JP2005204909A - 自走式掃除機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 掃除機本体内の集塵室と吸い込みノズルを無くすことで、コンパクトかつ軽量な自走式掃除機を提供する。
【解決手段】 駆動輪4と駆動輪4を駆動する駆動モータ41とを含む駆動装置と、駆動モータ41に電力を供給するバッテリー43と、駆動モータ41を制御し駆動輪4に必要な回転角を与える制御部42と、床面に接触しながら回転し床面を掃除する静電吸着ブラシ10を含む掃除部とを有する掃除機本体1と、掃除機本体1の静電吸着ブラシ10を除電する除電ブラシ13を有する除電ステーション11とを備える。床面を掃除した掃除機本体1は除電ステーションに帰還し、除電ブラシ13により静電吸着ブラシを除電することにより、掃除機本体1が集めた塵や埃を落下させる。
【選択図】 図4
【解決手段】 駆動輪4と駆動輪4を駆動する駆動モータ41とを含む駆動装置と、駆動モータ41に電力を供給するバッテリー43と、駆動モータ41を制御し駆動輪4に必要な回転角を与える制御部42と、床面に接触しながら回転し床面を掃除する静電吸着ブラシ10を含む掃除部とを有する掃除機本体1と、掃除機本体1の静電吸着ブラシ10を除電する除電ブラシ13を有する除電ステーション11とを備える。床面を掃除した掃除機本体1は除電ステーションに帰還し、除電ブラシ13により静電吸着ブラシを除電することにより、掃除機本体1が集めた塵や埃を落下させる。
【選択図】 図4
Description
この発明は、自走しながら床面を掃除する自走式掃除機に関する。
従来から自走しながら床面を掃除する自走式掃除機が提案されている。従来の自走式掃除機においては、ブラシによる塵や埃の掃き出し、フィルターを使った吸い込み、サイクロン機構による集塵などが一般的に多く用いられている。
ブラシを使用する自走式掃除機においては、掃除機本体の両側で回転ブラシを回転させ、床面のごみを本体中央部に集める。この集めたごみを、吸い込みノズル等の集塵装置により集塵室に吸い込み、掃除機本体に集める。このような自走式掃除機を開示したものとして、特許文献1および特許文献2がある。特許文献1に開示された自走式掃除機においては、回転して床面を掃くサイドブラシと、床面のごみを集塵する吸い込みノズルとを備えている。
また、特許文献2に開示された自走式掃除機においては、掃除機本体の内部に設けた集塵室に接続される床用ノズルを本体前部に配置している。また、互いに前方から後方に向き合うように回転する一対のサイドブラシを備えている。
特開平6−125861号公報
特開平7−47046号公報
上記のような従来の自走式掃除機においては、掃除機本体に集塵室とこれに接続する吸い込みノズルが必要なことから、コンパクト化が困難であった。そのため、業務用では多く用いられているが、家庭用としては普及していなかった。
また、従来の自走式掃除機は、一般家庭の室内においてスペースを取るだけでなく、集塵部内に装着された吸引モータが重く、部屋と部屋との間の持ち運びが困難であった。さらに、掃除機本体のサイズが大きいため、部屋の隅や家具類の周辺におけるきめ細かい掃除ができないという欠点があった。
この発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、掃除機本体内の集塵室と吸い込みノズルを無くすことで、コンパクトかつ軽量な自走式掃除機を提供することを目的とする。
この発明に基づいた自走式掃除機に従えば、駆動輪と上記駆動輪を駆動する駆動モータとを含む駆動装置と、上記駆動モータに電力を供給するバッテリーと、上記駆動モータを制御し上記駆動輪に必要な回転角を与える制御部と、床面に接触して床面を掃除する静電吸着ブラシを含む掃除部とを有する掃除機本体と、上記掃除機本体の上記静電吸着ブラシを除電する除電ブラシを有する除電ステーションとを備えている。床面を掃除した上記掃除機本体は上記除電ステーションに帰還し、上記除電ブラシにより上記静電吸着ブラシを除電することにより、上記掃除機本体が集めた塵や埃を落下させる。
上記自走式掃除機によれば、静電吸着ブラシにごみを吸着することで、ごみを集塵している。これにより、従来の自走式掃除機では必須の構成であった集塵室や吸い込みノズルを無くすことができる。これにより、自走式掃除機本体の外形をコンパクトにすると共に、軽量化を図ることができる。その結果、一般家庭の部屋の隅や壁際、家具の周囲をきめ細かく掃除することができ、また、掃除機本体を容易に持ち運ぶことができる。
