JP2005216534A - 照明制御システム、照明制御ソフト配信サーバおよび照明制御用通信端末 - Google Patents

照明制御システム、照明制御ソフト配信サーバおよび照明制御用通信端末 Download PDF

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Abstract

【課題】 多様な照明器具の設置状況の変化やユーザの好みに対応し、かつ正確な調光制御を実現する。
【解決手段】 それぞれ調光制御可能な1または複数の照明器具1に、該照明器具1の販売者側に設置されたデータベースサーバ4で作成した調光データを与えることで、照明器具1の設置後に任意の調光制御を実現することを特徴とする。したがって、たとえば照明器具1の設置状況の変化、代表的なものでは、増設や取換え、他にも移設、部屋の模様替え、店舗等では改装などに対して、またその照明器具1のユーザの好みなどに応じた調光制御を実現することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、それぞれ調光制御可能な1または複数の照明器具に、その制御装置などを備えて成る照明制御システム、ならびにその照明制御システムを構成する新規な照明制御ソフト配信サーバおよび照明制御用通信端末に関する。
近年、照明器具は、使用/不使用時に点灯/消灯するだけではなく、光を時間経過とともに動的に制御する照明制御ソフトを付加したものが求められるようになってきている。代表的なものとして、以下のようなものが既に実用化されている。
先ず、朝の快適な目覚めを得ることを目的とした目覚まし照明装置が挙げられる。これは、起床設定時刻の30分前から次第に明るくなってゆき、設定時刻には100%点灯する照明制御ソフトを組込んだ照明装置である。
次に、防犯対策照明制御ソフトが挙げられる。これは、外出している際に、ユーザが設定したパターンで家の照明のON/OFFを自動的に行い、あたかも在宅しているかのように外部に見せることで、空き巣防止等に役立っている。
また、リラクゼーション効果を狙った照明制御ソフトが挙げられる。これは、ランプの明暗をゆらがせることで、雰囲気のよい照明環境を作り出すものである。
さらにまた、人の生体リズムを整えることを狙った照明制御ソフトが挙げられる。これは、睡眠・覚醒のリズムを整える上で重要なものとして光があり、朝に必要な光の量を浴びることで覚醒レベルが上がり、夜にはあまり光を浴びないようにすることで覚醒レベルが下がるという人間の性質に鑑み、照明の明るさを、昼間は明るくして、夜は暗くすることで、生体リズムを整える照明制御ソフトである。
これらの照明制御ソフトは、効果が最大に得られるように、所定の位置において所望の明るさに制御できるように照明器具の調光レベルを最適化することが重要となっている。そのために、標準的なモデルルームを想定して目標制御値を設定し、それぞれの照明制御ソフトに対して1つの専用の照明器具が開発され、販売されている。また、施設においては、設計者が所望の照度が得られるように照明器具のランプのワット数、ランプの本数を考え、施工業者が照明器具を設置している。
しかしながら、上述した従来技術のように、照明を制御するソフト1つに対して、1つの専用の器具を開発し、販売するという手法では、家庭での照明用の電源確保の限界等で、設置できる照明器具の台数には限度があるという問題がある。すなわち、前記目覚まし照明、防犯対策照明、生体リズム用照明には、たとえばシーリングを用いることができる。ところが、たとえばリビングにおいて、シーリングを取付けられる引掛け電源は1〜2つで、また設置スペースの点からも、それぞれの照明制御ソフトを搭載した器具を個別に取付けることはできない。寝室などの場合も同様である。つまり、異なる照明制御ソフトを組込んだ照明器具を購入し、設置すると、既設置の照明器具を取外す必要が出てくる。また、通常の点灯/消灯程度しか制御できない基本的な照明器具に比べて割高である照明制御ソフトを搭載した高機能な照明器具を既に使用しており、それが充分に使用可能な状態で、別の照明制御ソフトを搭載した照明器具に買換えられることは、可能性として小さく、前記照明制御ソフトを搭載した照明器具の普及を抑える原因となっている。
そこで、これらの問題を解決するために利用が考えられる従来技術として、特許文献1に示される照明制御システムがある。この従来技術は、照明設備を制御する照明制御装置と、多機能電話機を収容する構内交換機と、この構内交換機と接続するホストコンピュータとを有する照明制御システムであって、前記ホストコンピュータは、前記照明設備のON/OFFに係わる照明制御情報を記憶するホスト用記憶装置を有し、前記多機能電話機からの入力指令に応じて、この入力指令に係わる照明制御情報を読出し、前記構内交換機を介して照明制御装置に送信して前記照明設備を制御するようにしたものである。
また、他の従来技術として、特許文献2のホームオートメーション集中管理システムがある。この従来技術は、ホーム内機器のコントローラと制御アプリケーションとを分離し、制御アプリケーションをインターネット上のホームオートメーションサービスプロバイダ(ASPサーバ)に搭載し、両者をデータ通信公衆回線で接続し、ブラウザ機能を持つ端末を利用して、アクセスならびにコントロールすることを特徴とするシステムである。したがって、制御アプリケーションをホームサービスプロバイダに複数搭載しておけば、ブラウザ機能を持つ端末から、所望とする制御アプリケーションを照明器具に自由に組込むことが可能となっている。
さらにまた、他の従来技術として、特許文献3の照明器具監視システムがある。この従来技術は、WWWサーバ装置およびそのWWWサーバ装置とインターネットを介して接続された端末装置を備え、複数の照明器具を端末装置で監視する照明監視システムであって、WWWサーバ装置には、各照明器具の被制御状態を表す制御状態データが記憶されるとともに順次書き換えられる制御状態記憶部と、制御状態データがWWWブラウザで表示され得るページデータを生成するページデータ生成部とを設け、端末装置には、WWWブラウザを格納するブラウザ格納部と、WWWブラウザに基づいてページデータを表示する表示部とを設けたことを特徴とするシステムである。したがって、端末装置を用いて照明器具の制御が可能となることから、端末装置によって調光制御パターンを自由に変えることで、多くの制御を行うことが可能となっている。
特開平9−245970号公報 特開2002−111887号公報 特開平11−251072号公報
前記特許文献1では、ホスト用記憶装置に記憶される照明制御情報を変更するだけで、任意の照明設備をON/OFFすることができる。しかしながら、ON/OFFの制御プログラムということで、明るさレベルを可変させる調光機能は想定されていない。この点、特許文献2および3では、照明器具に任意の調光制御パターンを設定することができる。
一方、前記シーリングの設置後にも、たとえばフロアスタンドやスポットライトなどを予算に応じて増設し、光の演出効果を高めることも、極一般的に行われる。このようにして複数の照明器具が設置される場合、各照明器具が個別の照明制御ソフトで調光制御を行うと、前記の演出効果としても、高い効果を期待できない。また、前記特許文献2および3のように、照明器具に任意の調光制御パターンを設定可能であっても、予めメーカ側で決定された調光パターンを色々入力しても、高い効果が得られるパターンが発見できるか分からない。また、そのような試行錯誤に、非常な手間を要する。
このような照明器具の設置状況の変化以外にも、部屋の模様替え、店舗等では改装などに対しても、複数の照明器具が設置されている場合、各照明器具が協調した効果的な調光制御を行うことができなくなってしまうという問題がある。さらにまた、前記照明器具や部屋の状況に変化がなくても、たとえば季節の遷り変わりによってユーザの好みが変化すると、対応できなくなってしまうという問題がある。
さらにまた、照明制御ソフトには、目的とする効果を得るために、特定の箇所、たとえばユーザの顔面部の照度を正確に制御する必要が出てくる。しかしながら、部屋の高さや部屋に備え付けてある家具等によって顔面部へ到達する光量はバラツキ、またユーザが居る場所によっても、顔面照度はかなり変化する。これらを厳密に制御するためには照度センサを取付けるか、もしくはユーザ側で照度計を用いて測定し、明るさを可変させる必要があった。しかし、照度センサの設置位置によってはデータの信頼性に問題があり、また照度計に関しては、照明器具の研究・開発者でなければ持っていないもので、一般的な人が使うような測定装置ではない。このようなことから、前記各特許文献では、各照明器具に調光制御パターンを設定できたとしても、期待通りの効果を得ることは難しい。
本発明の目的は、多様な前記照明器具の設置状況の変化やユーザの好みに対応し、かつ正確な調光制御を行うことができる照明制御システム、照明制御ソフト配信サーバおよび照明制御用通信端末を提供することである。
本発明の照明制御システムは、それぞれ調光制御可能な1または複数の照明器具に、前記照明器具の販売者側に設置されたデータ作成装置で作成した調光データを与えることで、照明器具の設置後に任意の調光制御を実現することを特徴とする。
