JP2005192073A - マルチメディアデータ通信方法および装置 - Google Patents

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孝幸 佐々木
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Abstract

【課題】マルチメディアデータ通信において送信したパケットデータに誤りが発生した場合、画像データのエラーの伝播を防ぐためにフレーム内符号化を行なっている。しかしこのフレーム内符号化は、フレーム間予測符号化よりも符号量が増加するために各画像データに割り当て可能な符号量を減少させることになり、画質劣化が起きてしまう。
【解決手段】符号化制御部102において、対局装置150から再送を要求されているパケットデータのパケット順序番号と送信パケットデータ作成部103から通知される順序番号・位置情報から画像ブロック位置を導出し、画像符号化部101で画像ブロック位置と同じ画像ブロック位置の画像データのみをフレーム内符号化する。
【選択図】図1

Description

本発明は、対局装置に送信したパケットデータに誤りが生じた場合に、エラーの伝播を防ぐための処理により画質劣化を抑えるためのマルチメディアデータ通信方法及びその通信方法を用いた装置に関するものである。
従来のマルチメディアデータ通信方法及び装置では、送信されたパケットデータに誤りが発生した場合、送信したパケットデータに誤りが発生したことが判明した時点以降の画像データをその画像データ自身のデータのみで復号可能なフレーム内符号化を行なうことで、対局装置において復号した画像データにエラーが伝播することを防いでいる(例えば、特許文献1参照)。このフレーム内符号化は、フレームの相関を利用するフレーム間予測符号化よりも符号量が増加する。
特開2003−23639号公報(第9頁、第3図)
しかし、通常、通信路の通信レートは一定のため、フレーム内符号化を頻繁に行なうと、送信時の通信レートを一定に保つために、フレーム内符号化を行なった画像データを除く画像データに割り当てる符号量を減少させる、またはフレーム内符号化の際に圧縮率を上げて符号化するといった方法がとられることになり、画質劣化が起きてしまう。
上記課題を解決するために、本発明第1のマルチメディアデータを通信する方法および装置において、対局装置から再送を要求されているパケットデータのパケット順序番号と前記順序番号・位置情報から画像ブロック位置を導出し、前記画像ブロック位置をフレーム内符号化することを特徴とするものである。
また、本発明第2のマルチメディアデータを通信する方法および装置において、本発明第1のマルチメディアデータを通信する方法に加えて、画像データから特徴領域を抽出し、前記導出した画像ブロック位置が特徴領域であるときに前記画像ブロック位置の画像ブロックをフレーム内符号化することを特徴とするものである。
符号量が増大するフレーム内符号化の対象領域を限定し符号量の増大を抑えるために、各画像データに割り当てられる符号量をほぼ一定の割合で確保でき、極端な画質劣化を抑えることができる。
これより、本発明の第1の実施の形態について図面を用いて説明を行なう。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態であるマルチメディアデータ通信装置のブロック図で、図2は本発明の第1の実施の形態であるマルチメディアデータ通信装置におけるマルチメディアデータ送信方法、図3はマルチメディアデータ受信方法、図4は図2におけるステップS202の符号化方法のそれぞれの処理の流れ図である。
本発明の第1の実施の形態であるマルチメディアデータ通信装置の構成について図1を用いて説明する。
画像入力部131は、ビデオカメラ、VTRなどの画像データを入力する装置を入力する装置である。マルチメディアデータ通信装置の送信部100において、画像符号化部101では、画像入力部131から入力される画像データを画像ブロックに分割し、符号化制御部102の指示に従い、前記画像ブロックをフレーム内符号化またはフレーム間予測符号化を行ない、画像符号化データを作成する。
送信パケットデータ作成部103では、画像符号化部101より入力される前記画像符号化データを分割し、前記分割データや再送制御部114より入力される自局再送要求情報や対局再送要求拒否情報に対して誤り検出情報を求め、前記分割データや前記自局再送要求情報や前記対局再送拒否情報それぞれに対して求めた前記誤り検出情報を付加しパケットデータを作成すると共に、前記パケットデータの順序を示すパケット順序番号を前記パケットデータのヘッダーとして付加し、多重部104に入力する。また、送信パケットデータ作成部103では、前記パケットデータに含まれる画像符号化データの画像ブロック位置番号と前記バケット順序番号を関連付けて順序位置情報を作成し、符号化制御部102に入力する。
