JP2005225443A - 車両のリヤゲート駆動制御装置 - Google Patents

車両のリヤゲート駆動制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005225443A
JP2005225443A JP2004038688A JP2004038688A JP2005225443A JP 2005225443 A JP2005225443 A JP 2005225443A JP 2004038688 A JP2004038688 A JP 2004038688A JP 2004038688 A JP2004038688 A JP 2004038688A JP 2005225443 A JP2005225443 A JP 2005225443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rear gate
vehicle
detection operation
door
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004038688A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Hanamata
健一 花又
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP2004038688A priority Critical patent/JP2005225443A/ja
Publication of JP2005225443A publication Critical patent/JP2005225443A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

【課題】利便性を損なうことなく、不本意にスイッチ操作がなされた場合のリヤゲートの開動作を阻止することのできる車両のリヤゲート駆動装置を提供する。
【解決手段】車両の車速を検出する車速センサ26と、リヤゲート12とは異なる複数のドア27〜30の開状態を検出する各ドアスイッチ22〜25と、車速センサ26及び各ドアスイッチ22〜25からの検出値が入力される制御ユニット13とを備えるようにする。制御ユニット13は、車両の車速が予め設定された設定車速を超えると、リヤゲートオープンスイッチ操作を無効とすると共に、車両が停止状態、且つ複数のドア27〜30のうち少なくともいずれか1つか1度開状態になった場合には、リヤゲートオープンスイッチ操作の無効を解除するように予め設定する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、車両のリヤゲート駆動制御装置に関するものである。
スイッチ操作により容易にリヤゲート(バックドアとも言う)を開けることができるように構成されたリヤゲート駆動制御装置がある。
このようなリヤゲート駆動制御装置は、キーレスロックユニット、集中ドアロック及び車速センサからの出力信号や検出値に基づいて運転席ドアがアンロック状態、且つ車速が零の状態にあれば、車体後部のリヤゲートに配設されたリヤゲートオープンスイッチ、インストルメントパネルのスイッチ、或いはキーレスリモコンスイッチのいずれかのスイッチ操作がなされると、アクチュエータを作動させてリヤゲートを自動的に開けるように構成されている。
そのため、上記した従来のリヤゲート駆動制御装置にあっては、運転席ドアをドアロックせずに運転し、車両を停止させている間に、例えば、後突されてリヤゲートオープンスイッチが押圧操作されたり、乗員以外の者がリヤゲートオープンスイッチを操作すると、リヤゲートが開いてしまうという虞があった。
そして、後突時にリヤゲートが開いてしまうと、リヤゲート開口から荷物等が車外に投げ出されてしまう虞があり、後突時における安全対策が損なわれてしまうことになる。また、乗員以外の者にリヤゲートを開けられてしまうと、荷物が盗難される虞がある。
そこで、本発明は、上記した従来の車両のリヤゲート駆動制御装置が有している問題点を解決するためになされたものであって、利便性を損なうことなく、不本意にスイッチ操作がなされた場合のリヤゲートの開動作を阻止することのできる車両のリヤゲート駆動制御装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するために、予め設定された検知操作がなされるとリヤゲートを開動作する車両のリヤゲート駆動制御装置において、
前記車両の車速を検出する車速検出手段と、
前記リヤゲートとは異なる複数のドアの開状態を検出するドア検出手段と、
