JP2005201543A - Air conditioner - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、補助電源として太陽電池を備えた空気調和機に関する。 The present invention relates to an air conditioner including a solar cell as an auxiliary power source.
太陽電池および空気清浄機を備え、太陽電池の出力電圧が所定値を超えているときに、その太陽電池の出力を空気清浄機の集塵ユニットに供給してイオン風運転(ファン停止)を実施する空気調和機がある(例えば特許文献1)。 Equipped with a solar cell and air cleaner, when the output voltage of the solar cell exceeds the specified value, the output of the solar cell is supplied to the dust collector unit of the air cleaner to perform ion wind operation (fan stop) There is an air conditioner (for example, Patent Document 1).
一方、太陽電池を有していないが、室内空気を室外に排出する排気装置および室内空気のごみや埃を取り除く電気集塵機を備えた空気調和機がある(例えば特許文献2)。
上記の太陽電池および空気清浄機を備えた空気調和機の場合、太陽電池は空気清浄機の電源として使用されているだけである。しかも、天候が悪かったり日射量が少なくて太陽電池の出力電圧が低下した場合は空気清浄機は運転されず、少量ながらも生じる太陽電池のせっかくの発電出力が何も利用されない。 In the case of an air conditioner equipped with the above solar cell and air cleaner, the solar cell is only used as a power source for the air cleaner. In addition, when the weather is bad or the amount of solar radiation is low and the output voltage of the solar cell is reduced, the air cleaner is not operated, and no precious power generation output of the solar cell is used even though the amount is small.
この発明は上記の事情を考慮したもので、その目的は、天候や日射量に応じた太陽電池の出力変化にかかわらず、その太陽電池の出力を最大限に効率良く使用しながら室内の快適環境を得ることが可能な空気調和機を提供することにある。 The present invention takes the above circumstances into consideration, and its purpose is to provide a comfortable indoor environment while maximally and efficiently using the output of the solar cell regardless of changes in the output of the solar cell according to the weather and the amount of solar radiation. It is providing the air conditioner which can obtain.
請求項1に係る発明の空気調和機は、消費電流が異なる複数の運転パターンを有するものであって、この空気調和機に電力を供給する太陽電池と、前記各運転パターンのうち前記太陽電池の出力に見合う運転パターンを選択する発電自動運転を実行する制御手段と、を備えている。 The air conditioner of the invention according to claim 1 has a plurality of operation patterns with different current consumption, and a solar cell for supplying power to the air conditioner, and the solar cell among the operation patterns. And a control means for executing a power generation automatic operation for selecting an operation pattern suitable for the output.
この発明によれば、太陽電池の出力に見合う発電自動運転の機能を備えることにより、天候や日射量に応じた太陽電池の出力変化にかかわらず、その太陽電池の出力を最大限に効率良く使用しながら室内の快適環境を得ることが可能な空気調和機を提供できる。 According to the present invention, by providing a function of automatic power generation suitable for the output of the solar cell, the output of the solar cell can be used to the maximum efficiency regardless of changes in the output of the solar cell according to the weather and the amount of solar radiation. An air conditioner that can provide a comfortable indoor environment can be provided.
[1]第1の実施形態
以下、この発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。まず、室内機の内部および換気ユニットを図1に示している。
1は室内機で、開閉自在な前面パネル1aに吸込口2、上面部に吸込口3、下面部に吹出口4を有し、吸込口2,3から吹出口4にかけて通風経路を形成している。前面パネル1aの吸込口2には、運転/停止時に通風路を閉止するための開閉パネル2aが設けられている。吹出口4には前後2枚の上下風向板いわゆるルーバ5が設けられている。ルーバ5は、吹出風の上下方向調節手段として機能するほかに、吹出口4を開閉するカバーとしても機能する。
[1] First embodiment
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. First, the interior of the indoor unit and the ventilation unit are shown in FIG.
