JP2005204404A - モータ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】いかなる運転状態においてもスイッチング素子を安全動作領域内で動作させ、定格電流範囲内で最大限に電流を流すことが可能で加減速時間が短いモータ駆動装置を提供する。
【解決手段】基準電圧ECRと指令信号ECの関係により正トルク駆動を行う第1状態と逆トルク駆動を行う第2状態に分け、第1状態におけるトルク指令信号Veclに対する制限値を第1制限値Flimとし、第2状態における制限値を第2制限値Rlimとする。第1制限値Flimおよび第2制限値Rlimは速度検出器46からの速度検出信号VDに応じて変更され、基準電圧ECRと指令信号ECの差に応じた差動信号Vecを第1制限値Flimおよび第2制限値Rlimにより制限出力した信号をトルク指令信号Veclとして出力し、モータ5を駆動する。
【選択図】 図1

Description

本発明はパルス幅変調(PWM)で駆動するモータ駆動装置に関する。
モータ駆動装置において、過大電流はインバータのスイッチング素子の劣化や破損の恐れがあり、また過大電流による温度上昇のため周辺回路への影響も大きくなる。したがって、インバータのスイッチング素子に定格電流以上の電流が流れないように(すなわち、安全動作領域内で動作するように)制限する必要がある。
モータの制動時には正転時と比較して逆起電力による影響のため流れる電流値は大きくなる。よって、より大きな電流が流れる制動時にインバータのスイッチング素子に定格電流以上の電流が流れないように(安全動作領域内で動作するように)制限値を設定する方法がある。しかし、制限値を制動動作時を基準に設定すると、通常の動作時において低く設定されるため、正転時にはインバータのスイッチング素子に流れる電流は定格電流よりも小さい電流値に制限されてしまう。
そこで、正転時と制動時で制限値を異なる値に設定し切り換えて駆動する。つまり、正転時に比して制動時の制限値を小さく設定して駆動する。具体的には、正転時にインバータのスイッチング素子に流れる電流が定格電流以下の値となるような第1制限値を設定し、制動時は第1制限値を同一電流指令に基づく制動時と正転時のインバータのスイッチング素子に流れる電流の比で除算した値を第2制限値と設定する。このように、制限値を切り換えて駆動することにより、運転状態によらずインバータのスイッチング素子に定格電流範囲内で最大限に電流を流すことができる(安全動作領域内での動作可能となる)。
以上のように、正転時と制動時の制限値を切り換えて駆動する方法は例えば特許文献1に開示されている。
特許第1964376号公報
しかしながら、上記従来の構成では次のような課題があった。
第1制限値と第2制限値を上記のように設定して駆動した場合、インバータのスイッチング素子に流れる電流を定格電流以下に抑えることは可能である。しかし、中速運転時から制動指令により制動する場合と、高速運転時から制動指令により制動する場合を比較すると、どちらも定格電流以上の電流は流れないが、後者に対し前者は電流が制限され、定格電流範囲内で最大限に電流を流すことができない。つまり、定格電流範囲内で最大限に電流を流せる場合と比較して制動時間が長くなってしまう。特に制動時間の仕様が厳しいような用途に用いる場合、少しでも制動時間を短くするため、いかなる運転状態においても定格電流範囲内で最大限に電流を流す構成(インバータのスイッチング素子を安全動作領域内で動作させること)が求められる。
また、低速から加速指令により加速する場合と、中速から加速指令により加速する場合を比較すると、どちらも定格電流以上の電流は流れないが、後者に対し前者は電流が制限され、定格電流範囲内で最大限に電流を流すことができない。つまり、定格電流範囲内で最大限に電流を流せる場合と比較して加速時間が長くなる。特に加速時間の仕様が厳しいような用途に用いる場合、少しでも加速時間を短くするため、いかなる運転状態においても定格電流範囲内で最大限に電流を流す構成(インバータのスイッチング素子を安全動作領域内で動作させること)が求められる。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、いかなる運転状態においてもスイッチング素子を安全動作領域内で動作させ、定格電流範囲内で最大限に電流を流すことが可能な、加減速時間が短いモータ駆動装置を提供することにある。