前記車速検出手段及び前記ドア検出手段からの検出値に基づいて、前記車両の車速が予め設定された設定車速を超えると、前記検知操作を無効とすると共に、前記車両が停止状態になっても前記検知操作の無効を継続し、且つ前記車両が停止状態で前記複数のドアのうち少なくともいずれか1つが開状態になった場合に、前記検知操作の無効を解除する制御手段とを有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記制御手段は、前記リヤゲート及び前記複数のドアを一括してロック状態とするロック操作手段からの出力信号が入力され、前記ロック操作手段からの出力信号に基づいて、前記検知操作の無効を解除するか否かを判断し、前記リヤゲートがロック状態にあっては、前記検知操作の無効を維持することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記制御手段は、前記リヤゲート及び前記複数のドアを一括してアンロック状態とするアンロック操作手段からの出力信号が入力され、前記アンロック操作手段からの出力信号に基づいて、前記検知操作の無効を解除するか否かを判断し、前記リヤゲートがアンロック状態にあっては、前記検知操作の無効を解除することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、上記目的を達成するために、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の構成に加えて、前記制御手段は、前記検知操作の無効の解除を告知する告知手段を有していることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、上記目的を達成するために、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の構成に加えて、前記検知操作は、車両後部に配設されたリヤゲートオープンスイッチによって行うことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、車速が設定速度を超えると、制御手段は、検知操作を無効とする。そして、この検知操作の無効は、車両が停止状態に至り、且つ複数のドアのうち少なくともいずれか1つが開状態に1度なった場合に解除される。これにより、走行中に車両を停車させても、ドアを1度開状態にしなければ、検知操作がなされてもリヤゲートは開かない。従って、乗員以外の者が勝手にリヤゲートを開けることはできなくなり、不本意に検知操作がなされた場合のリヤゲートの開動作を阻止することができる。しかも、乗員がリヤゲートを開けて荷物を取り出す場合には、停止した車両からドアを開けて降車する必要があるので、利便性が損なわれることはなく、ユーザに不便さを感じさせることはない。
さらに、検知操作を無効とする構成であるから、検知操作が行われる毎にリヤゲートをロック、アンロックするリヤゲートロックアクチュエータが動作することはない。従って、動作音は一切せず、車内快適性を向上させることができる。また、リヤゲートロックアクチュエータの劣化を防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、リヤゲート及び複数のドアを予めロック状態にしておけば、走行中に車両を停車させて運転席ドアを除いた複数のドアのうちいずれか1つ、または運転席ドアを含む複数のドアのうちいずれか1つを開状態にしても、検知操作の無効が維持される。これにより、請求項1に記載の発明の作用効果に加えて、意図的にリヤゲートをロック状態にしておきたいという運転者の意志を最優先することができる。また、リヤゲートの使い勝手の向上を図ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、リヤゲートをアンロック状態にすると、検知操作の無効が解除される。これにより、請求項1に記載の発明の作用効果に加えて、検知操作の無効を容易に解除することができるので、リヤゲートの使い勝手のさらなる向上を図ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、検知操作の無効を解除したことが告知手段によって告知される。これにより、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の作用効果に加えて、検知操作の無効解除を容易に確認することができるので、使い勝手を更に向上させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、車両を停止させている間に、後突されてリヤゲートオープンスイッチが押圧操作されたり、乗員以外の者がリヤゲートオープンスイッチをスイッチ操作しても、リヤゲートが開くことはない。これにより、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の作用効果に加えて、後突時におけるリヤゲートの開動作を防止することができる。従って、後突時にリヤゲートが開いて、荷物等が車外に投げ出されてしまうことはなく、後突時における安全対策が損なわれることはない。また、後部荷室に積んだ荷物の盗難を防止することができる。
これらの結果、利便性を損なうことなく、不本意にスイッチ操作がなされた場合のリヤゲートの開動作を阻止することのできる車両のリヤゲート駆動制御装置を提供することができる。
車両の走行状態及び各ドアの開閉状態に応じて、リヤゲートオープンスイッチの無効、無効解除(有効)を適宜切り換えることにより、ユーザにとって使い勝手の良いリヤゲート駆動制御装置を実現した。
以下、本発明の1実施例を図面を用いて説明する。図1は、本リヤゲート駆動制御装置の概略を説明するためのブロック図である。
まず、本リヤゲート駆動制御装置について説明する。図1に示されるように、本リヤゲート駆動制御装置10は、予め設定された検知操作としてのスイッチ操作がなされると、リヤゲートオープンアクチュエータ11を動作させてリヤゲート12を開ける制御手段としての制御ユニット13を有している。この制御ユニット13には、CPU、ROM、RAM等を有したリヤゲートオープンアクチュエータ制御回路(以下、制御回路という)14が設けられており、常時バッテリ16から電源が供給されるようになっている。
