JP2005229570A - データ受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】受信信号の確実な検出を保ちながら、装置全体の消費電力を低減させることができるデータ受信装置を提供。
【解決手段】モデム10は、RF部16でRSSI信号36とベースバンド変換した受信信号34とをそれぞれ、生成し、基準電圧出力部24からコンパレータ20に基準電圧値44を供給し、コンパレータ20でRSSI信号36のレベルが基準電圧値44より大きいとき、RF部16、A/D変換部18および受信モデム部22の復調回路46それぞれに制御信号を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ受信装置に関するものであり、とくに、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11で規格化された無線LANシステムにおけるデータ受信装置に関するものである。
従来の無線LAN(Local Area Network)システムにおけるデータ受信装置では、パケット通信における受信信号検出方法として、受信伝送路の信号を常に受信同期部に入力させて、同期検出処理を行ってきた。したがって、信号検出は、この受信同期部で信号同期をとられることにより、単に信号検出できたものとしていた。信号検出に対しては、この他、各種の状況に応じて誤りなく、検出されるように提案されている。
たとえば、特許文献1の受信タイミング検出回路およびバースト信号受信機は、従来の干渉信号を誤って受信し、本来の受信信号を受信できない状況をなくし、確度の高い受信タイミング信号を送信することを目的とし、ディジタル化したRSSI(Received Signal Strength Indication)信号を遅延させて、先行したRSSI信号のサンプル値をRSSI信号の増加量を求める基準値とし、この後に入力したRSSI信号のサンプル値と基準値との差から増加量を求め、この増加量が設定した閾値を越えた場合に検出信号を出力し、受信タイミング信号を送信している。
また、特許文献2のバースト信号復調器は、実回線の雑音電力、干渉電力および信号電力のレベルを測定することなく、回線環境の変化に自動的に追随することを目的としている。バースト信号復調器は、復調器1では入力信号S1がバースト変調信号の期間だけ復調し、UW(UniqueWord)検出部2に復調データS2からUWを除いた復調データS3および復調クロックCK2を入力し、これらの信号S3およびCK2を出力するとともに、UW検出時にUW検出信号UdとUW不検出時にUW不検出信号Unを、それぞれカウンタ5に出力し、復調クロックCK2で動作するカウント5から立下り検出信号Sdをバースト信号検出部6に出力し、一方、RSSI測定部3では入力信号S1を平滑化し、RSSI信号Psをバースト信号検出部6に出力し、バースト信号検出部6で立下り検出信号Sd、RSSI信号Psおよび閾値制御部7が出力する閾値信号Ptをそれぞれ入力し、ガードタイムの受信電力を測定して、フレーム信号Stを復調器1に出力するとともに、閾値制御部7に帰還させて、閾値をガードタイム期間毎に設定することにより、閾値が可変になり、入力信号S1の検出閾値を最適な値に制御している。
さらに、特許文献3のキャリア検出回路は、誤検出が少なく、受信エリアを広くすることを目的とし、平均化回路で送受信バースト間のガードタイム期間中に受信電界レベルを所定期間積算し、得られた積算値を平均化し、しきい値生成回路でこの平均値に所定の値を加算して、しきい値を生成し、比較回路で受信電界レベルとしきい値との比較によりキャリアを検出して、実質的に検出距離を伸ばすことになり、通信エリアを広げている。キャリア検出回路は、受信電界レベルをA/D変換クロックに同期し、出力値を移動積算して、比較の一方として供給し、他方のしきい値と比較して、キャリア検出している。
特開2003−78469号公報 特開平10−163949号公報 特許第3186718号 特開2003−273796号公報
ところで、上述した特許文献1ないし特許文献3の無線LANシステムにおける受信装置では、どんな環境条件下でも受信信号を確実に検出できるように提案されている。しかしながら、これらの受信装置は、消費電流について何等考慮されておらず、消費電流の点で効率が良いとは言えない。受信部での同期機能による信号検出処理は、アナログの受信部のフル稼働、ならびに受信部のADC(Analog-Digital Converter)、信号処理部のAGC(Automatic Gain Control)部および受信同期部の動作に基づいているからである。受信装置を搭載した、たとえばバッテリで駆動する携帯電話機は、とくに、装置の消費電流を極力削減することが望まれている。
特許文献4の無線デジタル同期無線システムは、親局・子局問でデータの送受信がなされない待ち受け期間における消費雷力の低減要求を目的として、親局側の送信部への電源供給を第1制御部で送受信がない間、中断し、所定のレベル以上のRSSI電圧の検出および所定の復調データの検出のいずれかに応じて第1制御部で発呼と判断して送信部をオンにする構成を開示している。特許文献4のシステムは、消費電力の低減を送信部だけに着目し、受信部について着目していない。したがって、装置全体の消費電力を低滅させるという観点から、この低減は満足できるものではない。
本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、受信信号の確実な検出を保ちながら、装置全体の消費電力を低減させることができるデータ受信装置を提供することを目的とする。
本発明は上述の課題を解決するために、無線信号を受信して、この無線信号の受信強度表示レベルを示すRSSI(Received Signal Strength Indication)信号の生成機能と該受信信号のベースバンド変換機能とを有する周波数変換手段と、RSSI信号のレベルと基準レベルとを比較して、この比較結果に応じた動作の制御信号を周波数変換手段、受信信号のディジタル化手段およびこのディジタル化したデータの復調手段に、それぞれ出力する比較手段と、イネーブル信号に応答して、周波数変換手段が受信した無線信号に含まれるデータの復調処理を行う受信復調手段とを含むことを特徴とする。
本発明は上述の課題を解決するために、無線信号を受信して、該受信信号の受信強度表示レベルを示すRSSI(Received Signal Strength Indication)信号の生成機能とこの受信信号のベースバンド変換機能とを有する周波数変換手段と、この生成したRSSI信号のレベルと基準レベルとを比較して、この比較結果に応じた動作の制御信号を周波数変換手段、受信信号のディジタル化手段およびこのディジタル化したデータの復調手段に、それぞれ出力する比較手段と、基準レベルを復調手段から供給される信号を基に調整して、出力する調整手段とを含むことを特徴とする。
本発明のデータ受信装置は、周波数変換手段でRSSI信号とベースバンド変換した受信信号とをそれぞれ、生成し、調整手段から比較手段に基準レベルを供給し、比較手段でRSSI信号のレベルが基準レベルより大きいとき、周波数変換手段、ディジタル化手段および復調手段それぞれを制御信号を出力することにより、無駄な動作を停止させて、装置の消費電流を削減している。
