JP2005195939A - プロジェクタ投影制御システムおよびプロジェクタ投影制御方法 - Google Patents

プロジェクタ投影制御システムおよびプロジェクタ投影制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】広い範囲を対象としたユーザ利用表示領域を低コストで実現し,かつ投影されるコンテンツの表示精度を向上させる。
【解決手段】プロジェクタの投影可能範囲4にタッチセンサ2等の指定領域取得手段を設け,ユーザの領域を指定する指などの動きを検出する。指定領域取得手段により,ユーザから指定されたユーザ指定領域3を取得すると,そのユーザ指定領域3を含む最小の領域を,プロジェクタの投影範囲5として決定する。決定したプロジェクタの投影範囲5にコンテンツを投影できるようにプロジェクタ1を制御し,プロジェクタ1によるコンテンツの投影を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は,テレビやコンピュータの画面出力をモニタへ表示再生するための表示装置およびその制御方法に関し,特に街頭などでプロジェクタ投影する環境において,ユーザの指定した領域に適切にプロジェクタ投影できるように,プロジェクタの向きやズームの制御を行うシステムおよびその方法に関する。
ユーザが自由に使える街頭などでの情報表示端末に関する技術として,特許文献1(「街頭表示装置を有する電光掲示板システム」)には,ユーザが入力した文字や図形を街頭端末に表示できるシステムが記載されている。しかし,このシステムではコンテンツがどこに表示されるかが分からないため,表示画面が大きい場合には思わぬ位置に表示されてしまう恐れがあった。
このような公衆環境における表示システムでは,ユーザにあらかじめ表示する位置や大きさ,形状などの表示領域を指定させ,その特定の表示領域に表示する方法が有効である。また,複数ユーザが同時に使用することも予測される。そのため,タッチパネルなどでユーザが表示領域を指定するための指定領域や,ディスプレイもしくはプロジェクタなどの表示領域を広く設置しておく必要がある。
また,複数のユーザが情報表示端末を利用するのであれば,あらかじめ複数のコンピュータを設置しておくことでも実現できるが,設置場所の確保やコンピュータの盗難対策などが必要であり,「ユーザが立っているその位置で」などのような移動できる空間でコンテンツを視聴することができない。また,その場に居合わせた複数のユーザでコンテンツを視聴したり共有・交換したりといった状況には不向きである。
一方,プロジェクタによる表示制御技術には,例えば,特許文献2(「ビデオプロジェクター装置」)に記載された技術がある。特許文献2に記載された技術では,希望する画面サイズを入力するだけで自動的にプロジェクタのズームレンズの位置を調整し,表示画面サイズを拡大縮小することが可能となっている。
特開2003−15567号公報 特開平5−323451号公報
ユーザが指定した任意の領域に情報を表示する際に,タッチパネル付きのディスプレイを用いてユーザの指定した領域を検出し,その領域に表示することができるが,タッチパネルディスプレイのサイズには限界(現在60インチ程度)があり,これらを並べて利用したとしても経済的なコストが非常に高くなってしまうという問題がある。
また,プロジェクタが投影するスクリーンにタッチセンサを設置すれば,タッチパネル付きのディスプレイと同様の機能を実現し,さらに画面領域の拡大化を比較的容易に実現することができる。しかし,広い範囲で使えるように大きく投影すると画面サイズあたりの表示精度が粗くなってしまうという問題がある。
本発明は,ユーザが指定した領域にできるだけ狭くプロジェクタを投影することができる手段を提供することにより,上記問題点を解決することを目的とする。
本発明は,上記の課題を解決するため,ユーザが指定した領域を検出し,その部分だけにプロジェクタが投影するように投影の向きやサイズを制御し,コンテンツを表示することを特徴とする。また,領域が拡張・縮小されたり,新たに別のユーザが利用したり,利用を終了したりする場合でも,常にあるいは定期的に領域に対するユーザの操作指示を検出し,表示領域として必要な領域だけを抽出し,その部分だけに投影されるように制御することを特徴とする。