本発明の構成のモータ駆動装置は、モータに電力を供給する電力供給手段と、電力供給手段の電流を検出する電流検出手段と、トルク指令信号を出力するトルク指令手段と、トルク指令信号と電流検出手段の電流検出信号の差に応じて電力供給手段の通電を制御するスイッチング制御手段とを備える。トルク指令手段は、指令信号と基準電圧の差に応じた信号を出力する差動手段と、差動手段の出力を制限しトルク指令信号として出力する制限手段とを含む。特に、制限手段は、基準電圧に対して指令信号が小さい状態を第1状態とし、基準電圧に対して指令信号が大きい状態を第2状態とし、差動手段の出力の上限を第1状態では第1制限値で制限し、第2状態では第2制限値で制限する。さらに、制限手段は、第1制限値及び第2制限値の少なくとも一つをモータ回転速度に応じて変化させる。
このように構成することにより、速度検出信号に応動して第1制限値と第2制限値を可変にできるため、いかなる運転状態においてもスイッチング素子を安全動作領域内で動作させ、定格電流範囲内で最大限に電流を流すことが可能となる。さらに、モータがいかなる回転速度で駆動されていても定格電流範囲内で最大限に電流を流すことが可能なため、加減速時間を短くすることが可能となる。
本発明のモータ駆動装置によれば、いかなる運転状態においてもスイッチング素子を安全動作領域内で動作させ、定格電流範囲内で最大限に電流を流すことが可能となり、加減速時間を短くすることができる。
以下、本発明のモータ駆動装置の実施の形態について添付の図面を参照して説明する。
図1に本発明に係るモータ駆動装置の全体構成を示す。モータ5は永久磁石による界磁部を有するロータと、3相コイルがY結線されたステータとで構成される。
モータ駆動装置は、電力供給器20と、スイッチング制御回路30と、トルク指令器40と、電流検出器50とを備える。
電力供給器20は3個の上側パワートランジスタ21,22,23および3個の下側パワートランジスタ25,26,27によりブリッジ構成され、直流電源1よりモータ5への電力供給を行う。また、上側パワートランジスタ21,22,23にはそれぞれ逆並列に上側パワーダイオード21d、22d、23dが接続され、下側パワートランジスタにもそれぞれ逆並列に下側パワーダイオード25d、26d、27dが接続されている。なお、上側パワートランジスタ21,22,23および下側パワートランジスタ25,26,27はN形電界効果トランジスタを用い、上側パワーダイオード21d、22d、23dおよび下側パワーダイオード25d、26d、27dは寄生ダイオードを用いて構成してもよい。
電力供給器20とGND間には電流検出器50が接続され、電流検出器50は電流供給器20に流れる電流を検出し、電流検出信号Vcsとしてスイッチング制御回路30に出力する。
図2に電流検出器50の基本構成図を示し、図3に電流検出器50の各部の動作を説明するタイミング図を示す。図2より、電流検出器50は電流検出抵抗51と、抵抗52および容量53で構成されるフィルタ55とを含んで構成され、電流検出抵抗51により電力供給器20に流れる電流を検出し、フィルタ55を介して電流検出信号Vcsとして出力する。図3より、電流検出抵抗51により検出される信号Rcsは、後述するようにPWM駆動しているためパルス状波形となる。また、電流検出信号Vcsは電力供給器20に流れる電流のほぼ平均直流電圧となる。なお、電流検出手段は電流検出抵抗に限定されず、電流センサ等により構成してもよい。
図1に戻り、トルク指令器40は指令信号入力端子41と、基準電圧(ECR)を与える電源ECRと、差動回路42と、比較器43と、トルク指令信号の上限を制限する制限器44と、速度検出器46とを含む。指令信号入力端子41からは指令信号ECが入力され、差動回路42と比較器43それぞれの一の入力端子に入力される。また、基準電圧ECRは差動回路42と比較器43それぞれの他の入力端子に入力される。
差動回路42は指令信号ECと基準電圧ECRの差動絶対値出力である差動信号Vec(=K*|ECR―EC|(Kは一定ゲイン))を制限器44に出力する。一方、比較器43は指令信号ECと基準電圧ECRとの比較を行い、正逆信号FRを出力する。正逆信号FRは、指令信号EC<基準電圧ECRの場合、“H”レベル(以下、この状態を「第1状態」という。)になる。「第1状態」はモータ5の正トルク駆動区間となる。逆に、指令信号EC>基準電圧ECRの場合、正逆信号FRは“L”レベル(以下、この状態を「第2状態」という。)になる。「第2状態」はモータ5の逆トルク駆動区間となる。正トルク駆動区間および逆トルク駆動区間については後述する。
