JP2005187075A - ワイン保存システム - Google Patents

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Abstract

【課題】妥当な経費で、最小の空間を使用して、長期間の間、ワインが効率的に保存される機構を提供すること。
【解決手段】開栓されたボトル内のワインが、事前に開栓されたボトルを密封するシールを通って不活性ガスを導入することによって保存される。アダプタが、ボトルを密封し、不活性ガスが、取外し可能な気体供給部からシールを通ってボトル内へ噴射される。気体供給部が、アダプタに気密な方式で取り付けられ、一方、アダプタが、気密な方式でワイン・ボトルを密封する。気体供給部は、アダプタから取り外して、他のワイン・ボトルを保存するための他のアダプタと共に使用することができ、一方、各アダプタは、特定のボトルのワインの消費が再開されるまで、各ワイン・ボトル内に不活性ガスを密封する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ワイン保存システムの分野に関する、より詳細には、加圧された不活性ガスをワインのボトル内に送り、その中の不活性ガスを隔離するために特に効果的な機構に関する。
ワイン愛好家にとっては、1回の席でボトルを完全に飲み切るかどうかが不確実であるとき、高価なワインのボトルを開けるか否かは、重大な判断である。ワインを給仕する施設の所有者にとっては、ワインを劣化させることはかなりの損失を意味するため、より高価なワインは、グラスによってではなく、ボトルによってのみ給仕される。一般に理解されているように、ワインは劣化する。言い換えれば、ワインは周囲の空気と反応して、不快な風味を発現させる。
この劣化を数日の間遅延させ、ワイン・ボトルを開栓してから、その香りを保持し、開栓されたボトルのワインの楽しみを延長できるようにするために、いくつかのワイン保存システムが長年にわたって開発されている。このようなシステムの1つは、1方向空気弁を備えるゴム製の「コルク」に一体化された、または取り付けられた真空ポンプである。本明細書では、コルクは、物体が伝統的なコルク材料、すなわちコルクオークの木の皮から実際に製造されているかどうかにかかわらず、ワイン・ボトルを密封するために使用される物体である。このような真空システムでは、使用者は、ワインのボトルに栓をし、できる限り多くの空気を汲出して、望ましくは事実上ボトル内に空気を残さないようにする。通常、ボトル内の最少限の空気を得るために、30回以上のポンプの手動動作が必要とされる。30回のポンプの手動動作は、自分のワインを保存しようと望む人によるかなりの努力を意味し、グラス売りのワインを保存しようと望む、たとえばレストランやホテルなどの接客業では受け入れられない努力である。30回以上のポンプの動作の後でさえも、少量の空気がボトル内に残留し、ワインと反応する。手動動作の真空ポンプで保存されたボトルで延期されるワインの劣化時間は、一般に不十分である。
ワインの劣化を延期しようと試みる別の機構は、加圧された気体を開栓されたワイン・ボトル内に送るためにエアゾールスタイルの缶を使用する。加圧された気体は通常、ワインに対して不活性であると考えられている混合物である。いったん気体混合物が開栓されたワイン・ボトル内に噴射された後、内部の不活性ガス混合物を密封するために、ワイン・ボトルが再栓される。
混合物中の気体の1つはアルゴン・ガスである。アルゴン・ガスは希ガスであり、したがって、真に不活性である。しかし、アルゴン・ガスは一般に、通常エアゾールスタイルの缶の中に入れることができる最大圧力で大量に保持することはできない。また、送る機構は粗雑であり、気体は開栓されたボトルから溢れ出して、大気中に逃げることがある。したがって、アルゴンは通常、スプレー缶内の圧力を受容できる最大値未満で保持するために、またワイン・ボトル内に噴射された気体の消費を減少させるために、このような缶の中で気体混合物の非常に小さな割合である。このようなスプレー缶システムでより普及している気体は、一般にワインの風味に影響を与えるような形でワインと反応しない二酸化炭素である。しかし、二酸化炭素は、ワインによって最終的に吸収され、それによってワインは1日または2日後わずかに炭化される。結果として生じるワインの発泡は、ワイン鑑定家にとってきわめて不快なものである。