図1は,センサによるユーザ指定領域の検出を示す図であり,図2は,カメラによるユーザ指定領域の検出を示す図である。ユーザ指定領域3を検出するためには,例えば図1に示すように,プロジェクタの投影可能範囲4に対して,光学式のタッチセンサ2を設置し,ユーザの領域を指定する指などの動きを検出する方法がある。
また,図2のように,プロジェクタの投影可能範囲4を見渡せるカメラ6を設置し,ユーザが指定する領域をカメラ6で検出することもできる。この場合には,ユーザの指の形や皮膚の色によりユーザの領域を指定する指の動きを検出することもできるが,ユーザに指定色のポインティングマーカーを利用させれば,効率の良いユーザ指定領域3の検出処理が可能となる。また,領域の位置を正確に測定するために,カメラ6による検出位置と,ユーザが指定した位置,すなわちプロジェクタ1が投影すべき位置との対応付けをあらかじめ行っておく必要がある。
図3は,プロジェクタの投影範囲を示す図である。図1または図2に示す方法により検出されたユーザ指定領域3の位置と形状とを取得し,図3のように,ユーザ指定領域3を含む最小の領域に投影が最大になるように,プロジェクタ1が投影する大きさと向きとを算出し,プロジェクタの投影範囲5を定める。
なお,プロジェクタ1が1台の場合には,プロジェクタの投影可能範囲4が限定されてしまうが,プロジェクタ1を複数台設置するか,1台のプロジェクタ1を上下左右に移動あるいは回転させることで,プロジェクタの投影可能範囲4を広げることが可能である。また,ユーザがまったく利用していない状況では何ら投影しなくてよい。
本発明によれば,1台もしくは少ない台数のプロジェクタで,広い範囲を対象としたユーザ利用表示領域を確保することができる。また,投影されるコンテンツの表示精度を向上させることもできる。
特に,プロジェクタを用いて必要な位置に最低限のサイズで投影させることにより,街頭などの公衆スペースにおいてユーザが指定した任意の領域に情報を表示する際に,表示場所,特に利用可能な広さに関する制約を排除し,設置の自由度を増すことが可能なシステムを,低コストで実現することができるようになる。
以下,本発明の実施の形態について図を用いて説明する。図4は,本発明の実施の形態に係るプロジェクタ投影制御システムの構成例を示す図である。ここでは,複数台のプロジェクタ1を用いた例について説明する。
プロジェクタ投影制御システムは,領域入力部10,指定領域取得部21,プロジェクタ選択部22,投影サイズ変換部23,投影位置変換部24,コンテンツ決定部25,コンテンツ取得部26,投影データ生成部27,プロジェクタ投影データ記憶部28,コンテンツDB(データベース)29,投影装置制御部30,複数台のプロジェクタ1から構成される。ここで,指定領域取得部21,プロジェクタ選択部22,投影サイズ変換部23,投影位置変換部24,コンテンツ決定部25,コンテンツ取得部26,投影データ生成部27は,コンピュータ20内部のソフトウェアプログラムによって実現することができる。
領域入力部10は,ユーザがコンテンツを表示させたい位置と形状とを指定する動作を検出するための手段である。具体的には,例えば,スクリーンの周囲に光学式タッチセンサを設置することにより,そのスクリーン範囲内の動作を検出することが可能である。また,スクリーンを見渡せるカメラを設置し,そのカメラにより撮影されたユーザの動作映像をコンピュータ処理することによって,ユーザが指定する領域を検出することも可能である。領域入力部10により取得されるユーザ指定領域情報は,少なくともユーザが指定した位置を特定するための位置情報と,指定した領域の形状情報とを含んでいる。
指定領域取得部21は,領域入力部10から取得したユーザ指定領域情報を保持する。図5は,ユーザ指定領域の指定の例を示す図である。また,図6は,ユーザ指定領域情報の例を示す図である。例えば,図5に示すようにユーザによって領域が指定されているときに,一定の時間間隔でその絶対座標(X,Y)を取得する。取得した絶対座標(X,Y)を図6に示すようなユーザ指定領域情報として保持することにより,ユーザ指定領域の位置と形状の情報を保持することができる。ここで,タッチセンサまたはカメラが複数ある場合には,どのタッチセンサまたはカメラがユーザ指定領域を検出したかを分かるようにするため,タッチセンサまたはカメラのIDを同時に取得し,そのIDを保持しておく必要がある。
プロジェクタ選択部22は,複数のプロジェクタ1を使って投影する場合に,ユーザ指定領域情報として保持されているユーザ指定領域の位置に対して,どのプロジェクタ1で投影すべきかを選択する。
