JP2005207051A - Door handle device for vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両用ドアハンドル装置に関するものである。 The present invention relates to a vehicle door handle device.
従来、自動車のハンドル装置として、図6に示すように、ハンドル部材1を図中矢印方向に回動させることにより、ドアの開放操作を行うようにしたものがある。
2. Description of the Related Art Conventionally, as an automobile handle device, as shown in FIG. 6, a door member is opened by rotating a
このハンドル装置は、ハンドル部材1と、該ハンドル部材1を自動車のドアパネル2に固定するための第1ベース部材3および第2ベース部材4とからなる。
The handle device includes a
前記ハンドル部材1の先端には、アーム部11が突設されており、その突端には軸挿入孔11aが形成されている。また、ハンドル部材1において、前記アーム部11と反対側には、略コ字形状の突出部12が突設されている。
An
前記第1ベース部材3は、ハンドル部材1のアーム部11が内側に装着されるもので、この第1ベース部材3には、ドアパネル2の装着孔21内に配設されるとともに、内側に前記ハンドル部材1のアーム部11が挿入される凹形部32が形成されている。この凹形部32内の両側面には、前記ハンドル部材1の軸挿入孔11aに挿通されて前記ハンドル部材1を回動可能に軸支する軸33が架設されている。また、この第1ベース部材3の下面には、第1ベース部材3をドアパネル2に固定するときボルト3aが螺合するナットが埋め込まれた固定部34が設けられている。
The
前記第2ベース部材4は、ハンドル部材1の突出部12が装着されるもので、図7に示すように、第2ベース部材4の上面には、前記ハンドル部材1の端面の形状と一致する凹部41が設けられている。この凹部41の下方には、凹部41に上端開口42aを有し、ハンドル部材1の突出部12が内部に挿通されてガイドされるガイド部42が設けられている。ガイド部42の下部は、第2ベース部材4がドアパネル2の所定位置に配設されると、図8に示すように、ドアパネル2のパネル孔22を介してドアパネル2内側に位置するようになっている。また、ガイド部42の近傍には、レバー部材43が回転軸43aを中心にして回動可能に取り付けられており、このレバー部材43の先端は捩りコイルバネ43b によって下向きに付勢されている。また、第2ベース部材4の下面には第2ベース部材4をドアパネル2に固定するときボルト4aが螺合するナットが埋め込まれた固定部44が設けられている。
The
一方、ドアハンドル装置を取り付けるドアパネル2は、車両ドア外側のアウターパネルであり、図9に示すように、第1ベース部材3の凹形部32が装着される装着孔21と、第2ベース部材4が装着されるパネル孔22が形成されている。また、装着孔21及びパネル孔22のそれぞれ図中右方には第1ベース部材3及び第2ベース部材4をドアパネル2に対して固定するボルトが挿通されるネジ穴21a、22aがそれぞれ形成されている。装着孔21とパネル孔22との間には、ユーザがハンドル部材1を把持し易いように操作凹部24が形成されている。
On the other hand, the
前記第1ベース部材3および第2ベース部材4を用いてハンドル部材1を自動車のドアパネル2に配設するには、まず、第1ベース部材3の凹形部32にハンドル部材1のアーム部11を挿入し、軸挿入孔11aに軸33を挿通させてハンドル部材1のアーム部11を第1ベース部材3に対して軸支する。また、第2ベース部材4のガイド部42にハンドル部材1の突出部12を挿入し、図8に示すように、レバー部材43の先端を回動させて突出部12の係合部12aに引っ掛ける。
In order to dispose the
このようにハンドル部材1に対して第1ベース部材3および第2ベース部材4を組み付けた状態で、これらをそれぞれドアパネル2の装着孔21及び、パネル孔22に配置し、ボルト3a 、4aを固定部34、44に螺合することにより第1ベース部材3、第2ベース部材4をドアパネル2に固定する。
In the state where the
この組み付けられた状態においては、外観を損なわないようにドアパネル2の装着孔21及びパネル孔22は、外側よりそれぞれ第1ベース部材3および第2ベース部材4によって覆われており、車両外側より見えない状態となっている。また、第2ベース部材4の上端開口42aはハンドル部材1によって覆われ、外側より上端開口42aが見えない状態となっている。
In this assembled state, the
そして、デザイン上、ハンドル部材1の径方向の幅を細くしたい場合、ハンドル部材1によって覆われる第2ベース部材4の上端開口42aも外側から見えないように小さくする必要があるが、上端開口42aを小さくすると、上端開口42aに挿通させるハンドル部材1の突出部12の幅も細くする必要がある。
When it is desired to reduce the radial width of the
しかし、ハンドル部材1の突出部12の係合部12aには、ある程度、レバー部材43の先端との係合代が必要であり、突出部12の径方向の幅を細くすると、その係合代が確保できなくなる。その場合には、ハンドル部材1の突出部12を第2ベース部材4のガイド部42に挿通後、突出部12の先端に係合部12aとなる鉄板をネジ等により組み付けてレバー部材43の先端との係合代を確保する必要があった。しかし、このように構成すると、組み付け工数および部品点数が増加して、製造コストが増加してしまう問題がある。
However, the
