JP2005191219A - 半導体発光素子およびその製造方法 - Google Patents

半導体発光素子およびその製造方法 Download PDF

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Hitoshi Murofushi
仁 室伏
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Abstract

【課題】 光取り出し効率が高く、良好な加工性および再現性で製造可能な半導体発光素子およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 半導体発光素子10のウインドウ層15と保護層20との間には光透過性層19が設けられている。光透過性層19は、活性層13からの発光光について透過性である無機誘電体材料から構成され、スポンジ状あるいは軽石状のような多数の孔を有する多孔質膜から形成されている。また、光透過性層19の表面に微細な凹凸面が形成されている。凹凸面における凹凸幅および凹凸深さは、λ/4〜2λ(λ:活性層13の発光波長)の範囲に設定されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発光ダイオード、半導体レーザ等の半導体発光素子およびその製造方法に関する。
発光ダイオード、半導体レーザ等の半導体発光素子において、輝度の向上には、発光素子の活性層で発光した光をいかに素子外部に効率よく取り出すかが極めて重要である。すなわち、発光素子表面での光の全反射をできる限り抑制して、発光光を素子外部に出射させ、いわゆる光取り出し効率を増大させる必要がある。
具体的には、素子表面で出射または全反射される光の割合は、素子の表面層と外部(透明保護層等)との屈折率で決定される。表面層と外部との屈折率の差が小さいほど臨界角が大きくなる。ここで、臨界角とは、表面層と外部との界面に対する光の入射角をいう。また、表面層の屈折率をn11とし、外部の屈折率をn12とすると、臨界角θは下記数式1で表される。
(数式1)
θ=sin-1(n11/n12
上記数式1よりわかるように、表面層の屈折率n11と外部の屈折率n12との差が小さいほど、すなわち、その比n11/n12が1に近いほど、臨界角θは大きい(90°に近い)値となる。臨界角θよりも入射角の大きな光は界面で全反射され、出射されない。したがって、屈折率の差が小さいほど全反射される光の割合は低く、光はより多く外部に取り出され、結果、輝度が向上する。
しかし、一般的な発光素子は、屈折率が2〜4のガリウム−ヒ素等の化合物混晶材料から構成される表面層を、屈折率1.5程度の樹脂でモールドして形成されている。このように表面層とその外部との屈折率は比較的大きいことから、光取り出し効率は比較的低く、光取り出し効率を向上させるための手法が種々開発されている。
このような手法の1つとして、光取り出し面上に、表面に凹凸を有する光散乱層を形成する技術がある(特許文献1)。このように表面に凹凸を有する光散乱層を形成することにより、光散乱層表面での光の全反射が抑制され、光を素子外部に効率よく取り出せることが期待される。
特開平10−163525号公報
しかし、このような散乱層の形成は、加工性、再現性等の観点から問題がある。例えば、上記特許文献1に開示されている光散乱層の形成方法では、散乱粒子を均一に分散配置させる必要がある。しかし、これらを再現性よく行い、均一性の高い所望の輝度を有する発光素子を歩留まりよく製作することは極めて難しい。また、光の一部が散乱粒子によって反射され(いわゆる戻り光の発生)、期待されるほどの効果が得られない。
また、光取り出し面に直接凹凸を形成する方法も考えられるが、やはり加工性の点で問題があり、凹凸の形成により発光素子の電気的特性に悪影響を与えるおそれもある。
このように、従来より、素子表面における光の全反射が良好に抑制されて素子表面からの光取り出し効率が高く、良好な加工性および再現性で製造可能な半導体発光素子およびその製造方法が求められていた。
上記事情を鑑みて、本発明は、光取り出し効率が高く、良好な加工性および再現性で製造可能な半導体発光素子およびその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかる半導体発光素子は、
光取り出し面を有する半導体層と、
前記光取り出し面上に設けられた光透過性層と、を備え、