上記の構成によれば、たとえば照明器具の設置状況の変化、代表的なものでは、増設や取換え、他にも移設、部屋の模様替え、店舗等では改装などに対して、またその照明器具のユーザの好みなどに応じて、たとえば前記ユーザが、販売者側、たとえばメーカ、販売会社、別途設立されたデータ作成会社等に、電気通信や郵便などの任意の通信手段によって前記照明器具の設置状況の変化や、好みを伝えると、サーバコンピュータなどで実現される前記販売者側に設置されたデータ作成装置で、前記設置状況や好みなどに適した調光データが作成され、前記電気通信や、メモリカード等の媒体の郵送などの任意の通信手段によって前記照明器具に与えられ、前記設置状況に適した所望とする調光制御が実現される。
したがって、従来のように各照明器具が予めメーカ側で決定された調光パターンでしか調光制御を行えない場合には、多様な前記照明器具の設置状況の変化やユーザの好みに対応しきれないのに対して、本発明では、それらに細かく対応し、特に多数の照明器具が設置されている場合には、それらが協調した完成度の高い調光制御を実現することができるとともに、前記設置状況が変化する毎に、またユーザの好みが変化(たとえば季節によって)する毎に、柔軟に対応することができる。
また、調光データを変更することで、1台の照明器具で複数の照明制御ソフトを使用することができ、使用したいソフトに合わせて照明器具を購入・設置する必要がなくなる。さらにまた、電源や設置スペースの確保の問題などによる器具設置数の限界から、従来では1室で複数の照明制御ソフトを使用することが困難であったのを、本発明では使用可能とすることができる。また、照明制御ソフトによって得られる調光データをユーザの使用環境毎にカスタマイズすることを可能にしたことで、照明制御ソフト毎に正確な光出力の制御が可能となり、照明制御ソフトの効果を充分得ることができるようになる。
また、本発明の照明制御システムでは、前記データ作成装置は、少なくとも照明器具に関する情報、照明器具が設置されている空間の情報、前記空間に存在する人に関する情報が、照明器具が設置されるユーザ側から与えられる受付部と、前記調光データを作成するために必要な基本データを記憶している基本データ記憶部と、前記受付部で得られた各情報に応じて、前記基本データを演算処理し、各ユーザに個別に適応した調光データを作成する調光データ作成部と、前記調光データ作成部で作成された調光データを出力する出力部とを備えて構成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記電気通信や郵便などによってユーザ側から与えられる情報としては、照明器具の型番などの該照明器具に関する情報、部屋の間取りや広さ、それに家具の配置や大きさ、さらにその部屋内で、照明器具がどの位置に設置されているかなどの照明器具が設置されている空間の情報、部屋のどの部分に、どのような状態(体勢、姿勢)で、どれだけの人が存在するかなどの前記空間に存在する人に関する情報を少なくとも含むことで、前記多様な照明器具の設置状況の変化やユーザの好みに対応することができるデータ作成装置を具体的に実現することができる。
さらにまた、本発明の照明制御システムは、前記照明器具が設置されるユーザ側では、ネットワークを介して前記データ作成装置にアクセス可能な通信端末を有し、該通信端末は、ユーザの入力操作によって、少なくとも照明器具に関する情報、照明器具が設置されている空間の情報、前記空間に存在する人に関する情報が入力される入力部と、前記データ作成装置にアクセスし、前記入力部から入力された情報を送信する送信部と、前記データ作成装置で作成された調光データを受信する受信部と、前記照明器具の調光制御を行う制御装置に、または前記照明器具に前記制御装置が内蔵されている場合には前記照明器具に、前記受信部で受信された調光データを送信する調光データ送信部とを備えて構成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、ユーザ側から与えられる情報としては、照明器具の型番などの該照明器具に関する情報、部屋の間取りや広さ、それに家具の配置や大きさ、さらにその部屋内で、照明器具がどの位置に設置されているかなどの照明器具が設置されている空間の情報、部屋のどの部分に、どのような状態(体勢、姿勢)で、どれだけの人が存在するかなどの前記空間に存在する人に関する情報を少なくとも含み、この情報をネットワークを介して前記データ作成装置に送信し、作成された調光データを受信し、照明器具を制御する制御装置に設定することで、前記多様な照明器具の設置状況の変化やユーザの好みに対応することができる照明制御システムを具体的に実現することができる。
また、本発明の照明制御システムは、前記データ作成装置で作成された調光データを複数種類格納することができる調光データ記憶部を、前記照明器具、制御装置または通信端末に備え、前記制御装置は前記複数種類の調光データを選択する調光データ選択部を備えていることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記データ作成装置から取得した調光データを複数種類格納可能な調光データ記憶部を設け、制御装置によって選択することで所望の制御を行うので、たとえば朝、昼、夜とで異なる調光パターンで制御を行う場合、調光パターンを切換える都度、データを取得する必要はなく、簡単に切換えを行うことができるとともに、通信費などの調光データの取得に要する費用も削減することができる。
さらにまた、本発明の照明制御システムでは、前記通信端末は、インターネットを介して前記データ作成装置にアクセス可能なインターネットのブラウザおよび前記制御装置と通信を行う近距離の無線通信手段を搭載した携帯電話の端末装置または携帯情報端末であることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記のようなユーザ側の情報を前記データ作成装置に送信し、得られた調光データを制御装置に設定する通信端末を、比較的手軽な構成で実現することができる。すなわち、前記インターネットのブラウザは、既に広く携帯電話の端末装置に搭載されており、また、たとえば前記近距離の無線通信手段としては、いわゆる赤外線リモコンの通信手法、赤外線データ通信の規格(IrDA)、無線LANの規格(IEEE802.11)などに対応した前記携帯電話の端末装置に搭載実績のある構成で実現することができる。
また、本発明の照明制御システムでは、前記通信端末は、前記照明器具が設置されている空間の画像を撮像する撮像手段を有し、前記撮像手段で撮像された画像を前記送信部から前記データ作成装置に送信し、前記データ作成装置は、受信された画像を分析し、前記照明器具が設置されている空間の情報を作成することを特徴とする。
上記の構成によれば、前記通信端末としての携帯電話の端末装置に搭載されているデジタルカメラなどを用いて、前記照明器具が設置されている空間の画像を撮像し、前記データ作成装置に送信すると、該データ作成装置側でその画像を解析して、前記照明器具が設置されている空間の情報を作成するので、間取りや家具の配置などの煩雑な空間の情報の入力作業を簡略化することができる。
さらにまた、本発明の照明制御システムでは、前記通信端末は、インターネットを介して前記データ作成装置にアクセス可能なインターネットのブラウザおよび前記制御装置と電力線を介して通信を行う電力線通信手段を搭載したホームサーバであることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記のようなユーザ側の情報を前記データ作成装置に送信し、得られた調光データを制御装置に設定する通信端末を、普及が予想されるホームサーバの1機能として実現し、特別な構成を省くことができる。
また、本発明の照明制御システムでは、前記通信端末は、前記照明器具の制御も行うことができるリモコンであることを特徴とする。
上記の構成によれば、照明器具を制御するためのリモコンに前記通信端末の機能を持たせることで、該リモコンに搭載されている送信部を前記調光データの送信に共用することができる。
さらにまた、本発明の照明制御システムは、前記通信端末または制御装置に調光パターンを可変させるための調光データ可変部を備え、前記データ作成装置上で作成され、前記通信端末または制御装置に調光データが送信された後は、前記データ作成装置にアクセスしなくても、前記調光データ可変部を用いて、前記調光パターンを可変させることを可能とすることを特徴とする。
上記の構成によれば、部屋の模様替えのような大掛かりな変更ではなく、たとえば季節の変化などで、同じ時間帯でも、全体的な照度を変更するような簡易な変更の場合は、煩雑な情報の入力が必要なく、前記通信端末または制御装置に設けた調光データ可変部によって、簡単に調光パターンを可変させることができる。
また、本発明の照明制御システムでは、前記データ作成装置は、作成した調光データによる制御イメージ画像を作成する制御イメージ作成手段をさらに有し、前記通信端末は、前記受信部で前記制御イメージ画像を受信し、さらにその制御イメージ画像を表示する表示手段を有することを特徴とする。
