JP2005230423A - Washing machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、洗濯物の投入口を開閉する蓋を閉鎖状態にロックするロック部材を備えた洗濯機に関する。 The present invention relates to a washing machine including a lock member that locks a lid that opens and closes a laundry slot in a closed state.
上記洗濯機には蓋を回動操作することに基いて洗濯物の投入口を開閉する構成のものがある。この構成の場合、ロック部材を蓋の閉鎖状態でロック解除位置からロック位置に移動操作することに基いて蓋に係合させ、ロック位置からロック解除位置に移動操作することに基いて蓋から脱出させている。このロック部材は電磁ソレノイドを駆動源として移動するものであり、蓋に係合することに基いて蓋を開放操作不能にロックし、蓋から脱出することに基いて蓋を開放操作可能にロック解除する。
上記洗濯機においては、蓋をレールに沿ってスライド操作することで投入口を開閉することが考えられている。この構成の場合、蓋のスライド停止位置が安定しないので、蓋の閉鎖状態で蓋とロック部材との位置関係にずれが発生し易く、ロック部材が蓋に対して係脱しない虞れがある。 In the washing machine, it is considered to open and close the inlet by sliding the lid along the rail. In the case of this configuration, since the slide stop position of the lid is not stable, the positional relationship between the lid and the lock member is likely to be shifted in the closed state of the lid, and the lock member may not be engaged with or disengaged from the lid.
請求項1〜6に係る発明は蓋のスライド停止位置のずれに影響されることなくロック部材を蓋に対して係脱させることを共通の課題とするものであり、共通の課題を解決するための手段は請求項1に記載した通りである。以下、請求項1〜6に係る各発明を用語の意義と共に説明する。
<請求項1に係る発明の説明>
請求項1に係る発明はロック部材を移動操作する駆動源としてモータを利用したものである。
1)蓋:洗濯物の投入口を開閉するスライド部材を称する。このスライドとは直線的な経路に沿って移動することに限定解釈されるものではなく、湾曲した経路に沿って移動することを含む用語であり、要は滑って移動することを称する。
2)係合部:ロック部材が係合可能な部分を総称する用語であり、貫通孔状の開口部・有底孔状の開口部・切欠状の開口部・爪状の突部等の形状に限定されるものではない。この係合部は蓋に設けられたものであり、蓋のスライドに連動して移動する。
3)ロック部材:蓋が閉鎖状態から開放状態にスライドすることを拘束および許容するものである。具体的には蓋の閉鎖状態で蓋の係合部に係合することに基いて蓋を開放不能にロックし、係合部から脱出することに基いて蓋を開放可能にロック解除する。
4)操作機構:ロック部材をロック状態およびロック解除状態間で移動操作するものであり、ロック解除状態とはロック部材が蓋の係合部から脱出した状態を称し、ロック状態とはロック部材が蓋の係合部に係合した状態を称する。この操作機構はカム機構・リンク機構・ギア機構・ベルト機構・チェーン機構等の操作形態に限定されるものではなく、ロック部材をロック状態およびロック解除状態間で移動操作する機械的機構を総称する用語である。この操作機構はモータを駆動源とするものであり、ロック部材の移動にはモータの磁力が関与することになる。
<請求項2〜3に係る発明の説明>
請求項2〜3に係る発明はロック部材が移動していることを確認するスイッチの状態変化を位置決め用の基準信号として利用するものである。この場合、モータを単に駆動するだけで位置制御しない無制御モードおよびモータを位置制御することでロック状態・ロック解除状態に停止させる制御モードをスイッチの状態変化を基準信号に切換えると良い。
<請求項4に係る発明の説明>
請求項4に係る発明はモータを駆動開始してから設定時間が経過してもスイッチの状態変化が検出されないときには異常処理を行うものである。この駆動時間の上限値はロック部材がロック状態およびロック解除状態間で複数回往復動することが可能な値に設定されたものである。即ち、ロック部材の移動が確認されないときにはロック部材の移動操作が自動的に再試行され、ロック部材の動作不良が解消されない場合に異常処理が行われる。
<請求項5に係る発明の説明>
請求項5に係る発明はロック部材の移動中に瞬時停電が発生した場合のロック部材の復旧処理について言及したものである。即ち、スイッチが状態変化してからロック部材が目標位置に到達するまでの間に瞬時停電が発生したときにはスイッチが変化前の状態に戻るまでモータを再駆動し、スイッチの再度の状態変化を基準信号としてロック部材を目標位置に移動操作する。
<請求項6に係る発明の説明>
請求項6に係る発明は電源遮断直前のロック部材の移動状態を電源遮断状態でバックアップし、電源投入時にバックアップデータに基いてロック部材の現在状態を認識するものである。このロック部材は認識結果を初期位置として駆動開始されるものであり、固定的な初期位置を有していない。
In order to solve the common problem, the inventions according to claims 1 to 6 have a common problem of engaging and disengaging the lock member with respect to the lid without being affected by the displacement of the slide stop position of the lid. The means is as described in claim 1. Hereinafter, each invention according to claims 1 to 6 will be described together with the meanings of terms.
<Description of the Invention of Claim 1>
The invention according to claim 1 utilizes a motor as a drive source for moving the lock member.
1) Lid: A slide member that opens and closes a laundry inlet. This slide is not limited to moving along a straight path, but is a term including moving along a curved path, and the point is that it slides.
2) Engagement part: A term that collectively refers to a part that can be engaged with a lock member, and has a shape such as a through-hole-like opening, a bottomed-hole-like opening, a notch-like opening, or a claw-like protrusion. It is not limited to. The engaging portion is provided on the lid and moves in conjunction with the slide of the lid.
3) Lock member: This restrains and allows the lid to slide from the closed state to the open state. Specifically, the lid is locked so as not to be opened based on engagement with the engaging portion of the lid in the closed state, and the lid is unlocked so as to be openable based on coming out of the engaging portion.
4) Operation mechanism: The lock member is operated to move between the locked state and the unlocked state. The unlocked state refers to the state in which the lock member has escaped from the engaging portion of the lid, and the locked state refers to the state in which the lock member is The state engaged with the engaging part of the lid is referred to. This operation mechanism is not limited to the operation mode such as a cam mechanism, a link mechanism, a gear mechanism, a belt mechanism, and a chain mechanism, but is a general term for mechanical mechanisms that move and operate the lock member between the locked state and the unlocked state. It is a term. This operation mechanism uses a motor as a drive source, and the magnetic force of the motor is involved in the movement of the lock member.
