JP2005224376A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2005224376A
JP2005224376A JP2004035437A JP2004035437A JP2005224376A JP 2005224376 A JP2005224376 A JP 2005224376A JP 2004035437 A JP2004035437 A JP 2004035437A JP 2004035437 A JP2004035437 A JP 2004035437A JP 2005224376 A JP2005224376 A JP 2005224376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
set value
symbol
liquid crystal
setting
crystal panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004035437A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Taniguchi
光一郎 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympia KK
Original Assignee
Olympia KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympia KK filed Critical Olympia KK
Priority to JP2004035437A priority Critical patent/JP2005224376A/ja
Publication of JP2005224376A publication Critical patent/JP2005224376A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Abstract

【課題】 設定値の代わりに設定値に対応した図柄を表示画面に表示して不正に設定値を変更することを困難にした遊技機を提供する。
【解決手段】 設定値変更キーシリンダ45に差し込まれた設定値変更キーがONされると、設定値の変更が可能な状態となる。第1停止ボタン30が押されると液晶パネル15は設定値、矢印、図柄を表示する。第2停止ボタン31が押されると液晶パネル15に表示された設定値を選択する。次いで第1停止ボタン30が押されるごとに液晶パネル15上の図柄が切り替わり、第2停止ボタン31が押されると設定値に対応させて図柄の画像データをメモリ87に記憶する。一旦、設定変更キーシリンダ45をOFFする。次に設定変更キーシリンダ45をONした場合には設定値の代わりに設定値に対応した図柄を液晶パネル15は表示する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるスロットマシン等の遊技機に関するものである。
パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるスロットマシンはパチスロ機と称され、メダルに一定の価値が与えられて、遊技によって獲得したメダルを種々の景品に交換することができる。このスロットマシンは、筐体の内部にリールユニット、ホッパー装置、電源装置等の各種装置やこれら装置の作動を制御するための制御回路基板が組み込まれ、その前面は内部を隠す閉じ位置と内部を露呈する開き位置とで移動自在に設けられた前面扉により被覆されている。
このようなスロットマシンは、各制御基板により駆動制御される。このうち、遊技の際に払い出されるメダルの払い出し確率(ペイアウト率)に対応した設定値の設定変更は、電源装置に組み込まれた設定変更装置で行われる。この設定変更装置は、例えば6段階のペイアウト率のそれぞれ対応した設定値から1つを選択するための設定変更ボタンや、打ち止めの際に終了させるか否かを決定するスイッチ等から構成される。このうち、ペイアウト率を変更する場合には、電源装置の前面に設けられたキーシリンダに、専用の鍵となる設定変更キーを挿入し、設定変更ボタンの操作を有効とする位置まで設定変更キーを所定方向に回転させる。そしてスロットマシンの電源をONし、変更操作ボタンを操作した後に所定の操作を行うことでペイアウト率の設定変更を実行することができる。なお、操作キーは所定の店員しか所有保持していないので、遊技者等が設定変更を行うことができないようになっている。