上記の構成によれば、販売者側に送信した情報によって、実際にどのような調光制御が演出されるのかを、ユーザは、通信端末の表示手段に表示される販売者側のホームページの画面などで確認することができ、その結果に応じて、照明器具の配置を見直したり、希望を入力したりして、再度調光データを取得するなどして、ユーザのイメージする調光パターンに、より近付けることができる。
さらにまた、本発明の照明制御システムでは、前記通信端末は、前記調光データの受信から予め定める期間の経過後に、その調光データの利用結果に関する情報を前記データ作成装置に送信し、データ作成装置は、受信した情報に基づき、送信済みの調光データを修正する修正手段を有し、修正した調光データを再度、通信端末に送信することを特徴とする。
上記の構成によれば、販売者側で、ユーザに提供した調光データの利用状況を把握し、利用頻度が低い場合などで必要に応じて送信済みの調光データを修正し、再度送信するので、利用頻度が高い、よりユーザの希望に近い照明制御システムを完成することができる。また、前記利用状況から、新たな照明制御ソフトの開発に反映させることもできる。
また、本発明の照明制御システムは、前記データ作成装置には、過去に利用された調光データの履歴を記憶する記憶手段を有し、その調光データ履歴から、新たに調光データをダウンロードするために必要な情報の入力の一部を省略することを特徴とする。
上記の構成によれば、調光データの演算に必要な情報の一部にしか変化がない場合は、変化のある情報だけを入力し、変化のない情報は記憶手段に記憶されている過去の履歴データを援用することで、情報の入力作業を軽減することができる。
さらにまた、本発明の照明制御システムは、前記通信端末データ作成装置には、調光データがダウンロードされた利用実績を集計し、その利用実績に応じて課金を行うとともに、利用開始から予め定める期間は前記課金を猶予する課金手段をさらに有することを特徴とする。
上記の構成によれば、照明制御システムのシステムアップに応じて適切に課金を行うことができるとともに、照明制御ソフトの購入前に無料でソフトを体験できる期間が設けられているので、ユーザは購入前に複数の照明制御ソフトを体験して効果を確認してから購入することもできる。
また、本発明の照明制御ソフト配信サーバは、照明器具の販売者側に設置され、ユーザ側に設置されたそれぞれ調光制御可能な1または複数の前記照明器具に適応した調光データから成る照明制御ソフトを作成し、配信することで、照明器具の設置後に任意の調光制御を実現することを特徴とする。
上記の構成によれば、照明器具の設置状況の変化やユーザの好みなどに応じて、前記ユーザが、たとえばメーカ、販売会社、別途設立されたデータ作成会社等の販売者側に、たとえば電気通信や郵便などの任意の通信手段によって前記照明器具の設置状況の変化や、好みを伝えると、該照明制御ソフト配信サーバは、前記設置状況や好みなどに適した調光データから成る照明制御ソフトを作成し、その照明制御ソフトは、たとえば前記電気通信や、メモリカード等の媒体の郵送などの任意の通信手段によって前記照明器具に与えられ、前記設置状況に適した所望とする調光制御が実現される。
したがって、従来のように各照明器具が予めメーカ側で決定された調光パターンでしか調光制御を行えない場合には、多様な照明器具の設置状況の変化やユーザの好みに対応しきれないのに対して、本発明では、それらに細かく対応し、特に多数の照明器具が設置されている場合には、それらが協調した完成度の高い調光制御を実現することができるとともに、前記設置状況が変化する毎に、またユーザの好みが変化(たとえば季節によって)する毎に、柔軟に対応することができる。
また、調光データを変更することで、1台の照明器具で複数の照明制御ソフトを使用することができ、使用したいソフトに合わせて照明器具を購入・設置する必要がなくなる。さらにまた、電源や設置スペースの確保の問題などによる器具設置数の限界から、従来では1室で複数の照明制御ソフトを使用することが困難であったのを、本発明では使用可能とすることができる。また、照明制御ソフトによって得られる調光データをユーザの使用環境毎にカスタマイズすることを可能にしたことで、照明制御ソフト毎に正確な光出力の制御が可能となり、照明制御ソフトの効果を充分得ることができるようになる。
さらにまた、本発明の照明制御ソフト配信サーバは、少なくとも照明器具に関する情報、照明器具が設置されている空間の情報、前記空間に存在する人に関する情報が、照明器具が設置されるユーザ側から与えられる受付部と、前記調光データを作成するために必要な基本データを記憶している基本データ記憶部と、前記受付部で得られた各情報に応じて、前記基本データを演算処理し、各ユーザに個別に適応した調光データから成る照明制御ソフトを作成する調光データ作成部と、前記調光データ作成部で作成された照明制御ソフトを出力する出力部とを備えて構成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記電気通信や郵便などによってユーザ側から与えられる情報としては、照明器具の型番などの該照明器具に関する情報、部屋の間取りや広さ、それに家具の配置や大きさ、さらにその部屋内で、照明器具がどの位置に設置されているかなどの照明器具が設置されている空間の情報、部屋のどの部分に、どのような状態(体勢、姿勢)で、どれだけの人が存在するかなどの前記空間に存在する人に関する情報を少なくとも含むことで、前記多様な照明器具の設置状況の変化やユーザの好みに対応することができる照明制御ソフト配信サーバを具体的に実現することができる。
また、本発明の照明制御用通信端末は、それぞれ調光制御可能な1または複数の照明器具が設置されるユーザ側に設けられ、ネットワークを介して照明器具の販売者側に設置される照明制御ソフト配信サーバにアクセスし、該照明制御ソフト配信サーバから配信される照明制御ソフトを前記照明器具に与えることで、照明器具の設置後に任意の調光制御を実現することを特徴とする。
上記の構成によれば、照明器具の設置状況の変化やユーザの好みなどに応じて、前記ユーザが、たとえばメーカ、販売会社、別途設立されたデータ作成会社等の販売者側に設置される照明制御ソフト配信サーバにアクセスし、前記照明器具の設置状況の変化や、好みを伝えると、前記照明制御ソフト配信サーバは、前記設置状況や好みなどに適した調光データから成る照明制御ソフトを作成し、その照明制御ソフトは、前記ネットワークを介して該通信端末に与えられ、該通信端末から前記照明器具に与えられ、前記設置状況に適した所望とする調光制御が実現される。
したがって、従来のように各照明器具が予めメーカ側で決定された調光パターンでしか調光制御を行えない場合には、多様な照明器具の設置状況の変化やユーザの好みに対応しきれないのに対して、本発明では、それらに細かく対応し、特に多数の照明器具が設置されている場合には、それらが協調した完成度の高い調光制御を実現することができるとともに、前記設置状況が変化する毎に、またユーザの好みが変化(たとえば季節によって)する毎に、柔軟に対応することができる。
また、調光データを変更することで、1台の照明器具で複数の照明制御ソフトを使用することができ、使用したいソフトに合わせて照明器具を購入・設置する必要がなくなる。さらにまた、電源や設置スペースの確保の問題などによる器具設置数の限界から、従来では1室で複数の照明制御ソフトを使用することが困難であったのを、本発明では使用可能とすることができる。また、照明制御ソフトによって得られる調光データをユーザの使用環境毎にカスタマイズすることを可能にしたことで、照明制御ソフト毎に正確な光出力の制御が可能となり、照明制御ソフトの効果を充分得ることができるようになる。
さらにまた、本発明の照明制御用通信端末は、ユーザの入力操作によって、少なくとも照明器具に関する情報、照明器具が設置されている空間の情報、前記空間に存在する人に関する情報が入力される入力部と、前記照明制御ソフト配信サーバにアクセスし、前記入力部から入力された情報を送信する送信部と、前記照明制御ソフト配信サーバで作成された照明制御ソフトを受信する受信部と、前記照明器具の調光制御を行う制御装置に、または前記照明器具に前記制御装置が内蔵されている場合には前記照明器具に、前記受信部で受信された照明制御ソフトによる調光データを送信する調光データ送信部とを備えて構成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、ユーザ側から与えられる情報としては、照明器具の型番などの該照明器具に関する情報、部屋の間取りや広さ、それに家具の配置や大きさ、さらにその部屋内で、照明器具がどの位置に設置されているかなどの照明器具が設置されている空間の情報、部屋のどの部分に、どのような状態(体勢、姿勢)で、どれだけの人が存在するかなどの前記空間に存在する人に関する情報を少なくとも含み、この情報をネットワークを介して前記照明制御ソフト配信サーバに送信し、作成された調光データを受信し、照明器具を制御する制御装置に設定することで、前記多様な照明器具の設置状況の変化やユーザの好みに対応することができる照明制御システムを具体的に実現することができる。
本発明の照明制御システムは、以上のように、それぞれ調光制御可能な1または複数の照明器具に、前記照明器具の販売者側に設置されたデータ作成装置で作成した調光データを与えることで、照明器具の設置後に任意の調光制御を実現する。