1 is an indoor unit, which has a
吸込口2,3から吹出口4にかけての通風経路には、室内熱交換器6および室内ファン7が配設され、さらに吸込口2と室内熱交換器6との間に空気を清浄する電気集塵機8が設けられている。室内ファン7は、室内空気を吸込口2,3を通して吸込み、その吸込み空気を電気集塵機8および室内熱交換器6に通して吹出口4から室内に吹出す。室内空気は、電気集塵機8および室内熱交換器6を通って循環することになる。
An
電気集塵機8は、通過する空気に含まれている“ごみ”“埃”“塵”などの粒子に電荷を加える電離部および帯電された粒子を吸着するための電荷を加える集塵部からなる2段式の電極部を有し、吸込み空気から“ごみ”“埃”“塵”を除去する本来の電気集塵機として機能する。
The
吸込口2と電気集塵機8との間に、室内の環境を検知する検知手段として、室内温度センサ11、室内湿度センサ12、ガスセンサ(汚れ検知手段)13が設けられている。これらセンサ11,12,13の配設位置は、室内ファン7の運転時に室内空気の通風路となり、換気ユニット20の運転時にも室内空気の通風路となる。これらセンサにより、室内空気の温度・湿度・汚れをそれぞれ検知することができる。
Between the
室内熱交換器6の下流側の通風経路に臨む位置に換気ユニット20が設けられている。換気ユニット20は、換気ファンおよび吸込口21,22を備え、室内熱交換器6を経た空気を吸込口21から取込んで当ユニットに連結されている換気ダクト24により室外に排出する室内機内空気排出用流路を有するとともに、電気集塵機8よび室内熱交換器6に流入する前の室内空気を吸込口22から取込んで換気ダクト24により室外に排出する室内空気排出用流路を有している。また、換気ユニット20は、流路開閉用のダンパ23を内蔵し、上記2つの流路のいずれか一方のみ開放して他方を閉塞する機能、2つの流路を共に閉塞する機能などを有している。換気ダクト24は、住居の壁面等を通して室外に導出されている。
A ventilation unit 20 is provided at a position facing the ventilation path on the downstream side of the
冷凍サイクルおよび制御回路の構成を図2に示している。
室外機30は、圧縮機31、四方弁32、室外熱交換器33、減圧器たとえば電子膨張弁34、室外ファン35などを有している。圧縮機31は、冷媒を吸込口から吸込み、その吸込んだ冷媒を圧縮して吐出口から吐出する。この圧縮機31の吐出口に四方弁32を介して室外熱交換器33が配管接続され、その室外熱交換器33に電子膨張弁34を介して上記室内熱交換器6が配管接続されている。そして、室内熱交換器6に四方弁32を介して圧縮機31の吸込口が配管接続されている。
The configuration of the refrigeration cycle and the control circuit is shown in FIG.
The
冷房運転時は、圧縮機31から吐出された冷媒が図示実線矢印の方向に流れ、室外熱交換器33が凝縮器、室内熱交換器6が蒸発器として機能する。暖房運転時は、四方弁32が切換わることにより、圧縮機31から吐出された冷媒が図示破線矢印の方向に流れ、室内熱交換器6が凝縮器、室外熱交換器33が蒸発器として機能する。
During the cooling operation, the refrigerant discharged from the
上記室内制御器40は、室内機1を制御する。この室内制御器40に、ルーバモータ5M、室内ファンモータ7M、電気集塵機8、室内温度センサ11、室内湿度センサ12、ガスセンサ13、換気ユニット20、太陽電池(太陽電池モジュールともいう)41、運転切換スイッチ(操作手段)42、および受光部43が接続されている。太陽電池41は、光を受けることにより発電し、受光量に応じた所定の電圧を出力するもので、図4に示すように、所定の電流消費に伴って発電電圧が急に低下する特性を有している。運転切換スイッチ42は、後述の通常運転モードおよび発電自動運転モードのいずれかの実行を指定するために用意されている。受光部43は、運転条件設定用のリモートコントロール式の操作器(リモコンという)44から発せられる赤外線光を受光する。
The
リモコン44は、文字や画像をドットパターンで表示する液晶表示部を備えるとともに、エアコン運転/停止(冷房・暖房)、空気清浄運転/停止、除湿運転/停止、タイマ運転、室内温度、快眠運転、室内湿度、風量、風向、ルーバスイング、切タイマ時間設定、タイマ予約、自動換気運転など通常運転モードに関する各種運転条件を設定する複数の操作釦を有するほかに、上記太陽電池の出力電圧に見合う発電自動運転モードの設定釦を有している。なお、自動換気運転は、換気ユニット20の運転/停止および排出量を、上記各センサの検知結果に応じて制御する運転のことである。 The remote controller 44 includes a liquid crystal display unit that displays characters and images in a dot pattern, air conditioner operation / stop (cooling / heating), air purifying operation / stop, dehumidification operation / stop, timer operation, room temperature, pleasant sleep operation, In addition to having multiple operation buttons for setting various operating conditions related to the normal operation mode such as indoor humidity, air volume, wind direction, loubusing, off timer time setting, timer reservation, automatic ventilation operation, etc., power generation suitable for the output voltage of the above solar cell It has an automatic operation mode setting button. The automatic ventilation operation is an operation for controlling the operation / stop and the discharge amount of the ventilation unit 20 according to the detection result of each sensor.
