JP2005227340A - 注記名称表示装置、注記名称表示方法、注記名称表示プログラム、注記名称表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

注記名称表示装置、注記名称表示方法、注記名称表示プログラム、注記名称表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 同一縮尺において注記名称の表示量の選択を可能にした注記名称表示装置及び注記名称表示方法等を提供すること。
【解決手段】 位置関連情報取得手段50と、位置関連情報に基づいて地図画像を作成するための地図画像作成情報を格納する地図画像作成情報格納手段206と、位置関連情報に基づいて目的物の名称の表示である注記名称表示を作成するための注記名称表示作成情報を格納する注記名称表示作成情報格納手段214と、地図画像と道路画像と注記名称表示とを合成して合成画像を作成するための合成画像作成情報を格納する合成画像作成情報格納手段224と、表示部54と、を有する注記名称表示装置であって、注記名称表示作成情報215は、注記名称表示の表示量が異なる複数の表示レベルである表示レベル情報215aと、表示レベル情報から特定の表示レベルを選択するための表示レベル選択情報215bと、を含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子地図における注記名称表示装置、注記名称表示方法、注記名称表示プログラム、注記名称表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
従来、電子地図である例えば、カーナビゲーション装置は、目的地の検索、目的地への経路探索、目的地への案内を行うという基本的機能を有している。そして、例えば液晶画面である表示部に道路地図や地名や建造物等の名称である注記名称を表示することにより、使用者が上記の基本的機能を利用できるようになっている。
ところが、ある縮尺の電子地図において表示されている注記名称が、他の縮尺の電子地図においては表示されない場合がある。例えば、狭い地域をカバーする1500分の1の電子地図においては表示されている注記名称が、広い地域をカバーする3000分の1の電子地図においては表示されない場合がある。
これは、1500分の1の電子地図において例えば、平均20個の注記名称が表示される場合に、その注記名称のすべてを3000分の1の電子地図においても表示することにすると、電子地図の表示画面自体の面積は一定であるから、表示画面に表示される注記名称の数が1500分の1の電子地図の場合よりも多くなり、電子地図が見づらくなるからである。
そのため、例えば、自動車に搭載される電子地図のある縮尺で表示されている注記名称が、別の縮尺においては表示されなかったり、省略して表示されていたりして、その注記名称を頼りに目的地に到達するときに、不便な場合がある。
例えば、1500分の1の電子地図において表示されている甲ホテルに到達しようとするときに、自己位置がその電子地図には表示されていないために広域を表示する3000分の1の電子地図に切り替えた場合、甲ホテルの注記名称が表示されず、甲ホテルへの道順がわからなくなる場合がある。
注記名称の表示方法については、ある縮尺で表示される注記名称の文字データについて、各注記名称ごとに表示態様を変更したり、文字データ自体を個別に追加又は削除するナビゲーション装置が提案されている(たとえば、特許文献1、図1等)。
特開2002−98542号公報
しかし、上記特許文献1に記載のナビゲーション装置において、そもそも目的とする注記名称が表示されていない場合には、各注記名称の表示態様の変更等を行うことはできない。
すなわち、従来技術においては、同一縮尺において注記名称の表示量の選択ができないという問題がある。
そこで、本発明は、同一縮尺において注記名称の表示量の選択を可能にした注記名称表示装置、注記名称表示方法、注記名称表示プログラム、注記名称表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
前記目的は、第1の発明によれば、位置関連情報を取得するための位置関連情報取得手段と、前記位置関連情報に基づいて地図画像を作成するための地図画像作成情報を格納する地図画像作成情報格納手段と、前記位置関連情報に基づいて目的物の名称の表示である注記名称表示を作成するための注記名称表示作成情報を格納する注記名称表示作成情報格納手段と、前記地図画像と前記注記名称表示とを合成して合成画像を作成するための合成画像作成情報を格納する合成画像作成情報格納手段と、表示部と、を有する注記名称表示装置であって、前記注記名称表示作成情報は、前記注記名称表示の表示量が異なる複数の表示レベルである表示レベル情報と、前記表示レベル情報から特定の表示レベルを選択するための表示レベル選択情報と、を含むことを特徴とする注記名称表示装置によって達成される。
第1の発明の構成によれば、前記注記名称表示作成情報は、前記注記名称表示の表示量が異なる複数の表示レベルである表示レベル情報を含む。
これは、例えば、前記注記名称表示の表示量が最小限度であるレベル1、レベル1によりも前記注記名称表示の表示量が多いレベル2、レベル2よりもさらに前記注記名称表示の表示量が多いレベル3という複数の表示レベル情報を有することを意味する。
また、前記注記名称表示作成情報は、前記表示レベル情報から特定の表示レベルを選択するための表示レベル選択情報を含む。
このため、前記注記名称表示装置は例えば、前記レベル1乃至レベル3の各注記名称表示レベルのうち、特定の表示レベルを選択することができる。
ここで、前記表示レベル選択情報は、前記地図画像の縮尺とは別個の情報であるから、同一縮尺においても特定の表示レベルを選択することができる。
これにより、本発明によれば、同一縮尺において注記名称の表示量の選択を可能にした注記名称表示装置を提供することができる。
第2の発明は、第1の発明の構成において、前記注記名称表示装置は、位置情報付コンテンツを格納するための位置情報付コンテンツ格納手段と、前記位置情報付コンテンツに含まれる注記名称を前記注記名称表示に変換し、前記位置情報付コンテンツに含まれる位置情報を前記表示部上の座標に変換するための位置情報付コンテンツ変換情報を格納する位置情報付コンテンツ変換情報格納手段と、を有することを特徴とする。
第2の発明の構成によれば、前記注記名称表示装置は例えば、電話帳のデータである位置情報付コンテンツを格納するための位置情報付コンテンツ格納手段を有する。
そして、前記注記名称表示装置は、前記位置情報付コンテンツに含まれる名称を前記注記名称表示に変換し、前記位置情報付コンテンツに含まれる位置情報を前記表示部上の座標に変換するための位置情報付コンテンツ変換情報を格納するための位置情報付コンテンツ変換情報格納手段を有する。
このため、前記注記名称表示装置は、位置情報付コンテンツの一例である電話帳データを構成する住所、電話番号、会社名等の名称という各部分情報のうち会社名等の名称を抽出して前記注記名称表示に変換し、さらに、前記各部分情報のうち位置情報である住所を抽出して前記表示部上の座標情報に変換できる。
これにより、前記位置情報付コンテンツに含まれる情報を、注記名称表示として前記表示部に表示することができるのである。
第3の発明は、第1又は第2のいずれかの発明の構成において、前記注記名称表示作成情報は、前記注記名称表示を複数の項目群に分類するための注記項目情報と、前記注記項目情報に基づいて前記表示レベルの内容を変更するための表示レベル内容変更情報と、を含むことを特徴とする。
前記注記項目情報は前記注記名称表示を例えば、地名、自然名称、行政機関、公共機関等の複数の項目群に分類するための情報である。
前記表示レベル内容変更情報は前記注記名称表示を例えば、前記注記名称表示の表示量が最小限度であるレベル1においては地名及び自然名称という前記注記項目に属する前記注記名称が表示される場合に、さらに注記項目の一つである行政機関に属する前記注記名称を加えて表示させるようにしたり、自然名称という前記注記項目を削除して自然名称に属する前記注記名称を表示させないようにするための情報である。
これにより、同一縮尺の同一の前記表示レベルにおいて、前記注記名称表示装置の使用者が必要とする前記注記項目に属する前記注記名称表示を表示させることができる。
第4の発明は、第1乃至第3のいずれかの発明の構成において、前記合成画像作成情報は、前記注記名称表示の前記表示部上における座標である注記座標と、前記注記名称表示の前記表示部における面積である注記面積に基づいて、前記注記名称表示が前記表示部において互いに重なり合うか否かを判断するための重複判断情報と、前記注記名称表示の前記表示部における配置及び/又は文字の大きさを変更することによって、前記注記名称表示の前記表示部における重なり合いを防止するための重複防止情報と、を含むことを特徴とする。
このため、前記注記名称表示装置は、前記重複判断情報に基づいて、前記注記名称表示が重複すると判断した場合には、前記重複防止情報に基づいて例えば、前記注記名称表示の文字の大きさを小さくする、前記注記名称表示の文字の方向を変更する、前記注記名称表示の文字数を少なくすること等によって、前記注記名称表示の前記表示部における重なり合いを防止することができる。
これにより、前記注記名称表示の表示量が多い場合でも、前記注記名称表示を重複することなく、前記表示部に表示することができる。