また、開栓されたワイン・ボトル内に導入される気体の量は、激しく変動する。気体混合物は、噴射されたとき、高速でボトル内に入り、噴射中に開栓されたボトルから出る可能性がある。ボトル内に存在している通常の空気が噴射中に噴射された気体混合物と混じり合い、この通常の空気の大部分が、噴射後ボトル内に残留する。結果として、噴射後にボトル内に残留する気体の性質を知ることは、いかなる確度でもほぼ不可能である。したがって、噴射後、ワインと反応しないボトル内の気体の量は、小さい割合に過ぎない。一般に、このようなスプレー缶システムを使用して延期されるワインの劣化の量は、不十分である。
今日の最も良い保存システムは、ワイン・ディスペンシング・キャビネットである。開栓されたワイン・ボトルは、キャビネット内に保持され、不活性ガス用の入口およびワイン用の出口を備えて密封される。不活性ガスは、ワインが気体圧力によって出口から押し出されるように、開栓および密封されたワイン・ボトル内で加圧される。単純に液体ディスペンサ弁を開けることにより、ワインがグラス内へ流れ込むことが可能になる。
ワイン・ディスペンシング・キャビネットの主要な欠点は、高価であり、容量が限定されることである。このようなキャビネットは、ある所定の時間で、限定された数のワインのボトルを保存し、ディスペンシングするように企図されている。たとえば、カリフォルニア州ロサンゼルスのWBTGシステムは、それぞれ4,000ドルから約9,000ドルの範囲の価格の、8から32本のボトル容量の範囲にわたるワイン・ディスペンシング・キャビネットを現在提供している。より小さいディスペンシング・キャビネットは、8本だけのワインのために5平方フィート以上のカウンタ空間を占有する。このようなシステムの価格と必要空間は、大部分の個人消費者には手の届かないものである。空間の考慮すべき点だけでも、通常利用可能である貯蔵空間を考えると、ボトルによって給仕されるワインの数が、このようなワインのためのディスペンシング・キャビネットを実現不可能にする飲食産業全体において受け入れられないものである。
ワイン・ディスペンシング・システムには別のより微妙な欠点がある。ワインを飲むことは、伝統および習慣に染められている。ワインは、グラス上に傾けられた開栓されたボトルから給仕されるべきである。ワインをディスペンシングするために下にグラスを保持しながらレバーが押されるいくつかのワイン・ディスペンシング・キャビネットのプラスチック製のディスペンシング・バルブは、ワイン体験全体からかなりの価値を失わせる。
必要とされるのは、妥当な経費で、最小の空間を使用して、長期間ワインを効率的に保存できる機構である。
本発明によれば、アダプタが開栓されたワイン・ボトルを密封し、不活性ガスが、取外し可能な気体供給部からシールを通ってボトル内へ噴射される。気体供給部が、気密にアダプタに取り付けられ、一方、アダプタが気密にワイン・ボトルを密封する。ボトルのほぼ外側の大気から隔離されたままで、アダプタを通る導管を気体が通過させるようにアダプタのバルブを開く。結果として、不活性ガスを、従来型のスプレー缶の方法よりも信頼性高くボトル内へ送ることができる。気体は、ボトルから溢れ出ない。このようにして、過度の気体が浪費されないことを信頼して純度の高いアルゴン・ガスが使用される。可搬式の供給部内でアルゴン・ガスの有用な供給を提供するために、取外し可能な気体供給部は、きわめて高圧力、たとえば約2,611psiすなわち約180気圧のアルゴン・ガスのカートリッジを備える。
気体供給部はアダプタから取外し可能である。したがって、気体供給部は、各ワイン・ボトルをそれぞれ密封する複数のアダプタと共に使用することができる。各アダプタは、ワイン・ボトルの横方向境界内に嵌合することができ、それによって、普通のワイン・ボトルよりも広いカウンタ・トップまたは棚空間を占有しない。このことは、効率的なワイン保存のための特に便利な、かつコスト効果の高い解決法を提供する。
使用時、使用者は、開栓されたワイン・ボトル内にアダプタを挿入し、ワイン・ボトルとアダプタの間に気密シールが行われるように、アダプタをワイン・ボトルへシールする。使用者は次に、取外し可能な気体供給部の出口をアダプタの入口に取り付ける。取外し可能な気体供給部は、カートリッジ内の2,611psiの圧力から減少された約2気圧(たとえば32psi)で不活性ガスを提供するレギュレータを備える。しかし、レギュレータは、最初は、アダプタに取り付けられていないとき、閉鎖されている。