多重部104では、送信パケットデータ作成部103から入力されたパケットデータを多重し、多重データを作成する。また、多重部104では、対局装置150から再送要求がなされた時のために前記パケットデータをある一定の数だけ保存し、再送制御部114から通知される対局再送要求情報に従って、対局装置150より再送を要求されているパケットデータを通信路インタフェース120に送信する。符号化制御部102では、送信パケットデータ作成部103より入力される前記順序位置情報と再送制御部114から入力される対局再送要求情報からフレーム内符号化またはフレーム間予測符号化のどちらかの画像符号化方法を決定し、前記決定した画像符号化方法で画像ブロックを符号化するように画像符号化部101を制御する。
通信路インタフェース120では、対局装置150に多重データを送信すると共に、対局装置150より送信されてきた多重データを受信する。
マルチメディアデータ通信装置の受信部110において、分離部113では、受信した多重データをパケットデータに分離する。受信パケットデータ解析部112では、分離部113より入力されたパケットデータに対して誤り検出情報解析を行ない、受信したパケットデータに誤りがある時、誤りであるパケットデータの再送を対局装置150に要求するための自局再送要求情報を再送制御部114に入力する。一方、誤りがない時は、受信したパケットデータより誤り検出情報を除去したデータに対して、対局装置150からの対局再送要求情報か否かを解析し、対局再送要求情報でなければ、誤り検出情報を除去したデータを画像復号部111に入力し、対局再送要求情報であれば再送制御部114に再送を要求すると共に対局再送要求情報を符号化制御部102に入力する。
再送制御部114では、受信パケットデータ解析部112より入力される対局装置150からの再送要求情報を解析し、再送を要求されているパケットデータが多重部104に保存されていれば多重部104に要求されているパケットデータを再送するように制御し、保存されていなければ対局再送拒否情報を送信パケットデータ作成部103に入力する。また、再送制御部114では、受信パケットデータ解析部112より入力される自局再送要求情報を誤り検出情報作成部104に入力する。画像復号部111では、入力された符号化データを復号し、画像情報を画像出力部141に出力する。
続いて、本発明の第1の実施の形態であるマルチメディアデータ通信装置におけるマルチメディアデータ通信方法の処理の流れについて、図2、図3、図4を用いて説明する。
図2のステップS201において、画像入力部131より画像データが画像符号化部101に入力される。図2のステップS202で符号化を行なうが、ステップS202は図4のステップS401からステップS404で構成される。
図4のステップS401において、符号化制御部102では、対局装置150より再送を要求されているパケットデータに含まれる画像符号化データの画像ブロック位置と符号化しようとしている画像ブロック位置を比較する。ここで、対局装置150より再送を要求されているパケットデータに含まれる画像符号化データの画像ブロック位置は、再送制御部114より通知される対局再送要求情報から再送要求されているパケットデータのパケット順序番号を判定し、前記パケット順序番号と送信パケットデータ作成部103より入力される順序位置情報から導出する。
図4のステップS401の比較の結果、画像ブロック位置が異なる時は、図4のステップS402で画像ブロックデータの符号量が少なくなるようにフレーム内予測符号化かフレーム間予測符号化を選択する通常符号化が行なわれ、画像ブロック位置が等しい時は、図4のステップS403で対局装置150より再送を要求されているパケットデータに含まれる画像符号化データの画像ブロック位置と同じ位置の画像ブロックをすでにフレーム内符号化を行なっているかを判定する。図4のステップS403の比較の結果、すでにフレーム内符号化を行なっている時は、図4のステップS402の通常符号化を行ない、まだフレーム内符号化を行なっていない時は、図4のステップS404でフレーム内符号化を行なう。