第5の発明は、第1乃至第4のいずれかの発明の構成において、前記注記名称表示作成情報は、前記注記名称表示装置の使用者によって指定された指定目的物との距離に基づいて、前記複数の表示レベルを変更するための自動表示レベル変更情報を含むことを特徴とする。
第5の発明の構成によれば、前記注記名称表示装置は、その使用者によって指定された指定目的物との距離に基づいて、例えば、前記指定目的物との距離が遠い場合には前記表示レベルを前記注記名称表示の表示量が最小であるレベル1に設定し、指定目的物との距離が近づくと前記注記名称表示の表示量が多いレベル3に自動的に設定変更を行うことができる。
前記指定目的物と距離が遠い場合には、前記注記名称表示の表示量が少なく、自己位置周辺の前記注記名称表示が少ない方が前記注記名称表示装置の使用者にとって都合がよい場合があり、前記指定目的物と距離が近くなるにつれて、前記注記名称表示の表示量が多くなり、自己位置周辺の前記注記名称表示が多い方が前記注記名称表示装置の使用者にとって都合がよい場合があるから、前記注記名称表示装置の利用者にとって利便性の高い注記名称表示装置を提供することができるのである。
第6の発明は、第1乃至第5のいずれかの発明の構成において、前記注記名称表示作成情報は、前記注記名称表示装置の使用者によって指定された指定注記項目を、前記指定注記項目以外の非指定注記項目と区別して表示するための区別表示情報を含むことを特徴とする。
このため、前記注記名称表示装置は、前記指定注記項目に属する前記注記名称表示を例えば、視認が容易なように太文字で表示したり、あるいは、前記指定項目に属する前記注記名称表示を視認が容易にするために、前記非指定項目情報を目立たないように半透明にするなど、前記指定項目と前記非指定項目とを区別して表示することができる。
これにより、前記注記名称表示装置の使用者が必要とする前記注記項目に属する注記名称表示を、視認容易な態様で表示させることができる。
第7の発明は第1乃至第6のいずれかの発明の構成において、前記合成画像作成情報は、前記注記面積が前記注記表示部に占める割合である注記面積割合が許容限度以上か否かを判断するための許容限度判断情報と、前記注記面積が前記許容限度未満となるために必要な数のレイヤを生成するためのレイヤ生成情報と、を含むことを特徴とする。
このため、前記注記名称表示装置は前記許容限度判断情報に基づいて、前記注記名称表示が前記表示部において占める面積が許容限度以上であると判断した場合には、レイヤ生成情報に基づいて、前記注記面積が前記許容限度未満となるために必要な数のレイヤを生成することができる。
これにより、単一のレイヤにおいては、例えば、前記注記名称表示を重複することなく表示できない場合、あるいは、視認困難な表示になる場合等、前記許容限度以上である場合においては、前記注記名称表示を複数のレイヤに分散させ、各レイヤの前記注記名称表示の表示量を前記許容限度未満にすることによって、視認容易な態様で前記注記名表示を前記表示部に表示させることができるのである。
第8の発明は、第7の発明の構成において、前記許容限度情報は変更可能であることを特徴とする。
第9の発明は、前記合成画像作成情報は、前記注記名称表示に優先順位を与え、前記レイヤのうち時間的に先に及び/又は長く表示される上位レイヤに、前記優先順位が高い前記注記名称表示を割り当てる優先割り当て情報を含むことを特徴とする。
第9の発明の構成によれば、前記注記名称表示に例えば、行政機関に属する注記名称表示が第1位であるという優先順位を与えることにより、前記レイヤのうち時間的に先に及び/又は長く表示される上位レイヤに行政機関に属する注記名称表示を割り当てることができる。
これにより、前記注記名称表示の使用者が必要とする前記注記名称表示を優先的に表示することができる。
前記目的は、第10の発明の構成によれば、注記名称表示装置の位置関連情報取得手段が位置関連情報を取得する位置情報取得ステップと、注記名称表示装置が前記位置関連情報に基づいて地図画像を作成する地図画像作成ステップと、注記名称表示装置が前記位置関連情報に基づいて目的物の名称の表示である注記名称表示を作成する注記名称表示作成ステップと、注記名称表示装置が前記地図画像と前記注記名称表示とを合成して合成画像を作成する合成画像作成ステップと、注記名称表示装置が前記合成画像を表示する表示ステップと、を有する注記名称表示方法であって、前記注記名称表示作成ステップは、注記名称表示装置が前記注記名称表示の表示量が異なる複数の表示レベルである表示レベル情報から特定の表示レベルを選択する表示レベル選択ステップを含むことを特徴とする注記名称表示方法によって達成される。
第11の発明は、第10の発明の構成において、前記注記名称表示作成ステップは、前記注記名称表示装置が、位置情報付コンテンツ情報に含まれる注記名称を前記注記名称表示に変換し、前記位置情報付コンテンツ情報に含まれる位置情報を前記表示部上の座標に変換する位置付コンテンツ変換ステップ、を含むことを特徴とする。
第12の発明は、第10又は第11のいずれかの発明の構成において、前記注記名称表示作成ステップは、注記名称表示装置が前記注記名称表示を複数の項目群に分類するための注記項目情報前記注記項目情報に基づいて、前記表示レベルの内容を変更する表示レベル内容変更ステップを含むことを特徴とする。
第13の発明は、第10乃至第12のいずれかの発明の構成において、前記合成画像作成ステップは、前記注記名称表示装置が、前記注記名称表示の前記表示部上における注記座標と、前記注記名称表示の前記表示部における面積である注記面積に基づいて、前記注記名称表示が前記表示部において互いに重なり合うか否かを判断する重複判断ステップと、前記注記名称表示装置が、前記注記名称表示の前記表示部における配置及び/又は文字の大きさを変更することによって、前記注記名称表示の前記表示部における重なり合いを防止する重複防止ステップと、を含むことを特徴とする。
第14の発明は、第10乃至第13のいずれかの発明の構成において、前記合成情報作成ステップは、前記注記名称表示装置が、前記注記面積が前記注記表示部に占める割合である注記面積割合が許容限度以上か否かを判断する許容限度判断ステップと、前記注記名称表示装置が、前記注記面積が前記許容限度未満となるために必要な数のレイヤの生成するレイヤ生成ステップと、を含むことを特徴とする。
前記目的は、第15の発明によれば、コンピュータに、注記名称表示装置の位置関連情報取得手段が位置関連情報を取得する位置情報取得ステップと、注記名称表示装置が前記位置関連情報に基づいて地図画像を作成する地図画像作成ステップと、注記名称表示装置が前記位置関連情報に基づいて目的物の名称の表示である注記名称表示を作成する注記名称表示作成ステップと、注記名称表示装置が前記地図画像と前記注記名称表示とを合成して合成画像を作成する合成画像作成ステップと、注記名称表示装置が前記合成画像を表示する表示ステップと、を実行させるための注記名称表示プログラムであって、前記注記名称表示作成ステップには、注記名称表示装置が前記注記名称表示の表示量が異なる複数の表示レベルである表示レベル情報から特定の表示レベルを選択する表示レベル選択ステップを含むことを特徴とする注記名称表示プログラムによって達成される。
前記目的は、第16の発明によれば、コンピュータに、注記名称表示装置の位置関連情報取得手段が位置関連情報を取得する位置情報取得ステップと、注記名称表示装置が前記位置関連情報に基づいて地図画像を作成する地図画像作成ステップと、注記名称表示装置が前記位置関連情報に基づいて目的物の名称の表示である注記名称表示を作成する注記名称表示作成ステップと、 注記名称表示装置が前記地図画像と前記注記名称表示とを合成して合成画像を作成する合成画像作成ステップと、注記名称表示装置が前記合成画像を表示する表示ステップと、を実行させるための注記名称表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記注記名称表示作成ステップには、注記名称表示装置が前記注記名称表示の表示量が異なる複数の表示レベルである表示レベル情報から特定の表示レベルを選択する表示レベル選択ステップを含むことを特徴とする注記名称表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって達成される。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態である注記名称表示装置の一例であるカーナビゲーション装置12等を示す概略図である。
図1に示すように、本実施の形態における注記名称表示装置は例えば、道路Eを走行する自動車10に搭載されているカーナビゲーション装置12である(以後、カーナビ12と呼ぶ)。
カーナビ12は、位置情報衛星である例えば、GPS(Global Positioning System)衛星14a乃至14dからの受信するアンテナ部12cを有する。
GPS衛星14a乃至14dは、位置関連情報である例えば、信号S1乃至S4を送信し、アンテナ部12cはこれらを受信する。アンテナ部12cが受信した信号S1乃至S4は、ケーブル部12bを介してカーナビ12の本体部12aに取得される。
カーナビ12は、こうして取得した信号S1等に基づいて、その信号S1等からカーナビ12の現在位置を生成し、現在位置を基準として地図を作成する装置である。具体的には、カーナビ12は、建物等の目的物、道路、建物等の目的物の名称である注記名称の合成画像を生成し、時間経過に連れて移動するカーナビ12の現在位置とともに表示するための装置である。
なお、本実地の形態とは異なり、注記名称表示装置は、カーナビ12に限らず、携帯電話機、PHS、PDA等であってもよい。
