JP2005227103A - 分注装置 - Google Patents

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和徳 射谷
Hiroki Saito
博樹 齋藤
Junichi Kawanabe
純一 川那辺
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Abstract

【課題】分注精度が高く、ノズルの先端開口から液垂れが発生するのを防止することができる分注装置を提供すること。
【解決手段】本発明の分注装置1は、検体液Rを分注するものであり、先端開口301から検体液Rを吸入・吐出するノズル300が装着可能な吸入吐出ヘッド3と、吸入吐出ヘッド3に接続され、ノズル300の先端開口301において検体液Rを吸入・吐出させるポンプ7と、ノズル300の先端開口301付近を撮像するCCDカメラ8と、ノズル300の先端開口301付近の電子画像を画像処理する画像処理手段9と、各部の作動を制御する制御装置13とを備え、ノズル300が検体液Rを吸入した際、制御装置13は、画像処理された電子画像に基づいて、ポンプ7の作動を制御することにより、ノズル300の先端開口301から突出した部分の検体液Rの大きさを調整する。
【選択図】図2

Description

本発明は、液体を分注する分注装置に関する。
少量の液体を自動的に分注(吐出)する際、吸引後の時間の経過とともに、ノズル内に吸引した液体の蒸発によって、ノズル内の圧力が増加し、ノズルの先端開口からの液漏れ、液垂れが発生していた。このような液漏れ、液垂れを検出する分注装置や液滴吐出装置が知られている。
このような分注装置としては、光学センサを用いてノズルの先端開口付近を通過した光量を測定することにより、ノズルの先端開口からの液漏れを検出する装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。また、光学センサを用いてノズル内の液面の高さを検出することにより、ノズルの先端開口からの液垂れや異常吐出を検出する装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、このような分注装置では、液漏れ、液垂れの監視はできるが、その発生を防止することはできない。
また、このような、時間経過に伴う内部圧力の増加は、液体を分注する際の分注精度に悪影響を及ぼすという問題があった。
また、ノズルが移動すること等により、ノズルの先端開口から突出した液体が落下する、すなわち、液垂れが生じるおそれがあった。
液滴吐出装置としては、ノズルから吐出される液滴の速度を検出(監視)し、その検出結果に基づいて、吐出される液滴の量(液量)を調整する装置が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、このような液量の調整は、ノズルの先端の液面(形状)の制御を目的としたものであるため、前述したような同様の問題が発生する。
特開平7−27663号公報 特開平7−27770号公報 特開2003−94656号公報
本発明の目的は、分注精度が高く、ノズルの先端開口から液垂れが発生するのを防止することができる分注装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、ノズルの先端開口付近に付着した液体の付着状態の異常を検出することができる分注装置を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(11)の本発明により達成される。
(1) 液体を分注する分注装置であって、
先端開口から前記液体を吸入・吐出するノズルが装着可能な吸入吐出ヘッドと、
前記吸入吐出ヘッドに接続され、前記ノズルの先端開口において前記液体を吸入・吐出させるポンプと、
前記ノズルの先端開口付近の電子画像を撮像する電子撮像手段と、
前記ノズルの先端開口付近の電子画像を画像処理する画像処理手段と、
前記ポンプ、前記電子撮像手段および前記画像処理手段の作動を制御する制御手段とを備え、
前記ノズルが前記液体を吸入した際、前記制御手段は、画像処理された前記電子画像に基づいて、前記ポンプの作動を制御することにより、前記ノズルの先端開口から突出した部分の液体の大きさを調整することを特徴とする分注装置。
(2) 液体を分注する分注装置であって、
先端開口から前記液体を吸入・吐出するノズルが設置された吸入吐出ヘッドと、
