JP2005222432A - 電子メール装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子メールの読み上げにおいて、ヘッダ、テキストデータ、添付ファイル部分の移動を容易にするとともに、どの部分を読んでいるかを容易に判別可能とする。
【解決手段】 電子メールをヘッダ部分と、テキスト部分と、添付ファイル部分に分け、各部分の読み上げ用データを作成し、読み上げの開始、終了、および次の部分、前の部分、次の電子メール、前の電子メールへの移動をユーザが指示。読み上げ中、現在どの部分を読んでいるかを保持しておき、読んでいる部分の読み上げが完了したらそれを通知する。
【選択図】 図2

Description

本発明は電子メールを音声で読み上げることが可能な電子メール装置に関するものである。
従来の技術においては、電子メールをヘッダ部分、テキスト部分、添付ファイル部分に分けて表示を行なうことはあったが、特許文献1にあるように、音声による電子メールの読み上げの際に、区別があるのはヘッダ部分とそれ以外のみであり、その間で変更される読み上げパラメータは読み上げの速度のみであった。また、同一電子メール内の各部分間の移動は固定されたものであった。また、引用のある電子メールにおいては、特許文献2のように、電子メール本文中の引用部分とそれ以外の音声制御パラメータを変更するのみであった。
特開平9−307658 特開平9−179719
しかしながら、上記従来例においては、電子メールの部分毎に読み上げに関するパラメータを変更しなかったため、どの部分を読んでいるかの判別が困難であった。これは、本発明のように複数の電子メールの各部分を連続して読み上げ、また部分間の移動が自由にできる場合に顕著となる。あるいは読み上げの速度を変更するために、読んでいる部分がヘッダあるいは本文のいずれか判別できる程度に速度差をつけると、読み上げている内容が聞き取りづらくなっていた。また、引用のある電子メールにおいては、複数の電子メールを引用した電子メールあるいは、引用に引用を重ねたような引用関係が複雑な電子メールが読み上げられた場合には、該電子メールを視認した場合と比較して引用関係を把握することが困難であるという問題点があった。
上記の問題点を解決するために、本発明にかかる電子メール装置は電子メールをヘッダ部分と、テキスト部分と、添付ファイル部分に分ける解析手段と、各部分の読み上げ用データを作成する、読み上げデータ生成手段と、読み上げの開始、終了、および次の部分、前の部分、次の電子メール、前の電子メールへの移動をユーザが指示する手段と、現在どの部分を読んでいるかを保持する手段と、読んでいる部分の読み上げの完了を通知する手段を有することを特徴とする。これにより、電子メールをヘッダ部分、テキスト部分、添付ファイル部分に分けて読み上げを行ない、かつ各部分間での移動を可能とした。
本発明に係る電子メール装置では、電子メール中の特定部分の読み上げ完了時に、該電子メールにまだ読む部分があるならば、次の部分の読み上げを自動的に開始する手段、電子メール中の特定部分の読み上げ完了時に、該電子メールにもう読む部分がないならば、次の電子メールの読み上げを自動的に開始する手段を有することを特徴とする。これにより、各部分をあたかもコンパクトディスクのトラックのように読みつづけ、かつ1つの電子メールを読み終わると、次の電子メールを続けて読むことを可能とした。
本発明に係る電子メール装置は、それぞれ次の部分への移動を指示された際に、読み上げ対象のメールにもう読む部分がないならば、次の電子メールの最初の部分に移動する手段、前の部分への移動を指示された際に、現在の部分の最初に移動する手段、読み上げ中に前の部分への移動を指示された際に、その部分の先頭の読み上げ開始から一定時間内であれば、前の部分に移動する手段、前の部分への移動を指示された際に、読み上げ停止中であれば、前の部分に移動する手段、前の部分に移動する際に、現在の位置が読み上げ対象のメールの最初の部分ならば、前の電子メールの最後の部分に移動する手段を有することを特徴とする。これにより、電子メールの各部分および前後の電子メールとの間の移動の自由度が向上した。
本発明に係る電子メール装置は、読み上げる部分に応じて声音やピッチや抑揚などの読み上げパラメータを変更する手段を有することを特徴とする。これにより、各部分が聞きづらくなることなく、かつ各部分を聞き分けることが可能となる。
本発明に係る電子メール装置は、電子メールの本文中の引用部分を判断する手段と、該引用部分の引用レベルや引用元の違いを判断する手段と、特定の引用の開始と終了位置を判断する手段と引用に応じた声音やピッチや抑揚などの読み上げパラメータを設定する手段とを有することを特徴とする。これにより、引用元メールの違い表現することを可能とし、例えば特定の相手とのやり取りをあたかも会話のように聞くことが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば電子メールをヘッダ部分、テキスト部分、添付ファイル部分に分けて読み上げを行ない、かつ各部分間での移動が可能となる。また、各部分をあたかもコンパクトディスクのトラックのように読みつづけ、かつ1つの電子メールを読み終わると、次の電子メールを続けて読むことが可能となる。さらに、読み上げる部分に応じて声音やピッチや抑揚などの読み上げパラメータを変更する手段を有することを特徴とする。これにより、各部分が聞きづらくなることなく、かつ各部分を聞き分けることが可能となる。さらに、電子メール読み上げ時に引用元メールの違い表現することを可能とし、例えば特定の相手とのやり取りをあたかも会話のように聞くことが可能となる。
以下、本発明の好適な実施の形態を、図面を参照して説明する。
(実施例)
図1は本発明に係る電子メール装置の構成の一例を示す概念図である。
図において100は本発明に係る電子メール装置である。101は演算および制御を司る中央演算装置(CPU)である。102はプログラムやデータ、音声合成に関わる辞書などが入っているROMである。CPU101は、装置全体の制御を司るもので、ROM102に格納されたプログラムおよびデータに基づいて各種処理を実行する。本実施例においては、電子メールの受信処理、音声合成処理、音声の出力処理、ユーザからの入力の処理などを行なう。103は作業領域およびデータの保存領域として使用する主記憶(RAM)である。104は電源を切っても保持すべきデータやプログラム、ユーザ辞書などを入れておくためのフラッシュROMなどの記憶装置である。105は本体外部に接続された104と同様の目的に使用する外部記憶装置である。106は信号のやり取りを行なうシステムバスである。107は音声合成の出力を行なう音声出力部である。108はユーザに情報を提示するためのインタフェースとしての表示を行なうためのディスプレイなどの出力装置であり、109はユーザが入力や指示を行なうためのキーボードやマウスなどの入力装置である。110はLANアダプタやモデムなど、外部のサーバなどと通信するための通信I/F(インタフェース)である。本実施例においては通信I/F110を介して、外部のメールサーバーから電子メールを受信する。
図2は本発明に係る電子メール装置の機能構成の一例を示す概念図である。
図において、201はユーザからの指示に応じて、処理を実行するコマンド処理部である。202は画面の表示制御を行なう画面制御部である。203は電子メールの送受信を行なう際の通信制御を行なう通信制御部である。204は渡された文字列に対応する音声合成を行ない、音声出力部へ出力する音声合成部である。205は本電子メール装置で保持している電子メールの管理を行なうための電子メール管理部である。206は電子メールを解析し、ヘッダ部分、テキスト部分、添付ファイル部分に分ける処理を行ない、画面表示および読み上げに必要な文字列を生成する電子メール解析部である。207はデータから引用記号文字列と引用された文字列を切り出すためのテキスト処理部である。208はユーザが各種の設定を行ない、それに基づいて各種の制御を行なうための設定管理部である。