また、本発明は上述の課題を解決するために、無線信号を受信して、この受信信号の受信強度表示レベルを示すRSSI(Received Signal Strength Indication)信号の生成機能とこの受信信号のベースバンド変換機能とを有する周波数変換手段と、この生成したRSSI信号をディジタル化し、かつ複数種類のそれぞれで平均化する平均化手段と、この平均化したそれぞれとあらかじめ設定した基準レベルのそれぞれとを誤り検出をトリガとして比較して、この比較結果に応じた動作の制御信号を前記周波数変換手段、受信信号のディジタル化手段およびこのディジタル化したデータの復調手段に、それぞれ出力する信号検出手段とを含むことを特徴とする。
本発明のデータ受信装置は、周波数変換手段でRSSI信号とベースバンド変換した受信信号とをそれぞれ、生成し、平均化手段でRSSI信号をディジタル化し、RSSIデータを平均化して、信号検出手段に供給し、信号検出手段で供給されるRSSIデータが基準レベルより大きいとき、周波数変換手段、ディジタル化手段および復調手段のそれぞれに制御信号を出力することにより、無駄な動作を停止させて、装置の消費電流を削減し、かつ正しい信号検出を可能にしている。
さらに、本発明は上述の課題を解決するために、無線信号を受信して、この受信信号の受信強度表示レベルを示すRSSI(Received Signal Strength Indication)信号の生成機能とこの受信信号のベースバンド変換機能とを有する周波数変換手段と、この受信信号のベースバンド変換機能により得られる信号をディジタル化する第1の変換手段と、生成したRSSI信号をディジタル化する第2の変換手段と、第1の変換手段の出力を復調するとともに、この出力を基に良好な周辺環境を監視する第1の監視手段と、第2の変換手段の出力を基に周辺環境の悪化を監視し、周波数変換手段、受信信号のディジタル化手段および第1の監視手段の動作を制御する第2の監視手段と、第1および第2の監視手段から供給される情報に応じて動作の許可信号を供給して、第1および第2の監視手段の動作を制御する出力制御手段とを含むことを特徴とする。
本発明のデータ受信装置は、周波数変換手段でRSSI信号とベースバンド変換した受信信号とをそれぞれ、生成し、第1および第2の変換手段でそれぞれ、ベースバンド変換した受信信号およびRSSI信号をディジタル化して、第1および第2の監視手段のそれぞれに供給し、出力制御手段で第1および第2の監視手段から供給される情報に応じて動作を制御することにより、装置全体の消費電流を削減し、かつ受信信号の検出が劣化しない動作にすることができる。
次に添付図面を参照して本発明によるデータ受信装置の実施例を詳細に説明する。
本実施例は、本発明のデータ受信装置をモデム10に適用した場合である。本発明と直接関係のない部分について図示および説明を省略する。以下の説明で、信号はその現れる接続線の参照番号で指示する。
モデム10は、図1に示すように、アンテナ12、BPF 14、RF部16、A/D変換部18、コンパレータ20、受信モデム部22および基準電圧出力部24を含む。ただし、図1のモデム10は、本発明の主題である受信機能が主眼であるから、送信の構成について省略する。アンテナ12は、到来する無線電波を受け、RF部16からの送信信号を無線電波として出力する機能を有し、受信信号26を固定ゲインの伝送路を通してRF部16に供給している。
BPF 14は、帯域制限され、利用する周波数チャネルの受信信号を得る。BPF 14は、帯域制限した受信信号28をRF部16に供給する。
RF部16は、直交変換回路30およびRSSI生成回路32を含む。受信に関してRF部16は、AGC処理により受信信号28のレベル変動を抑圧する機能を有し、後述するコンパレータ20の出力に応じて制御される。直交変換回路30は、レベル調整された受信信号28に対して直交検波して、直交変換を施す。直交変換回路30は、直交変換により得られたベースバンドI(In-phase)成分およびQ(Quadrature)成分の信号34をA/D変換部18に出力する。また、RSSI生成回路32は、レベル調整された受信信号28を基にRSSI(受信信号強度表示信号)を生成する機能を有している。RSSI生成回路32は、生成したRSSI信号36をコンパレータ20に出力する。
A/D変換部18は、IQ A/D変換回路38を含む。IQ A/D変換回路38は、図示しないが、I A/D変換回路およびQ A/D変換回路それぞれを含む。IQ A/D変換回路38は、コンパレータ20が供給するイネーブル信号40に応じて供給される信号34をディジタルに変換する。IQ A/D変換回路38は、ディジタル変換したデータ42を受信モデム部22に出力する。
コンパレータ20は、一端側に供給されるRSSI信号36と他端側に基準電圧出力部24から供給される基準電圧信号44とのレベルを比較し、ヒステリシス機能を有している。コンパレータ20は、レベル比較機能としてたとえば、基準電圧信号44より大きい場合、イネーブル信号40を出力し、これ以外の場合、イネーブル信号40を出力しない。コンパレータ20は、前述したA/D変換部18にイネーブル信号40を供給するだけでなく、受信モデム部22にも供給して、A/D変換部18および受信モデム部22の動作を制御している。
受信モデム部22は、復調回路46を含む。復調回路は、供給されるデータ42に対して復調する機能を有している。受信モデム部22は、復調したデータ48を、図示しない後段の信号処理部に出力するとともに、基準電圧出力部24にも供給している。
基準電圧出力部24は、基準設定回路50および基準発生回路52を含む。基準設定回路50は、受信モデム部22から供給されるデータ48の誤りに応じて基準電圧を調整して、新たな電圧に設定する機能を有する。基準設定回路50は、新たに設定したディジタル値54を基準発生回路52に出力する。基準発生回路52は、供給されるディジタル値54をアナログ変換する機能、すなわちD/A変換機能を有している。基準発生回路52は、発生させた基準電圧信号44をコンパレータ20の他方端に供給している。このように基準電圧を調整することにより、妨害波信号による誤検出を抑えることになる。この結果として、モデム10は、誤検出の動作を防止することで消貰電流を削減することができる。
次にモデム10の動作について簡単に説明する。アンテナ12に入力される受信信号26がBPS 14を介してRF部16に供給される。RF部16では、ベースバンドIQ成分の信号34およびRSSI信号36がそれぞれ、A/D変換部18およびコンパレータ20の一端側に供給される。コンパレータ20の他端側には、基準電圧信号44が供給されている。
