JP2005205616A - 高輝度印刷物 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い金属光沢感を得るだけでなく、より豊かなメタリックカラー調を表現する高輝度印刷物を提供することにある。
【解決手段】本発明は、基材層と、該基材層の上に下刷り用色インキを使用した印刷により形成された下刷り色印刷層と、該下刷り色印刷層の上に高輝度インキを使用した印刷により形成された高輝度印刷層と、該高輝度印刷層の上に上刷り用色インキを使用した印刷により形成された上刷り色印刷層とからなることを特徴とする高輝度印刷物であり、下刷り用色インキの色と、上刷り用色インキの色が同系色であることを特徴とするものである。また、下刷り色印刷層、高輝度印刷層および上刷り色印刷層が、グラビア印刷により形成されていることを特徴とするものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、メタリックカラー調の金属光沢感を有する高輝度印刷物に関するものである。
従来より、包装容器、出版物、宣伝物等においては、その表面に施された印刷を目立たせ、特に、包装容器の場合には、消費者の購買意欲をその商品に向けさせるためには、差別化された高い意匠性が要求されている。印刷により高い意匠性を再現するには、種々の方法があげられるが、金属光沢感を持たせることも一つの有効な方法である。この金属光沢感を持たせる方法としては、高い輝度を有するアルミニウムペーストなどの金属粉を混入したいわゆる高輝度インキ(メタリックインキ)を使用して、高い金属光沢感を得る方法が一般的に行われている。しかし、最近では高輝度インキを使用して、高い金属光沢感を得るだけでなく、色印刷を加えて、より豊かなメタリックカラー調を表現する高輝度印刷が要求されるようになっている。
このような要求に対して、輝度感の高い顔料を色インキの中に混合した高輝度カラーインキによる印刷で、その高輝度カラーインキを重ねて印刷し、高い隠蔽性と発色性を発現することができる。また、高輝度インキによる印刷の上に透明性の高い色インキを重ねて印刷することで、赤や黄色、青や緑等の種々の金属光沢感のある色を再現することが行われている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−2322号公報
しかしながら、輝度感の高い顔料を色インキの中に混合した単色の地色等に適応することができる高輝度カラーインキによる印刷では、明るさに欠け、高輝度感に欠けるという問題がある。
また、高輝度インキによる印刷の上に重ねて透明性の高い色インキを印刷することで、赤や黄色、青や緑等の種々のメタリックカラー調の金属光沢感を再現する方法は、高輝度感の深みに欠ける。また、高輝度インキを直接基材層の表面に印刷するため、隠蔽性に欠けるという問題があり、高輝度印刷層の隠蔽性をあげるため二度刷りが必要となり、その場合、色数の限定される印刷機では印刷が不可能な場合もあるという問題がある。
本発明は、上記の問題を解決することを課題とし、高い金属光沢感を得るだけでなく、より豊かなメタリックカラー調を表現する高輝度印刷物を提供することにある。
本発明は、前記問題点を解決すべく開発されたものであって、基材層と、該基材層の上に下刷り用色インキを使用した印刷により形成された下刷り色印刷層と、該下刷り色印刷層の上に高輝度インキを使用した印刷により形成された高輝度印刷層と、該高輝度印刷層の上に上刷り用色インキを使用した印刷により形成された上刷り色印刷層とからなることを特徴とする高輝度印刷物であり、前記下刷り用色インキの色と、前記上刷り用色インキの色が同系色であることを特徴とするものである。また、前記下刷り色印刷層、前記高輝度印刷層および前記上刷り色印刷層が、グラビア印刷により形成されていることを特徴とするものである。
本発明は、高い金属光沢感があり、かつ、豊かなメタリックカラー調であるデザイン的に極めて意匠性の高い高輝度印刷物であり、既存の加工法によって可能であることから、製造コストが高くならないことが特徴である。すなわち、同系色の色インキである下刷り用色インキと上刷り用色インキにより高輝度印刷層の上下に下刷り用インキで下刷り色印刷層を、上刷り用インキで上刷り色印刷層を設けることによって、より深みのある豊かなメタリックカラー調を有する高輝度印刷物を得ることができるものである。
また、グラビア印刷を行うことにより、均一で平滑性のある高い金属光沢感を有する高輝度印刷層を形成することができ、かつ、高速で印刷が可能になり、大量生産に適しているという効果がある。