上記自走式掃除機において好ましくは、上記除電ステーションは、上記除電ステーションに帰還した上記掃除機本体の上記バッテリーを充電する電力供給部を有し、上記除電ステーションに上記掃除機本体が帰還すると、上記電力供給装置により上記バッテリーを充電すると共に、上記静電吸着ブラシが回転して、上記静電吸着ブラシを除電し上記掃除機本体が集めた塵や埃を落とす。上記自走式掃除機によれば、静電吸着ブラシを除電しながら、バッテリーの充電を行なうことができ、バッテリーの消耗を抑えて長時間連続して使用することが可能となる。
上記自走式掃除機においてさらに好ましくは、上記除電ステーションの上記電力供給部は、電源コードと、電力供給部本体と、電力供給端子とを含み、上記掃除機本体は、上記バッテリーに接続された充電端子を有し、上記掃除機本体が上記除電ステーションに帰還すると、上記電力供給端子と上記充電端子とが接続されて上記バッテリーが充電される。上記自走式掃除機によれば、バッテリーと電力供給部とを容易に接続することができる。
上記自走式掃除機においてさらに好ましくは、上記掃除機本体は検知センサを有し、上記掃除機本体が上記除電ステーションに帰還するときには、上記検知センサにより所定位置を検知して、上記除電ステーション内の所定位置に上記掃除機本体を停止させる。上記自走式掃除機によれば、掃除機本体を除電ステーション内の所定位置に正確に位置させることができる。
上記自走式掃除機においてさらに好ましくは、上記掃除機本体は、ボール車輪を有し、上記除電ステーションは、上記ボール車輪が位置する凹部を有し、上記ボール車輪が上記凹部内に位置したとき、上記静電吸着ブラシと上記除電ブラシとが相互に接触する。
上記自走式掃除機においてさらに好ましくは、上記除電ステーションの内部に上記掃除機本体を収容可能としてもよい。
上記自走式掃除機においてさらに好ましくは、複数の掃除機本体を備えるようにしたり、上記除電ステーションに駆動装置を設け自走可能としてもよい。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1における自走式掃除機について、図1から図4を参照して説明する。図1は、本実施の形態における自走式掃除機の構造を示す、一部を切り欠いた側面図である。掃除機本体1は、電源スイッチ2、壁や障害物との距離を測定し回避行動するために装着された超音波センサ3、駆動輪4、ブラシ回転用モータ5、モータシャフト6、回転ブラシユニット7、ボール車輪8、ボール車輪ホルダ9、回転ブラシ10、充電端子12を有している。
以下、実施の形態1における自走式掃除機について、図1から図4を参照して説明する。図1は、本実施の形態における自走式掃除機の構造を示す、一部を切り欠いた側面図である。掃除機本体1は、電源スイッチ2、壁や障害物との距離を測定し回避行動するために装着された超音波センサ3、駆動輪4、ブラシ回転用モータ5、モータシャフト6、回転ブラシユニット7、ボール車輪8、ボール車輪ホルダ9、回転ブラシ10、充電端子12を有している。
掃除機本体1の筐体は、図1に示すように、略箱型に構成されており、その両側面には、検知センサとして、それぞれ一対の超音波センサ3が設けられている。この超音波センサ3により、上記のように壁や障害物との距離を測定することができる他、除電ステーション11に帰還する際に、除電ステーション11の内壁との距離を測定することができる。これにより、除電ステーション11内の正確な位置に掃除機本体1を位置させることができる。この検知センサとしては、上記の超音波センサの他、赤外線センサなども用いることができる。
駆動輪4には、掃除機本体1に内蔵された駆動モータ41の出力軸が接続されている。駆動モータ41には、制御部42が接続され、バッテリー43から供給される電力がこの制御部42により制御されて、駆動モータ41に供給される。
回転ブラシ10は、ポリプロピレンやポリエチレン等の化学繊維の集合体により構成されており、摩擦することにより帯電し、塵や埃を吸い寄せる性質がある静電吸着ブラシである。この静電吸着ブラシは、洋服用ブラシやパソコン周囲の掃除用ダスターに多く用いられているものと同様のものである。
回転ブラシ10の基部は、略円筒状の回転ブラシユニット7の下端に設けられたフランジ部に接続されている。図1においては回転ブラシ10の一部のみを記載しているが、実際には、前記回転ブラシユニット7を中心として、放射状に延びるように設けられている。回転ブラシユニット7がボール車輪ホルダ9と共に回転することで、回転ブラシ10は、回転ブラシユニット7を中心に床面に接触しながら回転する。
上記回転ブラシユニット7を支持するボール車輪ホルダ9は、その上端がブラシ回転用モータ5の出力軸に接続されている。このブラシ回転用モータ5が回転することにより、ボール車輪ホルダ9、回転ブラシユニット7および回転ブラシ10が駆動される。