取外し可能な気体供給部の出口は、入口との気密接合部を形成する。使用者は次に、入口とワイン・ボトルの内部の間のアダプタ内のバルブを確実に開放させる。バルブが閉鎖されている場合、使用者は、取外し可能な気体供給部とワイン・ボトルの内部の間の経路を開放するために、バルブを開放する。もちろん、入口に取外し可能な気体供給部を取り付けると、使用者の介入なしに自動的にバルブが開くように、自動バルブを使用することができる。
バルブが開放した状態で、使用者は、取外し可能な気体供給部のレギュレータを開放する。これにより、約32psiの不活性ガスがワイン・ボトルを充填することができる。解放バルブは、32psiよりもわずかに低い圧力で、気体が密封されたワイン・ボトルから逃げることを可能にする。アルゴン・ガスは、通常の空気よりもかなり重いため、入ってくるアルゴン・ガスは、ボトル内のワインの表面に定着し、ボトル内に前から存在している通常の空気が上昇して、解放バルブを通って逃げるまで圧力が増加する。数秒後、ワイン・ボトルは、ワインと32psiよりもわずかに低い圧力のアルゴン・ガスのみで満たされる。
別法として、アルゴン・ガスがボトル内に導入される圧力よりもわずかに高い圧力で開放するように、解放バルブが設定される。充填前のワイン・ボトル内の空気は、約14psi(約1気圧)であるため、約32psiの平衡圧力が得られるまで、アルゴンが空気と混合する。空気/アルゴン混合物内のアルゴン・ガスの量は、予想可能かつ定量化可能であり、スプレー缶スタイルのワイン用気体保存システムで見られる量よりも実質的に多い。
1または2秒が経過した後、すべての通常の空気が、解放バルブを通ってボトルから吐出される、または別法として、空気/アルゴン混合物が平衡に達する。使用者は、レギュレータを閉じ、カートリッジ内のアルゴン・ガスを入口から隔離する。使用者は、アルゴン空気混合物をアダプタの入口から隔離するためにアダプタのバルブを閉鎖する。次に、取外し可能な気体供給部をアダプタの入口から取り外すことができ、アルゴン空気混合物は、ワイン・ボトル内に密封されたままとなる。取外し可能な気体供給部が入口から取り外されたとき自動的に閉鎖するように、自動バルブを使用することもできることに留意されたい。したがって、バルブを閉鎖するために使用者の介入は必要ない。同様に、レギュレータは、使用者によって解放されたときバルブを閉鎖位置に戻すために、ばね機構によって自動的に閉鎖することができ、あるいは、使用者による単一の押釦動作に応答して、所定の固定された量のアルゴン・ガスを解放するように構成することができる。
アダプタがワイン・ボトル内のアルゴン・ガスを密封し、取外し可能な気体供給部がアダプタから取り外されると、ワイン・ボトルを、ワイン・ボトル自体の占有面積よりも広くない占有面積の保存状態で貯蔵することができる。また、取外し可能な気体供給部を、他のワイン・ボトルを保存するために自由に使用することができる。
保存されたワインを給仕するために、使用者は、周囲の大気の圧力を超えるワイン内の任意の圧力を解放するために、バルブを開放する。使用者は、アダプタとワイン・ボトルの間のシールを緩めて、アダプタをワイン・ボトルから取り外す。アダプタが自動バルブを使用している場合、使用者は、過度の圧力を逃がすことを可能にするためにアダプタとワイン・ボトルの間のシールを緩めるだけであり、次にシールをさらに緩め、アダプタをワイン・ボトルから取り外す。別法として、解放バルブは、アダプタを取り外す前に、大気圧を越える圧力のどのガスも解放するために使用者によって開放させることができる。いかなる場合でも、アダプタが取り外されて、ワイン・ボトルが開く結果となり、ワイン・ボトルがいま開栓されたかのように見えることである。また、一般に、ワインは、あたかもワイン・ボトルが今はじめて開栓されたかのように、同じような味がする。開栓されたワイン・ボトルの存在および、直接ボトルからグラスにワインを注ぐという体験は、ワイン自体と同様にワインを飲むという体験も維持する。
本発明によれば、ワイン保存アセンブリ100(図1)は、密封アダプタ102と気体供給アセンブリ104を備える。特に、密封アダプタ102は、それを通って不活性ガスが気体供給アセンブリ104からワイン・ボトル50内へ導入される密封された導管を設けている。気体供給アセンブリ104はその後、密封アダプタ102から取り外すことができるが、一方、密封アダプタ102は、その中で不活性ガスを密封するためにワイン・ボトル50との密封を維持する。