それゆえ、多様な照明器具の設置状況の変化やユーザの好みに細かく対応し、特に多数の照明器具が設置されている場合には、それらが協調した完成度の高い調光制御を実現することができるとともに、前記設置状況が変化する毎に、またユーザの好みが変化する毎に、柔軟に対応することができる。
また、調光データを変更することで、1台の照明器具で複数の照明制御ソフトを使用することができ、使用したいソフトに合わせて照明器具を購入・設置する必要がなくなる。さらにまた、電源や設置スペースの確保の問題などによる器具設置数の限界から、従来では1室で複数の照明制御ソフトを使用することが困難であったのを、本発明では使用可能とすることができる。また、照明制御ソフトによって得られる調光データをユーザの使用環境毎にカスタマイズすることを可能にしたことで、照明制御ソフト毎に正確な光出力の制御が可能となり、照明制御ソフトの効果を充分得ることができるようになる。
また、本発明の照明制御ソフト配信サーバは、以上のように、照明器具の販売者側に設置され、ユーザ側に設置されたそれぞれ調光制御可能な1または複数の前記照明器具に適応した調光データから成る照明制御ソフトを作成し、配信することで、照明器具の設置後に任意の調光制御を実現する。
それゆえ、多様な照明器具の設置状況の変化やユーザの好みに細かく対応し、特に多数の照明器具が設置されている場合には、それらが協調した完成度の高い調光制御を実現することができるとともに、前記設置状況が変化する毎に、またユーザの好みが変化する毎に、柔軟に対応することができる。
また、調光データを変更することで、1台の照明器具で複数の照明制御ソフトを使用することができ、使用したいソフトに合わせて照明器具を購入・設置する必要がなくなる。さらにまた、電源や設置スペースの確保の問題などによる器具設置数の限界から、従来では1室で複数の照明制御ソフトを使用することが困難であったのを、本発明では使用可能とすることができる。また、照明制御ソフトによって得られる調光データをユーザの使用環境毎にカスタマイズすることを可能にしたことで、照明制御ソフト毎に正確な光出力の制御が可能となり、照明制御ソフトの効果を充分得ることができるようになる。
また、本発明の照明制御用通信端末は、以上のように、それぞれ調光制御可能な1または複数の照明器具が設置されるユーザ側に設けられ、ネットワークを介して照明器具の販売者側に設置される照明制御ソフト配信サーバにアクセスし、該照明制御ソフト配信サーバから配信される照明制御ソフトを前記照明器具に与えることで、照明器具の設置後に任意の調光制御を実現する。
それゆえ、多様な照明器具の設置状況の変化やユーザの好みに細かく対応し、特に多数の照明器具が設置されている場合には、それらが協調した完成度の高い調光制御を実現することができるとともに、前記設置状況が変化する毎に、またユーザの好みが変化する毎に、柔軟に対応することができる。
また、調光データを変更することで、1台の照明器具で複数の照明制御ソフトを使用することができ、使用したいソフトに合わせて照明器具を購入・設置する必要がなくなる。さらにまた、電源や設置スペースの確保の問題などによる器具設置数の限界から、従来では1室で複数の照明制御ソフトを使用することが困難であったのを、本発明では使用可能とすることができる。また、照明制御ソフトによって得られる調光データをユーザの使用環境毎にカスタマイズすることを可能にしたことで、照明制御ソフト毎に正確な光出力の制御が可能となり、照明制御ソフトの効果を充分得ることができるようになる。
[実施の形態1]
本発明の実施の第1の形態について、図1〜図9に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
図1は、本発明の実施の第1の形態の照明制御システムのシステム構成を示す図である。この照明制御システムは、それぞれ調光制御可能な1または複数の照明器具1(図1では1つで示す)と、前記照明器具1を制御する制御装置2と、前記制御装置2に前記照明器具1の調光データを送信する通信端末3と、メーカ、販売会社またはそれらから別途設立されたデータ作成会社等の前記照明器具1の販売者側に設置され、前記照明器具1の調光データから成る照明制御ソフトを提供するデータベースサーバ4と、前記通信端末3と前記データベースサーバ4とを相互に接続するインターネット5および移動体通信網6とを備えて構成されている。そして、照明器具1に、データベースサーバ4で作成した調光データを与えることで、照明器具1の設置後に、任意の調光制御を実現するものである。
図2は、図1のシステム構成における各装置の具体的構成を説明するためのブロック図である。前記照明器具1は、ランプ11と、点灯装置12と、調光制御装置13と、前記制御装置2で受信した調光データを記憶する調光データ記憶部14と、前記制御装置2からのデータを受信する調光データ受信部15とを備えて構成されている。調光制御している間は、制御装置2からの調光データを所定の時間間隔で調光データ受信部15で受信し続けるようにすることで、前記調光データ記憶部14を省略することができる。
前記制御装置2は、通信端末3から調光データを受信する調光データ受信部21と、受信した調光データを記憶する調光データ記憶部22と、後述するように調光データ記憶部22から照明器具1に送信する調光データを選択、もしくは照明器具1で制御を行う調光データを選択する調光データ選択部23と、調光データを照明器具1に送信する調光データ送信部24とを備えて構成されている。
この制御装置2には、たとえば図3に示すようなリモコンが考えられる。前記調光データ送信部24および調光データ受信部21による通信端末3および照明器具1とのデータの送受信には、赤外線ポート25による、いわゆる赤外線リモコンの通信手法を用いる。その他の通信手法としては、赤外線データ通信の規格(IrDA)、RF(Radio Frequency)、Bluetooth(登録商標)、無線LANの規格(IEEE802.11)なども考えられる。調光データ記憶部22には、不揮発性を有し、データ書換え可能なRAMやフラッシュメモリ、EPROM、EEPROMなどが考えられる。調光データ選択部23には、図3で示すような、液晶画面26に各種のボタン27a〜27jを備えたユーザインタフェイスが考えられる。
ソフト選択画面ボタン27aは照明制御ソフトの選択画面を呼出すためのボタンであり、ソフト消去画面ボタン27bは照明制御ソフトの消去画面を呼出すためのボタンであり、ソフト制御開始/停止ボタン27cは調光制御の開始/停止指示をするためのボタンであり、決定/確認ボタン27dは各ボタンでの入力の決定/確認を入力するためのボタンであり、蛍光灯全灯ボタン27eは制御する照明器具1が蛍光灯である場合に、マニュアル操作でフル点灯させるためのボタンであり、蛍光灯調光ボタン27fは制御する照明器具1が蛍光灯である場合に、マニュアル操作で調光制御するためのボタンであり、白熱灯調光ボタン27gは制御する照明器具1が白熱灯である場合に、マニュアル操作で調光制御するためのボタンであり、消灯ボタン27hは制御する照明器具1を消灯させるためのボタンであり、アップボタン27iは調光制御時に明方向に制御するとともに、選択画面では、カーソルを上方向に移動させるためのボタンであり、ダウンボタン27jは調光制御時に暗方向に制御するとともに、選択画面では、カーソルを下方向に移動させるためのボタンである。
前記データベースサーバ4から取得した照明制御ソフトの調光データは、調光データ記憶部22に記憶され、繰返しの制御にあたって、その都度データを取得し直す必要はなくなっているが、この制御装置2では、前記調光データ記憶部22にはさらに、複数種類の照明制御ソフトの調光データを記憶し、それを前記調光データ選択部23で選択して使用することができるようになっている。図4に、その照明制御ソフトの選択操作の手順を示す。
先ず、図4(a)で示すように、ソフト選択画面ボタン27aを押すことで、制御するソフトを選択する画面を表示させる。すると、図4(b)や図4(c)で示すように、液晶画面26にデータベースサーバ4からダウンロードした照明制御ソフトの一覧が表示される。アップボタン27iやダウンボタン27jを用いて、使用するソフトを選択し、決定/確認ボタン27dを押す。図4(b)ではお目覚めソフトを選択しており、図4(c)ではリラックスソフトを選択している。選択されると、図4(d)や図4(e)で示すような選択されたソフト専用の設定画面が表示される。ここでは、図4(d)のお目覚めソフト設定画面で説明すると、起床設定時刻を前記アップボタン27iやダウンボタン27jによって入力し、決定/確認ボタン27dを押し、ソフト制御開始/停止ボタン27cを押す。これで制御が開始され、図4(f)で示すように現在制御中のソフト名が画面下部に表示される。