ボール車輪8は、ボール車輪ホルダ9に保持されている。ボール車輪ホルダ9のボール車輪8に接触する面は、滑らかに形成されており、ボール車輪ホルダ9が回転駆動されても、ボール車輪8はほとんど駆動力は伝達されない。したがって、ボール車輪ホルダ9の回転が、ボール車輪8による走行の妨げとなることはない。
掃除機本体1の先端には、水平方向に突出する充電端子12が設けられている。この充電端子12は、バッテリー43に電気的に接続されている。
本実施の形態の掃除機本体1においては、回転ブラシ10にごみを吸着することで集塵するので、従来の自走式掃除機に設けられていたような集塵室や集塵用のモータ等は設けられていない。これにより、掃除機本体1は、従来のものよりコンパクトかつ軽量に構成されている。
図2は本実施の形態における除電ステーションを示す縦断面図である。この除電ステーション11は、電力供給部15、電力供給端子14、除電ブラシ13、凹部17、開閉扉19、ハンドル16および脚18を備えている。
除電ステーション11は、本体が略箱型に構成されており、内部に掃除機本体1を収容することができる。除電ステーション11の後端部には、開閉扉19が開閉自在に設けられている。
除電ステーション11の本体の底面には、山形に盛り上がった部分が形成されており、その中心にはボール車輪8が挿入される凹部17が形成されている。凹部17の周囲には、凹部17を囲むように環状に配置された除電ブラシ13が設けられている。
除電ブラシ13は、アクリル繊維に銅イオンを染色したアクリルニトリル−硫化銅複合体であり、非常に優れた静電気除去効果を有している。この除電ブラシはCDプレーヤー、MDプレーヤーなどのレンズクリーナや電子部品などの除電に多く用いられているものと同様のものである。
除電ステーション11の上部には、除電ステーション11を携帯するためのハンドル16が設けられている。また、除電ステーション11の先端部には、電力供給部15が設けられている。電力供給部15には、電力供給端子14が設けられており、電力供給端子14には掃除機本体1の充電端子12が接続される。また、電力供給部15は、電力供給部本体に接続された電源コード48を有している。
図3は本実施の形態の掃除機本体が室内の壁際を掃除している状態を示す平面図である。回転ブラシ10は毛足の長い軟質ブラシであり、また、上側から見ると掃除機本体1の外側に回転ブラシ10の先端が突出しているので、壁20に回転ブラシ10の先端部を押し当てながら、壁際まで掃除することができる。このように、掃除機本体1は、超音波センサ3により壁との距離を測定しながら自走し、部屋全体を自動的に清掃することができる。
図4は本実施の形態の掃除機本体が除電ステーションに収容された状態を示す縦断面図である。開閉扉19は板状に構成されており、図示しない開閉装置により開閉される。掃除機本体1が帰還するのを待機しているときは、開閉扉19が完全に開放し、先端が床面に接地してスロープを構成する。これにより帰還した掃除機本体1は、スロープをなす開閉扉19を上って除電ステーション11の内部に進入することができる。掃除機本体1は、除電ステーション11内において、掃除機本体1のボール車輪8が、除電ステーション11に設けられた凹部17内に位置して停止する。このとき、掃除機本体1の充電端子12が、除電ステーション11の電力供給端子14に接続され、バッテリー43の充電が開始される。
また、ボール車輪8が、凹部17内に位置すると、回転ブラシ10は、除電ステーション11の除電ブラシ13に接触する。この状態で、ブラシ回転用モータ5に電力が供給され、回転ブラシ10が回転する。回転ブラシ10は回転しながら除電ブラシ13によって除電され、回転ブラシ10に付着していた塵や埃が固定ステーション内に落下する。これにより、回転ブラシ10が清掃される。掃除機本体1の充電と回転ブラシ10の清掃とを同時に行なうことにより、バッテリー43の充電状態が回復し、連続して長時間の掃除が可能となる。
上記のように、除電ステーション11は掃除機本体1を収容することができるので、ユーザーは、除電ステーション11に取り付けられたハンドルを握って、これらを一体のまま、部屋から部屋へと運ぶことができる。
本実施の形態の自走式掃除機によると、掃除機本体1の外形サイズがコンパクトになったことで、従来取りきれなかった部屋の隅や家具の周囲の掃除が可能となる。また、重量が軽くなったので、上記のように除電ステーション11ごと持ち運ぶことができる。
(実施の形態2)