図3は本発明に係る電子メール装置における電子メールの一覧画面表示の一例である。本表示はディスプレイなどの出力装置108に表示される。300は電子メールの一覧表示を行なう領域全体である。領域300は、メールボックスの名称の表示等を行なうタイトルバー領域310、電子メールの一覧を表示する領域320、ユーザが希望する処理を選択するためのメニュー領域330から構成される。310の領域に表示されている文字列「受信箱」は表示ウィンドウのタイトル311であり、表示されているものがメールボックス「受信箱」に入っている電子メールの一覧であることを示す。312は電子メールの一覧表示を行なう領域300を閉じるためのGUI上におけるボタンである。320は、その矩形領域以下の列が各メールのヘッダのSubjectフィールドに記述されている件名を示す「件名」領域321、その矩形領域以下の列が各メールのヘッダのFromフィールドに記述されている差出人を示す「差出人」領域322、その矩形領域以下の列は各メールを送信した日時を示す「日時」領域323、および各行が1つのメールを示すそれ以外の領域から構成される。324は保存されている電子メールの一覧を表示する領域320中の選択されている電子メールである。図のように選択されている電子メールの行は、選択されていることを示すために色が反転して表示されている。領域320においては、電子メールは受信した順に上から下に並んで表示されている。したがって、本発明における「前の電子メール」という表現は、領域320中において現在のメールの上に位置するメールを指し、「次の電子メール」という表現は、領域320中において現在のメールの上に位置するメールを指す。ユーザが希望する処理を選択するためのメニュー領域330には、ユーザがマウスやデジタイザなどの入力装置109で選択することにより、希望する処理を選択するためのGUI上のボタン331から336が存在する。
図4は本発明に係る第1の電子メール装置における電子メールの読み上げ用画面表示の一例である。
本表示は、電子メールの一覧表示を行なう領域において、選択されたメールを開き、その後電子メールの読み上げモードへの移行をメニューにより指示することにより、ディスプレイなどの出力装置108に表示される。400は電子メールの内容の表示を行なう領域全体である。領域400は、メールボックスの名称の表示等を行なうタイトルバー領域410、電子メールのヘッダおよび本文のテキスト情報を表示する領域420、電子メール本文の添付ファイルを表示する領域430、ユーザが希望する処理を選択するためのメニュー領域440から構成される。添付ファイルを表示する領域430は、添付ファイルが存在しない場合には表示されず、その部分は電子メールのヘッダおよび本文のテキスト情報を表示する領域420が広がって埋める。410の領域に表示されている文字列「メッセージ(受信箱)」は表示ウィンドウのタイトル411であり、表示されているものがメッセージ、すなわち電子メールの内容であることおよび該電子メールがメールボックス「受信箱」に入っていることを示す。412は電子メールの内容の表示を行なう領域400を閉じるためのGUI上におけるボタンである。420は、電子メールのヘッダを表示する領域421および本文のテキストを表示する領域422から成り、その間は一定の空白を置くことにより仕切られている。431、432は、電子メール本文の添付ファイルを表示する領域430において、電子メールに添付されているファイルのアイコンとファイル名を順に示したものである。ユーザが希望する処理を選択するためのメニュー領域440には、電子メールの読み上げを開始を指示するためのGUI上のボタン441、次の部分への移動を指示するためのGUI上のボタン442、現在の部分の先頭あるいは前の部分への移動を指示するためのGUI上のボタン443、実行中の電子メールの読み上げを停止し、現在の部分の先頭に読み上げ開始位置を移動を指示するためのGUI上のボタン444、読み上げ位置を次の電子メールのヘッダ部分の先頭にすることを指示するためのGUI上のボタン445、読み上げ位置を前の電子メールの部分ヘッダ部分の先頭にすることを指示するためのGUI上のボタン446、電子メールの読み上げモードを終了を指示するためのGUI上のボタン447が存在する。ユーザはマウスやデジタイザなどの入力装置109で、440中のいずれかのボタンを選択することにより、希望する処理を行なう。
図5は本発明に係る電子メール装置における、電子メールの読み上げ処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールが図3のような電子メール読み上げモードに移行する指示を受けた後に実行されるものである。なお、S501〜S521は各ステップを示す。
まず、読み上げモード開始処理を行なう(S501)。次に、何らかのイベントが発生しているか否かを判断し(S502)、発生していなければ一定時間待ち(S521)、S502の判断に戻ることでイベントループを形成する。S502の判断の結果、何らかのイベントが発生していた場合には、発生したイベントの種類が読み上げの開始であるか否かを判断し(S503)、読み上げの開始ならば読み上げ開始処理を行ない(S513)、S502の判断に戻る。S503の判断の結果、イベントの種類が読み上げの開始でなければ、発生したイベントの種類が次の部分への移動であるか否かを判断し(S504)、次の部分への移動ならば次の部分への移動処理を行ない(S514)、S502の判断に戻る。S504の判断の結果、イベントの種類が次の部分への移動でなければ、発生したイベントの種類が前の部分への移動であるか否かを判断し(S505)、前の部分への移動ならば前の部分への移動処理を行ない(S515)、S502の判断に戻る。S505の判断の結果、イベントの種類が前の部分への移動でなければ、発生したイベントの種類が読み上げの停止であるか否かを判断し(S506)、読み上げの停止ならば読み上げ停止処理を行ない(S516)、S502の判断に戻る。S506の判断の結果、イベントの種類が読み上げの停止でなければ、発生したイベントの種類が次の電子メールへの移動であるか否かを判断し(S507)、次の電子メールへの移動ならば次の電子メールへの移動処理を行ない(S517)、S502の判断に戻る。S507の判断の結果、イベントの種類が次の電子メールへの移動でなければ、発生したイベントの種類が前の電子メールへの移動であるか否かを判断し(S508)、前の電子メールへの移動ならば前の電子メールへの移動処理を行ない(S518)、S502の判断に戻る。S508の判断の結果、イベントの種類が前の電子メールへの移動でなければ、発生したイベントの種類が読み上げの完了であるか否かを判断し(S509)、読み上げの完了ならば読み上げ完了処理を行ない(S519)、S502の判断に戻る。S509の判断の結果、イベントの種類が読み上げの完了でなければ、発生したイベントの種類がタイマの完了であるか否かを判断し(S510)、タイマの完了ならばRAM103上のタイマで指定された一定時間内であることを示すフラグを下ろし(S520)、S502の判断に戻る。S510の判断の結果、イベントの種類がタイマの完了でなければ、発生したイベントの種類が読み上げモードの終了であるか否かを判断し(S511)、読み上げモードの終了ならば読み上げモード終了処理を行ない(S512)、処理を終了する。S511の判断の結果、イベントの種類が読み上げモードの終了でなければ、S502の判断に戻る。
図6は本発明に係る電子メール装置における、電子メールの読み上げモード開始処理の一例を示すフローチャートである。なお、S601〜S605は各ステップを示す。
まず、電子メールを読み上げ中であるかことを示すフラグをRAM103上に用意し、読み上げ中ではない状態で初期化する(S601)。次に、タイマによって計測される一定時間内であることを示すフラグをRAM103上に用意し、一定時間内ではない状態で初期化する(S602)。次に電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールの内、現在の読み上げる部分を保持する領域をRAM103上に用意し、ヘッダ部分を現在の部分とする(S603)。そして、音声合成部204の初期化を行ない(S604)、メニューを電子メール読み上げ用のもの440に変更して(S605)、処理を終了する。
図7は本発明に係る第1の電子メール装置における、電子メールの読み上げ開始処理の一例を示すフローチャートである。なお、S701〜S707は各ステップを示す。