<Explanation of Inventions According to
The inventions according to
<Explanation of Invention According to Claim 4>
According to the fourth aspect of the present invention, when a change in the switch state is not detected even after a set time has elapsed since the start of driving the motor, an abnormality process is performed. The upper limit value of the driving time is set to a value that allows the lock member to reciprocate a plurality of times between the locked state and the unlocked state. That is, when the movement of the lock member is not confirmed, the movement operation of the lock member is automatically retried, and when the malfunction of the lock member is not eliminated, the abnormality process is performed.
<Explanation of Invention According to
The invention according to
<Explanation of Invention According to
The invention according to claim 6 backs up the moving state of the lock member immediately before power-off in the power-off state, and recognizes the current state of the lock member based on the backup data when the power is turned on. The lock member is started to be driven with the recognition result as an initial position, and does not have a fixed initial position.
ロック部材を移動操作する駆動源としてモータを利用している。このため、ロック部材の動作力が高まるので、蓋のスライド停止位置のずれに影響されることなくロック部材を蓋の係合部に対して係脱させることができる。 A motor is used as a drive source for moving the lock member. For this reason, since the operating force of the lock member is increased, the lock member can be engaged with and disengaged from the engagement portion of the lid without being affected by the deviation of the slide stop position of the lid.
<第1実施例>
外箱1は、図1に示すように、上面が開口する箱状をなすものであり、外箱1の上端部にはトップカバー2が固定されている。このトップカバー2は洗濯物の投入口3(図2参照)を有する枠部材を称するものであり、トップカバー2にはレールが固定されている。このレールには前蓋4および後蓋5が前後方向へスライド可能に装着されている。これら前蓋4および後蓋5は、図2に示すように、複数の棒片6を相互に回動可能に連結してなる蛇腹状をなすものであり、トップカバー2の投入口3は前蓋4および後蓋5のスライド操作に基いて開閉される。即ち、前蓋4および後蓋5は投入口3を開閉する蓋25に相当するものである。
<First embodiment>
As shown in FIG. 1, the outer box 1 has a box shape with an upper surface opened, and a
前蓋4および後蓋5間は伝達機構を介して機械的に連結されている。この伝達機構は前蓋4および後蓋5の一方のスライド力を他方に逆向きに伝達するものであり、前蓋4および後蓋5の閉鎖状態で前蓋4が前方の開放方向へスライドしたときには後蓋5が前蓋4に連動して後方の開放方向へスライドし、前蓋4および後蓋5の双方が開放状態になる。これら前蓋4および後蓋5の開放状態で後蓋5が前方の閉鎖方向へスライドしたときには前蓋4が後蓋5に連動して後方の閉鎖方向へスライドし、前蓋4および後蓋5の双方が閉鎖状態になる。
The front lid 4 and the
後蓋5には前面が開口する空間状のフック収納部7が形成されている。このフック収納部7内には後フック8が収納されており、前蓋4および後蓋5の閉鎖状態では後フック8がフック収納部7内で前フック9に係合する。この前フック9は前蓋4に装着されたものであり、前蓋4および後蓋5は前フック9および後フック8間の係合力で閉鎖状態に保持される。
The
後蓋5には操作ボタン10が装着されている。この操作ボタン10は後フック8を係合状態から係合解除状態に移動操作するものであり、前蓋4および後蓋5の閉鎖状態で操作ボタン10が操作されたときには後フック8が係合解除状態になることに基いて後フック8および前フック9間の係合が解除され、前蓋4が自重で前方の開放方向へスライドする。この前蓋4のスライドに連動して後蓋5が後方の開放方向へスライドし、前蓋4および後蓋5の双方が投入口3を開放した開放状態になる。前フック9および後フック8は操作ボタン10の操作に機械的に連動して前蓋4および後蓋5を開放するものであり、前蓋4および後蓋5を閉鎖状態にロックするものではない。
An
後蓋5には取手11が固定されている。この取手11は後蓋5を開放状態から閉鎖状態に操作するものであり、取手11を把持して後蓋5を前方の閉鎖方向へ操作したときには前蓋4が後蓋5に連動して後方の閉鎖方向へスライドする。このとき、前フック9がフック収納部7内に侵入し、前フック9および後フック8間がフック収納部7内で係合することに基いて前蓋4および後蓋5が閉鎖状態に保持される。
A
トップカバー2の右端部には、図1に示すように、操作パネル12が装着されている。この操作パネル12にはLED表示器13が装着されており、表示器13には残り運転時間およびエラー内容等の運転情報が表示される。また、操作パネル12には電源スイッチ14が装着されている。この電源スイッチ14は主電源を入切する自己復帰形のプッシュスイッチからなるものであり、主電源の遮断状態で電源スイッチ14がオン操作されたときには主電源が投入され、主電源の投入状態で電源スイッチ14がオン操作されたときには主電源が遮断される。
An
操作パネル12にはコーススイッチ15およびスタートスイッチ16が装着されている。コーススイッチ15は運転コースを指定するものであり、主電源の投入状態でコーススイッチ15が操作されたときにはコーススイッチ15の操作内容に応じて運転コースが設定される。スタートスイッチ16は運転開始を指令するものであり、運転コースの指定状態でスタートスイッチ16が操作されたときには運転コースの指定結果に応じた内容で洗濯運転が開始される。
A