ワイン保存アセンブリ100の動作については、以下でより完全に説明されるが、以下で説明される構成要素の理解と認識を容易にし、ワイン保存アセンブリ100によって達成される利点の理解を容易にするためにここで簡単に述べる。最初は、密封アダプタ102と気体供給アセンブリ104が分離しており、ワイン・ボトル50は開いており、ワインが部分的に充填されている。使用者は、ワイン・ボトル50が密封アダプタ102によって密封されるように、密封アダプタ102をワイン・ボトル50に取り付ける。次に、使用者は、その間で気密シールを形成するように、気体供給アセンブリ104を密封アダプタ102に取り付ける。
密封アダプタ102が、ボトル50と気体供給アセンブリ104の間で密封されると、使用者は、不活性ガスが気体供給アセンブリ104から密封アダプタ102を通ってワイン・ボトル50内へ流れることを可能にするようにして、気体供給アセンブリ104内のレギュレータと密封アダプタ102内のバルブの両方を開放する。バルブとレギュレータが開放される相対的な順序は、重要ではない。この例示的な実施形態では、気体供給アセンブリ104のレギュレータは、不活性ガスが約2気圧(たとえば、32ポンド/平方インチすなわちpsi)の圧力で流出するように設定される。解放バルブ212(図2)が、不活性ガスが密封アダプタ102を通って導入される圧力よりもわずかに低い圧力で、空気が逃げることを可能にする。アルゴン・ガスは、通常の空気よりもかなり重いため、アルゴン・ガスはワインの表面に留まり、通常の空気は上昇して、解放バルブ212を通って逃げる。このように、ワイン保存アセンブリ100を使用するワイン保存は、少なくともワイン・ディスペンシング・キャビネットと同じに効率的であるが、それよりも(i)ずっと低価格であり、(ii)ずっと小さくそれによって貯蔵コストを抑え、(iii)ボトルから直接グラスへワインを注ぐワイン体験を保存する形態にある。
次に、使用者は、気体供給アセンブリ104のレギュレータと密封アダプタ102のバルブの両方を閉鎖する。バルブとレギュレータが閉鎖される相対的な順序は、重要ではない。これらが閉鎖されると、使用者は、ワイン・ボトル50がアルゴン・ガスで満たされ、密封アダプタ102のみによって密封されたままであるようにして、気体供給アセンブリ104を密封アダプタ102から分離する。図1で、密封アダプタ102は、ワイン・ボトル50の上部から上方にある程度まで延びているが、密封アダプタ102は、ワイン・ボトル50の占有面積を越えて延びてはいないことを見ることができる。したがって、その保存され、密封された状態でのワイン・ボトル50の貯蔵は、事実上、ワイン・ボトル50のみを貯蔵するため以上の空間は必要としない。逆に、ワイン・ディスペンシング・キャビネットは、2本の保存されるワイン・ボトルを貯蔵するために1平方フィート以上の棚またはカウンタ空間を必要とすることがある。また、密封アダプタをかなり低価格で製造することができ、いくつかのワイン・ボトルが、それぞれ個々の密封アダプタを有し、気体供給アセンブリ104を共有することができるため、ワインを保存するコストはかなり低減される。しかし、気体供給アセンブリ104と密封アダプタ102を単一の装置内に組み込んだことは、本明細書に記載した利点の多くを提供し、依然として既存のワイン保存システムに優るかなりの改善を示すことを理解されたい。このような実施形態は、ワイン・ボトル50内に密封された気体を気体供給アセンブリ104から隔離するために、密封アダプタ102内の別個のバルブを不要にする。
密封アダプタ102が、図2で気体供給アセンブリ104とワイン・ボトル50とは独立に示されている。また、密封アダプタ102は図3で断面図で示されている。密封アダプタ102は、入口202と装着ブラケット204を備える。気体供給アセンブリ104の装着クリップ520(図5)が、完全に装着ブラケット204(図2)上へ滑動され、定位置で挟まれ、入口202が、気体供給アセンブリ104の出口524(図5)とその間で気密シールを形成するために対合する。密封アダプタ102(図2)はまた、ツイスト・キャップ・バルブ206と、シリコン・ゴム・パッキング208と、アダプタ・ダイヤル210と、解放バルブ212とを備える。