図4に差動回路42と比較器43の各部の動作を説明するためのタイミング図を示す。図4(a)は基準電圧ECRと指令信号ECの関係を示し、図4(b)は比較器43からの正逆信号FRを示し、図4(c)は差動回路42からの差動信号Vecを示す。
基準電圧ECRに対し指令信号ECが小さい領域(第1状態)では、図4(b)に示すように、比較器43の正逆信号FRは“H”レベル出力し、逆に基準電圧ECRに対し指令信号ECが大きい領域(第2状態)では、比較器43の正逆信号FRは“L”レベル出力する。図4(c)に示す差動回路43からの差動信号Vecは基準電圧ECRと指令信号ECの差の絶対値をK倍(Kはゲイン)した信号である。
差動回路42からの差動信号Vecは制限器44に入力される。図5に制限器44の回路構成図を示す。図6に速度検出器46の動作特性図を示す。図6に示すように、速度検出器46はモータ5の回転速度に応じた(例えば、比例又は略比例した)速度検出信号VDを出力する。同図において、横軸は回転速度であり、V5はモータ定数で決まるモータ5の最高回転速度である。回転速度V5以上では、速度検出信号VDは飽和している。
図5を参照し、制限器44は制限出力器47と格納器48からなる。格納器48は速度検出器46からの速度検出信号VD及び正逆信号FRを入力し、また、第1制限値Flim及び第2制限値Rlimに関する情報(近似式、テーブル等)を格納している。格納器48は速度検出信号VDに基づいて第1制限値Flim及び第2制限値Rlimの値を求め、正逆信号FRに基づいて第1制限値Flim及び第2制限値Rlimのいずれかを選択して制限出力器47に出力する。制限出力器47は差動回路43からの差動信号Vecを、第1状態においては第1制限値Flimで、第2状態においては第2制限値Rlimでそれぞれ制限してトルク指令信号Veclとして出力する。制限出力したトルク指令信号Veclを図7の実線で示す。
以上より、トルク指令器40は、指令信号ECと基準電圧ECRの差に基づき、第1制限値Flimおよび第2制限値Rlimにより制限出力したトルク指令信号Veclを出力する。なお、トルク指令器40の詳細な動作は後述する。
トルク指令器40の正逆信号FRおよびトルク指令信号Veclはスイッチング制御回路30に入力される。スイッチング制御回路30は、トルク指令信号Veclと電流検出器50からの電流検出信号Vcsとの差に応動した上側パワートランジスタ制御信号UU,VU,WUおよび下側パワートランジスタ制御信号UL,VL,WLを電力供給器20に出力する。ここで、スイッチング制御回路30の基本構成を説明する。
図8にスイッチング制御回路30の基本構成図を示す。スイッチング制御回路30は差動増幅回路60と、乗算器31,32,33と、正弦波発生器34と、三角波発生器35と、比較器36,37,38と、ゲート駆動回路39とを備える。
差動増幅回路60の一方の入力端子にはトルク指令器40からのトルク指令信号Veclが入力され、他方の入力端子には電流検出信号Vcsが入力される。差動増幅回路60はトルク指令信号Veclと電流検出信号Vcsの差分を増幅し、差分信号Vrを乗算器31,32,33に出力する。正弦波発生器34は振幅一定で位相が電気角120度毎ずれた3相正弦波信号SIN1〜SIN3を出力する。正弦波発生器34の3相正弦波信号SIN1〜SIN3は、例えばホール素子等の磁気センサから得られる信号をアナログ的に処理して作成してもよく、ディジタル的に処理して作成してもよい。また、マイコン等により外部から入力する形式としてもよい。