また、紙等の基材層の表面に下刷り用色インキを印刷して、基材層と高輝度印刷層の間に下刷り印刷層を設けているので、高輝度印刷層を直接基材層の上に印刷して設けた場合に比べて高輝度印刷層の隠蔽性が高くなる。従って、高輝度印刷層を形成するために高輝度インキを厚盛りしたり、二度刷りするなどの工程が必要なく、通常のグラビア印刷等の一度刷りで行うことができ、印刷工程が簡便となるという効果がある。また、通常の印刷工程で行うことができ、下刷り印刷層の印刷、高輝度印刷層の印刷、上刷り印刷層の印刷を同一工程で行うこともできる。
また、高輝度印刷以外の部分に同時に調子のある絵柄等をプロセスインキ(黄、赤、藍、墨)で印刷する場合、同系色のプロセスインキの一色、又は二色の掛け合わせを下刷り用インキとして使用し、下刷り色印刷層を形成することができ、効率よく印刷機の色数を設定することができる。
以下に、図面を参照しながら、本発明の高輝度印刷物について、詳しく説明する。
図1は、本発明の高輝度印刷物の構成を示す図である。本発明の高輝度印刷物10は、図1−aに示すように、主に紙からなる基材層11、下刷り用色インキで印刷した下刷り色印刷層12、金属光沢感を付与する高輝度インキで印刷した高輝度印刷層13、上刷り用色インキで印刷した上刷り色印刷層14から構成されている。そして、図1−bに示すように、表面を保護しさらに光沢を付与する保護層15を設けることもできる。
基材層11としては、板紙、薄紙、紙間強化紙、含浸紙、チタン紙、コート紙、段ボール紙、リンター紙、クラフト紙、上質紙などの紙を主として使用し、他にも合成紙、プラスチック材、不織布、金属板、木質系板材あるいは、これらの材料を積層した複合材料を使用することができる。プラスチック材としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、アクリロニトリルブタジエンスチレン、ポリ塩化ビニルなどの各種のプラスチックシート、フィルムが使用できる。材料の種類、厚さなどは、それぞれの用途に応じて、適宜選定するが、表面の平滑性が高い程、最終仕上がりの意匠効果が高くなるため、基材層11の表面の平滑性は高いことが好ましい。
下刷り色印刷層12は、基材層11の表面に、下刷り用色インキの印刷で施される印刷層であり、豊かなメタリックカラー調を表現するのに効果的である。この印刷は、オフセット印刷、グラビア印刷、凸版印刷、スクリーン印刷など、公知の印刷方式で設けることができる。
高輝度印刷層13は、下刷り色印刷層12の表面に、高輝度インキの印刷で形成される印刷層であり、金属光沢感を付与する層である。この下刷り色印刷層12の印刷は、パターンであっても、ベタであってもよく、オフセット印刷、グラビア印刷、凸版印刷、スクリーン印刷など、公知の印刷方式で設けることができる。
上刷り色印刷層14は、高輝度印刷層13の表面に、上刷り用色インキの印刷で形成される印刷層であり、豊かなメタリックカラー調を表現するのに効果的である。この上刷り色印刷層14の印刷も、オフセット印刷、グラビア印刷、凸版印刷、スクリーン印刷など、公知の印刷方式で設けることができる。
保護層15は、上刷り色印刷層14の表面に、表面光沢を上げるため、上刷り色印刷層14を保護するために設ける層であり、オフセット印刷、グラビア印刷、凸版印刷、スクリーン印刷など、公知の印刷方法あるいは各種コーティング方法により設けることができる。また、この保護層15は、透明なプラスチックフィルムを貼り合わせる方法によって設けることもできる。
つぎに、本発明の高輝度印刷物10の製造方法について説明する。
まず、基材層11の表面に下刷り色印刷層12を設ける。この下刷り色印刷層12は、地色となる下刷り用色インキを使用してベタ刷りあるいは網点の印刷であり、オフセット印刷、グラビア印刷、凸版印刷、スクリーン印刷など、公知の印刷方法で行うことができる。網点の濃度は、20〜100%のフルシャドウまで設定することができる。また、この下刷り色印刷層12の上に印刷する高輝度印刷層13の印刷方法と同一方法で行うことが好ましく、高輝度印刷層13をグラビア印刷で行うことが好ましいことから、この下刷り色印刷層12もグラビア印刷で行うことが好ましい。使用する下刷り用色インキは、公知の色インキでよく、色料として所望の色相(赤、青、黄、緑、藍等)の顔料、染料をバインダーに配合して調整した下刷り用色インキを使用することができる。印刷する色数はデザインに応じて適宜設定する。調子のある絵柄等と同時に高輝度印刷層13を印刷する場合は、同系色のプロセスインキの一色を下刷り印刷層12の下刷り用色インキとして使用することができ、プロセスカラーの一色と下刷り印刷層13の印刷の版を同一のものとすることができる。また、プロセスインキの二色を掛け合わせて下刷り用色インキと同系色としてもよい。