コンパレータ20は、供給された基準電圧信号44のレベル値よりもRSSIレベル値の方が大きい場合、希望受信信号があるとみなし、A/D変換部16および受信モデム部22にイネーブル信号40を供給して、A/D変換部16および受信モデム部22をそれぞれ、起動させる。一方、希望受信信号がない場合、モデム10は、動作しないから、無駄な電力を消費しないで済む。希望受信信号があるときだけ受信モデム部22で復調され、復調されたデータ48が基準電圧出力部24に供給される。基準電圧出力部24は、受信モデム部22が出力するデータの誤りに応じて調整し、コンパレータ20に基準電圧として供給している。この調整により、妨害波信号による誤検出を抑えることになり、結果として装置の消貰電流を削減する。また、コンパレータ20が反応してイネーブル信号40を出力するまでは、RF部16のAGC処理の電力を最小に制御して、消費電流を低減させることができる。
次に本発明のデータ受信装置をモデム10に適用した他の実施例について説明する。以後の実施例において先の実施例で用いた構成要素と同じ構成要素には、同じ参照番号を付して、煩雑な説明の繰り返しを避けるため、説明を省略する。
本実施例のモデム10は、図2に示すように、先の実施例の構成要素に平均化処理部56を含む。平均化処理部56は、RSSI A/D変換回路58およびローパスフィルタ60を含む。RSSI A/D変換回路58は、供給されるRSSI信号36をディジタル化する機能を有している。RSSI A/D変換回路58は、ディジタル化したRSSIデータ62をローパスフィルタ60に供給する。ローパスフィルタ60は、無限長インパルス応答(IIR: Infinite Impulse Response)型ディジタルフィルタまたは移動平均フィルタを用いることが好ましい。平均化処理部56は、ディジタル化したRSSIデータ62にローパスフィルタ処理を安定に施し、RSSIデータ64としてコンパレータ20の一端側に供給する。また、コンパレータ20には、他端側に基準電圧出力部24の基準設定回路50からのディジタル値54が供給される。
本実施例のコンパレータ20は、ディジタル入力に対応している点で先の実施例と相違している。基準電圧出力部24は、コンパレータ20の入力形態に応じて基準設定回路50だけで済む。また、コンパレータ20および基準電圧出力部24との組合せは、信号出力比較部66とみなすこともできる。
本実施例における動作を簡単に説明する。RF部16からのRSSI信号36がRSSI A/D変換回路58に入力され、RSSIデータ62をローパスフィルタ60に出力される。ローパスフィルタ60でRSSIデータ62は、ディジタルによるローパス処理を受けて、コンパレータ20の一端側に供給される。先の実施例のようにアナログのRSSI信号36がコンパレータ20に供給される場合、図示していないが、コンパレータ20の入力段にアナログローパスフィルタを接続して、RSSI信号の精度を高める必要がある。しかしながら、アナログローパスフィルタを用いることにより、RSSI信号の過渡特性のばらつきなどを引き起こす。本実施例のローパスフィルタ60は、ディジタルフィルタで対処することで、過渡特性のばらつきを抑えるとともに、RSSI信号の精度が高めることができる。ローパスフィルタ60は、影響度の少ない過渡特性を有していれば、アナログフィルタを用いてもよい。
コンパレータ20は、RSSIデータ64と設定してある基準電圧値(ディジタル値)54とを比較し、基準電圧値54より大きいRSSIデータ64のレベル値が検出された場合、イネーブル信号40をRF部16、A/D変換部18および受信モデム部22それぞれに出力して、動作させて、これ以外の場合動作を停止させる。これにより、消費電力を低減させるとともに、高精度のRSSI信号を基にモデム10を良い精度に動作させることができる。
ところで、一般的に、アナログ回路で構築されるRF部16は、回路性能としてRSSI信号を扱う伝送系の方がデータを扱う伝送系に比べてノイズレベルが高くなる。これは、ノイズ信号があると、ある一定以上のレベルがRSSI信号として見えることを意味している。特許文献1の実施例は、入力信号を遅延素子に入力し、入力信号のC/N値を検出し、このC/N値と期待値とを比較して、受信タイミング信号を供給している。ある一定以上のC/N値が得られた入力信号を期待する信号として処理するとき、オフセット分に対応するノイズ信号を除去した入力信号が用いられる。入力信号のこのレベル低下分により、信号検出できない信号レベルが生じる。これに対して、本実施例のモデム10は、平均化処理部56で信号レベルを高め、かつ基準電圧値54を変更して、信号検出できないレベルの発生を防止している。
次に本発明のデータ受信装置をモデム10に適用した他の実施例について説明する。本実施例は、図2に同じ構成要素を用いている。ただし、図示しないが基準設定回路50は、復調したデータ48に誤りが検出された場合、新たなRSSI閾値としての基準電圧値44を生成する演算機能を有している。基準設定回路50には、上位レイヤから比較用の設定値200が供給される。基準設定回路50は、変更した基準レベルをコンパレータ20に供給する。コンパレータ20は、比較結果に応じてイネーブル信号40を出力する。
次に本実施例の特徴である基準設定回路50の動作について説明する。基準設定回路50には、RSSI閾値の最小値、最大値、誤り検出対応に補正値および微調整値がそれぞれ、設定されている。具体的な設定値は、それぞれ、RSSI閾値の最小値MIN=10、最大値MAX=40、誤り検出対応に補正値α=10および微調整値β=2である。本実施例において、演算は、2秒間隔で行う。演算は、モデム10が内蔵するカウンタの値に応じて動作させている。とくに、モデム10がオン状態になった時点をゼロ時間、すなわち動作開始または2秒経過後としている。このとき、基準設定回路50は、現時点におけるRSSI閾値が最小値より大きいか否か判断し、真の場合、RSSI閾値から比較設定値200および微調整値βを減算した値を算出し、新たなRSSI閾値とする。そして、生成したRSSI閾値が最小値MINより小さいか否か判断する。この判断が真の場合、RSSI閾値は最小値MINに設定される。
また、初期設定以外のカウントにおいて基準設定回路50は、誤りの存在に応じてRSSI閾値を再設定する。誤りが検出された場合、RSSI閾値が最大値MAXより小さいか否かを判断する。この判断が真の場合、現時点のRSSI閾値から比較設定値200を減じ、さらに補正値αを加算し、新たなRSSI閾値とする。生成したRSSI閾値が最大値MAXより大きいか否か判断する。この判断が真の場合、RSSI閾値は最大値MAXに設定される。モデム10は、チャネル周波数を変更すると、RSSI閾値を初期化する。
このようにRSSI閾値を設定すると、初期設定においてRSSI閾値が最小値10に設定されている。2秒後、期待通りの信号が復調されず、誤り検出に応じて比較設定値200がゼロおよびαを加算したRSSI閾値20になる。2秒経過後の4秒にてRSSI閾値は比較設定値200がゼロおよびβの減算により18に設定される。この後、6秒でもRSSI閾値はβ分だけの減算により16になる。次の8秒では、誤りが検出されなかったので、期待通りに復調できたとしてRSSI閾値16を保持する。
次の10秒、12秒および14秒では、誤りが検出されたことにともないその時点におけるRSSI閾値にそれぞれ、αが加算される。とくに、14秒では、RSSI閾値が最大値を越えることから、最大値MAXに抑えられている。また、16秒では、比較設定値200が供給されたことに応じて減算された結果を示している。