図2のステップS203において、送信パケットデータ作成部103では、画像符号化部101より入力される画像符号化データを分割し、前記分割データや再送制御部114より入力される自局再送要求情報や対局再送要求拒否情報に対して誤り検出情報を求め、前記分割データや前記自局再送要求情報や前記対局再送拒否情報にそれぞれに対して求めた前記誤り検出情報を付加しパケットデータを作成すると共に、前記パケットデータの順序を示すパケット順序番号を前記パケットデータのヘッダーとして付加し、多重部104に入力する。
また、送信パケットデータ作成部103では、前記パケットデータに含まれる画像符号化データの画像ブロック位置番号と前記バケット順序番号を関連付けて順序位置情報を作成し、符号化制御部102に入力する。図2のステップS204において、多重部104では、送信パケットデータ作成部103より入力されたパケットデータを多重し、多重データを作成し、図2のステップS205で通信路インタフェース120を介して対局装置150に多重データを送信すると共に、対局装置150から再送要求がなされた時のためにパケットデータをそれぞれある一定の数だけ多重部106に保存する。
一方、マルチメディアデータ通信装置の受信部110では、図3のステップS311において対局装置150より送信されてきた多重データを、通信路インタフェース120を介して受信する。図3のステップS312で、分離部113は受信した多重データをパケットデータに分離し、分離したパケットデータを受信パケットデータ解析部112に入力する。図3のステップS313において、受信パケットデータ解析部112は分離部113より入力されたパケットデータに対して誤り検出情報の解析を行ない、受信したパケットデータに誤りがない時は、図3のステップS314でパケットデータより誤り検出情報の除去を行なう。また、図3のステップS313において受信したパケットデータに誤りがある時は、図3のステップS315で再送制御部114に再送を要求し、再送制御部114は再送を要求するパケットデータの情報として自局再送要求情報を送信部100の送信パケットデータ作成部103に入力する。
図3のステップS316において、図3のステップS314で作成されたデータが対局装置150からの対局再送要求情報か否かを解析し、対局再送要求情報でなければ、図3のステップS317において誤り検出情報を除去したデータを画像復号部111に入力され、画像データが画像出力部141に出力される。一方、図3のステップS316において対局再送要求情報である時は、図3のステップS318において、対局再送要求情報であれば再送制御部114に再送を要求すると共に対局再送要求情報を符号化制御部102に入力する。再送制御部114は対局再送要求情報が入力されると、要求されているパケットデータが多重部106に存在すれば再送処理を行ない、存在しなければ対局再送拒否情報を誤り検出情報作成部104に入力する。
本実施の形態における、符号化制御部102の動作と送信パケットデータ作成部103の動作について図5を用いて具体的に説明する。
例えば画像符号化方法をMPEG−4の画像符号化方法とする。図5(a)に示すように画像データ0、画像データ1が画像符号化部101に入力され、図5(b)に示すように1枚の画像情報を16×16画素のマクロブロック区切り、左上の(0、0)から右方向にマクロブロック単位で画像符号化が行なわれる。送信パケットデータ作成部103では、入力された各画像データを符号化した画像符号化データを図5(c)に示すように、画像ブロックごとの画像符号化データに分割し誤り検出情報とパケットデータの順序を示す番号をパケットヘッダーとして付加しパケットデータを作成する際に、パケット順序番号1と画像ブロック(0,0)、パケット順序番号2と画像ブロック(1,0)というように、バケット順序番号と画像ブロック位置を関連付けて順序位置情報を作成し、符号化制御部102に入力する(図2のステップS203)。次に例えば対局装置150よりパケット順序番号2のパケットデータの再送が要求されたとすると、受信部110の再送制御部114よりパケット順序番号2が再送要求情報として符号化制御部102に入力される。
符号化制御部102では、送信パケットデータ作成部103より入力された順序位置情報から再送を要求されているパケット順序番号2のパケットデータに画像データ0の画像ブロック位置(2,0)が含まれていることを導出し、前記導出した画像ブロック位置(2,0)と符号化しようとしている画像データ1の画像ブロック位置を比較する(図4のステップS401)。画像データ1の画像ブロック(0,0)を符号化する場合は画像ブロック位置が異なるので、画像ブロックデータの符号量が少なくなるようにフレーム内予測符号化かフレーム間予測符号化を選択する通常符号化が行なわれ(図4のステップS402)、画像データ1の画像ブロック(2,0)を符号化する場合は画像ブロック位置が等しいので、対局装置150より再送を要求されているパケットデータに含まれる画像符号化データの画像ブロック位置と同じ位置の画像ブロックをすでにフレーム内符号化を行なっているかを判定する(図4のステップS403)。