トップカバー2内には給水弁17(図3参照)が収納されている。この給水弁17は水槽の給水路を開閉するものであり、給水弁17の開放時には給水路を通して水槽内に水道水が注入される。この水槽は外箱1内に収納されたものであり、水道水を洗濯水として受ける貯水容器として機能する。この水槽の排水路には排水弁18(図3参照)が介在されている。この排水弁18は排水路を開閉するものであり、排水弁18の開放時には水槽内の貯留水が排水路を通して排出される。
A water supply valve 17 (see FIG. 3) is accommodated in the
水槽内には洗濯槽が収納されている。この洗濯槽はトップカバー2の投入口3を通して洗濯物が投入されるものであり、水平な回転軸を有するドラム状をなしている。この洗濯槽は洗濯モータ19(図3参照)の回転軸に機械的に連結されている。この洗濯モータ19は3相DCブラシレスモータからなるものであり、洗濯モータ19の回転時には洗濯槽内の洗濯物が洗濯槽内のバッフルによって持上げられた後に洗濯水中に落下する。即ち、洗濯槽は洗濯物を水中に落下させる動作を繰返すことで叩き洗いするドラム式のものである。
A washing tub is stored in the water tub. This washing tub is used to put laundry into the
外箱1内には、図1に示すように、制御手段に相当する制御装置20が収納されている。この制御装置20はマイクロコンピュータを主体に構成されたものであり、CPU・ROM・EEPROM・RAM・I/Oを有している。この制御装置20には、図3に示すように、コーススイッチ15およびスタートスイッチ16が電気的に接続されており、制御装置20はコーススイッチ15の有効操作を検出することに基いて運転コースを設定し、スタートスイッチ16の有効操作を検出することに基いて洗濯運転を開始する。尚、制御装置20のEEPROMはバックアップメモリおよび不揮発性メモリに相当するものである。
As shown in FIG. 1, a
制御装置20にはバルブ駆動回路21を介して給水弁17および排水弁18が電気的に接続され、モータ駆動回路22を介して洗濯モータ19が電気的に接続されており、メイン制御装置20はスタートスイッチ16の有効操作を検出することに基いて給水弁17・排水弁18・洗濯モータ19を駆動制御し、運転コースの設定結果に応じた内容で洗濯運転を実行する。また、制御装置20にはLED駆動回路23を介して表示器13が電気的に接続されており、制御装置20は表示器13の表示内容を制御することに基いて運転情報を表示する。
A
トップカバー2内には、図2に示すように、ロックスイッチ機構30が収納されている。このロックスイッチ機構30はロックモータ31(図3参照)を駆動源としてロックピン32をロック状態およびロック解除状態間で進退させるものであり、ロックピン32は前蓋4および後蓋5の閉鎖状態でロック状態に前進することに基いてロックリング24内に係合する。このロックリング24は、図2に示すように、後蓋5に固定されたものであり、ロックピン32およびロックリング24間の係合状態では後蓋5が閉鎖状態にロックされることに基いて前蓋4および後蓋5の双方がスライド不能に拘束される。以下、ロックスイッチ機構30の詳細構成について説明する。
A
トップカバー2内には、図4に示すように、スイッチケース33が固定されており、スイッチケース33内には仕切板34が形成されている。この仕切板34はスイッチケース33内を左方のモータ室35および右方のプランジャ室36に区画するものであり、モータ室35内にはロックモータ31が収納されている。このロックモータ31は減速ギア機構を内蔵する交流の同期モータからなるものであり、ロックモータ31の回転軸37には円形状の回転板38が固定されている。この回転板38の外周部にはピン状のカム39が固定されており、カム39はロックモータ31が駆動することに基いて回転軸37を中心に円周方向へ移動する。
As shown in FIG. 4, a
スイッチケース33には円筒状の軸受40が形成されており、軸受40の先端部には円環状のストッパ41が形成されている。この軸受40の内周面にはプランジャ42がスライド可能に嵌合されており、プランジャ42の先端部には円形状の座板43が固定されている。この座板43には円柱状のロックピン32および円柱状のばね受け44が固定されており、ばね受け44の外周面にはロックスプリング45の一端部が嵌合されている。このロックスプリング45は圧縮コイルスプリングからなるものであり、ロックスプリング45の他端部は円筒状のばね受け46の内周面に嵌合されている。このばね受け46は仕切板34に形成されたものであり、プランジャ42はロックスプリング45のばね力で右方の後蓋5側へ付勢されている。
A
プランジャ42には従動板47が固定されている。この従動板47は正方形状の貫通孔を有するものであり、貫通孔内にはカム39が挿入されている。この貫通孔の内面はカム面48として機能するものであり、ロックモータ31の機械的な回転位相角が「0°」の状態では、図4に示すように、プランジャ42の座板43がロックスプリング45のばね力でスイッチケース33のストッパ41に接触した状態に保持されている。この状態ではロックピン32がスイッチケース33内から最大限に突出したロック状態に保持され、カム39がカム面48から離間することに基いて両者の間に隙間状の遊びが形成されている。このロックピン32はロック部材に相当するものであり、ロック状態で係合部に相当するロックリング24内に係合する。
A driven
ロックモータ31は一定の矢印方向へ一定の回転速度で駆動するものであり、ロックモータ31がロックピン32のロック状態で駆動したときにはカム39がカム面48を押圧し、ロックピン32をロックスプリング45のばね力に抗してスイッチケース33内に直線的に移動操作する。このロックピン32の移動量は、図6に示すように、ロックモータ31の機械的な回転位相角が「180°」に到達した時点で最大になるものであり、ロックピン32の最大移動状態ではカム面48がロックスプリング45のばね力でカム39に接触することに基いてロックピン32が突出不能に拘束され、スイッチケース33内に最大限に引込んだロック解除状態に保持される。即ち、ロックピン32のロック状態からロック解除状態への往動はロックピン32がカム39に同期して移動することで行われるものであり、ロックピン32の移動量および移動速度はロックモータ31の回転量および回転速度に基いて制御される。
The
ロックモータ31がロックピン32のロック解除状態で駆動したときにはロックピン32がロックスプリング45のばね力で右方の後蓋5側へ移動する。このロックピン32の移動はプランジャ42の座板43がスイッチケース33のストッパ41に当るまではカム面48およびカム39間の接触状態で行われるものであり、ロックピン32は、図4に示すように、ロックモータ31の機械的な回転位相角が「360°(0°)」に到達した時点でロック状態に復帰する。即ち、ロックピン32のロック解除状態からロック状態への復動はロックピン32がカム39に同期して移動することで行われるものであり、ロックピン32の移動量および移動速度はロックモータ31の回転量および回転速度に基いて制御される。
When the
操作機構67はロックピン32をロック状態およびロック解除状態間で移動操作する機械要素の集合体である。この操作機構67はカム39・プランジャ42・ロックスプリング45・従動板47を有するカム機構からなるものであり、ロックモータ31を駆動源として動作する。