一方、前記通信端末3は、インターネット上のホームページを閲覧し、書込みを行うことができるWWWブラウザソフトを搭載した携帯電話の端末装置や携帯情報端末などで実現される(図1の例では携帯電話の端末装置で示している)。したがって、前記通信端末3は、インターネット5に接続するための通信部34と、ユーザが情報を入力するユーザ情報入力部35と、調光データを制御装置2に送信する調光データ送信部31と、データベースサーバ4からインターネット5を介して受信した調光データを記憶する調光データ記憶部32と、調光データ記憶部32から制御装置2に送信する調光データを選択、もしくは照明器具1で制御を行う調光データを選択する調光データ選択部33とを備えて構成されている。
前記通信部34は携帯電話会社の移動体通信網6に接続することが可能であり、ユーザ情報入力部35は前記携帯電話の端末装置のユーザインタフェイスであり、制御装置2に調光データを送信するための調光データ送信部31は、赤外線ポートである。また、制御装置2とのデータ通信には、前記赤外線データ通信の規格、RF、Bluetooth、無線LANの規格などが用いられてもよい。また、調光データを記憶する調光データ記憶部32としては、前記不揮発性を有し、データ書換え可能なRAMやフラッシュメモリ、EPROM、EEPROMなどが考えられる。
前記データベースサーバ4は、インターネット5に接続するための通信部41と、通信端末3から後述するようにして受信したユーザ情報を登録・検証するユーザ情報登録・検証部42と、ユーザ情報を記憶しているユーザ情報記憶部43と、通信端末3から受信した情報に基づき、前記照明器具1を制御するための調光データを自動で作成する調光データ作成部44と、調光データを作成するために必要な基本データを記憶している基本データ記憶部45と、ユーザに送信した調光データ(照明制御ソフト)に対して購入費用を算出する費用算出部46と、提供するサービス(照明制御ソフト)に対応した費用を予め記憶している費用データ記憶部47と、前記費用算出部46で算出された購入費用をユーザに請求する費用請求部48とを備えて構成されている。前記ユーザ情報記憶部43には、前記ユーザ情報入力部35から入力されて該データベースサーバ4に送信されてきたユーザの氏名、住所、電話番号などの個人識別情報、ユーザの調光データを作成するための所定条件データ、そして作成した調光データが記憶されている。このデータベースサーバ4は、たとえばパーソナルコンピュータによるWebサーバなどで実現される。
図5は、上述のように構成される照明制御システムの動作を説明するためのフローチャートである。ユーザは、通信端末3を用いて、データベースサーバ4の照明制御ソフト販売サイトにインターネット5によりアクセスする。そこで、初めてのアクセスならユーザIDとパスワードとを新規に登録する。初めてのアクセスでなければ、登録済みのユーザIDとパスワードとを入力する(S1)。データベースサーバ4のユーザ情報登録・検証部42は、入力されたユーザ情報から、アクセス許可の可否を判断する(S2)。アクセス許可が出れば、データベースサーバ4は照明制御ソフトの一覧のあるWebサイトを表示する(S3)。そこで、ユーザは欲しい照明制御ソフトを選択する(S4)。
ここで、照明制御ソフトの制御イメージを見たい場合は、ユーザはイメージ表示の要求を行う(S5)。データベースサーバ4は、要求されたソフトの制御イメージをデータベースから検索し(S6)、制御イメージを動的に表示する(S7)。ユーザは表示されたイメージを見て確認し(S8)、選択したソフトで良いということであれば、次ステップに移行する(S9)。
続いて、ユーザの使用環境に合わせて調光レベルを最適化するための入力画面が表示される(S10)。制御する照明器具1の情報、たとえば器具の型番やランプの型番を入力する(S11)。次に、制御する照明器具1の設置された空間の情報を入力する(S12)。空間の情報は、たとえば天井高さ、部屋の広さなどである。次に、たとえば図6で示すように、使用者情報として、選択した照明制御ソフトに対応したユーザが使用する場所の位置、たとえば前記お目覚めソフトであれば、前記部屋におけるベッドの位置と、ベッドでの頭の位置とを入力する。生体リズム調整ソフトであれば、ユーザの就寝・起床時刻を入力する(S13)。これらの入力データはデータベースサーバ4に送られてユーザ情報記憶部43に記憶され、調光データ作成部44は、前記基本データ記憶部45に記憶されている基本データを基に入力データによって演算を行い、照明器具1の調光データを計算する(S14)。こうして調光データをデータベース上で決定し、通信端末3に送信する(S15,S16)。
通信端末3に送信された調光データは、制御装置2に送信され(S17,S18)、調光データ記憶部22に記憶される(S19)。ユーザは、制御装置2内の調光データ記憶部22に記憶された調光データ(照明制御ソフト)を選択し(S20)、照明器具1に送信することで制御が開始される(S21,S22)。
図7は、図5で示す照明制御ソフトのダウンロード時における前記通信端末3での表示画面の一例を詳しく説明するための図である。ユーザは、図7(a)で示す通信端末3を利用し、図7(b)で示す購入販売サイトにアクセスする。そこで、図7(c)で示すように、ユーザIDとパスワードとを入力する。新規アクセスなら、図7(d)から図7(e)で示すように、ユーザ登録を行う。
アクセス承認が得られると、図7(f)で示すような照明制御ソフトの一覧およびそのソフトの説明のページに移行し、ユーザは一覧から欲しいと思うソフトを選択する。選択した照明制御ソフトの制御イメージは、アニメーションで表示され、図7(g)で示すように、表示画面で確認することができる。
その後、調光データを計算するために、図7(h)で示すような器具情報入力画面にて、照明器具1の品番または器具品名、ランプ品番またはランプ品名等を入力する。次に、図7(i)で示すような使用空間情報入力画面に移行し、天井高さ、部屋の広さを入力する。さらに次に、前記図6および図7(j)で示すような使用者情報入力画面に移行し、選択した照明制御ソフトに対応した(必要となる)情報を入力する。たとえば、前記お目覚めソフトであれば、照明器具1と睡眠時の頭との位置を入力する。また、図7(k)で示すような睡眠状態に関する質問(朝起きづらいかどうか、就寝・起床時刻は乱れていないか、夜明かりを点けて寝るかなどの質問)に答える。入力後はOKボタンを押すことで、図7(l)で示すような入力確認の画面に移る。
続いて、決裁に移り、たとえば図7(m)で示すように、「お試し期間で購入を検討」、「決裁する」、「キャンセル」の何れかから選択する。すぐに購入する場合は使用承認キーを得るための課金方法の説明画面に移行する。ここでは、お試し使用を想定して説明する。
お試し使用にするでOKボタンを押すと、図7(n)で示すダウンロード画面に移行する。その画面のダウンロードボタンを押すことで、図7(o)で示すデータベースサーバ4は、ユーザに適した調光データを計算し、カスタマイズされた照明制御ソフトを作成する。前記照明制御ソフトは、図7(p)で示す通信端末3に送信(ダウンロード)され、調光データ記憶部32(図2参照)に保存される。その調光データは、赤外線通信によって、図7(q)で示す制御装置2に転送され、調光データ記憶部22(図2参照)に記憶される。その後、通信端末3または制御装置2から照明制御ソフトを選択し、図7(r)で示す照明器具1にその選択された照明制御ソフトの調光データ送信することで、調光制御が開始される。
図8は、前記ステップS14における調光データの計算処理を詳細に説明するためのフローチャートである。ここでの計算方法は、照明器具1を点光源と見なし、該照明器具1からの直接光のみを対象とした簡易な方法であり、よりもっと厳密な値を求める計算方法もある。この例では、ステップS4の制御ソフトの選択で、お目覚めソフトを選択したとして説明する。
ユーザは、通信端末3を用いて、照明器具1に関する情報として、該照明器具1の型番、ランプの型番、ランプの使用時間を入力する(前記S11)。このデータを受信すると(S141)、データベースサーバ4は、ユーザが使用している照明器具1とランプとの組合わせによる配光データ(光出射角度と光度[cd]との関係データ)および光束[lm]データを、基本データ記憶部45から検索する。また、ランプの使用時間からランプの出力低下率(U)データも検索する(S142)。
次に、制御する照明器具1の設置された空間の情報を入力する。空間の情報は、天井高さ、部屋の間口および奥行である(前記S12)。次に、使用者情報として、睡眠時の頭の位置、ベッドの高さ(ベッドでなければ布団の厚みなど床から頭までの高さが分かるデータ)を入力する(前記S13)。睡眠時の頭の位置データは前記図6に示すようなグラフィックを用いてユーザに入力させる。事前に入力した天井高さ、部屋の間口および奥行データからグラフィックの平面図の大きさが変わり、照明器具1と頭とを表すアイコンを画面上で動かすことで位置を決定する。そして、このデータから、データベースサーバ4の調光データ作成部44は照明器具1からユーザの顔面部への光入射角度(θ)および照明器具1とユーザの顔面部との距離(L)を計算する。その計算結果と前記配光データとから、光入射角度(θ)方向の光度(I)を求める(S143)。
