JP2005203920A - カメラシステムおよびカメラ映像の表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
従来の監視カメラ装置は、カメラの駆動、ズーム、フォーカスなどの制御は、遠隔制御して映像をモニタリングするが、ズームアップした状態で目標物を探そうとすると視野角が狭くなるため、操作の途中で目標物を見失ったり、ズーム視野外の変化を見過ごすことがある。
【解決手段】
主カメラ部と、複数の副カメラ装置および上記主カメラ部からの映像信号と上記複数の副カメラ装置からの映像信号を合成する演算処理部からなり、上記演算処理部は、上記複数の副カメラ装置からの映像信号を合成した画像に上記主カメラ部の撮像視野範囲を表示する機能を有するように構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カメラシステムおよびカメラ映像の表示方法に関し、特に、複数のカメラの視野内の映像に主カメラの映像を表示すカメラシステムおよびカメラ映像の表示方法に関するものである。
カメラ装置を用いた監視装置は、例えば、公共の建物や場所、銀行、スーパ等の店舗、ダム、基地、飛行場等の立入り禁止区域等への侵入者あるいは侵入物体(以下侵入物体と称す。)を監視する目的で、数多く用いられている。また、これらの監視装置は、暖かい地方での使用もあれば、寒い地方、特に、冬季の極寒の地方では、カメラ装置自身が凍結したり、あるいは雪害や氷結で動作しない自体が起こり得る。
従来のカメラ装置、例えば、屋外の監視カメラ装置は、図6に示すような構造の監視カメラ装置である。図6において、601は、カメラを収納したカメラケース部、602は、カメラケース部601を水平方向に旋回したり、カメラ方向を上下に動かしたり制御する、所謂、パン、チルトのための回転機構やその制御部を搭載した回転機構部である。603は、回転機構部602を固定する固定台部である。この回転機構部602と固定台部603で雲台が構成されている。雲台のパン、チルトやカメラのズーム、フォーカスなどの制御は、離れた場所の専用操作器を使って遠隔制御し、映像をモニタリングするようになっている。実際の運用時の操作は、通常レンズは広角状態としておき、侵入物体(目標物)等の何かの変化があった場合、変化のあった場所が画面の中央にくるようにカメラのパン、チルト制御を行ない、レンズを制御してズームアップして詳細を観測するといった一連の操作を行なう。しかし、この操作は煩雑であり、急ぐあまり、先にレンズをズームアップして目標物を探そうとすると、画面が拡大されているため操作の途中で目標物を見失ったり、死角となったズーム視野外の変化を見過ごすことがある。また、冬季には、カメラ装置自身が凍結したり、あるいは雪害や氷結でパン、チルトが動作しない事態が発生し、侵入物体を監視できないということも起こり得る。これでは監視カメラ装置としての役割が果たせず、十分な監視活動ができないという問題がある。
また、監視装置(例えば、特許文献1参照)には、同時に複数の撮像手段の映像情報を取込み、同一画面上にオーバーラップして表示するものが開示されている。
特開2001−69490号公報
上述した従来のカメラ装置は、カメラの監視範囲内の目標物の映像を拡大して見たい場合の操作が煩雑であり、目標を見失い易いという問題がある。また、レンズを広角に設定してもカメラの視野範囲は、せいぜい90°以下のため、カメラの視野範囲外は、大きな死角となり、侵入物体や監視対象の異常の見落とし等の問題がある。また、複数のカメラ装置を組合わせたものでも360°の視野範囲では、目標物の拡大にもおのずと限度がある。
本発明の目的は、主監視カメラの撮像映像の撮影場所が容易に認識できるカメラシステムおよびカメラ映像の表示方法を提供することである。
本発明の他の目的は、複数のカメラの映像に主カメラの映像を拡大表示できるカメラシステムおよびカメラ映像の表示方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、複数のカメラの映像をネットワークを介して配信することのできるカメラシステムおよびカメラ映像の表示方法を提供することである。
本発明のカメラシステムは、主カメラ部と、複数の副カメラ装置および上記主カメラ部からの映像信号と上記複数の副カメラ装置からの映像信号を合成する演算処理部からなり、上記演算処理部は、上記複数の副カメラ装置からの映像信号を合成した画像に上記主カメラ部の撮像視野範囲を表示する機能を有するように構成される。
また、本発明のカメラシステムにおいて、更に、固定部と、上記固定部に可動軸で結合された可動機構部を備え、上記主カメラ部は、上記可動機構部に設けられ、上記複数の副カメラ装置は、上記固定部に設けられる。