RSSI閾値を復調結果に応じて変化させることで、適切なRSSI閾値で動作させ、無駄な連続動作を避けて、消費電力を削減することができる。
次に本発明のデータ受信装置をモデム10に適用した他の実施例について説明する。本実施例は、図2の構成要素にアナログスイッチ68を配設している。図5のアナログスイッチ68は、信号34とRSSI信号36を入力し、出力信号70をA/D変換部18のQ A/D変換回路38bに接続し、出力する。アナログスイッチ68は、供給されるイネーブル信号40の供給に応じて入力するRSSI信号36から信号36に切り換えている。IQ A/D変換回路38には、I A/D変換回路38aおよびQ A/D変換回路38bが含まれている。また、I A/D変換回路38aおよびQ A/D変換回路38bは、ディジタル化したデータ42をそれぞれ、データ42aおよび42bとして受信モデム部22に供給するとともに、データ42bを平均化処理部56に供給している。
このように配設することにより、Q A/D変換回路38bは、供給される信号がRSSI信号36を出力している場合、RSSI A/D変換回路58として機能させることができるから、1つのA/D変換回路を共用することができる。本実施例は、共用にQ A/D変換回路38bを用いたが、これに限定されず、I A/D変換回路38aを用いるように接続し、出力するようにしてもよい。また、平均化処理部56は、ローパスフィルタ60を設けるだけで済む。
本実施例におけるモデム10の動作の要点だけ説明する。RSSI信号36が希望信号の先頭を検知するだけとして用いると、信号検知によりRSSI信号36が不要になる。不要の判別は、希望信号を検知する機能を有する信号出力比較部66で行い、イネーブル信号40の出力に応じて供給元をRSSI信号36から信号36に切り換える。このようにしても構成の簡略化とともに、消費電力を低減させることができる。
次に本発明のデータ受信装置をモデム10に適用した他の実施例について説明する。本実施例は、図1の構成要素にRSSI処理72を配設している。図6のRSSI処理部72は、RSSI A/D変換回路58、ローパスフィルタ60および信号出力比較部74を含む。信号出力比較部74は、前述した信号電圧出力部66と同じ構成を用いている。信号電圧出力部66には、被比較データであるRSSIデータ76がローパスフィルタ60から供給されている。信号電圧出力部74は、RSSIデータ76と基準値とを比較する機能を有し、信号電圧出力部66が出力するイネーブル信号40の供給に応じて動作する。また、受信モデム部22は、復調回路46および加算器78を含む。とくに、加算器78には、復調したデータ48と所定の値80とが加算入力される。
ここで、所定の値80とは、信号出力比較部74が信号電圧出力部66の制御信号40を出力させる場合に比べて容易に動作させないようにする値であることは言うまでもない。
加算器78は、データ48より動作を困難にする値を示すデータ82を信号出力比較部74に供給する。信号出力比較部74は、データ82の供給により結果として基準電圧値54より高い基準電圧値と比較し、この設定された値より高いRSSI信号36が供給されると、イネーブル信号40aがRF部16、A/D変換部18および受信モデム部22に供給される。
なお、RSSI処理72は、信号出力比較部66に比べて高い精度を有するが、消費電流が多いという特徴がある。
本実施例におけるモデム10の動作を簡単に説明する。モデム10は、第1段階として信号電圧出力部66によりRSSI処理部72を動作させる。第2段階としてRSSI処理部72は、RSSIデータ76がデータ82より大きいとき、RF部16、A/D変換部18および受信モデム部22の動作をイネーブル信号40aで制御する。すなわち、第1段階でRSSI信号36が希望信号としてコンパレータ20に供給され、基準電圧値またはデータ54より大きいか否かが比較され、監視される。したがって、RSSI処理部72は、コンパレータ20が基準電圧値54より大きい希望信号レベルを検知するまで動作を停止させる。コンパレータ20が希望信号レベルを検知した場合、RSSI処理部72に対してイネーブル信号40を出力して、動作させる。
RSSI処理部72は、RSSI信号の検出精度を向上させるように動作させる。RSSI処理部72で、期待する信号レベルより大きな信号レベルのRSSIデータ76が検出された場合だけイネーブル信号40aを出力する。イネーブル信号40aの供給によりこの供給期間だけ受信モデム部22等を動作させる。
ここで、回路の消費電流としてはRSSI処理部72の動作よりもコンパレータ20だけの動作の方が少ない。しかしながら、コンバレータ20の信号検出は、信号検出の精度をRSSI処理部72と比較すると、劣化している。このため本実施例では、信号電圧出力部66とRSSI処理部72を用いることで、消費電流の削減および信号検出の精度をともに向上させることができる。
次に本発明のデータ受信装置をモデム10に適用した他の実施例について説明する。本実施例のモデム10は、図7に示すように、新たに情報提供部84およびレベル格納部86を具備して、図6に示した先の実施例と構成要素を比較すると、本実施例のモデム10は、信号出力比較部66がない点に特徴がある。また、換言すると、モデム10は、平均化処理部56に情報提供部84およびレベル格納部86を追加していると見ることができる。情報提供部84は、IEEE802.11規格における上位レイヤにて自分宛の受信に応じて書込みを許可するタイミング信号を出力する機能を有している。情報提供部84は、タイミング信号にinf_data_end情報を含ませて、inf_data_end信号88としてレベル格納部86に供給している。
レベル格納部86は、メモリ機能を有し、inf_data_end信号88をイネーブル信号として用い、図示しない制御部からの制御信号90に応じてレベル格納部86は、格納するRSSI閾値と補正値との加算値を新たなRSSI閾値とし、書込みと読出しを行っている。レベル格納部86は、情報格納部84がinf_data_end信号88を出力した際に供給されているRSSIデータ76を検出したRSSI信号レベルとして保持する。ただし、レベル格納部86は、inf_data_end信号88がinf_data_end情報を含まないで供給された場合、自分宛の信号検出時に取得したRSSIレベル値92を廃棄する。レベル格納部86は、RSSIレベル値92を信号出力比較部74に読み出して、供給している。
本実施例の受信モデム部22は、周辺環境に応じて信号出力比較部74を動作させる起動信号92aを供給する機能を有している。受信モデム部22は、起動信号92aをRSSI処理部72の信号出力比較部74に供給している。
RSSI処理部72は、起動信号92aの供給に応じて希望信号検出をRSSI信号36で行い、RF部16、A/D変換部18および受信モデム部22にイネーブル信号40aを供給している。信号出力比較部74は、演算機能を有し、基準値としてあらかじめ固定閾値が格納されている。
本実施例におけるモデム10の動作を簡単に説明する。モデム10は、希望信号検出を周辺環境により行うことに特徴がある。すなわち、希望信号検出は、RSSI処理部72または受信モデム部22で行われる。モデム10は、起動時、受信モデム部22から動作を開始し、RSSI処理部72を動作させる。この後、RSSI処理部72は、たとえば常にRSSI信号36のレベル状態で判断し、イネーブル信号40aの出力を切り換えている。
