JP2005188199A - ネットワーク鍵管理システム及び鍵管理サーバ - Google Patents

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達也 羽鳥
Shuichi Matsuda
修一 松田
Akiko Mogi
亜希子 茂木
Yoshihiro Fukano
義弘 深野
Yasuhiro Kishimoto
康博 岸本
Arata Hori
新 堀
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Abstract

【課題】 鍵管理業務の合理化を図るとともに、鍵利用サービスのレベルアップを実現し、さらに鍵不正使用などに対する安全性を向上させること。
【解決手段】 会議室などの各種施設等の鍵を管理するための鍵管理機1を設け、該鍵管理機1に鍵を保持させる。この鍵管理機1をネットワーク3を介して管理サーバ4、受付端末5、パソコン6、携帯電話7などの利用者端末に接続する。管理サーバ4は、受付端末5もしくはパソコン6、携帯電話7などの利用者端末を介して利用者の鍵利用の予約もしくは予約の変更を受け付けて、利用者の鍵借用時に、鍵管理機1の鍵管理部のロックを解除して、鍵利用の予約を行った利用者に対して鍵の貸出し制御を行い、鍵貸出しが完了したとき、上記状態管理部に鍵貸出しが完了したこと登録する。そして、該鍵を借用した利用者に対して、上記メール制御部から鍵を貸し出した旨のメールを送信する
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークを利用して鍵を管理する鍵管理システムおよび鍵を管理する管理サーバに関し、特に本発明は、企業、公共施設などにおける会議室等の鍵や車両の鍵などを管理するのに好適なネットワーク鍵管理システムおよび鍵を管理する管理サーバに関するものである。
大規模施設の建物管理等では管理する鍵が膨大になり、それらを施設管理担当者以外に貸出す必要があるときは、施設管理担当者が作成した手書き授受簿に記入して管理している。
また鍵の貸出を管理できる「鍵管理装置」を設置し鍵を管理するものも知られている。例えば、特許文献1には、上記鍵管理装置について記載されている。
上記特許文献1に記載のものは、カード読取手段と、鍵の収容状態ロック操作手段と、ロック操作手段による施鍵、解鍵を制御する制御手段を有する鍵管理機と、この鍵管理機の制御手段と通信可能なパーソナルコンピュータを設け、該パーソナルコンピュータにより、鍵の貸し出し等を管理するようにしたものである。
特許第2657751号公報
鍵の管理業務は煩雑であり、鍵を人手で管理する場合は、貸出と返却との管理を行うだけで精一杯であり、事前利用予約や時間単位の詳細管理まで行えない。
また、前記特許文献1に記載されるように、鍵管理機とこれを管理するコンピュータを設け、コンピュータにより鍵の貸し出し等を管理することも行われているが、従来のものは、利用予約や時間単位の貸し出しができないなど、複数の者が同一の鍵を時間単位で使用する場合等における利便性に欠けるといった問題があった。
例えば、会議室などを利用する場合、空いている時間帯を把握し、鍵の使用を予約可能とすることが望まれるが、従来の鍵管理装置では、単に鍵の貸し出し状況等を管理しているにすぎず、このような利用予約や時間単位での貸し出しなど、施設利用スケージュールの管理等を含む詳細管理をすることはできなかった。
また、鍵を管理するコンピュータや鍵管理機が設置された場所まで出向かなければ鍵の利用状況等を把握することができず、携帯端末や利用者のパソコン等から鍵使用の予約をしたり、鍵の利用状況を把握することはできなかった。
さらに、従来の鍵管理装置は、鍵の不正使用等に対する対策も十分なものではなかった。
本発明は上記事情を考慮してなされたものであって、鍵管理業務の合理化を図るとともに、ネットワーク等を利用して鍵利用予約や鍵利用状況の把握、鍵利用の確認などを可能とすることにより、鍵利用のサービスのレベルアップを実現し、さらに、鍵不正使用などに対する安全性を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明においては、鍵を管理するための鍵管理機とコンピュータ(管理サーバ)とを設置し、それらと受付端末、利用者端末をネットワーク接続して、鍵の利用の予約、貸出、返却などを管理する。
すなわち、図1に示すように、会議室や社用車などの各種施設、設備等の鍵を管理するための鍵管理機1を設け、該鍵管理機1に鍵を保持させる。この鍵管理機1をネットワーク3(インターネット・イントラネット)を介して、管理サーバ4、受付端末5、パソコン6、携帯電話7などの利用者端末に接続する。そして、以下のようにして鍵の貸出管理を行う。
(1)上記鍵管理機1に鍵の貸し出しを制御する鍵管理部を設け、管理サーバ4に鍵管理機の鍵管理部を制御する鍵管理機制御部と、利用者を特定する情報と利用者のメールアドレスを管理する利用者管理部と、鍵予約状況を管理する予約管理部と、鍵の貸出し状態を管理する状態管理部と、利用者端末との間でメールの送受を制御するメール制御部を設ける。