ところで、遊技機には設定値を表示する表示画面が設けられており、通常、設定変更用のキーシリンダに設定変更キーを差し込んで回動させて設定値の変更が可能となった際、表示画面には現在の設定値が数字で表示されるようになっている。設定値は、例えば、予め複数個用意されており、変更操作ボタンを押圧することで順に表示画面に設定値が数字で表示される。それぞれの設定値には対応してペイアウト率が定められており、このため遊技機は設定値に応じたペイアウト率で遊技を実行する。パチンコ店等の遊技場の店員は、必要に応じて遊技場の開店前に表示画面を見ながら変更操作ボタンを押して設定値を変更していた。
しかしながら、遊技者が前面扉に孔を開けたり前面扉を不正に開けて電源スイッチや変更操作ボタンを操作する方法や、筐体の隙間やメダルの投入口や排出口から針金等を挿入して電源装置等を短絡させる方法などによって、遊技機に設定された設定値が不正に変更されることがあった。特に、設定変更用のキーシリンダに設定変更キーやその合鍵が差し込まれて回動されると、表示画面には設定値が数字で表示されてしまうため、これを見ながら変更操作ボタンが操作されると、思い通りに設定値が変更されてしまい、店側が損害を被る場合があった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、設定変更時に設定値を数字で表示画面に表示しないようにして思い通りに設定値が変更される不正行為を防止する遊技機を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の遊技機は、遊技の際の利益付与確率の異なる複数の設定値の中から選択された設定値を基に遊技を制御し、設定値を変更するための設定変更操作に応じた設定値を数字にて表示する動作を開始する表示画面を備えた遊技機において、それぞれの設定値に数字以外の図柄を対応付ける対応付け手段と、対応付け手段によって設定値に対応付けされた図柄を表示画面に表示させる表示制御手段とを設けたことを特徴とする。
また、設定値に対応する図柄を決めるために操作される図柄決定操作部を有することを特徴とする。
本発明の遊技機によれば、それぞれの設定値に数字以外の図柄を対応付ける対応付け手段と、対応付け手段によって設定値に対応付けされた図柄を表示画面に表示させる表示制御手段とを設けたことにより、設定値に対して数字以外の図柄を対応付けした後では設定変更操作に応じて表示画面には設定値に対応した数字以外の図柄が表示されるため、遊技場の管理者等が設定値に図柄を対応付けた後では表示画面には設定値を示す数字が表示されずに、その設定値に対応した図柄が表示されるので、第三者が見ても何を意味しているのか判り難い。したがって、第三者が設定値を思い通りに変更することが困難な遊技機を提供することができる。
また、設定値に対応する図柄を決めるための図柄決定操作部を有することにより、遊技場の管理者は設定値に対応する図柄を自在に決めることができ、管理者は図柄決定部の操作を通して設定値に対応する図柄を把握することができる。また、管理者以外に対応する図柄を知られないようにすることができ、たとえ、設定値に対応する図柄が第三者にばれてもすぐに変更することができ、ゴト行為をさらに防止することができる。
図1に示すように、スロットマシン2は収納箱4とこの収納箱4の前面に設けられた前面扉5とを備える。前面扉5は上部に設けられた上部扉6と下部に設けられた下部扉7とからなる。上部扉6には表示窓10が設けられ、表示窓10の奥には第1リール11a、第2リール11b、第3リール11cを有するリールユニットが配置される。第1、第2、第3リール11a,11b、11cの外周面には複数種類の図柄が配列しており、リールが停止すると表示窓10を通して1リール当たり3個の図柄が外部に表示され、各リールの図柄を1個ずつ組み合わせた直線状の入賞ラインが横に3本、斜めに2本の合計5本設定される。
表示窓10の横には液晶表示装置13が設けられ、例えば、アニメーションを利用した演出を行う。下部扉7の上部にはゲームの開始時に操作される1枚ベットボタン25、MAXベットボタン26、ペイアウトボタン27などの各種操作ボタンが設けられる。各種操作ボタンの近くにはメダルベットが行われた後に操作されるスタートレバー28や、スタートレベー28の操作により回転するリールをそれぞれ停止させるための第1、第2、ストップボタン(図柄決定操作部)30、31、及び第3ストップボタン32が設けられており、さらに、第1、第2ストップボタン30、31は設定値に対応する図柄を決定するための操作部としても機能する。表示窓10の下には、数字や特定のアルファベット、三角形や四角形等、各種図柄を表示することができる液晶パネル(表示画面)15が設けられている。