また、GPS衛星は、4個以上であってもよい。
(カーナビ12の主なハード構成について)
図2はカーナビ12の主なハードウエア構成等を示す概略図である。
図2に示すように、カーナビ12は、例えばコンピュータを有しており、コンピュータは、バス42を有し、バス42には、CPU(Central Processing Unit)44、RAM(Random Access Memory)46やROM(Read Only Memory)48等が配置されている。
すなわち、このバス42はすべてのデバイスを接続する機能を有し、アドレスやデータパスを有する内部パスである。
CPU44は所定のプログラムの処理を行う他、バス42に接続された記憶手段であるROM48等を制御する制御手段である。ROM48は、各種プログラムや各種情報等を格納している。
RAM46は、プログラム処理中のメモリの内容を対比したり、プログラムを実行するためのエリアとしての機能を有する。
また、このバス42には、GPS衛星14a乃至14dからの信号を取得するための位置関連情報取得手段である例えば、GPS装置50が接続されており、カーナビ12の位置を測位できるように構成されている。
また、このバス42には、各種情報を記録するための記録装置52、各種情報を表示するための表示部である表示装置54、使用者がカーナビ12を操作するための操作部56が接続されている。
表示装置54は表示画面54aを有する。
記録装置52は、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスクドライブ(HDD)等の記録媒体である。
なお、本実施の形態とは異なり、各種情報はカーナビ12とは別の位置に設置される図示しない情報記録用サーバから、通信データとして必要に応じて取得するように構成してもよい。
(カーナビ12の主なソフト構成について)
図3は、カーナビ12の主なソフトウエア構成等を示す概略図である。
図3に示すようにカーナビ12は、各部を制御するための制御部200、図2の表示装置54に各種情報を表示させる表示制御部202、図2のGPS装置50に対応する自己位置測位部204を有する。
また、カーナビ12は、信号S1等に基づいて地図画像を作成するための地図画像作成情報を格納する地図画像作成情報格納手段である例えば、地図画像作成情報格納用データベース206を有する。
また、カーナビ12は、作成した地図画像を格納する地図画像格納用データベース208を有する。
この地図画像は、山、川等の地形、建物等の目的物、及び道路の画像である。
これにより、カーナビ12は、信号S1等に基づいて生成した自己位置を基準とする地図画像を作成して格納することができる。
また、カーナビ12は、信号S1等に基づいて目的物の名称の表示である注記名称表示を作成するための注記名称表示作成情報を格納する注記名称表示作成情報格納手段である例えば、注記名称表示作成情報格納用データベース214を有する。また、カーナビ12は、作成した注記名称表示を格納する注記名称表示格納用データベース216を有する。
これにより、カーナビ12は、信号S1等に基づいて生成した自己位置を基準とする注記名称表示を作成して格納することができる。具体的には、カーナビ12は、自己位置周辺の注記名称表示を抽出し、データとして格納する。
ここで、図4を使用して、注記名称表示作成情報格納用データベース214に格納されている注記名称表示作成情報215の内容について説明する。
図4は、注記名称表示作成情報格納用データベース214に格納されている注記名称表示作成情報215の一例を示す図である。
図4に示すように、注記名称表示作成情報215は、前記注記名称表示の表示量が異なる複数の表示レベルである表示レベル情報215aを含む。
表示レベルには例えば、地名、自然名称(山、川等)という最小限の注記項目に属する注記名称表示を表示するレベル1、レベル1に加えて行政機関、公共機関、交通関係機関等の注記項目に属する注記名称表示を表示するレベル2、レベル2に加えて企業名称、商店名称等の注記項目に属する注記名称表示を表示するレベル3、レベル3に加えて個人名称等の注記項目に属する注記名称表示を表示するレベル4まで、注記名称表示の表示量が異なる複数の表示レベルがある。
さらに、注記名称表示作成情報215は、表示レベル情報215aから特定の表示レベルを選択するための表示レベル選択情報215bを含む。
ここで、図5を使用して、表示レベル選択情報215b等について説明する。
図5(a)乃至図5(d)は、表示画面54aに表示される画像例を示す図である。
図5(a)乃至図5(d)に示す画像例は、表示レベル選択情報215bに基づいて表示される。
図5(a)に示すように、カーナビ12作動中は、表示画面54aに、注記名称表示設定アイコン300が表示されている。
注記名称表示設定アイコン300が、カーナビ12の使用者によって選択動作(以下、クリックという)されると、表示画面54aには、図5(b)に示すように、表示レベル変更用アイコン301及び表示レベル内容編集用アイコン302が表示される。
そして、表示レベル変更用アイコン301がクリックされると、図5(c)に示すように、レベル1に対応するアイコン55a、レベル2に対応するアイコン55b、レベル3に対応するアイコン55c、レベル4に対応するアイコン55dが表示される。これらのアイコン55a等は、カーナビ12が、その使用者(以下、単に使用者と言う)に表示レベルを指定させるためのアイコンである。
これにより、カーナビ12は、使用者にレベル1乃至レベル4のいずれかの表示レベルを指定させ、その指定させた表示レベルに基づいて、注記名称表示を作成できるように構成されている。
使用者がアイコン55a乃至55dのいずれかのアイコンをクリックすると、表示画面54aには、図5(d)に示す位置情報付コンテンツ利用選択画面が表示される。
そして、アイコン551又は552のうち、「利用しない」というアイコン552が選択されると、図5(c)で指定した表示レベルで、注記名称表示が作成される。
ここで、表示レベル選択情報215bは、上述の地図画像の縮尺とは別個の情報であるから、カーナビ12はその使用者に、同一縮尺において、レベル1乃至4のうちから任意の表示レベルを指定させることができる。
なお、カーナビ12の使用者が表示レベルを指定しない場合には、注記名称表示は、標準表示レベルとして例えば、レベル3で表示される。
具体的には図6を用いて以下に説明するように、カーナビ12はその使用者に、同一縮尺において、レベル1乃至4のうちから任意の表示レベルを指定させることができる。
図6(a)及び図6(b)は、図2の表示装置54の表示画面54aに表示される画像例を示す図である。
例えば、友人からのうわさを聞いた甲が、レストランXにカーナビ12付の自動車で出かけるとする。そのレストランXの場所は非常にあいまいで、AB区のCD電機の裏にあるらしいという情報しかない。
AB区は図6(a)のS地点からそれほど遠くはなく、甲はAB区自体の場所は知っているが、どのような建物等があるのかは知らない。
そこで、図6(a)に示すように甲がAB区に入り、S地点に来ると、カーナビ12は有名な建造物であるEFホテル、GH書店、IJ銀行を注記名称表示として、表示画面54aに表示する。しかし、CD電機は、小さな店なので現在の表示レベルでは表示されていない。
甲は、レストランXはS地点の周辺らしいということが予測できるので、表示レベルを注記表示の表示量が多い表示レベルに変更する。
そうすると、カーナビ12は、図6(a)の表示レベルにおいては表示していなかった、CD電機を図6(b)に示すように表示する。
甲は、CD電機を目視にて発見したので、情報通り、CD電機の横にある細い道E2に入ると、目的のレストランXに到達することができた。
以上で説明したように、注記名称表示作成情報215によって、同一縮尺において注記名称の表示量の選択を可能にした注記名称表示装置を提供することができるのである。
また、カーナビ12は、図3に示すように前記地図画像と前記注記名称表示とを合成して合成画像を作成するための合成画像作成情報を格納する合成画像作成情報格納手段である例えば、合成画像作成情報格納用データベース224を有する。また、カーナビ12は、作成した合成画像を格納する合成画像格納用データベース226を有する。
これにより、カーナビ12は、信号S1等に基づいて生成した自己位置を基準として作成した、地図画像と注記名称表示の合成画像を作成し、格納することができる。
また、カーナビ12は、位置情報付コンテンツを格納するための位置情報付コンテンツ格納手段である例えば、位置情報付コンテンツ格納用データベース218を有する。
さらに、カーナビ12は、位置情報付コンテンツに含まれる注記名称を注記名称表示に変換し、さらに、位置情報付コンテンツに含まれる位置情報を図2の表示画面54a上の座標に変換するための位置情報付コンテンツ変換情報を格納する位置情報付コンテンツ変換情報格納手段である例えば、位置情報付コンテンツ変換情報格納用データベース220を有する。
このため、カーナビ12は、各部分情報のうち会社名等の名称を抽出して注記名称表示に変換し、さらに、各部分情報のうち位置情報である住所を抽出して表示画面54a上の座標情報に変換することができる。
以下、図7等を使用して、位置情報付コンテンツ変換情報について説明する。
図7(a)は、表示画面54aの画像例を示す図である。
図7(b)は、電話帳データの一例を示す図である。