管理サーバ4は、上記ネットワーク3を介して接続された受付端末5もしくはパソコン6、携帯電話7などの利用者端末を介して利用者の鍵利用の予約もしくは予約の変更を受け付けて、上記鍵予約管理部に登録する。利用者の鍵借用時に、上記鍵管理機1の鍵管理部のロックを解除して、鍵利用の予約を行った利用者に対して鍵の貸出し制御を行い、鍵貸出しが完了したとき、上記状態管理部に鍵貸出しが完了したこと登録する。そして、該鍵を借用した利用者に対して、上記メール制御部から鍵を貸し出した旨のメールを送信する。
(2)上記(1)において、上記メール制御部が、鍵利用者から当該利用者に貸し出し中の鍵を、他の鍵利用者に引き渡した旨のメールを受信したとき、上記メール制御部から、上記他の鍵利用者に対して引渡し確認メールを送信する。そして、他の鍵利用者からの引き渡し了承メールを受信したとき、上記状態管理部に鍵が他の利用者に引き渡されたことを登録する。また、上記メール制御部から、上記鍵利用者および他の鍵利用者に対して、引き渡し完了メールを送信する。
(3)上記(1)または(2)において、複数の鍵利用の予約をした利用者が、上記受付端末5もしくは利用者端末6,7から複数の鍵管理機1に分散して管理された複数の鍵貸出し操作をしたとき、上記管理サーバ4の鍵管理機制御部が、複数の鍵管理機を制御して、上記複数の鍵管理機のロックを解除して、利用予約をした利用者に対して複数の鍵を貸し出す。
(4)上記(1)(2)または(3)において、鍵管理機1に、同一の正鍵と副鍵を管理させ、管理サーバ4の鍵管理機制御部は、正鍵が予約終了時間を経過しても返却されないとき、鍵管理機1の鍵管理部のロックを解除して、上記正副鍵を有する鍵利用の予約を行った利用者に対して、副鍵の貸出しを行う。
本発明においては、以下の効果を得ることができる。
(1)鍵管理機をネットワークを介して、管理サーバ、受付端末、利用者端末に接続し、管理サーバで鍵利用予約、鍵の貸出/返却等を管理するようにしたので、ネットワークを介してWeb、メール等により、受付端末、利用者端末から鍵貸出状態の照会、鍵利用予約を行ったり、時間単位での鍵の貸出し等の詳細管理を行うことが可能となり、鍵管理業務の合理化とサービスのレベルアップを実現することができる。
また、鍵利用者に確認メールを送信し鍵利用の確認を行うことができるので、不正使用を防ぐことができる。さらに、鍵利用予約をした利用者に対し、ワンタイムパスワードを発行し、ワンタイムパスワードを確認して鍵貸出しを行うようにすれば、一層、セキュリティの向上を図ることができる。
また、利用時間が終了しても鍵が返却されない場合、鍵利用者に対して督促メールを送信したり、メールによる鍵利用のキャンセル待ちを受け付けることも可能になる。
(2)鍵利用者が他の鍵利用者に鍵を引き渡した場合、メールでその旨を管理サーバに送信し、管理サーバが、他の鍵利用者に対して引渡し確認メールを送信することで、鍵引渡しを確認することができる。
このため、鍵管理機まで鍵を返却に行くことなく、次の鍵利用者に鍵を渡すことが可能となり、サービスの向上を図ることができる。
(3)受付端末もしくは利用者端末への1回のアクセスで、複数の鍵管理機に分散して管理された複数の鍵の貸出しを可能としたので、簡単な操作で、複数の鍵を借用することができる。
(4)鍵管理機に、同一の正鍵と副鍵を管理させ、正鍵が予約終了時間を経過しても返却されないとき、副鍵の貸出しを行うようにすれば、次の時間帯を予約した利用者は、正鍵が戻っていなくても、直ちに予約した施設を利用することが可能となる。
図1は本発明の実施例のシステムの全体構成を示す図である。
同図において、1は、複数の鍵を保持する鍵管理部、テンキー、表示部等を有する鍵管理機であり、鍵管理機1は、1乃至複数台設けられ、制御ボックス2を介してネットワーク(インターネット・イントラネット等)3に接続されている。
4は鍵の利用予約、鍵の貸出しなどを管理する管理サーバ、5は鍵の利用予約、鍵の貸出しなどを受け付ける受付端末、6は利用者のパソコン(以下PCという)、7は携帯電話等の携帯端末である(以下では、携帯端末が携帯電話であるとして説明する)。
上記管理サーバ4、受付端末5、利用者のPC6、携帯端末7はネットワーク3を介して上記鍵管理機1と接続されている。上記制御ボックス2には、鍵管理機1とネットワーク3を接続するためのインターフェースと、鍵管理機1の状態を管理サーバ4に通知するための制御部が設けられている。
なお、鍵管理機1、管理サーバ4、受付端末5がイントラネットを介して接続され、利用者のPC6、携帯電話7がインターネットを介して上記管理サーバ4と接続されていてもよく、種々の接続形式とすることが出来る。
図2は、上記鍵管理機1の構成例を示す図である。鍵管理機1は、複数の鍵1aを保持する鍵管理部11が設けられている。各鍵1aにはキーホルダが取り付けられており、鍵管理部11には、上記キーホルダが差し込まれて、差し込まれたキーホルダを保持する鍵保持部1bが設けられている。
保持部1bは、通常、キーホルダを取り外せないようにロックし、鍵1aを貸し出す際には、該ロックが解除され利用者が保持部1bからキーホルダを抜いて、鍵1aを取り外せるようになる。鍵1aの使用後、利用者が鍵1aのキーホルダを上記保持部1bに差し込むと該保持部1bがロックされ、次に鍵を貸し出すときまで鍵を取り外せないようになる。
