前記ベルマウスは駆動ノズルのノズル口に対向する流入口を備え、前記駆動ノズルからの駆動流体の流れ方向にほぼ直交するベルマウスの平面視外形形状が花びら形状に構成されたものである。
本発明に係るジェットポンプは、ポンプ効率を向上させることができるので、外部ポンプの駆動動力を低減させることができ、この駆動動力を低減させても冷却材循環流量を充分に確保でき、原子力発電プラントの運転費を削減して経済性を向上させることができる。
また、交換に際しては切断作業や溶接作業、原子炉再循環ポンプの交換といった多大な工事及び費用を不要として、簡素化かつ短時間で行なうことができる。
さらに、本発明に係わるジェットポンプは流量比が約1.2と比較的小さな既存の原子力発電プラントのジェットポンプの効率を向上させ、外部ポンプの駆動動力を低減させることに好適である。
本発明に係るジェットポンプの実施形態について、添付図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は本発明に係るジェットポンプを備えた沸騰水型原子炉(BWR)10を示す縦断面図であり、図2は、BWR10のダウンカマ部11に設けられるジェットポンプアッセンブリ12の斜視図を示すものである。
BWR10は、原子炉圧力容器13内に炉心15が設けられ、この炉心15を囲む炉心シュラウド16と原子炉圧力容器13との間にスリーブ状あるいは環状のダウンカマ部11が形成される。このダウンカマ部11には複数台、例えば10台あるいは8台のジェットポンプアッセンブリ12が設けられ、このジェットポンプアッセンブリ12により原子炉圧力容器13内の一次冷却材を炉心下部プレナム17から炉心15内に強制循環させるようになっている。
炉心15の上方には炉心上部プレナム18を覆うシュラウドヘッド20が設けられ、シュラウドヘッド20の上方に気水分離器21がスタンドパイプ22を介して設けられる。気水分離器21の上方には蒸気乾燥器23が設けられ、気水分離器21で気水分離された蒸気を乾燥させ、この蒸気を主蒸気として主蒸気系を通して図示しない蒸気タービンに供給し、蒸気タービンを駆動させている。
一方、原子炉圧力容器13の外側には原子炉再循環系25が2系統設けられており、この原子炉再循環系25は、原子炉圧力容器13内の一次冷却材を、外部ポンプである原子炉再循環ポンプ26によりジェットポンプ27を介して炉心15へ強制循環させ、炉心15で発生した熱を取り出すようになっている。原子炉再循環系25は原子炉再循環ポンプ26のポンプ速度を制御して炉心15への冷却材供給流量を変化させ、炉熱出力(発生蒸気量)を制御している。
ジェットポンプ27は、原子炉圧力容器13内のダウンカマ部11に複数台、例えば16台あるいは20台配置される。ジェットポンプ27を炉心15の外側に周方向に沿って複数台配置することで、原子炉圧力容器13内の冷却材を強制循環させている。
ジェットポンプ27の駆動流体は、外部ポンプとしての再循環ポンプ26の吐出流である。この駆動流体は、原子炉圧力容器13内下方のダウンカマ部11から吸込管28を経て原子炉再循環ポンプ26に導かれ、昇圧される。原子炉再循環ポンプ26で昇圧された駆動流体は吐出管29を通りヘッダ配管30で複数に分岐され、各ジェットポンプアッセンブリ12に導かれる。
BWR10に備えられるジェットポンプアッセンブリ12は、図2に示すように、再循環入口ノズル31からダウンカマ部11を立ち上がるライザ管32と、このライザ管32の頂部に設けられた180度ベンド33と、このベンド33を介して接続されるジェットポンプ27から構成される。BWR10では、ライザ管32に180度ベント33を介してジェットポンプ27が接続される。180度ベント33はライザ管32を上昇する駆動流体を左右両側に分岐させ、駆動ノズル35に案内している。
他方、ジェットポンプ27は、180度ベント33に接続される駆動ノズル35と、この駆動ノズル35から噴射される駆動流体により巻き込まれる被駆動流体を案内するベルマウス36と、このベルマウス36からの駆動流体と被駆動流体を混合させるスロート37と、このスロート37の下流側に接続されるディフューザ38と、ディフューザ38の下端部に設けられるテールパイプ39とを備える。