表示画面54aに表示される図5(d)の位置情報付コンテンツ利用選択用アイコンのうち、利用するというアイコン551がクリックされると、図7(a)に示すように、地名等の電話帳項目及び、アイコン553a及び553bが表示画面54aに表示される。
アイコン553aは項目表示用アイコンであり、使用者にクリックさせることによって、示す電話帳データのうち例えば銀行という注記項目に属する注記名称のデータを表示するためのアイコンである。
アイコン553bは項目削除用アイコンであり、使用者にクリックさせることによって、電話帳データのうち例えば個人名という注記項目に属する注記名称のデータが注記名称表示として表示画面54aに表示されている場合に、これを非表示にする処理をするためのアイコンである。
図7(b)に示すように、電話帳データは、名称、住所、電話番号という各部分情報からなる。
例えば、銀行を表示するための項目表示用のアイコン553a1がクリックされた場合には、カーナビ12は、図7(b)の「AB銀行、東京都千代田区1丁目1番地1号 03−0000−9999」という電話帳データから、「AB銀行」という名称を抽出して注記名称表示に変換し、「東京都千代田区1丁目1番地1号」という位置情報を抽出して図2の表示装置54の表示画面54a上の座標(ピクセル座標)に変換する。
これにより、位置情報付コンテンツに含まれる情報を、注記名称表示として前記表示画面54aに表示することができるのである。
さらに、図4に示すように、注記名称表示作成情報215は、注記名称表示を複数の項目群に分類するための注記項目情報215cを含む。
また、注記名称表示作成情報215は、注記項目情報215cに基づいて表示レベルを変更するための表示レベル内容変更情報215dを含む
以下、注記項目情報214c及び表示レベル内容変更情報215dについて説明する。
注記項目情報215cは、図4に示すように、地名、自然名称等であり、注記名称表示を例えば、地名、自然名称、行政機関、公共機関等の複数の項目群に分類するための情報である。
例えば、自然名称という注記項目には、隅田川、利根川、神田川、富士山等の注記名称表示が分類され、行政機関という注記項目には、国会、最高裁判所、特許庁等の注記名称表示が分類されるのである。
表示レベル内容変更情報215dは、注記名称表示を例えば、注記名称表示の表示量が最小限度であるレベル1においては地名及び自然名称という前記注記項目に属する前記注記名称が表示される場合に、さらに注記項目の一つである行政機関に属する前記注記名称を加えて表示させるようにしたり、自然名称という前記注記項目を削除して自然名称に属する前記注記名称を表示させないようにするための情報である。
図8(a)乃至図8(d)は、図2の表示装置54の表示画面54aに表示される画像例である。
図8(a)の注記名称表示設定用アイコン300が使用者によってクリックされ、さらに、図8(b)の表示レベル内容編集用アイコン302がクリックされると、図2の表示画面54aには、図8(c)に示すように、内容を編集する表示レベルを使用者に選択させるための選択対象レベル指定用アイコン65a乃至65dが表示される。
使用者が、選択対象レベル指定用アイコン65aをクリックすると、図8(d)に示すように、表示画面54aには、レベル1の当初の設定の地名、自然名称という注記項目のほかに、ガソリンスタンド名称、商店名称、個人名という注記項目が表示され、各注記項目を削除して非表示にするための各アイコン67a、各注記項目を追加表示するための各アイコン67bが表示される。アイコン67a及びアイコン67bは、注記項目変更用アイコンである。
カーナビ12はその使用者に、これらの各アイコンを選択させることによって、使用者から、必要な注記項目を追加する追加表示情報や、不必要な注記項目を削除するための非表示情報を取得することができる。
これにより、同一縮尺の同一の表示レベルにおいて、カーナビ12の使用者が必要とする注記項目に属する注記名称表示を表示させることができるのである。
さらに、図3の合成画像作成情報格納用データベース224に格納されている合成画像作成情報225は、注記名称表示の表示画面54a上における座標である注記座標と、注記名称表示の表示画面54aにおける面積である注記面積に基づいて、注記名称表示が表示画面54aにおいて互いに重なり合うか否かを判断するための重複判断情報225aを含む。
また、合成画像作成情報225は、注記名称表示の表示画面54aにおける配置及び/又は文字の大きさを変更することによって、注記名称表示の表示画面54aにおける重なり合いを防止するための重複防止情報225bを含む
以下、カーナビ12が重複判断情報225a及び重複防止情報225bについて説明する。
図9(a)は、注記名称表示の重複状態等を示す図である。
図9(b)は、重複状態を防止した状態を示す図である。
カーナビ12は、図3の重複判断情報225aに基づいて、注記名称表示が重複すると判断した場合には、重複防止情報225bに基づいて例えば、注記名称表示の文字の大きさを小さくする、注記名称表示の文字の方向を変更する、注記名称表示の文字数を少なくする等によって、以下において説明するように、注記名称表示の表示画面54aにおける重なり合いを防止する。
重複判断情報225aは、例えば次のようなシミュレーションを行うことによって、注記名称表示が表示画面54aにおいて重複するか否かを判断するための情報である。
すなわち、図9(a)に示すように、注記名称表示Pの表示画面54a上の注記座標がP1であり、その注記面積がP2であって、注記名称表示Qの注記座標がQ1であり、その注記面積がQ2であれば、注記名称表示Pと注記名称表示Qは重複部分Rを生じることがわかる。
重複防止情報225bは、カーナビ12が重複判断情報225aによって注記名称表示が表示画面54a上において重複すると判断した場合に、その重複状態を防止するための情報である。
すなわち、カーナビ12は重複防止情報225bに基づいて、図9(a)の例では、注記名称表示Pを矢印X1方向に文字方向を変更し、注記名称表示Qを矢印X2方向に文字方向を変更することによって、図9(b)に示すように注記名称表示P及びQの重複を防止する。
これにより、注記名称表示の表示量が多い場合でも、注記名称表示を重複することなく、表示画面54aに表示することができるのである。
(第1の実施形態のカーナビ12の動作例等について)
以上のように、カーナビ12は構成されるが、以下その動作例を説明する。
図10、図11、図12及び図13はカーナビ12の動作例を示す概略フローチャートである。
ステップST1はカーナビ12が作動を開始する作動開始ステップである。
ステップST2は、測位部204が位置関連情報を取得する位置情報取得ステップの一例である。
具体的には、図3の自己位置測位部204が図1のGPS衛星14a乃至14dから信号S1乃至S4を取得し、自己位置の情報である自己位置情報を生成する。
ステップST3は、カーナビ12が前記位置関連情報に基づいて地図画像を作成する地図画像作成ステップの一例である。
具体的には、制御部200は、図3の地図画像作成情報格納用データベース206に格納された地図画像作成情報に基づいて、ステップST2で生成した自己位置情報の自己位置を基準として地図画像を作成する。そして、制御部200は、作成した地図画像を、地図画像格納用データベース208に格納する。
ステップST4及びステップST5は、カーナビ12が前記信号S1乃至S4に基づいて目的物の名称の表示である注記名称表示を作成する注記名称表示作成ステップの一例である。
ステップST4は、カーナビ12が、注記名称表示の設定の変更を行うかどうかについての注記名称表示設定指定情報を取得したか否かを判断する、注記名称表示設定指定情報取得確認ステップの一例である。図8(a)の注記名称表示設定用アイコン300が使用者によってクリックされることにより、カーナビ12は、注記名称表示設定指定情報を取得する。
ここで、注記名称表示指定情報を取得した場合には、後述のステップST401に進む。
一方、注記名称表示指定情報を取得しない場合には、ステップST5に進み、制御部200が図3の注記名称表示作成情報格納用データベース214に格納された注記名称表示作成情報に基づいて、自己位置を基準として、注記名称表示を作成する。このときの表示レベルは標準表示レベルであり例えば、図4の表示レベル情報215aのうちレベル3である。制御部200は、作成した注記名称表示を、注記名称表示格納用データベース216に格納する。
ステップST6は、カーナビ12が前記地図画像と前記注記名称表示とを合成して合成画像を作成する合成画像作成ステップの一例である。
すなわち、制御部200が、地図画像格納用データベース208に格納された地図画像と、注記名称表示格納用データベース216に格納された注記名称表示とを合成する。
具体的には、制御部200は、図3の合成画像作成情報格納用データベース224に格納された合成画像作成情報に基づいて、地図画像と注記名称表示とを合成して合成画像を作成する。そして、制御部200は、作成した合成画像を合成画像格納用データベース226に格納する。
ステップST7は、カーナビ12が合成画像を表示する表示ステップの一例である。
具体的には、制御部200が、合成画像格納用データベース226に格納された合成画像を表示制御部202を介して図2の表示装置54の表示画面54aに表示させる。
ステップST2乃至ST7は、カーナビ12が作動している状態において、継続的に実施される。
本実施の形態によれば、使用者の必要に応じて、さらに以下のステップを実施することができる。