一方、使用者情報として、起床時の寝起きの良さ/悪さ、起床設定時刻を基準とした起床時間の申告(起床設定時刻の何分前かなど)を行う(S13)。このデータから、お目覚めソフトの制御時間(起床設定時刻の何分前から制御するか)および起床設定時刻における最大照度データを求める(S144)。ステップS144のデータとお目覚めソフトの基本調光制御カーブとから、制御開始時を0としたときの時間(t)と、任意の時間tにおける使用者顔面部の照度データ(Et)との関係を表すテーブルが作成される(S145)。
次に、この照度データ(Et)に対応する光度(I)をIt=((Et*I2)/cos(θ))*Uの式から求める(Itは制御開始からの経過時間tに対応する光度、*は乗算の演算子)。そして、入射角(θ)において、光度がItになるための光束値を求める(S146)。このようにして、現在のランプ出力低下率を考慮した100%出力時の光束に対して、入射角(θ)における顔面で、光度がItになるための光束出力値の調光率を求めることで、制御開始からの任意の時間tにおいて要求される光出力レベルLtを求めることができる。そして、時間tに対する光出力レベルLtのデータテーブルを作成し(S147)、制御装置2に送信するための調光データを作成する(S148)。
なお、こうしてデータベースサーバ4で作成され、制御装置2に与えられた調光データは、通信端末3もしくは制御装置2によって、データベースサーバ4にアクセスしなくても、ある程度の範囲で可変できるようにしてもよい。このようにすることで、上記の計算上では反映されない個人差(好み)への対応ができる。また、部屋の模様替えのような大掛かりな変更ではなく、たとえば季節の変化などで、同じ時間帯でも、全体的な照度を変更するような簡易な変更の場合にも、煩雑な情報の入力が必要なくなる。
前記調光データ(照明制御ソフト)は、照明器具1の販売者側で、販売促進のために常に無料で提供されてもよく、予め定める試用期間を設けて、以降は課金するようにしてもよく、または照明器具1の販売価格内に、予め定める期間の使用料や、予め定める数のソフトウェアの使用料を含めておき、それらを超えることで課金を行うようにしてもよい。また、実際の使用料の徴収も、前記販売者側で設立した会社などで直接行うようにしてもよく、またインターネット5のプロバイダや携帯電話会社などが代行して行ってもよい。
以下に、前記試用期間の終了や規定数のソフトウェアをダウンロードしたことに伴う更新処理の流れを説明する。この作業は、ソフトウェアの購入販売サイトのホームページ上で行われる。たとえば制御装置2側で、上述のように調光データ(照明制御ソフト)をダウンロードしてから、予め定める試用期間、たとえば1週間を経過した時点で、そのことが前記表示部26に表示され、それに応答してユーザが前記ホームページにアクセスすることで行われ、あるいは試用の結果が良好で、前記試用期間の終了以前にユーザがアクセスすること等で行われる。前記試用期間中、ユーザはダウンロードした照明制御ソフトを購入するか否かを検討することができる。この作業によって、課金が行われ、ダウンロードしたソフトを継続して使用するためのキーが取得される。
先ず、照明制御ソフト販売サイトにアクセスし、ユーザIDとパスワードとを入力し、キー取得画面に移行する。ここで、ユーザのダウンロード履歴が表示され、キーを取得したい(継続して使用したい、またはもう1度使用したい)ソフトを選択する。次に決済方法選択画面に移行し、クレジットや、いわゆるWebMoneyなどのインターネットショップ専用マネー等の中から、支払い方法を選択する。クレジットカード選択なら、次にクレジットカードの番号を入力する画面に移行する。そして、決済ボタンを押すことで、決済完了の旨が表示され、キーをダウンロードする画面に移行する。そこで、ダウンロードボタンを押すことで、通信端末3のメモリ(調光データ記憶部32の一部領域が使用されてもよいが、別途に設けられてもよい)にキーがダウンロードされる。ダウンロードされたキーは、赤外線通信を使用することで通信端末3から制御装置2に送信される。これによって、制御装置2のメモリ(調光データ記憶部22の一部領域が使用されてもよいが、別途に設けられてもよい)に記憶されているソフトの使用期限キーはダウンロードされたキーによって解除され、使用が継続または再開される。
図9は、前記更新処理を具体的に示すフローチャートである。ユーザは、前記試用期間終了後、またはそれ以前において、前記照明制御ソフトを継続して使用したいかどうかを判断し(S51)、使用しない場合、または別の照明制御ソフトに変更したい場合には、前記試用期間終了後に、その試用期間が終了した照明制御ソフトは、前記使用期限キーによって調光データ選択部23で選択ができなくなり、利用停止となる(S52)。
これに対して、継続して使用したい、または使用を再開したいということであれば、継続使用承認キーを購入するために購入販売サイトにアクセスして、データベースサーバ4に購入要求をする(S53)。これに応答して、データベースサーバ4の費用算出部46は、費用データ記憶部47を参照して、ソフトの請求金額を算出し(S54)、費用請求部48は支払い方法選択の要求を行い(S55)、ユーザは支払い方法を選択する(S56)。その後、選択した支払い方法に従った情報入力を行うと(S57)、データベースサーバ4のユーザ情報登録・検証部42はユーザが入力したデータを記憶する(S58)。
こうして課金処理を終了すると、ユーザ情報記憶部からキーを送信する(S59)。通信端末3で、このキーデータを受信すると(S60)、制御装置2に送信する(S61)。制御装置2は、受信したキーデータを解析し(S62)、対応した調光データの使用期限付きプログラムを継続使用可能なプログラムに変更することで(S63)、照明制御ソフトの購入完了となり、継続使用可能状態となる(S64)。
このような作業は、前記通信端末3とは別途のインターネット5に接続されたパーソナルコンピュータなどで行われてもよく、ユーザは、取得した前記キーデータを制御装置2または通信端末3にセットすればよい。
以上のように、本発明の照明制御システムは、それぞれ調光制御可能な1または複数の照明器具1に、前記照明器具の販売者側に設置されたデータベースサーバ4で作成した調光データを与えることで、照明器具1の設置後に任意の調光制御を実現するので、たとえば照明器具1の設置状況の変化、代表的なものでは、増設や取換え、他にも移設、部屋の模様替え、店舗等では改装などに対して、またユーザの好みなどに細かく対応し、特に多数の照明器具1が設置されている場合には、それらが協調した完成度の高い調光制御を実現することができるとともに、前記設置状況が変化する毎に、またユーザの好みが変化(たとえば季節によって)する毎に、柔軟に対応することができる。
また、調光データを変更することで、1台の照明器具1で複数の照明制御ソフトを使用することができ、使用したいソフトに合わせて照明器具を購入・設置する必要がなくなる。さらにまた、電源や設置スペースの確保の問題などによる器具設置数の限界から、従来では1室で複数の照明制御ソフトを使用することが困難であったのを、本発明では使用可能とすることができる。また、照明制御ソフトによって得られる調光データをユーザの使用環境毎にカスタマイズすることを可能にしたことで、照明制御ソフト毎に正確な光出力の制御が可能となり、照明制御ソフトの効果を充分に得ることができるようになる。
なお、上述の例では、インターネット5を介して照明制御ソフトの購入申込やダウンロードが行われているけれども、たとえば郵便などで申込みを行い、メモリカードなどの記録媒体で照明制御ソフトを配布するようにしてもよい。また、継続使用するためのキーも、郵送によってユーザへ通知し、ユーザが通信端末3などから入力するようにしてもよい。
また、調光データ記憶部32,22は、前記調光データを複数種類格納することができ、それを、調光データ選択部33,23で選択することで所望の制御を行うので、たとえば朝、昼、夜とで異なる調光パターンで制御を行う場合、調光パターンを切換える都度、データを取得する必要はなく、簡単に切換えを行うことができるとともに、通信費などの調光データの取得に要する費用も削減することができる。
さらにまた、前記通信端末3として、インターネット5を介して前記データベースサーバ4にアクセス可能なインターネットのブラウザおよび前記制御装置2と通信を行う近距離の無線通信手段を搭載した携帯電話の端末装置または携帯情報端末を使用することで、ユーザ側の情報を送信し、得られた調光データを制御装置2に設定する該通信端末3を、比較的手軽な構成で実現することができる。すなわち、前記インターネットのブラウザは、既に広く携帯電話の端末装置に搭載されており、また、たとえば前記近距離の無線通信手段としては、前記の赤外線リモコンの通信手法、赤外線データ通信の規格、Bluetooth、無線LANの規格などに対応した前記携帯電話の端末装置に搭載実績のある構成で実現することができる。
また、前記データベースサーバ4は、調光データがダウンロードされた利用実績を集計し、その利用実績に応じて課金を行うとともに、利用開始から予め定めるお試し期間は前記課金を猶予するので、照明制御システムのシステムアップに応じて適切に課金を行うことができるとともに、照明制御ソフトの購入前に無料でソフトを体験できる期間が設けられているので、ユーザは購入前に複数の照明制御ソフトを体験して効果を確認してから購入することもできる。
