JP2005207066A - 集合住宅のゲート管理装置およびゲート管理プログラム並びにゲート管理方法 - Google Patents

集合住宅のゲート管理装置およびゲート管理プログラム並びにゲート管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】より高度なドアロック等の土地や建物などの物件に設置されるゲートの管理を行うことが可能なゲート管理装置およびゲート管理プログラム並びにゲート管理方法の提供。
【解決手段】ゲートに設置された利用者の識別情報を取得する識別情報取得手段11と、ゲートの開閉の許可または不許可に関する情報を利用者の識別情報に関連付けて記憶する開閉情報記憶手段21と、利用者の決済に関する情報を利用者の識別情報に関連付けて記憶する決済情報記憶手段24と、取得した利用者の識別情報に基づいて該当するゲートの開閉の許可または不許可に関する情報を開閉情報記憶手段21から取得し、また取得した利用者の識別情報に基づいて該当する利用者の決済に関する情報を決済情報記憶手段24から取得し、これらの取得した情報に基づいて、該当するゲートの開閉を許可または不許可にするゲート開閉管理手段12とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、土地や建物などの物件に設置されるゲートを管理するためのゲート管理装置およびゲート管理プログラム並びにゲート管理方法に関する。
ICチップを埋め込んだICカードを利用したドアキーの開発が盛んである。例えば、特許文献1,2には、接触式のICカードや非接触式のICカードによりドアロックの開閉を可能にしたドアロックシステムが開示されている。また、非特許文献1には、携帯電話機に搭載したICカードによりドアロックの開閉を可能としたシステムが開示されている。
特開2002−364220号公報 特開2002−30837号公報 関口 聖,"■ 国内信販はマンションのドア鍵機能、JCBは法人向けソリューション",[online],2003年12月15日,株式会社インプレス ケータイWatch編集部,[2004年1月6日検索],インターネット<URL:http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/16871.html>
上記従来のシステムは、ドアロックの開閉のみを行うものであり、従来の機械式キーを単に電子式キーに置き換えたに過ぎない。
本発明は、上記従来のシステムを発展させ、より高度なドアロック等の土地や建物などの物件に設置されるゲートの管理を行うことが可能なゲート管理装置およびゲート管理プログラム並びにゲート管理方法を提供することを目的とする。
本発明のゲート管理装置は、ゲートに設置された利用者の識別情報を取得する識別情報取得手段と、ゲートの開閉の許可または不許可に関する情報を利用者の識別情報に関連付けて記憶する開閉情報記憶手段と、利用者の決済に関する情報を利用者の識別情報に関連付けて記憶する決済情報記憶手段と、ゲートに設置された識別情報取得手段により取得した利用者の識別情報に基づいて該当するゲートの開閉の許可または不許可に関する情報を開閉情報記憶手段から取得し、また識別情報取得手段により取得した利用者の識別情報に基づいて該当する利用者の決済に関する情報を決済情報記憶手段から取得し、これらの取得したゲートの開閉の許可または不許可に関する情報および利用者の決済に関する情報に基づいて、該当するゲートの開閉を許可または不許可にするゲート開閉管理手段とを備えたものである。
本発明のゲート管理装置によれば、ゲートに設置された識別情報取得手段により利用者の識別情報が取得されると、この取得された利用者の識別情報に基づいて該当するゲートの開閉の許可または不許可に関する情報が開閉情報記憶手段から取得され、この取得された情報に基づいてゲートの開閉が許可または不許可にされるが、このとき、利用者の識別情報に基づいて該当する利用者の決済に関する情報が決済情報記憶手段から取得され、この取得された情報に基づいてゲートの開閉の許可または不許可が制限される。
ここで、本発明のゲート管理装置は、利用者へ通知する情報を利用者の識別情報に関連付けて記憶する通知情報記憶手段と、ゲートに設置された識別情報取得手段により取得した利用者の識別情報に基づいて該当する利用者へ通知する情報を前記通知情報記憶手段から取得し、通知する情報通知手段とを備えたものとするのが望ましい。
これにより、ゲートに設置された識別情報取得手段により利用者の識別情報が取得された際、この取得された利用者の識別情報に基づいて該当する利用者へ通知する情報が通知情報記憶手段から取得され、この取得された情報が通知される。
