JP2005218226A - モータ制御方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 熱的性能限界まで性能を引き出し、寿命の長いモータ駆動方法を提供する。
【解決手段】 制御回路と電力変換回路からなるモータ制御装置において電力変換回路が搭載されるフィン温度を検出する温度検出器と複数の冷却器を付加し、制御サンプリング時間ごとに制御回路損失値とトルク指令から電力変換回路の損失値を算定し、電力変換回路の損失値を熱等価回路に入力して電力変換回路の内部温度上昇値を推定し、フィン温度と温度上昇値を加算して電力変換回路の内部温度を推定し、推定内部温度があらかじめ設定した複数の温度規格範囲に応じて、複数の冷却器を選択し、動作させるようにした。
【選択図】図1
【解決手段】 制御回路と電力変換回路からなるモータ制御装置において電力変換回路が搭載されるフィン温度を検出する温度検出器と複数の冷却器を付加し、制御サンプリング時間ごとに制御回路損失値とトルク指令から電力変換回路の損失値を算定し、電力変換回路の損失値を熱等価回路に入力して電力変換回路の内部温度上昇値を推定し、フィン温度と温度上昇値を加算して電力変換回路の内部温度を推定し、推定内部温度があらかじめ設定した複数の温度規格範囲に応じて、複数の冷却器を選択し、動作させるようにした。
【選択図】図1
Description
本発明はオーバヒートからモータ制御装置を保護するモータ制御方法および装置に関する。
従来のモータ制御装置のオーバヒート保護方法には、例えば特許文献1に開示されたものがある。
特許文献1は放熱フィンに取り付けられたトランジスタおよびサーミスタからなる駆動装置をさらに小形化しようとしたもので、トランジスタとサーミスタをフィンの表裏の最も近い位置に取り付けてサーミスタがトランジスタの温度をタイムラグなく検知しようとしたものである。さらに、ファンは消費電力が大きく、できるだけ、駆動する時間を少なくするため、フィンの温度が規定値を超えたら動作させようとしている。図12において、102は放熱フィン、110はトランジスタ、109はサーミスタ、108は冷却ファンである。
特開2000−294706号公報
特許文献1は放熱フィンに取り付けられたトランジスタおよびサーミスタからなる駆動装置をさらに小形化しようとしたもので、トランジスタとサーミスタをフィンの表裏の最も近い位置に取り付けてサーミスタがトランジスタの温度をタイムラグなく検知しようとしたものである。さらに、ファンは消費電力が大きく、できるだけ、駆動する時間を少なくするため、フィンの温度が規定値を超えたら動作させようとしている。図12において、102は放熱フィン、110はトランジスタ、109はサーミスタ、108は冷却ファンである。
しかしながら、従来技術では、フィンの温度が規定値を超えた場合の動作が、ファンを駆動するか、回路の動作周波数を下げることしか記述されていない。ファンの起動・停止に関する規定はファンの寿命を伸ばす上で重要である。かりに、従来技術のように、ひとつの規格値だけでファンを起動、停止させると、起動停止の頻度が増えファンの寿命を著しく低下させるばかりか、ファンに供給される電力も増大することになる。
図13は一つの規格値だけでファンを起動停止した場合のタイムチャートを示したものであり、ファンの起動停止回数はかなり多くなる。なお、図13は図11の熱等価回路を使用してシミュレーションした結果であり、実測ではない。シミュレーションの条件は、ジャンクション−ダイ間熱抵抗を0.1℃/W、ダイ−ケース(フィン)間熱抵抗を0.2℃/W、フィン−周囲間熱抵抗をファンが非動作の時で3℃/W、ファンが動作している時で1℃/W、ダイの熱容量を1Joule/℃、フィンの熱容量を100000Joule/℃、温度検出からファン動作までの遅れ時間を0.5sec、制御回路の損失が20W、電力変換回路動作時の損失を40Wとしている。この例では1分間に7〜8回もファンが動作・非動作を繰り返しており、寿命上問題である。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、モータ駆動装置の性能を熱的性能限界まで引き出し、かつ、寿命の長いモータ制御方法および装置を提供する。