図7は,タッチセンサと複数のプロジェクタの設置例を示す図である。例えば,図7に示すように2台のプロジェクタ1(プロジェクタA1a,プロジェクタB1b)により投影可能な場合に,タッチセンサ2により図6に示すユーザ指定領域情報を取得しているものとすると,ユーザ指定領域は,左上座標(117,165)−右下座標(334,405)の矩形の範囲にあるので,その範囲を投影可能なプロジェクタA1aを投影に用いるプロジェクタとして選択する。
投影サイズ変換部23は,プロジェクタ選択部22により選択されたプロジェクタ1が投影すべき投影サイズを指定する。この投影サイズは,ユーザ指定領域を含む領域で,できるだけ狭いものが望ましい。一般に,投影面積が狭いときには表示精度が良くなり,投影面積が広いときには表示精度が悪くなるため,できるだけ狭い投影サイズで表示させることにより,表示精度を上げることができる。
投影サイズを可変にするには,カメラのズーム機能と同様の光学的なズーム機能が実装されているプロジェクタ1か,それと同様の光学的な処理が可能なレンズ制御装置あるいは投影面に対してプロジェクタ1を垂直方向に移動可能な環境が必要である。このような環境が備わっていても最も狭い投影サイズまでズームできない場合には,可能な範囲までズームさせる。
図8は,投影距離とズーム倍率(投射倍率)との関係を示す図である。また,図9は,投影距離とズーム倍率との相関イメージを示す図である。図8(a)では,プロジェクタ1から投影面までの距離(投影距離)がD1であり,図8(b)では,プロジェクタ1から投影面までの距離(投影距離)がD2である。これらの距離D1,D2は,設置の時点で各座標系で計測しておくものとする。ユーザ指定領域からプロジェクタの投影領域Rが決定されると,投影距離に応じてプロジェクタ1のズームを設定することにより,プロジェクタの投影領域Rのサイズに応じた投影が可能になる。すなわち,図9に示すように,プロジェクタ1からスクリーンまでの距離a1,a2,…と,プロジェクタ1のズーム倍率b1,b2,…との関係によってプロジェクタの投影領域が定まるので,例えば投影レンズの焦点距離を変え,投射する倍率を適切に制御することにより,投影サイズを可変にすることができる。
投影位置変換部24は,上記ズームによる倍率において,ユーザ指定領域情報が保持するユーザ指定領域とプロジェクタの投影領域とが重なり合う投影方向,すなわちプロジェクタの投影領域の位置座標と,その投影領域内におけるユーザ指定領域の位置座標とを決定する。
図10は,投影位置の座標変換の例を示す図である。ここでは,プロジェクタ1がズームバックして,最大でセンサの検出可能範囲と等しいプロジェクタ投影可能領域Sまで投影可能であるとする。本来であれば,例えば図10において,ユーザ指定領域Uを含む最小の四角領域となる投影領域(望ましい投影領域H)までズームインできることが望ましい。しかし,プロジェクタ1が投影できる最小の領域がプロジェクタ投影最小領域Mまでであるとすると,望ましい投影領域Hを表示するために,x倍(例えば1.5倍)にズームインさせ,プロジェクタ投影可能領域Sの座標系でSm0(280,220)−Sm1(1080,820)の四角の位置にプロジェクタ投影最小領域Mを投影することとなる。ここで,プロジェクタ1の投影サイズが800×600であるものとすると,プロジェクタ投影最小領域Mの左上座標であるSm0をプロジェクタ投影最小領域Mの座標系Mで表すとM0(0,0)となり,同様にプロジェクタ投影最小領域Mの右下座標であるSm1を座標系Mで表すとM1(800,600)となる。
ユーザ指定領域Uのある点Su1が,プロジェクタ投影可能領域Sの座標系でSu1(460,380)であったとすると,この点は,プロジェクタ投影最小領域Mの座標系Mでは,
Su1(460,380)−M0(0,0)
=Su1(460,380)−Sm0(280,220)
=Mu1(180,160)
と表される。よって,ユーザ指定領域Uの点Su1は,プロジェクタ1にとってはプロジェクタ投影最小領域Mの座標系Mの点Mu1(180,160)に対応する。
このようにして,ユーザ指定領域Uをプロジェクタ1の座標系に変換する。なお,上記のセンサやプロジェクタ投影に関する座標系の情報は,プロジェクタ投影データ記憶部28に,プロジェクタ投影データとして,機器設置時などにあらかじめ入力されているものとする。