前記光透過性層は、多孔質構造を有する、ことを特徴とする。
前記光透過性層は、その上面に通じる細孔を形成する隔壁を備える網目状の多孔質構造を有することが好ましい。
前記光透過性層は、その上面に凹凸面が形成されていることが好ましい。前記凹凸面における凹凸深さと前記凹凸面における凹凸幅との少なくとも一方は、λ/4〜2λ[ここで、λは発光光の波長を示す]の範囲にあることが好ましい。
前記光透過性層は、凍結乾燥により形成されていることが好ましい。
前記光透過性層は、例えば、無機誘電体材料から構成されている。
前記光透過性層上に設けられた第1光透過性膜をさらに備え、前記光透過性層は、前記半導体層の屈折率n1と前記第1光透過性膜の屈折率n3との間の範囲の屈折率n2を有することが好ましい。この場合、前記光透過性層の屈折率n2は、{(n1×n31/2×0.8}〜{(n1×n31/2×1.2}の範囲にあることが好ましい。また、前記光透過性層の厚みは、{(λ/4n2)×(2m+1)±(λ/8n2)[ここで、λは発光光の波長を示し、mは1、2または3を示す。]の範囲にあることが好ましい。
前記半導体層と前記光透過性層との間に設けられた第2光透過膜をさらに備え、前記第2光透過膜は、前記半導体層の屈折率n1と前記光透過性層の屈折率n2との間の範囲の屈折率nを有することが好ましい。
本発明の第2の観点にかかる半導体発光素子の製造方法は、
光取り出し面を有する半導体層を形成する工程と、
前記光取り出し面上に設けられた光透過性層を形成する工程と、を備える半導体発光素子の製造方法であって、
前記光透過性層を形成する工程では、前記半導体層上に光透過性材料からなる多孔質膜を形成する、ことを特徴とする。
前記光透過性層を形成する工程では、凍結乾燥を使用することが好ましい。
前記光透過性層を形成する工程では、その上面に通じる細孔を形成する隔壁を備え、かつ上面に凹凸面を有する網目状の多孔質構造を形成することが好ましい。
本発明によれば、光取り出し効率が高く、良好な加工性および再現性で製造可能な半導体発光素子およびその製造方法が提供される。
本発明の実施の形態にかかる半導体発光素子について、以下、図面を参照して詳細に説明する。以下では、半導体発光素子が発光ダイオードを構成する場合を例として説明する。
図1に、本実施の形態にかかる半導体発光素子10の断面構成を示す。図1に示されるように、本実施の形態の半導体発光素子10は、N型基板11と、N型補助層12と、活性層13と、P型補助層14と、ウインドウ層15と、を有する半導体基体16を備える。半導体発光素子10は、半導体基体16の一面上にカソード電極17が形成され、また、他の一面上にアノード電極18と、光透過性層19と、保護層20と、が形成されて構成されている。
N型基板11は、ガリウム−ヒ素(GaAs)等から構成されるN型の半導体基板から構成される。N型基板11は、例えば、1×1018cm−3程度の不純物濃度、250μm程度の厚みを有する。
N型補助層12は、N型基板11の一面上に形成され、アルミニウム−ガリウム−インジウム−リン(AlGaInP)等の半導体層から構成される。N型補助層12は、例えば、エピタキシャル成長法により形成され、例えば、5×1017cm−3程度の不純物濃度、2μm程度の厚みで設けられている。
活性層13は、N型補助層12上に形成され、AlGaInP等の半導体層から構成される。活性層13は、例えば、エピタキシャル成長法により形成され、例えば、0.5μm程度の厚みで設けられている。活性層13は、電界発光により発光する発光層であり、活性層13においてその両面側から注入されたキャリア(正孔および電子)が再結合し、発光が生じる。
P型補助層14は、活性層13上に形成され、AlGaInP等の半導体層から構成される。P型補助層14は、例えば、エピタキシャル成長法により形成され、例えば、5×1017cm−3程度の不純物濃度、2μm程度の厚みで設けられている。
ここで、N型補助層12およびP型補助層14をそれぞれ構成するAlGaInP中のAl組成比は、活性層13を構成するAlGaInP中のAl組成比よりも大きく設定されている。このように設定することで、活性層13内におけるキャリア再結合によって発生した光を活性層13の外側に効率的に取り出すことができる。
なお、N型補助層12およびP型補助層14は、それぞれN型クラッド層およびP型クラッド層と呼ぶこともできる。しかし、本実施の形態のような発光素子(発光ダイオード)の場合、N型補助層12およびP型補助層14の屈折率を活性層13の屈折率よりも小さくしなくてもよい。
