JP2005232140A - 洗浄料組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シリコーン類配合による使用感触の向上を維持しつつ、シリコーン類配合に伴う従来の欠点を克服して、組成物の安定性、起泡性、すすぎ時の使用感触(滑らかさ、しなやかさ)、ドライ後の使用感触(滑らかさ、しっとり感、しなやかさ)の向上を図った洗浄料組成物を提供する。
【解決手段】 (a)重合度110〜5000、好ましくは重合度1000〜3000、のアミノ変性シリコーンと、(b)2種以上のカチオン化水溶性高分子(好ましくは、カチオン化ポリサッカライド、特にはカチオン化グアガム、カチオン化ローカストビーンガム、およびカチオン化ヒドロキシエチルセルロースの中のいずれか2種以上を含む)と、(c)アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、および両性界面活性剤の中から選ばれる1種または2種以上を含有する、洗浄料組成物。
【選択図】 なし

Description

本発明は洗浄料組成物に関する。さらに詳しくは、毛髪用洗浄料組成物として好適に用いられ、組成物の安定性、洗浄時の泡立ち、すすぎ時の滑らかさ・しなやかさ、ドライ後の使用感(しっとり感、滑らかさ、しなやかさ)に優れる洗浄料組成物に関する。
従来、毛髪洗浄料にシリコーン類を配合することによって、リンス効果のあるシャンプーとしての機能をもたせたり、あるいは毛髪洗浄後に使用するヘアリンス剤等の毛髪処理剤の使用感触向上を図るという技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、毛髪洗浄料にシリコーン類を配合すると、乾燥後の毛髪のしっとりさ・滑らかさ等の使用性感触は向上するものの、組成物の安定性、特に高温安性が悪くなったり、洗浄時の泡立ちが低下したり、すすぎ時の毛髪のすべり悪くなる等の問題があった。
特開2003−277244号公報
本発明は、シリコーン類配合による使用感触の向上を維持しつつ、シリコーン類配合に伴う従来の欠点を克服して、組成物の安定性、起泡性、すすぎ時の使用感触(滑らかさ、しなやかさ)、ドライ後の使用感触(滑らかさ、しっとり感、しなやかさ)の向上を図った洗浄料組成物を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために本発明は、(a)重合度110〜5000のアミノ変性シリコーンと、(b)2種以上のカチオン化水溶性高分子と、(c)アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、および両性界面活性剤の中から選ばれる1種または2種以上を含有する洗浄料組成物を提供する。
また本発明は、(a)成分が下記一般式(I)で示されるアミノ変性シリコーンである、上記洗浄料組成物を提供する。
Figure 2005232140
(式中、Qは−Hまたは−(CH22NH2を示し、m=100〜5000の数を示し、n=1〜100の数を示し、m+n=110〜5000の数を示す。)
また本発明は、(a)成分がエマルションの形態で配合されている、上記洗浄料組成物を提供する。
また本発明は、(b)成分が、カチオン化ポリサッカライドの中から選ばれるいずれか2種以上を含む、上記洗浄料組成物を提供する。
また本発明は、(b)成分が、カチオン化グアガム、カチオン化ローカストビーンガム、およびカチオン化ヒドロキシエチルセルロースの中から選ばれるいずれか2種以上を含む、上記洗浄料組成物を提供する。
また本発明は、(a)成分を0.001〜5質量%(固形分)、(b)成分を0.01〜2質量%含有する、上記洗浄料組成物を提供する。
また本発明は、(c)成分を5〜40質量%含有する、上記洗浄料組成物を提供する。
本発明により、組成物の安定性、洗浄時の泡立ち、すすぎ時の滑らかさ・しなやかさ、ドライ後の使用感(しっとり感、滑らかさ、しなやかさ)に優れる洗浄料組成物が提供される。本発明洗浄料組成物は特に、ダメージヘア(ブリーチヘアなど)に対して優れた機能を有する。
本発明洗浄料組成物において、(a)成分として重合度110〜5000のアミノ変性シリコーンが用いられる。当該アミノ変性シリコーンとしては、下記一般式(I)で示されるシリコーンが好ましく用いられる。
Figure 2005232140
上記式中、Qは−Hまたは−(CH22NH2を示す。
mは100〜5000の数を示し、好ましくは1000〜3000の数を示す。
nは1〜100の数を示し、好ましくは1〜10の数を示す。
m+nは110〜5000の数を示し、好ましくは1000〜3000の数を示す。m+nが110未満ではドライ後の使用感(しっとり感、しなやかさ)が不十分となり、一方、5000超では組成物の安定性、特に高温安定性の点で、好ましくない。
本発明において、(a)成分の洗浄料組成物中への配合方法は、特に制限されるものではないが、(a)成分をあらかじめ乳化しエマルションとして添加する方法が好ましい。このような方法を用いることにより、組成物中に分散される(a)成分の粒子径の制御が容易となり、付与する触感が調整しやすくなる。