乗算器31,32,33は3相正弦波信号SIN1〜SIN3と差動増幅回路60の差分信号Vrとの乗算を行い、入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinを出力する。したがって、入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinは差分信号Vrの大きさに比例した振幅の3相正弦波信号となる。入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinは比較器36,37,38の一方の入力端子に入力され、他方の入力端子には三角波発生器35からの高周波三角波信号Vtriが入力される。三角波信号Vtriは可聴領域外の周波数に設定し(例えば20kHz〜200kHz)、入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinに対して3桁程度高い周波数となる。なお、比較器36,37,38に入力する三角波信号Vtriは三角波に限定されず鋸波等でもよい。
比較器36,37,38は入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinと三角波Vtriを比較し、パルス幅変調を行う。パルス幅変調されたPWM信号PWMU,PWMV,PWMWはゲート駆動回路39に入力される。ゲート駆動回路39はPWM信号PWMU、PWMV、PWMWに応動し、電力供給器20の上側パワートランジスタ21,22,23のゲートを制御する上側パワートランジスタ制御信号UU,VU,WUを出力し、下側パワートランジスタ25,26,27のゲートを制御する下側パワートランジスタ制御信号UL,VL,WLを出力する。
図9にゲート駆動回路39の基本構成図(U相のみ)を示し、図10にゲート駆動回路39の各部の動作を説明するためのタイミング図(U相のみ)を示す。図9はU相のみの構成図であるが、他の2相についても同様であるためここでの説明は省略する。
図9において、ゲート駆動回路39は遅延回路61と、論理積ゲート62と、論理和反転ゲート63と、切換回路64とを含む。PWM信号PWMUは、比較器36による、入力指令信号Vuinと三角波Vtriのパルス幅変調結果である。PWM信号PWMUは、例えばRC回路等により構成された遅延回路61により、所定時間Td遅延される。遅延信号PWMUdは論理積ゲート62の一方の入力端子と、論理和反転ゲート63の一方の入力端子にそれぞれ入力される。他方の入力端子にはそれぞれPWM信号PWMUが入力される。
論理積ゲート62はPWM信号PWMUと遅延信号PWMUdとの論理積演算を行い、UUin信号を切換回路64に出力する。論理和反転ゲート63はPWM信号PWMUと遅延信号PWMUdとの論理和反転演算を行い、ULin信号を切換回路64に出力する。
切換回路64はトルク指令器40の正逆信号FRに基づき、上側パワートランジスタ制御信号UUおよび下側パワートランジスタ制御信号ULを出力する。具体的には、正逆信号FRが“H”レベル(第1状態)の場合、切換回路64はUUin信号を上側パワートランジスタ制御信号UUとして、ULin信号を下側パワートランジスタ制御信号ULとして出力する。この時、切換回路64はスルー回路として動作し、モータ5は正トルクで駆動されることになる。
逆に、正逆信号FRが“L”レベル(第2状態)の場合、切換回路64はULin信号を上側パワートランジスタ制御信号UUとして、UUin信号を下側パワートランジスタ制御信号ULとして出力する。この時、切換回路64は入力を入れ換える回路として動作する。つまり、上側パワートランジスタ制御信号と下側パワートランジスタ制御信号が入れ換えられてモータ5を駆動するため、逆トルク駆動となる。
上側パワートランジスタ制御信号UUおよび下側パワートランジスタ制御信号ULは電力供給器20のU相上下パワートランジスタ21,25のゲート制御を行い、モータ5のU相に電力を供給する。なお、遅延回路61による遅延時間Tdは電力供給器20の上下パワートランジスタの同時オンによる貫通防止のためのデッドタイムである。
以上より、電力供給器20の各パワートランジスタはゲート駆動回路39の上側パワートランジスタ制御信号UU,VU,WUおよび下側パワートランジスタ制御信号UL,VL,WLに応動したオンオフ動作を行い、モータ5に電力を供給し駆動する。
以上のように、トルク指令信号Veclと電流検出信号Vcsの差に応動して、入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの振幅制御を行い、三角波Vtriとの比較によりパルス幅変調し、モータ5を駆動する。
以下にトルク指令器40の詳細な説明を行う。