図7の(a)はロックモータ31を一定速度で一定方向へ駆動した場合のロックピン32の先端面の時間的な位置変化を示すものであり、縦軸および横軸はロックピン32の先端位置および経過時間を示している。この横軸はロックモータ31の機械的な回転位相角に相当するものであり、ロックピン32はロック解除状態で先端面がスイッチケース33内に引込み、ロック状態で一定の回転位相角だけ停留する。即ち、ロックピン32は、図4に示すように、プランジャ42がスイッチケース33に接触することに基いてロック状態に位置決めされるものであり、ロックピン32のロック状態ではカム39とカム面48との間に隙間が形成されている。ロックピン32の停留期間はカム39がカム面48に係合するまでに要する期間を示している。
The
FIG. 7A shows the temporal position change of the distal end surface of the
スイッチケース33内には、図4に示すように、ホルダ49〜ホルダ51が形成されている。これらホルダ49とホルダ50との間には可動コンタクト52の一端部が嵌合されており、可動コンタクト52の他端部には接点53が固定されている。この可動コンタクト52は板ばねからなるものであり、可動コンタクト52には三角形状の***作部54が折曲形成されている。
As shown in FIG. 4, a
ホルダ50とホルダ51との間には板ばねからなる固定コンタクト55の一端部が嵌合されており、固定コンタクト55の他端部には接点56が固定されている。これら固定コンタクト55および可動コンタクト52はロックスイッチ57(図3参照)を構成するものであり、接点53および接点56間が接触することに基いて電気的に導通し、接点53および接点56間が離間することに基いて電気的に遮断される。これら固定コンタクト55および可動コンタクト52には、図4に示すように、リード線58が電気的に接続されており、固定コンタクト55および可動コンタクト52間の導通遮断は両リード線58を通して電気的に検出される。
One end of a fixed
固定コンタクト55の他端部は、図6に示すように、固定コンタクト55および可動コンタクト52間の離間状態でストッパ59に係合する。このストッパ59はスイッチケース33内に固定されたものであり、固定コンタクト55および可動コンタクト52間の離間状態では固定コンタクト55の他端部がストッパ59に係合することに基いて位置決めされる。
As shown in FIG. 6, the other end of the fixed
従動板47には突状のスイッチ操作部60が形成されており、スイッチ操作部60には傾斜面61が形成されている。このスイッチ操作部60は可動コンタクト52の***作部54を押圧することに基いて可動コンタクト52を弾性変形させるものであり、ロックピン32のロック状態では、図4に示すように、***作部54がスイッチ操作部60に乗上げることに基いて可動コンタクト52が弾性変形する。この***作部54の乗上げ状態では可動コンタクト52の接点53が固定コンタクト55の接点56に接触することに基いてロックスイッチ57がオンされる。
The driven
ロックピン32のロック解除状態では、図6に示すように、***作部54がスイッチ操作部60から外れることに基いて可動コンタクト52が弾性復帰する。この***作部54の逸脱状態では可動コンタクト52の接点53が固定コンタクト55の接点56から離間することに基いてロックスイッチ57がオフされる。即ち、ロックスイッチ57はロックピン32がロック状態からロック解除状態に移動する途中でオン状態からオフ状態に切換わり、ロックピン32がロック解除状態からロック状態に移動する途中でオフ状態からオン状態に切換わるものである。
In the unlocked state of the
図5は可動コンタクト52の***作部54がスイッチ操作部60の傾斜面61に乗上げた状態を示すものである。即ち、ロックピン32がロック状態からロック解除状態に移動するときには傾斜面61が***作部54に到達した時点で可動コンタクト52の弾性復帰が始まり、可動コンタクト52が傾斜面61に沿って弾性復帰することで固定コンタクト55から離間する。また、ロックピン32がロック解除状態からロック状態に移動するときには傾斜面61が***作部54に到達した時点で可動コンタクト52の弾性変形が始まり、可動コンタクト52が傾斜面61に沿って弾性変形することで固定コンタクト55に接触する。即ち、傾斜面61は可動コンタクト52を弾性変形および弾性復帰させる押圧面として機能する。
FIG. 5 shows a state in which the operated
ロックスイッチ57はロックピン32の往復動に連動して状態が変化するものであり、ロックピン32の正常動作を確認する確認スイッチとして機能する。このロックスイッチ57は、図7の(b)に示すように、ロックピン32がロック状態からロック解除状態に移動する途中でオフされるものであり、ロックスイッチ57がオフしてからロックピン32がロック解除状態に到達するまでに要するロック解除時間は商用交流電源周波数に応じて一義的に定まる。また、ロックスイッチ57はロックピン32がロック解除状態からロック状態に移動する途中でオンされるものであり、ロックスイッチ57がオンされてからロックピン32がロック状態に到達するまでに要するロック時間は商用交流電源周波数に応じて一義的に定まる。ロックスイッチ機構30は以上のように構成されている。
The lock switch 57 changes its state in conjunction with the reciprocation of the
ロックスイッチ57は、図3に示すように、信号回路62に商用交流電源を供給する給電路を開閉するものであり、信号回路62は制御装置20に電気的に接続されている。この信号回路62は商用交流電源に基いて矩形波状の同期信号を生成するフォトカプラを主体に構成されたものであり、制御装置20には、図8の(a)および(b)に示すように、ロックスイッチ57のオフ状態でハイレベルのスイッチ信号が入力され、ロックスイッチ57のオン状態で矩形波状のスイッチ信号が入力される。
As shown in FIG. 3, the
制御装置20には、図3に示すように、周波数判定回路66が電気的に接続されている。この周波数判定回路66は商用交流電源周波数に同期した矩形波状のクロック信号を出力するものであり、制御装置20は周波数判定回路66からのクロック信号に基いて商用交流電源周波数を判定する。即ち、制御装置20は周波数判定手段として機能するものである。
As shown in FIG. 3, a
制御装置20はスイッチ信号の入力レベルを設定時間毎に判定している。この入力レベルの判定処理は周波数判定回路66からの出力をクロック信号として行われるものであり、制御装置20は、図8の(c)に示すように、クロック信号の立下りから待機時間が経過した時点でスイッチ信号の入力レベルを判定する。そして、入力レベルの判定結果が複数回連続してハイレベルであるときにはロックスイッチ57のオフを認識し、入力レベルの判定結果が複数回連続してロウレベルであるときにはロックスイッチ57のオンを認識する。
The
ロックモータ31は、図3に示すように、モータ駆動回路63に電気的に接続されている。このモータ駆動回路63はフォトトライアックカプラを主体に構成されたゼロクロス方式のものであり、制御装置20はフォトカプラの発光ダイオードをオンすることに基いてロックモータ31に商用交流電源を印加し、ロックモータ31を商用交流電源に同期して駆動する。即ち、制御装置20はモータ駆動回路63のオンオフタイミングを制御することに基いてロックモータ31をオープンループで制御するものである。
As shown in FIG. 3, the
商用交流電源には、図9に示すように、電源回路64が電気的に接続されている。この電源回路64の給電路には電源スイッチ14が介在されており、電源スイッチ14のオン操作時には給電路が機械的に閉成されることに基いて電源回路64に商用交流電源が供給される。この電源回路64は表示器13・給水弁17・排水弁18・洗濯モータ19・制御装置20・ロックモータ31等の全ての電気部品の電源を生成するものであり、給電路の閉成時には電源回路64から制御装置源20に駆動電源が供給されることに基いて制御装置20が起動する。