なお、情報通知手段は、ゲートに設置された表示装置に対して利用者へ通知する情報を送信するものであることが望ましい。これにより、ゲートに設置された識別情報取得手段により利用者の識別情報が取得され、この取得された利用者の識別情報によりゲートの開閉が許可または不許可にされた際に、このゲートに設置された表示装置に利用者へ通知する情報が表示される。
あるいは、本発明のゲート管理装置が、利用者へ通知する情報の通知先に関する情報を記憶する通知先情報記憶手段を備え、情報通知手段は、通知先情報記憶手段から通知先に関する情報を取得し、この取得した通知先に関する情報に基づいて該当する通知先に対して利用者へ通知する情報を送信するものであるとすれば、ゲートに設置された識別情報取得手段により利用者の識別情報が取得され、この取得された利用者の識別情報によりゲートの開閉が許可または不許可にされた際に、通知先に関する情報に基づいて利用者へ通知する情報が通知される。
本発明に係る識別情報取得手段は、例えば、利用者の識別情報を記録したICチップから利用者の識別情報を取得するものとすることができる。また、このとき、識別情報取得手段は、ICチップから利用者の識別情報を取得した際に、決済情報記憶手段から該当する利用者の決済に関する情報を取得し、この取得した利用者の決済に関する情報をICチップに記録するものであることが望ましい。
これにより、ゲートに設置された識別情報取得手段によりICチップから利用者の識別情報が取得され、この取得された利用者の識別情報によりゲートの開閉が許可または不許可にされた際に、決済情報記憶手段から取得された利用者の決済に関する情報がこのICチップに記録される。
上記本発明のゲート管理装置は、例えば、ゲートに設置された利用者の識別情報を取得する識別情報取得手段が接続されたコンピュータを、ゲートの開閉の許可または不許可に関する情報を利用者の識別情報に関連付けて記憶する開閉情報記憶手段と、利用者の決済に関する情報を利用者の識別情報に関連付けて記憶する決済情報記憶手段と、ゲートに設置された識別情報取得手段により取得した利用者の識別情報に基づいて該当するゲートの開閉の許可または不許可に関する情報を開閉情報記憶手段から取得し、また識別情報取得手段により取得した利用者の識別情報に基づいて該当する利用者の決済に関する情報を決済情報記憶手段から取得し、これらの取得したゲートの開閉の許可または不許可に関する情報および利用者の決済に関する情報に基づいて、該当するゲートの開閉を許可または不許可にするゲート開閉管理手段として機能させるためのゲート管理プログラムにより実現できる。
また、本発明のゲート管理プログラムは、さらにコンピュータを、利用者へ通知する情報を利用者の識別情報に関連付けて記憶する通知情報記憶手段と、ゲートに設置された識別情報取得手段により取得した利用者の識別情報に基づいて該当する利用者へ通知する情報を通知情報記憶手段から取得し、通知する情報通知手段として機能させるためのプログラムとして構成することができる。
また、本発明のゲート管理プログラムは、さらに情報通知手段を、ゲートに設置された表示装置に対して利用者へ通知する情報を送信するものとして機能させるためのプログラムとして構成することができる。
また、本発明のゲート管理プログラムは、さらにコンピュータを、利用者へ通知する情報の通知先に関する情報を記憶する通知先情報記憶手段として機能させ、情報通知手段を、通知先情報記憶手段から通知先に関する情報を取得し、この取得した通知先に関する情報に基づいて該当する通知先に対して利用者へ通知する情報を通知するものとして機能させるためのプログラムとして構成することができる。
本発明のゲート管理方法は、ゲートに設置された利用者の識別情報を取得する識別情報取得手段が接続され、ゲートの開閉の許可または不許可に関する情報を利用者の識別情報に関連付けて開閉情報記憶手段に記憶し、利用者の決済に関する情報を利用者の識別情報に関連付けて決済情報記憶手段に記憶したコンピュータによりゲートの管理を行うゲート管理方法であって、コンピュータにより、ゲートに設置された識別情報取得手段により取得した利用者の識別情報に基づいて該当するゲートの開閉の許可または不許可に関する情報を開閉情報記憶手段から取得するステップと、識別情報取得手段により取得した利用者の識別情報に基づいて該当する利用者の決済に関する情報を決済情報記憶手段から取得するステップと、これらの取得したゲートの開閉の許可または不許可に関する情報および利用者の決済に関する情報に基づいて、該当するゲートの開閉を許可または不許可にするステップとを実行することを特徴とする。