この制御回路14の入力ポートには、キーレスロックユニット17、集中ドアロック・アンロックスイッチ18、リヤゲートオープンスイッチ19、ドア検出手段としての運転席ドアスイッチ22、助手席ドアスイッチ23、後部左席ドアスイッチ24及び後部右席ドアスイッチ25、車速検出手段としての車速センサ26、イグニッションキースイッチ15が接続されている。
キーレスロックユニット17は、キーレスリモコンスイッチ(図示せず)のスイッチ操作の出力信号により、運転席ドア27、助手席ドア28、後部左右席ドア29,30のドアロックアクチュエータ(図示せず)に連動してリヤゲートロックアクチュエータ(図示せず)を作動させて、リヤゲート12をロック、アンロックするロック、アンロック操作手段の1つである。そのため、制御回路14には、キーレスロックユニット17から出力されたリヤゲートロック信号、或いはリヤゲートアンロック信号が入力される。
集中ドアロック・アンロックスイッチ18は、運転席ドア27付近に配設されており、この集中ドアロック・アンロックスイッチ18のスイッチ操作に応じて各ドア27〜30に連動してリヤゲート12をロック、アンロックするロック、アンロック操作手段の1つである。そのため、制御回路14には、集中ドアロック・アンロックスイッチ18から出力されたリヤゲートロック信号、或いはリヤゲートアンロック信号が入力される。
リヤゲートオープンスイッチ19は、予め設定された検知操作としてのスイッチ操作がなされるように、車体後部のリヤゲート12に配設されているものである。そして、このリヤゲートオープンスイッチ19のスイッチ操作がなされると、制御回路14には、リヤゲート12を開動作させるためのリヤゲート開信号が入力される。
運転席ドアスイッチ22は、運転席ドア27付近に配設されているものであって、運転席ドア27が開けられた状態でオン、閉じられた状態でオフとなるスイッチである。そして、運転席ドア27が開けられると、制御回路14には、運転席ドアスイッチ22から運転席ドア開信号が入力される。
また、助手席ドアスイッチ23は、助手席ドア28付近に配設されており、助手席ドア28が開けられた状態でオン、閉じられた状態でオフとなるスイッチである。そして、助手席ドア28が開けられると、制御回路14には、助手席ドアスイッチ23から助手席ドア開信号が入力される。
後部左席ドアスイッチ24及び後部右席ドアスイッチ25は、それぞれ後部左右席ドア29,30付近に配設されており、後部左右席ドア29,30が開けられた状態でオン、閉じられた状態でオフとなるスイッチである。そのため、制御回路14には、後部左席ドア29が開けられると後部左席ドアスイッチ24から後部ドア開信号、また、後部右席ドア30が開けられると後部右席ドアスイッチ25から後部ドア開信号が入力される。
一方、制御回路14の出力ポートには、リヤゲートオープンアクチュエータ11とランプ31とが接続されている。
リヤゲートオープンアクチュエータ11は、リヤゲート12廻りに配設されたリヤゲート駆動装置である。このリヤゲートオープンアクチュエータ11は、制御回路14から出力される制御信号に基づいて閉状態にあるリヤゲート12を開動作するように構成されている。
ランプ31は、告知手段としてメータパネル内等に配設されるものであり、制御回路14からの制御信号によりリヤゲート12の開動作を可能とする状態で点灯するように構成されている。なお、告知手段は、ランプ31に限られたものではなく、警告音等を用いることもできる。
そして、制御回路14は、車速センサ26、運転席ドアスイッチ22、助手席ドアスイッチ23、後部左右席ドアスイッチ24,25からの出力信号に基づいて、車速が予め設定された設定車速、例えば3km/hを超えると、それ以後(つまり、車速が設定車速を超えた時点以降のこと)に行われるリヤゲートオープンスイッチ操作を無効とするように予め設定されている。すなわち、リヤゲートオープンスイッチ19から出力されるリヤゲート開信号を無効として、リヤゲートオープンアクチュエータ11に対して制御信号を出力しないように予め設定されている。
さらに、この制御回路14は、リヤゲートオープンスイッチ19のスイッチ操作を無効としている状態にあっては、車両が停止状態、且つ各席ドア27〜30のうち少なくともいずれか1つが1度開状態(すなわち、閉状態とは異なる状態のことであり、開状態には、半ドア状態も含まれる)になった場合に、リヤゲートオープンスイッチ操作の無効を解除するように予め設定されている。
さらにまた、この制御回路14は、キーレスロックユニット17、集中ドアロック・アンロックスイッチ18からのリヤゲートロック信号、リヤゲートアンロック信号に基づいて、リヤゲートオープンスイッチ操作の無効を解除するか否かを判断する。そして、運転席ドア27を除くドア28〜30が開かれた際に、リヤゲート12がロック状態にあっては、リヤゲートオープンスイッチ操作の無効を維持するように予め設定されている。
これに対し、リヤゲート12がアンロック状態にあっては、リヤゲートオープンスイッチ操作の無効を解除するように予め設定されている。