図11はトルク指令器40の動作を説明するための図である。図11の破線は差動回路42からの差動信号Vecであり、実線は制限器44からのトルク指令信号Veclを示す。このように、制限器44は差動信号Vecを第1状態(ECR−EC<0)においては第1制限値Flimで制限し、第2状態(ECR−EC>0)においては第2制限値Rlimで制限する。なお、本実施形態では、第1状態を正トルク駆動区間とし、第2状態を逆トルク駆動区間としているため、第1制限値Flimと第2制限値Rlimの関係は、第1制限値Flim>第2制限値Rlimである。これは以下の理由による。
指令信号ECが基準電圧ECRに対して過小もしくは過大であった場合、差動信号Vecの絶対値は大きくなり、その結果、トルク指令信号Veclと電流検出信号Vcsの差分信号Vrも大きい値となる。このことから制限値を設定する必要がある。つまり、差分信号Vrが大きい値となった場合、入力指令信号Vuin,Vvin,Vwinの振幅は差分信号Vrに比例して大きくなり、モータ5のコイルに過大電流が流れる恐れがある。この時、電力供給器20の各パワートランジスタが安全動作領域外で動作していると、素子の劣化や破損につながり、また、異常発熱の原因にもなってしまう。したがって、モータ5のコイルに流れる駆動電流の最大値は定格電流範囲内となる(電力供給器20の各パワートランジスタが安全動作領域内で動作する)ように制限する必要がある。また、本実施形態のモータ駆動装置は、同じ回転速度かつ同じトルク指令信号Veclで正トルク駆動させた場合と逆トルク駆動させた場合では、モータ5のコイルに流れる駆動電流は後者の方がより大きくなる。これは、正トルク駆動では入力指令信号に対してモータ5のコイルに誘起される逆起電圧の位相はほぼ同相であるのに対し、逆トルク駆動では入力指令信号に対してモータ5のコイルに誘起される逆起電圧の位相はほぼ逆相であるからである。以上より、第1状態(正トルク駆動区間)と第2状態(逆トルク駆動区間)とで同じ制限値に設定せず、第1制限値Flimに対して第2制限値Rlimを小さく設定する。
駆動電流が一番大きくなる状態は、ロータが最高回転速度で回転している状態から急激にフルトルクで逆トルク駆動(減速)した場合であり、この状態においても電力供給器20の各パワートランジスタが安全動作領域内で動作するように第2制限値Rlimを設定する必要がある。また、第1状態においては、起動時にフルトルクで正トルク駆動(加速)させた場合に駆動電流が一番大きくなり、この状態においても電力供給器20の各パワートランジスタが安全動作領域内で動作するように第1制限値Flimを設定する必要がある。
ここで、第1制限値Flimと第2制限値Rlimを固定値に設定した場合、必ず電力供給器20の各パワートランジスタは安全動作領域内での動作が保たれるが、低回転速度からの逆トルク駆動(減速)や中回転速度からの正トルク駆動(加速)等では、第1制限値Flimおよび第2制限値Rlimによって制限される割合が増すため、駆動電流が小さくなってしまう。つまり、駆動トルクが小さくなり、減速時間や加速時間が長くなるという課題がある。一般に、情報機器用モータの駆動制御では、起動時間や加速時間、減速時間は出来るだけ短いことが望まれており、特にDVDレコーダのように追っかけ再生(記録しながら、その直後に行う再生動作)を行う機器等においては、加減速時間の短縮はデータを蓄えておくバッファメモリを小さくすることを可能とし、機器の低コスト化にも貢献できる。したがって、上記のように制限値を固定値としてモータ5を駆動させると、駆動電流を制限してしまい加減速時間の面においては有効ではない。
そこで、本実施形態のモータ駆動装置では、トルク指令器40の制限器44は速度検出器46からの速度検出信号VDを入力し、速度制御信号VDに応動して第1制限値Flim及び第2制限値Rlimを可変させている。つまり、本実施形態では、コイルに誘起される逆起電圧は回転速度に比例しているので、速度検出信号VDが大きいほど(回転速度が速いほど)第1制限値Flimを大きく、第2制限値Rlimを小さくし、逆に、速度検出信号VDが小さいほど(回転速度が遅いほど)第1制限値Flimを小さく、第2制限値Rlimを大きくするように制限値を変更する。制御時の速度と設定する制限値の関係について簡単にまとめると以下のようになる。

Figure 2005204404