より具体的に、イネーブル信号40aを切り換える判断としては、情報提供部84が自分宛の信号を受信すると、inf_data_end信号88が希望信号のレベル値または補正値としてレベル格納部86に送られる。レベル格納部86は、情報格納部84がinf_data_end信号88を出力した際に供給されているRSSI信号36の検出時に得られたRSSIデータ76を信号レベルとして保持している。レベル格納部86は、inf_data_end信号88が送られない場合、これまでの信号検出時に取得していたレベル値を廃棄する。
信号出力比較部74は、レベル格納部86に保持されている値をxとし、現在の受信しているRSSI信号レベル値をyとし、演算機能によりx-yをzとして処理する。信号出力比較部74は、処理したzと固定閾値とを常に比較する。この比較により、信号検出が信号出力比較部74と受信モデム部22のいずれかを選択して、モデム10を動作させている。
このように動作させることにより、ノイズ環境下では、RSSI信号36を使用して信号検出すると、誤検出が起きてしまう場合がある。このため、周辺環境によってモデム10は、受信モデム部22を動作させる。このような周辺環境に応じて回路動作を変更することにより、消費電流の削減だけでなく、データのスループットを維持することができる。
次に本発明のデータ受信装置をモデム10に適用した他の実施例について説明する。本実施例のモデム10は、図8に示すように、平均化処理部56および信号検出部94を配設している点に特徴がある。平均化処理部56は、RSSI A/D変換回路58および時間平均部96を含む。時間平均部96は、ローパスフィルタ98および100、ならびに周期平均回路102を含む。ローパスフィルタ100は、ローパスフィルタ98に比べてRSSI信号36の信号検出時間特性が早い。ローパスフィルタ98は、ローパスフィルタ処理したデータ104を周期平均回路102に供給する。ローパスフィルタ100は、ローパスフィルタ処理したデータ106を信号検出部94に出力する。周期平均回路102は、周期間隔毎にデータ106を入力し、さらに入力したデータ106を平均して、信号検出部94に平均化したデータ108を出力している。
信号検出部94は、演算回路110を含み、固定閾値と比較する機能を有し、イネーブル信号40bを出力する機能を有している。信号検出部94は、供給されるデータ108をXとし、データ106をYとしている。演算回路110は、Y-XをデータZとして算出する。信号検出部94は、データZと固定閾値とを比較して、データZが固定閾値より大きいとき、イネーブル信号40bをRF部16、A/D変換部18および受信モデム部22に供給する。
本実施例におけるモデム10の動作を簡単に説明する。RSSI信号36が平均化処理部56に供給される。平均化処理部56では、RSSI信号36がRSSI A/D変換回路58に供給される。ディジタル化したRSSIデータ62は、ローパスフィルタ98および100にそれぞれ供給される。ローパスフィルタ98は、ある周期間隔毎にデータ104を周期平均回路102に入力する。ローパスフィルタ100は、前述したようにローパスフィルタ98に比べて入力信号の信号検出時間が早い。
モデム10の周辺環境はノイズが支配的である。ノイズレベルが、ある周期で変動していた場合でも、ある周期間隔毎にデータ104が周期平均回路102に供給されると、ノイズ信号が平均処理され、データ108をノイズフロアレベル値として出力する。信号検出部94では、データ106とこのノイズフロアレベル値の差があらかじめ設定した固定閾値よりも大きい場合、希望信号があると判断し、イネーブル信号40bを出力して、A/D変換部18および受信モデム部22などを起動させる。信号検出部94は、データ(Y-X)からデータZを常に確認している。換言すると、データ106(Y)が、あらかじめ設定した閾値とデータ108(X)との加算値より大きい場合は、希望信号であると判断し、イネーブル信号40bを出力する。
このようにして、RSSI信号36が、単にあらかじめ設定した固定閾値よりも大きい場合に希望信号があると判断すると、周辺環境が悪くなった場合、信号検出部94の誤検出が増える。ここで、周期平均回路102を設けて、処理し、信号検出部94で周辺環境レベルを常に測定することにより、ノイズフロアに対して、ある程度大きな希望信号が入力されると、性格に信号検出することができる。
また、平均化処理部56は、図9に示すように構築してもよい。平均化処理部56は、処理したデータを信号検出部94に供給して、イネーブル信号40bを出力する。平均化処理部56は、RSSI A/D変換回路58および環境評価部112を含む。環境評価部112は、ローパスフィルタ98および100、加算器114、イネーブル発生器116ならびにモード選択部118を含む。さらに、モード選択部118は、比較回路120および122、ならびにモード選択回路124を有している。ローパスフィルタ98は、解除信号126に応じて動作をリセットし、これ以外で動作する。解除信号126は、MAC(Media Access Control)層/PHY(PHYsical)層からの誤り情報やMAC層からのデータ終了情報に応じて供給される信号である。ローパスフィルタ98は、処理したデータ104を信号検出部94に供給する。また、ローパスフィルタ100は、イネーブル信号として同期確立信号128に応じて動作させ、処理したデータ106を加算器114の一端側に供給する。加算器114は、他端側から所定の値132を供給する。所定の値132は、RSSI閾値としてあらかじめ設定された初期値に相当する値である。加算器114は、加算されたデータ134を信号検出部94に出力する。ローパスフィルタ100から出力されるデータ106は、モード選択部118および基準電圧出力部24にも供給している。
イネーブル発生器116は、解除信号126で動作を解除し、後述するモードM3で出力される同期検出信号が供給されると、イネーブル信号130をローパスフィルタ100に出力して、ローパスフィルタ100を動作させる。このようなタイミングで動作させることにより、ローパスフィルタ100には、長時間の積分が設定される。
モード選択部118において、比較回路120には基準電圧出力部24のメモリ136に格納されている閾値138が一端側に供給され、他端側にはデータ106が供給されている。また、比較回路122には基準電圧出力部24の希望波メモリ140に格納されているレベル値142が一端側に供給され、他端側にはデータ106が供給されている。希望波メモリ140では、MAC層で期待する信号が正しく取得されると、希望する信号レベルが供給されると判断して、図示しないMAC層からイネーブル信号144として供給されると、データ106を書込み/読出しが行われている。
比較回路120は、供給されるデータ106が閾値138より大きいとき、信号146をモード選択回路124の一端側に出力する。また、比較回路122は、供給されるデータ106がレベル値142より大きいとき、信号148をモード選択回路124の他端側に出力する。比較回路120および122は、イネーブル信号40bの供給に応じて動作させている。
