JP2005230045A - 洗浄用ブラシロール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】洗浄用ブラシロールであって、直径20mm〜400mmの芯状基体1の表面に、径0.001mm〜0.6mmのブラシ毛2が植毛され、前記芯状基体の半径をaとし、該半径aに直立したブラシ毛の長さを加えた長さをbとするとき、1.02≦(b/a)≦2.0であること。
【選択図】図2
Description
図3、及び図4に示すように、液晶表示装置に用いられるカラーフィルタは、ガラス基板(30)上にブラックマトリックス(31)、着色画素(32)が形成されたものである。
図3、及び図4はカラーフィルタを模式的に示したもので、着色画素(32)は9個表されているが、実際のカラーフィルタにおいては、例えば、対角14インチの画面に数百μm程度の着色画素が多数個配列されている。
ブラックマトリックスは、カラーフィルタの着色画素の位置を定め、大きさを均一なものとし、また、表示装置に用いられた際に、好ましくない光を遮蔽し、表示装置の画像をムラのない均一な、且つコントラストを向上させた画像にする機能を有している。
このカラーフィルタは、図4に示すカラーフィルタと同様に、ガラス基板(30)上にブラックマトリックス(51)、着色画素(52)が形成されたものである。
このブラックマトリックス(51)は、ガラス基板(30)上に、例えば、ブラックマトリックス形成用の黒色感光性樹脂を用いてフォトリソグラフィ法によって形成されたものであり、樹脂を用いて形成されたブラックマトリックスを樹脂ブラックマトリックス(51)と称している。
きに起こる液晶表示装置での電界の乱れを抑制するために、高絶縁性の樹脂ブラックマトリックスが要望される場合などに採用されていた。しかし、ブラックマトリックスは、クロムなどの金属を用いたブラックマトリックスから、次第に樹脂ブラックマトリックスへと移行が進んでいる。
また、環境に配慮してクロムなどの金属を用いることを回避する傾向もある。
樹脂ブラックマトリックスの膜厚が、例えば、1.0μm程度と厚くなると、図5に示すように、樹脂ブラックマトリックス(51)上にその周縁部を重ねて形成された着色画素(52)は、周縁部が樹脂ブラックマトリックス(52)上にて突起(53)となる。
この洗浄は、着色画素(32、52)上、及びブラックマトリックス(31、51)上に残存している残渣、付着した凝集物を除去するために行うものであり、これにより、後工程、例えば、透明導電膜の成膜における透明導電膜の密着性を良好なものとしている。
従って、例えば、スポンジロールを用いた摺接による洗浄が行われる。このカラーフィルタ表面とスポンジロールとの摺り動く状態での洗浄によって、残渣、凝集物の大部分は除去されるが、凝集物の除去は十分ではない。
また、カラーフィルタの表面に損傷を与えることなく、また、突起を有するカラーフィルタにおいても、ガラス基板の巾が3m程度であっても十分に除去することができる。
図1は、本発明による洗浄用ブラシロールの一実施例を示す平面図である。また、図2は、図1のA−A’線での断面を拡大して示す断面図である。
図1に示すように、本発明による洗浄用ブラシロールは、芯状基体(1)の表面に、ブラシ毛(2)が植毛されたものである。
ブラシ毛(2)の材料は、例えば、ポリアミド樹脂、アクリル系樹脂などである。径は、0.001mm〜0.6mmのものである。
また、ブラシ毛の径を0.001mm〜0.6mmに保ち、芯状基体の半径(a)と半径(a)に直立したブラシ毛の長さ(c)を加えた長さ(b)の関係を1.02≦(b/a)≦2.0とした洗浄用ブラシロールを洗浄に用いることによって、カラーフィルタの表面に損傷を与えることがなくなる。
また、芯状基体の長さ(L)が2〜3m程度の際には、芯状基体の半径(a)は、強度上、400mm程度のものが好ましい。
2・・・ブラシ毛
30・・・ガラス基板
31・・・ブラックマトリックス
32、52・・・着色画素
51・・・樹脂ブラックマトリックス
53・・・突起
L・・・芯状基体の長さ
a・・・芯状基体の半径
b・・・半径に直立したブラシ毛の長さを加えた長さ
c・・・直立したブラシ毛の長さ
Claims (1)
- 洗浄用ブラシロールであって、直径20mm〜400mmの芯状基体の表面に、径0.001mm〜0.6mmのブラシ毛が植毛され、前記芯状基体の半径をaとし、該半径aに直立したブラシ毛の長さcを加えた長さをbとするとき、aとbの関係が1.02≦(b/a)≦2.0であることを特徴とする洗浄用ブラシロール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004039449A JP2005230045A (ja) | 2004-02-17 | 2004-02-17 | 洗浄用ブラシロール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004039449A JP2005230045A (ja) | 2004-02-17 | 2004-02-17 | 洗浄用ブラシロール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005230045A true JP2005230045A (ja) | 2005-09-02 |
Family
ID=35013615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004039449A Pending JP2005230045A (ja) | 2004-02-17 | 2004-02-17 | 洗浄用ブラシロール |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005230045A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1063162A (ja) * | 1996-07-01 | 1998-03-06 | Xerox Corp | 導電ファイバを有する小型クリーニングブラシ |
JPH10282854A (ja) * | 1997-04-10 | 1998-10-23 | Konica Corp | 画像形成方法及び画像形成装置 |
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2004
- 2004-02-17 JP JP2004039449A patent/JP2005230045A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH1063162A (ja) * | 1996-07-01 | 1998-03-06 | Xerox Corp | 導電ファイバを有する小型クリーニングブラシ |
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