また、室内制御器40に、室外制御器50が接続されている。室外制御器50は、室外機30を制御する。この室外制御器50に、四方弁32、電子膨張弁34、室外ファン35、およびインバータ51が接続されている。インバータ51は、商用交流電源60の交流電圧を整流し、その整流後の電圧を室外制御器50からの指令に応じた周波数の交流電圧に変換し、出力する。この出力が圧縮機31に対する駆動電力となる。
An
商用交流電源60の交流電圧は、室内制御器40にも動作用として供給される。この室内制御器40の要部の構成を図3に示す。
商用交流電源60の電圧(例えば100V)がヒューズ61を介してダイオードブリッジの整流回路62が供給され、その整流回路62の出力電圧が平滑用コンデンサ63で平滑される。平滑された直流電圧は、自励式のDC−DCコンバータ64によって例えば12Vの直流電圧に変換される。この直流電圧が、電気集塵機8および主制御部65に動作用電圧として供給される。主制御部65は、CPUおよびその周辺回路からなる。
The AC voltage of the commercial
A voltage (for example, 100 V) of the commercial
主制御部65には、上記した電気集塵機8、室内温度センサ11、室内湿度センサ12、ガスセンサ13、運転切換スイッチ42、受光部43、インバータ51が接続されているほかに、リレー66,67、速度切換回路68,69が接続されている。リレー66は常開接点66aを有し、その常開接点66aが商用交流電源60とインバータ51との間の通電路に挿接されている。速度切換回路68は、整流回路62の出力電圧を主制御部65からの指令に応じたレベル(高・中・低)の電圧に変換して出力する。この出力が室内ファンモータ7Mに供給される。速度切換回路69は、換気ファンモータ20Mの各速度タップに対する通電を切換える。
The
また、上記太陽電池41の出力電圧が、逆流防止用ダイオード74および上記リレー66の常開接点67aを介して整流回路62の出力端に印加される。そして、太陽電池41の出力端に電圧検出回路70が接続されている。電圧検出回路70は、太陽電池41の出力電圧が印加される抵抗器71,72の直列回路、その抵抗器72の両端に接続されたフォトカプラ(発光ダイオード)73を有し、太陽電池41の出力電圧レベルが予め定められている設定値以上になるとその旨の信号を出力する。この出力信号が主制御部65に供給される。
The output voltage of the
太陽電池41の出力電圧は、予め整流回路62の出力電圧よりも高めに設定されている。したがって、太陽電池41の出力電圧が十分ある場合は太陽電池41の出力電圧が負荷側に供給されるが、負荷電流が増加して太陽電池41の出力電圧が下がり、整流回路62の出力電圧と同じになれば、太陽電池41の出力から不足する電流分だけ商用交流電源60に基づく整流回路62の出力から供給される。この際、太陽電池41の出力電圧は整流回路62の出力電圧と同じ値となる。
The output voltage of the
つぎに、上記の構成の作用を図5のフローチャートを参照しながら説明する。
運転切換スイッチ42またはリモコン44で通常運転モードが選択されている場合は、エアコン運転/停止(冷房・暖房)、空気清浄運転/停止、除湿運転/停止、タイマ運転、快眠運転、ルーバスイング、自動換気運転などの通常運転が実行される。
Next, the operation of the above configuration will be described with reference to the flowchart of FIG.