図13は一つの規格値だけでファンを起動停止した場合のタイムチャートを示したものであり、ファンの起動停止回数はかなり多くなる。なお、図13は図11の熱等価回路を使用してシミュレーションした結果であり、実測ではない。シミュレーションの条件は、ジャンクション−ダイ間熱抵抗を0.1℃/W、ダイ−ケース(フィン)間熱抵抗を0.2℃/W、フィン−周囲間熱抵抗をファンが非動作の時で3℃/W、ファンが動作している時で1℃/W、ダイの熱容量を1Joule/℃、フィンの熱容量を100000Joule/℃、温度検出からファン動作までの遅れ時間を0.5sec、制御回路の損失が20W、電力変換回路動作時の損失を40Wとしている。この例では1分間に7〜8回もファンが動作・非動作を繰り返しており、寿命上問題である。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、モータ駆動装置の性能を熱的性能限界まで引き出し、かつ、寿命の長いモータ制御方法および装置を提供する。
請求項1記載の本発明は、制御回路と電力変換回路からなるモータ制御装置の制御方法において、電力変換回路が搭載されるフィン温度を検出する温度検出器と複数の冷却器を付加し、制御サンプリング時間ごとに制御回路損失値とトルク指令から電力変換回路の損失値を算定し、電力変換回路の損失値を熱等価回路に入力して電力変換回路の内部温度上昇値を推定し、フィン温度と前記温度上昇値を加算して前記電力変換回路の内部温度を推定し、推定内部温度に応じて、前記複数の冷却器を選択して動作させるようにした。
請求項2記載の本発明は、請求項1記載のモータ制御方法において、冷却器はファンであり、第1ファンと第2ファンで構成され、あらかじめ、第1温度<第2温度<第3温度<第4温度なる温度を設定し、推定内部温度が第1温度よりも低い時は、第1ファン、第2ファンともにオフにし、推定内部温度が第1温度よりも高く、第2温度よりも低い時は、第1ファンを前のサンプリング時間に決定された状態を維持し、第2ファンはオフとし、推定内部温度が第2温度よりも高く第3温度よりも低い時は、第1ファンはオンにし、第2ファンは前のサンプリング時間で決定された状態を維持し、推定内部温度が第3温度よりも高く、第4温度よりも低い時は、第1ファン、第2ファンともにオンにし、推定内部温度が第4温度よりも高いときは、電力変換回路のスイッチング素子をすべてオフにしてシャットダウンし、外部にオーバヒートのアラーム信号を出力するようにした。
請求項3記載の本発明は、請求項1または2記載のモータ制御方法において、冷却器はn個のファンであり、温度範囲を第1温度から第n+2温度に分類し請求項1または2と同様なファン設定を行うようにした。
請求項4記載の本発明は、請求項1記載のモータ制御方法において、温度検出器はサーミスタであり、サーミスタの出力信号をADコンバータでディジタル量に変換してCPUに取り込むようにした。
請求項5記載の本発明は、請求項1記載のモータ制御方法において、温度検出器を制御回路のプリント配線板に取り付け、モータ制御装置の内気温度を検出し、あらかじめ測定して求めた過渡熱等価回路を使用して、電力変換回路の内部の温度上昇値を推定し、内気温度に加算して内部温度を推定し、冷却器を駆動するようにした。
請求項6記載の本発明は、制御回路と電力変換回路からなるモータ制御装置において
電力変換回路が搭載されるフィン温度を検出する温度検出器と複数の冷却器を備え、制御サンプリング時間ごとに制御回路損失値とトルク指令から電力変換回路の損失値を算定する損失値算定手段と、電力変換回路の損失値を熱等価回路に入力して電力変換回路の内部温度上昇値を推定する内部温度上昇値推定手段と、フィン温度と前記温度上昇値を加算して電力変換回路の内部温度を推定し、推定内部温度があらかじめ設定した複数の温度規格範囲に応じて、複数の冷却器を選択し、動作させる手段とを備えるようにした。