ところで、特許文献1には、ワイヤーによってハンドル部材とドアロックとを直接連結したハンドル装置が開示されている。このものは、ハンドル部材を車両の外側方向へ操作すると、ワイヤーが引っ張られることによりドアロックの掛止部が引っ張られて、ドアロックが解錠するようになっている。しかし、これまでの一般的なドアロック装置においては、ハンドル部材の操作によりロッドが押される方向に移動し、ロッドが連結されたドアロック装置のオープンレバーが押圧操作されてドアのロックが解除されるものが一般的であり、特許文献1のドアロック装置をそのまま利用することができないものであった。
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたもので、ドアハンドル装置のデザイン性に自由度を持たせることができるとともに、安価に製造することが可能な車両ドアハンドル装置を提供することを課題とする。 The present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and provides a vehicle door handle device that can give a degree of freedom in design of the door handle device and can be manufactured at low cost. Is an issue.
前記課題を解決するための手段として、本発明は、車両のドアに固定される第1ベース部材と、先端側が前記第1ベース部材に回動可能に軸支され後端側に突出部を備えたハンドル部材と、前記突出部が挿通されるガイド部を有し車両のドアパネルに固定される第2ベース部材と、前記ドアパネルの内側に位置して該ハンドル部材の車幅外側への操作によって回動するレバー部材とを備えた車両用ドアハンドル装置において、前記ドアパネルの前記第2ベース部材のガイド部に対応する位置に設けられたパネル孔を介して、前記ハンドル部材の後端側と前記レバー部材とをフレキシブル部材にて連結するようにした。 As means for solving the above-mentioned problems, the present invention comprises a first base member fixed to a vehicle door, a front end side pivotally supported by the first base member, and a protrusion on the rear end side. A handle member, a second base member having a guide portion through which the protruding portion is inserted and fixed to a door panel of the vehicle, and a handle member positioned inside the door panel and operated by operating the handle member to the outside of the vehicle width. In the vehicle door handle device having a moving lever member, a rear end side of the handle member and the lever are provided through a panel hole provided at a position corresponding to the guide portion of the second base member of the door panel. The members are connected by a flexible member.
また、前記レバー部材を回動可能に軸支するレバーベースをドアパネルの内側から固定するようにしてもよい。 A lever base that pivotally supports the lever member may be fixed from the inside of the door panel.
さらに、本発明は、車両のドアに固定される第1ベース部材と、先端側が前記第1ベース部材に回動可能に軸支され後端側に突出部を備えたハンドル部材と、前記ドアパネルの内側に位置して該ハンドル部材の車幅外側への操作によって回動するレバー部材とを備えた車両用ドアハンドル装置において、前記ドアパネルに設けられたパネル孔を介して、前記ハンドル部材の後端側と前記レバー部材とをフレキシブル部材にて連結するとともに、前記レバー部材を回動可能に軸支するレバーベースをドアパネルの内側から固定するようにした。 Furthermore, the present invention provides a first base member fixed to a vehicle door, a handle member having a tip end pivotally supported by the first base member and having a protrusion on a rear end side, and a door panel. In a vehicle door handle device having a lever member positioned on the inside and rotated by an operation of the handle member to the outside of the vehicle width, a rear end of the handle member is provided through a panel hole provided in the door panel. The lever and the lever member are connected by a flexible member, and the lever base that pivotally supports the lever member is fixed from the inside of the door panel.