When the normal operation mode is selected by the
運転切換スイッチ42またはリモコン44で発電自動運転モードが選択されると、ルーバ5が空気清浄に適した所定開度に開かれ、一旦、全ての運転が停止されるとともに、リレー67が付勢されてその常開接点67aが閉じる。この状態で、太陽電池41の出力電圧が予め定められている設定値以上であれば、すなわち消費されている電力が太陽電池41の出力で全て賄われる状態にあれば、その旨の信号が電圧検出回路70から主制御部65に供給される。この供給に基づき、消費電流が最も小さい運転パターンとして“モード1”の運転が実行される。
When the automatic power generation operation mode is selected by the
“モード1”の運転では、主制御部65から電気集塵機8に動作開始が指令される。この場合、太陽電池41の出力電圧が整流回路62の出力端に印加され、その印加電圧は整流回路62の出力電圧よりもレベルが高い。したがって、レベルが高い方の太陽電池41の出力電圧がDC−DCコンバータ64で直流電圧に変換され、そのDC−DCコンバータ64の出力によって電気集塵機8が動作する。
In the “mode 1” operation, the
こうして、電気集塵機8が動作することにより、室内空気中の“ごみ”“埃”“塵”が取り除かれる。
Thus, by operating the
“モード1”の運転に入ってからしばらくの時間が経過した後、太陽電池41の出力電圧が引き続き設定値以上であれば(電圧検出回路70で検出されている)、“モード1”よりも1ステップ分だけ消費電流の多い運転パターンとして“モード2”の運転が実行される。
If the output voltage of the
“モード2”の運転では、主制御部65から電気集塵機8に動作開始が指令されつつ、主制御部65から速度切換回路68に低速度出力が指令される。すなわち、室内ファン7が低速度回転するとともに、電気集塵機8が動作する。
In the “
こうして、室内ファン7が低速度回転しながら電気集塵機8が動作することにより、室内空気が室内機1に吸込まれながら、その吸込み空気中の“ごみ”“埃”“塵”が取り除かれる。
In this way, the
ただし、“モード1”の運転に入ってからしばらくの時間が経過した後、太陽電池41の出力電圧が設定値未満に低下していれば(電圧検出回路70で検出される)、すなわち消費されている電力が太陽電池41で賄いきれずに商用交流電源60に基づく整流回路62の出力からも供給されるようになると、同じ“モード1”の運転が一定時間だけ継続されてから、1つ前の運転パターンとして、電気集塵機8の動作が停止される。
However, if the output voltage of the
電気集塵機8の動作停止からしばらくの時間が経過した後、太陽電池41の出力電圧が設定値以上に回復すると、“モード1”の運転が再び実行される。
After a while after the operation of the
一方、“モード2”の運転に入ってからしばらくの時間が経過した後、太陽電池41の出力電圧が引き続き設定値以上を維持していれば、“モード2”よりも1ステップ分だけ消費電流の多い運転パターンとして“モード3”の運転が実行される。
On the other hand, if the output voltage of the
“モード3”の運転では、主制御部65から電気集塵機8に動作開始が指令されつつ、主制御部65から速度切換回路68に中速度出力が指令される。すなわち、室内ファン7が中速度回転するとともに、電気集塵機8が動作する。
In the “mode 3” operation, the
こうして、室内ファン7が中速度回転しながら電気集塵機8が動作することにより、さらに多くの室内空気が室内機1に吸込まれながら、その吸込み空気中の“ごみ”“埃”“塵”が取り除かれる。
In this way, the
ただし、“モード2”の運転に入ってからしばらくの時間が経過した後、太陽電池41の出力電圧が設定値未満に低下していれば、同じ“モード2”の運転が一定時間だけ継続されてから、1つ前の運転パターンである“モード1”の運転に戻る。
However, if the output voltage of the
また、“モード3”の運転に入ってからしばらくの時間が経過した後、太陽電池41の出力電圧が引き続き設定値以上を維持していれば、そのまま“モード3”の運転が継続される。