図2では、扉1cを開けた状態を示しているが、通常扉1cは閉じられており、鍵貸出し/返却時に、鍵管理部11の扉1cの旋錠を解除して、扉1cを開放可能とする。
上記鍵管理部11の上部には、パスワードなどを入力するためのテンキーを有するキー操作部12と、表示部13と、鍵の利用時間等を印刷するための印刷部14が設けられている。鍵の貸出し/返却があると、鍵管理機1は、貸出し/返却のあったことを前記管理サーバ4に送信する。
図3は、上記受付端末5、管理サーバ4、鍵管理機1等の機能構成を示すブロック図である。
同図に示すように鍵管理機1には、前記した鍵管理部11、キー操作部12、表示部13、印刷部14が設けられている。
管理サーバ4は、鍵の貸出し状態を管理する状態管理部41と、鍵管理機1の鍵管理部11を制御する鍵管理機制御部42と、鍵予約状況を管理する予約管理部43と、利用者端末との間でメールの送受を制御するメール制御部44と、Web画面を送信し、Web画面上で入力されたデータを受信するWeb画面制御部45と、利用者情報を管理する利用者情報管理部46を備えている。
上記状態管理部41は、鍵貸出し状態を管理する鍵貸出し状態テーブル41aを有し、鍵の貸出し/返却があると上記状態テーブル41aを更新する。
また、後述するように、一つの鍵では管理できず、正鍵、副鍵を必要とする場合には、状態管理部41に正副鍵情報を管理する正副鍵管理テーブル41bを設ける。
鍵管理機制御部42は、鍵貸出し/返却時、鍵管理機1の鍵管理部11に対して、前記保持部1bのロック解除、ロックを行う。また、鍵を貸し出し、鍵の返却を状態管理部41、予約管理部43に通知する。
予約管理部43は、鍵予約情報を管理する鍵予約テーブル43aを有し、受付端末5、PC6、携帯電話7から鍵利用予約があると鍵予約テーブル43aに登録し、鍵の貸出し、返却があると、予約テーブル43aを更新する。
メール制御部44は、利用者のメールアドレスに対して予約の確認メール、鍵貸出し確認メール、鍵返却がない場合の返却督促メールなどを送信するとともに、利用者からの予約メール、予約キャンセルメールなどを受信する。
Web画面制御部45は、受付端末5、PC6、携帯電話7の表示部にWeb画面を表示させたり、これらの画面上で入力されたデータを受け取る。
また、受付端末5、PC6、携帯電話7から利用状況の照会等があると、Web画面制御部45あるいはメール制御部44は、前記状態テーブル41a、鍵予約テーブル43aから、鍵の予約/貸出し状態を読み出し、受付端末5、PC6、携帯電話7に送信する。 利用者情報管理部46は、鍵の利用を許可された利用者の情報(利用者番号、氏名、パスワード等)を管理する利用者情報テーブル46aを備え、鍵利用予約時、鍵貸出し時、上記テーブルから利用者情報が読出され、利用者資格の認証に利用される。また、メール送信時には、上記メールアドレス宛てにメールが送信される。
また、受付端末5は、タッチパネル部51と、表示部52を有し、該受付端末5には、管理サーバ4のWeb画面制御部45から送られるWeb画面が表示され、利用者は、タッチパネル部51により、鍵利用予約を行うことができる。
また、受付端末5を鍵管理機1の近くに設置すれば、受付端末5により、鍵管理機1からの鍵借用/返却操作等を行うことができる。
図4は、上記利用者情報テーブル、鍵貸出状態テーブル、鍵予約テーブル、正副鍵管理テーブルの構成例を示す図である。
同図(a)に示すように、利用者テーブルには、利用者番号と、利用者の氏名、住所、電話番号、メールアドレス、パスワード等が登録される。
鍵貸出状態テーブルには、同図(b)に示すように、鍵ナンバーと、鍵管理機ナンバーと、鍵貸出し状態等が登録される。
鍵予約テーブルには、同図(c)に示すように、鍵ナンバーと、予約番号、鍵予約時に付与され、貸出し時に使用されるワンタイムパスワード、利用者の携帯電話番号、メールアドレス、鍵借用開始日時、鍵借用終了時刻、返却予定日時等が登録される。
前記正副鍵管理テーブルには、同図(d)に示すように、正鍵ナンバーと、副鍵ナンバーが登録される。
以下、本発明の実施例の鍵管理システムが有する各機能について説明する。
(1)鍵の利用予約、利用状況の変化時のメール通知
図5は、鍵の利用予約、利用状況の変化時のメール通知処理を示すフローチャートである。
鍵の利用予約を行う場合、PC6よりWeb画面を利用し、予約画面を参照する。管理サーバ4は、予約管理部43が管理している予約情報をWeb画面制御部45を通し、PC6に表示する(ステップS1)。
利用者は、予約画面により鍵の利用予約を行う(ステップS2)。
図6は、PC6から鍵利用予約を行う場合の画面表示例を示す図である。利用者のパスワードなどを入力してログインした後、利用したい施設を選択し日付を指定して、図6(a)に示すように予約状況を表示させる。図6(a)において、施設選択画面のハッチングがされている横ラインは予約が入っている状態、白抜きの横ラインは空いている状態を示している。
ついで、図6(a)の施設選択画面で、利用したい施設の空いている時間帯の横ラインをクリックする。