本発明の車両用ドアハンドル装置は、フレキシブル部材によりハンドル部材とレバー部材とを連結することにより、ハンドル部材の突出部とレバー部材との係合代が不要となり、突出部の径方向の幅を細くすることができる。そのため、第2ベース部材のガイド部及びドアパネルのパネル孔を小さくすることが可能となり、前記ガイド部の上端開口を覆うハンドル部材を細長い形状とすることができ、また、前記パネル孔を覆う第2ベース部材を小型化することも可能となる。これにより、ドアハンドル装置のデザイン性の自由度を向上させることができる。さらに、ハンドルの突出部とレバー部材との摺動部分がなくなるため、擦れるような異音が発生することがない。 In the vehicle door handle device of the present invention, the handle member and the lever member are connected by the flexible member, so that the engagement margin between the protrusion portion of the handle member and the lever member becomes unnecessary, and the radial width of the protrusion portion is reduced. Can be thinned. Therefore, the guide hole of the second base member and the panel hole of the door panel can be made small, the handle member covering the upper end opening of the guide part can be formed into an elongated shape, and the second hole covering the panel hole can be formed. It also becomes possible to reduce the size of the base member. Thereby, the freedom degree of the design property of a door handle apparatus can be improved. Furthermore, since there is no sliding part between the protrusion of the handle and the lever member, no abnormal noise is generated.
また、レバーベースをドアパネルの内側から固定するようにすれば、レバー部材をドアパネルの外側から内側へ挿通させる必要がなくなるので、ドアパネルのパネル孔をより小さくすることができる。これにより、ドアパネルのパネル孔を覆う第2ベース部材を小型化することができ、よりドアハンドル装置のデザイン性の自由度を向上させることができる。 If the lever base is fixed from the inside of the door panel, it is not necessary to insert the lever member from the outside to the inside of the door panel, so that the panel hole of the door panel can be made smaller. Thereby, the 2nd base member which covers the panel hole of a door panel can be reduced in size, and the freedom degree of the design property of a door handle apparatus can be improved more.
さらに、ドアパネルのパネル孔の小型化可能にともなって、ドアパネルのパネル孔をハンドル部材にて直接覆うように構成すれば、第2ベース部材を廃止することができるため、部品点数を削減でき、第2ベース部材のないすっきりとしたデザインにすることも可能となる。 Furthermore, as the panel hole of the door panel can be downsized, the second base member can be eliminated if the panel hole of the door panel is directly covered with the handle member, so that the number of parts can be reduced. It becomes possible to make a neat design without two base members.
以下、本発明の第1の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。 Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