前記吸入吐出ヘッドに接続され、前記ノズルの先端開口において前記液体を吸入・吐出させるポンプと、
前記ノズルの先端開口付近を撮像する電子撮像手段と、
前記ノズルの先端開口付近の電子画像を画像処理する画像処理手段と、
前記ポンプ、前記電子撮像手段および前記画像処理手段の作動を制御する制御手段とを備え、
前記ノズルが前記液体を吸入した際、前記制御手段は、画像処理された前記電子画像に基づいて、前記ポンプの作動を制御することにより、前記ノズルの先端開口から突出した部分の液体の大きさを調整することを特徴とする分注装置。
(3) 前記画像処理された画像に基づいて、前記ノズルの先端開口からの液体の突出部分の大きさを調整するとき、前記制御手段は、前記突出部分の大きさが所定の大きさよりも大きいと判断したときは、液体を前記ノズル内に引き込むように前記ポンプを作動して、前記ノズルの先端開口における前記液体の大きさが前記所定の大きさとなるよう制御する上記(1)または(2)に記載の分注装置。
(4) 前記画像処理された画像に基づいて、前記ノズルの先端開口からの液体の突出部分の大きさを調整するとき、前記制御手段は、前記突出部分の大きさが所定の大きさよりも小さいと判断したときは、液体を前記ノズル外に押し出すように前記ポンプを作動して、前記ノズルの先端開口における前記液体の大きさが前記所定の大きさとなるよう制御する上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の分注装置。
(5) 前記ノズルの先端開口からの液体の突出部分の大きさは、前記画像処理された電子画像における前記液体が撮像された領域の画素数により計測される上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の分注装置。
(6) 液体を分注する分注装置であって、
先端開口から前記液体を吸入・吐出するノズルが装着可能な吸入吐出ヘッドと、
前記吸入吐出ヘッドに接続され、前記ノズルの先端開口において前記液体を吸入・吐出させるポンプと、
前記ノズルの先端開口付近の電子画像を撮像する電子撮像手段と、
前記電子画像を画像処理する画像処理手段と、
前記ポンプ、前記電子撮像手段および前記画像処理手段の作動を制御する制御手段とを備え、
前記液体を吸入した前記ノズルの先端開口付近に前記液体が付着しているとき、前記制御手段は、画像処理された前記電子画像に基づいて、前記ノズルの先端開口付近への液体の付着状態を認識して、該付着状態の異常を検出するよう制御することを特徴とする分注装置。
(7) 前記制御手段は、前記付着した液体の中心が前記ノズルの中心軸から偏心した位置にあるとき、前記付着状態が異常と判断する上記(6)に記載の分注装置。
(8) 前記制御手段は、前記付着した液体が前記ノズルの先端開口よりも基端側に付着しているとき、前記付着状態が異常と判断する上記(6)に記載の分注装置。
(9) 前記制御手段は、前記付着した液体の長さHと幅Wとの比H/Wを閾値と比較して、前記付着状態が異常と判断する上記(6)に記載の分注装置。
(10) 前記吸入吐出ヘッドを水平方向および/または鉛直方向へ移動する移動手段を備えている上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の分注装置。
(11) 前記ノズルの先端開口付近に照明光を照射する照明光照射手段を備えている上記(1)ないし(10)のいずれかに記載の分注装置。
本発明の分注装置によれば、ノズルの先端開口における液体の大きさを一定とすることができ、よって、高い分注精度で液体を分注することができる。
また、本発明では、ノズルの先端開口における液体の大きさを液垂れが生じ難い程度の大きさとすることができ、よって、ノズルの先端開口から液垂れが発生するのを防止することができる。
また、本発明では、ノズルの先端開口付近に付着した液体の付着状態の異常を検出することができる。
以下、本発明の分注装置を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の分注装置を示す斜視図、図2は、図1に示す分注装置における主要部を概略的に示すブロック図、図3は、ノズルの先端開口における液体の大きさを調整する制御を示すフローチャート、図4は、電子撮像手段により撮像されたノズルの先端付近の電子画像、図5は、図4における電子画像を画像処理したときの概要図、図6は、ノズルの先端開口に付着した液体の付着状態の異常を検出する制御を示すフローチャート、図7は、図1に示す分注装置のノズルの先端開口にへの液体の付着状態を示す図である。