As shown in FIG. 9, a
制御装置20には、図3に示すように、電源リレー65が電気的に接続されている。この電源リレー65は、図9に示すように、電源回路64の給電路に介在されたものであり、制御装置20は電源スイッチ14のオン操作に基いて起動し、電源リレー65をオンする。この電源リレー65のオン状態では給電路が閉成されることに基いて電源回路64に商用交流電源が供給され、電源回路64から制御装置20に駆動電源が与えられる。即ち、電源スイッチ14の操作解除状態では制御装置20が電源リレー65をオン状態に保持することに基いて電源回路64を有効化し、電源を確保する。
As shown in FIG. 3, a
制御装置20のROMには制御プログラムが記録されており、制御装置20は制御プログラムに基いて表示器13・給水弁17・排水弁18・洗濯モータ19・ロックモータ31・電源リレー65を駆動制御することに基いて洗濯運転を実行する。以下、制御装置20の制御プログラムについて説明する。
制御装置20は電源スイッチ14のオン操作を検出すると、割込みプログラムを起動する。この割込みプログラムで電源リレー65のオフを検出したときには電源リレー65をオンし、電源を投入する。
A control program is recorded in the ROM of the
When the
制御装置20は電源を投入すると、図10のステップS1のロック解除処理へ移行する。このロック解除処理はロックピン32をロック解除状態に移動操作し、前蓋4および後蓋5の開放操作を許容するものであり、ロック解除処理の詳細は次の通りである。
制御装置20は図11のステップS11へ移行すると、EEPROMからピンフラグFpのバックアップデータを検出する。このピンフラグFpはロックピン32の現在状態を示すものであり、ロックピン32がロック状態およびロック解除状態にあるときには「ロック」および「ロック解除」に設定される。このピンフラグFpはロックピン32がロック状態からロック解除状態に移動完了することに基いて「ロック」から「ロック解除」に変更され、ロックピン32がロック解除状態からロック状態に移動完了することに基いて「ロック解除」から「ロック」に変更されるものであり、ロックピン32がロック状態からロック解除状態に移動している途中状態では「ロック」に設定され、ロックピン32がロック解除状態からロック状態に移動している途中状態では「ロック解除」に設定されている。
1.ロックピン32をロック状態からロック解除状態に操作する移動処理
1−1.通常処理
制御装置20は図11のステップS11でピンフラグFpが「ロック」に設定されていることを検出し、ステップS12でEEPROMからスイッチフラグFsのバックアップデータを検出する。このスイッチフラグFsはロックスイッチ57の現在状態を示すものであり、ロックスイッチ57のオン状態およびオフ状態で「オン」および「オフ」に設定される。
When the power is turned on, the
When the
1. Movement process for operating the
制御装置20はステップS12でスイッチフラグFsが「オン」に設定されていることを検出し、ステップS14でロックモータ31をオンする。そして、ステップS15へ移行し、ロックスイッチ57の状態を判定する。このロックスイッチ57はロックピン32がロック状態からロック解除状態に移動するときにオン状態からオフ状態に切換わるものであり、ロックピン32がロック状態からロック解除状態に移動するときには移動初期でオンされている。従って、制御装置20はステップS15でロックスイッチ57のオンを判定し、ステップS16へ移行する。
The
制御装置20はステップS16へ移行すると、タイマT1の計測値を限度時間と比較する。このタイマT1はステップS14でロックモータ31を駆動開始することに基いて計測開始されるものであり、制御装置20はステップS16でロックモータ31の駆動時間T1が限度時間に到達していないことを検出したときにはステップS17へ移行する。
制御装置20はステップS17へ移行すると、瞬時停電の発生の有無を判断する。この瞬時停電は周波数判定回路66からのクロック信号の発生状態に基いて判断されるものであり、制御装置20はステップS17で瞬時停電が発生していないことを検出したときにはステップS15に復帰する。即ち、制御装置20はロックスイッチ57がオフされる前にはロックモータ31を単にオンしているだけであり、ロックピン32の位置制御を行っていない。このロックスイッチ57の状態変化前の制御状態を無制御モードと称する。
When the
When the
制御装置20はステップS15でロックスイッチ57のオフを検出すると、ステップS22でスイッチフラグFsを「オフ」に設定し、スイッチフラグFsの設定結果をEEPROMに格納する。そして、ステップS23へ移行し、商用交流電源周波数を判定する。この電源周波数は周波数判定回路66からのクロック信号に基いて判定されるものであり、制御装置20はステップS23で電源周波数を判定したときにはステップS24へ移行する。
When detecting that the
制御装置20のROMには、図13に示すように、所要時間データが記録されている。この所要時間データはロックスイッチ57のオフからロックピン32がロック解除状態に移動するまでのロック解除時間およびロックスイッチ57のオンからロックピン32がロック状態に移動するまでのロック時間を電源周波数毎に示すものであり、制御装置20は図11のステップS24へ移行すると、ROMから電源周波数の判定結果に応じたロック解除時間を検出する。
The ROM of the
制御装置20はステップS24でロック解除時間を検出すると、ステップS25でタイマT2の計測値をロック解除時間の検出結果と比較する。このタイマT2はステップS15でロックスイッチ57のオフを検出することに基いて計測開始されるものであり、制御装置20はステップS25でタイマT2の計測値がロック解除時間の検出結果に到達していないことを判断したときにはステップS26へ移行する。ここで周波数判定回路66からのクロック信号に基いて瞬時停電の発生の有無を判断し、瞬時停電が発生していないことを検出したときにはステップS25に復帰する。
When detecting the unlock time in step S24, the
制御装置20はステップS25でタイマT2の計測値がロック解除時間の検出結果に到達したことを判断すると、ロックピン32がロック解除状態に移動したことを認識する。そして、ステップS33でロックモータ31をオフし、ロックピン32をロック解除状態で停止させる。そして、ステップS34でピンフラグFpを「ロック解除」に設定し、ピンフラグFpの設定結果をEEPROMに格納する。即ち、制御装置20はロックスイッチ57のオフ後にはロックモータ31のオン時間を制御することに基いてロックピン32をオープンループで位置制御しており、ロックスイッチ57の状態変化後の制御状態を制御モードと称する。
1−2.ロックピン32の動作不良時の異常処理
制御装置20は図11のステップS16でタイマT1の計測値が限度時間に到達したことを検出すると、ステップS20でロックモータ31をオフする。この限度時間はロックピン32がロック状態およびロック解除状態間の往復動を複数回行うことが可能な値に設定されたものであり、制御装置20はステップS20でロックモータ31をオフしたときにはステップS21で表示器13にエラー番号を表示することに基いて使用者にロックピン32の動作不良を報知する。そして、図10のステップS9へ移行し、電源リレー65をオフすることで処理を終える。即ち、ロックモータ31のオン時間T1が限度値に到達してもロックスイッチ57のオフが検出されないときにはロックピン32の動作不良が解消不能であると判断され、異常処理が行われる。