図11において、実線は例えばロータの回転速度がA(rpm)の場合の図であり、一点鎖点は例えばロータの回転速度がAよりも小さいB(rpm)の場合の図である。このように、回転速度がA(rpm)からB(rpm)に小さくなると、第1制限値はFlimからFlim2に低減され、第2制限値はRlimからRlim2に増加される。これは先程説明したように、回転速度が遅くなったためコイルに誘起される逆起電圧が小さくなるためである。つまり、制限値を回転速度に応じて可変にすることで定格電流範囲内で最大限に電流を流すことが可能となる。したがって、制限値を固定値とした場合に比べ、起動時間や加速時間、また減速時間をより短くすることが可能となる。
次に、第1制限値Flimおよび第2制限値Rlimの設定方法について説明する。図12(a)は速度検出信号VDに対する第1制限値Flimの関係を示した図であり、図12(b)は速度検出信号VDに対する第2制限値Rlimの関係を示した図である。図12の横軸はモータ5の回転速度0〜V5(rpm)(最高回転速度)を示し、縦軸はそれぞれ第1制限値Flimおよび第2制限値Rlimを示す。
図12(b)において、先に述べたように最高回転速度V5(rpm)からフルトルクで逆トルク駆動(減速)を行った時がモータ5のコイルに流れる電流が一番大きくなるため、回転速度がV5(rpm)における第2制限値Rlimは一番小さい値Rlim5とする。また、回転速度が0rpm(逆起電圧がない)の時は制限値を緩和させて定格電流範囲内で最大限に電流が流れるような制限値を最も大きいRlim0とする。この第2制限値Rlim0およびRlim5はシミュレーションなどの数値解析や実験により求められる。この2点を直線で結んだものを速度検出信号VDに対する第2制限値の関数Flimfとする。なお、上記の説明では、2つのモータ速度について制限値を求め、直線近似により、制限値を与える関数を求めたが、さらに多くのモータ速度について制限値を求め、二次関数やその他の関数で近似してもよい。また、多くのモータ速度について制限値を離散的に求め、テーブルとして格納器48に格納してもよい。
一方、図12(a)においても同様に、回転速度0(rpm)からフルトルクで正トルク駆動(加速)を行った時がモータ5のコイルに流れる電流が一番大きくなるため、回転速度0(rpm)における第1制限値Flimは一番小さい値Flim0に設定する。また、中回転速度域(例えば、回転速度V3(rpm))の時に、定格電流範囲内で最大限に電流が流れるような制限値をFlim3とする。この2点を直線で結んだものを速度検出信号VDに対する第1制限値の関数Flimfとする。なお、図12(a)における第1制限値Flim0と、図12(b)における第2制限値Rlim0は同じ値にする。
以上のように第1制限値の関数Flimfおよび第2制限値の関数Rlimfを設定し、その情報を制限器44の格納器48に格納する。格納器48は関数Flimf、Rlimfの近似式の情報を格納してもよいし、関数の値を与えるテーブルを格納してもよい。格納器48はこれらの関数にしたがい速度検出信号VDに応じた制限値(第1制限値Flimまたは第2制限値Rlim)を出力する。例えば、回転速度V4(rpm)で駆動している状態から逆トルク駆動させる場合、格納器48は図12(b)によりV4(rpm)に対応する第2制限値Rlim4を制限出力器47に出力する。
格納器48は第1制限値Flimおよび第2制限値Rlimを、速度検出信号VDに応じて連続的に可変させて出力する代わりに、図13の関数Flimfs、Rlimfsに示すように階段的に変化させてもよい。すなわち、各回転速度(0,V1,V2,V3,V4,V5)において、第1制限値の関数Flimfおよび第2制限値の関数Rlimfで決まる制限値(Flim0〜5、Rlim0〜5)を求め、関数FlimfおよびRlimfを越えないように、制限値を階段的に設定してもよい。例えば、図13(b)において、回転速度V4(rpm)で駆動している状態から逆トルク駆動(減速)させた場合、回転速度V3(rpm)まで減速するまでは、第2制限値にRlim4の値を設定し、回転速度V3(rpm)から回転速度V2(rpm)まで減速する際は、第2制限値にRlim3を設定する。なお、この場合、設定する各回転速度(0,V1,V2,V3,V4,V5)は、図6に示すように複数の閾値(X1〜X5)に対応した回転速度である。