本発明のゲート管理方法によれば、ゲートに設置された識別情報取得手段により利用者の識別情報が取得されると、この取得された利用者の識別情報に基づいて該当するゲートの開閉の許可または不許可に関する情報が開閉情報記憶手段から取得され、この取得された情報に基づいてゲートの開閉が許可または不許可にされるが、このとき、利用者の識別情報に基づいて該当する利用者の決済に関する情報が決済情報記憶手段から取得され、この取得された情報に基づいてゲートの開閉の許可または不許可が制限される。
また、本発明のゲート管理方法において、コンピュータは、利用者へ通知する情報を利用者の識別情報に関連付けて通知情報記憶手段に記憶し、コンピュータにより、ゲートに設置された識別情報取得手段により取得した利用者の識別情報に基づいて該当する利用者へ通知する情報を通知情報記憶手段から取得し、通知するステップを実行する構成とすることができる。
また、本発明のゲート管理方法において、コンピュータは、ゲートに設置された表示装置に対して利用者へ通知する情報を送信することを特徴とする構成とすることができる。
また、本発明のゲート管理方法において、コンピュータは、利用者へ通知する情報の通知先に関する情報を通知先情報記憶手段に記憶し、通知先情報記憶手段から通知先に関する情報を取得し、この取得した通知先に関する情報に基づいて該当する通知先に対して利用者へ通知する情報を通知することを特徴とする構成とすることができる。
(1)ゲートに設置された識別情報取得手段により取得した利用者の識別情報に基づいて該当するゲートの開閉の許可または不許可に関する情報を開閉情報記憶手段から取得し、識別情報取得手段により取得した利用者の識別情報に基づいて該当する利用者の決済に関する情報を決済情報記憶手段から取得し、これらの取得したゲートの開閉の許可または不許可に関する情報および利用者の決済に関する情報に基づいて、該当するゲートの開閉を許可または不許可にする構成により、ゲートに設置された識別情報取得手段により取得した利用者の識別情報によりゲートの開閉を許可または不許可にするだけでなく、利用者の識別情報に基づいて該当する利用者の決済に関する情報を取得して、この利用者の決済状況に応じてゲートの開閉の許可または不許可を制限することができる。これにより、土地や建物などの物件について、その決済の状況により、その物件に設置されるゲートの開閉を制限することが可能となる。
(2)利用者へ通知する情報を利用者の識別情報に関連付けて通知情報記憶手段に記憶し、ゲートに設置された識別情報取得手段により取得した利用者の識別情報に基づいて該当する利用者へ通知する情報を通知情報記憶手段から取得し、通知する構成により、ゲートに設置された識別情報取得手段により取得された利用者の識別情報に基づくゲートの開閉を制御する際、各利用者へそれぞれの識別情報に基づく通知情報を通知することができる。これにより、利用者に対しての連絡事項の情報や、利用者の決済状況に応じてゲートの開閉を制限した場合にはその理由や決済に関する情報等を利用者に通知することができる。
(3)ゲートに設置された表示装置に対して利用者へ通知する情報を送信する構成により、ゲートに設置された識別情報取得手段により取得された利用者の識別情報に基づくゲートの開閉を制御する際、各利用者へそれぞれの識別情報に基づく通知情報をゲートに設置された表示装置により通知することができる。これにより、利用者に対しての連絡事項の情報や、利用者の決済状況に応じてゲートの開閉を制限した場合にはその理由や決済に関する情報等をその場で速やかに利用者に通知することができる。
(4)利用者へ通知する情報の通知先に関する情報を通知先情報記憶手段に記憶し、通知先情報記憶手段から通知先に関する情報を取得し、この取得した通知先に関する情報に基づいて該当する通知先に対して利用者へ通知する情報を通知する構成により、ゲートに設置された識別情報取得手段により取得された利用者の識別情報に基づくゲートの開閉を制御する際、各利用者へそれぞれの識別情報に基づく通知情報をそれぞれの利用者に対応する任意の通知先に通知することができる。これにより、利用者に対しての連絡事項の情報や、利用者の決済状況に応じてゲートの開閉を制限した場合にはその理由や決済に関する情報等を任意の通知先により利用者に通知することができる。