さらに、この制御回路14は、リヤゲートオープンスイッチ操作の無効を解除した状態にあっては、ランプ31を点灯させて乗員に告知するように予め設定されている。また、イグニションキースイッチ15をオフ(エンジン停止)すると、リヤゲート12がアンロック(リヤゲートロック信号が入力されていない)状態であれば、ドア開を検知しなくても、リヤゲートオープンスイッチ操作の無効をリセットするように予め設定されている。そして、上述したこれらの設定は、制御回路14のROMにリヤゲートオープンアクチュエータ制御プログラムとして予め記憶格納されている。
次に、本リヤゲート駆動制御装置10の制御ユニット13で行われるリヤゲートオープンアクチュエータ制御を図2,3を用いて説明する。図2,3は、本リヤゲート駆動制御装置の制御ユニットで行われるリヤゲートオープンアクチュエータ制御のフローチャートである。
先ず、電源が投入されると、制御ユニット13の初期化が開始され、予め制御回路14のROMに記憶格納されているリヤゲートオープンアクチュエータ制御プログラムがCPUに読み込まれる。そして、その制御プログラムが開始されると、ステップ10では、キーレスロックユニット17、各種スイッチ18〜25及び車速センサ26からの出力信号及び検出値の読み込みが開始される。
そして、次のステップ11では、キーレスロックユニット17、集中ドアロック・アンロックスイッチ18からのリヤゲートロック信号から、リヤゲート12がアンロック状態にあるか否かが判断される。そして、リヤゲート12がアンロック状態と判断されたとき、ステップ14に移行する。また、これに対し、リヤゲート12がロック状態であると判断されたとき、ステップ14に移行する。
ステップ12では、リヤゲートオープンスイッチ操作の無効が設定される。そして、次のステップ13に移行して、メータ内の乗員告知用ランプ31が点灯中であるか否かが判断される。点灯中であれば、ステップ14に移行してランプ31を消灯し、ステップ11にリターンされ、またランプ31が点灯中でなければ、そのままステップ11にリターンされ、リヤゲート12がアンロックと判断されるまで、リヤゲートオープンスイッチ操作の無効が維持される。
ステップ15では、車速センサ26からの検出値に基づいて、車両が設定速度を超えたか否かが判断される。そして、車両が予め設定された設定速度を超えたと判断すると次のステップ16に移行し、リヤゲートオープンスイッチ操作の無効が設定される。また、これに対し、車両が設定速度を超えていないと判断すると、ステップ24に移行する。
ステップ17では、車速センサ26からの検出値に基づいて、車両が停止したか否かが判断される。このステップ17で車両が停止していると判断すると、ステップ20に移行してリヤゲートオープンスイッチ無効解除判断が開始され、次のステップ21に移行する。また、車両が停止していない場合には、ステップ18に移行し、メータ内の乗員告知用ランプ31が点灯中であるか否かを判断し、点灯中であれば、ステップ19に移行してランプ31を消灯してステップ16にリターンされ、また点灯中でなければ、そのままステップ16にリターンされ、リヤゲートオープンスイッチ操作の無効が維持される。
ステップ21では、キーレスロックユニット17、集中ドアロック・アンロックスイッチ18からのリヤゲートロック信号から、リヤゲート12がアンロック状態にあるか否かが判断される。そして、リヤゲート12がアンロック状態と判断されたとき、ステップ22に移行する。また、これに対し、リヤゲート12がロック状態であると判断されると、ステップ12に移行する。
ステップ22では、イグニッションスイッチ15がオフ状態にあるか否かが判断される。そして、イグニションスイッチ15がオン状態であると判断されると、ステップ23に移行する。また、これに対し、イグニションスイッチ15がオフ状態であると判断されると、ステップ24に移行する。
ステップ23では、運転席ドアスイッチ22、助手席ドアスイッチ23、後部左右席ドアスイッチ24、25からの検出値に基づいて、各ドア22〜25のうち少なくとも1つのドアが開いたか否かが判断される。ここで、ドアが開かれたと判断すると、ステップ24に移行する。また、ドアが開かれない場合には、ステップ17にリターンされる。
ステップ24では、リヤゲートオープンスイッチの操作が無効中であるか否かが判断される。無効中であると判断されると、ステップ25に移行し、リヤゲートオープンスイッチ操作の無効を解除する。さらにステップ26に移行し、リヤゲートオープンスイッチ操作の無効が解除されたことをメータ内のランプ31を点灯させて乗員に告知し、ステップ27に移行する。無効中ではないと判断されると、ステップ27に移行する。
ステップ27では、リヤゲートオープンスイッチ19からのリヤゲート開信号が入力されたか否かが判断される。ここで、リヤゲートオープンスイッチ19のスイッチ操作があった場合は、ステップ28に移行し、リヤゲート12の開動作を実施する。
一方、リヤゲートオープンスイッチ操作がない場合には、ステップ17にリターンされる。
上述したように、制御ユニット13の制御回路14は、車両が一旦走り出して車速が設定速度を超えると、リヤゲートオープンスイッチ操作を無効とする。そして、このリヤゲートオープンスイッチ操作の無効は、車両を停止させ、且つ各席ドア22〜25のうち少なくともいずれか1つを1度開けた場合にのみ解除される。これにより、走行中に車両を停車させても、いずれかのドアを開状態に1度しなければ、リヤゲートオープンスイッチ操作がなされてもリヤゲート12は開かない。従って、乗員以外の者が勝手にリヤゲート12を開けることはできなくなり、不本意にリヤゲートオープンスイッチ操作がなされた場合のリヤゲート12の開動作が阻止される。