図1は、本発明にかかる車両ドアハンドル装置を示す。このドアハンドル装置は、ハンドル部材1と、該ハンドル部材1を自動車のドアパネル2に固定するための第1ベース部材3および第2ベース部材4と、レバー部材51が取り付けられたレバーベース5と、ハンドル部材1とレバー部材51とを連結するフレキシブル部材であるワイヤー6とからなる。なお、第1ベース部材3は従来と同様であるため、同一符号を付して詳細な説明は省略する。また、残りの部材に関しても従来と同様である場合は、対応する部分に同一符号を付して詳細な説明を省略する。
FIG. 1 shows a vehicle door handle device according to the present invention. This door handle device includes a
前記ハンドル部材1の先端には、従来のハンドル部材1と同様にアーム部11および軸挿入孔11aが設けられている。また、ハンドル部材1において、前記アーム部11と反対側の後端側には、ハンドル部材1本体とは略直交する方向に突出した突出部12が形成されている。この突出部12には、ワイヤー6の一端を装着するためのワイヤー装着部14が形成されている。このワイヤー装着部14は、図1及び図2に示すように、突出部12の後方側側面からおよそ軸心位置にかけて形成された装着溝14aと、装着溝14aの上端が連通してその装着溝14aよりも幅が大きく形成され、ハンドル部材1の端面に穿設された係合穴14bとにより構成されている。そして、この係合穴14bの奥側部分は突出部12の突出方向側に僅かに傾斜するように形成されている。
As with the
ワイヤー6は、ハンドル部材1の後端側と、後述するレバー部材51の先端とを連結し、ハンドル部材1への操作力をレバー部材51に伝達するものである。このワイヤー6の一端側には、ハンドル部材1のワイヤー装着部14の係合穴14bに挿入され保持される略俵状の係合玉6aがワイヤー6に一体的に形成されている。また、このワイヤー6の他端側には、レバー部材51に連結される略L字状に形成されたL字状取付部6bがワイヤー6に一体的に形成されている。
The
前記第2ベース部材4は、ハンドル部材1の突出部12が装着されるもので、図1に示すように、第2ベース部材4の上面には、前記ハンドル部材1の端面の形状と一致する凹部41が設けられている。この凹部41の下方には、凹部41に上端開口42aを有し、ハンドル部材1の突出部12が内部に挿通されるガイド部42が設けられている。また、ガイド部42の下端開口は、第2ベース部材4がドアパネル2に組み付けられると、ドアパネル2のパネル孔22と対応する位置に位置するようになっている。このガイド部42の上端開口42aは、前記ハンドル部材1本体の径方向の幅よりも小さく、かつ、突出部12の径方向の幅より僅かに大きく形成されており、ハンドル部材1の装着時にはハンドル部材1本体によって上端開口42a周辺が覆われるように構成されている。
The
レバーベース5は、ハンドル部材1の操作に連動して作動するレバー部材51を備えたものであり、ドアパネル2の内側に設けられるものである。このレバーベース5には、ドアパネル2のネジ穴22aに対応する位置にネジ穴52が形成され、また、ドアパネル2のパネル孔22に対応する位置にハンドル部材1の突出部12が内部に挿通される貫通部53が設けられている。この貫通部53の図1中両側には一対の支持板54が形成され、レバー部材51に一体的に形成された回転軸51aの両端が軸支されている。このレバー部材51は、略逆く字状に形成され、ハンドル部材1の回動軌道面とは直交する方向に回動可能に軸支されている。そして、回転軸51aに外嵌された捩りコイルバネ51bによって先端が下向き(図2において反時計回り)に付勢されている。このレバー部材51の先端には取付孔51cが設けられ、この取付孔51cにはワイヤー6のL字状取付部6bを保持するワイヤークリップ7が配設される。
The
ワイヤークリップ7は、詳しくは図3に示すように、筒状部7aの外周にリップ7bを複数個備えるとともに、筒状部7aの一端にはロッド係止部7cを延設してある。ワイヤークリップ7は、その筒状部7aをレバー部材51の取付孔51cに挿入すると、リップ7bが取付孔51cの周縁に係合して、取付孔51cからの抜けが防止されるとともに、レバー部材51に対して回動可能に取り付けられる。ワイヤー6のL字状取付部6bは、ワイヤークリップ7の係止部7cに係合させることで、L字状取付部6bの筒状部7aからの抜けが防止される。
As shown in detail in FIG. 3, the
一方、レバー部材51の後端側には、図示しないドアロック装置に連結されるロッドの一端が装着されるロッド装着部51dが形成されている。
On the other hand, on the rear end side of the
次に、前記車両用ドアハンドル装置の組み立てについて説明する。 Next, assembly of the vehicle door handle device will be described.
