JP2005219988A - 高シリカモルデナイトの合成方法 - Google Patents

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Abstract

【目的】脱アルミニウム処理をすることなく、合成したままの状態でSiO/Al比の高いモルデナイト型ゼオライト結晶を種晶添加法により合成し、それを用いた優れた高温耐熱性、高い構造安定性、強い固体酸性などが要求される触媒、吸着剤、分離剤等の基材として有用な材料を提供する。
【解決手段】反応混合物が酸化物のモル比で表して次の組成
SiO/Al=40を超えて100以下
NaO/SiO=0.05〜0.3
TEAO/SiO=0.01〜0.5
O/SiO=0.5〜50
(ここでTEAはテトラエチルアンモニウムイオンを表す)
の反応混合物にモルデナイト型ゼオライトを種結晶として0.1〜10wt%(シリカ成分重量に対して)を添加し、自生圧力下において100〜200℃の温度で結晶化させるSiO/Al=40〜100のモルデナイト型ゼオライトの合成方法。
【選択図】選択図なし

Description

本発明は触媒、吸着剤、分離剤等の基材として有用なモルデナイト、特に、従来法では困難であったSiO/Al=40〜100のモルデナイト型ゼオライトを、種結晶添加により合成する方法に関するものである。SiO/Al比の高いゼオライトは、耐熱性、耐酸性または構造安定性に優れ、また固体酸強度も強くなるので、触媒や吸着剤として優れた特性を示す。
モルデナイト型ゼオライトは天然にも産出するアルミノシリケートゼオライトの1種であり、その合成方法は多数提案されている。これまでに提案されているモルデナイトの一般的合成法は、有機添加剤を用いることなしにアルミノシリケートゲルスラリーを加熱結晶化する方法である(例えば、特許文献1、2、3参照)。これらの方法で得られるモルデナイトのSiO/Al比は通常9〜20の範囲である。これに対して、微粉状シリカ原料を用いて攪拌下で合成することにより、SiO/Al比が12〜30の結晶を合成する方法がある(例えば、特許文献4参照)。また有機添加剤としてベンジルトリメチルアンモニウムイオンを用いる方法(例えば、特許文献5参照)やアミノ酸を添加する方法(例えば、特許文献6参照)などが提案されている。これらの方法によれば有機添加剤を用いない方法に比べてSiO/Al比の高い結晶が得られるが、その最大値はそれぞれ25.8および26.4であり、40を超えるSiO/Al比のモルデナイト結晶の合成は不可能であった。そのために一般的には、SiO/Al比=10〜20のモルデナイトを脱アルミニウム処理することによってSiO/Al比を高くする方法が採用されてきた。しかしながらこの方法では、結晶内の一部が構造破壊を起こして結合欠陥が生じるため、細孔径や固体酸強度を任意に制御することが困難であるという不都合が生じていた。
一方、さらにSiO/Al比の高いモルデナイト結晶を合成する試みとして、TEAイオンを添加して合成する方法があるが、生成結晶のSiO/Al比の最大値は35である。(特許文献7および非特許文献1参照)。
さらに最近は、TEAOH(テトラエチルアンモニウムヒドロキシド)とNaFを同時に添加することによりSiO/Al比が40以上のモルデナイトを合成する方法が提案されているが、合成後の結晶に難溶性のNaFが同伴するため、吸着剤、触媒等として使用する前に大量の水で洗浄する必要があった。また、NaFを添加しない方法では、SiO/Al比が40以上のモルデナイトの合成は困難であった。(特許文献8参照)
特公昭41−17854号公報 特公昭47−46677号公報 特公昭49−10440号公報 特公昭63−51969号公報(特許請求の範囲) 特公昭62−43927号公報 米国特許第5573746号明細書(第16頁、Example 7) 米国特許第3766093号明細書(第6−7頁、Example 8) 特開2003−313026号公報 A.A.Shaikh、P.N.Joshi、N.E.Jacob、V.P.Shiralkar著、「ゼオライツ(ZEOLITES)」、バターウオース−ハイネマン(Butterworht−Heinemann)社出版、1993年発行、Vol.13、511−517頁、(517頁、表6)
本願発明の目的は、合成したままの状態でSiO/Al比=40〜100であり、NaFのような結晶の特性を低下させる不純物を同伴しない高純度モルデナイト型ゼオライト結晶を合成し、高温耐熱性、高い構造安定性、強い固体酸性などが要求される触媒、吸着剤、分離剤等として有用な材料を提供することにある。