ウインドウ層15は、P型補助層14上に形成され、P型の不純物が導入されたガリウム−リン(GaP)等の半導体層から構成される。ウインドウ層15は、電流拡散層とも呼ばれるものである。ウインドウ層15は、例えば、エピタキシャル成長法により形成され、例えば、5×1017cm−3程度の不純物濃度、2μm程度の厚みで設けられている。ウインドウ層15は、半導体基体16の一面を構成し、以下で詳述するように、活性層13から発光された光の外部取り出し面を構成する。
なお、P型補助層14とウインドウ層15との間に、N型AlGaInP等から構成される電流ブロック層を設けてもよい。
上記構成の半導体基体16の一面を構成するN型基板11には、金−ゲルマニウム合金(Au−Ge)膜、又は、Au−Ge、ニッケル(Ni)、金(Au)からなる金属多層膜等から構成されるカソード電極17が設けられている。
また、半導体基体16の他の一面を構成するウインドウ層15の上の略中央部分には、金−亜鉛合金(Au−Zn)、金−ベリリウム−クロム合金(Au−Be−Cr)及び金(Au)等からなる金属多層膜等から構成されるアノード電極18が設けられている。アノード電極18は、ウインドウ層15上に略円形に設けられている。このアノード電極18によって覆われていない領域が発光光の取り出し領域を構成する。
光透過性層19は、ウインドウ層15上の、アノード電極18が設けられていない領域上に設けられている。光透過性層19は、酸化チタン(TiO2)、酸化亜鉛(ZnO)、窒化シリコン(SiN)、酸化ジルコニウム(ZrO)、硫化亜鉛(ZnS)等の、活性層13からの発光光について透過性である無機誘電体材料から構成される、多孔質膜から形成されている。
光透過性層19の上には、保護層20が形成されている。保護層20は、エポキシ樹脂等の透過率の高い材料から構成され、半導体基体16を湿分から保護する等の機能を有する。
上記構成の半導体発光素子10において、多孔質膜から形成される光透過性層19は、ウインドウ層15と保護層20との間での光の全反射を良好に抑制する機能を有する。光透過性層19のこの機能により、活性層13からウインドウ層15に導かれた発光光は、素子外部に効率的に放出され、高い光取り出し効率が実現される。以下、光透過性層19について詳細に説明する。
光透過性層19は、誘電体材料から構成される多孔質膜、すなわち、スポンジ状あるいは軽石状のような多数の孔を有する膜から形成されている。光透過性層19は、後述するように、凍結乾燥を用いたゾルゲル法によって好適に形成される。ゾルゲル法とは、金属の有機または無機化合物の溶液を出発材料とし、この溶液を化合物の加水分解反応および重合反応を経て金属酸化物または水酸化物の微粒子が溶解したゾルとし、さらに反応を促進させて形成した多孔質状のゲルを経て膜を形成する技術である。
凍結乾燥を用いたゾルゲル法により形成された光透過性層19は、無機誘電体材料(例えば、酸化チタンからなる多孔質膜の場合には酸化チタン)が融合結合してなる隔壁が3次元的であって網目状に形成され、その隔壁間に細孔が構成している。この細孔は、凍結乾燥によりゲル中からの溶媒の揮発により形成されることから膜の厚み方向に延伸し、その一端が光透過性層19の表面に露出して開口を形成している。
光透過性層19は、上記のように光透過性の材料から構成される。このため、活性層13から発光された光の一部は隔壁を透過し、細孔を通じて表面層の表面から外部に放出される。また、この発光光の一部は、隔壁に照射され、光透過性層19の表面側に導かれる。ここで、光透過性層19の隔壁には、その厚み方向に延伸する部分を多数有している。このため、光透過性層19は、散乱粒子を膜中に分散させたような従来の光取り出し膜とは異なり、発光光を比較的良好に光透過性層19の表面側に反射させることができる。つまり、3次元的であって網目状に形成され、表面に通じる細孔を形成する隔壁を備える光透過性層19は、発光光を良好に散乱させ、その内部における光の全反射(いわゆる戻り光)を効果的に抑制する。
さらに、本実施の形態では、図2の光透過性層19付近の部分拡大図に示すように、光透過性層19の表面に微細な凹凸面が形成されている。凹凸面における凹凸幅および凹凸深さは、λ/4〜2λ(λ:活性層13の発光波長)の範囲に設定されている。このため、光透過性層19の表面における光の全反射が良好に防止される。この結果、光透過性層19の表面側に導かれた光の多くは、その表面から外部に良好に放出される。したがって、高い光取り出し効率が実現される。