しかも、乗員がリヤゲート12を開けて荷物を取り出す場合には、停車させた車両からドアを開けて降車する必要があるので、利便性が損なわれることはなく、ユーザに不便さを感じさせることはない。また、リヤゲートオープンスイッチ操作そのものを無効とする構成であるから、スイッチ操作が行われる毎にリヤゲート12をロック、アンロックするリヤゲートオープンアクチュエータ11は動作しない。従って、動作音は一切せず、車内快適性が向上するうえに、リヤゲートオープンアクチュエータ11の劣化が防止される。
また、リヤゲート12及び複数のドア27〜30を予めロック状態にしておけば、走行中に車両を停車させて運転席ドア27を除いた複数のドア28〜30のうちいずれか1つが1度開状態になっても、リヤゲートオープンスイッチ操作の無効が維持される。このため、意図的にリヤゲート12をロック状態にしておきたいという運転者の意志が最優先されると共に、リヤゲート12の使い勝手の向上が図られる。そして、リヤゲート12及び複数のドア27〜30を一括してアンロック状態にすると、リヤゲートオープンスイッチ操作の無効が解除される。このため、リヤゲートオープンスイッチ操作の無効を容易に解除することができるので、リヤゲート12の使い勝手がさらに向上する。
さらにまた、車両を停止させている間に、ドア開操作がなければ後突されてリヤゲートオープンスイッチ19が押圧操作されてもリヤゲート12が開くことはない。これにより、後突時におけるリヤゲート12の開動作を防止することができる。従って、後突時にリヤゲート12が開いて、荷物等が車外に投げ出されてしまうことはなく、後突時における安全対策が損なわれることはない。また、後部荷室に積んだ荷物の盗難が防止される。
なお、本発明は、リヤゲート(バックドア)のみに適用されるものではなく、例えば、トランクリッド、オートスライドドア等にも適用することができる。
本リヤゲート駆動制御装置の概略を説明するためのブロック図である。 本リヤゲート駆動制御装置の制御ユニットで行われるリヤゲートオープンアクチュエータ制御のフローチャートである。 図2の制御フローの続きを示したフローチャートである。
符号の説明
10 リヤゲート駆動制御装置
12 リヤゲート
13 制御ユニット(制御手段)
14 リヤゲートオープンアクチュエータ制御回路
17 キーレスロックユニット(ロック、アンロック操作手段)
18 集中ドアロック・アンロックスイッチ(ロック、アンロック操作手段)
19 リヤゲートオープンスイッチ
22 運転席ドアスイッチ(ドア検出手段)
23 助手席ドアスイッチ(ドア検出手段)
24 後部左席ドアスイッチ(ドア検出手段)
25 後部右席ドアスイッチ(ドア検出手段)
26 車速センサ(車速検出手段)
31 ランプ(告知手段)

Claims (5)

  1. 予め設定された検知操作がなされるとリヤゲートを開動作する車両のリヤゲート駆動制御装置において、
    前記車両の車速を検出する車速検出手段と、
    前記リヤゲートとは異なる複数のドアの開状態を検出するドア検出手段と、
    前記車速検出手段及び前記ドア検出手段からの検出値に基づいて、前記車両の車速が予め設定された設定車速を超えると、前記検知操作を無効とすると共に、前記車両が走行状態から停止状態になっても前記検知操作の無効は継続し、且つ前記車両が停止状態で前記複数のドアのうち少なくともいずれか1つが開状態になった場合に、前記検知操作の無効を解除する制御手段とを有することを特徴とする車両のリヤゲート駆動制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記リヤゲート及び前記複数のドアを一括してロック状態とするロック操作手段からの出力信号が入力され、前記ロック操作手段からの出力信号に基づいて、前記検知操作の無効を解除するか否かを判断し、前記リヤゲートがロック状態にあっては、前記検知操作の無効を維持することを特徴とする請求項1に記載の車両のリヤゲート駆動制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記リヤゲート及び前記複数のドアを一括してアンロック状態とするアンロック操作手段からの出力信号が入力され、前記アンロック操作手段からの出力信号に基づいて、前記検知操作の無効を解除するか否かを判断し、前記リヤゲート及び前記運転席ドアがアンロック状態にあっては、前記検知操作の無効を解除することを特徴とする請求項1に記載の車両のリヤゲート駆動制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記検知操作の無効の解除を告知する告知手段を有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両のリヤゲート駆動制御装置。
  5. 前記検知操作は、車両後部に配設されたリヤゲートオープンスイッチによって行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両のリヤゲート駆動制御装置。