図5は、実施の形態2に係る自走式掃除機の側面図である。本実施の形態においては、自走式掃除機は、複数の掃除機本体21を備えており、複数の掃除機本体21が協働して室内を効率的に掃除する。各掃除機本体21の構造は、上記の実施の形態と一部を除いて同じである。上記実施の形態と同じ機能を有する構成には、同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
図5は、実施の形態2に係る自走式掃除機の側面図である。本実施の形態においては、自走式掃除機は、複数の掃除機本体21を備えており、複数の掃除機本体21が協働して室内を効率的に掃除する。各掃除機本体21の構造は、上記の実施の形態と一部を除いて同じである。上記実施の形態と同じ機能を有する構成には、同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
本実施の形態と異なるのは次の構造である。上記実施の形態では、回転ブラシ10は常に床に対向する状態であったが、本実施の形態では、回転ブラシ10はブラシ回転用モータ5を中心に回動し、床面に対向する状態から、図5に示すように、垂直面に対向する状態に姿勢を変化させることができる。床面を清掃するときは、床面に対向する状態に保持され、回転ブラシ10に付着したごみを落とすときには、図5に示す姿勢となる。この回転ブラシ10の姿勢を変化させるため、掃除機本体1は、図示しない方向転換用モータを備えており、このモータに駆動されて、床面に対向する状態と、垂直面に対向する状態との間を自動的に回動する。これに伴い、上記実施の形態のボール車輪8に替えて、回転ブラシ10とは独立した従輪23が設けられている。
除電ステーション51は、上記の実施の形態と同様、掃除機本体21に接続され、掃除機本体21内のバッテリー43を充電する機能と、回転ブラシ10を除電することで回転ブラシ10に吸着されたごみを離脱させる機能を有しているが、その形状は異なる。
本実施の形態においては、電力供給部15の一側面に、円板35を介して除電ブラシ13が設けられている。円板35の表面には、その円板35と同心円状の複数列の円を描くように、除電ブラシ13が配列されている。除電ブラシ13の配置はこれに限定されず、円板35の表面の全面に等間隔で配置しても良い。この円板35は、除電ステーション51から取り外すことが可能である。円板35を取り外すことで、円板35の洗浄などを容易に行なうことができる。
掃除機本体21が、除電ステーション51に帰還すると、掃除機本体1の充電端子12と、除電ステーション11の電力供給端子14とが接続され、電力供給部15からバッテリー43に電力が供給される。
バッテリー43の充電を開始すると同時に、方向転換用モータが作動し、回転ブラシ10が床面に対向する方向から、除電ブラシ13に対向する状態に方向転換する。さらに、回転ブラシ10を回転駆動し、除電ブラシ13とこすり合わせることで、回転ブラシ10に吸着されたごみが落下し、回転ブラシ10が掃除される。
本実施の形態では、方向転換用モータを備え、回転ブラシ10の方向を自動的に変化させるようにしているが、方向転換用のモータを省略し、ごみを吸着した回転ブラシ10をユーザーが取り外し、掃除機本体21の先端に取り付けて、垂直面に対向する状態とするようにしてもよい。この場合には、除電ステーション51に、円板35を回転させるモータを内蔵させ、この円板35および除電ブラシ13を回転させることで、除電ブラシ13と接触しながら静止している回転ブラシ10を除電する。
(実施の形態3)
図6は、実施の形態3に係る自走式掃除機の側面図である。本実施の形態においては、自走式掃除機は、複数の掃除機本体21を備えており、複数の掃除機本体21が協働して室内を効率的に掃除する。また、本実施の形態では、除電ステーション61も自走可能である。各掃除機本体21の構造は実施の形態2と全く同じであるからその説明は繰り返さない。
図6は、実施の形態3に係る自走式掃除機の側面図である。本実施の形態においては、自走式掃除機は、複数の掃除機本体21を備えており、複数の掃除機本体21が協働して室内を効率的に掃除する。また、本実施の形態では、除電ステーション61も自走可能である。各掃除機本体21の構造は実施の形態2と全く同じであるからその説明は繰り返さない。
除電ステーション61は、掃除機本体21の回転ブラシ10を除電ブラシ13に取り替えて構成したものである。したがって、除電ステーション61も自走可能であり、その駆動装置の構造も掃除機本体21と全く同じである。
本実施の形態の自走式掃除機においては、除電ステーション61は自走可能である。これにより、掃除機本体21を追跡しながら走行し、適宜位置において掃除機本体21の回転ブラシ10を掃除することができる。これにより、掃除機本体21が、回転ブラシ10を掃除するために、除電ステーション61まで戻る時間を節約することができ、より効率的な清掃が可能である。