下部扉7にはゲームを行う際にメダルを投入するためのメダル投入口33が設けられている。メダル投入口33の奥には図示しないセレクタが組み込まれており、不適正なメダルはメダル払い出し口34を介してメダル受け皿35に排出される。また、セレクタは、例えばゲームの途中や各種の操作ボタンが押されたままの状態で投入された等の不適切なタイミングでメダルの投入が行われたときに、投入されたメダルをメダル受け皿35に排出する。なお、ゲームの開始に先立って投入するメダルの枚数は1〜3枚に限られているため、クレジット機能を用いていないときには4枚目以降に投入されたメダルはメダル受け皿35に排出される。
下部扉7にはそれぞれの扉が開かないようにするための錠が設けられており、下部鍵穴18に専用の鍵を差し込んで一方の方向に回動することで施錠し、他方の方向に回動すると解錠する。図2に示すように、スロットマシン2の内部にはメダルを受け皿35に払い出すホッパー装置40、設定値を変更するための設定変更キーシリンダ45等が設けられている。ホッパー装置40にはメダルを貯留するための貯留タンク42が設けられ、貯留タンク42の下にはオーバーフロー用の貯留箱43が備えられる。下部鍵穴18に下部扉キーを差し込んで解錠して下部扉7を開き位置まで開くと設定変更キーシリンダ45に専用の鍵である設定値変更キー(図2参照)を差し込んでキー操作ができるようになる。
図2に設定変更キーシリンダ45の周囲を説明する斜視図を示す。設定変更キーシリンダ45の近傍には主電源のON/OFFを切り替える電源スイッチ48と、設定値を変更するための変更操作ボタン49が設けられている。変更操作ボタン49が押圧されるごとに設置値が変更されるようになっている。設定変更キーシリンダ45に挿入された設定値変更キー51を略8分の1回動させてOFF位置からON位置にキー操作することで、変更操作ボタン49を押しても設定値の変更ができない状態から変更操作ボタン49を押すことで設定値の変更ができる状態に切り替わる。
図3はスロットマシン2の電気的構成を示すブロック図である。スロットマシン2の動作は基本的に制御部60によって制御される。制御部60は、CPU(表示制御手段)61、ROM62、RAM64を有し、ROM62には第1〜第6当選テーブル63a〜63fや、設定変更プログラム71、図柄テーブル80、配当テーブル82等が記憶されている。それぞれの当選テーブルによってペイアウト率は異なり、各当選テーブルはそれぞれ「1」から「6」の設定値に対応しており、これにより設定変更時に選択された設定値に対応した当選テーブルが読み出されて遊技が制御される。スロットマシン2の内部には制御部60の他に、投入メダルセンサ75、スタートスイッチセンサ76等が設けられている。
設定変更プログラム71はペイアウト率を変更する際に使用されるプログラムであり、設定変更キーシリンダ45に差し込まれた設定変更キー51がOFF位置からON位置に回動された状態で電源スイッチ48をONした場合に読み込まれる。なお、設定変更キー51をONからOFFに回動させて設定変更キーシリンダ45から抜くと設定変更プログラム71の実行が終了する。RAM64はROM62から制御プログラムや設定変更プログラム71を読み出す際に一時的に使用される。
投入メダルセンサ75はセレクタの内部に設けられ、メダル投入口33から投入されたメダルのうち、セレクタのよって振り分けられた適正なメダルを検出する。投入メダルセンサ75から出力される検出信号はCPU61に入力され、これによってCPU61は投入されたメダルの枚数を検知する。
1ベットボタン25及びMAXベットボタン26が押下されたときにはCPU61に押圧信号が入力される。CPU61は、遊技の開始に先立って投入された1〜3枚のメダルの枚数を投入メダルセンサ75からの検出信号、あるいは1ベットボタン25、MAXベットボタン26のいずれかが押圧されたことで入力する押圧信号に基づいて計数し、これにより入賞ラインの有効化本数を決定する。また、遊技を開始する際に投入されたメダルのベット枚数はCPU61に設けられたカウンタで積算して計数される。
スタートスイッチセンサ76はスタートレバー28が操作されたときにONとなり、遊技開始信号をCPU61に入力する。遊技開始信号を受信したCPU61は、ROM62に格納された遊技実行プログラムに基づいて第1、第2、第3リール11a、11b、11cを回転させ、電子抽選部77を作動させる。電子抽選部77は乱数発生部と乱数抽出部とを含み、ゲームが開始されるごとに1つの乱数値を抽出する。
当選役決定部78は、電子抽選部77での乱数の抽出を受けて作動し、抽出された乱数がハズレ及び複数種類の当選役のいずれかとなるかをROM62の当選テーブルを参照して決定する。なお、抽選とは電子抽籤部77における乱数を抽出するステップと、当選役決定部78におけるハズレ及び複数種類の当選役のいずれかとなるかを決定するステップとからなる。