1−3.瞬時停電発生時のロックピン32の復旧処理
制御装置20は図11のステップS17で瞬時停電の発生を検出すると、ステップS18で待機する。このステップS18で瞬時停電が復旧したことを検出したときにはステップS19でロックモータ31をオンし、ステップS15に復帰する。即ち、ロックスイッチ57のオフ前に瞬時停電が発生したときには瞬時停電の復旧時に動作コマンドが出力され、ロックピン32の移動が停電直前の停止位置から再開される。
When determining that the measured value of the timer T2 has reached the detection result of the unlock time in step S25, the
1-2. Abnormality processing when the
1-3. Recovery processing of the
制御装置20はステップS26で瞬時停電の発生を検出すると、ステップS27で待機する。このステップS27で瞬時停電が復旧したことを検出したときにはステップS28でロックモータ31をオンし、ロックピン32の移動を停電直前の停止位置から再開する。そして、ステップS29へ移行し、ロックスイッチ57のオンを判断する。この瞬時停電はロックスイッチ57のオフ状態で発生するものであり、ロックスイッチ57はロックピン32がロック解除状態を経由し、ロック解除状態からロック状態に移動する途中でオフ状態からオン状態に切換わる。
When the
制御装置20は図11のステップS29でロックスイッチ57のオンを検出すると、ステップS32でスイッチフラグFsを「オン」に設定し、スイッチフラグFsの設定結果をEEPROMに格納する。そして、ステップS15でロックスイッチ57の再オフを検出したときにはステップS25でロック解除時間の経過の有無を判断し、ロック解除時間の経過を検出したときにはステップS33でロックモータ31をオフする。即ち、ロックスイッチ57のオフ状態で瞬時停電が発生したときにはロックスイッチ57がオンされるまでロックピン32が戻され、ロックピン32がロックスイッチ57の再度のオフを基準信号としてロック解除状態に移動制御される。
When detecting that the
制御装置20はステップS29でロックスイッチ57のオフを検出すると、ステップS30へ移行する。ここで瞬時停電の発生を検出すると、ステップS31で瞬時停電が復旧するまで待機してステップS28に復帰する。即ち、ロックピン32を戻している最中に瞬時停電が発生したときには瞬時停電の復旧に基いて動作コマンドが出力され、ロックピン32の移動が停電直前の停止位置から再開される。
When the
制御装置20はロック解除処理を終えると、図10のステップS2でコーススイッチ15の操作状態を判断する。このロック解除処理の終了状態ではロックピン32がロック解除位置に保持され、ロックピン32およびロックリング24間が係合解除されることに基いて前蓋4および後蓋5の開放操作が許容されている。使用者はロックピン32のロック解除状態で前蓋4および後蓋5を開放操作することに基いて投入口3を開放し、投入口3を通して洗濯槽内に洗濯物を投入する。そして、前蓋4および後蓋5を閉鎖操作し、コーススイッチ15およびスタートスイッチ16を当該順序で操作する。
When the unlocking process is completed, the
制御装置20はステップS2でコーススイッチ15の操作を検出すると、ステップS3でコーススイッチ15の操作内容に基いて運転コースを設定する。そして、ステップS4でスタートスイッチ16の操作状態を判断し、スタートスイッチ16の操作を検出したときにはステップS5のロック処理へ移行する。このロック処理はロックピン32をロック状態に移動操作し、前蓋4および後蓋5を開放操作不能にロックするものであり、ロック処理の詳細は次の通りである。
2.ロックピン32をロック解除状態からロック状態に操作する移動処理
2−1.通常処理
制御装置20は図12のステップS41へ移行すると、ロックモータ31をオンする。このロック処理はロックピン32のロック解除状態で必ず開始されるものであり、制御装置20はステップS41でロックモータ31を駆動開始したときにはステップS42でロックスイッチ57の状態を判定する。このロックスイッチ57はロックピン32がロック解除状態からロック状態に移動するときにオフ状態からオン状態に切換わるものであり、ロックピン32の移動初期にはオフされている。従って、制御装置20はステップS42でロックスイッチ57のオフを判定し、ステップS43へ移行する。
When the
2. 2. Moving process for operating the
制御装置20はステップS43へ移行すると、タイマT1の計測値を限度時間と比較する。このタイマT1はステップS41でロックモータ31を駆動開始することに基いて計測開始されるものであり、制御装置20はステップS43でロックモータ31の駆動時間T1が限度時間に到達していないことを検出したときにはステップS44へ移行する。ここで瞬時停電が発生していないことを検出したときにはステップS42に復帰し、ロックモータ31を無制御モードで駆動する。
When the
制御装置20はステップS42でロックスイッチ57のオンを判定すると、ステップS49でスイッチフラグFsを「オン」に設定し、スイッチフラグFsの設定結果をEEPROMに格納する。そして、ステップS50で電源周波数を判定し、ステップS51でROMから電源周波数の判定結果に応じたロック時間を検出する。
制御装置20はステップS51でロック時間を検出すると、ステップS52でタイマT3の計測値をロック時間の検出結果と比較する。このタイマT3はステップS42でロックスイッチ57のオンを判定することに基いて計測開始されるものであり、制御装置20はステップS52でタイマT3の計測値がロック時間の検出結果に到達していないことを検出したときにはステップS53へ移行する。ここで瞬時停電の有無を判断し、瞬時停電が発生していないことを検出したときにはステップS52に復帰する。
When determining that the
When detecting the lock time in step S51, the
制御装置20はステップS52でタイマT3の計測値がロック時間の検出結果に到達したことを検出すると、ロックピン32がロック状態に移動したことを認識する。そして、ステップS60でロックモータ31をオフし、ロックピン32をロック状態で停止させる。そして、ステップS61でピンフラグFpを「ロック」に設定し、ピンフラグFpの設定結果をEEPROMに格納する。
2−2.ロックピン32の動作不良時の異常処理
制御装置20は図12のステップS43でタイマT1の計測値が限度時間に到達したことを検出すると、ステップS47でロックモータ31をオフし、ステップS48で表示器13にエラー番号を表示する。そして、図10のステップS9へ移行し、電源リレー65をオフすることで処理を終える。即ち、ロックモータ31のオン時間T1が限度値に到達してもロックスイッチ57のオンが検出されないときにはロックピン32の動作不良が解消不能であると判断され、異常処理が行われる。
2−3.瞬時停電発生時のロックピン32の復旧処理
制御装置20は図12のステップS44で瞬時停電の発生を検出すると、ステップS45で瞬時停電が復旧するまで待機し、ステップS46へ移行する。即ち、ロックスイッチ57のオン前に瞬時停電が発生したときには瞬時停電の復旧時に動作コマンドが出力され、ロックピン32の移動が停電直前の停止位置から再開される。