(5)利用者の識別情報を記録したICチップから利用者の識別情報を取得するものとし、識別情報取得手段は、ICチップから利用者の識別情報を取得した際に、決済情報記憶手段から該当する利用者の決済に関する情報を取得し、この取得した利用者の決済に関する情報をICチップに記録する構成により、ゲートの開閉が許可または不許可にされた際に、決済情報記憶手段から取得された利用者の決済に関する情報がこのICチップに記録されるため、このICチップに記録された決済に関する情報を、利用者が別の場所で信用情報として利用することが可能となる。
本発明の実施の形態におけるゲート管理装置は、不動産物件としての集合住宅に対するものである。図1は本発明の実施の形態におけるゲート管理装置の全体構成を示す図、図2は図1のゲート管理装置の機能ブロック図である。
図1において、ゲート管理装置は、集合住宅ごとに、集合住宅全体のゲートとしての玄関(エントランス)のドアD1に付設されたターミナル1aと、この集合住宅各戸のゲートとしての玄関(各戸)のドアD2、D3等にそれぞれ付設されたターミナル1b,1c等と、ターミナル1a,1b,1c等と無線または有線の電気通信回線2により接続された管理サーバ3とを備える。
各ドアD1,D2,D3は、それぞれ電子的に施錠または解錠が可能なロック装置(図示せず。)を備える。なお、エントランスのドアD1のロック装置、閉めると自動的に施錠する装置(いわゆるオートロック装置)である。
また、このゲート管理装置は、各集合住宅を管理する管理本部に本部管理サーバ4を備える。各管理サーバ3は、この本部管理サーバ4に対して、電気通信回線5を介して接続されている。なお、図1においては、1つの集合住宅のみ図示しているが、複数の管理サーバ3が、それぞれ本部管理サーバ4に接続されているものとする。
ターミナル1a,1b,1cは、図2に示す識別情報取得手段11を備える。識別情報取得手段11は、例えば、利用者が所持するICカード(図示せず。)から利用者の識別情報を取得するものである。
なお、ICカードには、各利用者を識別するための各利用者固有の識別情報が記録されたICチップ(図示せず。)が埋め込まれているものとする。ICカードは、接触式/非接触式を問わず、携帯電話機に搭載されたものでも構わない。また、ターミナル1aは、表示装置6を備える。
管理サーバ3は、図2に示す開閉情報記憶手段21と、通知情報記憶手段22と、通知先情報記憶手段23とを備える。また、本部管理サーバ4には、図2に示す決済情報記憶手段24を備える。
開閉情報記憶手段21は、各ドアD1,D2,D3の開閉の許可または不許可に関する情報を利用者の識別情報に関連付けて記憶するものである。図3は開閉情報記憶手段21に記憶される情報の例を示している。図3に示す例では、各ドアD1,D2,D3の管理番号と解錠を許可する利用者の識別情報がそれぞれ関連付けられている。なお、図3において、管理番号“000”は、エントランスのドアD1に付与された番号であり、管理番号“301”、“302”は、それぞれドアD2,D3に付与された番号である。図3に示すように、エントランスのドアD1の解錠を許可されている利用者は、この集合住宅の各戸のD2,D3の解錠を許可されている利用者をすべて含む。
通知情報記憶手段22は、各利用者へ通知する情報を利用者の識別情報に関連付けて記憶するものである。通知先情報記憶手段23は、利用者へ通知する情報の通知先に関する情報を記憶するものである。図4は通知情報記憶手段22および通知先情報記憶手段23に記憶される情報の例を示している。図4に示す例では、各利用者の識別情報に対して、通知情報と通知先に関する情報として電子メールアドレスが関連付けられている。なお、通知情報記憶手段22に記憶される通知情報は、ターミナル1aの表示装置6に表示するものと、通知先として登録されている電子メールアドレス宛てに送信されるものとが存在する。
決済情報記憶手段24は、利用者の決済に関する情報を利用者の識別情報に関連付けて記憶するものである。図5は決済情報記憶手段24に記憶される決済情報の例を示している。図5に示す例では、各利用者の識別情報に対して、各利用者の決済に関する情報として入金の有無や入金日等の決済状況に関する情報が関連付けられている。
また、管理サーバ3は、各ドアD1,D2,D3の開閉を許可または不許可にするゲート開閉管理手段12(図2参照。)を備える。ゲート開閉管理手段12は各ドアD1,D2,D3に付設されたそれぞれのターミナル1a,1b,1cの識別情報取得手段11により取得した利用者の識別情報を電気通信回線2を介して取得する。また、ゲート開閉管理手段12は、この取得した識別情報に基づいて該当するドアD1,D2,D3の開閉の許可または不許可に関する情報を開閉情報記憶手段21から取得するとともに、該当する利用者の決済に関する情報を電気通信回線5を介して本部管理サーバ4の決済情報記憶手段24から取得する。