まず、ステップST4において注記名称表示設定指定情報を取得した場合には、ステップST401に進む。図10のステップST401、図11のステップST402及びステップST403は、カーナビ12が注記名称表示の表示量が異なる複数の表示レベルである注記名称表示レベル情報から特定の表示レベルを選択する注記名称表示レベル選択ステップの一例である。
具体的には、図3の制御部200が、図4の注記名称表示作成情報215に含まれる表示レベル選択情報215bに基づいて、使用者に必要な表示レベルを指定させ、その指定させた表示レベルを選択する。
以下、主に図5を参照して、ステップST4乃至ステップST403について説明する。
ステップST4においては、図3の表示制御部202は、図2の表示画面54aに例えば、図5(a)に示すように、注記名称表示設定指定用アイコン300を表示する。注記名称表示設定とは、注記名称表示の現在の設定内容を変更するための処理である。
カーナビ12の使用者によって注記名称表示設定指定用アイコン300がクリックされることにより、カーナビ12は注記名称表示設定指定情報を取得する(ステップST401)。そして、カーナビ12の表示制御部202は、表示画面54aに、図5(b)に示すように、表示レベル変更用アイコン301等を表示する。
表示レベル変更用アイコン301は、使用者に例えば、現在の注記名称表示レベルがレベル1だとすれば、そのレベル1を他の表示レベルである例えば、レベル2に変更する選択をさせるためのアイコンである。
カーナビ12の使用者によって表示レベル変更用アイコン301をクリックされることにより、カーナビ12は注記名称表示レベル変更指定情報を取得する(ステップST402)。注記名称表示レベル変更指定情報は、カーナビ12が、現在の表示レベルを変更するための情報である。
そして、カーナビ12の表示制御部202は、図5(c)に示すように、表示画面54aに、使用者に表示レベルを指定させるために、レベル1に対応するアイコン55a等を表示する。
カーナビ12は、使用者によって アイコン55a乃至55dのいずれかがクリックされることにより、指定対象注記名称表示レベル情報を取得する(ステップST403)。
すなわち、カーナビ12は、その使用者に、レベル1乃至レベル4のいずれかの表示レベルを指定させ、その指定させた表示レベルに基づいて、注記名称表示を作成できるように構成されているのである。
そして、図5(d)において、位置情報付コンテンツ利用選択用アイコン551又は552のうち、「利用しない」というアイコン552が選択されると(ステップST404)、図5(c)で指定した表示レベルで、注記名称表示が作成される。
ここで、表示レベル選択情報215bは、上述の地図画像の縮尺とは別個の情報であるから、カーナビ12はその使用者に、同一縮尺において、レベル1乃至4のうちから任意の表示レベルを選択させることができる。
これにより、本実施の形態によれば、同一縮尺において注記名称の表示量の選択を可能にした注記名称表示装置の設定方法を提供することができるのである。
さらに、カーナビ12の使用者の必要に応じて、以下のステップを実施することができる。
すなわち、ステップST4は、カーナビ12が、位置情報付コンテンツ情報に含まれる注記名称を注記名称表示に変換し、位置情報付コンテンツ情報に含まれる位置情報を表示装置54の表示画面54a上の座標に変換する位置情報付コンテンツ変換ステップを含む。
図11のステップST404乃至ステップST408は、この位置情報付コンテンツ変換ステップの一例である。
具体的には、図3の制御部200が、位置情報付コンテンツ格納用データベース218に格納されている例えば、電話帳のデータを、位置情報付コンテンツ変換情報格納用データベース220に格納されている位置情報付コンテンツ変換情報に基づいて変換し、変換後の位置情報付コンテンツを変換後位置情報付コンテンツ格納用データベース222に格納する。
以下、図2、図5及び図7を参照して、ステップST404乃至ステップST408について説明する。
ステップST404において、図2の表示画面54aに図5(d)に示す位置情報付コンテンツ利用選択用アイコン551及び552が表示され、使用者によって「利用する」というアイコン551がクリックされることにより、カーナビ12は、位置情報付コンテンツ利用指定情報を取得する(ステップST404)。
そして、カーナビ12は表示画面54aに図7(a)に示す電話帳データ項目選択用アイコン553a及び553bを表示する。
使用者によって、電話帳データ項目選択用アイコン553a及び553bのうちいずれかがクリックされることにより、カーナビ12は、被指定項目情報を取得する(ステップST405)。
その被指定項目情報に基づいて、カーナビ12は、被指定項目を例えば、図7(b)に示す電話帳データから抽出する(ステップST406)。例えば、ステップST405において、図7(a)の銀行名称を表示するアイコン553a1がクリックされた場合には、図7(b)の電話帳データに含まれる「AB銀行 東京都千代田区1丁目1番地1号 03−0000−9999」というデータを抽出する。
そして、抽出した上記データから、「AB」銀行という名称と、「東京都千代田区1丁目1番地1号」という位置情報を取得する(ステップST407)。
さらに、「AB」銀行という名称を注記名称表示に変換し、「東京都千代田区1丁目1番地1号」という位置情報を表示画面54a上の座標(ピクセル座標)に変換する(ステップST408)。
ステップST408の実行後は、図10のステップST6及びST7に進む。
これにより、位置情報付コンテンツに含まれる情報を、注記名称表示として表示画面54aに表示することができるのである。
さらにまた、カーナビ12の使用者の必要に応じて、以下のステップを実施することができる。
注記名称表示作成ステップST4は、図3の制御部200が、図4の表示レベル内容変更情報215dに基づいて、カーナビ12の使用者に内容の変更が必要な表示レベルを指定させ、その指定させた表示レベルの内容を変更する表示レベル内容変更ステップの一例である図11のステップST411、図12のステップST412及びステップST413を含む。
以下、主に図2、図3及び図8を使用して、ステップST412及びST413について説明する。
図8(a)に示す注記名称表示設定用アイコン300が使用者によってクリックされ、さらに、図8(b)に示す表示レベル内容編集用アイコン302がクリックされることにより、カーナビ12は、注記名称表示レベル内容編集指定情報を取得する(ステップST411)。
ここで、表示レベル内容編集用アイコン302は、使用者に例えば、現在の注記名称表示レベルがレベル1だとすれば、そのレベル1において現在表示されている注記項目が例えば、地名と自然名称だけである場合に、行政機関という注記項目を追加するという選択をさせるためのアイコンである。
そして、図3の表示制御部202は、図1の表示画面54aに図8(c)に示す、編集対象レベル指定用アイコン65a乃至65dを表示する。これにより、使用者に、編集対象の表示レベルを指定させることができる。
例えば、編集対象レベル指定用アイコン65aがクリックされることにより、カーナビ12は、レベル1を指定する編集対象注記名称表示レベル指定情報を取得する(ステップST412)。
そして、表示制御部202は、表示画面54aに図8(d)に示す、注記項目変更用アイコン67a及び67bを表示する。
カーナビ12はその使用者に、これらの各アイコン67a及び67bを指定させることによって、使用者から、必要な注記項目を追加表示する追加表示情報の取得や、不必要な注記項目を削除するための非表示情報を取得する(ステップST413)。
そして、制御部200は、変更後の表示レベル1の内容を保存する。
これにより、同一縮尺の同一の表示レベルにおいて、カーナビ12の使用者が必要とする注記項目に属する注記名称表示を表示させることができるのである。
なお、ステップST413に引き続いて、各注記項目の中においても、位置情報付コンテンツである例えば、電話帳データから、任意の注記名称表示を作成することができる(ステップST414乃至ステップST418)。ステップST414乃至ステップST418におけるカーナビ12の動作は、上述したステップST404乃至ステップST408と同様であるから、説明を省略する。
本実施の形態のカーナビ12は、さらに以下のステップを実施することができる。
すなわち、図10の合成画像作成ステップST6は、カーナビ12が、注記名称表示の表示画面54a上における注記座標と、注記名称表示の表示画面54aにおける面積である注記面積に基づいて、注記名称表示が表示画面54aにおいて互いに重なり合うか否かを判断する重複判断情報ステップの一例である図13のステップST601乃至ステップST606を含む。
ステップST601乃至ステップST606においては、制御部200が、合成画像作成情報格納用データベース224に格納されている重複判断情報225aに基づいて、注記名称表示が表示画面54aにおいて互いに重なり合うか否かを判断する。
また、合成情報作成ステップST6は、カーナビ12が、注記名称表示の表示画面54aにおける配置及び/又は文字の大きさを変更することによって、注記名称表示の表示画面54aにおける重なり合いを防止する重複防止ステップの一例であるステップST607を含む。
ステップST607においては、制御部200が、合成情報作成情報格納用データベース224に格納されている重複防止情報224bに基づいて、注記名称表示が表示画面54aにおいて互いに重なり合うことを防止する。
以下、ステップST601乃至ステップST607について、図7等を使用して説明する。