エマルションの製造には、公知の方法を用いることができ、例えば、コロイドミル、ラインミル、ホモミキサー、ホモジナイザーなどの乳化機や、アンカーミキサーと、ホモミキサーまたはディスパーミキサーが一体となった乳化機などを用いて行うことができる。
エマルションの製造には界面活性剤および水が使用される。界面活性剤には、特に限定されるものではないが、本発明洗浄料組成物では、アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、および両性界面活性剤の中から選ばれる1種または2種以上が好適に用いられる。
アニオン性界面活性剤としては、ドデシルベンゼンスルホン酸、オクチルベンゼンスルホン酸、POE(以下、POEとも記す)ラウリルサルフェート、ラウリルサルフェート、テトラデセンスルホン酸、ヒドロキシテトラデセンスルホン酸、およびそれらの各ナトリウム塩、カリウム塩、トリエタノールアミン塩などが例示的に挙げられる。ノニオン性界面活性剤としては、POEラウリルエーテル、POE脂肪酸エステル、POEソルビタン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、POE硬化ヒマシ油、POEソルビトール脂肪酸エステルなどが例示的に挙げられる。両性界面活性剤としては、ラウリルアミンオキシド、ラウリルベタイン、ココアミドプロピルベタインなどが例示的に挙げられる。
これら界面活性剤の配合量は、エマルション全体の1〜40質量%の範囲が好ましく、より好ましくは5〜20質量%である。1質量%未満では、各成分を良好に分散させることが困難になり、また40質量%を超えるとエマルションの安定性が低下する。
また、エマルションの分散媒としての水の配合量は、エマルション全体の20〜90質量%の範囲が好ましく、より好ましくは40〜80質量%である。
またエマルションの安定性を改善するため、エマルション中に酸を配合してもよい。酸としては、酢酸、乳酸などの有機酸;塩酸、硫酸、リン酸などの無機酸が使用される。このような酸は、アミノ基を含有するポリオルガノシロキサンのアミノ基部分を酸で中和し、エマルションの安定性を改善する。
(a)成分の配合量(固形分)は、洗浄料組成物全量に対し、0.001〜5質量%が好ましく、より好ましくは0.01〜3質量%である。0.001質量%未満では、感触(ドライ後のしなやかさ、滑らかさ)の点で好ましくなく、一方、5質量%を超えて配合すると、組成物の安定性、特に高温安定性の点で好ましくない。
本発明における(b)成分はカチオン化水溶性高分子を2種以上用いる。カチオン化水溶性高分子としては、特に限定されるものではないが、カチオン化された増粘性を有する水溶性高分子がすすぎ時の感触の点から好ましく用いられる。中でもカチオン化ポリサッカライドが好ましく用いられる。該カチオン化ポリサッカライドとして、具体的には、カチオン化グアガム、カチオン化ローカストビーンガム、カチオン化ヒドロキシエチルセルロース、カチオン化デンプン等が挙げられる。本発明では組成物の安定性、特に高温安定性の点から、特にカチオン化グアガム、カチオン化ローカストビーンガム、およびカチオン化ヒドロキシエチルセルロースの中のいずれか2種以上を組み合わせて用いるのが好ましい。このように(b)成分として2種以上のカチオン化水溶性高分子を用いることにより、組成物の安定性、すすぎ時の感触(きしみがない、等)、ドライ後の感触を向上させることができる。カチオン化水溶性高分子を1種のみ配合した場合は、組成物の安定性、すすぎ時の感触、ドライ後の感触のいずれかの効果が得られない。
(b)成分の配合量(合計量)は、洗浄料組成物全量に対し、0.01〜2質量%が好ましく、より好ましくは0.05〜1質量%である。0.01質量%未満では、感触の点で好ましくなく(すすぎ時にきしむ、ドライ後のしなやかさがない)、一方、2質量%を超えて配合すると、粘度が高すぎて使用感の点で好ましくない。
本願発明では(c)成分として、アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、および両性界面活性剤の中から選ばれる1種または2種以上を配合する。
これらアニオン界面活性剤、両性界面活性剤、およびノニオン界面活性剤としては、上記(a)成分のエマルションの製造の際に用いたものと同様のものを用いることができるが、本発明洗浄料組成物の洗浄性、起泡性等の点から、以下のものが好適例として例示される。ただしこれら例示に限定されるものでないことはもちろんである。
アニオン性界面活性剤としては、脂肪酸石鹸、α−アシルスルホン酸塩、アルキルスルフォン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、POEアルキルエーテル硫酸塩、アルキルアミド硫酸塩、アルキルリン酸塩、アルキルアミドリン酸塩、アルキロイルアルキルタウリン塩、N−アシルアミノ酸塩などが例示される。