また、図14(a)、(b)に示すように、関数Flimf、Rlimfから所定速度毎に制限値の値を求め、それらの値を所定量だけ下側にシフトした値を用いて、段階的に変化する制限値Flimfd、Rlimfdを設定してもよい。
速度検出信号VDに応動して、第1制限値Flimおよび第2制限値Rlimを連続的に可変出力することの利点は、常に定格電流範囲内で最大限の電流を流すことが可能となり、より短く加減速を行うことが可能となることである。例えば、図15に示すように、回転速度xにおいて、階段状で制限される制限値Flim2に対して関数Flimfで設定される制限値FlimxはΔlim(=Flimx−Flim2)分だけ制限値が緩和され、それによる電流増加が加減速の短縮につながる。
一方、速度検出信号VDに応動して、第1制限値Flimおよび第2制限値Rlimを階段状に変化させることの利点は、連続的に可変出力させる構成と比較して、例えば、格納器48をマイコン等のソフトウェアで構成した場合は割り込み回数が削減できること、及び格納器48をアナログ回路等のハードウェアで構成した場合は回路規模を小さくすることである。
以上のように、格納器48は設定された関数FlimfおよびRlimfにしたがい、速度検出信号VDに応動した第1制限値Flimおよび第2制限値Rlimを出力する。
なお、本実施形態では、第1制限値の関数Flimfおよび第2制限値の関数Rlimfはそれぞれ、最初に2点を求めて、それらを直線で結ぶことにより設定したが、より好ましくは各回転速度に応じた制限値を求めて関数FlimfおよびRlimfとして設定する方がよい。その際設定する関数を求めた関数FlimfおよびRlimfを越えないように一次式で近似したものを関数FlimfおよびRlimfとして設定してもよい。
また、図16に示すように格納器48は外部入力端子49を備えてもよい。格納器48はその外部端子49より速度検出信号VDに応じた第1制限値Flimおよび第2制限値Rlimを入力し、入力した第1制限値Flimおよび第2制限値Rlimをそのまま制限出力器47に出力する。また、外部入力端子49によりゲイン信号を入力してもよく、第1制限値Flimおよび第2制限値Rlimを入力したゲイン信号によりゲイン調整して出力するようにしてもよい。このように構成することにより、速度検出信号VDに応じて第1制限値Flimおよび第2制限値Rlimを調整することが可能となる。
さらに、本実施形態では、速度検出信号VDにより、第1制限値Flimと第2制限値Rlimを共に可変させることとしたが、第1制限値Flimのみを、もしくは第2制限値Rlimのみを可変させるようにしてもよいことは言うまでもない。
その他、本発明の趣旨を変えずして種々の変更が可能であり、そのような構成は本発明に含まれることはいうまでもない。
本発明にかかるモータ駆動装置は、いかなる運転状態においてもスイッチング素子を安全動作領域内で動作させ、定格電流範囲内で最大限に電流を流すことが可能なため、加減速時間を短くできるという効果を有し、パルス幅変調(PWM)で駆動するモータ駆動装置等として有用である。
本発明に係るモータ駆動装置の全体構成を示す図である。 モータ駆動装置の電流検出器の回路構成図である。 電流検出器の各部の動作を説明するためのタイミング図である。 トルク指令器内の差動回路と比較器の各部の動作を説明するための図である。 制限器の回路構成図である。 速度検出器の動作特性を説明した図である。 第1状態(正トルク駆動状態)と第2状態(逆トルク駆動状態)において、トルク指令信号が制限値Flim、Rlimにより制限されている様子を説明した図である。 スイッチング制御回路の回路構成図である。 ゲート駆動回路の回路構成図である。 ゲート駆動回路の各部の動作を説明するためのタイミング図である。 トルク指令信号が、速度に応じて可変な制限値Flim、Rlimにより制限されている様子を説明した図である。 回転速度に応じて可変な第1制限値Flim及び第2制限値Rlimを直線近似により求める様子を説明した図である。 回転速度に応じて階段状に変化する第1制限値Flimfs及び第2制限値Rlimfsを説明した図である。 回転速度に応じて階段状に変化する第1制限値Flimfd及び第2制限値Rlimfdを説明した図である。 第1制限値Flimおよび第2制限値Rlimを連続的に可変出力することの利点を説明するための図である。 速度検出信号に応じた第1制限値Flimおよび第2制限値Rlim等を入力するための外部入力端子を備えた格納器を示した図である。