また、本発明のカメラシステムにおいて、上記固定部に設けられた上記複数の副カメラ装置は、それぞれほぼ水平面内に配置され、かつ、それぞれ異なる視野範囲を撮像するように配置される。
また、本発明のカメラシステムにおいて、上記複数の副カメラ装置は、4台の副カメラ装置からなり、上記4台の副カメラ装置の視野範囲は、ほぼ360°になるように設定される。
また、本発明のカメラシステムにおいて、更に、端末装置を有し、上記演算処理部の出力は、伝送路を介して上記端末装置に結合され、上記端末装置は、上記主カメラ部、上記複数の副カメラ装置および上記可動機構部を制御する機能を有するように構成される。
また、本発明のカメラシステムにおいて、上記端末装置は、更に、表示装置を備え、上記演算処理部で合成された合成画像を表示するように構成される。
更に、本発明のカメラ映像の表示方法は、主カメラ部と、複数の副カメラ装置、上記主カメラ部からの映像信号と上記複数の副カメラ装置からの映像信号を合成する演算処理部および上記演算処理部の出力を表示する表示装置とからなるカメラシステムにおいて、上記複数の副カメラ装置からの映像信号を合成した映像に上記主カメラ部の視野範囲を示す表示をするように構成される。
また、本発明のカメラ映像の表示方法において、上記表示装置に、上記主カメラ部の視野範囲を示す表示に対応する上記主カメラ部の撮像映像を表示するように構成される。
また、本発明のカメラ映像の表示方法において、上記主カメラ部の視野範囲を示す表示を上記複数の副カメラ装置からの映像信号を合成した映像とは区別できる表示で表示するように構成される。
以上説明したように本発明によれば、複数のカメラ装置による広視野の映像に主カメラ装置の映像が表示されるので、拡大された主カメラ装置の映像の撮影の場所や範囲を容易に認識することができる。また、広視野、例えば、360°の映像が表示され、広視野の映像で目標物の確認ができるので、監視範囲の異常や変化を発見し易い。更に、詳細に確認したい監視箇所をすばやくズームアップし拡大表示することが可能となる。また、主カメラ装置が冬季凍結などで回転不能になった時でも複数の副カメラ装置で監視対象を確認できる長所がある。その上、複数のカメラ装置は、広い視野があることから、主カメラ装置の作動状況も視野内に入り確認できるので、冬季の凍結で主カメラ装置の回転異常などが生じた時に回転部の凍結状況などが確認可能となる等の長所もある。
以下、本発明の一実施例を図1〜図5を用いて説明する。図4は、本発明の一実施例の外観図を示している。図4において、401−1、401−2、401−3は、小型の広角カメラ装置(以下、副カメラ装置と称する。)を示し、固定台部603に設置されている。なお、副カメラ装置を総称する場合は、副カメラ装置401と称する。なお、図6と同じものには、同じ符号が付されている。図2は、図4に示すカメラ装置401を装着された固定台部603を回転機構部602の中心軸Rに直角な平面で切断した平面図を表している。図2において、4台の副カメラ401−1、・・・401−4は、中心軸Rの回りにそれぞれ90°ずつの角度で固定台部603に取りつけられている。即ち、直角座標軸上で、副カメラ装置401−1と401−3は、それらの光軸がL1軸に一致するように配置され、また、副カメラ装置401−2と401−4は、それらの光軸がL2軸に一致するように配置されている。ここに、L1軸とL2軸は、互いに直角の関係にある。なお、図2では、副カメラ装置401は、小型広角のカメラであり、各副カメラの画角θは、110°程度の広角レンズであれば、4個のカメラ装置で360°全周の視野を確保できる。なお、図2においては、4個の副カメラ401を設置した場合を図示しているが、監視する視野範囲に応じて2台でも、また、8台でも、その数は適宜変更することができ、また、広角レンズの度合いによってもその数は、適宜変更できることは言うまでもない。
次に、図5を用いて本発明の一実施例の構成を説明する。図5は、本発明の一実施例の
概略構成を示すブッロック図である。図5において、501は、カメラ装置(以下、主カメラ装置と称する。)を示し、図4に示すカメラケース部601(カメラ部が内蔵)と回転機構部602に相当する。カメラ装置501は、光学系、例えば、ズームレンズ部502を備えた主カメラ部502(図4におけるカメラケース601に内蔵されたカメラ部に対応する。)と制御部504、雲台(図示せず。)を駆動するパン軸モータ505、チルト軸モータ506から構成されている。507は、演算処理部であり、演算処理部507は、映像合成部508、制御信号多重回路509、ネットワーク伝送部512および記憶部、例えば、フレームメモリ519で構成されている。514は、操作器、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)であり、操作器のジョイステイックを操作することにより同軸ケーブル513および制御信号多重回路509を介して主カメラ装置501のパン、チルトおよびズームを適宜制御するように構成されている。