第1、第2、第3リール11a、11b、11cの駆動及び停止制御は図柄駆動制御部79によって行われる。第1、第2、第3リール11a,11b,11cはそれぞれステッピングモータ80の駆動軸に固定され、図柄駆動制御部79は各ステッピングモータの駆動を制御することで各リール11a、11b、11cの回転を制御する。液晶表示装置13は液晶画面コントローラ81によって制御されており、これによって液晶表示装置13はアニメーション等を表示する。なお、CPU61はフォトセンサ82から入力される信号を基にして各リール11a、11b、11cの1回転を検知している。
CPU61には、ステッピングモータ毎にパルスカウンタが設けられ、各々のステッピングモータに供給された駆動パルスの個数を計数する。そして、フォトセンサ82からリセット信号が入力されたときに、対応するパルスカウンタのカウント値をクリアする。従って、それぞれのパルスカウンタには各リールの1回転以内の回転角に対応した駆動パルスの個数が逐次に更新されながら保存されることになる。
ROM62には表示用図柄テーブル80が格納され、表示用図柄テーブル80には各リールの基準位置からの回転角に対応した駆動パルスの個数と,各リールに一定ピッチで配列されたそれぞれの図柄を示す図柄コードとが対応づけられている。これにより、リール毎にパルスカウンタのカウント値を監視することによって、所定の入賞ライン上にどの図柄が移動してきているのかを識別することができ、どの程度リールを回転させると目的の図柄がその入賞ライン上に移動してくるのかを予測することができる。
第1、第2、第3ストップボタン30、31、32が各々押されると、CPU61にリールの駆動を停止する停止信号が入力する。なお、リールの回転はスタートレバー28の操作によって開始され、リールの回転が一定の速度に達するとそれぞれのストップボタンの操作が有効になる。
ホッパー装置40は、当選役決定部78で決定された当選役に対応する数のメダルを配当メダルとしてメダル受け皿35に払い出す。ホッパー装置40はROM62に格納された配当テーブル82に基づいて駆動し、ホッパー装置40が駆動する際は、CPU61が配当テーブルを読み出してこれを基にしてホッパー装置40を駆動する。
設定変更キーシリンダ45に設定変更キー51が差し込まれて設定変更キー51がOFF位置からON位置に回動されたことに応じて、設定変更キーシリンダ45は設定値の変更を許可する変更許可信号をCPU61に入力する。通常、スロットマシン2は、設定値の変更ができない状態であり、変更許可信号がCPU61に入力されると、変更操作ボタン49の押圧に応じて設定値の変更が可能となる状態となり、液晶パネル15には設定値が数字で表示されている。液晶パネル15上の設定値は、変更操作ボタン49の押圧操作に応じて、例えば設定値として「1」から「6」まで予め設定されている場合、「2」、「3」、「4」というように順次切り替わる。
このスロットマシン2では液晶パネル15に表示される設定値をこの設定値に対応する数字以外の図柄に代えることができる。例えば、設定変更キーシリンダ45がON位置にキー操作されて設定値の変更が可能となった際、第1ストップボタン30が押されると、CPU61が第1ストップボタン30からの押圧信号を検知して、これに応じて図4(a)に示すように、液晶パネル15は、設定値、右を向いた矢印、及び図柄を表示する図柄設定モードに切り替わる。液晶パネル15上の図柄はROM62に記憶された図柄データ85を基に表示されており、図柄データ85は複数種類の図柄を表示するための画像データを有している。さらに第1ストップボタン30が押されると、図4(b)に示すように設定値が「2」に切り替わり、設定値は第1ストップボタン30が押されるごとに順に切り替わり表示される。この状態で第2ストップボタン31が押されると、「2」が選択される。次に第1ストップボタン30が押されると、図4(c)に示すように図柄が切り替わる。図柄はROM62に記憶された図柄データ85を基に表示しており、図柄は第1ストップボタン30が押されるたびに切り替わり表示される。第2ストップボタン31が押されると三角形の図柄が設定値に対応する図柄として選択され、「2」に対応する図柄は三角形に決まる。このとき第2ストップボタン31の押圧に応じて押圧信号がCPU61に入力され、CPU61はこれに応じて図柄の画像データとデータ化された設定値(以降、設定値データと言う)とをメモリ(対応付け手段)87に記憶する。メモリ87では予め定められたデータ形式に従って設定値データと画像データとが1つのデータファイルに格納される。第1ストップボタン30、及び第2ストップボタン31とがそれぞれ押圧されて、設定値の選択と及び設定値に対応する図柄の決定とが繰り返されることで、それぞれの設定値に図柄を対応させることができる。