次に、本実施の形態にかかる半導体発光素子10の製造方法について説明する。図3に本実施の形態にかかる半導体発光素子10の製造プロセスを示す。なお、以下に示す例は一例であり、同様の結果物が得られるのであればこれに限られない。
まず、N型の不純物が導入されたGaAsから構成されるN型基板11の上に、エピタキシャル成長法により、N型補助層12と、活性層13と、P型補助層14と、ウインドウ層15と、順に積層形成する。エピタキシャル成長法としては、有機金属気相成長(MOCVD)法、分子線エピタキシ(MBE)法、化学ビームエピタキシ(CBE)法、分子層エピタキシ(MLE)法等を用いることができる。
例えば、減圧MOCVD法を用いる場合には、以下のように層形成を行うことができる。GaAsにN型不純物を加えて構成されるN型基板11を用意し、MOCVD法によって、N型基板11上に、N型補助層12と、活性層13と、P型補助層14と、ウインドウ層15と、を連続的に気相エピタキシャル成長により形成する。
具体的には、まず、例えば、TMA(トリメチルアルミニウム)と、TEG(トリエチルガリウム)と、TMIn(トリメチルインジウム)と、とPH3(フォスフィン)と、を原料ガスとして用い、例えば、(AlxGa1-xyIn1-yP(0.3≦x≦1)の組成を有するN型補助層12を形成する。ここで、N型のドーパントガスとしては、例えば、SiH4(モノシラン)、Si26(ジシラン)、DESe(ジエチルセレン)、DETe(ジエチルテルル)等を用いることができる。
次に、連続的に、同一の原料ガスを用いて、例えば、N型補助層12よりもアルミニウム組成の低い、(AlxGa1-xyIn1-yP(0.2≦x≦1)の組成を有する活性層13を形成する。このとき、ドーパントガスは用いない。
次いで、連続的に、同一の原料ガスを用いて、活性層13よりもアルミニウム組成の高い、(AlxGa1-xyIn1-yP(0.3≦x≦1)の組成を有するP型補助層14を形成する。ここで、P型不純物の導入方法としては、例えば、DEZn(ジエチル亜鉛)、CP2Mg(ビスシクロペンタジイエニルマグネシウム)等のドーパントガスを用い、或いは固体のベリリウム(Be)ソースを用いることができる。
その後、連続的に、TMAおよびTMInの供給を停止し、TEGおよびとPH3を導入し、P型の不純物が導入されたGaPから構成されるウインドウ層15を形成する。ここで、PH3のかわりにTBP(ターシャリーブチルフォスフィン)を用いても良い。このようにして図3(a)に示すような半導体基体16が得られる。
次に、凍結乾燥を用いたゾルゲル法(金属アルコキシドと溶媒を含むゾルを用いた凍結乾燥法とも呼べる)により、ウインドウ層15上に無機誘電体材料から構成される光透過性層19を形成する。図4に光透過性層19の製造プロセスを示す。以下では、酸化チタンを用いて光透過性層19を形成する場合について説明する。
まず、チタンアルコキシドと、溶媒としての所定量のアルコールおよび水と、を含む溶液をウインドウ層15上にスピン塗布し、図4(a)に示すように、ウインドウ層15上に塗布膜191を形成する。次に、塗布された状態で、室温〜60℃程度の雰囲気中に放置する。これにより、加水分解反応が進行し、図4(b)に示すように、酸化チタンの微粒子が溶解したチタンゾル192が得られる。なお、予め形成しておいたチタンゾルをウインドウ層15上に塗布してもよい。
次に、このチタンゾル192に凍結乾燥、即ちいわゆるフリーズドライを施して、チタンゾル192から水を徐々に揮発させる。チタンゾル192が乾燥する過程において、図4(c)に示すように、多数の細孔を有するチタンゾル193が形成される。
その後、このチタンゾル193に焼成処理を施して、図4(d)に示すように、酸化チタンから構成される多孔質膜194を得る。次いで、さらに、この多孔質膜194の表面にエッチング処理を施して、図4(e)に示すように、表面の凹凸幅および凹凸深さを調整する。ここで、凹凸深さは、4/λ〜2λ(λ:活性層13の発光波長)の範囲に設定する。勿論、チタンアルコキシドおよび溶媒の含有量や乾燥条件、焼成温度等を制御して、多孔質膜表面の凹凸深さを上記範囲に設定こともできる。この場合は、エッチング工程を省略できる。
その後、光透過性層19を、フォトリソグラフィ法等によりパターニングして、図3(b)に示すように、開口19aを形成する。