まず従来と同様に、第1ベース部材3の凹形部32にハンドル部材1のアーム部11を挿入し、ハンドル部材1の軸挿入孔11aに軸33を挿入し、第1ベース部材3に対してハンドル部材1を軸支する。
First, as in the prior art, the
また、ハンドル部材1のワイヤー装着部14の係合穴14b内にワイヤー6の係合玉6aを挿入し、ワイヤー6を装着溝14a内に挿通させることにより、係合玉6aが係合穴14b内に保持されてワイヤー6がワイヤー装着部14に取り付けられる。そして、この取付状態においてワイヤー6は、ハンドル部材1の突出部12のおよそ軸心先端の位置から突出した状態となる。
Further, by inserting the
次に、ドアパネル2の外側より第2ベース部材4、ドアパネル2の内側よりレバーベース5をそれぞれ所定に位置に配置し、ボルトをレバーベース5のネジ穴52及び、ドアパネル2のネジ穴22aに挿通させて第2ベース部材4の固定部44に螺合し、ドアパネル2を挟んで第2ベース部材4とレバーベース5とを固定する。この取付状態において、第2ベース部材4のガイド部42、ドアパネル2のパネル孔22及び、レバーベース5の貫通部53が連通した状態となり、ハンドル部材1の突出部12がレバーベース5の貫通部53まで挿通可能となる。また、ドアパネル2のパネル孔22は第2ベース部材4によって開口縁部が覆われ、車両外側より見えない状態となる。
Next, the
そして、ハンドル部材1の突出部12をワイヤー6と一緒に第2ベース部材4の上端開口42aからガイド部42に挿入するとともに、ハンドル部材1が取り付けられた第1ベース部材3をドアパネル2の所定の位置に配置し、ボルト3aをドアパネル2のネジ穴21aを介して固定部34に螺合して、第1ベース部材3をドアパネル2に固定する。
Then, the protruding
そして、ワイヤー6のL字状取付部6bの先端をワイヤークリップ7の筒状部9aに挿入し、図3(a)に示すように、ワイヤークリップ7を反時計回りに回動させると、ワイヤークリップ7の係止部9cがL字状取付部6bを係止した図3(b)の状態となって、ワイヤー6のL字状取付部6bがワイヤークリップ7に固定される。これにより、ワイヤー6の他端側はレバー部材51の先端に回動可能に取り付けられる。そして、ドアハンドル装置の組み付けが完了する。
And if the front-end | tip of the L-shaped
この組み付け状態においては、図4に示すように、第2ベース部材4の上端開口42aはハンドル部材1によって覆われているため、上端開口42aが車両の外側に露出することがなく、外観を損ねることがない。
In this assembled state, as shown in FIG. 4, since the upper end opening 42a of the
尚、この組み付け状態において、レバー部材51を捩りコイルバネ51bの付勢力によって、ワイヤー6を引っ張る方向(図2においては反時計回り方向)に付勢力が発生するように構成すれば、ワイヤー6の長さなどに誤差が生じてもその誤差を吸収することができるため、ハンドル部材1がガタつくことを防止することができる。
In this assembled state, if the
次に、この車両用ドアハンドル装置の動作について説明する。 Next, the operation of the vehicle door handle device will be described.
ハンドル部材1を車両の外側方向に操作すると、ハンドル部材1の回動によりワイヤー6が引っ張られ、これにより、レバー部材51が捩りコイルバネ51bの付勢力に抗して回動する。このとき、レバー部材51の突出部12は、図1に示すように軸33を回動中心として軌道A上を作動する一方、レバー部材51のワイヤークリップ7が取り付けられた取付孔51cは、図2に示すように、回転軸51aを回動中心として軌道B上を移動する。このように、ハンドル部材1の操作により、レバー部材51の突出部12とレバー部材51の取付孔51cとの相対位置は、ハンドル部材1を操作する前のそれぞれを直線的に結んだ線に対して横方向に変位するが、ワイヤー6は軸に対して横方向に変形が可能なため、その変位を自在に吸収することができ、ハンドル部材1とレバー部材51との連結が外れることなく、確実にハンドル部材1に対する操作力をレバー部材51に伝達することができる。
When the
そして、レバー部材51の回動により、レバー部材51の他端側のロッド装着部51dに装着されたロッドが軸方向に押されることにより、ドアロック装置のロックが解除される。
Then, as the
このように、ハンドル部材1とレバー部材51とをワイヤー6にて連結する構成とすることにより、従来例のようなハンドル部材1の突出部12にレバー部材51の先端が係合するための大きな係合代を設ける必要がなくなり、その結果、ハンドル部材1の突出部12を細くでき、それに応じて第2ベース部材4の上端開口42aを小さく形成することができるようになる。これにより、第2ベース部材4の小型化と、ハンドル部材1の幅を細くすることが可能となり、デザインの自由度を向上させることができる。
As described above, the structure in which the