制御部200は、表示画面54aに表示されるすべての注記名称の情報を取得し(図13のステップST601)、注記名称表示の配置の計算を開始する(ステップST602)。
注記名称表示の配置の計算においては、まず、注記名称の位置情報を表示画面54a上に表示する座標に変換する(ステップST603)。例えば、図7(b)の「AB銀行、東京都千代田区1丁目1番地1号 03−0000−9999」という電話帳の情報を座標変換するためには、「東京都千代田区1丁目1番地1号」という位置情報を抽出して表示画面54a上の座標(ピクセル座標)に変換する。
次に、各注記名称の文字数から標準の文字の大きさにおける注記名称表示が占める面積情報を取得する(ステップST604)。上述の例では、「AB銀行」という注記名称の文字数は4文字であるから、各文字の占める面積に基づいて、それを例えば1列に並べた場合の注記名称表示の面積を求めることができる。「AB銀行」という注記名称表示の占める面積は、1文字が縦横各16ピクセルだとすれば、256ピクセルであるということになる。
続いて、各注記名称表示の表示画面54a上に表示される座標を基点して、各注記名称表示を配置した場合に、各注記名称表示が重ならないかを面積情報を基に計算する(ステップST605)。
すなわち、制御部200は、重複判断情報225aに基づいて、例えば上記のようなシミュレーションを行うことによって、注記名称表示が表示画面54aにおいて重複するか否かを判断する。
すべての注記名称表示の重複判断(ステップST606)において、すべての注記名称表示が重複しないと判断した場合には、図10の合成画像表示ステップST7へ進む。
これに対して、注記名称表示が重複すると判断した場合には、重複防止ステップST607へ進む。
重複防止ステップST607においては、図3の制御部200は、重複防止情報225bに基づいて、注記名称表示の表示画面54aにおける配置及び/又は文字の大きさを変更することによって、注記名称表示の表示画面54aにおける重なり合いを防止する。
すなわち、カーナビ12は、重複判断情報225aに基づいて、注記名称表示が重複すると判断した場合には、重複防止情報225bに基づいて例えば、注記名称表示の文字の大きさを小さくする、注記名称表示の文字の方向を変更する、注記名称表示の文字数を少なくすること等によって、注記名称表示の表示画面54aにおける重なり合いを防止する。
ステップST607の実行後は、図10のステップST7へ進む。
これにより、注記名称表示の表示量が多い場合でも、注記名称表示を重複することなく、表示画面54aに表示することができるのである。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態におけるカーナビ22の構成は、上記第1の実施形態のカーナビ12と多くの構成が共通するため共通する部分は同一の符号等とし、説明を省略し、以下、相違点を中心に説明する。
図14は、第2の実施の形態のカーナビ22の注記名称表示作成情報格納用データベース214に格納されている注記名称表示作成情報225を示す図である。
図15は、カーナビ22の表示画面54a画像例である。
第2の実施形態では、図14に示すように、カーナビ22はそのソフト構成において、第1の実施形態とは異なる点がある。
図14に示すように、注記名称表示作成情報225は、自動表示レベル変更情報215eを含む。
自動表示レベル変更情報215eは、カーナビ22が、その使用者によって指定された指定目的物との距離に基づいて、例えば、その指定目的物との距離が遠い場合には表示レベルを注記名称表示の表示量が最小であるレベル1に設定し、指定目的物との距離が近づくと注記名称表示の表示量が多いレベル3に自動的に設定変更を行うための情報である。
指定目的物と距離が遠い場合には、注記名称表示の表示量が少なく、自己位置周辺の注記名称表示が少ない方が注記名称表示装置の使用者にとって都合がよい場合があり。例えば、使用者の自宅から遠方に出かける場合には、自宅周辺は使用者にとってなじみの深い地域であるから、自己位置周辺の注記名称表示は少なくても十分である。逆に、自己位置周辺の注記名称表示が多いと図2の表示画面54aが煩雑になり、見ずらい。
これに対し、指定目的物と距離が近くなるにつれて、注記名称表示の表示量が多くなり、自己位置周辺の前記注記名称表示が多い方が前記注記名称表示装置の使用者にとって都合がよい場合がある。例えば、使用者の自宅から遠方にある指定目的物を目指して出かける場合には、その指定目的物は使用者にとってなじみの薄い地域にある場合があるから、注記名称表示の表示量が多い方が、指定目的物への道筋を理解しやすい。
これにより、利用者にとって利便性の高いカーナビ22を提供することができるのである。
また、第2の実施の形態においては、図14に示すように、注記名称表示作成情報225は、区別表示情報215fを含む。
区別表示情報215fは、カーナビ22の使用者によって指定された指定注記項目を、その指定注記項目以外の非指定注記項目と区別して表示するための情報である。
このため、カーナビ22は、指定注記項目に属する注記名称表示を例えば、視認が容易なように太文字で表示したり、立体的に表示したり、あるいは、指定項目に属する注記名称表示を視認が容易にするために、非指定項目情報を目立たないように半透明にするなど、指定項目と前記非指定項目とを区別して表示することができる。
これにより、カーナビ22の使用者が必要とする注記項目に属する注記名称表示を、視認容易な態様で表示させることができる。
(第2の実施形態のカーナビ22の動作例等について)
以上のように、第2の実施形態のカーナビ22は構成されるが、以下その動作例を説明する。
図3の制御部200は、カーナビ22作動中は、図2の表示画面54aに図15(a)
に示す、注記名称表示設定用アイコン301を表示しているのであるが、この注記名称表示設定用アイコン301が使用者によってクリックされると、図15(b)に示すように、表示制御部202は、自動表示レベル変更用アイコン320、区別表示設定用アイコン322等を表示画面54aに表示する。
自動表示レベル変更用アイコン320が使用者によってクリックされた場合には、図14の自動表示レベル変更情報215eに基づいて例えば、その使用者によって指定された指定目的物との距離に基づいて、例えば、その指定目的物との距離が遠い場合には表示レベルを注記名称表示の表示量が最小であるレベル1に設定し、指定目的物との距離が近づくと注記名称表示の表示量が多いレベル3に自動的に設定変更を行う。
また、区別表示用アイコン322が使用者によってクリックされた場合には、制御部200は、図15(c)に示す、区別表示追加表アイコン557a及び区別表示解除用アイコン557bを表示する。
区別表示追加用アイコン557aは、区別表示対象項目を追加するためのアイコンであり、制御部200は例えば、商店名称の右横に位置する追加用アイコン557aがクリックされると、商店名称に属する注記名称表示を区別して表示する。
区別表示解除用アイコン557bは、区別表示対象項目を削除するためのアイコンであり、制御部200は例えば、商店名称の右横に位置する削除用アイコン557bがクリックされると、今まで区別表示していた商店名称に属する注記名称表示について、区別表示を解除する。
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態におけるカーナビ32の構成は、上記第1の実施の形態のカーナビ12及び第2の実施形態のカーナビ22と多くの構成が共通するため共通する部分は同一の符号等とし、説明を省略し、以下、相違点を中心に説明する。
図16は、第3の実施の形態のカーナビ32の主なソフト構成を示す概略図である。
図17及び図18は、第3の実施の形態のカーナビ32の表示画面54aに表示される画像例を示す図である。
図18は、第3の実施の形態のカーナビ32の動作例を示すフローチャートである。
第3の実施形態では、図16に示すように、カーナビ32のソフト構成において、第1の実施の形態及び第2の実施形態とは異なる点がある。
すなわち、図16に示すように合成画像作成情報格納用データベース224に格納される合成画像作成情報225には、許容限度判断情報225cが含まれる。
許容限度判断情報225cは、注記名称表示の面積である注記面積が、注記表示部に占める割合である注記面積割合が許容限度以上か否かを判断するための情報である。
また、合成画像作成情報225には、レイヤ生成情報225dが含まれる。
レイヤ生成情報225dは、注記面積が前記許容限度未満となるために必要な数のレイヤを生成するための情報である。
このため、図16の制御部200は、許容限度判断情報に225c基づいて、注記名称表示が表示画面54aにおいて占める面積が許容限度以上であると判断した場合には、レイヤ生成情報225dに基づいて、注記面積が許容限度未満となるために必要な数のレイヤを生成することができる。
これにより、単一のレイヤにおいては、例えば、注記名称表示を重複することなく表示できない場合、あるいは、視認困難な表示になる場合等、許容限度以上である場合においては、注記名称表示を複数のレイヤに分散させ、各レイヤの注記名称表示の表示量を許容限度未満にすることによって、視認容易な態様で注記名表示を表示装置54に表示させることができるのである。
そして、上述の許容限度は変更可能であり例えば、70%である。
また、図16に示すように、合成画像作成情報225は、注記名称表示に優先順位を与え、複数のレイヤのうち時間的に先に及び/又は長く表示される上位レイヤに、優先順位が高い注記名称表示を割り当てる優先割り当て情報225eを含む。