なお、以下では、説明の都合上、水平な一方向(分注装置の左右方向)をx軸方向、x軸方向に対し垂直かつ水平な方向(分注装置の前後方向)をy軸方向、鉛直方向(上下方向)をz軸方向と言う。
図1に示す分注装置1は、その分注台16上にある試験管ラック100bに設置(配置)された複数の試験管(吐出用試験管)110bに検体液(液体)Rを分注するものである。
この検体液Rは、分注装置1の分注台16上にある試験管ラック100aに設置(配置)された複数の試験管(検体液入り試験管)110aに、予め充填されている。
図1に示すように、分注装置1は、ノズル300が装着可能な吸入吐出ヘッド3と、ノズル300の先端開口301において検体液Rを吸入・吐出させるポンプ(シリンジポンプ)7と、ノズル300の先端開口301付近の電子画像を撮像するCCD(Charge Coupled Device)カメラ(電子撮像手段)8と、電子画像を画像処理する画像処理手段9と、吸入吐出ヘッド3を移動する移動手段15と、ノズル300の先端開口301付近に照明光171を照射する照明光照射手段17と、各部の作動を制御する制御装置(制御手段)13とを備えている。以下、各部の構成について説明する。
図1に示すように、分注装置1には、吸入吐出ヘッド3(z軸アーム12)を支持するx軸アーム11が設置されている。x軸アーム11は、その長手方向がx軸方向となる姿勢で配置され、その両端部がそれぞれ分注装置1のy軸アーム14に支持されている。このy軸アーム14には、y軸方向移動手段5が設けられており、この作動により、x軸アーム11が分注装置1に対しy軸方向に移動する。
x軸アーム11には、x軸方向移動手段4が設けられており、この作動により、吸入吐出ヘッド3が分注装置1に対しx軸方向に移動する。
吸入吐出ヘッド3は、x軸方向移動手段4およびy軸方向移動手段5の作動の組み合わせにより、分注台16の上方の空間(作業空間)において、xy平面内(水平方向)で移動可能になっている。
吸入吐出ヘッド3は、z軸アーム12を介してx軸アーム11に支持されている。このz軸アーム12には、z軸方向移動手段6が設けられており、この作動により、吸入吐出ヘッド3がz軸方向(鉛直方向)に沿って移動する。
このように、移動手段15は、x軸方向移動手段4と、y軸方向移動手段5と、z軸方向移動手段6とで構成されている。このような構成の移動手段15の作動により、吸入吐出ヘッド3が水平方向および鉛直方向に移動することができ、よって、検体液Rを効率よく複数の試験管110bへ分注することができる。
図1に示すように、吸入吐出ヘッド3は、ノズル300が装着可能なノズル装着部32と有し、そのノズル装着部32の内部には、流体(検体液R)が通過可能な通気流路(通液流路)が形成されている。
ノズル300は、合成樹脂材料で構成された管状の部材(成形品)であり、好ましくは少なくともその先端側(下端側)の部分が先細りになっている。また、ノズル300は、半透明または透明である(光透過性を有している)のが好ましい。
このノズル300は、その基端開口部(上端開口部)に、ノズル装着部32の下端部を挿入して嵌合することにより、ノズル装着部32に着脱自在に装着される。
また、ノズル300は、分注台16の後方に設置されたノズルラック200に収納(配置)されており、吸入吐出ヘッド3(ノズル装着部32)がノズルラック200の上方に移動して、ノズル300がノズル装着部32に装着される(嵌合する)。
分注装置1の後部には、気体(流体)を吸入・吐出するポンプ7が設置されており、配管チューブ33を介して吸入吐出ヘッド3に接続されている。
このポンプ7作動、すなわち、ポンプ7のシリンジ71の移動により、配管チューブ33、ノズル装着部32およびノズル300の内部の圧力が変化(増減)し、よって、ノズル300の先端開口301において検体液Rを吸入・吐出させることができる。
図1に示すように、z軸アーム12には、CCDカメラ8がノズル300の先端開口301付近を撮像することができるよう配置(設置)されている。
また、z軸アーム12には、照明光照射手段17がノズル300を介してCCDカメラ8の反対側に設けられている。
この照明光照射手段17の作動により、照明光171がノズル300を介してCCDカメラ8へ照射され、よって、ノズル300の先端開口301付近の電子画像をより正確(鮮明)に撮像することができる。また、撮像された電子画像における背景(背景色)を一定とすることができる。