さらにまた、前記データベースサーバ4には、過去に利用された調光データの履歴を記憶する記憶手段を有し、その調光データ履歴から、新たに調光データをダウンロードするために必要な情報の入力の一部を省略するようにしてもよい。このように構成することで、調光データの演算に必要な情報の一部にしか変化がない場合は、変化のある情報だけを入力し、変化のない情報は記憶手段に記憶されている過去の履歴データを援用する、たとえば照明器具1を増設した場合では、その照明器具1およびその設置位置に関する情報は入力するけれども、部屋の広さなどの空間の情報は省略することで、情報の入力作業を軽減することができる。
また、前記データベースサーバ4は、作成した調光データによる制御イメージ画像を作成し、通信端末3のユーザ情報入力部35で表示するので、ユーザは、販売者側に送信した情報によって、実際にどのような調光制御が演出されるのかを確認することができ、その結果に応じて、照明器具1の配置を見直したり、希望を入力したりして、再度調光データを取得するなどして、ユーザのイメージする調光パターンに、より近付けることができる。
さらにまた、前記通信端末3として、前記の携帯電話の端末装置を用いることで、該携帯電話の端末装置には、近年、CCDやCMOSなどから成る撮像素子が搭載されていることが多いので、この撮像素子を利用し、照明器具1が設置されている空間の画像を撮像して、前記通信部34からデータベースサーバ4に送信し、データベースサーバ4側では、通信部41で受信された画像を分析し、前記照明器具1が設置されている空間の情報を作成するようにしてもよい。
具体的には、ユーザは、制御対象の照明器具1がフレームに入るように、該照明器具1が点灯している状態の画像を撮影する。なるべく、部屋全体が入るように撮影する。また、照明器具1以外の光が入らないように、窓はカーテンなどで覆って撮影する。撮影された画像は、通信部34からデータベースサーバ4へ送信される。データベースサーバ4では、ユーザによって予め入力された照明器具1の品番から、器具の色や形の情報をデータベースサーバ4の基本データ記憶部45から取得し、そのデータと比較することで、画像から対象の照明器具1を特定し、大きさと位置とを抽出する。
一方、画像情報の輝度の違いによって部屋の特徴点を抽出し、壁や什器等のデータを取得する。また、照明器具1の輝度情報と比較して、前記壁や什器等の反射特性を推定し、データとして取得する。画像上の照明器具1の大きさと表示角度とから、部屋および什器等の画像上の縮尺度、位置関係を算出し、実空間の部屋の広さ、什器の大きさ、照明器具1の位置、該照明器具1と什器との位置関係、壁や什器等の反射特性の情報を取得する。このデータを、調光データを計算するための空間情報として利用する。
このように構成することで、前述の図7(i)で示すような間取りや家具の配置などの煩雑な空間の情報の入力作業を簡略化することができる。
また、前記通信端末3は、前記調光データの受信から予め定める期間の経過後に、その調光データの利用結果に関する情報を前記データベースサーバ4に送信し、該データベースサーバ4は、受信した情報に基づき、送信済みの調光データを修正する修正手段を有し、修正した調光データを再度、通信端末3に送信するようにしてもよい。このように構成することで、販売者側で、ユーザに提供した調光データの利用状況を把握し、利用頻度が低い場合などで必要に応じて送信済みの調光データを修正し、再度送信することができ、利用頻度が高い、よりユーザの希望に近い照明制御システムを完成することができる。また、前記利用状況から、新たな照明制御ソフトの開発に反映させることもできる。
[実施の形態2]
本発明の実施の第2の形態について、図10および図11に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
図10は、本発明の実施の第2の形態の照明制御システムのシステム構成を示す図である。この照明制御システムは、前述の図1で示す照明制御システムに類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、この照明制御システムでは、通信機能装備制御装置52が、前述の携帯電話の端末装置などの通信端末3と、赤外線リモコンなどの制御装置2との機能を併せ持っていることである。その他の構成は、図1と同様である。
図11は、図10のシステム構成における各装置の具体的構成を説明するためのブロック図である。この図11においても、前述の図2の構成に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。この通信機能装備制御装置52も、ユーザがユーザ情報入力部35からユーザ情報を入力すると、通信部34を介してデータベースサーバ4から調光データを受信し、調光データ記憶部32に記憶する。そして、ユーザが調光データ選択部33から照明器具1で制御を行う調光データを選択すると、調光データ送信部24から照明器具1に調光データを送信する。
この通信機能装備制御装置52としては、前記携帯電話の端末装置でもよく、またリモコンにインターネットに接続するための通信部を設けて構成してもよい。照明器具1を制御するためのリモコンに前記通信機能装備制御装置52の機能を持たせることで、該リモコンに搭載されている送信部を前記調光データの送信に共用することができる。
[実施の形態3]
本発明の実施の第3の形態について、図12および図13に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
図12は、本発明の実施の第3の形態の照明制御システムのシステム構成を示す図である。この照明制御システムは、前述の図1で示す照明制御システムに類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、この照明制御システムでは、前記通信端末3に対応する機能はホームサーバ60に備えられており、照明器具61は、電力線63を介してこのホームサーバ60と通信を行うことができる、いわゆるネットワーク家電で実現されていることである。したがって、制御装置62は、通常のリモコンであり、前記のように照明制御ソフトを選択したり、照明器具61を手動制御したりするために、前記ホームサーバ60や照明器具61と通信を行うようにしてもよい。
前記ホームサーバ60から所定条件を入力すると、プロバイダ70からインターネット5を介してデータベースサーバ4へ送信され、調光データが作成される。作成された調光データは、データベースサーバ4からホームサーバ60へダウンロードされ、さらに電力線通信によって照明器具61に送信される。また、ホームサーバ60を介さずに、照明器具61が直接インターネット5に接続されてデータをやり取りしても構わない。
図13は、図12のシステム構成における各装置の具体的構成を説明するためのブロック図である。この図13においても、前述の図2の構成に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。照明器具61は、ランプ11と、点灯装置12と、調光制御装置13と、調光データ記憶部64と、命令信号受信部65と、記憶内容データ送信部66と、電力線搬送通信部67とを備えて構成されている。前記命令信号受信部65は、制御装置62から制御を行う調光データの選択・開始/停止命令信号を受信するものであり、前記記憶内容データ送信部66は、制御装置62からの要求に応じて調光データ記憶部64に記憶されている調光データの内容を制御装置62に送信するものであり、前記電力線搬送通信部67は、ホームサーバ70からの調光データを受信するものである。
これに対して、ホームサーバ70は、ユーザ情報入力部71と、データベースサーバ4と接続するための通信部72と、データベースサーバ4から受信した調光データを記憶する調光データ記憶部73と、照明器具61に送信する調光データを選択する調光データ選択部74と、照明器具61にデータを送信するための電力線搬送通信部75とを備えて構成されている。前記ユーザ情報入力部71および調光データ選択部74は、画面によるインタフェイスが考えられる。
また、制御装置62は、照明器具61の調光データ記憶部64に記憶されている調光データの内容を要求し、送信されてきたで示すを受信する記憶内容データ要求部81と、前記記憶内容データ要求部81で受信された調光データの内容を記憶する記憶内容データ記憶部82と、照明器具61の制御を行う調光データを選択する調光データ選択部83と、制御開始/停止命令を照明器具61に送信する制御開始命令送信部84とを備えて構成されている。前記照明器具61の調光データ記憶部64に記憶されているデータの種類は、記憶内容データ送信部66と記憶内容データ要求部81とによるデータ送受信により記憶内容データ記憶部82に記憶され、制御装置62によって照明器具61に記憶されているデータの種類を把握可能としている。
このように前記の通信端末3として、インターネット5を介して前記データベースサーバ4にアクセス可能なインターネットのブラウザおよび照明器具61と電力線63を介して通信を行う電力線搬送通信部75を搭載したホームサーバを用いることで、ユーザ側の情報を前記データベースサーバ4に送信し、得られた調光データを照明器具61に設定する通信端末を、普及が予想されるホームサーバの1機能として実現し、特別な構成を省くことができる。