これにより、図6(b)に示す予約受け付け画面が表示される。この予約受け付け画面で利用日、利用時間、利用目的などを入力し、予約者のユーザID、パスワードを入力し、予約ボタンをクリックする。
管理サーバ4の予約管理部43は、上記予約操作が行われると、予約可であれば、利用者情報管理部46の利用者情報を参照して、ユーザID、パスワードを確認した後、予約情報テーブル43aを更新する(ステップS4)。
すなわち、前記図4(c)に示した予約情報テーブル43aに新たなレコードを追加し、利用予約がされた鍵ナンバー、予約番号、予約利用者番号、ワンタイムパスワード、携帯電話番号、メールアドレス、借用開始日時などを登録する。なお、ワンタイムパスワードは、鍵を借り出す際に、鍵管理機にアクセスするためのパスワードであり、同一利用者であっても、貸出す鍵や利用日、利用時間帯が異なると、各々異なったワンタイムパスワードが利用時アクセス情報として付与される。
予約管理部43は、上記予約操作が行われると、メール制御部44を介して、利用者のメールアドレスに、予約が正しく行われたことを知らせるとともに、利用時に使用するアクセス情報(ワンタイムパスワード、予約番号等)を通知する(ステップS5)。
また、予約情報が変更された場合、予約を行った利用者のメールアドレスに対して、メール制御部44を介して、予約情報が変更された旨のメールを送信する。
なお、 上記では、PC6から鍵利用予約を行う場合について説明したが、Webにより同様な操作で、受付端末5から予約を行うこともできる。また、携帯電話7などからメールにより予約を行うことも可能である。
(2)鍵借用、返却時
利用者は、鍵の借用時には、鍵管理機1のキー操作部12のテンキーを操作し、利用に必要な情報(利用者番号、予約番号やワンタイムパスワード等)を入力する。
管理サーバ4は、鍵管理機制御部42を介し、入力された情報を受け取る(ステップS6)。そして、受け取った利用者番号、予約番号、ワンタイムパスワード等の情報と、予約管理部43が管理する予約情報、利用者管理部46が管理する利用者情報と照合し、貸出可能な場合には、鍵管理機1の鍵管理部11に対して鍵の貸出指示を行う(ステップS7,S8)。これに応じて、鍵管理部11は、前記したように、扉1cの施錠を解除するとともに鍵の保持部1bのロックを解除し、利用者に対して、鍵を貸し出す。
鍵管理機1の鍵管理部11は、鍵の貸出が完了すると、鍵の貸出しが完了したことを管理サーバ4に通知する。また、鍵管理機1に設けられた印刷部14から、必要に応じて鍵利用終了時刻を印刷したレシートを出力する。利用者は、このレシートによりいつまで鍵を使用できるかを確認することができる。
一方、管理サーバ4は、上記通知を受信すると、状態管理部41が管理する鍵状態と予約管理部43が管理する予約情報を更新する(ステップS9)。鍵利用情報が更新された場合、利用者に対して、メール制御部44を介してメールを送信する。
利用者は、PC6や携帯電話7で上記メールを受信する。万が一、自分が利用していないのに利用通知メールを受信した場合、鍵が不正に利用されたことが分かる。例えば、他の人がパスワード等を盗んで、鍵を借り出すと、利用者は鍵を借りていないのにメールがくるので、不正使用されたことがわかる。
鍵の返却時には、上記と同様、鍵管理機1のキー操作部12のテンキーを操作し、返却に必要な情報を入力する。
管理サーバ4は、鍵管理機制御部42を介し、入力された情報を受け取る。そして、受け取った情報と予約管理部43が管理する予約情報と照合し、鍵管理機1の鍵管理部11に対して鍵の返却指示を行う。
鍵管理部11はこれに連携して動作し、鍵の返却が可能となる。すなわち、鍵管理機1の扉の施錠が解除され、利用者が返却する鍵のキーホルダを、鍵管理機1の保持部1bに差し込むと、鍵が取り外せないようにロックされる。
鍵が返却されると、鍵管理機1の鍵管理部11は、鍵が返却されたことを管理サーバ4に通知する。管理サーバ4は、この通知を受信すると、状態管理部41が管理する鍵状態と予約管理部43が管理する予約情報を更新する。
また、受付端末5が、鍵管理機1の近傍に設置されている場合には、上記鍵の借用操作を受付端末5で行うこともできる。
図7、図8に鍵借用時に受付端末に表示される画面例を示す。
まず、図7(a)に示すログイン画面で、0〜9のボタンに触れて、ログインパスワードを入力しOKボタンを押す。ついで、パスワードを入力して下さいというメッセージが表示されるので、パスワードを入力しOKボタンを押す。以下同様に予約番号、ワンタイムパスワードを入力すると、図7(b)に示す鍵管理システム画面が表示され、借用できる鍵の貸出し、返却状態が表示される。鍵を借用する場合には、借用する鍵のイラストに触れる。これにより、図8(c)に示すように、鍵の背景が反転し、選択されたことが示される。そこで、決定ボタンに触れると、鍵の抜き取り、返却を行ってくださいというメッセージが表示されるので、決定ボタンを押す。これに連携して、鍵管理機1が動作して、鍵の借用が可能となる。
また、鍵を返却する場合には、上記と同様な操作により、鍵管理システム画面を表示させ、返却する鍵のイラストに触れて、鍵を選択する。そして、決定ボタンに触れると、鍵の抜き取り、返却を行ってくださいというメッセージが表示されるので、決定ボタンを押す。これに連携して、鍵管理機1が動作して、鍵の返却が可能となる。