コンテンツ決定部25は,コンテンツDB29からユーザ指定領域に表示すべきコンテンツを決定する。コンテンツの決定はどのような方法によるものでもよく,例えば,指定された領域の形状や大きさなどの情報に対応付けされたコンテンツが決定されるような形態や,ユーザごとにコンテンツが選択されるような形態などでもよい。ユーザごとにコンテンツが選択される形態としては,例えば事前にユーザごとにコンテンツIDを登録しておく方法,メニューなどから選択させる方法,ユーザにURL(Uniform Resource Locator)を入力させる方法などがある。
コンテンツ取得部26は,コンテンツ決定部25により決定されたコンテンツを取得する。コンテンツはあらかじめ蓄積されたものを取得してもよいし,ネットワークなどを経由して遠隔にあるものを取得してもよい。
投影データ生成部27は,投影サイズ変換部23により変換されたユーザ指定領域を定め,コンテンツ取得部26により取得したコンテンツをその領域に表示させるための投影データを生成する。
投影装置制御部30は,プロジェクタ選択部22から指定されたプロジェクタ1を投影装置として設定し,投影サイズ変換部23および投影位置変換部24によって指定された投影サイズ・投影位置となるように当該プロジェクタ1を光学的な設定あるいは物理的な移動などにより制御し,投影データ生成部27によって生成されたコンテンツを含む投影データを当該プロジェクタ1に出力する。
図11は,プロジェクタの物理的な移動の例を示す図である。プロジェクタ1を物理的に移動させる方法として,例えば図11に示すように,天井7にレール8を敷き,そのレール8でプロジェクタ1を移動させる方法がある。また,プロジェクタ1のフォーカスは必要に応じて随時調整する。
ユーザが指定した領域の矩形を表示する方法としては,コンピュータによりソフトウェア上で同一な矩形ウィンドウを作成し,そのウィンドウにコンテンツを表示し,それをプロジェクタ1で投影する方法を用いることができる。すなわち,ユーザが指定した領域の上下方向および左右方向の最大値を計測し,計測した上下左右方向の最大値をそれぞれ各辺の長さとする四角に収まる範囲を,表示領域サイズとして決定し,決定された表示領域サイズで表示するコンテンツを生成してプロジェクタ1で投影する。あるいは,プロジェクタ1とスクリーンとの間に光学的に投影を矩形に遮るように制御された装置を用いる方法もある。
以上の構成により,ユーザが指定した領域に,プロジェクタ1で投影することが可能となる。
図12は,本発明の実施の形態におけるプロジェクタ投影制御処理フローチャートである。ここでは,領域変化があった場合のプロジェクタ投影制御の例について説明する。
まず,ユーザからの表示領域指定の入力があるかを判定し(ステップS10),入力があれば,その指定領域情報を取得する(ステップS11)。ここで,表示領域指定の入力は,上述したようにタッチセンサやカメラなどで検出できる。また,指定領域情報は,少なくともユーザが指定した位置を特定するための位置情報と,指定した領域の形状情報とを含むものとする。
プロジェクタ1が複数ある場合には(ステップS12),当該指定領域に投影可能なプロジェクタ1を選択する(ステップS13)。
次に,プロジェクタ1で投影可能な領域に対し,当該指定領域に投影するのに必要な最低限の投影サイズを,上述した方法により決定する(ステップS14)。また,当該指定領域に重なるように,コンテンツが投影されるプロジェクタの投影位置を決定する(ステップS15)。
次に,表示するコンテンツを取得する(ステップS16)。コンテンツは,映像や静止画,Webなどのアプリケーションでもよく,また蓄積されたものでもネットワーク経由で取得するものでもよい。これらのコンテンツは,当該指定領域の属性情報を用いて選択してもよいし,何らかの手段によって識別されるユーザによって選択してもよい。
ステップS16で取得したコンテンツをステップS14で決定された投影サイズとなるように変換処理を行って投影データを生成し(ステップS17),ステップS15で決定された投影位置に投影されるようプロジェクタ1を制御し(ステップS18),プロジェクタ1によりコンテンツを投影する(ステップS19)。
本実施の形態では,コンテンツが投影されている状態で,ユーザは,領域の拡張,領域の縮小,領域の移動,新規領域の追加などの領域操作を行うことができる。図13は,ユーザによる領域操作の例を示す図である。領域操作とは,例えば図13に示すように,すでに指定されコンテンツが投影されている領域に対して,その領域の変更を指示するユーザの動作をいう。