つぎに、高輝度印刷層13を下刷り色印刷層12の表面に設ける。この高輝度印刷層13を設ける方法としても、オフセット印刷、グラビア印刷、凸版印刷、スクリーン印刷など、一般的な印刷方法で行うことができる。下刷り色印刷層12の印刷方法と同一とし、多色機を用いることによって、色印刷と同一工程で印刷することができる。中でも、均一で高い金属光沢感のある層を形成するために、グラビア印刷で行うことが好ましい。使用する高輝度インキは、例えばアルミニウム粉末またはアルミニウムペースト等を混入して調製した高輝度インキ等公知の高輝度インキ使用することができる。特に、金属蒸着膜に一定の処理を施して得られるアルミニウム、クロム、金、銀、銅、等の金属細片を混入した高輝度グラビアインキが好適に使用することができる。この高輝度印刷層13を形成する場合の厚さは、高い金属光沢感を得るためには0.5〜10μmの範囲がよいが、さらに好ましくは、1.0〜5.0μmの範囲である。また、印刷機での印刷ユニットの余裕があらば、金属光沢感を高め均一な層を形成するために、高輝度インキを二度刷りすることも効果的である。
さらに、上刷り色印刷層14を、高輝度印刷層13の表面に設ける。この上刷り色印刷層14は、下刷り用色インキと同系色の上刷り用色インキを使用した印刷であり、オフセット印刷、グラビア印刷、凸版印刷、スクリーン印刷など、一般的な印刷方法で行うことができる。多色機を用いることによって、一度に複数の色を印刷することができる。また、この下刷り色印刷層12の上に印刷する高輝度印刷層13の印刷方法と同一方法で行うことが好ましく、高輝度印刷層13をグラビア印刷で行うことが好ましいことから、この上刷り色印刷層14もグラビア印刷で行うことが好ましい。使用する色インキは、一般的に使用する公知の色インキでよく、色料として所望の色相(赤、青、黄、緑、藍等)の顔料、染料をバインダーに配合して調整した上刷り用色インキを使用することができるが、下の高輝度印刷層13の金属光沢感を減じないように、透明性のあるインキを使用することが好ましい。また、印刷する色数はデザインに応じて適宜設定する。
最後に、上刷り色印刷層14を設けた上に、保護層15を設けることもできる。この保護層15の形成は、公知の印刷方法やコーティング方法で行うことができる。上刷り色印刷層14および高輝度印刷層13を形成する印刷方法と同一方法で行うことが好ましく、グラビア印刷で行う場合、顔料を除いた透明なインキ使用すればよい。また、この保護層15は、透明なプラスチックフィルムを貼り合わせる方法によって設けることもできる。用いるフィルムとしては、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリカーボネートフィルム、ナイロンフィルム、ポリスチレンフィルム、エチレン酢酸ビニル共重合フィルム、エチレンビニルアルコール共重合フィルム、アイオノマーなどのプラスチックフィルムをあげることができる。中でも、透明性の高く、平滑性が良好で、貼り合わせ加工性がよいフィルムが好ましく、例えば、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、塩化ビニルフィルムがあげられる。厚さとしては、10〜50μmの範囲が好ましい。
つぎに、本発明における高輝度印刷物についての実施例をあげて説明する。
調子のある絵柄と同時に赤色の高輝度印刷部分を有する高輝度印刷物をカートンに使用した例であり、基材層として坪量310g/m2の板紙(カード紙;北越製紙(株)製)を用い、グラビア7色機を使用して調子のある絵柄および赤色の高輝度印刷を同時に行った。表1に示すように、1色目から4色目までは調子のある絵柄部分の印刷を行うためのプロセスカラーインキである黄、赤、藍、墨の色で印刷し、同時に、高輝度印刷部分の下刷り印刷層としてプロセスカラーインキの赤色で網点100%のフルシャドウで印刷した。使用したプロセスカラーインキは、アクリル系水性インキ(オーデHIGKタイプ;インクテック(株)製)であり、溶剤として、水/IPA=2/8の組成のものを使用した。グラビア版としては、ヘリオ方式の彫刻版を使用し、スクリーン線数を70線/cmとした。
つぎに、5色目で調子のある絵柄部分以外の部分に高輝度印刷部分を印刷した。使用した高輝度インキは、アルミペーストを混合したニトロセルロース系インキ(KCSタイプ銀;インクテック(株)製)であり、溶剤として、トルエン/酢酸エチル/IPA=30/40/30の組成のものを使用した。グラビア版としては、ヘリオ方式の彫刻版を使用し、スクリーン線数を60線/cmとした。
ついで、6色目で高輝度印刷部分の高輝度インキの印刷の上に上刷り印刷層として特赤を印刷した。使用した特赤のインキは、プロセスカラーインキと同様にアクリル系水性インキ(オーデHIGKタイプ;インクテック(株)製)であり、溶剤として、水/IPA=2/8の組成のものを使用した。グラビア版としては、ヘリオ方式の彫刻版を使用し、スクリーン線数を70線/cmとした。