なお、上記鍵の貸出/返却において、利用者は予約した開始時間にならないと受付端末等での鍵の貸出を受けることはできず、また予約した終了時間になると鍵の貸出を受けることはできない。
また、予約した開始時間以降に貸出された鍵は、それ以降の時間なら随時、受付端末等で鍵を返却することができる。
また、管理する鍵が多数に及び、鍵管理機1が複数台設置されているときには、その近傍に配置された受付端末5を操作して一度アクセス情報を入力することで、複数台の鍵管理機1により管理されている複数の鍵の貸出・返却状況の表示と貸出・返却の操作で行うことができる。
この場合には、前記図7(a)の画面でログインすると、前記図7(b)の画面が表示され利用者が借用できる鍵が複数選択可能となる。ここで必要な鍵を選択すると、複数台の鍵管理機1のロックが解除され、鍵の借用が可能となる。鍵返却の場合にも、同様な操作で鍵返却を行うことができる。
これにより、複数台の鍵管理機1に分散して管理されている鍵の貸出/返却操作を利用者の操作で円滑に実現することができる。
また、利用状況により、ひとつの鍵では管理できない場合は「正鍵」「副鍵」の二つの鍵を鍵管理機に用意してもよい。このようにすれば、次の時間帯を予約した利用者は、正鍵が戻っていなくても、直ちに予約した施設を利用することができる。
図9は、正鍵、副鍵がある場合の鍵貸出し処理のフローチャートである。
利用者は、鍵の借用時、前記したように鍵管理機1あるいは受付端末5を操作し、利用に必要な情報(利用者番号、予約番号やワンタイムパスワード)を入力する。
管理サーバ4は、入力された情報を受け取る(ステップS1)。そして、前記したように受け取った情報と、予約管理部43が管理する予約情報、利用者管理部46が管理する利用者情報と照合する(ステップS2)。
そして、貸出可能な場合には、前記鍵貸出状況テーブル41aを参照して予約された鍵がまだ貸出し中の状態であるかを調べる(ステップS3)。鍵が貸し出し中でなければ、鍵管理機1に対して、鍵の貸出しを指示をする(ステップS7)。
また、上記鍵が貸出中であれば、前記正副鍵管理テーブル41bを参照して、副鍵があるかを調べ、副鍵があれば、予約管理部43が管理する予約情報、利用者管理部46が管理する利用者情報と照合し、貸出しが可能であれば、鍵管理機1に対して、副鍵貸出し指示をする(ステップS4,S5,S6)。
ついで、前記したように予約管理部43が管理する鍵予約テーブル43aを更新する(ステップS8)。
正鍵、副鍵が用意されている場合には、例えば前記図7(b)に示した鍵管理システム画面で、同一の室番号の鍵が「正」、「副」がわかるように表示される。利用者は、表示された副鍵を選択することで副鍵を借用することができる。
上記のように、正鍵、副鍵を用意することで、例え、鍵が戻っていなくても、次の利用者は直ちに利用でき、また正鍵を紛失した場合でも、直ちに対応することができる。
なお、上記説明では、鍵管理機1、あるいは受付端末5を用いて鍵の借用/返却を行う場合について説明したが、携帯電話等の携帯端末から、管理サーバにアクセスして、同様な操作により、鍵の借用/返却を行うことも可能である。
また、赤外線通信機能を備えた携帯電話などの携帯端末を用いる場合には、鍵管理機などにも赤外線通信機能を設け、管理サーバから携帯端末に、予約番号、ワンタイムパスワード等を含むメールを送信して、このメールを携帯端末で受信し、上記赤外線通信機能を用いて、携帯端末から鍵管理機等に上記メールで受信したデータを送信して、鍵の貸出し操作などを行うようにしてもよい。
(3)鍵利用状況の参照
図10は、Webやメールにより、施設(鍵)の予約/利用状況を参照する場合の処理を示すフローチャートである。
PC6から施設予約/利用状況を参照する場合には、前記したように鍵管理システムにログインし、施設指定画面で、参照したい施設、日付、時間等を入力する(ステップS1,S2)。
管理サーバ4のWeb画面制御部45は、入力された施設、日付、時間について鍵予約テーブル等を参照し、施設の予約状況、利用状況を取得し、予約/利用状況画面をPC6に送信する。これにより、利用者のPC6には、例えば前記図6(a)に示した施設予約/利用状況画面が表示される。
上記施設予約/利用状況の参照は、受付端末5から行うこともできる。この場合は、受付端末5から前記したように、鍵管理システムにログインし、参照したい施設を入力する。これにより受付端末5には、例えば、図11に示すような予約状況画面が表示される。 上記施設予約/利用状況画面が表示されたら、前記したように、利用施設、日時を指定して、施設利用の予約を行うこともできる。
一方、メールにより、施設利用状況を参照する場合には、携帯電話7等から、管理サーバ4のメール制御部44に対して、参照したい施設、日時等を指定してメールを送信する(ステップS5)。
管理サーバ4のメール制御部44は、メール送信された施設、日付、時間について鍵予約テーブル等を参照し(ステップS6)、施設の予約状況、利用状況を取得し、予約/利用状況をメールで携帯電話等に送信する。