When detecting that the measured value of the timer T3 has reached the lock time detection result in step S52, the
2-2. Abnormality processing at the time of malfunction of the
2-3. When the instantaneous power failure occurs, the
制御装置20はステップS53で瞬時停電の発生を検出すると、ステップS54で待機する。このステップS54で瞬時停電が復旧したことを検出したときにはステップS55でロックモータ31をオンし、ロックピン32の移動を停電直前の停止位置から再開する。そして、ステップS56へ移行し、ロックスイッチ57のオフを判断する。この瞬時停電はロックスイッチ57のオン状態で発生するものであり、ロックスイッチ57はロックピン32がオン状態を経由し、ロック状態からロック解除状態に移動する途中でオン状態からオフ状態に切換わる。
When the
制御装置20は図12のステップS56でロックスイッチ57のオフを検出すると、ステップS59でスイッチフラグFsを「オフ」に設定し、スイッチフラグFsの設定結果をEEPROMに格納する。そして、ステップS42でロックスイッチ57の再オンを検出したときにはステップS52でロック時間の経過の有無を判断し、ロック時間の経過を検出したときにはステップS60でロックモータ31をオフする。即ち、ロックスイッチ57のオン状態で瞬時停電が発生したときにはロックスイッチ57がオフされるまでロックピン32が戻され、ロックピン32がスイッチ57の再度のオンを基準信号としてロック状態に移動制御される。
When the
制御装置20はステップS56でロックスイッチ57のオンを検出すると、ステップS57へ移行する。ここで瞬時停電の発生を検出すると、ステップS58で瞬時停電が復旧するまで待機してステップS55に復帰する。即ち、ロックピン32を戻している最中に瞬時停電が発生したときには瞬時停電の復旧に基いて動作コマンドが出力され、ロックピン32の移動が停電直前の停止位置から再開される。
When the
制御装置20はロック処理を終えると、図10のステップS6の運転処理へ移行する。ここで給水弁17・排水弁18・洗濯モータ19を運転コースの設定結果に応じた内容で駆動制御し、洗濯運転を実行する。
制御装置20はステップS7へ移行すると、運転終了を判断する。ここで運転コースが全て終了したことを検出したときには運転終了を検出し、ステップS8のロック解除処理へ移行する。このロック解除処理はステップS1のロック解除処理と同一内容のものであり、制御装置20はステップS8のロック解除処理でロックピン32をロック状態からロック解除状態に移動操作し、前蓋4および後蓋5を開放操作可能にロック解除する。そして、ステップS9の電源遮断処理へ移行し、電源リレー65をオフすることに基いて駆動停止する。即ち、ロックピン32は電源が運転終了に基いて正規に遮断されたときにはロック解除状態に停止するものであり、電源の遮断状態では制御装置20のEEPOMにピンフラグFpおよびスイッチフラグFsが「ロック解除」および「オフ」の状態で保管される。
When the
When the
制御装置20は電源スイッチ14が電源の投入状態でオン操作されたことを検出すると、図10のメインプログラムを途中停止して割込みプログラムを起動する。そして、割込みプログラムで電源リレー65をオフし、駆動停止する。即ち、ロックピン32の移動途中で電源スイッチ14が遮断操作されたときには電源が遮断され、ロックピン32が移動途中で停止する。このロックピン32の途中停止状態で電源スイッチ14が投入操作されたときには制御装置20が図10のステップS1のロック解除処理へ移行する。そして、EEPOMのバックアップデータに基いてロックピン32の途中停止状態を判断し、ロックピン32を途中停止状態からロック解除状態に移動操作する。以下、ロックピン32の途中停止状態からの制御内容について説明する。
3.ロックピン32を途中停止状態からロック解除状態に操作する移動処理
3−1.ロックピン32がロック解除状態からロック状態に移動する途中で停止した場合
ロックピン32がロック解除状態からロック状態に移動する途中ではピンフラグFpが「ロック解除」に設定され、スイッチフラグFsが「オン」または「オフ」に設定されている。
When the
3. 3. Moving process for operating the
制御装置20は図11のステップS11でEEPROMからピンフラグFpのバックアップデータを検出し、バックアップデータの検出結果が「ロック解除」であることを判断する。そして、ステップS13へ移行し、EEPROMからスイッチフラグFsのバックアップデータを検出する。例えばスイッチフラグFsが「オン」に設定されていることを検出したときにはステップS14へ移行する。ここでロックモータ31をオンすることに基いてロックピン32を途中停止位置から移動開始し、無制御モードおよび制御モードでロック解除状態に移動操作する。
The
制御装置20はステップS13でスイッチフラグFsが「オフ」に設定されていることを検出すると、ステップS28でロックモータ31をオンすることに基いてロックピン32を途中停止位置から移動開始する。そして、ロックピン32をロックスイッチ57がオンされるまで戻し、無制御モードおよび制御モードでロック解除状態に移動操作する。
3−2.ロックピン32がロック状態からロック解除状態に移動する途中で停止した場合
ロックピン32がロック状態からロック解除状態に移動する途中ではピンフラグFpが「ロック」に設定され、スイッチフラグFsが「オフ」または「オン」に設定されている。制御装置20は図11のステップS11でEEPROMからピンフラグFpのバックアップデータを検出し、バックアップデータの検出結果が「ロック」であることを判断する。そして、ステップS12へ移行し、EEPROMからスイッチフラグFsのバックアップデータを検出する。
When detecting that the switch flag Fs is set to “OFF” in step S13, the
3-2. When the
制御装置20はステップS12でスイッチフラグFsが「オン」に設定されていることを検出すると、ステップS14でロックモータ31をオンすることに基いてロックピン32を途中停止位置から移動開始し、無制御モードおよび制御モードでロック解除状態に移動操作する。また、ステップS12でスイッチフラグFsが「オフ」に設定されていることを検出したときにはステップS28へ移行し、ロックモータ31をオンすることに基いてロックピン32を途中停止位置から移動開始する。そして、ロックピン32をロックスイッチ57がオンされるまで戻し、無制御モードおよび制御モードでロック解除状態に移動操作する。即ち、ロックピン32の移動途中で電源スイッチ14が遮断操作されたときには電源スイッチ14が投入操作されることに基いてロック解除状態に自動的に移動操作される。この移動操作は電源遮断直前の停止位置から開始されるものであり、ロックピン32の移動制御は瞬時停電の発生時と同一態様で行われる。
When detecting that the switch flag Fs is set to “ON” in step S12, the
上記第1実施例によれば次の効果を奏する。
ロックピン32を移動操作する駆動源としてロックモータ32を利用した。このため、ロックピン32を進退させるときの動作音が小さくなるので、静音性が向上する。しかも、ロックピン32が進退するときの動作力が高まるので、後蓋5のスライド停止位置のずれに影響されることなくロックピン32を後蓋5のロックリング24に対して係脱することができる。
According to the first embodiment, the following effects are obtained.