モード選択回路124は、一端側に信号146が供給されないとき、RSSI信号36からの信号検出におけるモードM1に応じてイネーブル信号150を信号検出部94に供給する。モード選択回路124は、一端側に信号146が供給されるとき、RSSI信号36からの信号検出におけるモードをモードM1からモードM2に変更する。モード選択回路124は、モードM2への変更に応じてイネーブル信号152を信号検出部94に供給する。また、モード選択回路124は、一端側に信号148が供給されるとき、RSSI信号36からの信号検出におけるモードをモードM2からモードM3に変更する。モード選択回路124は、モードM3への変更に応じて同期検出信号154を図示しない同期検出部に供給する。同期検出部では、常時同期検出を行っている。
信号検出部94は、比較回路156および158、論理和回路160、ならびにラッチ回路162を含む。比較回路156には、データ104と閾値138とが供給されている。比較回路156は、イネーブル信号150の供給に応じて比較し、データ104が閾値138より大きいとき、信号検出信号164を出力する。また、比較回路158には、データ104とデータ134とが供給されている。比較回路158は、イネーブル信号152の供給に応じて比較し、データ104がデータ134より大きいとき、信号検出信号166を出力する。論理和回路160には、信号検出信号164および166が供給されることから、モードM1およびM2の両モードにおいて信号検出信号168がラッチ回路162に供給される。ラッチ回路162は、図示しないクロック信号の立上りに応じて信号検出信号168を取り込み、信号検出を示すイネーブル信号40bとして出力する。ラッチ回路162は、解除信号126の供給によりリセットしている。
次に本実施例におけるモデム10の平均化処理部56および信号検出部94の動作を簡単に説明する。これらの動作は、環境条件に応じて信号検出の変更方法を提案するものである。ノイズ環境下にない場合、比較回路156でローパスフィルタ98からのデータ104と閾値138を比較しながら、データ104が閾値138より大きいレベルを示した場合、期待する信号があると認識し、信号検出信号164を出力する。
また、ローパスフィルタ100は、積分時間を長くして、処理して、周辺環境を確認している。データ106は、希望信号がない区間で測定している。比較回路120では、データ106が閾値138のレベルより大きくなると、信号146をモード選択回路124に出力する。モード選択回路124は、RSSI信号36からの信号検出のモードをモードM1からモードM2に変更し、イネーブル信号152を比較回路158に出力する。比較回路158では、データ104がデータ134より大きいと、期待する信号が供給されたと認識し、オン状態を示す信号検出信号166を出力する。
さらに、MAC層で期待する信号が正しく取得され、イネーブル信号144が希望波メモリ140に供給されると、希望波メモリ140からレベル値142とデータ106とがそれぞれ、比較回路122に供給される。データ106がレベル値142より大きいと、比較回路122は、信号148をモード選択回路124に出力する。モード選択回路124では、モードをモードM2からモードM3に変更し、図示しない同期検出部に同期検出信号154を出力する。同期検出部では、常時、信号検出を実施している。
ここで、希望波メモリ140は、強制的にMAXレベルに設定することによりモードM3への切り換えをさせないようにすることができる。
このように環境状態に応じて信号検出方法を変更することにより、回路の消費電流を削減し、消費電力を低減させることができる。
ここで、前述した2つの実施例と特許文献2とを比較する。特許文献2は、これらの実施例に類似しているが、希望信号の測定以外のエネルギー測定が異なっている。特許文献2は、UWのヘッダ部を解析し、ヘッダ内部に挿入されている時間には処理を停止させ、これ以外には周辺環境のエネルギーを測定している。本実施例は、同期確立からMACやPHYの誤り情報またはMACからのデータ終了情報まで処理を停止させ、これ以外で周辺環境のエネルギーを測定している。受信した無線信号のMACを判定することで信号の信頼性が向上し、誤認識を避けることができる。これに対して、特許文献2の場合は、UWの解析によって自分以外の信号を誤って自分の信号と認識してしまうことが多々ある。
次に本発明のデータ受信装置をモデム10に適用した他の実施例について説明する。本実施例のモデム10は、図10に示すように、ディジタル化するA/D変換部18とRSSI A/D変換回路58が配設される矢印位置Aより後段に監視部170および172、ならびに出力制御部174を配設している。監視部170は、受信モデム部22、出力測定部176および閾値比較部178を含む。受信モデム部22は、復調したデータ48を出力するとともに、図示しないが期待する動作ができるレベルに推移するとの判定に応じてフラグ180を出力する機能を有している。受信モデム部22はフラグ180を出力制御部174に供給する。
出力測定部176は、供給されるデータ42のパワーを測定する機能を有している。出力測定部176は、測定したパワー182を閾値比較部178に供給する。閾値比較部178は、供給されるパワー178とあらかじめ設定された固定閾値とを比較し、パワー178が固定閾値より大きいとき、フラグ184を生成する機能を有している。閾値比較部178は、生成したフラグ184を出力制御部174に出力する。
監視部172も出力測定部186および閾値比較部188を含む。出力測定部186および閾値比較部188は、基本的に、上述した出力測定部176および閾値比較部178と同じ機能を有している。出力測定部176は、RSSI A/D変換回路58からのデータ62を入力し、データ62のパワーを測定し、測定結果のパワー190を閾値比較部188に出力している。閾値比較部178は、供給されるパワー190とあらかじめ設定された固定閾値とを比較し、パワー190が固定閾値より大きいとき、イネーブル信号40aを生成する機能を有している。閾値比較部188は、生成したイネーブル信号40aをRF部16、A/D変換部18および監視部170に出力して、動作を制御している。
出力制御部174は、供給されるフラグ180および184に応じてイネーブル信号192および194をそれぞれ出力する機能を有している。より詳細な動作は後述する。
次に本実施例の動作について主に出力制御部174の制御を説明する。出力制御部174は、周辺環境が良好な状態では、イネーブル信号192をON状態にして、出力する。これにより、監視部172は、RSSI信号36を監視する動作状態にする。監視部172は、期待するレベル以上の信号が閾値比較部188で確認されると、イネーブル信号40aを出力し、受信信号処理を実行する。この処理により、受信モデム部22は、フラグ180を出力制御部174に出力する。このとき、出力制御部174は、イネーブル信号192の出力を停止またはオフ状態にすることを要求する。この状態では、起動し難い閾値比較部178は動作しない。