(4)鍵利用終了時間を過ぎても、鍵が返却されない場合の督促メールの送信。
図12は、利用終了時間が過ぎた際の返却の督促メールを送信する処理を示すフローチャートである。
管理サーバ4の状態管理部は、予約管理部43が管理する鍵予約テーブル43aに登録された鍵について、利用予約から貸し出し中の鍵の利用終了時間を参照する(ステップS1)。
そして、貸し出し中の鍵が、利用終了時間を経過しても返却されない場合、督促メールを作成する。その際、システムに応答するためのURLまたはメール返信用のパラメタをメールに含める。作成したメールは、メール制御部44から上記鍵の利用者へメール送信されるとともに、必要に応じてシステム管理者宛にも送信される(ステップS2,S3)。
督促メールを受信した利用者は、メールに記述されたURLへアクセスし、施設指定画面で、鍵の返却予定時刻を入力する(ステップS4,S5)。
Web画面制御部45は、この鍵返却時刻を受信すると、鍵利用の延長が可能であれば、予約管理部43の鍵予約テーブル43aを更新し、利用者に対して、鍵利用時間の延長が許可された旨を通知する(ステップS6,S7,S8)。
また、返却予定時刻の延長が、許容されない場合(他の利用に対して影響がある場合等)、Web画面にて利用者に警告を行うとともに、システム管理者に対してメールを送信する。
なお、上記において、利用者がメールで通知されたURLへのWebアクセスができない場合には、督促メールに対して、返却予定時刻を付記したメールを返信することもできる。返信メールを受信したメール制御部44は、鍵利用の延長が可能であれば、予約管理部43に対して、上記と同様、返却予定時刻を設定する。
また、返却予定時刻が、許容されない場合には、該利用者に警告メールを送信するとともに、システム管理者に対してメールを送信する。
(5)利用した鍵を他の利用者に渡す場合
図13は、利用した鍵を他の利用者に渡す場合の処理を示すフローチャートである。利用した鍵を鍵管理機1に返却せずに、次の利用者に直接手渡す場合には、以下の処理を行う。
鍵の利用を終了した利用者(現利用者)は、鍵貸し出し時に受信したメールに対して、次の利用者に鍵を引き渡す旨を付記したメールを送信する(ステップS1)。
管理サーバ4のメール制御部45は、上記メールを受信すると、予約管理部43の予約テーブルを参照し、次利用者に対して引き渡し確認メールを送信する(ステップS2,S3)。
確認メールを受信した次利用者は、引き渡しを了承したことを付記して、了承メールを、メール制御部45に対して返信する(ステップS4)。
メール制御部45は、引き渡し了承の返信メールを受信すると、予約管理部43と状態管理部41の鍵予約テーブル43aと状態テーブル41aを更新する。すなわち、現利用者の利用が終了し、次利用者が利用を開始した状態に変更する。また、現利用者および次利用者にたいして、引き渡し完了のメールを送信する(ステップS5,S6)。
また、上記ステップ3で引渡し確認メールを受信した次利用者が、引き渡しを了承できない場合(実際に鍵を引き渡されていない場合)には、了承しない旨を付記して確認メールに対して返信する。
管理サーバ4のメール制御部44は、引き渡し非了承の返信メールを受信した場合、現利用者に対して引き渡し却下のメールを送信し、状態は変更しない(ステップS7,S8)。
(6)キャンセル待ちをする場合。
図14は、他の利用者が予約している鍵のキャンセル待ちをする場合の処理を示すフローチャートである。
鍵の利用予約を行う際、前記したようにPC6等から予約画面を参照すると、管理サーバ4は、予約管理部43が管理している予約情報をWeb画面制御部45を介して、PC6などに送信する(ステップS1)。
利用者は、使用したい時間に既に利用予約が入っている場合、キャンセル待ちの情報を入力し、管理サーバ4の予約管理部43は、キャンセル待ちがあったことを記憶する(ステップS2)。
予約管理部43は、キャンセル待ちがある予約に対して、キャンセルがあった場合、予約状態を保持したまま、キャンセル待ち利用者に対してメールを送信する(ステップS3,S4)。
そして、キャンセル待ち利用者からの返信を待ち、一定時間経過しても返信がない場合、予約管理部43において、該当施設・該当時間の予約をキャンセル状態とし、他の利用予約を受け付ける(ステップS5)。
一方、キャンセル通知のメールを受信した利用者は、利用する場合、利用する旨を付記してメールを返信する。
利用する旨の返信メールを受信すると、管理サーバ4の予約管理部43は、予約テーブル43aを、キャンセル待ちの利用者が予約した状態に変更するとともに、キャンセル待ち利用者に対して、予約完了メールを送信する(ステップS7,S8)。
また、キャンセル通知のメールを受信した利用者は、利用しない場合には、その旨を付記してメールを返信する。
利用しない旨の返信メールを受信した場合、予約管理部43は該当施設・該当時間の予約をキャンセル状態とし、他の利用予約を受け付ける。
(付記1) 管理サーバと、該管理サーバとネットワークを介して接続された鍵を管理する鍵管理機と、受付端末と、利用者端末とから構成されるネットワーク鍵管理システムであって、
上記鍵管理機は、鍵の貸し出しを制御する鍵管理部を有し、