ジェットポンプアッセンブリ12の180度ベント33の入口部およびディフューザ38には機械的嵌め合い部40,41が設けられ、この嵌め合い部40,41により180度ベント33および駆動ノズル35、スロート37、ディフューザ38の一部を取外し可能な構成となっている。
一方、ディフューザ38の機械的嵌め合い部41からテールパイプ39までは、原子炉圧力容器13に溶接によって接合され、固定される。
図3(A)に示されたジェットポンプ27は、駆動ノズル35のノズル口35aが1つの場合で、駆動ノズル35によりノズル口35aから駆動流体をベルマウス36に噴出させ、このベルマウス36周りの被駆動流体(一次冷却材)をベルマウス36側に巻き込んで吸い込み、駆動流体とともにスリーブ状部材であるスロート37に案内している。ベルマウス36はスロート37の頂部に接合される一方、スロート37はディフューザ38の頂部に着脱可能に接合される。
スロート37は直管部である上流側の混合管部44と下流側のテーパ管部45とを有し、スロート37に導かれた流体は、混合管部44で駆動流体と被駆動流体とを混合させつつ、被駆動流体に初期加速力が付与される。混合管部44は、流体混合機構を維持しつつ、被駆動流体に必要な初期加速力を付与させる上で有効な軸方向長さを有し、この直管部である混合管部44の軸方向長さは、スロート口径の数倍から十倍程度、好ましくは5倍以下で3倍程度に形成される。混合管部(直管部)44の軸方向長さを数倍程度とすることにより、スロート口径の10〜12倍程度の混合管部を有する従来のジェットポンプより、短くすることができる。
スロート37の直管部44の下流側には、流体の圧力損失を減少させるテーパ管部45を有する。テーパ管部45は下方に向ってテーパ状に拡開するが、その拡がり角度θtは、ディフューザ38の拡がり角度θdより大幅に小さく、数度以下に設定される。ディフューザ38の拡がり角度θdは7〜8度程度存在するが、テーパ管部45の拡がり角度θtは、例えば2度以下、好ましくは1度程度に形成される。
ジェットポンプ27は、スロート37上流側を直管部(混合管部)44に、スロート下流側を僅かな拡がり角度θtを有するテーパ管部45に構成することで、直管部44より下流側では、駆動流体と被駆動流体の混合流体の平均流速が流れ方向に徐々に減少せしめられる。混合流体の圧力損失は、平均流速の2乗に比例するので、混合流体の圧力損失を数分の1程度に大幅に低減させることができ、ジェットポンプ27のポンプ効率を向上させることができる。
また、図3(A)に示されたジェットポンプ27の合計軸方向長さは、従来のジェットポンプの合計軸方向長さと同じ寸法に製作されることで、既設のジェットポンプの機械的嵌め合い部にて180度ベント33および駆動ノズル35、スロート37、ディフューザ38の一部を取り外して、新しいジェットポンプ27と取り替えることができる。ジェットポンプ27の取替作業に、切断作業や溶接作業などの多大な工事が不要となり、簡素化かつ短時間で行なうことができる。
なお、図2において、符号46はプレート状の支持部材であり、この支持部材46により、駆動ノズル35とベルマウス36は接合され、一体化される。
このジェットポンプ27によれば、駆動流体と被駆動流体とを混合させる混合室としての機能をスロート37で維持しつつ、スロート37のテーパ管状部45で圧力損失を大幅に低減させることができるので、ジェットポンプ27のポンプ効率を高めることができる。ジェットポンプ27のポンプ効率の向上により、原子炉再循環系25に取り出される冷却材流量を少なくすることができ、原子炉再循環ポンプ26のポンプ駆動動力を小さくすることができる。
また、駆動ノズル35は、図3(B)に示されるようにノズル口35aはベルマウス36から上方に離間して設けたものであり、駆動ノズル35のノズル軸方向長さを減少させることで、ノズル本体47下流側のノズル先端部48とベルマウス36との間に、間隔Hを形成している。この間隔Hは、ジェットポンプの中心軸線CL上でゼロを含まず、駆動ノズル35のノズル口径の1/2程度迄の範囲の中から設定される。好ましくはノズル口径の1/10程度の間隔Hが選択される。