ノニオン性界面活性剤としては、モノステアリン酸グリセリン、モノオレイン酸グリセリンなどのグリセリン脂肪酸エステルス、ステアリン酸ソルビタン、オレイン酸ソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル;POEヤシ油脂肪酸ソルビタン、モノパルミチン酸POEソルビタン、モノステアリン酸POEソルビタン等のPOEソルビタン脂肪酸エステル;POEラウリルエーテル、POEステアリルエーテルなどのPOEアルキルエーテル、モノラウリン酸ポリエチレングリコール、ジステアリン酸ポリエチレングリコール、ジステアリン酸グリコール等のポリエチレングリコール脂肪酸エステル;ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド等のアルキルアルカノールアミドなどが例示される。
両性界面活性剤としては、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタインなどのベタイン、アミノカルボン酸塩、イミダゾリン誘導体などが例示される。
(c)成分の配合量は、洗浄料組成物中に5〜40質量%が好ましく、特には8〜25質量%である。5質量%未満では、洗浄性および洗浄時の泡立ちが不十分となり、一方、40質量%を超えると、得られる組成物の粘性が高くなり使用性が低下する。
本発明の毛髪化粧料組成物には、本願発明の効果を損なわない範囲において、他の添加成分を任意に配合し得る。このような成分としては、例えば、流動パラフィン、スクワラン、ラノリン誘導体、高級アルコール、各種エステル油などの油分;ヒアルロン酸、コンドロイチン酸、ピロリドンカルボン酸、イソプレングリコールなどの保湿剤;ジステアリン酸エチレングリコールなどのラスター剤;pH調整剤;紫外線吸収剤などが配合される。
本発明の洗浄料組成物は、例えばヘアシャンプー、ボディシャンプー等として好適に用いられる。
本発明について以下に実施例を挙げてさらに詳述するが、本発明はこれによりなんら限定されるものではない。配合量は特記しない限り、その成分が配合される系に対する質量%で示す。
まず本実施例で用いた試験法、評価基準を以下に示す。
[組成物の安定性]
被験試料100gを市販スクリュー管100mL容器に充填し、50℃の高温槽に2ヶ月間放置した後の外観を観察し、以下の通り評価した。
(評価)
○:下部に透明部分がみられなかった
△:下部に厚さ2mm未満の透明層がみられた
×:下部に厚さ2mm未満の透明層がみられた
[泡立ち]
日本人女性の太め(約90μm)の毛髪10g(長さ15cm)を束ね、被験試料1gと40℃の水道水10gを塗布し、泡の量について評価を行った。
(評価)
◎:泡の量が非常に多かった
○:泡の量が多かった
△:泡の量が不十分であった
×:泡の量が不良であった
[すすぎ時の滑らかさ]
被験試料の洗髪実使用テストを専門パネル(女性20名)によりしてもらい、すすぎ時の髪の滑らかさについて、評価した。
(評価)
◎:20名中、17名以上が、滑らかであると回答
○:20名中、13〜16名が、滑らかであると回答
△:20名中、7〜12名が、滑らかであると回答
×:20名中、6名以下が、滑らかであると回答
[すすぎ時のしなやかさ]
被験試料の洗髪実使用テストを専門パネル(女性20名)によりしてもらい、すすぎ時の髪のしなやかさについて、評価した。
(評価)
◎:20名中、17名以上が、しなやかであると回答
○:20名中、13〜16名が、しなやかであると回答
△:20名中、7〜12名が、しなやかであると回答
×:20名中、6名以下が、しなやかであると回答
[ドライ後のしっとり感]
被験試料で洗髪、乾燥後の髪のしっとり感の有無を専門パネル(女性20名。ダメージヘア(ブリーチヘア))により実使用テストしてもらい、洗髪後自然乾燥させた後の髪のしっとり感と洗髪前の状態を比較法により官能評価した。
(評価)
◎:20名中、17名以上が、洗髪前よりもしっとり感があると回答
○:20名中、13〜16名が、洗髪前よりもしっとり感があると回答
△:20名中、7〜12名が、洗髪前よりもしっとり感があると回答
×:20名中、6名以下が、洗髪前よりもしっとり感があると回答
[ドライ後の滑らかさ]
被験試料で洗髪、乾燥後の髪の滑らかさの有無を専門パネル(女性20名。ダメージヘア(ブリーチヘア))により実使用テストしてもらい、洗髪後自然乾燥させた後の髪の滑らかさと洗髪前の状態を比較法により官能評価した。
(評価)
◎:20名中、17名以上が、洗髪前よりも滑らかであると回答
○:20名中、13〜16名が、洗髪前よりも滑らかであると回答
△:20名中、7〜12名が、洗髪前よりも滑らかであると回答
×:20名中、6名以下が、洗髪前よりも滑らかであると回答
[ドライ後のしなやかさ]
被験試料で洗髪、乾燥後の髪のしなやかさの有無を専門パネル(女性20名。ダメージヘア(ブリーチヘア))により実使用テストしてもらい、洗髪後自然乾燥させた後の髪のしなやかさと洗髪前の状態を比較法により官能評価した。
(評価)