本発明者らは、ゼオライトの構造と組成、ゼオライトの結晶化機構について鋭意検討を重ねた結果、本発明に至った。本発明のSiO/Al比=40〜100の高純度ハイシリカモルデナイト型ゼオライトは、有機添加剤としてTEAOH、アルカリ成分としてNaOHを添加した反応混合物に、さらにモルデナイト型ゼオライトを種結晶として添加することにより、初めて合成可能である。
以下、本発明を詳細に説明する。
モルデナイト型ゼオライトは、12員酸素環から成る細孔径6.5×7.0Åの比較的大きな一次元細孔を有することが特徴である。また、モルデナイト型ゼオライト結晶の代表的X線回折図は、表1に示す回折角(2θ)と格子面間隔(dÅ)およびその回折強度によって特徴づけられ、他のゼオライトと明瞭に区別することができる。
Figure 2005219988
また、その組成は酸化物のモル比で表して下記の組成式で表わされる。
xNaO・Al・ySiO・zH
ここでxは0.8〜1.2、yは10〜20、zは0以上の数を表す。yの値が比較的高いことがモルデナイトの特徴であり、そのために耐熱性を有し、プロトン交換体は強い固体酸性を示すことが特徴である。しかしながら、従来の方法では40以上のyの値を有する高純度モルデナイトの合成方法は存在しなかった。したがって、SiO/Al比の高いモルデナイトが必要な場合には、酸処理やスチーミングを行ってアルミニウムを骨格外に抽出することが行われている。この方法によりSiO/Al比を上げることは可能であるが必然的に結合欠陥が生じるため、結晶細孔径や固体酸特性が変化してモルデナイト本来の特徴が損なわれる。そのために触媒や吸着剤への応用にも限界があった。
本発明のモルデナイト型ゼオライトは、脱アルミニウム処理をすることなく、合成したままの状態で上記組成式のyの値が40〜100であり、かつ難溶解性のNaF等の不純物を含有しないことが特徴である。したがって、構造破壊による結合欠陥が本質的に存在せず、優れた構造安定性、耐熱性および固体酸性を有する。本発明のSiO/Al比が40〜100と高いモルデナイト型ゼオライト合成方法は、有機添加剤としてTEAOH、アルカリ成分としてNaOHを添加した下記の組成の反応混合物
SiO/Al=40を超えて100以下
NaO/SiO=0.05〜0.3
TEAO/SiO=0.01〜0.5
O/SiO=0.5〜50
(ここでTEAはテトラエチルアンモニウムイオンを表す)
に、モルデナイト型ゼオライトを種結晶として0.1〜10wt%(シリカ成分重量に対して)を添加し、自生圧力下において100〜200℃の温度で結晶化させる合成方法である。
上記組成式において、SiO/Al比が40以下の場合には、SiO/Al比が40以上の値を有するモルデナイト型ゼオライトが得られず、100を超える場合には、純粋な結晶が生成しない。NaOはアルカリ成分としてのNaOHを指し、NaO/SiO比が0.05以下では結晶化が起こらず、0.3以上になると純粋なモルデナイト結晶が得られなくなる。TEAOの添加量は、TEAO/SiO比が0.01以下ではモルルデナイトが結晶化せず、また0.5以上では経済合理性に欠ける。HO/SiO比は上記数値の広い範囲で実施可能である。最初にスラリー状混合物を調製してから乾燥し、水分を蒸発させてHO/SiO比を小さくして反応収率を高めることも可能である。これらの反応混合物を調製するための原料として、シリカ源としてはコロイダルシリカ、無定形シリカ、珪酸ナトリウム、アルミノシリケートゲルなどが、またアルミナ源としては、塩化アルミニウム、硝酸アルミニウム、硫酸アルミニウム、アルミン酸ナトリウム、水酸化アルミニウム、アルミノシリケートゲルなどが用いられ、他の成分とも十分均一に混合できる形態のものが望ましい。塩化アルミニウムや硝酸アルミニウムを使用する場合には、その酸成分を中和するのに必要なアルカリ成分の添加が必要である。この酸成分を中和するアルカリ成分としてNaOHを用いることは可能であるが、反応混合物のアルカリ成分(NaO)とはみなさない。
反応混合物の添加順序は特に限定されないが、特にHO/SiO比が小さい場合には反応混合物の粘度が高くなるので、均一混合物が得られるような方法で混合することが好ましい。
本反応混合物の結晶化において、加熱中の攪拌は特に必要としないが、粒子径の制御等が必要な場合は攪拌してもよい。HO/SiO比が小さい場合には、密閉容器に入れて加熱することのみにより結晶化が可能なので、容積あたりの収率を高めることができるので効率的である。