515は、モニタを示し、副カメラ装置401および主カメラ装置503で撮像された映像が後述するように演算処理部507で演算処理され、映像合成部508で合成され、合成された出力映像信号510が同軸ケーブル513を介してモニタ515に表示される。512は、ネットワーク伝送部であり、映像合成部508で合成された映像をネットワーク伝送部512、LAN(Local Area Network)ケーブル516を介してネットワーク517に接続され、遠隔地からカメラ装置401および501を制御すると共にカメラ装置の映像をモニタできるように構成されている。
而して、主カメラ部503の映像は、映像合成部508に入力される。一方、固定台部603の側面に取付けられた副カメラ装置401の映像は、それぞれ映像合成部508に入力される。映像合成部508は、それぞれの映像信号をデジタル化し、デジタル化したそれぞれの映像データをフレームメモリ519に記憶させると共に、それぞれ大きさおよび位置を変換して再配置し、1つの画像としてモニタ515に表示する。これについては、後述する。なお、518−1、・・・518−4は、副カメラ装置の広角レンズ部を示している。
次に、副カメラ装置401と主カメラ部503の映像の合成について図1および図3を用いて説明する。図3は、副カメラ401が撮影している視野範囲とその合成の原理を説明するための図である。図3(a)は、例えば、副カメラ401−1で撮像された視野範囲A(図2に示す。)をフレームメモリ519上に記憶された状態を模式的に示す図である。図3(a)において、301は、副カメラ装置401−1で撮像される視野範囲、302は、副カメラ装置401−1で撮像される視野範囲内の所定の撮像範囲を示す。PAは、副カメラ装置401−1で撮像される視野範囲の中心位置、即ち、副カメラ装置401−1の光軸L1を示している。従って、所定の撮像範囲302は、光軸L1を中心としてA1(X0、Y0)、A2(X0、Y1)、A3(X1、Y1)、A4(X1、Y0)で指定する範囲となる。これら座標位置A1、A2、A3、A4で示される撮像範囲は、後述する画像合成のためにフレームメモリ519から切出される範囲の座標を示している。そしてこれらの座標は、適宜隣の副カメラ装置、例えば、副カメラ装置401−2および401−4から切出される撮像範囲の画像とがほぼ連続するように調整される。
図3(b)は、上述のようにしてそれぞれの副カメラ装置401で撮像する視野範囲内の所定の撮像範囲を指定し、これら指定された所定の撮像範囲を切出し、合成し、フレームメモリ519に再配置した状態を示している。即ち、図3(b)において、303は、副カメラ装置401−1の視野範囲、307は、その所定の切出された撮像範囲である。同様に、304は、副カメラ装置401−2の視野範囲、308は、その所定の切出された撮像範囲、PBは、光軸L2である。同様に、305は、副カメラ装置401−3の視野範囲、309は、その所定の切出された撮像範囲、PCは、光軸L1である。同様に、306は、副カメラ装置401−4の視野範囲、310は、その所定の切出された撮像範囲、PDは、光軸L2である。
ここで、副カメラ装置401−2の視野範囲308のB1、B2、B3、B4は、副カメラ装置401−1の視野範囲と同様に、それぞれ(X1、Y0)、(X1、Y1)、(X2、Y1)、(X2、Y0)となる。副カメラ装置401−3および401−4の視野範囲309および310も同様であるので、説明は省略する。即ち、それぞれの副カメラ装置401の視野範囲303〜306は、互いに一部分重なるが、それぞれの副カメラ装置401の撮像範囲307〜310は、それぞれ画像がうまく連続するようにフレームメモリ519から切出され、再配置して合成することにより360°の視野の画像とすることができる。
次に、副カメラ装置401の撮像範囲に主カメラ部503の撮像範囲を表示する方法について説明する。図3(c)は、副カメラ装置401−1の撮像範囲に主カメラ部503の視野範囲を表示している図である。図3(c)において、320は、主カメラ部503の撮像範囲をフレームメモリ519上に記録した状態を模式的に示した図である。Mは、主カメラ部503の光軸を示す。なお、a1、a2、a3、a4は、主カメラ部503の視野範囲を示し、フレームメモリ519から適宜読み出された範囲を模式的に示している。なお、A1〜A4で示す範囲は、図3(a)で示す副カメラ装置401−1の撮像範囲302を示している。