さらに、ゲート開閉管理手段12は、これらの取得したドアD1,D2,D3の開閉の許可または不許可に関する情報および利用者の決済に関する情報に基づいて、該当するドアD1,D2,D3のロック装置の開閉を許可または不許可にする。例えば、ゲート開閉管理手段12は、たとえ開閉情報記憶手段21に解錠を許可する利用者として識別情報が登録されている利用者であっても、決済情報記憶手段24に決済に関する情報として家賃の未納等の決済状況上の理由により解錠が不許可とされている場合には、該当するドアD1,D2,D3のロック装置の開閉は不許可にする。
また、管理サーバ3は、図2に示す情報通知手段13を備える。情報通知手段13は、各ドアD1,D2,D3のターミナル1a,1b,1cに付設された識別情報取得手段11により取得した利用者の識別情報に基づいて該当する利用者へ通知する情報を通知情報記憶手段22から取得し、通知するものである。通知先としては、ターミナル1aの表示装置6や、通知先情報記憶手段23に登録されている通知先等がある。
情報通知手段13は、通知先としてターミナル1aの表示装置6が指定されている通知情報については、電気通信回線2を介してこの表示装置6に対して送信する。一方、通知先として通知先情報記憶手段23に登録されている通知先が指定されている通知情報については、この通知先、例えば電子メールアドレス宛てに電子メールとして送信する。
上記構成のゲート管理装置によるゲート管理方法について、以下、図6のフロー図に従って説明する。
まず、利用者が、集合住宅のエントランスにてターミナル1aにICカードをかざすと、ターミナル1aの識別情報取得手段11は、このICカードから利用者の識別情報(ここでは、識別情報“APC82678”とする。)を取得する(S101)。識別情報取得手段11により取得された識別情報は、電気通信回線2を介して管理サーバ3に送られる。
管理サーバ3のゲート開閉管理手段12は、開閉情報記憶手段21を参照し、利用者の識別情報"APC82678"に対して管理番号“000”により管理されているエントランスのドアD1の解錠が許可されているかどうかを確認する(S102)。また、管理サーバ3のゲート開閉管理手段12は、電気通信回線5を介して本部管理サーバ4に問い合わせ、この利用者の識別情報"APC82678"の決済に関する情報を決済情報記憶手段12から取得する(S103)。
そして、管理サーバ3のゲート開閉管理手段12は、識別情報"APC82678"に対して、エントランスのドアD1の解錠が許可され、かつ決済に関する情報により解錠が許可されているかどうかを判断し(S104)、許可されている場合にはエントランスのドアD1のロック装置を解錠する(S105)。なお、両方とも許可されていない場合には、ゲート開閉管理手段12は、エントランスのドアD1のロック装置を解錠しない(S106)。
また、ここで、管理サーバ3の情報通知手段13は、通知情報記憶手段22を参照し、ステップS101により取得した利用者の識別情報"APC82678"に基づいて、この利用者に対して通知する情報が存在するかどうかを確認する(S107)。通知情報が存在する場合、情報通知手段13は、この通知情報を通知情報記憶手段22から取得し、表示装置6に表示するか、あるいは通知先情報記憶手段22に登録されている通知先に通知し(S108)、処理を終了する。一方、通知情報が存在しない場合も処理を終了する。
なお、利用者が、集合住宅の各戸のターミナル1b,1cにICカードをかざした場合の処理手順については、上記ステップS107,S108の処理を除いて同様であるため、説明を省略する。
以上のように、本実施形態におけるゲート管理装置によれば、各ドアD1,D2,D3に付設された識別情報取得手段11により取得した利用者の識別情報により各ドアD1,D2,D3の開閉を許可または不許可にするだけでなく、利用者の識別情報に基づいて該当する利用者の決済に関する情報を取得して、この利用者の決済状況に応じてゲートの開閉の許可または不許可を制限することができる。これにより、集合住宅の各戸について、その決済の状況により、そのエントランスおよび各戸のドアD1,D2,D3の開閉を制限することが可能となる。