次いで、光透過性層19の上および開口19a内に露出するウインドウ層15の上に、Au−Zn、Au−Be−Cr及びAu等からなる金属多層膜等を真空蒸着法又はスパッタリング法により堆積し、金属膜を形成する。更に、エッチング法等を用いて光透過性層19上の金属膜を除去して、図3(c)に示すように、開口19a内にアノード電極18を形成する。
次に、N型基板11の露出面上に、Au−Ge膜、又は、Au−Ge、Ni、Auからなる金属多層膜等を真空蒸着法又はスパッタリング法で堆積し、カソード電極17を形成する。
次いで、得られた積層体について、光透過性層19の表面及び積層体の側面をエポキシ樹脂等の保護層20で被覆する。以上のようにして、図1に示す半導体発光素子が得られる。
本実施の形態にしたがって形成した半導体発光素子10について、その光出力について調べたところ、光透過性層19を設けなかった場合と比較して、光出力が大きく向上していることが確認できた。これは、多孔質の光透過性層19により発光光が散乱して全反射が抑制されたためである。
以上説明したように、本実施の形態では、ウインドウ層15と保護層20との間に、多孔質の光透過性層19を設けているので、発光光を良好に散乱させ、その内部における光の全反射(いわゆる戻り光)を効果的に抑制することができ、高い光取り出し効率を実現することができる。
また、本実施の形態では、光透過性層19の表面に微細な凹凸面が形成されているので、さらに光透過性層19の表面における光の全反射が良好に防止され、高い光取り出し効率が実現することができる。
このような光透過性層19は、上記のように一般的な技術を用いて容易に形成可能である。したがって、全反射を抑制するための粗面化、散乱層の形成等の手法を用いる必要はなく、制御性のよい良好な加工性、再現性および均一性で、内部での全反射が抑制された、光取り出し効率の高い半導体発光素子10を提供することができる。
また、光透過性層19は、無機誘電体材料から形成されており、発光光による劣化、熱ストレスによる劣化等によるボイド、切れ、剥離等を防ぐことができ、長期間の信頼性も良好である。
本発明は、上記実施の形態に限られず、種々の変更、変形等が可能である。
上記実施の形態では、多孔質の光透過性層19を凍結乾燥を用いたゾルゲル法により形成するものとした。しかし、光透過性層19は、発光光を良好に散乱させることができる孔が多数形成されていればよく、凍結乾燥を用いたゾルゲル法により形成した場合に限定されるものではない。しかし、凍結乾燥を用いたゾルゲル法によれば、その上面に通じる細孔を形成する隔壁を備える網目状の多孔質構造の光透過性層19を良好に形成することができる。
上記実施の形態では、ウインドウ層15は、GaP等から構成される構成される単層の半導体層から構成されるものとした。しかし、これに限らず、ウインドウ層15を多層構造としてもよい。例えば、ウインドウ層15は、AlGaAs半導体層と、AlGaInP半導体層と、が積層された構造を有し、AlGaInP半導体層の上にアノード電極18が設けられた構造とすることができる。
上記実施の形態では、ウインドウ層15と保護層20との間に光透過性層19を形成するものとした。しかし、これに限らず、例えば、図5(a)に示すように、ウインドウ層15と光透過性層19との間に光透過膜21を形成してもよい。また、図5(b)に示すように、光透過性層19と保護層20との間に光透過膜22を形成してもよい。さらに、図5(c)に示すように、ウインドウ層15の上に光透過膜21、光透過性層19、光透過膜22及び保護層20の順に積層してもよい。この場合、各層の屈折率は、ウインドウ層15>光透過膜21>光透過性層19>光透過膜22>保護層20となることが好ましい。
上記実施の形態では、光透過性層19の表面に微細な凹凸面を形成するものとしたが、光透過性層19の表面に凹凸面を形成しなくてもよい。この場合にも多孔質の光透過性層19により発光光を良好に散乱させることができ、その内部における光の全反射(いわゆる戻り光)を効果的に抑制し、高い光取り出し効率を実現することができる。
以下、本発明の他の実施の形態としての半導体発光素子について説明する。この半導体発光素子は、ウインドウ層15がAlGaAs層とAlGaInP層との2層構造であり、ウインドウ層15のAlGaInP層の上にアノード電極18が設けられている。図6に、この半導体発光素子の光透過性層19付近の構成を示す。図6に示すように、この半導体発光素子は、ウインドウ層15(AlGaInP層)の上に光透過性層19が形成され、光透過性層19の上に窒化シリコン(SiN)からなる光透過膜22が形成され、光透過膜22の上にエポキシ樹脂からなる保護層20が形成されている。