図13(a)は,領域の拡張の例を示す図である。例えば,ユーザの動作が既存領域の内側から開始し,その領域内で終了する一筆書きである場合,図13(a)に示すように,一筆書きによって示される領域を既存領域に追加する。
図13(b)は,領域の縮小の例を示す図である。例えば,ユーザの動作が既存領域の外側から開始し,その領域の中を通過した後に領域外で終了する一筆書きである場合,図13(b)に示すように,一筆書きによって示される領域を既存領域から削除し,領域を縮小する。
図13(c)は,領域の移動の例を示す図である。例えば,ユーザの動作が既存領域の内側から開始し,その領域の外側で終了する一筆書きである場合,図13(c)に示すように,一筆書きの開始点の位置がストロークの終了点の位置になるように該当領域を移動する。
図13(d)は,新規領域の追加の例を示す図である。例えば,ユーザの動作が既存領域の外側から開始し,領域の中を通過しない一筆書きである場合,図13(d)に示すように,一筆書きで描かれた領域を新規領域とする。このとき,新規領域への投影を,既存領域のプロジェクタ1とは別のプロジェクタ1で行う場合,新規領域には,既存領域とは別のコンテンツを表示する。既存領域のプロジェクタ1で新規領域にも投影する場合には,既存領域と新規領域との双方を含む最小領域にコンテンツを表示する。
図14は,既存領域と新規領域に1つのプロジェクタで投影する場合の例を示している。ユーザの領域操作によって,既存のユーザ指定領域3aに新規のユーザ指定領域3bが追加されたとする。既存のユーザ指定領域3aに投影するプロジェクタ1と新規のユーザ指定領域3bに投影するプロジェクタ1とが同一の場合には,図14に示すように,双方の領域が含まれる最小領域をプロジェクタの投影範囲5とし,その領域にコンテンツを投影する。
以上のような領域操作を行うユーザの動作を検出する手段には,ステップS10の表示領域指定の入力を検出する手段を用いてもよいし,それとは別の手段を用意してもよい。ユーザの領域操作の動作が検出されると(ステップS20),ステップS11へ戻り,ステップS11で変化した指定領域情報を取得し,変化した指定領域情報に対してステップS12〜ステップS19の処理を実行する。
表示の終了(ステップS21)には,任意の方法を適用できる。例えば,一定時間が経過するとタイムアウトして終了するようにしてもよいし,ユーザの指示動作により終了するようにしてもよい。
以上により,ユーザが指定した領域にプロジェクタ投影することが可能となる。
センサによるユーザ指定領域の検出を示す図である。 カメラによるユーザ指定領域の検出を示す図である。 プロジェクタの投影範囲を示す図である。 本発明の実施の形態に係るプロジェクタ投影制御システムの構成例を示す図である。 ユーザ指定領域の指定の例を示す図である。 ユーザ指定領域情報の例を示す図である。 タッチセンサと複数のプロジェクタの設置例を示す図である。 投影距離とズーム倍率との関係を示す図である。 投影距離とズーム倍率との相関イメージを示す図である。 投影位置の座標変換の例を示す図である。 プロジェクタの物理的な移動の例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるプロジェクタ投影制御処理フローチャートである。 領域操作の例を示す図である。 既存領域と新規領域に1つのプロジェクタで投影する場合の例を示す図である。
符号の説明
1 プロジェクタ
2 タッチセンサ
3 ユーザ指定領域
4 プロジェクタの投影可能範囲
5 プロジェクタの投影範囲
6 カメラ
7 天井
8 レール
10 領域入力部
20 コンピュータ
21 指定領域取得部
22 プロジェクタ選択部
23 投影サイズ変換部
24 投影位置変換部
25 コンテンツ決定部
26 コンテンツ取得部
27 投影データ生成部
28 プロジェクタ投影データ記憶部
29 コンテンツDB
30 投影装置制御部

Claims (8)

  1. ユーザが任意に指定した領域にプロジェクタでコンテンツを表示するプロジェクタ投影制御システムであって,
    ユーザが指定した領域の情報を取得する指定領域取得手段と,
    前記指定された領域と重なるようにコンテンツを表示するために,プロジェクタの投影位置または投影サイズを決定し,投影範囲の座標を変換する変換手段と,
    前記変換手段により決定された投影位置または投影サイズに基づき,前記指定された領域に表示するコンテンツを生成する投影データ生成手段と,