In addition, after a lapse of a while from the start of the “mode 3” operation, if the output voltage of the
ただし、“モード3”の運転に入ってからしばらくの時間が経過した後、太陽電池41の出力電圧が設定値未満に低下していれば、同じ“モード3”の運転が一定時間だけ継続されてから、1つ前の運転パターンである“モード2”の運転に戻る。同じモードの運転が一定時間だけ継続されることにより、太陽電池41に雲がかかるなどして太陽電池41の出力電圧が低下しても、一定時間の間であれば、モードは変更されず、室内ファン7の風量は変わらない。この制御によって風量が頻繁に変わると、それに伴う送風音や風量の変化が居住者に不快感を与える可能性があるが、そのような不具合を未然に防止することができる。なお、この一定時間の運転継続に際し、太陽電池41の出力電圧が整流回路62の出力電圧よりも低下した場合は、その間だけ整流回路62の出力が使用される。なお、電圧検出回路70の出力に同期させて即座にモードを切り替えれば、完全に太陽電池41のみの出力で賄いきれる消費電力の運転パターンが選定される。その結果、商用交流電源60からの電力供給をほぼ零にすることも可能である。
However, if the output voltage of the
このように、発電自動運転では、太陽電池41の出力に見合うように電気集塵機8および室内ファン7が選択的に動作し且つ室内ファン7の速度が切換わることにより、太陽電池41の発電量でまかない得る範囲内で、最大の効果が得られる空調が実施される。したがって、特に、使用者が外出して留守の場合などでは、太陽電池41の出力を最大限に効率良く使用しながら室内の快適環境を最適化することができる。この際、商用交流電源60の電力を使用しないことも含め、省エネルギ効果が得られる。
As described above, in the automatic power generation operation, the
ルーバ5は、太陽電池41の発電量の増減にかかわらず、発電自動運転の選択時は一定の開状態を維持する。これにより、雲などの影響で太陽電池41の発電量が増減し、運転のオンとオフが繰り返されたとしても、ルーバ5が頻繁に開閉動作を繰り返すことはなく、室内への吹出風の方向が空気清浄に適した一定の状態たとえば斜め下方向に保たれる。
The louver 5 maintains a constant open state when the automatic power generation operation is selected, regardless of the increase or decrease in the power generation amount of the
なお、運転パターンの数として“モード1”“モード2”“モード3”を用意したが、その個数に限定はない。
Although “mode 1”, “
一方、通常運転の場合も、リレー67aが付勢されて常開接点67aが閉じ、太陽電池41の出力電圧が整流回路62の出力系統に印加される。発電自動運転および通常運転のいずれにおいても、図6に示すように、太陽電池41の発電量が十分でその出力電圧が商用交流電源60に基づく整流回路62の出力電圧よりも高ければ、太陽電池41の出力電圧によって室内機1が運転され、室内機1の負荷電流が増大して、太陽電池41の発電量では運転を賄い切れない状態になると、太陽電池41の出力電圧は整流回路62の出力電圧と同じレベルまで低下する。この状態では、太陽電池41の出力が最大限負荷に供給されつつ、不足分の電力が商用交流電源60によって賄われる。
On the other hand, also in the normal operation, the
(2)第2の実施形態について図7のフローチャートにより説明する。
運転切換スイッチ42またはリモコン44で発電自動運転モードが選択されると、ルーバ5が空気清浄に適した所定開度に開かれ、一旦、全ての運転が停止される。この状態で、太陽電池41の出力電圧が予め定められている設定値以上であれば、その旨の信号が電圧検出回路70から主制御部65に供給される。この供給に基づき、ガスセンサ13によって室内空気の汚れが検出される。
(2) The second embodiment will be described with reference to the flowchart of FIG.