この実施形態に示されたジェットポンプ27では、駆動ノズル35のノズル口35aをベルマウス36の入口面より間隔Hだけ、例えばノズル口径の1/10程度離間させることで、被駆動流体の流路が拡大し、被駆動流体の速度を減少させることができる。
被駆動流体の流路面積を増大させ、その流体速度を減少させることで、スロート37の上端側で流体がスロート直管部44の内周面から剥離する領域Aを小さくすることができ、その分、剥離領域Aの壁面から離反する厚さ(半径方向内方の高さ)Wを低減できる。
このジェットポンプ27においては、スロート直管部44で流速の速い流れと流速の遅い流れの界面形状の口径を大きくすることができ、界面に大きなくびれ現象を生じさせないので、スロート37の圧力損失を低減させることができ、ジェットポンプ27のポンプ効率を向上させることができる。
図10に示すように従来のジェットポンプではノズル本数を5本ノズルと増加することでジェットポンプ効率ηが向上すると考えられていたが、ジェットポンプ1のようにM比が約1.2と低いジェットポンプについては、図4に示すように既存のノズル口が1本のジェットポンプよりもジェットポンプ1のノズル口を5本とした場合、並びに本第1実施形態にてジェットポンプ27のノズル口を5本とした場合のいずれについても、ポンプ効率ηが低下することが実験によって明らかになった。本発明に係るジェットポンプ27は、ポンプ効率ηの低下を防止し、改善するものである。ジェットポンプ27はノズル口とベルマウスとの間隔調整により、M比が低い領域においてポンプ効率ηが向上することを実験によって確認することができた。

[第2実施形態]
図5(A)および(B)は、本発明に係るジェットポンプの第2実施形態を示すものである。
この実施形態に示されたジェットポンプ27Aは、駆動ノズル50のノズル先端部形状が、第1実施形態に示された駆動ノズル35のノズル先端部形状と異にしたものである。他の構成および作用は、第1実施形態に示されたジェットポンプ27と実質的に異ならないので重複する説明を省略する。
第2実施形態に示されたジェットポンプ27Aは、駆動ノズル50のノズル先端部51がノズル本体52からノズル口53に向って先細となるテーパ形状に構成される一方、ノズル口53およびその周辺は、駆動流体の流れ方向に直交する断面形状が花びら形状あるいはスプライン形状に形成されたものである。
駆動ノズル50のノズル先端部51は、ノズルテーパ部54の先細側が絞り込まれて周方向に波状に凹凸成形され、複数枚、例えば5枚の花びら形状に形成される。ノズルテーパ部54の先細外周部に形成される凹部55はノズル口53に向って湾曲溝の深さが軸方向に順次深くなるように絞り成形される。
駆動ノズル50のノズル先端部51の形状が、ノズルテーパ部54のノズル先端に向って5枚の花びら形状に絞り成形されることで、ノズル口53から噴射される駆動流体とこの駆動流体の噴射流により巻き込まれる被駆動流体の接触面積を大きくとることができ、駆動流体と被駆動流体の混合が促進され、ジェットポンプ27Aのポンプ効率を大幅に高めることができる。
第2実施形態では、第1実施形態のジェットポンプ27とノズル先端部形状を異にした例を示したが、既存のジェットポンプ1においても、駆動ノズルについてのみ図5に示された形状としてもよい。
この場合においても、図5に示されたジェットポンプ27Aは、既設のジェットポンプ1の機械的嵌め合い部にて180度ベント33および駆動ノズル35、スロート37、ディフューザ38の一部を取り外して、新しいジェットポンプ27と取り替えることができ、また、流量比Mが同等のままポンプ効率ηが向上できるので、ジェットポンプの取替作業に、切断作業や溶接作業、原子炉再循環ポンプの交換などの多大な工事が不要となり、簡素化かつ短時間で行なうことができる。

[第3の実施形態]
図6は、本発明に係るジェットポンプの第3実施形態を示すものである。
第3実施形態に示されたジェットポンプ27Bは、第1および第2実施形態に示されたジェットポンプ27とは駆動ノズルのノズル先端部の構成を基本的に異にし、他の構成および作用は実質的に異ならないので、同じ構成に同一符号を付して重複説明を省略する。