図2に示す画像処理手段(信号処理/計測回路)9は、CCDカメラ8により撮像された電子画像を画像処理(例えば、エッジ抽出等)して、ノズル300と、ノズル300の先端開口301における検体液Rとを抽出する。これにより、後述する検体液Rの大きさ(形状)を計測することができる。
制御装置13は、各部の作動、主に、ポンプ7、CCDカメラ8、画像処理手段9、移動手段15および照明光照射手段17の作動を制御するよう構成されている。
図2に示すように、制御装置13は、メイン制御部(CPU(Central Processing Unit))131と、比較演算回路132と、液面一定化信号発生回路133と、信号切換え回路134と、吸入・吐出量信号発生回路135と、ポンプドライバ136と、プログラムやデータ等を記憶(記録)する記憶部(図示せず)とを有している。
比較演算回路132は、メイン制御部131により設定(指定)された設定値と、画像処理手段9の作動による計測結果とを比較し、その比較した結果に対応した信号(制御量)137aを液面一定化信号発生回路133へ送信する。
液面一定化信号発生回路133は、信号137aに対応した信号137bを発生し、この信号137bを信号切換え回路134へ送信する。
信号切換え回路134は、メイン制御部131から発生した信号137cに基づいて、吸入・吐出量信号発生回路135から発生した信号137dと、液面一定化信号発生回路133からの信号137bとの切換えを行なう。
ポンプドライバ136は、液面一定化信号発生回路133からの信号137bに基づいて、ポンプ7のシリンジ71を移動する(変位させる)。この移動により、ノズル300の先端開口301における検体液Rの大きさ(形状)が変化する。
また、ノズル300の先端開口301から突出した検体液Rの大きさが一定であることは、ノズル300内の圧力を一定にすることとほぼ同じこととなり、すなわち、シリンジ71の動きによる検体液Rの突出量(排出量)が一定となり、よって、より高い分注精度を維持することができる。
さて、このような構成の分注装置1では、制御装置13が図3または図6に示すようなフローチャートに基づいた制御を行なう。以下、これら2つのフローチャートのそれぞれに基づいた制御について説明する。
[制御1] 図3に示すフローチャートに基づく制御
まず、ノズル300が試験管110a内の検体液Rを吸入する以前のノズル300の電子画像をCCDカメラ8により撮像し(S101)、この電子画像のデータを制御装置13の記憶部に記憶させる。
また、制御装置13の記憶部には、ノズル300の先端開口301における好ましい大きさ(所定の大きさ)の検体液Rの電子画像(図4中の(b)参照)のデータが予め記憶(設定)されている。以下、この設定されたデータを「設定値」という。
次に、制御装置13は、ポンプ7を作動させて、ノズル300に試験管110a内の検体液Rを吸入させる。
次に、吸入・吐出ヘッド3(ノズル300)を検体液Rを吐出する試験管110bの上方へ移動し、検体液Rの吐出準備を行なう。このとき、CCDカメラ8を作動させて、ノズル300の先端開口301付近の電子画像を撮像する。
次に、画像処理手段9の作動により、前記撮像した電子画像を画像処理して、ノズル300およびノズル300の先端開口301における(突出した)検体液Rを抽出する(S102)。
次に、S101における電子画像、すなわち、制御装置13の記憶部に記憶させた電子画像と、S102における電子画像とを比較する(S103)。
次に、この比較結果(2つの電子画像同士の比較)に基づき、先端開口301における(突出した)検体液Rを抽出して(S104)、この抽出した(突出した)検体液Rの大きさを計測する(S105)。
次に、比較演算回路132の作動により、設定値と前記計測した検体液Rの大きさとの差(図3中のD)を算出する(S106)。
次に、差Dが正、すなわち、S102における検体液Rの大きさが設定値(所定の大きさ)よりも小さい(図4中の(a)参照)か否かを判断する(S107)。
S107において差Dが正と判断されたら、ポンプ7のシリンジ71の移動量を算出する(S108)。
次に、この算出結果に基づいて、前記吸入した検体液Rをノズル300外に押し出す(図4中の(a)における矢印方向)ようにポンプ7を作動し(S111)、検体液Rの大きさが設定値となるよう制御(調整)する。
一方、S109において差Dが負、すなわち、S102における検体液Rの大きさが設定値(所定の大きさ)よりも大きい(図4中の(c)参照)と判断されたら、S108と同様に、ポンプ7のシリンジ71の移動量を算出する(S110)。