また、エントランスのドアD1に設置された識別情報取得手段11により取得された利用者の識別情報に基づくドアD1の開閉を制御する際、各利用者へそれぞれの識別情報に基づく通知情報を通知することができるため、利用者に対しての連絡事項の情報や、利用者の決済状況に応じてゲートの開閉を制限した場合にはその理由や決済に関する情報等を利用者に通知することができる。なお、表示装置6に表示する場合には、これらの情報をその場で速やかに利用者に通知することができる。また、この通知情報の通知先として電子メールアドレスなどの任意の通知先を通知先情報記憶手段23に登録することも可能である。
なお、管理サーバ3は、ステップS103により本部管理サーバ4の決済情報記憶手段24から決済に関する情報を取得した際、この取得した決済に関する情報を、識別情報取得手段11により利用者のICカードのICチップに記録する構成とすることもできる。これにより、各ドアD1,D2,D3の開閉が許可または不許可にされた際に、各利用者の決済に関する情報がこのICチップに記録されるため、このICチップに記録された決済に関する情報を、利用者が別の場所で信用情報として利用することが可能である。
また、本実施形態においては、識別情報取得手段11を、ICカードに埋め込まれたICチップから各利用者の識別情報を取得するものとして説明したが、各利用者の指紋等を各利用者の識別情報として取得する構成とすることも可能である。
また、本実施形態においては、管理サーバ3と本部管理サーバ4とをそれぞれ別々に構成しているが、これらを1つのサーバとして統合する構成とすることも可能である。また、このようなサーバは、コンピュータを前述の各手段として機能させるためのゲート管理プログラムの実行により実現することができる。
本発明のゲート管理装置は、集合住宅のみならず、その他の一戸建て住宅やゲート付き駐車場など、土地や建物などのゲートが設置される物件のゲート開閉の管理装置として有用である。特に、利用者の決済に関する情報に基づいてゲートの開閉を管理できるため、短いサイクルで決済の発生する、月単位賃貸物件、週単位賃貸物件や日単位賃貸物件等(いわゆるマンスリーマンション、ウィークリーマンションやデイリーマンション等の類)の短期賃貸物件の管理装置として好適である。
本発明の実施の形態におけるゲート管理装置の全体構成を示す図である。 図1のゲート管理装置の機能ブロック図である。 開閉情報記憶手段に記憶される情報の例を示す図である。 通知情報記憶手段および通知先情報記憶手段に記憶される情報の例を示す図である。 決済情報記憶手段に記憶される決済情報の例を示す図である。 図1のゲート管理装置による処理手順を示すフロー図である。
符号の説明
1a,1b,1c ターミナル
2,5 電気通信回線
3 管理サーバ
4 本部管理サーバ
6 表示装置
11 識別情報取得手段
12 ゲート開閉管理手段
13 情報通知手段
21 開閉情報記憶手段
22 通知情報記憶手段
23 通知先情報記憶手段
24 決済情報記憶手段

Claims (14)

  1. ゲートに設置された利用者の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記ゲートの開閉の許可または不許可に関する情報を利用者の識別情報に関連付けて記憶する開閉情報記憶手段と、
    利用者の決済に関する情報を利用者の識別情報に関連付けて記憶する決済情報記憶手段と、
    前記ゲートに設置された識別情報取得手段により取得した利用者の識別情報に基づいて該当するゲートの開閉の許可または不許可に関する情報を前記開閉情報記憶手段から取得し、また前記識別情報取得手段により取得した利用者の識別情報に基づいて該当する利用者の決済に関する情報を前記決済情報記憶手段から取得し、これらの取得したゲートの開閉の許可または不許可に関する情報および利用者の決済に関する情報に基づいて、前記該当するゲートの開閉を許可または不許可にするゲート開閉管理手段と
    を備えたゲート管理装置。
  2. 利用者へ通知する情報を利用者の識別情報に関連付けて記憶する通知情報記憶手段と、
    前記ゲートに設置された識別情報取得手段により取得した利用者の識別情報に基づいて該当する利用者へ通知する情報を前記通知情報記憶手段から取得し、通知する情報通知手段と
    を備えた請求項1記載のゲート管理装置。
  3. 前記情報通知手段は、前記ゲートに設置された表示装置に対して前記利用者へ通知する情報を送信するものである請求項2記載のゲート管理装置。
  4. 前記利用者へ通知する情報の通知先に関する情報を記憶する通知先情報記憶手段を備え、
    前記情報通知手段は、前記通知先情報記憶手段から前記通知先に関する情報を取得し、この取得した通知先に関する情報に基づいて該当する通知先に対して前記利用者へ通知する情報を送信するものである請求項2記載のゲート管理装置。