まず、電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールが、既に読み上げを実行中であるか否かを、RAM103上に保持されている読み上げ中であること示すフラグを調べることにより判断し(S701)、既に読み上げを実行中であれば、処理を終了する。S701の判断の結果、読み上げを実行中ではないならば、現在の部分の読み上げ用文字列を、電子メールから生成し、音声合成部204に渡す(S702)。次に、現在の部分がヘッダ部分か、テキスト部分か、添付ファイル部分かに応じてあらかじめ決められた読み上げ用のパラメータを、音声合成部204に設定する(S703)。そして、RAM103上に保持されている読み上げ中であることを示すフラグを立てて(S704)、読み上げを開始してからあらかじめ決められた一定時間の経過を通知するタイマを開始し(S705)、RAM103上に保持されている、読み上げを開始してからあらかじめ決められた一定時間内であることを示すフラグを立てる(S706)。そして、音声合成部204に渡した文字列の読み上げ開始を指示し(S707)、処理を終了する。
図8は本発明に係る電子メール装置における、次の部分への移動処理の一例を示すフローチャートである。なお、S801〜S806は各ステップを示す。
まず、電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールが、既に読み上げ中であるか否かを、RAM103上に保持されている読み上げ中であること示すフラグを調べることにより判断し(S801)、読み上げ中であれば、読み上げの停止処理を実行し(S802)、次の部分を現在の部分とし、その結果を得る処理を行なった(S803)後、その結果により次の部分が存在するか否かを判断し(S804)、次の部分が存在するならば、読み上げ開始処理を実行し(S805)、次の部分が存在しないならば何も行なわずに、処理を終了する。S801の判断の結果、読み上げ中でなければ、次の部分を現在の部分とし、その結果を得る処理を行ない(S806)、処理を終了する。
図9は本発明に係る第1の電子メール装置における、前の部分への移動処理の一例を示すフローチャートである。なお、S901〜S914は各ステップを示す。
まず、電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールが、既に読み上げ中であるか否かを、RAM103上に保持されている読み上げ中であること示すフラグを調べることにより判断し(S901)、読み上げ中であれば、音声合成部204に読み上げの停止を指示し(S902)、読み上げ開始からあらかじめ決められた一定時間内であるか否かを、RAM103上に保持されている一定時間内であることを示すフラグが立っているか否かによって判断する(S903)。S903の判断の結果、あらかじめ決められた一定時間内であれば、該時間経過後に一定時間経過を通知するタイマを停止し(S904)、前の部分を現在の部分とし、その結果を得る処理を行ない(S905)、その結果により前の部分が存在するか否かを判断し(S906)、前の部分が存在するならば、現在の部分の読み上げ用文字列を、電子メールから生成し、音声合成部204に渡す(S907)。そして、現在の部分がヘッダ部分か、テキスト部分か、添付ファイル部分かに応じてあらかじめ決められた読み上げ用のパラメータを、音声合成部204に設定し(S908)、読み上げを開始してからあらかじめ決められた一定時間の経過を通知するタイマを開始し(S909)、音声合成部204に渡した文字列の読み上げ開始を指示し(S910)、処理を終了する。S906の判断の結果、前の部分が存在しないならば、読み上げを開始してからあらかじめ決められた一定時間内であることを示すフラグを下ろした(S911)後、RAM103上に保持されている読み上げ中であることを示すフラグを下ろし(S912)、処理を終了する。S903の判断の結果、読み上げ開始からあらかじめ決められた一定時間内でなければ、RAM103上に保持されている読み上げを開始してからあらかじめ決められた一定時間内であることを示すフラグを立て(S913)、S908の処理に進む。S901の判断の結果、読み上げ中でなければ、前の部分を現在の部分とし、その結果を得る処理を行ない(S914)、処理を終了する。
図10は本発明に係る第1の電子メール装置における、電子メールの読み上げ停止処理の一例を示すフローチャートである。なお、S1001〜S1006は各ステップを示す。
まず、電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールが、読み上げを実行中であるか否かを、RAM103上に保持されている読み上げ中であること示すフラグを調べることにより判断し(S1001)、読み上げを実行中でなければ、処理を終了する。S1001の判断の結果、読み上げを実行中であるならば、読み上げ開始からあらかじめ決められた一定時間内であるか否かを、RAM103上に保持されている一定時間内であることを示すフラグが立っているか否かによって判断する(S1002)。S1002の判断の結果、あらかじめ決められた一定時間内であれば、該読み上げを開始してからあらかじめ決められた一定時間内であることを示すフラグを下ろし(S1003)、読み上げを開始してからあらかじめ決められた一定時間の経過を通知するタイマを停止する(S1004)。そして、音声合成部204に読み上げの停止を指示し(S1005)、該読み上げ中であることを示すフラグを下ろして(S1006)、処理を終了する。S1002の判断の結果、あらかじめ決められた一定時間内でなければ、S1005の処理に進む。S1001の判断の結果、読み上げ中でなければ、何も行なわずに処理を終了する。
図11は本発明に係る電子メール装置における、次の電子メールへの移動処理の一例を示すフローチャートである。なお、S1101〜S1109は各ステップを示す。
まず、電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールが、既に読み上げ中であるか否かを、RAM103上に保持されている読み上げ中であること示すフラグを調べることにより判断し(S1101)、読み上げ中であれば、読み上げの停止処理を実行する(S1102)。そして、該現在表示中の電子メールの次の電子メールが存在するか否かを判断し(S1103)、次の電子メールが存在するならば、画面表示を次の電子メールの内容に更新し(S1104)、次の電子メールのヘッダ部分を現在の部分とした(S1105)後、読み上げ開始処理を実行して(S1106)、処理を終了する。S1101の判断の結果、読み上げ中でなければ、現在表示中の電子メールの次の電子メールが存在するか否かを判断し(S1107)、次の電子メールが存在するならば、画面表示を次の電子メールの内容に更新し(S1108)、次の電子メールのヘッダ部分を現在の部分として(S1109)、処理を終了する。S1107の判断の結果、現在表示中の電子メールの次の電子メールが存在しなければ、何もせずに処理を終了する。S1103の判断の結果、現在表示中の電子メールの次の電子メールが存在しない場合にも、何もせずに処理を終了する。
図12は本発明に係る電子メール装置における、前の電子メールへの移動処理の一例を示すフローチャートである。なお、S1201〜S1209は各ステップを示す。
まず、電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールが、既に読み上げ中であるか否かを、RAM103上に保持されている読み上げ中であること示すフラグを調べることにより判断し(S1201)、読み上げ中であれば、読み上げの停止処理を実行する(S1202)。そして、現在表示中のメールの前の電子メールが存在するか否かを判断し(S1203)、前の電子メールが存在するならば、画面表示を前の電子メールの内容に更新し(S1204)、前の電子メールのヘッダ部分を現在の部分とした(S1205)後、読み上げ開始処理を実行して(S1206)、処理を終了する。S1201の判断の結果、読み上げ中でなければ、現在表示中のメールの前の電子メールが存在するか否かを判断し(S1207)、前の電子メールが存在するならば、画面表示を前の電子メールの内容に更新し(S1208)、前の電子メールのヘッダ部分を現在の部分として(S1209)、処理を終了する。S1207の判断の結果、現在表示中の電子メールの前の電子メールが存在しなければ、何もせずに処理を終了する。S1203の判断の結果、現在表示中の電子メールの前の電子メールが存在しない場合にも、何もせずに処理を終了する。
図13は本発明に係る第1の電子メール装置における、次の部分を現在の部分とし、その結果を得る処理の一例を示すフローチャートである。なお、S1301〜S1312は各ステップを示す。