A
ロックピン32の移動を確認するロックスイッチ57の状態変化を位置決め用の基準信号として利用した。このため、ロックピン32がロック状態に移動したことを検出するロック用スイッチおよびロックピン32がロック解除状態に移動したことを検出するロック解除用スイッチを設け、ロック用スイッチの状態変化およびロック解除用スイッチの状態変化に基いてロックモータ31をオフする制御を行う必要がなくなるので、構成が簡単になる。
A change in the state of the
ロックスイッチ57の状態変化からロック時間およびロック解除時間が経過したタイミングでロックモータ31をオフすることに基いてロックピン32をロック状態およびロック解除状態に停止させたので、ステッピングモータ等の高価な駆動源を使用することなくロックピン32を正確に位置制御できる。
ロックモータ31をオンしてから上限時間が経過してもロックスイッチ57の状態変化が検出されないときには異常処理を行ったので、使用者にロックピン32の動作不良を知らせることができる。しかも、上限時間をロックピン32がロック解除状態およびロック状態間で複数回往復動することが可能な値に設定した。このため、ロックピン32の移動が確認されないときにはロックピン32の移動操作を自動的に再試行し、ロックピン32の動作不良が解消されない場合にのみ異常処理を行うことができる。
Since the
If the change in the state of the
ロックスイッチ57が状態変化してからロックピン32が目標位置に到達するまでの間に瞬時停電が発生したときにはロックスイッチ57が変化前の状態に戻るまでロックモータ31を駆動し、ロックスイッチ57の再度の状態変化を基準信号としてロックピン32を目標位置に移動操作した。このため、ロックスイッチ57の状態変化後に瞬時停電が発生したときでもロックピン32を目標位置に正確に移動操作することができる。
When a momentary power failure occurs between the time when the
電源遮断直前のロックピン32の移動状態をピンフラグFpおよびスイッチフラグFsとしてバックアップし、電源投入時にはピンフラグFpおよびスイッチフラグFsのバックアップデータに基いてロックピン32の現在状態を認識したので、ロックピン32を現在位置から目標位置に移動操作することができる。このため、ロックピン32を初期位置に復帰させ、初期位置から目標位置に移動操作する必要がなくなるので、ロックピン32の移動に要する時間が短縮される。
The movement state of the
周波数判定回路66からのクロック信号に基いて電源周波数を判定し、電源周波数の判定結果に基いてロック時間およびロック解除時間を調整したので、ロックピン32を電源周波数の違いに影響されることなく目標位置に正確に移動操作することができる。
上記第1実施例においては、ロックモータ31として交流の同期モータを使用したが、これに限定されるものではなく、どのような種類もモータを使用しても良い。
Since the power supply frequency is determined based on the clock signal from the
In the first embodiment, an AC synchronous motor is used as the
上記第1実施例においては、ロックモータ31をオープンループで位置制御したが、これに限定されるものではなく、例えば位置センサからの位置信号に基いてフィードバック制御しても良い。
上記第1実施例においては、外蓋25をスライド可能な前蓋4および後蓋5に分割したが、これに限定されるものではなく、例えば単一のスライド蓋から構成しても良い。
In the first embodiment, the position of the
In the first embodiment, the
上記第1実施例においては、外蓋25をスライド可能に設けたが、これに限定されるものではなく、例えば回動可能に設けたり着脱可能に設けても良く、要は投入口3を開閉するものであれば良い。
上記第1実施例においては、ロックピン32が係合する係合部として突状のロックリング24を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば係合部を貫通孔状の開口部・有底孔状の開口部・切欠状の開口部・爪部等から構成しても良い。
In the first embodiment, the
In the first embodiment, the protruding
上記第1実施例においては、ロック部材としてピン32を例示したが、これに限定されるものではなく、例えばロック部材をプレートから構成しても良い。
上記第1実施例においては、ロックピン32を移動操作する操作機構としてカム機構67を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば操作機構をリンク機構・ギア機構・ベルト機構・チェーン機構等から構成しても良い。
In the said 1st Example, although the
In the first embodiment, the
上記第1実施例においては、ロックスイッチ57として接触形の機械スイッチを例示したが、これに限定されるものではなく、例えば非接触形の近接スイッチを用いても良い。
上記第1実施例においては、洗濯物を叩き洗いするドラム式洗濯機に本発明を適用したが、これに限定されるものではなく、例えば洗濯物をパルセータが生成する水流で洗浄する洗濯機に適用しても良い。
In the first embodiment, the contact type mechanical switch is exemplified as the
In the first embodiment, the present invention is applied to a drum-type washing machine that beats and washes laundry. However, the present invention is not limited to this. For example, the washing machine is configured to wash laundry with a water flow generated by a pulsator. It may be applied.
3は投入口、20は制御装置(制御手段)、24はロックリング(係合部)、25は蓋(外蓋,洗濯蓋)、31はロックモータ(モータ,駆動源)、32はロックピン(ロック部材)、57はロックスイッチ(スイッチ)、67は操作機構を示している。
3 is a slot, 20 is a control device (control means), 24 is a lock ring (engagement part), 25 is a lid (outer lid, washing lid), 31 is a lock motor (motor, drive source), 32 is a lock pin (Lock member), 57 denotes a lock switch (switch), and 67 denotes an operation mechanism.
Claims (6)
前記蓋に設けられた係合部と、
前記蓋の閉鎖状態で前記係合部に係合することに基いて前記蓋をスライド不能にロックし、前記係合部から脱出することに基いて前記蓋をスライド可能にロック解除するロック部材と、
モータを駆動源として前記ロック部材をロック状態およびロック解除状態間で移動操作する操作機構と
を備えたことを特徴とする洗濯機。 A slidable lid that opens and closes the laundry inlet;
An engaging portion provided on the lid;
A locking member that locks the lid in a non-slidable manner based on engaging with the engaging portion in a closed state of the lid, and that unlocks the lid in a slidable manner based on coming out of the engaging portion; ,
A washing machine comprising: an operation mechanism that moves the lock member between a locked state and an unlocked state using a motor as a drive source.
前記スイッチの状態変化を基準信号として前記モータを駆動制御することで前記ロック部材をロック状態およびロック解除状態に移動操作する制御手段と
を備えたことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。 A switch whose state changes during the movement of the locking member;
2. The washing machine according to claim 1, further comprising: a control unit that moves and controls the lock member to a locked state and an unlocked state by driving and controlling the motor using a change in the state of the switch as a reference signal.
前記制御手段は、電源投入時には前記バックアップメモリのバックアップデータに基いて前記ロック部材の現在状態を認識することを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の洗濯機。
A backup memory for storing the moving state of the lock member immediately before power-off in a power-off state,
The washing machine according to any one of claims 2 to 5, wherein the control means recognizes a current state of the lock member based on backup data of the backup memory when power is turned on.
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