    前記投影位置または前記投影サイズに合わせて,光学的な投射倍率を制御する投影装置制御手段とを備えた
    ことを特徴とするプロジェクタ投影制御システム。
  2. ユーザが任意に指定した領域にプロジェクタでコンテンツを表示するプロジェクタ投影制御システムであって,
    ユーザが指定した領域の情報を取得する指定領域取得手段と,
    前記指定された領域と重なるようにコンテンツを表示するために,プロジェクタの投影位置または投影サイズを決定し,投影範囲の座標を変換する変換手段と,
    前記変換手段により決定された投影位置または投影サイズに基づき,前記指定された領域に表示するコンテンツを生成する投影データ生成手段と,
    前記投影位置または前記投影サイズに合わせて,前記プロジェクタの投影方向およびスクリーンまでの距離を,当該プロジェクタの上下,左右もしくは前後の移動または回転の物理的な動きにより制御する投影装置制御手段とを備える
    ことを特徴とするプロジェクタ投影制御システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載のプロジェクタ投影制御システムにおいて,
    さらに,前記指定された領域にコンテンツを表示するプロジェクタを,複数台設置されたプロジェクタの中から選択するプロジェクタ選択手段を備えた
    ことを特徴とするプロジェクタ投影制御システム。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のプロジェクタ投影制御システムにおいて,
    前記指定領域取得手段は,前記指定された領域に対する領域の増加操作,縮小操作もしくは移動操作,または新規領域の追加の操作を検出し,その操作によって新たに指定された領域の情報を取得し,
    前記変換手段は,前記指定された領域の変化に対応して,投影範囲の座標の変換処理を行う
    ことを特徴とするプロジェクタ投影制御システム。
  5. ユーザが任意に指定した領域にプロジェクタでコンテンツを表示するプロジェクタ投影制御方法であって,
    ユーザが指定した領域の情報を取得する指定領域取得過程と,
    前記指定された領域と重なるようにコンテンツを表示するために,プロジェクタの投影位置または投影サイズを決定し,投影範囲の座標を変換する変換過程と,
    前記変換過程により決定された投影位置または投影サイズに基づき,前記指定された領域に表示するコンテンツを生成する投影データ生成過程と,
    前記投影位置または前記投影サイズに合わせて,光学的な投射倍率を制御する投影装置制御過程とを有する
    ことを特徴とするプロジェクタ投影制御方法。
  6. ユーザが任意に指定した領域にプロジェクタでコンテンツを表示するプロジェクタ投影制御方法であって,
    ユーザが指定した領域の情報を取得する指定領域取得過程と,
    前記指定された領域と重なるようにコンテンツを表示するために,プロジェクタの投影位置または投影サイズを決定し,投影範囲の座標を変換する変換過程と,
    前記変換過程により決定された投影位置または投影サイズに基づき,前記指定された領域に表示するコンテンツを生成する投影データ生成過程と,
    前記投影位置または前記投影サイズに合わせて,前記プロジェクタの投影方向およびスクリーンまでの距離を,当該プロジェクタの上下,左右もしくは前後の移動または回転の物理的な動きにより制御する投影装置制御過程とを有する
    ことを特徴とするプロジェクタ投影制御方法。
  7. 請求項5または請求項6に記載のプロジェクタ投影制御方法において,
    前記指定された領域にコンテンツを表示するプロジェクタを,複数台設置されたプロジェクタの中から選択するプロジェクタ選択過程を有する
    ことを特徴とするプロジェクタ投影制御方法。
  8. 請求項5から請求項7までのいずれか1項に記載のプロジェクタ投影制御方法において,
    前記指定領域取得過程では,前記指定された領域に対する領域の増加操作,縮小操作もしくは移動操作,または新規領域の追加の操作を検出し,その操作によって新たに指定された領域の情報を取得し,
    前記変換過程では,前記指定された領域の変化に対応して,投影範囲の座標の変換処理を行う
    ことを特徴とするプロジェクタ投影制御方法。
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