上記管理サーバは、
少なくとも上記鍵管理機の鍵管理部を制御する鍵管理機制御部と、
利用者を特定する情報と利用者のメールアドレスを管理する利用者管理部と、
鍵予約状況を管理する予約管理部と、
鍵の貸出し状態を管理する状態管理部と、
利用者端末との間でメールの送受を制御するメール制御部を有し、
上記管理サーバは、上記ネットワークを介して接続された受付端末もしくは利用者端末を介して利用者の鍵利用の予約もしくは予約の変更を受け付けて、上記鍵予約管理部に登録し、
利用者の鍵借用時に、上記鍵管理機制御部は、上記鍵管理機の鍵管理部のロックを解除して、鍵利用の予約を行った利用者に対して鍵の貸出し制御を行い、
鍵貸出しが完了したとき、上記状態管理部に鍵貸出しが完了したこと登録し、
該鍵を借用した利用者に対して、上記メール制御部から鍵を貸し出した旨のメールを送信する
ことを特徴とするネットワーク鍵管理システム。
(付記2) 上記管理サーバは、上記予約テーブルの予約情報を表示するためのWeb画面制御部を備え、該Web画面制御部を介してもしくは前記メール制御部を介して、利用者が鍵の予約情報を参照可能とした
ことを特徴とする付記1のネットワーク鍵管理システム。
(付記3) 上記管理サーバの状態管理部の鍵貸出し状態テーブルには、鍵の利用終了時間が設定されており、状態管理部は、貸出し中の鍵が利用終了時間を経過しても、返却されない場合に、上記メール制御部から、当該鍵の利用者に返却を督促するメールを送信する
ことを特徴とする付記1または付記2のネットワーク鍵管理システム。
(付記4) 上記管理サーバは、メール制御部が、鍵利用者から当該利用者に貸し出し中の鍵を、他の鍵利用者に引き渡した旨のメールを受信したとき、上記メール制御部から、上記他の鍵利用者に対して引渡し確認メールを送信し、
上記他の鍵利用者からの引き渡し了承メールを受信したとき、上記状態管理部に鍵が他の利用者に引き渡されたことを登録し、
上記メール制御部から、上記鍵利用者および他の鍵利用者に対して、引き渡し完了メールを送信する
ことを特徴とする付記1,2,または付記3のネットワーク鍵管理システム。
(付記5) 上記予約管理部は、利用者から鍵の予約を受け付けたとき、該鍵が予約済みの場合、利用者からのキャンセル待ちの予約を受け付け、
上記鍵の予約のキャンセルがあったとき、上記キャンセル待ちの利用者に対して、メール制御部から、当該鍵の予約キャンセルがあったことを通知する
ことを特徴とする付記1,2,3または付記4のネットワーク鍵管理システム。
(付記6) 上記管理サーバは、利用者の鍵利用の予約もしくは予約の変更を時間単位で受け付けて、上記鍵予約管理部に利用開始時間、利用終了時間を登録する
ことを特徴とする付記1,2,3,4または付記5のネットワーク鍵管理システム。
(付記7) 複数の鍵利用の予約をした利用者が、上記受付端末もしくは利用者端末から複数の鍵管理機に分散して管理された複数の鍵貸出し操作をしたとき、
上記管理サーバの鍵管理機制御部は、複数の鍵管理機を制御して、上記複数の鍵管理機のロックを解除して、利用予約をした利用者に対して複数の鍵を貸し出す
ことを特徴とする付記1,2,3,4,5または付記6のネットワーク鍵管理システム。
(付記8) 上記管理サーバは、上記受付端末もしくは利用者端末から、鍵利用の予約もしくは予約の変更を受け付けたとき、利用者にその鍵の貸出しだけに利用できるワンタイムパスワードを発行し、該ワンタイムパスワードを予約管理部に登録し、
利用者への鍵貸し出し時に、利用者の入力したワンタイムパスワードが上記ワンタイムパスワードに一致するとき、上記管理サーバの鍵管理機制御部は、鍵管理機の鍵管理部のロックを解除して鍵を貸出す
ことを特徴とする付記1,2,3,4,5,6または付記7のネットワーク鍵管理システム。
(付記9) 上記鍵管理機は、同一の正鍵と副鍵を管理し、
上記管理サーバの鍵管理機制御部は、正鍵が予約終了時間を経過しても返却されないとき、鍵管理機の鍵管理部のロックを解除して、上記正副鍵を有する鍵利用の予約を行った利用者に対して、副鍵の貸出しを行う
ことを特徴とする付記1,2,3,4,5,6,7,8 または付記9のネットワーク鍵管理システム。
(付記10) 鍵の貸出しを管理する管理サーバであって、
上記管理サーバは、ネットワークを介して接続された鍵の貸出しを行う鍵管理機の鍵管理部を制御する鍵管理機制御部と、
鍵利用者を特定する情報と利用者のメールアドレスを管理する利用者管理部と、
鍵予約状況を管理する予約管理部と、
鍵の貸出し状態を管理する状態管理部と、
利用者端末との間でメールの送受を制御するメール制御部を有し、
利用者端末からの利用者の鍵利用の予約もしくは予約の変更を受け付けて、上記鍵予約管理部に登録し、
利用者の鍵借用時に、上記鍵管理機制御部は、上記鍵管理機の鍵管理部のロックを解除して、鍵利用の予約を行った利用者に対して鍵の貸出しを行い、
鍵貸出しが完了したとき、上記状態管理部に鍵貸出しが完了したこと登録し、
該鍵を借用した利用者に対して、上記メール制御部から鍵を貸し出した旨のメールを送信する
ことを特徴とする管理サーバ。