この実施の形態の光透過性層19の屈折率n2は、ウインドウ層15(AlGaInP層)の屈折率n1と光透過膜22(SiN)の屈折率n3との相乗平均の±20%の範囲内、すなわち、下記数式2に示される範囲内にあるように設定されている。
(数式2)
(n1×n31/2×0.8≦n2≦(n1×n31/2×1.2
ここで、AlGaInP半導体の屈折率は3.3であり、SiNの屈折率は1.8であり、光透過性層19の屈折率n2は、1.8〜2.7となる。この実施の形態では、屈折率が2.2の酸化チタン(TiO)により構成されている。
上記のような屈折率n2を有する光透過性層19をウインドウ層15と保護層20との間に設けることにより、光透過性層19を設けない場合と比較して、界面での全反射は全体としてさらに抑制され、より高い光取り出し効率が得られる。
これは、多孔質の光透過性層19により発光光を良好に散乱させ、その内部における光の全反射(いわゆる戻り光)を効果的に抑制する機能に加えて、次のような機能を有するためである。
素子表面で全反射される光の割合は、素子の光透過性層19と外部との屈折率で決定される。光透過性層19と外部との屈折率の差が小さいほど臨界角が大きくなる。ここで、臨界角とは、光透過性層19と外部との界面に対する光の入射角をいう。また、光透過性層19の屈折率をn11とし、外部の屈折率をn12とすると、臨界角θは下記数式3で表される。
(数式3)
θ=sin-1(n11/n12
上記数式3よりわかるように、光透過性層19の屈折率n11と外部の屈折率n12との差が小さいほど、すなわち、その比n11/n12が1に近いほど、臨界角θは大きい(90°に近い)値となる。臨界角θよりも入射角の大きな光は界面で全反射される。したがって、屈折率の差が小さいほど全反射される光の割合は低く、光はより多く外部に取り出され、結果、光取り出し効率は高いものとなる。
このように、ウインドウ層15から出射された光が外部に出射されるまでの界面における全反射は、光透過性層19を設けることにより全体として抑制される。なお、光透過膜22と保護層20との間の界面の全反射は、光透過膜22(SiN)の屈折率が比較的小さく、保護層20(エポキシ樹脂)の屈折率に近いので十分に小さくなっている。
また、この実施の形態の光透過性層19の厚みTは、光透過性層19の屈折率n2および活性層13が発光する光の波長λを用いて、下記数式4を満足するように設定されている。
(数式4)
T≦(λ/4n2)×(2m+1)±(λ/8n2
[ここで、m=0、1または2]
ここで、活性層13が発光する光の波長λは620nmであり、光透過性層19の厚みTは、70.45nm±35.22nmとなる。このように、上記数式3を満たすような屈折率n3とし、さらに上記数式4を満たすような厚みTの光透過性層19を設けることにより、界面における反射光が干渉により弱めあい、または、打ち消しあい、これにより、界面での反射が抑制され、さらに光取り出し効率が向上する。
このように、この実施の形態の半導体発光素子では、いわゆる戻り光を効果的に抑制することもでき、高い光取り出し効率を実現することができる。この結果、光透過性層19の表面に微細な凹凸面を形成しなくとも、いわゆる戻り光を効果的に抑制することができ、高い取り出し効率を実現することができる。
上記実施の形態にかかる半導体発光素子において、N型基板11とN型補助層12との間に、反射膜を設けてもよい。例えば、アルミニウム等の導電性が高く、かつ、反射性の材料を用いて反射膜を設けることにより、活性層13からN型基板11側に発光された光をウインドウ層15側に反射させ、発光光の利用効率を高めることができる。
上記実施の形態において、保護層20として、一般的な樹脂封止材料であって、透明性の高い材料を用いることができる。この場合、保護層20として用いた材料の屈折率に基づいて光透過性層19の屈折率等を設定すればよい。また、保護層20を設けない構成も可能である。この場合、大気の屈折率に基づいて、好ましい屈折率を有する材料を光透過性層19に用いればよい。
上記実施の形態では、光透過性層19は無機誘電体材料から構成されるものとした。しかし、活性層13からの発光光について透過性である材料であれば、有機樹脂材料、例えば、シリコーン樹脂等も使用可能である。