而して、図3(c)に示したように、例えば、副カメラ401−1の撮像範囲302内に主カメラ部503の撮像範囲(a1、a2、a3、a4)を表示するには、まず、主カメラ部503の光軸Mと副カメラ装置401−1の光軸L1(PA)を本発明のカメラ装置を組み立てる時に所定の関係になるように初期設定することが必要である。例えば、本発明のカメラシステムを設置する場合、主カメラ部503の光軸の中心点M(フレームメモリ519上の位置)に副カメラ装置401−1の光軸L1の中心点PA(フレームメモリ519上の位置)が一致するように主カメラ部503および副カメラ装置401−1を調節する。副カメラ装置401−2、401−3、401−4についても同様である。また、他の方法としては、主カメラ部503のイニシアルポジションが、例えば、副カメラ装置401−1の撮像範囲302のA1点と一致するように設定することでも調節が可能である。なお、図3(c)では、主カメラ部503の視野範囲(a1、a2、a3、a4)が副カメラ装置401−1の撮像範囲302により制限されているように見えるが、実際の装置では、副カメラ装置401−1は、広角レンズ518−1を備えており、ほぼ監視すべきエリア全てをカバーすることができる。
次に、上述した主カメラ部503と複数の副カメラ装置401の映像を合成してモニタに表示した状態について図1を用いて説明する。図1において、101は、モニタ515の表示画面、102は、主カメラ部503の拡大された撮像画面、103は、複数の副カメラ装置401の合成された撮像画面を示す。図1から明らかなように複数の副カメラ装置401の撮像画面307〜310が図3(b)で説明したように演算処理部507で演算され、合成され表示される。この表示画面103には、図2で示される視野範囲A、B、C、D、即ち、360°の範囲が平面状に表示されている。また、この表示画面103には、山脈106および建物108、111〜113が撮影されて表示されている。そして、104は、主カメラ部503の撮像画面で、この図では、副カメラ装置401−2の視野範囲Bを主カメラ部503で撮像している状態を示している。なお、撮像画面104は、主カメラ部503の撮像画面であることを示す枠を設けることも可能であり、また、この枠をカラー表示することも可能である。また、主カメラ部503の撮像画面104に対応する画像が拡大されて表示画面102として表示されている。109は、山脈106の拡大図、110は、建物108の拡大図であり、主カメラ部503をズームアップしても撮像画面がどの位置か、またどの場所かを容易に副カメラ装置401の撮像画面103で確認できるので、ユーザのための監視カメラシステムとしては、極めて有効である。105は、主カメラ部503を移動し、副カメラ401−1の視野範囲Aに移動した場合を示している。勿論、このように移動すると主カメラ部503のズームアップされた撮像画面102も変化することは勿論である。
図7は、本発明の他の一実施例を説明するためのブロック図を示す。図7において、701−1、・・・701−nは、図4に示されるカメラ装置が複数台、伝送路702、例えば、LAN(Local Area Network)等でサービスセンタ703および監視事務所704に接続されている場合を示している。特に、広範囲の監視を必要とする地域や建物では、数台から数十台の監視カメラ装置701(監視カメラ装置を総称する場合は、701と称する。)が設置されるのが普通である。なお、複数の監視カメラ装置701のそれぞれは、例えば、図5に示されるカメラ装置501および演算処理部507から構成されている。勿論、複数の監視カメラ装置701が全て図5に示される監視カメラ装置であっても良いし、また、いくつかの監視カメラ装置は、副カメラを持たないものでも良く、設置する場所、監視する対象物により種々の組合せが可能である。
サービスセンタ703は、監視システムの維持管理を行なうもので、監視カメラ701の稼動状況を把握したり、各種設定を行なったり、設定を変更したりするためのCPU705を具えている。CPU705は、監視カメラ装置701−1、・・・701−nそれぞれの動作状態を把握するためのモニタ706および各種設定のための操作器(キーボード、マウス等)707からなる。これらを総称して制御端末装置とも言う。CPU705は、内部に記憶装置708を具え、必要により上述したフレームメモリ519の内容を記憶し、操作器707の指示に基づき、モニタ706上に適宜表示することもできる。