本発明の実施例のシステムの全体構成を示す図である。 本発明の実施例の鍵管理機の構成例を示す図である。 受付端末、管理サーバ、鍵管理機等の機能構成を示すブロック図である。 利用者情報テーブル、鍵貸出状態テーブル、鍵予約テーブル、正副鍵管理テーブルの構成例を示す図である。 鍵の利用予約、利用状況の変化時のメール通知処理を示すフローチャートである。 PCから鍵利用予約を行う場合の画面表示例を示す図である。 鍵借用時に受付端末に表示される画面例を示す図(1)である。 鍵借用時に受付端末に表示される画面例を示す図(2)である。 正鍵、副鍵がある場合の鍵貸出し処理のフローチャートである。 Webやメールにより、施設(鍵)の予約/利用状況を参照する場合の処理を示すフローチャートである。 受付端末5に表示される予約状況画面を示す図である。 利用終了時間が過ぎた際の返却の督促メールを送信する処理を示すフローチャートである。 利用した鍵を他の利用者に渡す場合の処理を示すフローチャートである。 他の利用者が予約している鍵のキャンセル待ちをする場合の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 鍵管理部
11 鍵管理部
12 キー操作部
13 表示部
14 印刷部
2 制御ボックス
3 ネットワーク
4 管理サーバ
41 状態管理部
42 鍵管理機制御部
43 予約管理部
44 メール制御部
45 Web画面制御部
46 利用者情報管理部
5 受付端末
6 パソコン(PC)
7 携帯端末

Claims (5)

  1. 管理サーバと、該管理サーバとネットワークを介して接続された鍵を管理する鍵管理機と、受付端末と、利用者端末とから構成されるネットワーク鍵管理システムであって、
    上記鍵管理機は、鍵の貸し出しを制御する鍵管理部を有し、
    上記管理サーバは、
    少なくとも上記鍵管理機の鍵管理部を制御する鍵管理機制御部と、
    利用者を特定する情報と利用者のメールアドレスを管理する利用者管理部と、
    鍵予約状況を管理する予約管理部と、
    鍵の貸出し状態を管理する状態管理部と、
    利用者端末との間でメールの送受を制御するメール制御部を有し、
    上記管理サーバは、上記ネットワークを介して接続された受付端末もしくは利用者端末を介して利用者の鍵利用の予約もしくは予約の変更を受け付けて、上記鍵予約管理部に登録し、
    利用者の鍵借用時に、上記鍵管理機制御部は、上記鍵管理機の鍵管理部を制御して、鍵利用の予約を行った利用者に対して鍵の貸出し制御を行い、
    鍵貸出しが完了したとき、上記状態管理部に鍵貸出しが完了したこと登録し、
    該鍵を借用した利用者に対して、上記メール制御部から鍵を貸し出した旨のメールを送信する
    ことを特徴とするネットワーク鍵管理システム。
  2. 上記管理サーバは、メール制御部が、鍵利用者から当該利用者に貸し出し中の鍵を、他の鍵利用者に引き渡した旨のメールを受信したとき、上記メール制御部から、上記他の鍵利用者に対して引渡し確認メールを送信し、
    上記他の鍵利用者からの引き渡し了承メールを受信したとき、上記状態管理部に鍵が他の利用者に引き渡されたことを登録し、
    上記メール制御部から、上記鍵利用者および他の鍵利用者に対して、引き渡し完了メールを送信する
    ことを特徴とする請求項1のネットワーク鍵管理システム。
  3. 複数の鍵利用の予約をした利用者が、上記受付端末もしくは利用者端末から複数の鍵管理機に分散して管理された複数の鍵貸出し操作をしたとき、
    上記管理サーバの鍵管理機制御部は、複数の鍵管理機を制御して、複数の鍵管理機から、複数の鍵を借り出せるようにした
    ことを特徴とする請求項1または請求項2のネットワーク鍵管理システム。
  4. 上記鍵管理機は、同一の正鍵と副鍵を管理し、
    上記管理サーバの鍵管理機制御部は、正鍵が予約終了時間を経過しても返却されないとき、上記正副鍵を有する鍵利用の予約を行った利用者に対して、副鍵の貸出し制御を行う
    ことを特徴とする請求項1,2または請求項3のネットワーク鍵管理システム。
  5. 鍵の貸出しを管理する管理サーバであって、
    上記管理サーバは、ネットワークを介して接続された鍵の貸出しを行う鍵管理機の鍵管理部を制御する鍵管理機制御部と、
    鍵利用者を特定する情報と利用者のメールアドレスを管理する利用者管理部と、
    鍵予約状況を管理する予約管理部と、
    鍵の貸出し状態を管理する状態管理部と、
    利用者端末との間でメールの送受を制御するメール制御部を有し、
    利用者端末からの利用者の鍵利用の予約もしくは予約の変更を受け付けて、上記鍵予約管理部に登録し、
    利用者の鍵借用時に、上記鍵管理機制御部は、上記鍵管理機の鍵管理部を制御して、鍵利用の予約を行った利用者に対して鍵の貸出し制御を行い、
    鍵貸出しが完了したとき、上記状態管理部に鍵貸出しが完了したこと登録し、
    該鍵を借用した利用者に対して、上記メール制御部から鍵を貸し出した旨のメールを送信する
    ことを特徴とする鍵管理サーバ。
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