請求項7記載の本発明は、請求項6記載のモータ制御装置において、冷却器をファンとして第1ファンと第2ファンを備え、あらかじめ、第1温度<第2温度<第3温度<第4温度なる温度を設定し、推定内部温度が第1温度よりも低い時は、第1ファン、第2ファンともにオフにし、推定内部温度が第1温度よりも高く、第2温度よりも低い時は、第1ファンを前のサンプリング時間に決定された状態を維持し、第2ファンはオフとし、推定内部温度が第2温度よりも高く第3温度よりも低い時は、第1ファンはオンにし、第2ファンは前のサンプリング時間で決定された状態を維持し、推定内部温度が第3温度よりも高く、第4温度よりも低い時は、第1ファン、第2ファンともにオンにし、推定内部温度が第4温度よりも高いときは、電力変換回路のスイッチング素子をすべてオフにしてシャットダウンし、外部にオーバヒートのアラーム信号を出力する手段からなるようにした。
請求項8記載の本発明は、請求項6または請求項7記載のモータ制御装置において、冷却器はn個のファンであり、温度範囲を第1温度から第n+2温度に分類し請求項7と同様なファン設定を行う手段からなるようにした。
請求項2記載の本発明は、請求項1記載のモータ制御方法において、冷却器はファンであり、第1ファンと第2ファンで構成され、あらかじめ、第1温度<第2温度<第3温度<第4温度なる温度を設定し、推定内部温度が第1温度よりも低い時は、第1ファン、第2ファンともにオフにし、推定内部温度が第1温度よりも高く、第2温度よりも低い時は、第1ファンを前のサンプリング時間に決定された状態を維持し、第2ファンはオフとし、推定内部温度が第2温度よりも高く第3温度よりも低い時は、第1ファンはオンにし、第2ファンは前のサンプリング時間で決定された状態を維持し、推定内部温度が第3温度よりも高く、第4温度よりも低い時は、第1ファン、第2ファンともにオンにし、推定内部温度が第4温度よりも高いときは、電力変換回路のスイッチング素子をすべてオフにしてシャットダウンし、外部にオーバヒートのアラーム信号を出力するようにした。
請求項3記載の本発明は、請求項1または2記載のモータ制御方法において、冷却器はn個のファンであり、温度範囲を第1温度から第n+2温度に分類し請求項1または2と同様なファン設定を行うようにした。
請求項4記載の本発明は、請求項1記載のモータ制御方法において、温度検出器はサーミスタであり、サーミスタの出力信号をADコンバータでディジタル量に変換してCPUに取り込むようにした。
請求項5記載の本発明は、請求項1記載のモータ制御方法において、温度検出器を制御回路のプリント配線板に取り付け、モータ制御装置の内気温度を検出し、あらかじめ測定して求めた過渡熱等価回路を使用して、電力変換回路の内部の温度上昇値を推定し、内気温度に加算して内部温度を推定し、冷却器を駆動するようにした。
請求項6記載の本発明は、制御回路と電力変換回路からなるモータ制御装置において
電力変換回路が搭載されるフィン温度を検出する温度検出器と複数の冷却器を備え、制御サンプリング時間ごとに制御回路損失値とトルク指令から電力変換回路の損失値を算定する損失値算定手段と、電力変換回路の損失値を熱等価回路に入力して電力変換回路の内部温度上昇値を推定する内部温度上昇値推定手段と、フィン温度と前記温度上昇値を加算して電力変換回路の内部温度を推定し、推定内部温度があらかじめ設定した複数の温度規格範囲に応じて、複数の冷却器を選択し、動作させる手段とを備えるようにした。
請求項7記載の本発明は、請求項6記載のモータ制御装置において、冷却器をファンとして第1ファンと第2ファンを備え、あらかじめ、第1温度<第2温度<第3温度<第4温度なる温度を設定し、推定内部温度が第1温度よりも低い時は、第1ファン、第2ファンともにオフにし、推定内部温度が第1温度よりも高く、第2温度よりも低い時は、第1ファンを前のサンプリング時間に決定された状態を維持し、第2ファンはオフとし、推定内部温度が第2温度よりも高く第3温度よりも低い時は、第1ファンはオンにし、第2ファンは前のサンプリング時間で決定された状態を維持し、推定内部温度が第3温度よりも高く、第4温度よりも低い時は、第1ファン、第2ファンともにオンにし、推定内部温度が第4温度よりも高いときは、電力変換回路のスイッチング素子をすべてオフにしてシャットダウンし、外部にオーバヒートのアラーム信号を出力する手段からなるようにした。