前記判定の結果(図4のステップS403)、すでにフレーム内符号化を行なっていた時は、通常符号化(図4のステップS402)を行ない、まだフレーム内符号化を行なっていない時は、フレーム内符号化(図4のステップS404)を行なうことになる。
前記動作により、符号量が増大するフレーム内符号化の対象領域を対局装置でエラーが発生している画像ブロックに限定し符号量の増大を抑えるために、各画像データに割り当てられる符号量をほぼ一定の割合で確保でき、極端な画質劣化を防ぐことができる。
なお、画像符号化方法は前記方法に限るものではなく、MPEG1、MPEG2、ITU−T H.261、ITU−T H.263、ITU−T H.264 などその他の方法であってもよい。なお、パケットデータの構成は前記構成に限るものではなく、その他の構成であってもよい。なお、再送要求情報はパケット順序番号だけでなく、そのほかのデータであってもよい。なお、対局装置150より再送要求があった場合でも、再送を行なわなくてもよい。
(実施の形態2)
これより、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図6は、本発明の第2の実施の形態であるマルチメディアデータ通信装置のブロック図で、図7は本発明の第2の実施の形態であるマルチメディアデータ送信方法、図8は図7におけるステップS702の符号化方法の各々の処理の流れ図である。本実施の形態2における図6は、画像符号化部101に特徴領域抽出部601を有する点が前記実施の形態1の図1と異なり、後の構成は同じである。また、本実施の形態2における基本的な処理の流れは前記実施の形態1の処理の流れと同じであるが、画像入力部131から入力された画像データから特徴領域を抽出し、前記抽出した特徴領域が含まれている画像ブロック位置を符号化制御部102に特徴領域位置情報として通知する処理が加わる。なお、図7において図2と同一の符号を付した処理要素は図2と同一の処理要素である。また、図8において図4と同一の符号を付した処理要素は図4と同一の処理要素である。
最初に、本発明の第2の実施の形態であるマルチメディアデータ通信装置の構成について、新たに加えられた機能ブロックについてのみ図6を用いて説明し、同一ブロックの説明は省略する。
新たに加えられた機能ブロックは、図6に示す画像符号化部101における特徴領域抽出部601である。前記特徴領域抽出部601では、符号化する画像データより特徴のある領域を抽出し、抽出した特徴領域が含まれる画像ブロック位置を符号化制御部102に特徴領域位置情報として通知する。
続いて、本発明の第2の実施の形態であるマルチメディアデータ通信装置におけるマルチメディアデータ通信方法の処理の流れについて、本発明の第2の実施の形態であるマルチメディアデータ通信方法に新たに加えられた処理についてのみ図7、図8を用いて説明し、同一処理についての説明は省略する。図7のステップS201において、画像入力部131より画像データが画像符号化部101に入力される。図7のステップS701で、特徴領域抽出部601では入力された画像データより特徴のある領域を抽出し、前記抽出した特徴領域が含まれる画像ブロック位置を符号化制御部102に特徴領域位置情報として通知する。図7のステップS702で符号化を行なうが、ステップS702は図8のステップS801とステップS401からステップS404で構成される。
図8のステップS801において、符号化制御部102では、符号化しようとしている画像データの画像ブロック位置が特徴領域抽出部601より通知された特徴領域位置情報と比較する。図8のステップS801の比較の結果、前記画像ブロック位置と特徴領域位置情報が異なる時は、図8のステップS402の通常符号化を行ない、前記画像ブロック位置と前記特徴領域位置情報が等しい時は、図8のステップS401において、符号化制御部102で、対局装置150より再送を要求されているパケットデータに含まれる画像符号化データの画像ブロック位置と前記画像ブロック位置を比較する。ここで、対局装置150より再送を要求されているパケットデータに含まれる画像符号化データの画像ブロック位置は、再送制御部114より通知される対局再送要求情報から再送要求されているパケットデータのパケット順序番号を判定し、前記パケット順序番号と送信パケットデータ作成部103より入力される順序位置情報から導出する。図8のステップS801以降のステップS401からステップS404までの処理の流れは、前記本発明の第1の実施の形態の処理と同一である。また、図7のステップS702以降のステップS203からステップS205までの処理の流れは、前記本発明の第1の実施の形態の処理と同一である。