まず、現在の部分が電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールのヘッダ部分であるか否かを、RAM103上の現在の部分を保持する領域を参照することにより判断し(S1301)、ヘッダ部分であれば、テキスト部分にデータが存在するか否かを判断する(S1302)。S1302の判断の結果、テキスト部分にデータが存在すれば、電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールのテキスト部分を現在の部分とし(S1308)、処理の結果として次の部分が存在することを返して(S1307)、処理を終了する。S1302の判断の結果、テキスト部分にデータが存在しなければ、添付ファイル部分にデータが存在するか否かを判断する(S1303)。S1303の判断の結果、添付ファイル部分にデータが存在すれば、電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールの添付ファイル部分を現在の部分とし(S1309)、S1307の処理に移行する。S1303の判断の結果、添付ファイル部分にデータが存在しなければ、電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールの次の電子メールが存在するか否かを判断し(S1304)、次の電子メールが存在するならば、画面表示を次の電子メールの内容に更新し(S1305)、次の電子メールのヘッダ部分を現在の部分とした(S1306)後、S1307の処理に移行する。S1301の判断の結果、現在の部分が電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールのヘッダ部分でない場合には、現在の部分が該電子メールのテキスト部分であるか否かを判断し(S1310)、テキスト部分であればS1303の処理に移行し、テキスト部分でなければ、S1304の判断に移行する。S1304の判断の結果、次の電子メールが存在しないならば、出力装置108上に次の部分が存在しないこと示すダイアログを表示することによりユーザに通知し(S1311)、処理の結果として次の部分が存在しないことを返して(S1312)、処理を終了する。
図14は本発明に係る第1の電子メール装置における、前の部分を現在の部分とし、その結果を得る処理の一例を示すフローチャートである。なお、S1401〜S1415は各ステップを示す。
まず、現在の部分が電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールの添付ファイル部分であるか否かを、RAM103上の現在の部分を保持する領域を参照することにより判断し(S1401)、添付ファイル部分であれば、テキスト部分にデータが存在するか否かを判断する(S1411)。S1411の判断の結果、テキスト部分にデータが存在しなければ、電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールのヘッダ部分を現在の部分とし(S1412)、テキスト部分にデータが存在すれば、該電子メールのテキスト部分を現在の部分として(S1413)、処理の結果として次の部分が存在することを返して(S1408)、処理を終了する。S1401の判断の結果、現在の部分が添付ファイル部分でなければ、現在の部分が該電子メールのテキスト部分であるか否かを判断し(S1402)、テキスト部分であればS1412の処理に移行する。S1402の判断の結果、現在の部分が該電子メールのテキストデータでなければ、該電子メールの前の電子メールが存在するか否かを判断し(S1403)、前の電子メールが存在するならば、画面表示を前の電子メールの内容に更新し(S1404)、電子メールの内容の表示を行なう領域400に新たに表示した電子メールの添付ファイル部分にデータが存在するか否かを判断する(S1405)。S1405の判断の結果、添付ファイル部分にデータが存在すれば、該電子メールの添付ファイル部分を現在の部分とし(S1414)、S1408の処理に移行する。S1405の判断の結果、添付ファイル部分にデータが存在しなければ、該電子メールのテキスト部分にデータが存在するか否かを判断し(S1406)、該判断の結果テキスト部分にデータが存在するならば、該電子メールのテキスト部分を現在の部分とし(S1407)、テキスト部分にデータが存在しなければ、該電子メールのヘッダ部分を現在の部分として(S1415)、S1408の処理に移行する。S1403の判断の結果、前の電子メールが存在しないならば、出力装置108上に前の部分が存在しないことを示すダイアログを表示することによりユーザに通知し(S1409)、処理の結果として前の部分が存在しないことを返して(S1410)、処理を終了する。
図15は本発明に係る第1の電子メール装置における、電子メールの読み上げ完了処理の一例を示すフローチャートである。なお、S1501〜S1507は各ステップを示す。
まず、RAM103上に保持されている読み上げ中であることを示すフラグを下ろし(S1501)、読み上げ開始からあらかじめ決められた一定時間内であるか否かを、RAM103上に保持されている一定時間内であることを示すフラグが立っているか否かによって判断する(S1502)。S1502の判断の結果、あらかじめ決められた一定時間内であれば、読み上げを開始してからあらかじめ決められた一定時間内であることを示すフラグを下ろし(S1503)、読み上げを開始してからあらかじめ決められた一定時間の経過を通知するタイマを停止する(S1504)。次に、次の部分を現在の部分とし、その結果を得る処理を行ない(S1505)、その結果により次の部分が存在するか否かを判断し(S1506)、次の部分が存在するならば、読み上げ開始処理を実行し(S1506)、次の部分が存在しないならば何も行なわずに、処理を終了する。S1502の判断の結果、あらかじめ決められた一定時間内でなければ、S1505の処理に進む。
図16は本発明に係る電子メール装置における、電子メールの読み上げモード終了処理の一例を示すフローチャートである。なお、S1601〜S1602は各ステップを示す。
まず、読み上げの停止処理を行ない(S1601)、次に音声合成部204の終了処理を行ない(S1602)、処理を終了する。
図17は本発明に係る第2の電子メール装置における引用を含む電子メールの読み上げ用画面表示の第一の例である。
本表示はディスプレイなどの出力装置108に表示される。1710、1720はそれぞれ電子メールのヘッダおよび本文のテキスト情報を表示する領域420中の電子メールの本文のテキストを表示する領域422中の引用部分である。それぞれの引用部分は、引用記号部分1711、1721と、引用されたテキスト部分1712、1722に分けることができる。この例においては、引用記号部分は引用元のメールの差出人名「Aさん」あるいは「Bさん」と引用であることを示す記号「>」から構成されている。
図18は本発明に係る第2の電子メール装置における引用を含む電子メールの読み上げ用画面表示の第二の例である。
本表示はディスプレイなどの出力装置108に表示される。1810、1820はそれぞれ電子メールのヘッダおよび本文のテキスト情報を表示する領域420中の電子メールの本文のテキストを表示する領域422中の引用部分である。それぞれの引用部分は、引用記号部分1811、1821と、引用されたテキスト部分1812、1822に分けることができる。この例においては、引用記号部分は引用を重ねるたびに引用であることを示す記号「>」を入れ子状に追加されている。
図19は本発明にかかる第2の電子メール装置における、引用を含む電子メールのテキスト部分の、引用記号部分の文字列と引用部分の引用されたテキストを読み上げる際の読み上げパラメータとの対応を示すデータ構造の一例を示す概念図である。