動作時、使用者は、開栓されたワイン・ボトル内にシリコン・ゴム・パッキング208(図3)を挿入し、シリコン・ゴム・パッキング208が横方向に膨張してワイン・ボトル50の首部の内部と共にシールを形成するように、シリコン・ゴム・パッキング208を加圧するためにアダプタ・ダイヤル210を捩じる。もちろん、密封アダプタ102とワイン・ボトル50の間に気密シールを形成するために、他の多くの機構を使用することができる。
密封アダプタ102がワイン・ボトル50内に密封されると、ツイスト・キャップ・バルブ206が、ボトル50の内部空間と入口202の間の通路302を選択的に開放および閉鎖する。使用者は、確実にツイスト・キャップ・バルブ206を閉じ、それによって通路302を遮蔽する。以下で説明するようにして、使用者は、出口524(図5)を入口202(図3)に結合させ、不活性ガスが入口202内へ流入することを可能にする。使用者は、ツイスト・キャップ・バルブ206を開き、不活性ガスが通路302を通ってワイン・ボトル50内へ流入することを可能にする。この例示的な実施形態では、気体供給アセンブリ104は、不活性ガスを、約32psi、すなわち2気圧よりもわずかに高い圧力でディスペンシングするように構成されている。解放バルブ212は、32psiよりもわずかに低い、すなわち30psiの圧力で気体を解放するように構成されている。結果として、より重いアルゴン・ガスが、ワインの表面に定着し、普通の空気が、アルゴン・ガスの上に上昇して、ワインとアルゴン・ガスがワイン・ボトル50内に残留するまで、解放バルブ212を通って出る。
別法として、解放バルブ212が、安全な測定値としての32psiよりもわずかに大きい圧力で気体を解放し、通常動作中は気体を解放しないように設定される。この代替実施形態では、不活性ガスは、約32psiの圧力がワイン・ボトル50内で得られるまで、通路302を通って流れる。平衡時、すなわち、ワイン・ボトル50内の圧力が、気体供給アセンブリ104によってディスペンシングされる不活性ガスの圧力と等しくなるとき、ワイン・ボトル50内の気体は、信頼性のある定量化可能な量の不活性ガスを含む。この不活性ガスは、この例示的な実施形態ではアルゴン・ガスである。この量は、従来のスプレイ・ボトル・ワイン・プリザーバを使用して保存されるワインのボトル内部で通常見られる量よりもかなり多い。気体供給アセンブリ104が何らかの誤動作をし、不活性ガスを32psiよりもかなり高い圧力でディスペンシングした場合、過度の気体が、通路304を通って、32psiよりもかなり大きい圧力で気体を解放するように構成された解放バルブの外へ移動する。このようにして、ワイン・ボトル50を過度に加圧するいかなる危険性も回避される。
ツイスト・キャップ206が開放された時からほんの数秒後に、すべての普通の空気が、解放バルブ212を通ってワイン・ボトル50から吐出される。または、代替実施形態では、ワイン・ボトル50内の圧力が約32psiで平衡に達する。使用者は、ワイン・ボトル50内の不活性ガスを密封するためにツイスト・キャップ・バルブ206を閉鎖する。その後、気体供給アセンブリ104を閉鎖して、密封アダプタ102から取り外すことができる。不活性ガスは、ワイン・ボトル50内に密封されたままであり、気体供給アセンブリ104は、密封アダプタ102の別の例と共に別のワイン・ボトルを保存するために自由に使用される。
密封アダプタ102の代替実施形態が、図4に密封アダプタ402として断面図で示されている。密封アダプタ402は、上記で説明したような密封アダプタ102の入口202(図3)、装着ブラケット204、シリコン・ゴム・パッキング208、アダプタ・ダイヤル210、解放バルブ212、通路302、304にそれぞれ類似している、入口420と、装着ブラケット404と、シリコン・ゴム・パッキング408と、アダプタ・ダイヤル410と、解放バルブ412と、通路432、434とを備える。しかし、ツイスト・キャップ・バルブ206の代わりに、密封アダプタ402(図4)は、キャップ416と別個のツイスト・バルブ406とを備える。