請求項8記載の本発明は、請求項6または請求項7記載のモータ制御装置において、冷却器はn個のファンであり、温度範囲を第1温度から第n+2温度に分類し請求項7と同様なファン設定を行う手段からなるようにした。
本発明のモータ制御方法および装置によれば、電力変換回路の内部温度を正確に推定でき、複数の冷却器を用いて冷却するので、モータ制御装置の性能を熱的限界まで引き出すことができ、かつ、寿命を長くすることができる。
以下、本発明の実施例を図を用いて説明する。
図1は、本発明の第1実施例を示すモータ制御方法を備えたモータ制御装置のブロック図である。
図1において、1は電力変換回路、2は制御回路、3はインバータ回路、4は整流器、5は温度検出器、6はADコンバータ、7はCPU、8はファン制御回路、9は第1ファン、10は第2ファン、11は制御電源である。外部の上位システムから速度指令や位置指令が与えられると、インタフェース回路IFは指令データをCPUが解読可能なデータ変換する。モータに結合された位置検出器は位置データを制御回路の位置検出器入力回路に出力し、位置検出入力回路はCPUが解読可能なデータを変換する。図に示してはいないが、CPUは制御サンプリング時間ごとに、位置指令データ、位置データを取り込み、位置制御演算、速度制御演算を行いトルク指令を生成し、d軸電流指令、q軸電流指令を生成し電流制御部に出力する。電流検出器はモータの3相電流を検出し、制御回路に渡す。制御回路の3相−dq変換部は3相電流をd軸電流、q軸電流に座標変換し、電流制御部に出力する。電流制御部はdq軸電流制御を行い、dq−3相の座標変換を行い3相電圧指令を生成、さらに、3相電圧指令から3相パルス幅変調信号を生成し、ゲートドライブ回路に出力する。ゲートドライブ回路はゲート信号を絶縁増幅してインバータ回路のIGBTのゲートを駆動する。インバータはモータにパルス幅変調された電圧を印加して、速度やモータ定数に合った電流が生成される。モータに電流が流れるとトルクを発生し、負荷や慣性モーメントに応じた速度で回転する。
温度検出器は電力変換回路を冷却するフィンに取り付けられており、フィンの温度を検出する。検出された温度信号はAD変換器でCPUが読める形に変換される。CPUはフィン温度を読み込み、トルク指令から、テーブルを参照して電力変換回路の損失を生成する。電力変換回路の損失はトルク指令に関係した値であるので、事前に実験などでトルク指令と損失の関係(図2)を取得し、CPUのメモリテーブルに記憶しておく(図6)。CPUは電力変換回路の損失がわかると、事前に取得しておいた図3の熱等価回路を参照して電力変換回路内部のIGBTのジャンクション温度上昇値を推定する。このジャンクション温度があらかじめ、設定した温度範囲のどこに入るかにより、冷却器を選択し、動作させる。
図3はモータ制御装置の熱等価回路を示したもので、30はトータル損失値、31はジャンクション、32はダイ、33はケースまたはフィンの温度を示す部分である。また34はジャンクション−ダイ間の熱抵抗R1(℃/W)、35はダイ−ケース(フィン)間の熱抵抗R2(℃/W)、36はフィン−周囲間熱抵抗R3(℃/W)である。冷却器はR3を小さくする効果がある。
図1において、1は電力変換回路、2は制御回路、3はインバータ回路、4は整流器、5は温度検出器、6はADコンバータ、7はCPU、8はファン制御回路、9は第1ファン、10は第2ファン、11は制御電源である。外部の上位システムから速度指令や位置指令が与えられると、インタフェース回路IFは指令データをCPUが解読可能なデータ変換する。モータに結合された位置検出器は位置データを制御回路の位置検出器入力回路に出力し、位置検出入力回路はCPUが解読可能なデータを変換する。図に示してはいないが、CPUは制御サンプリング時間ごとに、位置指令データ、位置データを取り込み、位置制御演算、速度制御演算を行いトルク指令を生成し、d軸電流指令、q軸電流指令を生成し電流制御部に出力する。電流検出器はモータの3相電流を検出し、制御回路に渡す。制御回路の3相−dq変換部は3相電流をd軸電流、q軸電流に座標変換し、電流制御部に出力する。電流制御部はdq軸電流制御を行い、dq−3相の座標変換を行い3相電圧指令を生成、さらに、3相電圧指令から3相パルス幅変調信号を生成し、ゲートドライブ回路に出力する。ゲートドライブ回路はゲート信号を絶縁増幅してインバータ回路のIGBTのゲートを駆動する。インバータはモータにパルス幅変調された電圧を印加して、速度やモータ定数に合った電流が生成される。モータに電流が流れるとトルクを発生し、負荷や慣性モーメントに応じた速度で回転する。