優先割り当て情報225eとして、注記名称表示に例えば、行政機関に属する注記名称表示が第1位であるという優先順位を与えることにより、複数のレイヤのうち時間的に先に及び/又は長く表示される上位レイヤに行政機関に属する注記名称表示を割り当てることができる。
これにより、カーナビ32の使用者が必要とする注記名称表示を優先的に表示することができる。
なお、カーナビ32の使用者が優先的に表示する必要がある注記名称表示がない場合には、上述の優先順位は例えば、50音順(あいうえお順)等でもよい。
(第3の実施形態のカーナビ32の動作例等について)
以上のように、第3の実施形態のカーナビ32は構成されるが、以下その動作例を説明する。
第1の実施の形態において説明した図13の重複防止ステップST607において、すべての注記名称表示を単一のレイヤで重複なく表示することが不可能だと判断した場合には、カーナビ32の制御部200は、注記面積が表示画面542aに占める割合である注記面積割合が許容限度以上か否かを判断する許容限度判断ステップと、注記面積が許容限度未満となるために必要な数のレイヤの生成するレイヤ生成ステップを実行する。
具体的には、図16の制御部200は、合成画像作成情報格納用データベース224に格納された合成画像作成情報225に含まれるレイヤ生成情報224dに基づいて、以下のステップを実行する。
すなわち、図16の制御部200は、図13のステップST607において、注記名称配置再計算を行った結果、単一のレイヤでは重複することなくすべての注記名称表示を表示画面54aに表示できないと判断した場合には、図19のレイヤ追加開始ステップST711に進む。
すなわち、図13のステップST607は、注記面積が表示画面54aに占める割合である注記面積割合が許容限度以上か否かを判断する許容限度判断ステップの一例でもある。
そして、以下のテップST711乃至ステップST720は、カーナビ32の制御部200が、注記面積が許容限度未満となるために必要な数のレイヤを生成するレイヤ生成ステップの一例である。
図16の制御部200は、レイヤ追加開始ステップST711において、表示画面54aに、図17(a)に示すレイヤ優先順位設定用アイコン340を表示する。
そして、カーナビ32の使用者によってレイヤ優先順位設定用アイコン340が例えば5秒以内にクリックされた場合には、制御部200は、図17(b)に示す優先順位指定項目設定用アイコン559a乃至559dを表示画面54aに表示する。
そして、カーナビ32の使用者によって例えば、優先順位指定項目設定用アイコン559aがクリックされた場合には、制御部200は、50音順(あいうえお順)によって注記名称表示を上述の上位レイヤに割り当てるという情報を取得する(ステップST712)。
ステップST713において、制御部200は、各注記名称の文字数から例えば、縦横4ピクセルという標準の文字の大きさにおける、すべての注記名称表示が表示画面54aに締める注記面積を算出する(ステップST713)。
例えば、縦横が各16ピクセルであれば一文字の注記面積は256ピクセルである。それぞれの注記名称が4文字であるとすれば、各注記名称の注記面積は1,024ピクセルである。注記名称の数が100個の注記名称の注記面積の合計である総注記面積は102,400ピクセルということになる。
ステップST714において、制御部200は、図3の表示装置54の表示画面54aにおける注記名称表示が締める許容限度である例えば、70%という許容限度に基づいて、すべての注記名称表示をその許容限度未満で表示画面54aに表示するために必要な数のレイヤを計算する。
表示画面54aの面積が例えば、縦200ピクセル、横500ピクセルである場合、表示画面54aの面積は100,000ピクセルである。この表示画面54aの70%の面積である許容限度面積は、70,000ピクセルである。
上述の総注記面積102,400ピクセルの注記名称表示を、許容限度面積70,000ピクセルに表示するためには、レイヤ数は2必要である。
制御部200は例えば、以上の内容の演算処理を行う。
ステップST715において、制御部200は、すべての注記名称数である100をステップST714で算出したレイヤ数2で割り、1レイヤで表示できると思われる表示可能注記名称数を計算する。上述の例では、注記名称数100を2で割り、表示可能注記名称数は50個となる。
ステップST716においては、優先順位が高い注記名称から順に、上述の表示可能注記名称数である50個ごとに、上位レイヤに配置する計算をする。
制御部200は、ステップST712において、優先順位は50音順で決定するという情報を取得しているから、すべての注記名称をひらがなの50音順に並べ、50個づつのグループを生成する。
例えば、「あ」という文字を冒頭にする注記名称が60個あり、「い」という文字を冒頭にする注記名称が40個ある場合には、最も上位のレイヤには「あ」から始まる注記名称が50個、注記名称表示として配置される。
そして、第2位のレイヤには「あ」から始まる注記名称10個及び「い」から始まる注記名称40個が、注記名称表示として配置される。
ステップST717において、制御部200が、すべての注記名称表示が図3の表示装置54の表示画面において重複するか否かを判断し、重複しない場合には図10のステップST7に進み、合成情報が表示画面54aに複数のレイヤで表示される。
例えば、図18(a)に示すように、最も上位のレイヤには「あ」から始まる注記名称表示が優先的に表示される。
そして、図18(b)に示すように、第2位のレイヤには「あ」から始まる注記名称表示で最も上位のレイヤに表示できなかった注記名称表示と、「い」から始まる注記名称表示が表示される。
ステップST718において、制御部200が、注記名称表示が図3の表示装置54の表示画面において重複すると判断した場合には、ステップST718において注記名称配置を再計算する。ステップST718においては、制御部200は、図13のステップST607と同様の処理をする。
ステップST718において注記名称の重複を防止するための処理が終了すると、制御部200は、注記名称と地図画像とを合成する(ステップST719)。
すべてのレイヤについて、ステップST717乃至ステップST719が終了すると、図10のステップST7に進み、合成情報が表示装置54の表示画面54aに複数のレイヤで表示される。
なお、上述のステップST711において、カーナビ32の使用者によってレイヤ優先順位設定用アイコン340が例えば5秒以内にクリックされなかった場合には、レイヤ優先順位は、標準の設定である例えば、アルファベット順(ABC順)で設定される。
(プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体等について)
コンピュータに上述の動作例の位置情報取得ステップと、地図画像作成ステップと、道路画像作成ステップと、注記名称表示作成ステップと、合成画像作成ステップと、合成画像を表示する表示ステップ等を実行させるための注記名称表示プログラムとすることができる。
また、このような注記名称表示プログラム等を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等とすることもできる。
これら注記名称表示プログラム等をコンピュータにインストールし、コンピュータによって実行可能な状態とするために用いられるプラグラム格納媒体は、例えばフロッピー(登録商標)のようなフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Compact Disc−Recordable)、 CD−RW(Compact Disc−Rewriterble)、DVD(Digital Versatile Disc)などのパッケージメディアのみならず、プログラムが一時的若しくは永続的に格納される半導体メモリ、磁気ディスクあるいは光磁気ディスクなどで実現することができる。
本発明は、上述の各実施の形態に限定されない。さらに、上述の各実施の形態は、相互に組み合わせて構成するようにしてもよい。
例えば、本発明の適用はカーナビゲーションシステムに限定されず、使用者によって指示された地域の電子地図を作成するシステム等にも適用できる。
具体的には、インターネット通信網を介してコンピュータ装置(サーバ)が、使用者によって指示された地域の地図、又は、使用者によって指示された建造物等の周辺の地図を提供するシステム等にも適用できる。
さらに、インターネット通信網を介すのではなくて、地図情報等を有しており、使用者によって指示された地域の地図等を提供するコンピュータプログラム及びそのコンピュータプログラムを有する装置等にも適用できる。
カーナビゲーション装置等を示す概略図である。 カーナビの主なハードウエア構成等を示す概略図である。 カーナビの主なソフトウエア構成等を示す概略図である。 注記名称表示作成情報の一例を示す図である。 表示画面に表示される画像の一例を示す図である。 表示画面に表示される画像の一例等を示す図である。 電話帳のデータ等を示す図である。 表示画面に表示される画像の一例を示す図である。 注記名称表示の重複状態等を示す図である。 カーナビの動作例を示す概略フローチャートである。 カーナビの動作例を示す概略フローチャートである。 カーナビの動作例を示す概略フローチャートである。 カーナビの動作例を示す概略フローチャートである。 注記名称表示作成情報の一例を示す図である。 表示画面に表示される画像の一例を示す図である。 カーナビの主なソフト構成を示す概略図である。 表示画面に表示される画像の一例を示す図である。 表示画面に表示される画像の一例を示す図である。 カーナビの動作例を示す概略フローチャートである。