この第3実施形態に示されたジェットポンプ27Bは、駆動ノズル60のノズル先端部61の形状構造に特徴を有する。駆動ノズル60はノズル先端部61がノズル本体62の下流側に一体に形成され、このノズル先端部61はノズル本体62からノズル口63に向って先細形状のノズルテーパ部64を有し、このノズルテーパ部64の外周面先細先端部側に複数の切欠溝65が形成される。切欠溝65はノズルテーパ部64外周面の途中からノズル先端側に向って軸方向に切欠き、しかも切欠溝65の切欠深さがノズル先端部に向って深くなるように形成される。
切欠溝65をノズル先端部61の外周面に周方向に沿って複数個かつノズル先端に向って徐々に深くなる溝を形成することで、駆動ノズル60はノズル先端部61にノズル先端側に上記溝に続く鋸歯状の切欠が構成される。
駆動ノズル60のノズル先端部61の外周面に鋸歯状の切欠を形成することで、駆動流体と被駆動流体の接触面積を大きくとることができ、両流体の混合が促進される。駆動流体と被駆動流体の混合が促進されることから、ジェットポンプ27Bのポンプ効率を大幅に高めることができる。
この実施形態に示されたジェットポンプ27Bでは、駆動ノズル60のノズル先端部61の外周面に鋸歯状の切欠を、ノズル先端に向って切欠深さが徐々に深くなる溝形状に形成したので、駆動流体と被駆動流体の混合が促進され、ジェットポンプ27Bのポンプ効率を大幅に高めることができる。
第3実施形態では、第1実施形態のジェットポンプ27とノズル先端部の形状を異にした例を示したが、既存のジェットポンプ1において、駆動ノズルについてのみ図6に示された形状としてもよい。
この場合においても、図6に示されたジェットポンプ27Bは、既設のジェットポンプ1の機械的嵌め合い部にて180度ベント33および駆動ノズル35、スロート37、ディフューザ38の一部を取り外して、新しいジェットポンプ27Bと取り替えることができ、また流量比が同等のままポンプ効率ηが向上できるので、ジェットポンプの取替作業に、切断作業や溶接作業、原子炉再循環ポンプの交換などの多大な工事が不要となり、簡素化かつ短時間で行なうことができる。

[第4の実施形態]
図7(A)および(B)は、本発明に係るジェットポンプの第4実施形態を示すものである。
この実施形態に示されたジェットポンプ27Cは、駆動ノズル80とベルマウス85を改良したものであり、駆動ノズル80は複数、例えば5つのノズル口を備えており、他の構成および作用は、第1実施形態に示されたジェットポンプ27と実質的に異ならないので、共通部分には同じ符号を付して重複説明を省略する。
図7に示されたジェットポンプ27Cは、駆動ノズル80が複数、例えば5つのノズル口81を備えたものである。各ノズル口81はノズル本体82の下流側に備えられるノズル先端部83の先端側に周方向に間隔を置いて形成される。駆動ノズル80のノズル先端部83は全体としてノズル先端に向って先細のテーパ状に形成される。ノズル先端部83は途中から複数本のノズル脚部84に分岐され、各ノズル脚部84の先端にノズル口81がそれぞれ形成される。各ノズル口81はノズル先端部83の周方向に間隔を置いて配設される。
従来、図9に示すように、ノズル口を5本としたジェットポンプ1Aは、駆動流体と被駆動流体の混合に要する流路面積が増加し、両流体の混合を促進させることができるので、図8に示すノズル口が1本のジェットポンプ1よりもポンプ効率ηが高いと考えられていた。しかし、図4に示すようにM比が約1.2と低いジェットポンプについては、ノズル口を5本としたジェットポンプは、既存のノズル口が1本のジェットポンプよりも効率が低下することが実験によって確認された。これはM比を約1.2とするために、従来のM比が2.2のものよりもスロート断面積に対するノズル出口の総面積の比率が高まるために、各ノズル脚部が、その間を通過する被駆動流体にとって流動抵抗となっていることが大きな要因である。