さらに、7色目で保護層を調子のある絵柄の印刷および高輝度印刷の上に印刷した。使用したオーバープリント用インキは、アクリル系インキ(オーデGLM#300ニス;インクテック(株)製)であり、溶剤として、水/IPA=2/8の組成のものを使用した。グラビア版としては、ヘリオ方式の彫刻版を使用し、スクリーン線数を60線/cmとした。
板紙を基材層として、調子のある印刷部分および高輝度印刷部分を印刷した高輝度印刷物を、カートンを作製するためのブランクに打ち抜き、製函し、そして、カートンに組み立てて調子のある絵柄部分と表面が豊かな高輝度印刷部分とを有する高級感のある意匠性の高いカートンを作製することができた。
<比較例>
比較例として従来の方法で印刷した高輝度印刷物を作製した。本発明の実施例と同様の調子のある絵柄と同時に赤色の高輝度印刷部分を有する高輝度印刷物をカートンに使用した例であり、基材層として坪量310g/m2の板紙(カード紙;北越製紙(株)製)を用い、グラビア8色機を使用して調子のある絵柄および赤色の高輝度印刷を同時に行った。表1に示すように、1色目から4色目までは調子のある絵柄部分の印刷を行うためのプロセスカラーインキである黄、赤、藍、墨の色で印刷した。使用したプロセスカラーインキは、アクリル系水性インキ(オーデHIGKタイプ;インクテック(株)製)であり、溶剤として、水/IPA=2/8の組成のものを使用した。グラビア版としては、ヘリオ方式の彫刻版を使用し、スクリーン線数を70線/cmとした。
つぎに、5色目と6色面で調子のある絵柄部分以外の部分に高輝度印刷部分を2度刷りした。使用した高輝度インキは、アルミペーストを混合したニトロセルロース系インキ(KCSタイプ銀;インクテック(株)製)であり、溶剤として、トルエン/酢酸エチル/IPA=30/40/30の組成のものを使用した。グラビア版としては、ヘリオ方式の彫刻版を使用し、スクリーン線数を60線/cmとした。
ついで、7色目で高輝度印刷部分の高輝度インキの印刷の上に上刷り印刷として特赤を印刷した。使用した特赤のインキは、プロセスカラーインキと同様にアクリル系水性インキ(オーデHIGKタイプ;インクテック(株)製)であり、溶剤として、水/IPA=2/8の組成のものを使用した。グラビア版としては、ヘリオ方式の彫刻版を使用し、スクリーン線数を70線/cmとした。
さらに、8色目で保護層を調子のある絵柄の印刷および高輝度印刷の上に印刷した。使用したオーバープリント用インキは、アクリル系インキ(オーデGLM#300ニス;インクテック(株)製)であり、溶剤として、水/IPA=2/8の組成のものを使用した。グラビア版としては、ヘリオ方式の彫刻版を使用し、スクリーン線数を60線/cmとした。
上記のように調子のある絵柄部分と高輝度印刷部分を有する高輝度印刷物のに製造において、従来の方法では8色機が必要であったのに比べて、本発明の高輝度印刷物では、1色少ない7色機で印刷することができ、効率、コストの点で有利であった。また、高輝度印刷部分において、下刷りに赤の印刷が施されているため特赤の印刷濃度を低くすることができ、高輝度印刷を過度に隠蔽することなく、赤色の濃度を落とすことなく明るい深みのある豊かなメタリックカラー調を有する高輝度印刷物を得ることができた。
Figure 2005205616
このように製造された本発明の高輝度印刷物は、意匠性が高く、カートン、ポスター、ラベル、各種カード、各種パッケージ、ディスプレイパネル、雑誌付録等に利用することができる。
本発明の高輝度印刷物の構成を示す図である。
符号の説明
10 本発明の高輝度印刷物
11 基材層
12 下刷り色印刷層
13 高輝度印刷層
14 上刷り色印刷層
15 保護層

Claims (3)

  1. 基材層と、該基材層の上に下刷り用色インキを使用した印刷により形成された下刷り色印刷層と、該下刷り色印刷層の上に高輝度インキを使用した印刷により形成された高輝度印刷層と、該高輝度印刷層の上に上刷り用色インキを使用した印刷により形成された上刷り色印刷層とからなることを特徴とする高輝度印刷物。
  2. 前記下刷り用色インキの色と、前記上刷り用色インキの色が同系色であることを特徴とする請求項1に記載の高輝度印刷物。
  3. 前記下刷り色印刷層、前記高輝度印刷層および前記上刷り色印刷層が、グラビア印刷により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の高輝度印刷物。

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