◎:20名中、17名以上が、洗髪前よりもしなやかさがあると回答
○:20名中、13〜16名が、洗髪前よりもしなやかさがあると回答
△:20名中、7〜12名が、洗髪前よりもしなやかさがあると回答
×:20名中、6名以下が、洗髪前よりもしなやかさがあると回答
(実施例1〜3、比較例1〜6)
下記表1に示す組成の洗浄料組成物を調製した。これらを被検試料として、上記試験法、評価基準に基づき、各項目を評価した。結果を表1に示す。
なお表1中、エマルションの形態で配合されているシリコーン類(メチルポリシロキサンエマルション、高重合メチルポリシロキサンエマルション、高重合アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体エマルション(*)、高重合アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体エマルション(**)、高重合ジメチルシロキサン・メチル(アミノプロピル)シロキサン共重合体エマルション(***))の各配合量は、エマルションとしての配合量で示した。したがって、例えば実施例1において、「メチルポリシロキンサン(純分:60.0質量%)」の配合量「0.6(質量%)」は、固形分配合量(=実分、純分)0.36質量%である。
また表1中、高重合アミノ変性シリコーンエマルションは、それぞれ以下のものを用いた。
《高重合アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体エマルション(*)
上記一般式(I)(式(I)中、m=1000〜1500、n=2〜5、Qは−(CH22NH2を示す)で表されるアミノ変性シリコーン(40.0質量%)をノニオン界面活性剤(POEアルキルエーテル)にて乳化したエマルションを用いた。
《高重合アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体エマルション(**)
下記一般式(II)(式(II)中、r=100、s=3)で表されるアミノ変性シリコーン(40.0質量%)をカチオン界面活性剤(4級化アンモニウム塩)にて乳化したエマルションを用いた。
Figure 2005232140
《高重合ジメチルシロキサン・メチル(アミノプロピル)シロキサン共重合体エマルション(***)
下記一般式(III)(式(III)中、t=10000、u=10)で表されるアミノ変性シリコーン(14.6質量%)をカチオン界面活性剤(4級化アンモニウム塩)にて乳化したエマルションを用いた。
Figure 2005232140
Figure 2005232140
表1に示す結果から明らかなように、アミノ変性シリコーンとして本願発明に用いられる(a)成分を用い、かつカチオン化水溶性高分子を複数組み合わせて配合した実施例1〜3の系では、組成物の安定性、すすぎ時の滑らかさ・しなやかさ、ドライ後のしっとり感・滑らかさ・しなやかさのいずれの点においても、優れた効果を得ることができた。これに対し、本願発明の構成要件を満足しない比較例1〜6では、これら効果をすべて併せもつことができなかった。

Claims (7)

  1. (a)重合度110〜5000のアミノ変性シリコーンと、(b)2種以上のカチオン化水溶性高分子と、(c)アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、および両性界面活性剤の中から選ばれる1種または2種以上を含有する、洗浄料組成物。
  2. (a)成分が下記一般式(I)で示されるアミノ変性シリコーンである、請求項1記載の洗浄料組成物。
    Figure 2005232140

    (式中、Qは−Hまたは−(CH22NH2を示し、m=100〜5000の数を示し、n=1〜100の数を示し、m+n=110〜5000の数を示す。)
  3. (a)成分がエマルションの形態で配合されている、請求項1または2記載の洗浄料組成物。
  4. (b)成分が、カチオン化ポリサッカライドの中から選ばれるいずれか2種以上を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗浄料組成物。
  5. (b)成分が、カチオン化グアガム、カチオン化ローカストビーンガム、およびカチオン化ヒドロキシエチルセルロースの中から選ばれるいずれか2種以上を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗浄料組成物。
  6. (a)成分を0.001〜5質量%(固形分)、(b)成分を0.01〜2質量%含有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の洗浄料組成物。
  7. (c)成分を5〜40質量%含有する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の洗浄料組成物。
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