図において、1910、1920はそれぞれ1つの引用記号部分の文字列と、引用されたテキストを読み上げる際の読み上げパラメータの対応を保持するデータである。該各データは、次のデータへのリンクであるポインタを保持する領域1911、引用部分の引用記号部分の文字列を保持する領域1912、引用部分の該引用記号により引用されたテキストを読み上げる際の読み上げパラメータを保持する領域1913から成る。図のように、該データはリスト構造になっており、RAM103に保持されている。図は、図17あるいは図18の電子メールにおける引用記号部分の文字列と、引用部分の引用されたテキストを読み上げる際の読み上げパラメータとの対応を示すデータ構造を示したものである。そのため、引用部分が2箇所であるため、引用記号部分の文字列と、引用されたテキストを読み上げる際の読み上げパラメータの対応を保持するデータも2つとなっている。本発明においては、非引用部分の読み上げパラメータはあらかじめ決められた固定値である。
図20は本発明にかかる第2の電子メール装置における、引用を含む電子メールのテキスト部分の読み上げ用データのデータ構造の一例を示す概念図である。図において、2010、2020、2030はそれぞれ1塊の読み上げ用データである。該各データは、次のデータへのリンクであるポインタを保持する領域2011、データが引用部分である場合に、引用記号部分の文字列を保持する領域2012、データが引用部分である場合には引用されたテキスト、データが引用部分でない場合には非引用部分の読み上げ用データを保持する領域2013から成る。非引用部分の読み上げ用データ2030も引用部分の読み上げ用データ2010および2020と同様に取り扱うが、非引用部分の読み上げ用データにおいては、図のように引用記号部分の文字列を保持する領域は空になっており、それにより非引用部分のデータであることが判別できるようになっている。図のように、該データはリスト構造になっており、RAM103に保持されている。図は、図17あるいは図18の電子メールにおける読み上げ用データのデータ構造を示したものである。そのため、引用部分の読み上げ用データが2つ続いた後に、非引用部分の読み上げ用データがあるデータ構造となっている。
図21は本発明に係る第2の電子メール装置における、電子メールの読み上げ開始処理の一例を示すフローチャートである。なお、S2101〜S2113は各ステップを示す。
まず、電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールが、既に読み上げを実行中であるか否かを、RAM103上に保持されている読み上げ中であること示すフラグを調べることにより判断し(S2101)、既に読み上げを実行中であれば、処理を終了する。S2101の判断の結果、読み上げを実行中ではないならば、現在の部分がテキスト部分か否かを、RAM103上の現在の部分を保持する領域を参照することにより判断し(S2102)、テキスト部分でなければ、現在の部分がヘッダ部分か否かを判断する(S2103)。S2103の判断の結果、現在の部分がヘッダ部分であれば、ヘッダ部分の読み上げ用文字列を電子メールから生成し、音声合成部204に渡し(S2104)、あらかじめ決められているヘッダ部分の読み上げ用パラメータを、音声合成部204に設定する(S2105)。そして、読み上げ中であることを示すフラグを立てて(S2106)、読み上げを開始してからあらかじめ決められた一定時間の経過を通知するタイマを開始し(S2107)、RAM103上に保持されている読み上げを開始してからあらかじめ決められた一定時間内であることを示すフラグを立てる(S2108)。そして、音声合成部204に渡した文字列の読み上げ開始を指示し(S2109)、処理を終了する。S2103の判断の結果、現在の部分がヘッダ部分でなければ、添付ファイル部分の読み上げ用文字列を電子メールから生成して音声合成部204に渡し(S2110)、あらかじめ決められている添付ファイル部分の読み上げ用パラメータを、音声合成部204に設定し(S2111)、S2106の処理に移行する。S2102の判断の結果、現在の部分がテキスト部分であれば、RAM103上に保持されている図20のデータ構造における現在のデータ中の読み上げ用文字列を該データ中のテキストを保持する領域2013から取得して音声合成部204に渡し(S2112)、テキスト部分内の現在のデータ用の読み上げ用パラメータを音声合成部204に設定し(S2113)、S2106の処理に移行する。
図22は本発明に係る第2の電子メール装置における、前の部分への移動処理の一例を示すフローチャートである。なお、S2201〜S2220は各ステップを示す。
まず、電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールが、既に読み上げ中であるか否かを、RAM103上に保持されている読み上げ中であること示すフラグを調べることにより判断し(S2201)、読み上げ中であれば、音声合成部204に読み上げの停止を指示し(S2202)、読み上げ開始からあらかじめ決められた一定時間内であるか否かを、RAM103上に保持されている一定時間内であることを示すフラグが立っているか否かによって判断する(S2203)。S2203の判断の結果、あらかじめ決められた一定時間内であれば、該時間経過後に一定時間経過を通知するタイマを停止し(S2204)、前の部分を現在の部分とし、その結果を得る処理を行ない(S2205)、その結果により前の部分が存在するか否かを判断し(S2206)、前の部分が存在するならば、現在の部分がテキスト部分か否かを判断し(S2207)、テキスト部分でであれば、テキスト部分内の先頭のデータの読み上げ用文字列を図20に示したデータ構造から取得して音声合成部204に渡し(S2208)、テキスト部分内の現在のデータ用の読み上げ用パラメータを音声合成部204に設定する(S2209)。そして、読み上げを開始してからあらかじめ決められた一定時間の経過を通知するタイマを開始し(S2210)、音声合成部204に渡した文字列の読み上げ開始を指示し(S2211)、処理を終了する。S2206の判断の結果、前の部分が存在しないならば、RAM103上に保持されている読み上げを開始してからあらかじめ決められた一定時間内であることを示すフラグを下ろした(S2212)後、RAM103上に保持されている読み上げ中であることを示すフラグを下ろし(S2213)、処理を終了する。S2201の判断の結果、読み上げ中でなければ、前の部分を現在の部分とし、その結果を得る処理を行ない(S2214)、処理を終了する。S2203の判断の結果、読み上げ開始からあらかじめ決められた一定時間内でなければ、RAM103上に保持されている読み上げを開始してからあらかじめ決められた一定時間内であることを示すフラグを立て(S2215)、S2210の処理に進む。S2207の判断の結果、現在の部分がテキスト部分なければ、現在の部分がヘッダ部分か否かを判断する(S2216)。S2216の判断の結果、現在の部分がヘッダ部分であれば、ヘッダ部分の読み上げ用文字列を電子メールから生成し、音声合成部204に渡し(S2217)、あらかじめ決められているヘッダ部分の読み上げ用パラメータを、音声合成部204に設定し(S2218)、S2210の処理に移行する。S2216の判断の結果、現在の部分がヘッダ部分でなければ、添付ファイル部分の読み上げ用文字列を電子メールから生成して音声合成部204に渡し(S2219)、あらかじめ決められている添付ファイル部分の読み上げ用パラメータを、音声合成部204に設定し(S2220)、S2210の処理に移行する。
図23は本発明に係る第2の電子メール装置における、次の部分を現在の部分とし、その結果を得る処理の一例を示すフローチャートである。なお、S2301〜S2315は各ステップを示す。