一方、マルチメディアデータ通信装置の受信部110の処理の流れは、図3に示す前記本発明の第1の実施の形態であるマルチメディアデータ通信方法の処理の流れと同一である。
本実施例における、特徴領域抽出部601の動作並びに、特徴領域抽出部601から通知される特徴領域位置情報を元に画像符号化方法を決定する処理について図9を用いて具体的に説明する。
例えば画像符号化方法をMPEG−4の画像符号化方法とする。図9(a)に示すように画像データ0、画像データ1が画像符号化部101に入力されると、図9(b)に示すように1枚の画像データを16×16画素のマクロブロックに区切り、左上の(0、0)から右方向にマクロブロック単位で画像符号化が行なわれる。加えて特徴領域抽出部601では、画像データ1が入力された時は、特長領域が含まれる画像ブロック位置(2,1)、画像ブロック位置(2,2)、画像ブロック位置(3,1)、画像ブロック位置(3,2)を特徴領域位置情報として、各画像ブロックデータが符号化される時に送信パケットデータ作成部103に通知する(図7のステップS701)。
送信パケットデータ作成部103では、画像データ0を符号化した画像符号化データを図9(c)に示すように、画像ブロックごとの画像符号化データに分割し、誤り検出情報とパケットデータの順序を示す番号をパケットヘッダーとして付加し、パケットデータを作成する際に、パケット順序番号0と画像ブロック(0,0)、パケット順序番号1と画像ブロック(1,0)というようにバケット順序番号と画像ブロック位置を関連付けて順序位置情報を作成し、符号化制御部102に入力する(図7のステップS203)。
次に例えば対局装置150よりパケット順序番号2のパケットデータの再送が要求されたとすると、受信部110の再送制御部114よりパケット順序番号2が再送要求情報として符号化制御部102に入力される。符号化制御部102では、符号化しようとしている画像データ1の画像ブロックが特徴領域を含んでいるかをチェックする(図8のステップS801)。
画像データ1の画像ブロック(2,0)を符号化する場合は特徴領域を含まないので、通常符号化が行なわれ(図8のステップS402)、画像データ1の画像ブロック(2,1)を符号化する場合は特徴領域を含むので、送信パケットデータ作成部103より通知された順序位置情報から再送を要求されているパケット順序番号のパケットデータに含まれる画像データ0の画像ブロック位置を導出し、前記導出された画像ブロック位置と前記画像データ1の画像ブロック位置を比較する(図8のステップS401)。
図8のステップS401以降は、特徴領域を含む画像データ1の画像ブロック位置(2、1)を符号化する場合を用いて説明する。図8のステップS401の比較の時、前記導出した画像ブロック位置が画像ブロック(2,0)である場合は、画像ブロック位置が異なるので、通常符号化が行なわれ(図8のステップS402)、前記導出した画像ブロック位置が画像ブロック(2,1)である場合は画像ブロック位置が等しいので対局装置150より再送を要求されているパケットデータに含まれる画像符号化データの画像ブロック位置と同じ位置の画像ブロックをすでにフレーム内符号化を行なっているかを判定することになる(図8のステップS403)。
前記動作により、符号量が増大するフレーム内符号化の対象領域を、前記本発明の第1の実施の形態での効果に加えてさらに画像データで特徴のある領域を含む画像ブロックに限定し符号量の増大を抑えるために、各画像データに割り当てられる符号量をほぼ一定の割合で確保でき、極端な画質劣化を防ぐことができる。
なお、画像符号化方法は前記方法に限るものではなく、MPEG1、MPEG2、ITU−T H.261、ITU−T H.263、ITU−T H.264 などその他の方法であってもよい。なお、画像パケットデータの構成は前記構成に限るものではなく、その他の構成であってもよい。なお、再送要求情報はパケット順序番号だけでなく、そのほかのデータであってもよい。なお、対局装置150より再送要求があった場合でも、再送を行なわなくてもよい。なお、特徴領域は本実施例に記載されるものだけでなく、他の領域あってもよい。なお、特徴抽出情報は特徴領域を含むマクロブロックの番号に限るものではなく、画素による位置など他の情報であってもよい。