また、周辺環境が悪い状態になった場合、監視部172で実行する受信信号の検出においてノイズによる誤検出が発生し、期待する動作が行われない。この場合、出力制御部174は、イネーブル信号192をOFFにし、イネーブル信号194を出力し、ON状態にする。これにより、監視部170の受信モデム部22で受信信号が検出される。また、監視部170は、同時に出力測定部176も実行し、監視部172が、期待する動作可能なレベルに推移した場合、フラグ180を出力制御部174に供給して、報知し、イネーブル信号192をオン状態として出力し、イネーブル信号194をオフ状態に戻すように要求する。
このようにノイズ環境下で動作するブロックを選択して動作させることにより、装置全体で見ると、回路の消費電流を削減することができ、受信信号の検出が劣化しない動作にすることができる。
以上のように構成することにより、モデム10は、RF部16でRSSI信号36とベースバンド変換した受信信号34とをそれぞれ、生成し、基準電圧出力部24からコンパレータ20に基準電圧値44を供給し、コンパレータ20でRSSI信号36のレベルが基準電圧値44より大きいとき、RF部16、A/D変換部18および受信モデム部22の復調回路46それぞれに制御信号を出力することにより、無駄な動作を停止させて、装置の消費電流を削減して、消費電力を低減させることができる。
モデム10は、RF部16とコンパレータ20との間に平均化処理部56を配設し、RSSI信号36を平均化することにより、RSSI信号の精度を高めることができる。
基準電圧出力部24を含む信号出力比較部66は、図3に示さない基準設定回路において、基準設定回路は、現在設定されているRSSI閾値と供給される比較設定値200との差を求め、該求めた値に対して復調回路46から供給される信号48に応じて演算して、新たなRSSI閾値を生成することにより、適切なRSSI閾値を設定して、間欠的に動作させても有効な受信処理を行い、復調することができる。これにより、無駄な動作を抑制して、消費電力を削減することができる。
モデム10は、RF部16とA/D変換部18との間にアナログスイッチ68を配して、生成したRSSI信号36をA/D変換部18に供給し、A/D変換部18からの出力を平均化処理部56でRSSIデータ42bとして平均化し、コンパレータ20でイネーブル信号40をアナログスイッチ68に供給して、ベースバンド変換機能により得られる受信信号34に切り換えて、受信モデム部22で復調したデータ48を出力することにより、RSSI A/D変換回路58を削減することができる。
モデム10は、コンパレータ20でRSSI処理部72にイネーブル信号40を供給して、動作を制御し、加算器78から基準レベルより高いレベルを設定させるデータ82をRSSI処理部72に供給し、RSSI処理部72でRSSI信号36を基にRF部16、A/D変換部18および受信モデム部22の復調回路46にイネーブル信号40aを出力することにより、消費電流の削減だけでなく、信号検出の精度を向上させることができる。
モデム10は、情報提供部84で復調したデータ48が自分宛か否か判断し、自分宛の判断に応じてinf_data_end情報を含むタイミング信号88をレベル格納部86に出力し、このタイミング信号88の供給に応じて平均化したRSSIデータ76を格納し、レベル格納部86に格納したRSSIデータを信号出力比較部74にて基準値として用い、inf_data_end情報を含まないタイミング信号88の供給に応じて格納したRSSIデータを破棄し、信号出力比較部74で平均化処理部に相当するローパスフィルタ60からのRSSIデータ76が基準値より大きいとき、イネーブル信号40aをRF部16、A/D変換部18および受信モデム部22の復調回路46それぞれに供給することにより、消費電流の削減とともに、データのスループットを維持することができる。
図8に示すモデム10は、RF部16でRSSI信号36とベースバンド変換した受信信号34とをそれぞれ、生成し、平均化処理部56でRSSI信号36をディジタル化し、RSSIデータ62を平均化して、信号検出部94に供給し、信号検出部94で供給されるRSSIデータ(Y-X)が基準レベルより大きいとき、RF部16、A/D変換部18および受信モデム部22の復調回路46それぞれにイネーブル信号40bとして制御信号を出力することにより、無駄な動作を停止させて、装置の消費電流を削減し、かつ正しい信号検出を可能にしている。
信号検出部94は、演算回路110で平均化したそれぞれのデータ104(X)および106(Y)を基に演算し、演算結果(Y-X)とあらかじめ設定した基準レベルとを比較して、イネーブル信号40bを生成することにより、信号検出の精度を向上させることができる。
平均化処理部は、周囲環境の条件に応じて信号検出部手段が動作するモードを選択する環境評価部112を用いることにより、周囲環境の悪化にも対応することができる。
環境評価部112は、イネーブル発生器116では、ローパスフィルタ100にイネーブル信号130を供給し、ローパスフィルタ98および100でRSSIデータ62に対してそれぞれ、ローパスフィルタ処理を施し、加算器114がローパスフィルタ100の一端側に接続され、他端側から所定のレベル値132を入力し、モード選択回路118でデータ106と供給される複数の基準レベル138および142とをそれぞれ、比較し、この比較結果に応じて信号検出部94が動作するモードを選択することにより、消費電流を削減しながら、環境に応じて受信したデータを正確に出力することができる。
信号検出部94は、比較回路156でデータ104が固定閾値より大きいとき、信号検出信号164を出力し、比較回路158でデータ104がデータ134より大きいとき、信号検出信号166を出力し、比較回路156および158の判断のいずれかが真に応じて論理和回路160から信号検出信号168を出力し、ラッチ回路162を介してイネーブル信号40bとして出力することにより、環境条件に応じて信号検出の精度をより一層高いものにすることができる。
図10に示すモデム10は、RF部16でRSSI信号36とベースバンド変換した受信信号34とをそれぞれ、生成し、A/D変換部18およびRSSI A/D変換回路58でそれぞれ、ベースバンド変換した受信信号34およびRSSI信号36をディジタル化して、監視部170および172のそれぞれに供給し、出力制御部174で監視部170および172から供給されるフラグ180および184に応じて動作を制御することにより、装置全体の消費電流を削減し、かつ受信信号の検出が劣化しない動作にすることができる。
本発明のデータ受信装置を適用した実施例におけるモデムの概略的な構成のブロック図である。 本発明のデータ受信装置を適用した他の実施例におけるモデムの概略的な構成のブロック図である。 本発明のデータ受信装置を適用した他の実施例におけるモデムの概略的な構成のブロック図である。 図3のモデムを動作させた際のRSSI閾値の変化を説明するグラフである。 本発明のデータ受信装置を適用した他の実施例におけるモデムの概略的な構成のブロック図である。 本発明のデータ受信装置を適用した他の実施例におけるモデムの概略的な構成のブロック図である。 本発明のデータ受信装置を適用した他の実施例におけるモデムの概略的な構成のブロック図である。 本発明のデータ受信装置を適用した他の実施例におけるモデムの概略的な構成のブロック図である。 図8のモデムにおける平均化処理部および信号検出部の他の構成を示すブロック図である。 本発明のデータ受信装置を適用した他の実施例におけるモデムの概略的な構成のブロック図である。