When the automatic power generation operation mode is selected by the
ガスセンサ13の検出値がある値以上であれば、太陽電池41の出力電圧により電気集塵機8および室内ファン7が動作して、空気清浄運転が実施される。この空気清浄運転により、室内空気中の“ごみ”“埃”“塵”が取り除かれる。
If the detected value of the
ガスセンサ13の検出値がある値未満の場合は、太陽電池41の出力電圧により換気ファンモータ20Mが動作して、換気運転が実施される。この換気運転により、室内空気が室外に排出される。
When the detection value of the
しばらくの時間が経過した後、太陽電池41の出力電圧が判定される。太陽電池41の出力電圧が設定値以上の状態にあれば、太陽電池41の出力電圧により、電気集塵機8および室内ファン7が動作して空気清浄運転が実施され、かつ換気ファンモータ20Mが動作して換気運転が実施される。この空気清浄運転および換気運転により、室内空気中の“ごみ”“埃”“塵”が取り除かれるとともに、室内空気が室外に排出される。
After a while, the output voltage of the
しばらくの時間が経過した後、太陽電池41の出力電圧が再び判定される。太陽電池41の出力電圧が設定値以上の状態を維持していれば、空気清浄運転および換気運転が継続される。ただし、太陽電池41の出力電圧が設定値未満に低下していれば、前回の運転である空気清浄運転のみが一定時間継続される。この一定時間後、ガスセンサ13の検出値がある値以上であれば空気清浄運転が継続され、ガスセンサ13の検出値がある値未満であれば換気運転が実施される。
After a while, the output voltage of the
以後、太陽電池41の出力電圧レベルおよびガスセンサ13の検出値に応じて、同様の動作が繰り返される。
Thereafter, the same operation is repeated according to the output voltage level of the
このように、太陽電池41の出力電圧に見合うように、しかも室内空気の汚れ具合に応じて、空気清浄運転および換気運転を選択的に実施することにより、太陽電池41の発電量でまかない得る範囲内で、最大の効果が得られる空調が実施される。したがって、天候や日射量に応じた太陽電池41の出力変化にかかわらず、また使用者が外出して留守の場合も、太陽電池41の出力を最大限に効率良く使用しながら室内の快適環境を得ることができる。商用交流電源60の電力を使用しないことも含め、省エネルギ効果が得られる。
Thus, the range which can be covered with the electric power generation amount of the
他の構成および作用は第1の実施形態と同じなので、その説明は省略する。 Since other configurations and operations are the same as those of the first embodiment, description thereof is omitted.
(3)第3の実施形態について説明する。
この第3の実施形態では、空気調和機の例として空気清浄機を説明しており、図8の電気回路に示すように、空気清浄に必要な機器のみが搭載されている。空気清浄機は、図9に示すように、本体90の前面に空気吸込口91を有し、その空気吸込口91の内側にフィルタ92および室内ファン7を設けている。室内ファン7が動作すると、室内空気が空気吸込口91を通して本体90内に吸込まれ、その吸込み空気に含まれている“ごみ”“埃”“塵”がフィルタ92で取り除かれる、フィルタ92を通った空気は、本体90の背面の空気排出口93から室内に排出される。
(3) A third embodiment will be described.
In the third embodiment, an air cleaner is described as an example of an air conditioner, and only devices necessary for air purification are mounted as shown in the electric circuit of FIG. As shown in FIG. 9, the air cleaner has an
図10のフローチャートを参照しながら作用を説明する。
運転切換スイッチ42またはリモコン44で通常運転モードが選択されている場合は、室内ファン7が所定速度で動作して通常の空気清浄運転が実行される。
The operation will be described with reference to the flowchart of FIG.
When the normal operation mode is selected with the
運転切換スイッチ42またはリモコン44で発電自動運転モードが選択されると、一旦、全ての運転が停止されるとともに、リレー67が付勢されてその常開接点67aが閉じる。この状態で、太陽電池41の出力電圧が予め定められている設定値以上であれば、その旨の信号が電圧検出回路70から主制御部65に供給される。この供給に基づき、太陽電池41の出力電圧により、室内ファン7が低速度で動作する(負荷小)。
When the automatic power generation operation mode is selected by the
しばらくの時間が経過した後、太陽電池41の出力電圧が判定される。太陽電池41の出力電圧が引き続き設定値以上の状態にあれば、太陽電池41の出力電圧により、室内ファン7が中速度で動作する(負荷中)。ただし、太陽電池41の出力電圧が設定値未満に低下していれば、前回の運転である室内ファン7の低速度動作が一定時間継続され、その継続後、最初の運転停止に戻る。
After a while, the output voltage of the
室内ファン7が中速度で動作してから、しばらくの時間が経過した後、太陽電池41の出力電圧が再び判定される。太陽電池41の出力電圧が設定値以上の状態を維持していれば、太陽電池41の出力電圧により、室内ファン7が高速度で動作する(負荷大)。一方、太陽電池41の出力電圧が設定値未満に低下していれば、室内ファン7の中速度動作が一定時間継続され、その継続後、前回の運転である室内ファン7の低速度動作(負荷小)に戻る。
After a while has elapsed since the
室内ファン7が高速度で動作してから、しばらくの時間が経過した後、太陽電池41の出力電圧が再び判定される。太陽電池41の出力電圧が設定値以上の状態を維持していれば、室内ファン7の高速度動作が継続される(負荷大)。一方、太陽電池41の出力電圧が設定値未満に低下していれば、室内ファン7の高速度動作が一定時間継続され、その継続後、前回の運転である室内ファン7の中速度動作(負荷中)に戻る。
After some time has elapsed since the
以後、太陽電池41の出力電圧レベルに応じて、同様の動作が繰り返される。
Thereafter, the same operation is repeated according to the output voltage level of the