まず、現在の部分が電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールのヘッダ部分であるか否かを、RAM103上の現在の部分を保持する領域を参照することにより判断し(S2301)、ヘッダ部分であれば、電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールのテキスト部分にデータが存在するか否かを判断する(S2302)。S2302の判断の結果、該テキスト部分にデータが存在すれば、該テキスト部分を現在の部分とし(S2308)、図19の引用記号部分の文字列と引用部分の引用されたテキストを読み上げる際の読み上げパラメータとの対応を示すデータ構造、および図20のテキスト部分読み上げ用のデータ構造をRAM103上に作成し(S2309)、図20のデータ構造における先頭のデータを現在のデータとし(S2310)、処理の結果として次の部分が存在することを返して(S2307)、処理を終了する。S2302の判断の結果、該テキスト部分にデータが存在しなければ、電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールの添付ファイル部分にデータが存在するか否かを判断する(S2303)。S2303の判断の結果、該添付ファイル部分にデータが存在すれば、該添付ファイル部分を現在の部分とし(S2311)、S2307の処理に移行する。S2303の判断の結果、該添付ファイル部分にデータが存在しなければ、電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールの次の電子メールが存在するか否かを判断し(S2304)、該次の電子メールが存在するならば、画面表示を該次の電子メールの内容に更新し(S2305)、新たな電子メールのヘッダ部分を現在の部分とした(S2306)後、S2307の処理に移行する。S2301の判断の結果、現在の部分が電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールのヘッダ部分でない場合には、現在の部分が該電子メールのテキスト部分であるか否かを判断し(S2312)、該テキスト部分であればRAM103上に作成した図19の引用記号部分の文字列と引用部分の引用されたテキストを読み上げる際の読み上げパラメータとの対応を示すデータ構造、および図20のテキスト部分読み上げ用のデータ構造を破棄して(S2313)、S2303の処理に移行し、該テキスト部分でなければ、S2304の判断に移行する。S2304の判断の結果、電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールの次の電子メールが存在しないならば、出力装置108上に次の部分が存在しないこと示すダイアログを表示することによりユーザに通知し(S2314)、処理の結果として次の部分が存在しないことを返して(S2315)、処理を終了する。
図24は本発明に係る第2の電子メール装置における、前の部分を現在の部分とし、その結果を得る処理の一例を示すフローチャートである。なお、S2401〜S2419は各ステップを示す。
まず、現在の部分が電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールの添付ファイル部分であるか否かを、RAM103上の現在の部分を保持する領域を参照することにより判断し(S2401)、該添付ファイル部分であれば、電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールのテキスト部分にデータが存在するか否かを判断する(S2411)。S2411の判断の結果、該テキスト部分にデータが存在しなければ、電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールのヘッダ部分を現在の部分とし、RAM103上に作成した図19の引用記号部分の文字列と引用部分の引用されたテキストを読み上げる際の読み上げパラメータとの対応を示すデータ構造、および図20のテキスト部分読み上げ用のデータ構造を破棄して(S2413)、処理の結果として次の部分が存在することを返して(S2408)、処理を終了する。S2411の判断の結果、該テキスト部分にデータが存在すれば、該テキスト部分を現在の部分として(S2414)、図20のテキスト部分読み上げ用のデータ構造における先頭のデータを現在のデータとし(S2415)、S2408の処理に移行する。S2401の判断の結果、現在の部分が該添付ファイル部分でなければ、現在の部分が電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールのテキスト部分であるか否かを判断し(S2402)、該テキスト部分であればS2412の処理に移行する。S2402の判断の結果、現在の部分が該テキスト部分でなければ、電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールの前の電子メールが存在するか否かを判断し(S2403)、前の電子メールが存在するならば、画面表示を前の電子メールの内容に更新し(S2404)、新たに電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示した電子メールの添付ファイル部分にデータが存在するか否かを判断する(S2405)。S2405の判断の結果、該添付ファイル部分にデータが存在すれば、該添付ファイル部分を現在の部分とし(S2416)、S2408の処理に移行する。S2405の判断の結果、該添付ファイル部分にデータが存在しなければ、新たに電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示した電子メールのテキスト部分にデータが存在するか否かを判断し(S2406)、該判断の結果、該テキスト部分にデータが存在しないならば、新たに電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示した電子メールのヘッダ部分を現在の部分とし(S2407)、S2408の処理に移行する。S2406の判断の結果、該テキスト部分にデータが存在するならば、該テキスト部分を現在の部分として(S2417)、図19の引用記号部分の文字列と引用部分の引用されたテキストを読み上げる際の読み上げパラメータとの対応を示すデータ構造、および図20のテキスト部分読み上げ用のデータ構造をRAM103上に作成し(S2418)、図20のテキスト部分のデータ構造における先頭のデータを現在のデータとし(S2419)、S2408の処理に移行する。S2403の判断の結果、前の電子メールが存在しないならば、出力装置108上に前の部分が存在しないことを示すダイアログを表示することによりユーザに通知し(S2409)、処理の結果として前の部分が存在しないことを返して(S2410)、処理を終了する。
図25は本発明に係る第2の電子メール装置における、テキスト部分読み上げ用のデータ構造を作成する処理の一例を示すフローチャートである。なお、S2501〜S2516は各ステップを示す。
まず、RAM103上に保持する引用中であることを示すフラグを、引用中でない状態に初期化し(S2501)、電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールのテキスト部分のデータに読むべき行がまだ存在するか否かを判断し(S2502)、存在しなければ処理を終了する。S2502の判断の結果、該テキスト部分のデータに読むべき行がまだ存在するならば、次の一行を読んで来て(S2503)、その行に記号「>」が含まれるか否かを調べることにより、引用行であるか否かを判断する(S2504)。該判断の結果、引用行であれば、その行の先頭からその行に含まれる最後の「>」までを引用記号文字列として取り出し(S2505)、RAM103上の引用中であることを示すフラグを参照することにより、既に引用中であるか否かを判断する(S2506)。S2506の判断の結果、引用中であるならば、S2505で取り出した引用記号文字列が前の引用行の引用記号文字列と同じか否かを、S2505で取り出した引用記号文字列とRAM103上に保持されている図20のデータ構造中の最後のデータの引用記号文字列を比較することにより判断する(S2507)。S2507の判断の結果、S2505で取り出した引用記号文字列が前の引用行の引用記号文字列と同じならば、現在の引用部分すなわち図20のデータ構造の最後のデータの、引用されたテキストを保持する領域2013に追加し(S2510)、S2502の判断に戻る。S2507の判断の結果、S2505で取り出した引用記号文字列が前の引用行の引用記号文字列と同じでなければ、図20のデータ構造の新たなデータを作成して、該データ構造の最後に追加することにより、現在の引用部分のデータを新規作成し(S2508)、S2505で取り出した引用記号文字列は既に登録済みであるか否かを図19のデータ構造のデータを順に調べることにより判断する(S2509)。S2509の判断の結果、図19のデータ構造中にS2505で取り出した引用記号文字列を持つデータが見つかり、登録済みであることがわかったならば、S2510の処理に移行し、S2509の判断の結果、図19のデータ構造中にS2505で取り出した引用記号文字列が存在せず、未登録であれば、図19のデータ構造の新たなデータを作成して、該データ構造の最後に追加し、該データにS2505で取り出した引用記号文字列を登録し(S2511)、新たな読み上げ用のパラメータを用意し該データに設定した(S2512)後、S2510の処理に移行する。S2506の判断の結果、引用中でなかったならば、RAM103上の引用中であることを示すフラグを立てて、引用中であることを設定した(S2513)後、S2508の処理に移行する。S2504の判断の結果、S2503で読んできた行が引用行でなければ、RAM103上の引用中であることを示すフラグを参照することにより、既に引用中であるか否かを判断し(S2514)、該判断の結果引用中であれば、図20のデータ構造の新たなデータを作成して、該データ構造の最後に追加することにより、現在の非引用部分のデータを新規作成し(S2515)、現在の非引用部分すなわち図20のデータ構造の最後のデータの、テキストを保持する領域2013にS2503で読んできたデータを追加し(S2516)、S2502の判断に戻る。S2514の判断の結果、引用中でなかったならば、S2516の処理に移行する。