温度検出器は電力変換回路を冷却するフィンに取り付けられており、フィンの温度を検出する。検出された温度信号はAD変換器でCPUが読める形に変換される。CPUはフィン温度を読み込み、トルク指令から、テーブルを参照して電力変換回路の損失を生成する。電力変換回路の損失はトルク指令に関係した値であるので、事前に実験などでトルク指令と損失の関係(図2)を取得し、CPUのメモリテーブルに記憶しておく(図6)。CPUは電力変換回路の損失がわかると、事前に取得しておいた図3の熱等価回路を参照して電力変換回路内部のIGBTのジャンクション温度上昇値を推定する。このジャンクション温度があらかじめ、設定した温度範囲のどこに入るかにより、冷却器を選択し、動作させる。
図3はモータ制御装置の熱等価回路を示したもので、30はトータル損失値、31はジャンクション、32はダイ、33はケースまたはフィンの温度を示す部分である。また34はジャンクション−ダイ間の熱抵抗R1(℃/W)、35はダイ−ケース(フィン)間の熱抵抗R2(℃/W)、36はフィン−周囲間熱抵抗R3(℃/W)である。冷却器はR3を小さくする効果がある。
図4は、本発明の題2実施例を示す構成図であり、複数の冷却器を第1ファンと第2ファンで構成、温度検出器をサーミスタで構成している。図5はオーバヒート保護のフローチャートである。
図4において、1は電力変換回路、2は制御回路が搭載されたプリント配線板、5はフィンに取り付けられた温度検出器、7はプリント配線板に搭載されたCPU,9は冷却器である第1ファン、10は冷却器である第2ファン、22は制御回路部の発熱部である。
ステップST1は制御サンプリングによる定時割込みである。
ステップST2でADコンバータからサーミスタが検出した温度信号を読込む。
次にステップST3でモータ制御演算に使用したトルク指令を読込む。
ステップST4でトルク指令から図6のテーブルを参照して電力変換回路の損失値を生成する。
ステップST5で電力変換回路の損失を熱等価回路に入力して電力変換回路のIGBTのジャンクション温度の情承知を推定し、フィンの温度に加算してジャンクション温度を推定する。
また、あらかじめ、第1温度、第2温度、第3温度、第4温度の4レベルの規定温度を準備しておき、電力変換回路のジャンクション温度推定値と比較する。
ステップST6で、推定温度が第1温度よりも低い場合は第1ファン、第2ファンともにオフして終了する。
ステップST7では推定温度が第1温度よりも高く第2温度よりも低い場合を判別し、第1ファンは、前のサンプリング時間で決定した値を維持し、第2ファンは、オフする。
ステップST8では、推定温度が第2温度よりも高く第3温度よりも低い場合を判別し、第1ファンをオン、第2ファンを前のサンプリング時間で決定した状態を維持する。
ステップST10では、推定温度が第3温度よりも高く、第4温度よりも低い場合を判別し、第1ファン、第2ファンともにオンする。
ステップST12では推定温度が第4温度よりも高い場合を判別し、第1ファン、第2ファンをオンするとともにオーバヒート信号を生成して外部にアラーム信号を出力する。
図7はこれら判定に使用した条件を表にまとめたものである。
図8は制御回路損失20Wで電力変換回路損失を100Wを加えたときのタイムチャートである。条件は第1温度を90℃、第2温度を100℃、第3温度を110℃、第4温度を120℃に選定し、過渡熱等価回路の条件は従来例のシミュレーションと同じ条件である。つまり、ジャンクション−ダイ間熱抵抗を0.1℃/W、ダイ−ケース(フィン)間熱抵抗を0.2℃/W、フィン−周囲間熱抵抗をファンが非動作の時で3℃/W、ファンが動作している時で1℃/W、ダイの熱容量を1Joule/℃、フィンの熱容量を100000Joule/℃、温度検出からファン動作までの遅れ時間を0.5sec、制御回路の損失が20Wとしている。異なるのは電力変換回路動作時の損失を40Wから100Wにアップしていることである。第1ファンは動作したまま、第2ファンがオン・オフを繰り返している。オン・オフの繰り返し頻度は2分に1回程度であり、従来例に比較して1/20に低下している。また、ファンを駆動することによるジャンクション温度のΔTjも10℃以下であり、パワーサイクルに関する寿命にはほとんど影響しないレベルである。