気体供給アセンブリ104(図2および5)を密封アダプタを通って開いた空気道を通ってワイン・ボトル50の内部と結合することができる他の多くの構成例がある。たとえば、ツイスト・キャップ・バルブ206は、押釦キャップ・バルブと置き換えることができる。別法として、ばね式バルブが、出口524(図5)がばね式バルブと結合されたときこのような気道を自動的に開放することができ、出口524が分離されたとき気道を自動的に閉鎖することができる。このような押釦式、およびばね式バルブは公知である。
気体供給アセンブリ104が、図5により詳細に示されており、レギュレータ・アセンブリ502と、加圧不活性ガスカートリッジ504と、カートリッジ・カバー506とを備える。加圧不活性ガスカートリッジ504は、不活性ガスで充填された標準的な形状係数の加圧ガスカートリッジである。本明細書では、不活性ガスは、保存される液体と化学的に反応しない気体を意味する。この例示的な実施形態では、保存される液体はワインである。したがって、この例示的な実施形態の文脈で使用されるような不活性ガスは、ワインと化学的に反応しない気体である。上記で説明したように、アルゴン・ガスが、本実施形態で使用される不活性ガスである。加圧不活性ガスカートリッジ504は、21ミリリットル(ml)の鋼製ボトルである。かなり小さいフォーム・ファクタで有用な寿命を提供するために、加圧不活性ガスカートリッジ504は、約180バール(すなわち、約178気圧すなわち2,611psi)の圧力のアルゴン・ガスで充填されている。これは、加圧不活性ガスカートリッジ504が完全に使い果たされる前に、気体供給アセンブリ104の概ね約20〜30回の使用を実現し、気体供給アセンブリ104をさらに使用するために交換しなければならない。
加圧不活性ガスカートリッジ504は、レギュレータ・アセンブリ502の内部の対応するねじ山に螺合されるねじ山付き端部542を備える。使用者が加圧不活性ガスカートリッジ504をレギュレータ・アセンブリ502内に螺合したとき、レギュレータ・アセンブリ502は、加圧不活性ガスカートリッジ504とレギュレータ・アセンブリ502の間の気道を開放するために、従来の方式でねじ付端部542の内部の加圧不活性ガスカートリッジ504を穿孔する。
レギュレータ・アセンブリ502は、加圧不活性ガスカートリッジ504内で加圧された不活性ガスの2,611psiの圧力を、出口524での約32psiの目標圧力へ減少させるほぼ従来型の設計のレギュレータを備える。出口524部で得られる圧力は、レギュレータ・ヘッド526によって制御される。使用者は、レギュレータ・ヘッド526を捩じり、32psiからゼロまでの出口524部で得られる圧力を制御することができ、その結果、使用者は、不活性ガスをレギュレータ・アセンブリ502内に完全に閉じ込めることができる。代替実施形態では、レギュレータ・ヘッド526は、使用者によって解放されるとき、閉鎖位置に戻るようにばね負荷される。別の実施形態では、レギュレータ・ヘッド526は、たとえば、少なくとも1杯のワインが、保存されたワインのボトル内に残るという仮定で、32psiで750mlワイン・ボトルの75%を充填するのに十分な、所定の固定量の不活性ガスを使用者がレギュレータ・アセンブリ502に解放させることができる押釦アクチュエータと交換される。もちろん他の固定量を使用することができる。
カートリッジ・カバー506は、主に美観の理由や、気体供給アセンブリ104が不慮に落下した場合に加圧気体カートリッジ504を衝撃から保護することで追加の安全性をある程度確保するように加圧気体カートリッジ504を包囲するために、カートリッジをレギュレータ・アセンブリ502のねじ山522に羅合させる。
動作中、使用者は、加圧ガスカートリッジ504をレギュレータ・アセンブリ502内に螺合する。レギュレータが開放したとき、不活性ガスが、32psiのかなり安全な圧力で出口524を通って出て行く。使用者は、出口524から逃げる気体がないように、レギュレータ・ヘッド526を捩じることによってレギュレータを簡単に閉鎖する。使用者は、カートリッジ・カバー506を加圧気体カートリッジ504上のねじ山522に螺合する。このとき、気体供給アセンブリ104が完成して、ワインを保存することに使用される準備がされる。
特に、上記で説明されたような方式でワイン・ボトル50内に固定密封された密封アダプタ102(図2)では、プラスチックばねクリップ、または別法として他のいくつかの保持機構が、入口202(図2)と気密に固定結合された出口524(図5)と係合して保持するまで、使用者が装着クリップ520(図5)を装着ブラケット204(図2)上に滑動させる。次に、使用者は、レギュレータを開放し、約2気圧の圧力で入口202(図2)に不活性ガスを送るためにレギュレータ・ヘッド526(図5)を捩じる。