次に、この算出結果に基づいて、前記吸入した検体液Rをノズル300内に引き込む(図4中の(c)における矢印方向)ようにポンプ7を作動し(S111)、検体液Rの大きさが設定値となるよう制御(調整)する。
なお、S102の電子画像において、図4に示すような突出した検体液Rが撮像されていない、すなわち、検体液Rがノズル300の先端開口301よりも基端側にあるときには、差Dが正であるものとして制御を行なう。
また、設定値としては、特に限定されないが、例えば、先端開口301の直径が1mmであるときには、検体液Rの突出量(図4中の(b)におけるhの長さ)が0.1mm以上2mm未満であるのが好ましく、0.2〜0.4mmであるのがより好ましい。
また、分注装置1では、設定値を検体液Rの種類(性質)によって適宜設定することができる。これにより、より高い分注精度の分注を行なうことができる。
また、S105における検体液Rの大きさの計測には、画像処理手段9の作動によって画像処理された電子画像における検体液Rの領域の画素数が用いられる。
ノズル300の先端開口301において突出した検体液Rの電子画像を画像処理手段9の作動によって画像処理すると、例えば、図5に示すような電子画像が得られる。この電子画像では、検体液Rの領域の画素数が90画素であり、この画素数を検体液Rの大きさとする。
このように画素数を用いることにより、検体液Rの大きさをより正確に計測することができる。
以上のような制御により、ノズル300の先端開口301から突出した部分の検体液Rの大きさを一定とする、すなわち、ノズル300の先端開口301における検体液Rが突出した突出量を一定とすることができ、よって、高い分注精度で検体液Rを分注することができる。
また、ノズル300の先端開口301における検体液Rの大きさを液垂れが生じ難い程度の大きさとすることができ、よって、ノズル300の先端開口301から液垂れが発生するのを防止することができる。
また、本発明は、分注時間(吸入・吐出ヘッド3の移動時間)、環境(例えば、温度や湿度等)、検体液Rの性質(例えば、粘性や温度等)のような分注条件に影響され易い分注に対しても有効である。
また、本発明は、S108におけるポンプ7のシリンジ71の移動量により、検体液Rの種類(性質)によって異なるノズル300の先端開口301での表面張力を比較することもできる。
[制御2] 図6に示すフローチャートに基づく制御
まず、ノズル300が試験管110a内の検体液Rを吸入する以前のノズル300の電子画像をCCDカメラ8により撮像する(S201)。
次に、画像処理手段9を作動させて、この撮像された電子画像を画像処理し、ノズル300を抽出する(S202)。
次に、この抽出したノズル300におけるデータ(形状に関するデータ)を制御装置13の記憶部に記憶させる(S203)。
次に、制御装置13は、ポンプ7を作動させて、ノズル300に試験管110a内の検体液Rを吸入させる。
次に、吸入・吐出ヘッド3(ノズル300)を検体液Rを吐出する試験管110bの上方へ移動し、検体液Rの吐出準備を行なう。このとき、CCDカメラ8を作動させて、ノズル300の先端開口301付近の電子画像を撮像する(S204)。
次に、画像処理手段9の作動により、前記撮像した電子画像を画像処理して、ノズル300およびノズル300の先端開口301における(突出した)検体液Rを抽出し(S205)、さらに、先端開口301における検体液Rを抽出する(S206)。
次に、抽出された検体液Rの電子画像に基づいて、先端開口301付近に付着した検体液Rの付着状態(形状)を認識(計測)する(S207)。
次に、この付着した検体液Rの付着状態が異常であるか否かを判断する(S208)。
S208において異常と判断されたら(検出したら)、この異常を報知する異常アラームを発生させる(S209)。
一方、S208において正常と判断されたら、前記制御1と同様に、このときの検体液Rの大きさと設定値とを比較して、ポンプ7のシリンジ71の移動量(制御量)を算出する(S210)。そして、この移動量に基づき、ポンプ7を作動させる(S211)とともに、CCDカメラ8を作動させて、ノズル300の先端開口301付近の電子画像を撮像する(S204)。
また、S208における検体液Rの付着状態が異常であると判断する付着状態としては、例えば、図7中の(a)〜(c)に示すような付着状態が挙げられる。
まず、図7中の(a)に示す付着状態では、検体液Rの吸入・吐出時に先端開口301から入った空気よる空気玉R2が外周の一部に付着している、すなわち、付着した検体液Rの中心R1がノズル300の中心軸302から偏心した位置にある。