メモリ87に設定値データとこれに対応する画像データとが1つのデータファイルに格納された後、設定変更キーシリンダ45がOFF位置に一旦キー操作されると、以降、設定変更キーシリンダ45がON位置にキー操作された場合には、液晶パネル15に設定値の代わりに設定値に対応付けられた数字以外の図柄が表示されるようになる。設定変更キーシリンダ45がON位置にキー操作されて設定変更キーシリンダ45から変更許可信号がCPU61に入力されると、CPU61は現在設定されている設定値の設定値データを基にして、この設定値データが格納されたメモリ87のデータファイルから画像データを読み出して液晶制御部90に入力する。液晶制御部90は入力された図柄データを基にして液晶パネル15に図柄を表示する。なお、設定値データを基にメモリ87のデータファイルから図柄の画像データを読み出す際のCPU61の動作はROM62に記憶された読み出しプログラム88を基に制御されている。また、設定変更キーシリンダ45がON位置にキー操作されたときに、第1、第2、第3ストップボタン30、31、32を同時に押下することで、メモリ87に記憶された設定値データと、これに対応した画像データを消去することができ、これより後、液晶パネル15は設定値を表示するようになる。
次に上記構成の作用について図5のフローチャートを用いて説明する。店員等の管理者によって設定変更キーシリンダ45に差し込まれた設定変更キー51がON位置にキー操作されると、変更操作ボタン49を押すことで設定値の変更が可能となる。このとき第1ストップボタン30が管理者によって押されると、液晶パネル15には設定値、右向きの矢印、図柄が表示され、さらに設定値は点滅表示されている。このとき第1ストップボタン30が押されるごとに設定値は順に切り替わり、第2ストップボタン31が押されると液晶パネル15に表示された設定値が液晶パネル15上の表示態様を変更する設定値として選択される。
設定値を選択するために第2ストップボタンが押されると図柄の点滅表示が開始され、第1ストップボタン30が押されるごとに液晶パネル15上に表示された図柄が切り替わる。第2ストップボタン31が押されると液晶パネル15に表示された図柄が、選択された設定値に対応付けされる。例えば、現在の設定値が「3」ならば、設定変更キー51がON位置にキー操作された際、液晶パネル15は「3」を表示し、第1ストップボタン30が押されるごとに液晶パネルが表示する設定値は「4」、「5」、「6」、「1」と順に切り替わる。そして液晶パネル15が「6」を表示したときに管理者によって第2ストップボタン31が押されると「6」が選択される。そして第1ストップボタン30が押されると液晶パネル15上の図柄が切り替わり、第2ストップボタン31が押されると液晶パネル15に表示された図柄が設定値に対応付けされる。上記の操作が管理者が繰り返すことにより各設定値に図柄が対応し、管理者はこれらの操作を行いながら設定値に対応する図柄を把握することができる。管理者によって設定変更キー51がON位置からOFF位置にキー操作されると、以降、設定値の変更ができなくなるとともに、次に設定変更キーシリンダ45がON位置にキー操作された際には、液晶パネル15は設定値の代わりに設定値に対応する図柄を表示する。なお、液晶パネル15が設定値に対応した図柄を表示している場合でも、変更操作ボタン49を押すことによって設定値を変更することができるが、その際、変更操作ボタン49の押圧に応じて液晶パネル15は設定値に対応する図柄を表示する。また、一旦、設定値に対応する図柄を決定すると、設定変更キーシリンダ45がON位置にキー操作された際に第1、第2、第3ストップボタン30、31、32を同時に押下してメモリ87に記憶されたデータファイルを消去しない限り、設定変更キーシリンダ45がON位置にキー操作された場合には液晶パネル15は設定値の代わりに設定値に対応した図柄を表示する。
管理者が設定値に図柄を対応付けた後、第三者が下部扉7を不正に開け、さらに設定変更キーシリンダ45を不正にキー操作して、設定変更キーシリンダ45をON位置にキー操作した場合、CPU61はメモリ87を参照し、液晶パネル15には設定値の代わりに設定値に対応した図柄が表示される。第三者は図柄が何を意味するのかわからず、さらに、図柄が設定値に対応付けられていることを知っていた場合でも図柄が対応する設定値を把握することは困難であり、このため第三者は思い通りに設定値を変更することはできない。
なお、上記の実施形態では設定値や図柄を表示する表示装置として液晶パネル15を用いたが、表示装置ははこれに限らない。例えば、CRTディスプレイやプラズマディスプレイ等を用いたり、設定値に対応する図柄が単純な図形のものばかりであれば表示装置として14セグメント表示装置などを用いることもできる。