回転ブラシ10の掃除を行なう場合には、回転ブラシ10と除電ブラシ13とを向き合うように相互に接触させ、一方を回転させることで回転ブラシ10を除電する。
(実施の形態4)
図7は、実施の形態4に係る自走式掃除機の縦断面図である。本実施の形態の掃除機本体1の構造は、実施の形態1の掃除機本体1と全く同一である。除電ステーション61の構造は、実施の形態1の除電ステーション11とは次に説明する点が異なっている。
図7は、実施の形態4に係る自走式掃除機の縦断面図である。本実施の形態の掃除機本体1の構造は、実施の形態1の掃除機本体1と全く同一である。除電ステーション61の構造は、実施の形態1の除電ステーション11とは次に説明する点が異なっている。
本実施の形態の除電ステーション61においては、除電ブラシ13の下方にトレイ62を設けている。また、除電ブラシ13により除電されて回転ブラシ10から落下したごみを上記トレイ62に導くための複数の貫通孔63が設けられている。回転ブラシ10から落下したごみは、この貫通孔63を介してトレイ62の内部に落下する。トレイ62は、横方向に引き出すことで、除電ステーション61から取り外すことができるので、除電ステーション61に集められたごみの回収を容易に行なうことができる。
また、本実施の形態の除電ステーション61においては、運搬用のキャスタ65および66を設けている。これにより除電ステーション61を持ち上げることなく運搬することができる。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるのではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1,21 掃除機本体、3 超音波センサ(検知センサ)、4 駆動輪、8 ボール車輪、10 回転ブラシ、11,51,61 除電ステーション、12 充電端子、13 除電ブラシ、14 電力供給端子、15 電力供給部、17 凹部、41 駆動モータ、42 制御部、43 バッテリー、48 電源コード。
Claims (9)
- 駆動輪と前記駆動輪を駆動する駆動モータとを含む駆動装置と、前記駆動モータに電力を供給するバッテリーと、前記駆動モータを制御し前記駆動輪に必要な回転角を与える制御部と、床面に接触して床面を掃除する静電吸着ブラシを含む掃除部とを有する掃除機本体と、
前記掃除機本体の前記静電吸着ブラシを除電する除電ブラシを有する除電ステーションとを備え、
床面を掃除した前記掃除機本体は前記除電ステーションに帰還し、前記除電ブラシにより前記静電吸着ブラシを除電することにより、前記掃除機本体が集めた塵や埃を落下させることを特徴とする自走式掃除機。 - 前記除電ステーションは、前記除電ステーションに帰還した前記掃除機本体の前記バッテリーを充電する電力供給部を有し、
前記除電ステーションに前記掃除機本体が帰還すると、前記電力供給装置により前記バッテリーを充電すると共に、前記静電吸着ブラシが回転して、前記静電吸着ブラシを除電し前記掃除機本体が集めた塵や埃を落とす、請求項1に記載の自走式掃除機。 - 前記除電ステーションの前記電力供給部は、電源コードと、電力供給部本体と、電力供給端子とを含み、
前記掃除機本体は、前記バッテリーに接続された充電端子を有し、
前記掃除機本体が前記除電ステーションに帰還すると、前記電力供給端子と前記充電端子とが接続されて前記バッテリーが充電される、請求項2に記載の自走式掃除機。 - 前記除電ブラシは、前記除電ステーションから着脱自在である、請求項1から3のいずれかに記載の自走式掃除機。
- 前記掃除機本体は検知センサを有し、前記掃除機本体が前記除電ステーションに帰還するときには、前記検知センサにより所定位置を検知して、前記除電ステーション内の所定位置に前記掃除機本体を停止させる、請求項1から4のいずれかに記載の自走式掃除機。
- 前記掃除機本体は、ボール車輪を有し、
前記除電ステーションは、前記ボール車輪が位置する凹部を有し、
前記ボール車輪が前記凹部内に位置した状態において、前記静電吸着ブラシと前記除電ブラシとが相互に接触する、請求項1から5のいずれかに記載の自走式掃除機。 - 前記除電ステーションは、その内部に前記掃除機本体を収容可能である、請求項1から6のいずれかに記載の自走式掃除機。
- 複数の前記掃除機本体を備えている、請求項1から7のいずれかに記載の自走式掃除機。
- 前記除電ステーションは駆動装置を有し、自走可能である、請求項1から8のいずれかに記載の自走式掃除機。
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