図26は本発明に係る第2の電子メール装置における、電子メールの読み上げ停止処理の一例を示すフローチャートである。なお、S2601〜S2608は各ステップを示す。
まず、電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールが、RAM103上に保持されている読み上げを実行中であるか否かを読み上げ中であること示すフラグを調べることにより判断し(S2601)、読み上げを実行中でなければ、処理を終了する。S2601の判断の結果、読み上げを実行中であるならば、読み上げ開始からあらかじめ決められた一定時間内であるか否かを、RAM103上に保持されている一定時間内であることを示すフラグが立っているか否かによって判断する(S2602)。S2602の判断の結果、あらかじめ決められた一定時間内であれば、該読み上げを開始してからあらかじめ決められた一定時間内であることを示すフラグを下ろし(S2603)、読み上げを開始してからあらかじめ決められた一定時間の経過を通知するタイマを停止する(S2604)。そして、音声合成部204に読み上げの停止を指示し(S2605)、該読み上げ中であることを示すフラグを下ろして(S2606)、現在の部分が電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールのテキスト部分か否かを判断する(S2607)。S2607の判断の結果、現在の部分が該テキスト部分でなければ、処理を終了する。S2607の判断の結果、現在の部分が該テキスト部分であるならば、図20のテキスト部分読み上げ用のデータ構造における先頭のデータを現在のデータとし(S2608)、処理を終了する。S2602の判断の結果、あらかじめ決められた一定時間内でなければ、S2605の処理に進む。
図27は本発明に係る第2の電子メール装置における、電子メールの読み上げ完了処理の一例を示すフローチャートである。なお、S2701〜S2711は各ステップを示す。
まず、RAM103上に保持されている読み上げ中であることを示すフラグを下ろし(S2701)、読み上げ開始からあらかじめ決められた一定時間内であるか否かを、RAM103上に保持されている一定時間内であることを示すフラグが立っているか否かによって判断する(S2702)。S2702の判断の結果、あらかじめ決められた一定時間内であれば、該読み上げを開始してからあらかじめ決められた一定時間内であることを示すフラグを下ろし(S2703)、読み上げを開始してからあらかじめ決められた一定時間の経過を通知するタイマを停止する(S2704)。次に、RAM103上の現在の部分を保持する領域を参照することにより、現在の部分が電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールのテキスト部分であるか否かを判断し(S2705)、該テキスト部分であれば、該テキスト部分にまだ読み上げるデータが存在するか否かを、RAM103上の図20のデータ構造、およびRAM103上に保持されている該データ構造中の現在注目中のデータにより判断する(S2706)。S2706の判断の結果、該テキスト部分にまだ読み上げるデータが存在するならば、RAM103上に保持されている図20のデータ構造中の現在注目中のデータを、現在注目中のデータの次のデータにし(S2710)、該データの読み上げパラメータを設定した(S2711)後、読み上げを開始し(S2709)、処理を終了する。S2706の判断の結果、該テキスト部分にまだ読み上げるデータが存在しないならば、次の部分を現在の部分とし、その結果を得る処理を行ない(S2707)、その結果により次の部分が存在するか否かを判断し(S2708)、次の部分が存在するならば、S2709の処理に移行し、次の部分が存在しないならば何も行なわずに、処理を終了する。S2702の判断の結果、あらかじめ決められた一定時間内でなければ、S2705の判断に進む。S2705の判断の結果、現在の部分が電子メールの内容の表示を行なう領域400に表示されている電子メールのテキスト部分ではない場合には、S2707の処理に移行する。
図28は本発明に係る第2の電子メール装置における、テキスト部分内の現在のデータ用の読み上げ用パラメータを音声合成部204に設定する処理の一例を示すフローチャートである。なお、S2801〜S2807は各ステップを示す。
まず、図20のデータ構造におけるRAM103に保持されている現在のデータは引用部分であるか否かを、該データの引用記号部分の文字列を保持する領域2012が空であるかどうかにより判断する(S2801)。S2801の判断の結果、現在のデータが引用部分であれば、該データの引用記号部分の文字列を保持する領域から引用記号部分の文字列を得て(S2802)、図19の引用記号部分の文字列と引用部分の引用されたテキストを読み上げる際の読み上げパラメータとの対応を示すデータ構造中の現在注目中のデータを該データ構造の先頭のデータとする(S2803)。次に、S2802で得た引用記号部分の文字列を、該現在注目中のデータの引用記号部分1912の文字列と比較し、一致するか否かを判断する(S2804)。該判断の結果、引用記号部分の文字列が一致したならば、該現在注目中のデータの引用されたテキストを読み上げる際の読み上げパラメータを保持する領域1913から読み上げパラメータを得て、音声合成部204に設定し(S2805)、処理を終了する。S2804の判断の結果、引用記号部分の文字列が一致しなかったならば、現在注目中のデータを図19の引用記号部分の文字列と引用部分の引用されたテキストを読み上げる際の読み上げパラメータとの対応を示すデータ構造中の次のデータとし(S2806)、S2804の判断に戻る。S2801の判断の結果、図20のデータ構造におけるRAM103に保持されている現在のデータが引用部分でなければ、あらかじめ決められている非引用データ用の読み上げパラメータを音声合成部204に設定し(S2807)、処理を終了する。
(他の実施例)
本発明に係る電子メール装置において、音声合成部204に設定する読み上げパラメータをユーザが設定可能なように構成しても良い。
また、電子メールのヘッダ部分、テキスト部分、添付ファイル部分間の移動や読み上げ開始等の処理を画面上のGUI上のボタン以外にも、ハードウェアキーやリモコンにより指示可能なように構成しても良い。