本発明に係るマルチメディアデータ通信装置および方法は、伝送路でエラーが発生する場合に画質を高めることができ、TV電話などのリアルタイムビジュアル端末などに応用可能である。
本発明の第1の実施の形態のマルチメディアデータ通信装置の構成を示すブロック図 本発明の第1の実施の形態のマルチメディアデータ通信装置におけるデータ送信処理の流れ図 本発明の第1の実施の形態のマルチメディアデータ通信装置におけるデータ受信処理の流れ図 本発明の第1の実施の形態のマルチメディアデータ通信装置における符号化方法決定処理の流れ図 本発明の第1の実施の形態における画像符号化データの構成図 本発明の第2の実施の形態のマルチメディアデータ通信装置の構成を示すブロック図 本発明の第2の実施の形態のマルチメディアデータ通信装置におけるデータ送信処理の流れ図 本発明の第2の実施の形態のマルチメディアデータ通信装置における符号化方法決定処理の流れ図 本発明の第2の実施の形態における画像符号化データの構成図
符号の説明
100 送信部
101 画像符号化部
102 符号化制御部
103 送信パケットデータ作成部
104 多重部
110 受信部
111 画像復号部
112 受信パケットデータ解析部
113 分離部
114 再送制御部
120 通信路インタフェース
131 画像入力部
141 画像出力部
150 対局装置
601 特徴領域抽出部

Claims (4)

  1. 画像データを1つまたは複数の画像ブロックに分割し、
    前記画像ブロックをフレーム内符号化またはフレームの相関を利用するフレーム間予測符号化することで画像符号化データを作成し、
    前記画像符号化データを任意のビット長に分割して分割データを作成し、
    前記分割データに対して誤り検出情報を求め、
    前記分割データに前記求めた誤り検出情報を付加してパケットデータを作成し、
    前記パケットデータに順序を示すパケット順序番号を付加し、
    各パケットデータに含まれる画像符号化データの画像ブロック位置とパケット順序番号とを関連付けて順序番号・位置情報として記憶し、
    前記パケットデータを送信すると共に、受信したパケットデータから誤りが検出された時には対局装置側に再送を要求することができるマルチメディアデータ通信方法において、
    対局装置から再送を要求されているパケットデータのパケット順序番号と前記順序番号・位置情報から画像ブロック位置を導出し、
    前記画像ブロック位置をフレーム内符号化する
    ことを特徴とするマルチメディアデータ通信方法。
  2. 画像データから特徴領域を抽出し、前記導出した画像ブロック位置が特徴領域であるときに前記画像ブロック位置の画像ブロックをフレーム内符号化することを特徴とする請求項1記載のマルチメディアデータ通信方法。
  3. 画像データを1つまたは複数の画像ブロックに分割し、
    前記画像ブロックをフレーム内符号化またはフレームの相関を利用するフレーム間予測符号化することで画像符号化データを作成し、
    前記画像符号化データを任意のビット長に分割し、
    前記分割データに対して誤り検出情報を求め、
    前記分割データに前記求めた誤り検出情報を付加してパケットデータを作成し、
    前記パケットデータに順序を示すパケット順序番号を付加し、
    各パケットデータに含まれる画像符号化データの画像ブロック位置とパケット順序番号とを関連付けて順序番号・位置情報として記憶し、
    前記パケットデータを送信すると共に、受信したパケットデータから誤りが検出された時には対局装置側に再送を要求することができるマルチメディアデータ通信装置において、
    画像を符号化する手段と、
    符号化方法を制御する手段と、
    符号化データを分割し、前記分割した符号化データに対する誤り検出情報を求め、前記分割データに前記求めた誤り検出情報を付加して、パケットデータを作成すると共に前記パケットデータに順序を示すパケット順序番号を付加する手段と、
    前記パケットデータを組み合わせて多重する手段と、
    対局装置からの受信データを分離する手段と、
    符号化データを復号する手段と、
    受信データを解析する手段と、
    再送を制御する手段と、を有することを特徴とするマルチメディアデータ通信装置。
  4. 画像データから特徴領域を抽出する手段と、を有することを特徴とする請求項3記載のマルチメディアデータ通信装置。
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