上記実施の形態では、本発明にかかる半導体発光素子10を発光ダイオードに適用する場合について説明したが、これに限らず、半導体レーザ等のいかなる電界発光型の半導体装置にも適用可能である。半導体レーザの場合、光取り出し面、即ち半導体素子の側面に光透過性層を形成する。
本発明の実施の形態に係る半導体発光素子の構成を示す図である。 図1の半導体発光素子の光透過性層付近の構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る半導体発光素子の製造プロセスを示す図である。 本発明の実施の形態に係る光透過性層の製造プロセスを示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る半導体発光素子の光透過性層付近の構成を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る半導体発光素子の光透過性層付近の構成を示す図である。
符号の説明
10 半導体発光素子
11 N型基板
12 N型補助層
13 活性層
14 P型補助層
15 ウインドウ層
16 半導体基体
17 カソード電極
18 アノード電極
19 光透過性層
20 保護層

Claims (13)

  1. 光取り出し面を有する半導体層と、
    前記光取り出し面上に設けられた光透過性層と、を備え、
    前記光透過性層は、多孔質構造を有する、ことを特徴とする半導体発光素子。
  2. 前記光透過性層は、その上面に通じる細孔を形成する隔壁を備える網目状の多孔質構造を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子。
  3. 前記光透過性層は、その上面に凹凸面が形成されている、ことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体発光素子。
  4. 前記凹凸面における凹凸深さと前記凹凸面における凹凸幅との少なくとも一方は、λ/4〜2λ[ここで、λは発光光の波長を示す]の範囲にある、ことを特徴とする請求項3に記載の半導体発光素子。
  5. 前記光透過性層は、凍結乾燥により形成されている、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
  6. 前記光透過性層は、無機誘電体材料から構成されている、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
  7. 前記光透過性層上に設けられた第1光透過性膜をさらに備え、
    前記光透過性層は、前記半導体層の屈折率n1と前記第1光透過性膜の屈折率n3との間の範囲の屈折率n2を有する、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
  8. 前記光透過性層の屈折率n2は、{(n1×n31/2×0.8}〜{(n1×n31/2×1.2}の範囲にある、ことを特徴とする請求項7に記載の半導体発光素子。
  9. 前記光透過性層の厚みは、{(λ/4n2)×(2m+1)±(λ/8n2)[ここで、λは発光光の波長を示し、mは1、2または3を示す。]の範囲にある、ことを特徴とする請求項7または8に記載の半導体発光素子。
  10. 前記半導体層と前記光透過性層との間に設けられた第2光透過膜をさらに備え、
    前記第2光透過膜は、前記半導体層の屈折率n1と前記光透過性層の屈折率n2との間の範囲の屈折率nを有する、ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
  11. 光取り出し面を有する半導体層を形成する工程と、
    前記光取り出し面上に設けられた光透過性層を形成する工程と、を備える半導体発光素子の製造方法であって、
    前記光透過性層を形成する工程では、前記半導体層上に光透過性材料からなる多孔質膜を形成する、ことを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  12. 前記光透過性層を形成する工程では、凍結乾燥を使用する、ことを特徴とする請求項11に記載の半導体発光素子の製造方法。
  13. 前記光透過性層を形成する工程では、その上面に通じる細孔を形成する隔壁を備え、かつ上面に凹凸面を有する網目状の多孔質構造を形成する、ことを特徴とする請求項12に記載の半導体発光素子の製造方法。
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