本発明に用いられる種結晶は、モルデナイト型ゼオライトであれば如何なるゼオライトでも使用できる。例えば、SiO/Al=10〜100のモルデナイト型ゼオライトであり、SiO/Al=30〜100の合成モルデナイトを用いることが好ましい。
又、種結晶として、酸化物のモル比で表して次の組成
SiO/Al=30〜100
NaO/SiO=0〜0.2
TEAO/SiO=0.01〜0.5
O/SiO=0.5〜50
(ここでTEAはテトラエチルアンモニウムイオンを表す)
の反応混合物を自生圧力下において、100〜200℃の温度で結晶化させることによって合成されたSiO/Al=30〜100のモルデナイト型ゼオライトを使用することも好ましい。
更に、種結晶の合成時にNaFを添加しても、本願発明のモルデナイト型ゼオライトの合成方法においては、NaFを添加しておらず、合成されるモルデナイト型ゼオライトの純度に影響しないため、種結晶の合成時にNaFを添加してもよい。
種結晶添加量に関しては、0.1%以下では添加効果が現れ難く、また10%以上では経済合理性に欠けるため、1〜5%の範囲が好ましい。
結晶化のための加熱温度は、100℃以上が必要であり、100℃未満では反応速度が遅く効率的でない。また、加熱温度の上限は200℃であり、通常、150〜180℃で結晶化される。
本発明の方法により得られるモルデナイト結晶は、TEAイオンを結晶内に含有している。したがって触媒や吸着剤として使用する前に、加熱焼成等の方法によりTEAイオンを除去する必要がある。加熱焼成は、大気中500℃程度の温度で可能である。
以上の方法によれば、高純度で耐熱性、構造安定性に優れたSiO/Al=40〜100のモルデナイト結晶を経済的、合理的に合成することが可能であり、触媒、吸着剤、分離剤等として有効に使用することができる。
以下の実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら限定されるものではない。
参考例1、2(種結晶の合成)
硝酸アルミニウム・9水和物を水に溶解した後、水酸化ナトリウムを添加し、さらにこの水溶液にテトラエチルアンモニウムヒドロキシドと無定形シリカ粉末(日本シリカ工業製、ニップシール)を添加して均一になるように混合して表2に示す組成の反応混合物を調製した。参考例2においてはさらにフッ化ナトリウムを添加して均一な反応混合物を調製した。これらの実施例においてHO/SiO比は全ての例で7.4とした。これらの反応混合物をステンレス製オートクレーブに入れて密封し、170℃で72時間加熱した。生成物をろ過、洗浄した後、120℃で乾燥した。理学電機工業社製、X線回折装置 RINT−2000を用いて測定した参考例1及び参考例2の生成物のX線回折図は表1に示すモルデナイト型ゼオライトであった。PHILIPS社製、蛍光X線分析装置 PW2000を用いて測定した生成物の蛍光X線分析の結果、SiO/Al比は表2に示すとおりである。
Figure 2005219988
実施例1〜4
参考例で用いたものと同じ原料を使用して、表3に示す組成の反応混合物を調製した。この反応混合物に、参考例1で得られたSiO/Al比=30.6のモルデナイト結晶を、種結晶としてシリカ成分重量の4wt%添加して均一に混合した。参考例で用いたものと同じステンレス製オートクレーブに入れて密封し、170℃で72時間加熱した。生成物をろ過、洗浄した後、120℃で乾燥した。X線回折による測定の結果、実施例1〜4の生成物はいずれも表1に示したモルデナイトであった。実施例1の生成物のX線回折図を図1に示す。蛍光X線分析の結果、生成物のSiO/Al比は表3に示すとおりいずれも40以上であった。
Figure 2005219988
実施例5、6
参考例で用いたものと同じ原料を使用して、表4に示す組成の反応混合物を調製した。この反応混合物に、参考例2で得られたSiO/Al比=31.0のモルデナイト結晶を、種晶としてシリカ成分重量の4wt%添加して均一に混合した。参考例で用いたものと同じステンレス製オートクレーブに入れて密封し、170℃で72時間加熱した。生成物をろ過、洗浄した後、120℃で乾燥した。X線回折による測定の結果、実施例5,6の生成物はいずれも実施例1で得られた結晶と同等の結晶度を有するモルデナイトであった。蛍光X線分析の結果、生成物のSiO/Al比は表4に示すとおりいずれも40以上であった。
Figure 2005219988
実施例7