  5. 前記識別情報取得手段は、前記利用者の識別情報を記録したICチップから前記利用者の識別情報を取得するものである請求項1から4のいずれかに記載のゲート管理装置。
  6. 前記識別情報取得手段は、前記ICチップから前記利用者の識別情報を取得した際に、前記決済情報記憶手段から該当する利用者の決済に関する情報を取得し、この取得した利用者の決済に関する情報を前記ICチップに記録するものである請求項5記載のゲート管理装置。
  7. ゲートに設置された利用者の識別情報を取得する識別情報取得手段が接続されたコンピュータを、
    前記ゲートの開閉の許可または不許可に関する情報を利用者の識別情報に関連付けて記憶する開閉情報記憶手段と、
    利用者の決済に関する情報を利用者の識別情報に関連付けて記憶する決済情報記憶手段と、
    前記ゲートに設置された識別情報取得手段により取得した利用者の識別情報に基づいて該当するゲートの開閉の許可または不許可に関する情報を前記開閉情報記憶手段から取得し、また前記識別情報取得手段により取得した利用者の識別情報に基づいて該当する利用者の決済に関する情報を前記決済情報記憶手段から取得し、これらの取得したゲートの開閉の許可または不許可に関する情報および利用者の決済に関する情報に基づいて、前記該当するゲートの開閉を許可または不許可にするゲート開閉管理手段と
    して機能させるためのゲート管理プログラム。
  8. 前記コンピュータを、
    利用者へ通知する情報を利用者の識別情報に関連付けて記憶する通知情報記憶手段と、
    前記ゲートに設置された識別情報取得手段により取得した利用者の識別情報に基づいて該当する利用者へ通知する情報を前記通知情報記憶手段から取得し、通知する情報通知手段と
    して機能させるための請求項7記載のゲート管理プログラム。
  9. 前記情報通知手段を、前記ゲートに設置された表示装置に対して前記利用者へ通知する情報を送信するものとして機能させるための請求項8記載のゲート管理プログラム。
  10. 前記コンピュータを、
    前記利用者へ通知する情報の通知先に関する情報を記憶する通知先情報記憶手段として機能させ、
    前記情報通知手段を、前記通知先情報記憶手段から前記通知先に関する情報を取得し、この取得した通知先に関する情報に基づいて該当する通知先に対して前記利用者へ通知する情報を通知するものとして機能させるための請求項8記載のゲート管理プログラム。
  11. ゲートに設置された利用者の識別情報を取得する識別情報取得手段が接続され、前記ゲートの開閉の許可または不許可に関する情報を利用者の識別情報に関連付けて開閉情報記憶手段に記憶し、利用者の決済に関する情報を利用者の識別情報に関連付けて決済情報記憶手段に記憶したコンピュータにより前記ゲートの管理を行うゲート管理方法であって、
    前記コンピュータにより、
    前記ゲートに設置された識別情報取得手段により取得した利用者の識別情報に基づいて該当するゲートの開閉の許可または不許可に関する情報を前記開閉情報記憶手段から取得するステップと、
    前記識別情報取得手段により取得した利用者の識別情報に基づいて該当する利用者の決済に関する情報を前記決済情報記憶手段から取得するステップと、
    これらの取得したゲートの開閉の許可または不許可に関する情報および利用者の決済に関する情報に基づいて、前記該当するゲートの開閉を許可または不許可にするステップと
    を実行するゲート管理方法。
  12. 前記コンピュータは、利用者へ通知する情報を利用者の識別情報に関連付けて通知情報記憶手段に記憶し、
    前記コンピュータにより、
    前記ゲートに設置された識別情報取得手段により取得した利用者の識別情報に基づいて該当する利用者へ通知する情報を前記通知情報記憶手段から取得し、通知するステップ
    を実行する請求項11記載のゲート管理方法。
  13. 前記コンピュータは、前記ゲートに設置された表示装置に対して前記利用者へ通知する情報を送信することを特徴とする請求項12記載のゲート管理方法。
  14. 前記コンピュータは、前記利用者へ通知する情報の通知先に関する情報を通知先情報記憶手段に記憶し、前記通知先情報記憶手段から前記通知先に関する情報を取得し、この取得した通知先に関する情報に基づいて該当する通知先に対して前記利用者へ通知する情報を通知することを特徴とする請求項12記載のゲート管理方法。
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