これに対し、図7に示された駆動ノズル80のノズル脚部84は、周囲の被駆動流体(一次冷却材)をベルマウス85にスムーズかつ円滑に案内できるように、ノズル脚部84の外表面は横断面流線形あるいは砲弾形で、駆動流体の流れに直交する面に放射状に配置される。ノズル先端部83の各ノズル脚部84をその基部からノズル先端に至るまで順次先細テーパ形状で、横断面流線形あるいは砲弾形に形成することでノズル脚部84を通る被駆動流体をベルマウス85に流路抵抗が少なく、スムーズに導くことができる。
一方、スロート37に備えられるベルマウス85は、図7(B)に示すように平面視の外周縁が花びら形状に凹凸一体成形され、ノズル脚部84と同数の花びら状ガイド85aが対応して設けられる。各ノズル脚部84の先端側外接円あるいは各ノズル口81の外側を結ぶ外接円は、スロート37の口径より小さく形成される。
駆動ノズル80の各ノズル口81は周方向に間隔を置いて設けられ、各ノズル脚部84は平断面外形形状が流線形あるいは砲弾形をなして放射状に配設されており、さらに、各ノズル口81がスロート37の口径内を臨むように駆動流体が噴射される。しかも、駆動流体の各ノズル口81からの噴射により、周辺の被駆動流体を巻き込み、巻き込まれた被駆動流体は、ノズル先端部83の各ノズル脚部84間やベルマウス85の花びら状ガイド85aに案内されて、ベルマウス85からスロート37に導かれる。
このため、駆動ノズル80の各ノズル口81から噴射される駆動流体と各ノズル口81周辺から巻き込まれる被駆動流体との接触面積が増加して混合が促進される。したがって、ジェットポンプ80のポンプ効率ηを向上させることができる。また、被駆動流体の流路を形成する各ノズル脚部84の平断面外形形状が流線形あるいは砲弾形に形成されるので、さらに、ベルマウス85を平面視花びら形状とすることで、被駆動流体の流路面積を増加することで、低M比のジェットポンプにおいても、ノズル脚部ひいてはノズル本数の増加に伴う圧力損失の増加を軽減させることができる。
駆動ノズル80の各ノズル口(ノズル本数)81の増加に伴う圧力損失の増加は、各ノズル脚部84のノズル外面を流線形に、かつベルマウス85を平面視花びら形状とすることで軽減でき、さらに、駆動ノズル80の各ノズル口81をベルマウス85の入口面から間隙Gを持たせて設けることで、駆動流体と被駆動流体の混合に要する流路面積が増加し、両流体の混合を促進させることができ、ジェットポンプ27Cのポンプ効率を向上させることができる。
なお、符号86はベルマウス85と駆動ノズル80とを接合する支持部材であり、この支持部材86はベルマウス85の花びらガイド85a部を利用して設けられ、駆動ノズル80に一体的に取り付けられる。
本発明に係るジェットポンプを備えた沸騰水型原子炉を示す断面図。 本発明に係るジェットポンプを原子炉圧力容器内のダウンカマ部に配置する設置状態を示す斜視図。 (A)は本発明に係るジェットポンプの第1実施形態を示す簡略的な側面図、(B)は第1実施形態を示す部分的な側面図。 低流量比ジェットポンプの特性を示す図。 (A)は本発明に係るジェットポンプの第2実施形態を示す部分的な側面図、(B)は図5(A)のV−V線に沿う図。 本発明に係るジェットポンプの第3実施形態を示す部分的な側面図。 (A)は本発明に係るジェットポンプの第4実施形態を示す部分的な側面図、(B)は図7(A)のVII−VII線に沿う平断面図。 従来のジェットポンプ示す簡略的な側面図。 (A)は従来のジェットポンプの他の例を示す部分的な側面図、(B)は図8(A)のIX−IX線に沿う平断面図。 高流量比ジェットポンプの特性を示す図。
符号の説明
10 沸騰水型原子炉
11 ダウンカマ部
12 ジェットポンプアッセンブリ
13 原子炉圧力容器
15 炉心
16 炉心シュラウド
17 炉心下部プレナム
18 炉心上部プレナム
20 シュラウドヘッド
21 気水分離器
22 スタンドパイプ
23 蒸気乾燥器
25 原子炉再循環系
26 原子炉再循環ポンプ
27,27A,27B,27C ジェットポンプ
28 吸込管
29 吐出管
30 ヘッダ配管
31 再循環入口ノズル
32 ライザ管
33 180度ベント
35 駆動ノズル
35a ノズル口
36 ベルマウス
37 スロート
38 ディフューザ