このとき、画像処理手段9の作動により、検体液Rの中心R1およびノズル300の中心軸302を抽出して、制御装置13が検体液Rの中心R1がノズル300の中心軸302から偏心していると認識したとき、付着状態が異常と判断される。
次に、図7中の(b)に示す付着状態では、検体液R(液玉)がノズル300の先端部(先端開口301付近)を覆うように付着している、すなわち、付着した検体液Rの一部がノズル300の先端開口301よりも基端側(上方)に付着している。
このとき、画像処理手段9の作動により、先端開口301よりも基端側(上方)に付着している検体液R(図7(b)中のMで示す範囲)の大きさを検出し、この大きさが一定(例えば、制御装置13の記憶部に予め記憶されている大きさに関するデータ)以上の大きさと認識したとき、付着状態が異常と判断される。
次に、図7中の(c)に示す付着状態では、検体液Rが先端開口301から糸引き状態で突出している、すなわち、付着した検体液Rの長さ(図7(c)中のHで示す長さ)と幅(図7(c)中のWで示す長さ)との比H/Wが閾値の範囲から外れている。
このとき、画像処理手段9の作動により、長さHおよび幅Wを計測し、これらの比H/Wが閾値(例えば、制御装置13の記憶部に予め記憶されている比H/Wに関するデータ)の範囲から外れていると認識したとき、付着状態が異常と判断される。なお、このときの閾値の範囲としては、2以上であるのが好ましい。
このように検体液Rの付着状態を認識することにより、付着状態の異常をより正確に検出することができる。
また、S209において異常アラームが発生した場合には、例えば、ノズル300を交換したり、分注動作(分注装置1の作動)を停止したりしてもよい。
以上のような制御により、ノズル300の先端開口301付近に付着した検体液Rの付着状態の異常を検出することができる。
以上、本発明の分注装置を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、分注装置を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、ノズルは、吸入吐出ヘッドに対して装着可能であるのに限定されず、吸入吐出ヘッドに固定(設置)されていてもよい。
また、移動手段の構成は、特に限定されず、例えば、モータ、プーリおよびベルト(タイミングベルト)を有する構成であってもよいし、モータ、リニアガイドおよびボールネジを有する構成であってもよい。
また、移動手段は、吸入吐出ヘッドを分注装置(吐出用試験管)に対して移動させて、吐出用試験管に分注を行なうよう構成されているのに限定されず、例えば、吐出用試験管を吸入吐出ヘッドに対して移動させて、吐出用試験管に分注を行なうよう構成されていてもよい。
また、ポンプは、シリンジポンプであるのに限定されず、例えば、歯車ポンプ等であってもよい。
また、ノズルにおける検体液の吸入・吐出は、1つのポンプで行なわれるのに限定されず、吸入用ポンプおよび吐出用ポンプのそれぞれに行なわれるよう構成されていても良い。
また、電子撮像手段としては、CCDカメラ(電子カメラ)に限定されず、例えば、発光素子および受光素子を備えた光学式センサ等を用いてもよい。
本発明の分注装置を示す斜視図である。 図1に示す分注装置における主要部を概略的に示すブロック図である。 ノズルの先端開口における液体の大きさを調整する制御を示すフローチャートである。 電子撮像手段により撮像されたノズルの先端付近の電子画像である。 図4における電子画像を画像処理したときの概要図である。 ノズルの先端開口に付着した液体の付着状態の異常を検出する制御を示すフローチャートである。 図1に示す分注装置のノズルの先端開口への液体の付着状態を示す図である。
符号の説明
1 分注装置
11 x軸アーム
12 z軸アーム
13 制御装置
131 メイン制御部
132 比較演算回路
133 液面一定化信号発生回路
134 信号切換え回路
135 吸入・吐出量信号発生回路
136 ポンプドライバ
137a、137b、137c、137d 信号
14 y軸アーム
15 移動手段
16 分注台
17 照明光照射手段
171 照明光
3 吸入吐出ヘッド
32 ノズル装着部
33 配管チューブ
4 x軸方向移動手段
5 y軸方向移動手段
6 z軸方向移動手段
7 ポンプ
71 シリンジ
8 CCDカメラ
9 画像処理手段
100a、100b 試験管ラック
110a、110b 試験管
200 ノズルラック