参考例で用いたものと同じ原料を使用して、実施例1と同じ組成の反応混合物を調製した。この反応混合物に、有機テンプレート剤を使用しないで合成したSiO/Al比=17.5のモルデナイト結晶(特公昭63−46007、実施例5に従って合成)を、種晶としてシリカ成分重量の4wt%添加して均一に混合した。参考例で用いたものと同じステンレス製オートクレーブに入れて密封し、170℃で72時間加熱した。生成物をろ過、洗浄した後、120℃で乾燥した。X線回折による測定の結果、生成物は実施例1で得られた結晶と同等の結晶度を有するモルデナイトであった。蛍光X線分析の結果、SiO/Al比は43.3であった。
比較例1〜3
参考例で用いたものと同じ原料を使用して、実施例1,3,4と同じ組成の反応混合物を調製した。種晶を添加せずにこれらの反応混合物を参考例で用いたものと同じステンレス製オートクレーブに入れて密封し、170℃で72時間加熱した。生成物をろ過、洗浄した後、120℃で乾燥した。X線回折による測定の結果、生成物は表5に示すとおりであり、モルデナイト型ゼオライトは得られなかった。
Figure 2005219988
比較例4
参考例で用いたものと同じ原料を使用して表6に示す組成の反応混合物を調製し、参考例で用いたものと同じステンレス製オートクレーブに入れて密封し、170℃で72時間加熱した。生成物をろ過、洗浄した後、120℃で乾燥した。X線回折による測定の結果、生成物はBEA型ゼオライトであり、蛍光X線分析の結果、表6に示すとおり、生成物のSiO/Al比は43.6であった。
比較例5
比較例4で得られたBEA型ゼオライトを種晶としてシリカ成分重量の4wt%を添加して、表6に示す組成の反応混合物を調製し、参考例で用いたものと同じステンレス製オートクレーブに入れて密封し、170℃で72時間加熱した。生成物をろ過、洗浄した後、120℃で乾燥した。X線回折による測定の結果、表6に示すとおり、生成物は大量の石英を含むMOR型ゼオライトであった。
Figure 2005219988
比較例6
TEAOHの代わりにテトラプロピルアンモニウムブロマイド(TPABr)を用いた以外は、参考例で用いたものと同じ原料を使用して表7に示す組成の反応混合物を調製した。参考例で用いたものと同じステンレス製オートクレーブに入れて密封し、160℃で20時間加熱した。生成物をろ過、洗浄した後、120℃で乾燥した。X線回折による測定の結果、表7に示すとおり、生成物はMFI型ゼオライトであり、蛍光X線分析の結果、SiO/Al比は204であった。
比較例7
比較例6で得られたMFI型ゼオライトを種晶としてシリカ成分重量の4wt%を添加して、表7に示す組成の反応混合物を調製し、参考例で用いたものと同じステンレス製オートクレーブに入れて密封し、170℃で72時間加熱した。生成物をろ過、洗浄した後、120℃で乾燥した。X線回折による測定の結果、表7に示すとおり、生成物はMFI型ゼオライトを含むMOR型ゼオライトであった。
Figure 2005219988
実施例1で合成したモルデナイト型ゼオライトのX線回折図を示す。図の横軸(X軸)はX線回折における2θ(単位はdeg)を示し、縦軸(Y軸)はX線回折におけるピークの強度を示し、スケールは任意である。

Claims (3)

  1. 反応混合物が酸化物のモル比で表して次の組成
    SiO/Al=40を超えて100以下
    NaO/SiO=0.05〜0.3
    TEAO/SiO=0.01〜0.5
    O/SiO=0.5〜50
    (ここでTEAはテトラエチルアンモニウムイオンを表す)
    の反応混合物にモルデナイト型ゼオライトを種結晶として0.1〜10wt%(シリカ成分重量に対して)を添加し、自生圧力下において100〜200℃の温度で結晶化させるSiO/Al=40〜100のモルデナイト型ゼオライトの合成方法。
  2. 種結晶として添加するモルデナイト型ゼオライトのSiO/Alのモル比が10〜100のモルデナイト型ゼオライトである請求項1記載のモルデナイト型ゼオライトの合成方法。
  3. 種結晶として添加するモルデナイト型ゼオライトが、酸化物のモル比で表して次の組成
    SiO/Al=30〜100
    NaO/SiO=0〜0.2
    TEAO/SiO=0.01〜0.5
    O/SiO=0.5〜50
    (ここでTEAはテトラエチルアンモニウムイオンを表す)
    の反応混合物を自生圧力下において、100〜200℃の温度で結晶化させることによって合成されたSiO/Al=30〜100のモルデナイト型ゼオライトである請求項2記載のモルデナイト型ゼオライトの合成方法。
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