図9は本発明の第3の実施例を示したものであり、ファンの数がn個に増加させ、温度範囲もn+2に増加させている。基本的には第2実施例と同じである。
図10は本発明の第4の実施例を示したものであり、温度検出器を制御回路のプリント配線板に取り付け、モータ制御装置の内気温度を検出し、あらかじめ測定して求めた図11の過渡熱等価回路を使用して、電力変換回路の内部の温度上昇値を推定し、内気温度に加算して内部温度を推定し、冷却器を制御している。
図11の過渡熱等価回路は図3の熱等価回路に熱容量を追加したものであり、37はダイの熱容量、38はフィンの熱容量である。
サンプリング時間中の電力変換回路のジャンクション温度上昇は、ジャンクション−ダイ間熱抵抗をR1、ダイ−ケース(フィン)間熱抵抗をR2、ケース−周囲間熱抵抗をR3、ダイ熱容量をC1、フィン熱容量をC2、発生するロスP(W)とすれば、近似的に(1)式で表すことができ、等価回路を用いなくとも計算式に代入するだけでもとめることができる。
θ=PR1+θ1+θ2 (1)
ここでθは温度上昇値である。t1、t2、θ1、θ2は次式で表すことができる。
t1=2C1C2R2R3
/(C1(R2+R3)+C2R2+√(C1 2(R2+R3)2)ー4C1C2R2R3)
(2)
t2=2C1C2R2R3
/(C1(R2+R3)+C2R2−√(C1 2(R2+R3)2)ー4C1C2R2R3)
(3)
θ1=θ10*exp(−ts/t1)+
P(1−exp(−ts/t1))(C2R2R3−(R2+R3)t1)/(t2−t1)
(4)
θ2=θ20exp(−ts/t2)+
P(1−exp(−ts/t2))(C2R2R3−(R2+R3)t2)/(t1−t2)
(5)
ここで、さらにθ10、θ20は1サンプリング前の温度上昇値である。
図4において、1は電力変換回路、2は制御回路が搭載されたプリント配線板、5はフィンに取り付けられた温度検出器、7はプリント配線板に搭載されたCPU,9は冷却器である第1ファン、10は冷却器である第2ファン、22は制御回路部の発熱部である。
ステップST1は制御サンプリングによる定時割込みである。
ステップST2でADコンバータからサーミスタが検出した温度信号を読込む。
次にステップST3でモータ制御演算に使用したトルク指令を読込む。
ステップST4でトルク指令から図6のテーブルを参照して電力変換回路の損失値を生成する。
ステップST5で電力変換回路の損失を熱等価回路に入力して電力変換回路のIGBTのジャンクション温度の情承知を推定し、フィンの温度に加算してジャンクション温度を推定する。
また、あらかじめ、第1温度、第2温度、第3温度、第4温度の4レベルの規定温度を準備しておき、電力変換回路のジャンクション温度推定値と比較する。
ステップST6で、推定温度が第1温度よりも低い場合は第1ファン、第2ファンともにオフして終了する。
ステップST7では推定温度が第1温度よりも高く第2温度よりも低い場合を判別し、第1ファンは、前のサンプリング時間で決定した値を維持し、第2ファンは、オフする。
ステップST8では、推定温度が第2温度よりも高く第3温度よりも低い場合を判別し、第1ファンをオン、第2ファンを前のサンプリング時間で決定した状態を維持する。
ステップST10では、推定温度が第3温度よりも高く、第4温度よりも低い場合を判別し、第1ファン、第2ファンともにオンする。
ステップST12では推定温度が第4温度よりも高い場合を判別し、第1ファン、第2ファンをオンするとともにオーバヒート信号を生成して外部にアラーム信号を出力する。
図7はこれら判定に使用した条件を表にまとめたものである。