符号の説明
1:直流電源
5:モータ
20:電力供給器
30:スイッチング制御回路
40:トルク指令器
42:差動回路
43:比較器
44:制限器
46:速度検出器
50:電流検出器

Claims (14)

  1. モータに電力を供給する電力供給手段と、
    前記電力供給手段の電流を検出する電流検出手段と、
    トルク指令信号を出力するトルク指令手段と、
    前記トルク指令信号と前記電流検出手段の電流検出信号の差に応じて前記電力供給手段の通電を制御するスイッチング制御手段とを備え、
    前記トルク指令手段は、指令信号と基準電圧の差に応じた信号を出力する差動手段と、該差動手段の出力を制限しトルク指令信号として出力する制限手段とを含み、
    該制限手段は、前記基準電圧に対して前記指令信号が小さい状態を第1状態とし、前記基準電圧に対して前記指令信号が大きい状態を第2状態とし、前記差動手段の出力の上限を前記第1状態では第1制限値で制限し、前記第2状態では第2制限値で制限し、かつ、前記第1制限値及び第2制限値の少なくとも一つをモータ回転速度に応じて変化させる
    ことを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 前記第1状態で正トルク駆動を行い、前記第2状態で逆トルク駆動を行うことを特徴とする請求項1記載のモータ駆動装置。
  3. 前記トルク指令手段は、モータ速度を検出しモータ速度に略比例した速度検出信号を出力する速度検出手段をさらに備え、該速度検出手段により検出された速度に応じて前記第1及び第2制限値の少なくとも一つを変化させることを特徴とする請求項1記載のモータ駆動装置。
  4. 前記トルク指令手段は、前記速度検出信号により示されるモータ速度が大きくなるにつれ前記第1制限値を大きく設定することを特徴とする請求項3記載のモータ駆動装置。
  5. 前記トルク指令手段は、前記速度検出信号により示されるモータ速度が大きくなるにつれ前記第2制限値を小さく設定することを特徴とする請求項3記載のモータ駆動装置。
  6. 前記トルク指令手段は、前記モータ速度に応じて前記第1制限値および第2制限値の少なくとも一つを階段状に変化させることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のモータ駆動装置。
  7. 前記トルク指令手段は、前記モータ速度に応じて前記第1制限値および第2制限値の少なくとも一つを連続的に変化させることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のモータ駆動装置。
  8. 前記トルク指令手段は、複数の所定のモータ速度毎に前記第1および第2制限値の少なくとも一つをそれぞれ設定することを特徴とする請求項1記載のモータ駆動装置。
  9. 前記トルク指令手段は、前記設定された第1および第2制限値を用いてそれぞれの近似式を求め、該近似式にしたがい、モータ速度に応じて前記第1制限値および第2制限値の少なくとも一つを連続的に変化させることを特徴とする請求項8記載のモータ駆動装置。
  10. 前記近似式が一次式であることを特徴とする請求項9記載のモータ駆動装置。
  11. 前記近似式により算出される制限値が前記設定された第1制限値および第2制限値の値を超えないように、前記近似式が求められることを特徴とする請求項9記載のモータ駆動装置。
  12. 所定速度間隔毎に前記近似式で得られる第1制限値および第2制限値よりも低い値を用いて、前記所定速度間隔毎に階段状に変化する第1制限値および第2制限値を設定することを特徴とする請求項11記載のモータ駆動装置。
  13. 前記トルク指令手段はさらに前記近似式を格納する格納手段を含み、前記制限手段は、前記格納手段からモータ速度に応じた前記第1制限値および前記第2制限値を読み出すことを特徴とする請求項8ないし請求項12のいずれか1つに記載のモータ駆動装置。
  14. 前記第1制限値及び第2制限値を外部より入力可能としたことを特徴とする請求項1記載のモータ駆動装置。
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