本発明に係る電子メール装置の構成の一例を示す概念図 本発明に係る電子メール装置の機能構成の一例を示す概念図 本発明に係る電子メール装置における電子メールの一覧画面表示の一例 本発明に係る第1の電子メール装置における電子メールの読み上げ用画面表示の一例 本発明に係る電子メール装置における、電子メールの読み上げ処理の一例を示すフローチャート 電子メールの読み上げモード開始処理の一例を示すフローチャート 本発明に係る第1の電子メール装置における、電子メールの読み上げ開始処理の一例を示すフローチャート 本発明に係る電子メール装置における、次の部分への移動処理の一例を示すフローチャート 本発明に係る第1の電子メール装置における、前の部分への移動処理の一例を示すフローチャート 本発明に係る第1の電子メール装置における、電子メールの読み上げ停止処理の一例を示すフローチャート 本発明に係る電子メール装置における、次の電子メールへの移動処理の一例を示すフローチャート 本発明に係る電子メール装置における、前の電子メールへの移動処理の一例を示すフローチャート 本発明に係る第1の電子メール装置における、次の部分を現在の部分とし、その結果を得る処理の一例を示すフローチャート 本発明に係る第1の電子メール装置における、前の部分を現在の部分とし、その結果を得る処理の一例を示すフローチャート 本発明に係る第1の電子メール装置における、電子メールの読み上げ完了処理の一例を示すフローチャート 本発明に係る電子メール装置における、電子メールの読み上げモード終了処理の一例を示すフローチャート 本発明に係る第2の電子メール装置における引用を含む電子メールの読み上げ用画面表示の第一の例 本発明に係る第2の電子メール装置における引用を含む電子メールの読み上げ用画面表示の第二の例 本発明にかかる第2の電子メール装置における、引用を含む電子メールのテキスト部分の、引用記号部分の文字列と引用部分の引用されたテキストを読み上げる際の読み上げパラメータとの対応を示すデータ構造の一例を示す概念図 本発明にかかる第2の電子メール装置における、引用を含む電子メールのテキスト部分の読み上げ用データのデータ構造の一例を示す概念図 本発明に係る第2の電子メール装置における、電子メールの読み上げ開始処理の一例を示すフローチャート 本発明に係る第2の電子メール装置における、前の部分への移動処理の一例を示すフローチャート 本発明に係る第2の電子メール装置における、次の部分を現在の部分とし、その結果を得る処理の一例を示すフローチャート 本発明に係る第2の電子メール装置における、前の部分を現在の部分とし、その結果を得る処理の一例を示すフローチャート 本発明に係る第2の電子メール装置における、テキスト部分読み上げ用のデータ構造を作成する処理の一例を示すフローチャート 本発明に係る第2の電子メール装置における、電子メールの読み上げ停止処理の一例を示すフローチャート 本発明に係る第2の電子メール装置における、電子メールの読み上げ完了処理の一例を示すフローチャート 本発明に係る第2の電子メール装置における、テキスト部分内の現在のデータ用の読み上げ用パラメータを音声合成部に設定する処理の一例を示すフローチャート
符号の説明
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 記憶装置
105 外部記憶装置
106 システムバス
107 音声出力部
108 出力装置
109 入力装置
110 通信I/F
201 コマンド処理部
202 通信制御部
203 通信制御部
204 音声合成部
205 電子メール管理部
206 電子メール解析部
207 テキスト処理部
208 設定管理部
300 電子メールの一覧表示を行なう領域全体
310 メールボックスの名称の表示等を行なうタイトルバー領域
311 表示ウィンドウのタイトル
312 電子メールの一覧表示を行なう領域300を閉じるためのGUI上におけるボタン
320 電子メールの一覧を表示する領域
321 各メールのヘッダのSubjectフィールドに記述されている件名を示す「件名」領域
322 各メールのヘッダのFromフィールドに記述されている差出人を示す「差出人」領域
323 各メールを送信した日時を示す「日時」領域
330 ユーザが希望する処理を選択するためのメニュー領域
331〜336 希望する処理を選択するためのGUI上のボタン
400 電子メールの内容の表示を行なう領域全体
410 メールボックスの名称の表示等を行なうタイトルバー領域
411 表示ウィンドウのタイトル
412 電子メールの内容の表示を行なう領域400を閉じるためのGUI上におけるボタン
420 電子メールのヘッダおよび本文のテキスト情報を表示する領域
421 電子メールのヘッダを表示する領域
422 本文のテキストを表示する領域
430 電子メール本文の添付ファイルを表示する領域
431、432 電子メールに添付されているファイルのアイコンとファイル名
440 ユーザが希望する処理を選択するためのメニュー領域
441 電子メールの読み上げを開始するGUI上のボタン
442 次の部分への移動を行なうためのGUI上のボタン
443 現在の部分の先頭あるいは前の部分への移動を行なうためのGUI上のボタン
444 実行中の電子メールの読み上げを停止し、現在の部分の先頭に読み上げ開始位置を移動するためのGUI上のボタン
445 読み上げ位置を次の電子メールのヘッダ部分の先頭にするためのGUI上のボタン
446 読み上げ位置を前の電子メールの部分ヘッダ部分の先頭にするためのGUI上のボタン
447 電子メールの読み上げモードを終了するためのGUI上のボタン
1710、1720、1810、1820 電子メールの本文のテキストを表示する領域422中の引用部分
1711、1721、1811、1821 引用記号部分
1712、1722、1812、1822 引用されたテキスト部分
1910、1920 1つの引用記号部分の文字列と、引用されたテキストを読み上げる際の読み上げパラメータの対応を保持するデータ
1911 次のデータへのリンクであるポインタを保持する領域
1912 引用部分の引用記号部分の文字列を保持する領域
1913 引用部分の該引用記号により引用されたテキストを読み上げる際の読み上げパラメータを保持する領域
2010、2020、2030 読み上げ用データ
2011 次のデータへのリンクであるポインタを保持する領域
2012 引用部分の引用記号部分の文字列を保持する領域
2013 引用部分の引用されたテキストを保持する領域

Claims (10)

  1. 電子メールの読み上げが可能な電子メール装置であって、
    電子メールをヘッダ部分と、テキスト部分と、添付ファイル部分に分ける解析手段と、
    各部分の読み上げ用データを作成する読み上げデータ生成手段と、
    読み上げの開始、終了、および次の部分、前の部分、次の電子メール、前の電子メールへの移動をユーザが指示する手段と、
    現在どの部分を読んでいるかを保持する手段と、
    読んでいる部分の読み上げの完了を通知する手段とを有する電子メール装置。
  2. 電子メール中の特定部分の読み上げ完了時に、該電子メールにまだ読む部分があるならば、次の部分の読み上げを自動的に開始する手段を有することを特徴とする請求項1記載の電子メール装置。
  3. 電子メール中の特定部分の読み上げ完了時に、該電子メールにもう読む部分がないならば、次の電子メールの読み上げを自動的に開始する手段を有することを特徴とする請求項1記載の電子メール装置。
  4. 次の部分への移動を指示された際に、読み上げ対象のメールにもう読む部分がないならば、次の電子メールの最初の部分に移動する手段を有することを特徴とする請求項1記載の電子メール装置。
  5. 前の部分への移動を指示された際に、現在の部分の最初に移動する手段を有することを特徴とする請求項1記載の電子メール装置。
  6. 読み上げ中に前の部分への移動を指示された際に、その部分の先頭の読み上げ開始から一定時間内であれば、前の部分に移動する手段を有することを特徴とする請求項5記載の電子メール装置。
  7. 前の部分への移動を指示された際に、読み上げ停止中であれば前の部分に移動する手段を有することを特徴とする請求項5記載の電子メール装置。
  8. 前の部分に移動する際に、現在の位置が読み上げ対象の電子メールの最初の部分ならば、前の電子メールの最後の部分に移動する手段を有することを特徴とする請求項6記載の電子メール装置。
  9. 読み上げる部分に応じて声音やピッチや抑揚などの読み上げパラメータを変更する手段を有することを特徴とする請求項1から請求項8の電子メール装置。
  10. 電子メールの読み上げが可能な電子メール装置であって、
    電子メールの本文中の引用部分を判断する手段と、
    該引用部分の引用レベルや引用元の違いを判断する手段と、
    特定の引用の開始と終了位置を判断する手段と、
    引用に応じた声音やピッチや抑揚などの読み上げパラメータを設定する手段とを有する電子メール装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007164717A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Sanyo Electric Co Ltd 携帯電話機、表示方法及び表示プログラム
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