また、上記の実施形態では第1ストップボタン30が押されることによって液晶パネル15が表示する設定値を切り替え、第2ストップボタン31が押されることによって液晶パネル15に表示された設定値を選択した後、第1ストップボタン30が押されることで選択された設定値に対応する図柄を切り替え、次いで第2ストップボタンが押されることによって液晶パネル15に表示された図柄を設定値に対応付けしたが、設定値に対応する図柄の決定方法はこれに限らない。図6に示すように、例えば、電子抽選部77で抽出処理される乱数は予め図柄データ85が有する複数の画像データに割り当てられており、第2ストップボタン31が押されて液晶パネル15上に表示された設定値が選択されたことに応じて電子抽選部77で乱数が抽出処理される。抽出処理された乱数を基にして図柄決定部92は図柄データ85から画像データを読み出し、さらに読み出した画像データをメモリ87に入力する。メモリ87に入力された画像データは設定値データとともに1つのデータファイルに格納される。なお、図柄決定部92に画像データが読み出された際、液晶制御部90には図柄決定部92から画像データが入力され、設定値とこれに対応する図柄とが液晶パネル15に表示され、管理者はこれにより設定値に対応する図柄を把握することができる。このように、予め乱数を図柄の画像データに割り当てておき、設定値を選択した際に抽出処理された乱数を基に図柄決定部92で設定値に対応する図柄を決定することで、第1ストップボタン30、及び第2ストップボタン31を用いて図柄を選択決定する場合に比べて、手軽に設定値に対応する図柄を決定することができる。
本発明のスロットマシンを示す斜視図である。 スロットマシンの内部を部分的に示した斜視断面図である。 本発明のスロットマシンの概略的な構成を示したブロック図である。 設定値、矢印、図柄を表示した液晶パネルの平面図である。 本発明の作用を示すフローチャートである。 設定値に対応する図柄を抽出処理された乱数を基に決めるスロットマシンのブロック図である。
符号の説明
2 スロットマシン(遊技機)
15 液晶パネル(表示画面)
30 第1ストップボタン(図柄決定操作部)
31 第2ストップボタン(図柄決定操作部)
32 第3ストップボタン
45 設定変更キーシリンダ
49 変更操作ボタン
61 CPU(表示制御手段)
62 ROM
77 電子抽選部
87 メモリ(対応付け手段)
90 液晶制御部

Claims (2)

  1. 遊技の際の利益付与確率の異なる複数の設定値の中から選択された設定値を基に遊技を制御し、設定値を変更するための設定変更操作に応じた設定値を数字にて表示する動作を開始する表示画面を備えた遊技機において、
    それぞれの設定値に数字以外の図柄を対応付ける対応付け手段と、この対応付け手段によって設定値に対応付けされた図柄を表示画面に表示させる表示制御手段とを設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記設定値に対応する前記図柄を決めるための図柄決定操作部を有することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
JP2004035437A 2004-02-12 2004-02-12 遊技機 Pending JP2005224376A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004035437A JP2005224376A (ja) 2004-02-12 2004-02-12 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004035437A JP2005224376A (ja) 2004-02-12 2004-02-12 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005224376A true JP2005224376A (ja) 2005-08-25

Family

ID=34999543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004035437A Pending JP2005224376A (ja) 2004-02-12 2004-02-12 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005224376A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007075484A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Olympia:Kk 遊技機、及び遊技システム
JP2007075256A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Taiyo Elec Co Ltd 回胴式遊技機