図8は制御回路損失20Wで電力変換回路損失を100Wを加えたときのタイムチャートである。条件は第1温度を90℃、第2温度を100℃、第3温度を110℃、第4温度を120℃に選定し、過渡熱等価回路の条件は従来例のシミュレーションと同じ条件である。つまり、ジャンクション−ダイ間熱抵抗を0.1℃/W、ダイ−ケース(フィン)間熱抵抗を0.2℃/W、フィン−周囲間熱抵抗をファンが非動作の時で3℃/W、ファンが動作している時で1℃/W、ダイの熱容量を1Joule/℃、フィンの熱容量を100000Joule/℃、温度検出からファン動作までの遅れ時間を0.5sec、制御回路の損失が20Wとしている。異なるのは電力変換回路動作時の損失を40Wから100Wにアップしていることである。第1ファンは動作したまま、第2ファンがオン・オフを繰り返している。オン・オフの繰り返し頻度は2分に1回程度であり、従来例に比較して1/20に低下している。また、ファンを駆動することによるジャンクション温度のΔTjも10℃以下であり、パワーサイクルに関する寿命にはほとんど影響しないレベルである。
図9は本発明の第3の実施例を示したものであり、ファンの数がn個に増加させ、温度範囲もn+2に増加させている。基本的には第2実施例と同じである。
図10は本発明の第4の実施例を示したものであり、温度検出器を制御回路のプリント配線板に取り付け、モータ制御装置の内気温度を検出し、あらかじめ測定して求めた図11の過渡熱等価回路を使用して、電力変換回路の内部の温度上昇値を推定し、内気温度に加算して内部温度を推定し、冷却器を制御している。
図11の過渡熱等価回路は図3の熱等価回路に熱容量を追加したものであり、37はダイの熱容量、38はフィンの熱容量である。
サンプリング時間中の電力変換回路のジャンクション温度上昇は、ジャンクション−ダイ間熱抵抗をR1、ダイ−ケース(フィン)間熱抵抗をR2、ケース−周囲間熱抵抗をR3、ダイ熱容量をC1、フィン熱容量をC2、発生するロスP(W)とすれば、近似的に(1)式で表すことができ、等価回路を用いなくとも計算式に代入するだけでもとめることができる。
θ=PR1+θ1+θ2 (1)
ここでθは温度上昇値である。t1、t2、θ1、θ2は次式で表すことができる。
t1=2C1C2R2R3
/(C1(R2+R3)+C2R2+√(C1 2(R2+R3)2)ー4C1C2R2R3)
(2)
t2=2C1C2R2R3
/(C1(R2+R3)+C2R2−√(C1 2(R2+R3)2)ー4C1C2R2R3)
(3)
θ1=θ10*exp(−ts/t1)+
P(1−exp(−ts/t1))(C2R2R3−(R2+R3)t1)/(t2−t1)
(4)
θ2=θ20exp(−ts/t2)+
P(1−exp(−ts/t2))(C2R2R3−(R2+R3)t2)/(t1−t2)
(5)
ここで、さらにθ10、θ20は1サンプリング前の温度上昇値である。
温度過熱による破壊、もしくは装置の停止を防ぐことにより、安全かつ連続使用することができるので、ロボット、工作機械、産業機械などのモータ制御の用途にも適用できる。
1 電力変換回路
2 制御回路
3 インバータ回路
4 整流回路
5 温度検出器
6 AD変換器
7 CPU
8 ファン制御回路
9 第1ファン
10 第2ファン
11 制御電源
21 フィン
30 熱源
31 ジャンクション温度
32 ダイ温度
33 フィン温度
34 ジャンクション−ダイ間熱抵抗
35 ダイ−ケース(フィン)間熱抵抗
36 ケース(フィン)−周囲間熱抵抗
37 ダイ熱容量
38 フィン熱容量
2 制御回路
3 インバータ回路
4 整流回路
5 温度検出器
6 AD変換器
7 CPU
8 ファン制御回路
9 第1ファン
10 第2ファン
11 制御電源
21 フィン
30 熱源
31 ジャンクション温度
32 ダイ温度
33 フィン温度
34 ジャンクション−ダイ間熱抵抗
35 ダイ−ケース(フィン)間熱抵抗
36 ケース(フィン)−周囲間熱抵抗
37 ダイ熱容量
38 フィン熱容量
Claims (8)
- 制御回路と電力変換回路からなるモータ制御装置の制御方法において、
前記電力変換回路が搭載されるフィン温度を検出する温度検出器と複数の冷却器を付加し、
制御サンプリング時間ごとに制御回路損失値とトルク指令から電力変換回路の損失値を算定し、