300 ノズル
301 先端開口
302 中心軸
R 検体液
R1 中心
R2 空気玉
S101〜S111、S201〜S211 ステップ

Claims (11)

  1. 液体を分注する分注装置であって、
    先端開口から前記液体を吸入・吐出するノズルが装着可能な吸入吐出ヘッドと、
    前記吸入吐出ヘッドに接続され、前記ノズルの先端開口において前記液体を吸入・吐出させるポンプと、
    前記ノズルの先端開口付近の電子画像を撮像する電子撮像手段と、
    前記ノズルの先端開口付近の電子画像を画像処理する画像処理手段と、
    前記ポンプ、前記電子撮像手段および前記画像処理手段の作動を制御する制御手段とを備え、
    前記ノズルが前記液体を吸入した際、前記制御手段は、画像処理された前記電子画像に基づいて、前記ポンプの作動を制御することにより、前記ノズルの先端開口から突出した部分の液体の大きさを調整することを特徴とする分注装置。
  2. 液体を分注する分注装置であって、
    先端開口から前記液体を吸入・吐出するノズルが設置された吸入吐出ヘッドと、
    前記吸入吐出ヘッドに接続され、前記ノズルの先端開口において前記液体を吸入・吐出させるポンプと、
    前記ノズルの先端開口付近を撮像する電子撮像手段と、
    前記ノズルの先端開口付近の電子画像を画像処理する画像処理手段と、
    前記ポンプ、前記電子撮像手段および前記画像処理手段の作動を制御する制御手段とを備え、
    前記ノズルが前記液体を吸入した際、前記制御手段は、画像処理された前記電子画像に基づいて、前記ポンプの作動を制御することにより、前記ノズルの先端開口から突出した部分の液体の大きさを調整することを特徴とする分注装置。
  3. 前記画像処理された画像に基づいて、前記ノズルの先端開口からの液体の突出部分の大きさを調整するとき、前記制御手段は、前記突出部分の大きさが所定の大きさよりも大きいと判断したときは、液体を前記ノズル内に引き込むように前記ポンプを作動して、前記ノズルの先端開口における前記液体の大きさが前記所定の大きさとなるよう制御する請求項1または2に記載の分注装置。
  4. 前記画像処理された画像に基づいて、前記ノズルの先端開口からの液体の突出部分の大きさを調整するとき、前記制御手段は、前記突出部分の大きさが所定の大きさよりも小さいと判断したときは、液体を前記ノズル外に押し出すように前記ポンプを作動して、前記ノズルの先端開口における前記液体の大きさが前記所定の大きさとなるよう制御する請求項1ないし3のいずれかに記載の分注装置。
  5. 前記ノズルの先端開口からの液体の突出部分の大きさは、前記画像処理された電子画像における前記液体が撮像された領域の画素数により計測される請求項1ないし4のいずれかに記載の分注装置。
  6. 液体を分注する分注装置であって、
    先端開口から前記液体を吸入・吐出するノズルが装着可能な吸入吐出ヘッドと、
    前記吸入吐出ヘッドに接続され、前記ノズルの先端開口において前記液体を吸入・吐出させるポンプと、
    前記ノズルの先端開口付近の電子画像を撮像する電子撮像手段と、
    前記電子画像を画像処理する画像処理手段と、
    前記ポンプ、前記電子撮像手段および前記画像処理手段の作動を制御する制御手段とを備え、
    前記液体を吸入した前記ノズルの先端開口付近に前記液体が付着しているとき、前記制御手段は、画像処理された前記電子画像に基づいて、前記ノズルの先端開口付近への液体の付着状態を認識して、該付着状態の異常を検出するよう制御することを特徴とする分注装置。
  7. 前記制御手段は、前記付着した液体の中心が前記ノズルの中心軸から偏心した位置にあるとき、前記付着状態が異常と判断する請求項6に記載の分注装置。
  8. 前記制御手段は、前記付着した液体が前記ノズルの先端開口よりも基端側に付着しているとき、前記付着状態が異常と判断する請求項6に記載の分注装置。
  9. 前記制御手段は、前記付着した液体の長さHと幅Wとの比H/Wを閾値と比較して、前記付着状態が異常と判断する請求項6に記載の分注装置。
  10. 前記吸入吐出ヘッドを水平方向および/または鉛直方向へ移動する移動手段を備えている請求項1ないし9のいずれかに記載の分注装置。
  11. 前記ノズルの先端開口付近に照明光を照射する照明光照射手段を備えている請求項1ないし10のいずれかに記載の分注装置。
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