符号の説明
10 モデム
12 アンテナ
14 BPS
16 RF部
18 A/D変換部
20 コンパレータ
22 受信モデム部
24 基準電圧出力部

Claims (13)

  1. 無線信号を受信して、該無線信号の受信強度表示レベルを示すRSSI(Received Signal Strength Indication)信号の生成機能と該受信信号のベースバンド変換機能とを有する周波数変換手段と、
    前記RSSI信号のレベルと基準レベルとを比較して、該比較結果に応じた動作の制御信号を前記周波数変換手段、前記受信信号のディジタル化手段および該ディジタル化したデータの復調手段に、それぞれ出力する比較手段と、
    前記イネーブル信号に応答して、前記周波数変換手段が受信した前記無線信号に含まれるデータの復調処理を行う受信復調手段とを含むことを特徴とするデータ受信装置。
  2. 無線信号を受信して、該受信信号の受信強度表示レベルを示すRSSI(Received Signal Strength Indication)信号の生成機能と該受信信号のベースバンド変換機能とを有する周波数変換手段と、
    該生成したRSSI信号のレベルと基準レベルとを比較して、該比較結果に応じた動作の制御信号を前記周波数変換手段、前記受信信号のディジタル化手段および該ディジタル化したデータの復調手段に、それぞれ出力する比較手段と、
    前記基準レベルを前記復調手段から供給される信号を基に調整して、出力する調整手段とを含むことを特徴とするデータ受信装置。
  3. 請求項2に記載の装置において、前記調整手段は、現在設定されている基準レベルと供給される比較設定値との差を求め、該求めた値に対して前記復調手段から供給される信号に応じて演算して、新たな基準レベルを生成することを特徴とするデータ受信装置。
  4. 請求項2または3に記載の装置において、該装置は、前記周波数変換手段と前記比較手段との間に前記RSSI信号を平均化する平均化手段を含むことを特徴とするデータ受信装置。
  5. 請求項2に記載の装置において、該装置は、前記周波数変換手段と前記ディジタル化手段との間に配される前記ベースバンド変換機能により得られる受信信号と前記生成したRSSI信号とを切り換える切換手段と、
    前記ディジタル化手段の出力を平均化する平均化手段とを含み、
    前記比較手段は、前記切換手段の切換動作を制御することを特徴とするデータ受信装置。
  6. 請求項2に記載の装置において、該装置は、前記比較手段から前記RSSI信号を基に前記周波数変換手段、前記受信信号のディジタル化手段および該ディジタル化したデータに対する復調手段に前記制御信号を出力するRSSI処理手段と、
    前記基準レベルより高いレベルを設定させるデータを供給するレベル設定手段とを含み、
    前記比較手段は、前記RSSI処理手段に前記制御信号を供給して、前記RSSI処理手段の起動または停止動作を制御することを特徴とするデータ受信装置。
  7. 請求項2に記載の装置において、該装置は、前記RSSI信号をディジタル化し、かつ平均化する平均化手段と、
    前記復調したデータが自分宛か否か判断し、自分宛の判断に応じて書込み許可情報を含むタイミング信号を出力する情報提供手段と、
    該タイミング信号の供給に応じて前記平均化したRSSIデータを格納し、前記書込み許可情報を含まないタイミング信号の供給に応じて格納したRSSIデータを破棄するメモリ手段とを含むことを特徴とするデータ受信装置。
  8. 無線信号を受信して、該受信信号の受信強度表示レベルを示すRSSI(Received Signal Strength Indication)信号の生成機能と該受信信号のベースバンド変換機能とを有する周波数変換手段と、
    該生成したRSSI信号をディジタル化し、かつ複数種類のそれぞれで平均化する平均化手段と、
    該平均化したそれぞれとあらかじめ設定した基準レベルのそれぞれとを誤り検出をトリガとして比較して、該比較結果に応じた動作の制御信号を前記周波数変換手段、前記受信信号のディジタル化手段および該ディジタル化したデータに対する復調手段に、それぞれ出力する信号検出手段とを含むことを特徴とするデータ受信装置。
  9. 請求項8に記載の装置において、前記信号検出手段は、前記平均化したそれぞれを基に演算する演算手段を含み、該演算結果とあらかじめ設定した基準レベルとを比較して、前記制御信号を生成することを特徴とするデータ受信装置。
  10. 請求項8に記載の装置において、前記平均化手段は、周囲環境の条件に応じて前記信号検出手段が動作するモードを選択する環境評価手段を用いることを特徴とするデータ受信装置。
  11. 請求項10に記載の装置において、前記環境評価手段は、前記RSSIデータに対してローパスフィルタ処理する第1のフィルタ手段と、
    前記RSSIデータに対してローパスフィルタ処理する第2のフィルタ手段と、
    第2のフィルタ手段の一端側に接続され、他端側から所定のレベル値を入力する加算手段と、
    第2のフィルタ手段の動作に許可信号を供給する許可信号生成手段と、
    第2のフィルタ手段からの出力と供給される複数の基準レベルとをそれぞれ、比較し、該比較結果に応じて前記信号検出手段が動作するモードを選択するモード選択手段とを含むことを特徴とするデータ受信装置。
  12. 請求項11に記載の装置において、前記信号検出手段は、第1のフィルタ手段からの出力が固定閾値より大きいか否か判断する第1モード判断手段と、
    第1のフィルタ手段からの出力が前記加算手段からの出力より大きいか否か判断する第2モード判断手段と、
    第1および第2モード判断手段の判断が真に応じて出力される信号検出信号の論理和を出力する論理和手段と、
    該信号検出信号をラッチする保持手段とを含むことを特徴とするデータ受信装置。
  13. 無線信号を受信して、該受信信号の受信強度表示レベルを示すRSSI(Received Signal Strength Indication)信号の生成機能と該受信信号のベースバンド変換機能とを有する周波数変換手段と、
    該受信信号のベースバンド変換機能により得られる信号をディジタル化する第1の変換手段と、
    前記生成したRSSI信号をディジタル化する第2の変換手段と、
    第1の変換手段の出力を復調するとともに、該出力を基に良好な周辺環境を監視する第1の監視手段と、
    第2の変換手段の出力を基に前記周辺環境の悪化を監視し、前記周波数変換手段、前記受信信号のディジタル化手段および第1の監視手段の動作を制御する第2の監視手段と、
    第1および第2の監視手段から供給される情報に応じて動作の許可信号を供給して、第1および第2の監視手段の動作を制御する出力制御手段とを含むことを特徴とするデータ受信装置。
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