前記電力変換回路の損失値を熱等価回路に入力して電力変換回路の内部温度上昇値を推定し、
前記フィン温度と前記温度上昇値を加算して前記電力変換回路の内部温度を推定し、
前記推定内部温度があらかじめ設定した複数の温度規格範囲に応じて、前記複数の冷却器を選択し、動作させることを特徴とするモータ制御方法。 - 前記冷却器はファンであり、第1ファンと第2ファンで構成され、
あらかじめ、第1温度<第2温度<第3温度<第4温度なる温度を設定し、
前記推定内部温度が第1温度よりも低い時は、第1ファン、第2ファンともにオフにし、
前記推定内部温度が第1温度よりも高く、第2温度よりも低い時は、前記第1ファンを前のサンプリング時間に決定された状態を維持し、第2ファンはオフとし、
前記推定内部温度が第2温度よりも高く第3温度よりも低い時は、第1ファンはオンにし、第2ファンは前のサンプリング時間で決定された状態を維持し、
前記推定内部温度が第3温度よりも高く、第4温度よりも低い時は、第1ファン、第2ファンともにオンにし、
前記推定内部温度が第4温度よりも高いときは、電力変換回路のスイッチング素子をすべてオフにしてシャットダウンし、外部にオーバヒートのアラーム信号を出力することを特徴とする請求項1記載のモータ制御方法。 - 前記冷却器はn個のファンであり、温度範囲を第1温度から第n+2温度に分類し請求項2と同様なファン設定を行うことを特徴とする請求項1または2記載のモータ制御方法。
- 前記温度検出器はサーミスタであり、サーミスタの出力信号をADコンバータでディジタル量に変換してCPUに取り込むことを特徴とする請求項1記載のモータ制御方法。
- 前記温度検出器を制御回路のプリント配線板に取り付け、モータ制御装置の内気温度を検出し、あらかじめ測定して求めた過渡熱等価回路を使用した計算式を用いて、電力変換回路の内部の温度上昇値を推定し、前記内気温度に加算して内部温度を推定し、前記冷却器を駆動することを特徴とする請求項1記載のモータ制御方法。
- 制御回路と電力変換回路からなるモータ制御装置において、
前記電力変換回路が搭載されるフィン温度を検出する温度検出器と複数の冷却器を備え、
制御サンプリング時間ごとに制御回路損失値とトルク指令から電力変換回路の損失値を算定する損失値算定手段と、
前記電力変換回路の損失値を熱等価回路に入力して電力変換回路の内部温度上昇値を推定する内部温度上昇値推定手段と、
前記フィン温度と前記温度上昇値を加算して前記電力変換回路の内部温度を推定し、前記推定内部温度があらかじめ設定した複数の温度規格範囲に応じて、前記複数の冷却器を選択し、動作させる手段とを備えたことを特徴とするモータ制御装置。 - 前記冷却器をファンとして第1ファンと第2ファンを備え、
あらかじめ、第1温度<第2温度<第3温度<第4温度なる温度を設定し、前記推定内部温度が第1温度よりも低い時は、第1ファン、第2ファンともにオフにし、前記推定内部温度が第1温度よりも高く、第2温度よりも低い時は、前記第1ファンを前のサンプリング時間に決定された状態を維持し、第2ファンはオフとし、前記推定内部温度が第2温度よりも高く第3温度よりも低い時は、第1ファンはオンにし、第2ファンは前のサンプリング時間で決定された状態を維持し、前記推定内部温度が第3温度よりも高く、第4温度よりも低い時は、第1ファン、第2ファンともにオンにし、前記推定内部温度が第4温度よりも高いときは、電力変換回路のスイッチング素子をすべてオフにしてシャットダウンし、外部にオーバヒートのアラーム信号を出力する手段からなることを特徴とする請求項6記載のモータ制御装置。 - 前記冷却器はn個のファンであり、温度範囲を第1温度から第n+2温度に分類し請求項7と同様なファン設定を行う手段からなることを特徴とする請求項6または7記載のモータ制御装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004022007A JP2005218226A (ja) | 2004-01-29 | 2004-01-29 | モータ制御方法および装置 |
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