JP2013169306A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Daito Hanbai Kk 遊技場管理装置
JP2016165644A (ja) * 2016-06-23 2016-09-15 大都販売株式会社 遊技場管理装置
JP2018015083A (ja) * 2016-07-26 2018-02-01 サミー株式会社 スロットマシン
JP2019072387A (ja) * 2017-10-19 2019-05-16 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03279930A (ja) * 1990-03-28 1991-12-11 Mitsubishi Electric Corp 音声写し込みカメラ
JP2002320712A (ja) * 2001-04-25 2002-11-05 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2003281149A (ja) * 2002-03-26 2003-10-03 Toshiba Corp アクセス権限設定方法および構造化文書管理システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03279930A (ja) * 1990-03-28 1991-12-11 Mitsubishi Electric Corp 音声写し込みカメラ
JP2002320712A (ja) * 2001-04-25 2002-11-05 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2003281149A (ja) * 2002-03-26 2003-10-03 Toshiba Corp アクセス権限設定方法および構造化文書管理システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007075256A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Taiyo Elec Co Ltd 回胴式遊技機
JP2007075484A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Olympia:Kk 遊技機、及び遊技システム
JP2013169306A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Daito Hanbai Kk 遊技場管理装置
JP2016165644A (ja) * 2016-06-23 2016-09-15 大都販売株式会社 遊技場管理装置
JP2018015083A (ja) * 2016-07-26 2018-02-01 サミー株式会社 スロットマシン
JP2019072387A (ja) * 2017-10-19 2019-05-16 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4644004B2 (ja) 遊技機
JP4401312B2 (ja) 遊技機
JP4342457B2 (ja) 遊技機
JP2006230475A (ja) 遊技機
JP2007244413A (ja) スロットマシン
JP4347827B2 (ja) 遊技機
JP2005224376A (ja) 遊技機
JP4393405B2 (ja) 遊技機
JP2006263035A (ja) 遊技機及び遊技機の制御方法
JP4327102B2 (ja) 遊技機
JP4157457B2 (ja) 遊技機
JP5376432B2 (ja) 遊技機
JP4401310B2 (ja) 遊技機
JP4393397B2 (ja) 遊技機
JP4156489B2 (ja) 遊技機
JP5374763B2 (ja) 回胴式遊技機
JP4334002B2 (ja) 遊技機
JP2007020944A (ja) 遊技機
JP2005224375A (ja) 遊技機
JP4425658B2 (ja) 遊技機
JP2009125441A (ja) 遊技機
JP2005192949A (ja) 遊技機
JP4401311B2 (ja) 遊技機
JP5382680B2 (ja) スロットマシン
JP2013116383A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080625

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080625

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081029