また、レバーベース5をドアパネル2の内側から固定するようにすれば、レバー部材51及びレバー部材51を支持する支持板54をドアパネル2の外側から内側へ挿通させる必要がなくなるので、ドアパネル2に大きなパネル孔22を設ける必要がなく、パネル孔22を小さくすることが可能となる。これにより、第2ベース部材4を小型化することが可能となる。
If the
尚、本発明の車両用ドアハンドル装置は、前記実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、前記実施形態では第2ベース部材4とレバーベース5とをそれぞれ別部材にて構成したが、従来例と同様に一体的に形成しても第2ベース部材4のガイド部42の小型化が可能である。また、前記実施形態ではハンドル部材1の突出部12をドアパネル2のパネル孔22まで挿通させるようにしているが、ワイヤー6のみドアパネル2のパネル孔22を貫通するようにしてもよい。さらに、第1ベース部材3と第2ベース部材4とを一体的に形成し、ドアパネル2に一緒に取り付けるようにしてもよい。
The vehicle door handle device of the present invention is not limited to the configuration of the above embodiment. For example, in the above embodiment, the
また、前記実施形態では、フレキシブル部材として金属性のワイヤーを採用したが、これに限定されることはなく、樹脂性バンドなど、軸心に対して横方向に柔軟性を有する部材であればよく、種々の選択が可能である。 Moreover, in the said embodiment, although the metal wire was employ | adopted as a flexible member, it is not limited to this, What is necessary is just a member which has a softness | flexibility in the horizontal direction with respect to an axial center, such as a resinous band. Various selections are possible.
次に、本発明の第2の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。 Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
図5は、本発明の第2の実施の形態にかかる車両ドアハンドル装置を示す。このハンドル装置は、第1の実施の形態のドアハンドル装置の第2ベース部材4をなくしたもので、ハンドル部材1の後端側をドアパネル2に直接配置したものである。なお、各部材において第1の実施の形態と同様である場合は、対応する部分に同一符号を付して詳細な説明を省略する。
FIG. 5 shows a vehicle door handle device according to a second embodiment of the present invention. In this handle device, the
ハンドル部材1の後端側は、ハンドル部材1の操作時にドアパネル2のパネル孔22が車両外側より見えないように長手方向に延設され、また、ドアパネル2のパネル孔22はハンドル部材1の径方向の幅よりも小さく形成されている。
The rear end side of the
また、ドアパネル2の内側には、レバーベース5を取り付けるための耳片2aがドアパネル2から一体に突設されている。この耳片2aにはネジ孔2bが形成されている。
In addition, an
レバーベース5は、組み付け時に前記耳片2aと面一致するように斜めに切り欠かれており、その面にはナットが埋め込まれた固定部57が設けられている。そして、このレバーベース5は、ボルト5aを耳片2aのネジ孔2bに挿通させ固定部57に螺合することによりドアパネル2の内側に取り付けられる。
The
この実施の形態においても、ワイヤー6によってハンドル部材1とレバー部材51とを連結し、パネル孔22を小さくすれば、パネル孔22がハンドル部材1によって覆うことも可能となるため、パネル孔22を覆うための第2ベース部材4が不要となり、さらに、ハンドル装置のデザインの自由度を向上させることができる。また、第2ベース部材4を削減できるため、部品点数の少ない安価なドアハンドル装置とすることができる。
Also in this embodiment, if the
なお、レバーベース5のドアパネル2の固定方向は前記実施の形態に限られるものではなく、例えば、第1ベース部材3と対応するドアパネル2の内側の位置まで第2ベース部材4を延設し、ボルトなどにより第1ベース部材3と一体に固定するようにしてもよい。
The fixing direction of the
1…ハンドル部材、2…ドアパネル、3…第1ベース部材、4…第2ベース部材、5…レバーベース、6…ワイヤー(フレキシブル部材)、12…突出部、22…パネル孔、42…ガイド部、51…レバー部材。
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090414 |