JP2004038688A 2004-02-16 2004-02-16 車両のリヤゲート駆動制御装置 Pending JP2005225443A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004038688A JP2005225443A (ja) 2004-02-16 2004-02-16 車両のリヤゲート駆動制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004038688A JP2005225443A (ja) 2004-02-16 2004-02-16 車両のリヤゲート駆動制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005225443A true JP2005225443A (ja) 2005-08-25

Family

ID=35000479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004038688A Pending JP2005225443A (ja) 2004-02-16 2004-02-16 車両のリヤゲート駆動制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005225443A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015102291A1 (de) 2014-02-20 2015-08-20 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Fahrzeug mit Öffnungs-Schließ-Steuerungsfunktion
GB2555432A (en) * 2016-10-27 2018-05-02 Jaguar Land Rover Ltd System, method and computer program for preventing unwanted movement of a vehicle closure

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015102291A1 (de) 2014-02-20 2015-08-20 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Fahrzeug mit Öffnungs-Schließ-Steuerungsfunktion
CN104859409A (zh) * 2014-02-20 2015-08-26 富士重工业株式会社 具备开闭控制功能的车辆
US9714535B2 (en) 2014-02-20 2017-07-25 Subaru Corporation Vehicle having opening-closing control function
GB2555432A (en) * 2016-10-27 2018-05-02 Jaguar Land Rover Ltd System, method and computer program for preventing unwanted movement of a vehicle closure
GB2555432B (en) * 2016-10-27 2020-05-13 Jaguar Land Rover Ltd System, method and computer program for preventing unwanted movement of a vehicle closure

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4269618B2 (ja) 車両用ドアロック装置
JP2008115653A (ja) 車両用ドアの施錠装置
JP2009061932A (ja) 車両の盗難防止装置
JP4580182B2 (ja) チャイルドロック装置
JP3425030B2 (ja) 車両用トランク解錠装置
JP2000071940A (ja) 車両用盗難警報装置
JP2008144418A (ja) チャイルドロック装置及び該装置の制御方法
JP2005225443A (ja) 車両のリヤゲート駆動制御装置
JPH10140899A (ja) チャイルドロックシステム
JP4835394B2 (ja) 車両用ドアのロック装置
JP2005225437A (ja) 車両用盗難防止装置
JP2001098809A (ja) 車両用盗難防止装置
JPH1044937A (ja) 車両用盗難防止装置
JP5296716B2 (ja) 車両のドアロック装置
JP2004074850A (ja) キーレスエントリーシステム
JP3520941B2 (ja) 車両用ドアのロック解錠装置
JP4285189B2 (ja) 車両の扉開閉装置
JP2007126842A (ja) チャイルドロックシステム
JP2009051336A (ja) 車両盗難防止システム
JP4886475B2 (ja) 車両用ドアロック制御装置
JP2005350990A (ja) 車両用盗難防止装置
JP2005212505A (ja) 車両用自動ドア開閉装置
JP3750492B2 (ja) 車両用ドアロック自動解除装置
JP4031250B2 (ja) 自動車用ドアロック装置
JP3478144B2 (ja) 車両用遠隔制御装置