39 テールパイプ
40,41 機械的嵌め合い部
44 混合管部(直管部)
45 テーパ管部
46 支持部材
47 ノズル本体
48 ノズル先端部
50 駆動ノズル
51 ノズル先端部
52 ノズル本体
53 ノズル口
54 ノズルテーパ部
55 凹部
60 駆動ノズル
61 ノズル先端部
62 ノズル本体
63 ノズル口
64 ノズルテーパ部
65 切欠溝
80 駆動ノズル
81 ノズル口
82 ノズル本体
83 ノズル先端部
84 ノズル脚部
85 ベルマウス
85a 花びらガイド
86 支持部材

Claims (6)

  1. 駆動流体をノズル口から噴射させる駆動ノズルと、
    この駆動ノズルから噴射される駆動流体により、巻き込まれる周辺の被駆動流体を案内するベルマウスと、
    このベルマウスからの駆動流体と被駆動流体とを混合させるスロートと、
    このスロートの下流側に接続され、混合流体を吐出させるディフューザとを備え、
    前記駆動ノズルは、そのノズル口とベルマウスとの間に間隔が設けられ、この間隔は、駆動ノズルからベルマウスに至る中心軸線上で、ゼロを含まず駆動ノズルのノズル口径の1/2迄の範囲で選択されることを特徴とするのジェットポンプ。
  2. 前記駆動ノズルはノズル口が1つで、前記スロートは、ベルマウスに続く上流側に駆動流体と被駆動流体とを混合させる直管部と、この直管部下流側に設けられたディフューザより小さな拡がり角度を有するテーパ管部を備えた請求項1記載のジェットポンプ。
  3. 駆動流体をノズル口から噴射させる駆動ノズルと、
    この駆動ノズルから噴射される駆動流体により、巻き込まれる周辺の被駆動流体を案内するベルマウスと、
    このベルマウスからの駆動流体と被駆動流体とを混合させるスロートと、
    このスロートの下流側に接続され、混合流体を吐出させるディフューザとを備え、
    前記駆動ノズルのノズル先端部は、ノズル先端に向って先細形状に形成されるとともに、駆動流体の流れ方向に直交する断面形状が花びら形状に形成されたことを特徴とするのジェットポンプ。
  4. 駆動流体をノズル口から噴射させる駆動ノズルと、
    この駆動ノズルから噴射される駆動流体により、巻き込まれる周辺の被駆動流体を案内するベルマウスと、
    このベルマウスからの駆動流体と被駆動流体とを混合させるスロートと、
    このスロートの下流側に接続され、混合流体を吐出させるディフューザとを備え、
    前記駆動ノズルのノズル先端部は、先細形状のノズル外面に、ノズル先端に向って徐々に深くなる溝を複数備え、前記ノズル先端部はノズル先端側に上記溝に続く鋸歯状の切欠を備えたことを特徴とするジェットポンプ。
  5. 駆動流体をノズル口から噴射させる駆動ノズルと、
    この駆動ノズルから噴射される駆動流体により、巻き込まれる周辺の被駆動流体を案内するベルマウスと、
    このベルマウスからの駆動流体と被駆動流体とを混合させるスロートと、
    このスロートの下流側に接続され、混合流体を吐出させるディフューザとを備え、
    前記駆動ノズルは、ノズル先端部に分岐されたノズル脚部を複数本周方向に離間して備え、各ノズル脚部は平断面外形形状が流線形あるいは砲弾形をなして放射状に配設されたことを特徴とするジェットポンプ。
  6. 駆動流体をノズル口から噴射させる駆動ノズルと、
    この駆動ノズルから噴射される駆動流体により、巻き込まれる周辺の被駆動流体を案内するベルマウスと、
    このベルマウスからの駆動流体と被駆動流体とを混合させるスロートと、
    このスロートの下流側に接続され、混合流体を吐出させるディフューザとを備え、
    前記駆動ノズルは、ノズル先端部に分岐されたノズル脚部を複数本周方向に離間して備え、
    前記ベルマウスは駆動ノズルのノズル口に対向する流入口を備え、前記駆動ノズルからの駆動流体の流れ方向にほぼ直交するベルマウスの平面視外形形状が花びら形状に構成されたことを特徴とするのジェットポンプ。

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