符号の説明
12・・・カーナビゲーション装置、14a乃至12d・・・GPS衛星、50・・・GPS装置、52・・・記録装置、54・・・表示装置、54a・・・表示画面、200・・・制御部、202・・・表示制御部、204・・・自己位置測位部、206・・・地図画像作成情報格納用データベース、214・・・注記名称表示作成情報格納用データベース、220・・・位置情報付コンテンツ変換情報格納用データベース、224・・・合成画像作成情報格納用データベース

Claims (16)

  1. 位置関連情報を取得するための位置関連情報取得手段と、
    前記位置関連情報に基づいて地図画像を作成するための地図画像作成情報を格納する地図画像作成情報格納手段と、
    前記位置関連情報に基づいて目的物の名称の表示である注記名称表示を作成するための注記名称表示作成情報を格納する注記名称表示作成情報格納手段と、
    前記地図画像と前記注記名称表示とを合成して合成画像を作成するための合成画像作成情報を格納する合成画像作成情報格納手段と、
    表示部と、を有する注記名称表示装置であって、
    前記注記名称表示作成情報は、
    前記注記名称表示の表示量が異なる複数の表示レベルである表示レベル情報と、
    前記表示レベル情報から特定の表示レベルを選択するための表示レベル選択情報と、を含むことを特徴とする注記名称表示装置。
  2. 位置情報付コンテンツを格納するための位置情報付コンテンツ格納手段と、
    前記位置情報付コンテンツに含まれる注記名称を前記注記名称表示に変換し、前記位置情報付コンテンツに含まれる位置情報を前記表示部上の座標に変換するための位置情報付コンテンツ変換情報を格納する位置情報付コンテンツ変換情報格納手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の注記名称表示装置。
  3. 前記注記名称表示作成情報は、
    前記注記名称表示を複数の項目群に分類するための注記項目情報と、
    前記注記項目情報に基づいて前記表示レベルの内容を変更するための表示レベル内容変更情報と、を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の注記名称表示装置。
  4. 前記合成画像作成情報は、
    前記注記名称表示の前記表示部上における座標である注記座標と、前記注記名称表示の前記表示部における面積である注記面積に基づいて、前記注記名称表示が前記表示部において互いに重なり合うか否かを判断するための重複判断情報と、
    前記注記名称表示の前記表示部における配置及び/又は文字の大きさを変更することによって、前記注記名称表示の前記表示部における重なり合いを防止するための重複防止情報と、を含むことを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の注記名称表示装置。
  5. 前記注記名称表示作成情報は、前記注記名称表示装置の使用者によって指定された指定目的物との距離に基づいて、前記複数の表示レベルを変更するための自動表示レベル変更情報を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の注記名称表示装置。
  6. 前記注記名称表示作成情報は、
    前記注記名称表示装置の使用者によって指定された指定注記項目を、前記指定注記項目以外の非指定注記項目と区別して表示するための区別表示情報を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の注記名称表示装置。
  7. 前記合成画像作成情報は、
    前記注記面積が前記注記表示部に占める割合である注記面積割合が許容限度以上か否かを判断するための許容限度判断情報と、
    前記注記面積が前記許容限度未満となるために必要な数のレイヤを生成するためのレイヤ生成情報と、を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の注記名称表示装置。
  8. 前記許容限度情報は変更可能であることを特徴とする請求項7に記載の注記名称表示装置。
  9. 前記合成画像作成情報は、
    前記注記名称表示に優先順位を与え、前記レイヤのうち時間的に先に及び/又は長く表示される上位レイヤに、前記優先順位が高い前記注記名称表示を割り当てる優先割り当て情報を含むことを特徴とする請求項7又は請求項8のいずれかに記載の注記名称表示装置。
  10. 注記名称表示装置の位置関連情報取得手段が位置関連情報を取得する位置情報取得ステップと、
    注記名称表示装置が前記位置関連情報に基づいて地図画像を作成する地図画像作成ステップと、
    注記名称表示装置が前記位置関連情報に基づいて目的物の名称の表示である注記名称表示を作成する注記名称表示作成ステップと、
    注記名称表示装置が前記地図画像と前記注記名称表示とを合成して合成画像を作成する合成画像作成ステップと、
    注記名称表示装置が前記合成画像を表示する表示ステップと、
    を有する注記名称表示方法であって、
    前記注記名称表示作成ステップは、
    注記名称表示装置が前記注記名称表示の表示量が異なる複数の表示レベルである表示レベル情報から特定の表示レベルを選択する表示レベル選択ステップを含むことを特徴とする注記名称表示方法。
  11. 前記注記名称表示作成ステップは、
    前記注記名称表示装置が、位置情報付コンテンツ情報に含まれる注記名称を前記注記名称表示に変換し、前記位置情報付コンテンツ情報に含まれる位置情報を前記表示部上の座標に変換する位置付コンテンツ変換ステップ、を含むことを特徴とする請求項10に記載の注記名称表示方法。
  12. 前記注記名称表示作成ステップは、
    注記名称表示装置が前記注記名称表示を複数の項目群に分類するための注記項目情報に基づいて、前記表示レベルを変更する表示レベル内容変更ステップを含むことを特徴とする請求項10又は請求項11のいずれかに記載の注記名称表示方法。
  13. 前記合成画像作成ステップは、
    前記注記名称表示装置が、前記注記名称表示の前記表示部上における注記座標と、前記注記名称表示の前記表示部における面積である注記面積に基づいて、前記注記名称表示が前記表示部において互いに重なり合うか否かを判断する重複判断ステップと、
    前記注記名称表示装置が、前記注記名称表示の前記表示部における配置及び/又は文字の大きさを変更することによって、前記注記名称表示の前記表示部における重なり合いを防止する重複防止ステップと、を含むことを特徴とする請求項10乃至請求項12のいずれかに記載の注記名称表示方法。
  14. 前記合成情報作成ステップは、
    前記注記名称表示装置が、前記注記面積が前記注記表示部に占める割合である注記面積割合が許容限度以上か否かを判断する許容限度判断ステップと、
    前記注記名称表示装置が、前記注記面積が前記許容限度未満となるために必要な数のレイヤの生成するレイヤ生成ステップと、を含むことを特徴とする、請求項10乃至請求項13のいずれかに記載の注記名称表示方法。
  15. コンピュータに、
    注記名称表示装置の位置関連情報取得手段が位置関連情報を取得する位置情報取得ステップと、
    注記名称表示装置が前記位置関連情報に基づいて地図画像を作成する地図画像作成ステップと、
    注記名称表示装置が前記位置関連情報に基づいて目的物の名称の表示である注記名称表示を作成する注記名称表示作成ステップと、
    注記名称表示装置が前記地図画像と前記注記名称表示とを合成して合成画像を作成する合成画像作成ステップと、
    注記名称表示装置が前記合成画像を表示する表示ステップと、
    を実行させるための注記名称表示プログラムであって、
    前記注記名称表示作成ステップには、
    注記名称表示装置が前記注記名称表示の表示量が異なる複数の表示レベルである表示レベル情報から特定の表示レベルを選択する表示レベル選択ステップを含むことを特徴とする注記名称表示プログラム。
  16. コンピュータに、
    注記名称表示装置の位置関連情報取得手段が位置関連情報を取得する位置情報取得ステップと、
    注記名称表示装置が前記位置関連情報に基づいて地図画像を作成する地図画像作成ステップと、
    注記名称表示装置が前記位置関連情報に基づいて目的物の名称の表示である注記名称表示を作成する注記名称表示作成ステップと、
    注記名称表示装置が前記地図画像と前記注記名称表示とを合成して合成画像を作成する合成画像作成ステップと、
    注記名称表示装置が前記合成画像を表示する表示ステップと、
    を実行させるための注記名称表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記注記名称表示作成ステップには、
    注記名称表示装置が前記注記名称表示の表示量が異なる複数の表示レベルである表示レベル情報から特定の表示レベルを選択する表示レベル選択ステップを含むことを特徴とする注記名称表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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