このように、太陽電池41の出力電圧に見合うように、負荷の異なる空気清浄運転を選択的に実施することにより、太陽電池41の発電量でまかない得る範囲内で、最大の効果が得られる空調が実施される。したがって、天候や日射量に応じた太陽電池41の出力変化にかかわらず、また使用者が外出して留守の場合も、太陽電池41の出力を最大限に効率良く使用しながら室内の快適環境を得ることができる。商用交流電源60の電力を使用しないことも含め、省エネルギ効果が得られる。
(4)なお、太陽電池41の定格出力電圧のレベルが整流回路62の出力電圧レベルよりも低い場合は、図3に二点鎖線で示すように、太陽電池41の出力電圧を昇圧するための昇圧回路80が採用される。この場合、太陽電池41の出力電圧が低下すれば、昇圧回路80の出力電圧も低下し、商用交流電源60に基づく整流回路62の出力が負荷の運転に使用される。
その他、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
In this way, air conditioning that achieves the maximum effect within a range that can be covered by the amount of power generated by the
(4) Note that when the level of the rated output voltage of the
In addition, the present invention is not limited to the above-described embodiments as they are, and can be embodied by modifying the constituent elements without departing from the scope of the invention in the implementation stage. In addition, various inventions can be formed by appropriately combining a plurality of components disclosed in the embodiment. For example, some components may be deleted from all the components shown in the embodiment. Furthermore, you may combine the component covering different embodiment suitably.
1…室内機、2…吸込口、3…吸込口、4…吹出口、5…ルーバ(風向調整板)、6…室内熱交換器、7…室内ファン、8…電気集塵機、11…室内温度センサ、12…室内湿度センサ、13…ガスセンサ、20…換気ユニット、31…圧縮機、32…四方弁、33…室外熱交換器、34…電子膨張弁、40…室内制御器、41…太陽電池、42…運転切換スイッチ、44…リモコン(操作手段)、60…商用交流電源、65…主制御、70…電圧検出回路 DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Indoor unit, 2 ... Suction port, 3 ... Suction port, 4 ... Air outlet, 5 ... Louver (wind direction adjustment board), 6 ... Indoor heat exchanger, 7 ... Indoor fan, 8 ... Electric dust collector, 11 ... Indoor temperature Sensor: 12 ... Indoor humidity sensor, 13 ... Gas sensor, 20 ... Ventilation unit, 31 ... Compressor, 32 ... Four-way valve, 33 ... Outdoor heat exchanger, 34 ... Electronic expansion valve, 40 ... Indoor controller, 41 ... Solar cell , 42 ... operation changeover switch, 44 ... remote control (operation means), 60 ... commercial AC power supply, 65 ... main control, 70 ... voltage detection circuit
Claims (3)
この空気調和機に電力を供給する太陽電池と、前記各運転パターンのうち前記太陽電池の出力に見合う運転パターンを選択する発電自動運転を実行する制御手段と、を備えたことを特徴とする空気調和機。 In an air conditioner having a plurality of operation patterns with different current consumption,
An air comprising: a solar cell that supplies electric power to the air conditioner; and a control unit that executes an automatic power generation operation that selects an operation pattern that matches the output of the solar cell among the operation patterns. Harmony machine.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004008224A JP2005201543A (en) | 2004-01-15 | 2004-01-15 | Air conditioner |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=34821656
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005201543A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007132610A (en) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Hitachi Appliances Inc | Air conditioner |
-
2004
- 2004-01-15 JP JP2004008224A patent/JP2005201543A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007132610A (en) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Hitachi Appliances Inc | Air conditioner |
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