監視事務所704は、監視カメラ装置701−1・・・701−nから送られてくる監視映像を入手するための複数のCPU709(制御端末装置とも言う。)が設置され、また、内部には、記憶部712を設け、必要により上述したフレームメモリ519の内容を記憶し、操作器711の指示に基づき、モニタ710上に適宜表示することもできる。操作器711は、CPU709への入力手段であり、監視者がモニタしたい場所に設置されているカメラ装置の監視映像を選択してモニタすることも可能である。また、CPU709およびモニタ710は、必要に応じて複数の監視カメラ装置701からの監視映像をマルチ表示する機能も有していることは言うまでもない。また、送られてきた画像をプリンタ(図示せず。)に印刷したり、別途設けた記録装置(図示せず。)に長期間記録することも可能である。なお、図7の実施例では、監視事務所の中に複数台の制御端末装置が設置されているが、複数の場所に分散して設置することもできる。また、上記実施例では、サービスセンタ703および監視事務所704とを分けて説明したが、同一の制御端末装置とすることもできる。上述のようなシステム構成とすることにより監視者は、操作器711を操作し、主カメラ装置501および副カメラ装置401の映像を適宜モニタ710に表示することが可能である。
以上説明したように本発明のカメラシステムは、全方位(360°)の監視カメラシステムが実現できる。そして、侵入者や異常があればネットワーク517を介して遠隔地の端末や携帯電話などに通信メールや動画を配信することもできる。これらの機能は、インターネットの接続環境にあれば、簡単に端末に通信メールや動画を配信することができる。また、監視事務所等にサーバを設置すれば、離れた場所からでも異常部分を切取り、記録したり、録画映像を閲覧できるほか、リアルタイムでの監視も可能である。従って、保育園、学校等の公共施設、コンビニエンスストアなどの商業施設のセキュリテイ、更には、福祉、介護、育児などの分野にも広く利用ができるシステムの実現が可能となる。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は、ここに記載されたカメラシステムおよびカメラ映像の表示方法に限定されるものではなく、上記以外のカメラシステムおよびカメラ映像の表示方法に広く適応することが出来ることは、言うまでも無い。
本発明の一実施例の画像表示画面を示す図である。 本発明の構成を説明するための図である。 本発明の映像の合成を説明するための図である。 本発明の一実施例の外観図を示す図である。 本発明のカメラシステムの概略構成を示すブロック図である。 従来のカメラ装置の一例を示す外観図である。 本発明の他の一実施例の概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
101:表示画面、102:主カメラ部の拡大された撮像画面、103:複数の副カメラ装置の合成された撮像画面、104、105:主カメラ部の撮像画面、106、109:山脈、108、110、111、112、113:建物、301、303、304、305、306:副カメラ装置の視野範囲、302、307、308、309、310:副カメラ装置の切出された撮像範囲、320:主カメラ部の視野範囲、401:副カメラ装置、501:主カメラ装置、502:光学系、503:主カメラ部、504:制御部、505:パン軸モータ、506:チルト軸モータ、507:演算処理部、508:映像合成部、509:制御信号多重回路、510:出力映像信号、511:制御信号、512:ネットワーク伝送部、513:同軸ケーブル、514:操作器、515:モニター、516:LANケーブル、517:ネットワーク、519:記憶部、701:監視カメラ、702:伝送路、703:サービスセンタ、704:監視事務所。

Claims (3)

  1. 主カメラ部と、複数の副カメラ装置および上記主カメラ部からの映像信号と上記複数の副カメラ装置からの映像信号を合成する演算処理部からなり、上記演算処理部は、上記複数の副カメラ装置からの映像信号を合成した画像に上記主カメラ部の撮像視野範囲を表示する機能を有することを特徴とするカメラシステム。
  2. 請求項1記載のカメラシステムにおいて、更に、端末装置を有し、上記演算処理部の出力は、伝送路を介して上記端末装置に結合され、上記端末装置は、上記主カメラ部、上記複数の副カメラ装置および上記可動機構部を制御する機能を有することを特徴とするカメラシステム。
  3. 主カメラ部と、複数の副カメラ装置、上記主カメラ部からの映像信号と上記複数の副カメラ装置からの映像信号を合成する演算処理部および上記演算処理部の出力を表示する表示装置とからなるカメラシステムにおいて、上記複数の副カメラ装置からの映像信号を合成した映像に上記主カメラ部の視野範囲を示す表示をすることを特徴とするカメラ映像の表示方法。
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