本発明の実施の第1の形態の照明制御システムのシステム構成を示す図である。 図1のシステム構成における各装置の具体的構成を説明するためのブロック図である。 図1のシステム構成における制御装置の一構成例を示す正面図である。 照明制御ソフトの選択操作の手順を示す図である。 図1で示す照明制御システムの動作を説明するためのフローチャートである。 使用者情報の入力画面の一例を拡大して示す図である。 図5で示す照明制御ソフトのダウンロード時における前記通信端末での表示画面の一例を詳しく説明するための図である。 調光データの計算処理を詳細に説明するためのフローチャートである。 照明制御ソフトの使用期間の更新処理を具体的に示すフローチャートである。 本発明の実施の第2の形態の照明制御システムのシステム構成を示す図である。 図10のシステム構成における各装置の具体的構成を説明するためのブロック図である。 本発明の実施の第3の形態の照明制御システムのシステム構成を示す図である。 図12のシステム構成における各装置の具体的構成を説明するためのブロック図である。
符号の説明
1,61 照明器具
2,62 制御装置
3,32 通信端末
4 データベースサーバ(データ作成装置)
5 インターネット
6 移動体通信網
11 ランプ
12 点灯装置
13 調光制御装置
14,22,32,64,73 調光データ記憶部
15,21 調光データ受信部
23,33,74,83 調光データ選択部
24,31 調光データ送信部
25 赤外線ポート
26 液晶画面
27a〜27j ボタン
34,41,72 通信部
35,71 ユーザ情報入力部
42 ユーザ情報登録・検証部
43 ユーザ情報記憶部
44 調光データ作成部
45 基本データ記憶部
46 費用算出部
47 費用データ記憶部
48 費用請求部
52 通信機能装備制御装置
60 ホームサーバ
63 電力線
70 プロバイダ
65 命令信号受信部
66 記憶内容データ送信部
67,75 電力線搬送通信部
81 記憶内容データ要求部
82 記憶内容データ記憶部
84 制御開始命令送信部

Claims (17)

  1. それぞれ調光制御可能な1または複数の照明器具に、前記照明器具の販売者側に設置されたデータ作成装置で作成した調光データを与えることで、照明器具の設置後に任意の調光制御を実現することを特徴とする照明制御システム。
  2. 前記データ作成装置は、
    少なくとも照明器具に関する情報、照明器具が設置されている空間の情報、前記空間に存在する人に関する情報が、照明器具が設置されるユーザ側から与えられる受付部と、
    前記調光データを作成するために必要な基本データを記憶している基本データ記憶部と、
    前記受付部で得られた各情報に応じて、前記基本データを演算処理し、各ユーザに個別に適応した調光データを作成する調光データ作成部と、
    前記調光データ作成部で作成された調光データを出力する出力部とを備えて構成されることを特徴とする請求項1記載の照明制御システム。
  3. 前記照明器具が設置されるユーザ側では、ネットワークを介して前記データ作成装置にアクセス可能な通信端末を有し、該通信端末は、
    ユーザの入力操作によって、少なくとも照明器具に関する情報、照明器具が設置されている空間の情報、前記空間に存在する人に関する情報が入力される入力部と、
    前記データ作成装置にアクセスし、前記入力部から入力された情報を送信する送信部と、
    前記データ作成装置で作成された調光データを受信する受信部と、
    前記照明器具の調光制御を行う制御装置に、または前記照明器具に前記制御装置が内蔵されている場合には前記照明器具に、前記受信部で受信された調光データを送信する調光データ送信部とを備えて構成されることを特徴とする請求項1または2記載の照明制御システム。
  4. 前記データ作成装置で作成された調光データを複数種類格納することができる調光データ記憶部を、前記照明器具、制御装置または通信端末に備え、前記制御装置は前記複数種類の調光データを選択する調光データ選択部を備えていることを特徴とする請求項3記載の照明制御システム。
  5. 前記通信端末は、インターネットを介して前記データ作成装置にアクセス可能なインターネットのブラウザおよび前記制御装置と通信を行う近距離の無線通信手段を搭載した携帯電話の端末装置または携帯情報端末であることを特徴とする請求項3または4記載の照明制御システム。
  6. 前記通信端末は、前記照明器具が設置されている空間の画像を撮像する撮像手段を有し、前記撮像手段で撮像された画像を前記送信部から前記データ作成装置に送信し、
    前記データ作成装置は、受信された画像を分析し、前記照明器具が設置されている空間の情報を作成することを特徴とする請求項3記載の照明制御システム。
  7. 前記通信端末は、インターネットを介して前記データ作成装置にアクセス可能なインターネットのブラウザおよび前記制御装置と電力線を介して通信を行う電力線通信手段を搭載したホームサーバであることを特徴とする請求項3または4記載の照明制御システム。
  8. 前記通信端末は、前記照明器具の制御も行うことができるリモコンであることを特徴とする請求項3または4記載の照明制御システム。
  9. 前記通信端末または制御装置に調光パターンを可変させるための調光データ可変部を備え、前記データ作成装置上で作成され、前記通信端末または制御装置に調光データが送信された後は、前記データ作成装置にアクセスしなくても、前記調光データ可変部を用いて、前記調光パターンを可変させることを可能とすることを特徴とする請求項3〜8の何れか1項に記載の照明制御システム。
  10. 前記データ作成装置は、作成した調光データによる制御イメージ画像を作成する制御イメージ作成手段をさらに有し、前記通信端末は、前記受信部で前記制御イメージ画像を受信し、さらにその制御イメージ画像を表示する表示手段を有することを特徴とする請求項3〜9の何れか1項に記載の照明制御システム。
  11. 前記通信端末は、前記調光データの受信から予め定める期間の経過後に、その調光データの利用結果に関する情報を前記データ作成装置に送信し、データ作成装置は、受信した情報に基づき、送信済みの調光データを修正する修正手段を有し、修正した調光データを再度、通信端末に送信することを特徴とする請求項3〜10の何れか1項に記載の照明制御システム。
  12. 前記データ作成装置には、過去に利用された調光データの履歴を記憶する記憶手段を有し、その調光データ履歴から、新たに調光データをダウンロードするために必要な情報の入力の一部を省略することを特徴とする請求項2〜11の何れか1項に記載の照明制御システム。
  13. 前記通信端末データ作成装置には、調光データがダウンロードされた利用実績を集計し、その利用実績に応じて課金を行うとともに、利用開始から予め定める期間は前記課金を猶予する課金手段をさらに有することを特徴とする請求項2〜12の何れか1項に記載の照明制御システム。
  14. 照明器具の販売者側に設置され、ユーザ側に設置されたそれぞれ調光制御可能な1または複数の前記照明器具に適応した調光データから成る照明制御ソフトを作成し、配信することで、照明器具の設置後に任意の調光制御を実現することを特徴とする照明制御ソフト配信サーバ。
  15. 少なくとも照明器具に関する情報、照明器具が設置されている空間の情報、前記空間に存在する人に関する情報が、照明器具が設置されるユーザ側から与えられる受付部と、
    前記調光データを作成するために必要な基本データを記憶している基本データ記憶部と、
    前記受付部で得られた各情報に応じて、前記基本データを演算処理し、各ユーザに個別に適応した調光データから成る照明制御ソフトを作成する調光データ作成部と、
    前記調光データ作成部で作成された照明制御ソフトを出力する出力部とを備えて構成されることを特徴とする請求項14記載の照明制御ソフト配信サーバ。
  16. それぞれ調光制御可能な1または複数の照明器具が設置されるユーザ側に設けられ、ネットワークを介して照明器具の販売者側に設置される照明制御ソフト配信サーバにアクセスし、該照明制御ソフト配信サーバから配信される照明制御ソフトを前記照明器具に与えることで、照明器具の設置後に任意の調光制御を実現することを特徴とする照明制御用通信端末。
  17. ユーザの入力操作によって、少なくとも照明器具に関する情報、照明器具が設置されている空間の情報、前記空間に存在する人に関する情報が入力される入力部と、
    前記照明制御ソフト配信サーバにアクセスし、前記入力部から入力された情報を送信する送信部と、
    前記照明制御ソフト配信サーバで作成された照明制御ソフトを受信する受信部と、
    前記照明器具の調光制御を行う制御装置に、または前記照明器具に前記制御装置が内蔵されている場合には前記照明器具に、前記受信部で受信された照明制御ソフトによる調光データを送信する調光データ送信部とを備えて構成されることを特徴とする請求項16記載の照明制御用通信端末。
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