上記に記載したように、使用者は、ある量の不活性ガスがワイン・ボトル50内に流入することを可能にするために、ツイスト・キャップ・バルブ206を開放し、少しの間一時停止し、ツイスト・キャップ・バルブ206を閉鎖する。いったんツイスト・キャップ・バルブ206が再閉鎖された後、使用者は、レギュレータ・アセンブリ502のレギュレータを閉鎖するためにレギュレータ・ヘッド526(図5)を捩じる。次に、加圧気体カートリッジ504内の不活性ガスが、密封アダプタ102から隔離される(図2)。使用者は、装着クリップ520(図5)のプラスチックばねクリップを解放することによって気体供給アセンブリ104を取外し、装着クリップ520を装着ブラケット204から外れるように滑動させる。
この例示的な実施形態では、気体供給アセンブリは、日本国東京のPacific Century CyberWorks Limited(PCCW,Ltd)から入手可能なBeer Party 2 ビール供給システムで使用されている気体供給アセンブリから採用されている。特に、気体供給アセンブリは、加圧気体を約2,611psiから上記で説明したような32psiまで調整するように修正されている。
図6、7、8は、本発明によるワイン保存アセンブリの代替実施形態のそれぞれ上面図、正面図、側面図である。上記で説明した実施形態との違いは主に外見的なものである。機能および動作は上記で説明したものと同様である。
上記の説明は、例示的なものに過ぎず、それに限定されない。たとえば、32psiの圧力が、不活性ガスをワイン・ボトル内に導入するために好ましい圧力として説明されているが、他の圧力を使用することもできる。圧力は、ボトルから普通の空気を大気圧で吐出するのに十分であり、ワインを傷つけるほどは大きくない。特に、過度の圧力は香りに影響を与えワイン内の反応の触媒として働くことがある。現在では、25〜32psiの圧力が良い結果を提供する。したがって、本発明は、頭記の特許請求の範囲およびそれと等価なものの全範囲によってのみ定義される。
本発明による開栓されたワイン・ボトルに取り付けられたアダプタおよび気体供給アセンブリの透視図である。 分離した図1のアダプタの透視図である。 図1〜2のアダプタの断面図である。 本発明による代替となるアダプタの断面図である。 図1の気体供給アセンブリのレギュレータ・アセンブリ、加圧気体カートリッジおよびカートリッジ・カバーの図である。 本発明の代替実施形態によるワイン保存システムの上面図である。 本発明の代替実施形態によるワイン保存システムの前面図である。 本発明の代替実施形態によるワイン保存システムの側面図である。
符号の説明
50 ワイン・ボトル、100 ワイン保存アセンブリ、102、402 密封アダプタ、104 気体供給アセンブリ、202、402 入口、204、404 装着ブラケット、206 ツイスト・キャップ・バルブ、208、408 シリコン・ゴム・パッキング、210、410 アダプタ・ダイヤル、212、412 解放バルブ、302、304、532、434 通路、406 ツイスト・バルブ、416 キャップ

Claims (20)

  1. 開栓された容器内で貯蔵されている飲料を保存するための方法であって、
    前記容器内で前記飲料を密封するために前記容器のシールを形成するステップと、
    気体源を前記シールを通る通路に取り付けるステップと、
    前記気体が前記容器内の飲料を保存する働きをするように、前記シールを通って前記容器内へ前記気体を導入する前記通路を開放するステップと、
    その後、前記容器内の前記気体を密封し、前記気体源からの前記気体を密封するために前記通路を閉鎖するステップとを含む方法。
  2. 前記気体が、飲料と反応しないこと、および他の気体を前記飲料の表面の近くからどかせることによって前記飲料を保存する請求項1に記載の方法。
  3. 前記気体がアルゴン・ガスである請求項2に記載の方法。
  4. 前記飲料がワインである請求項1に記載の方法。
  5. 前記気体源が、加圧された気体の容器と、目標圧力で前記容器から前記気体を送るレギュレータとを備える請求項1に記載の方法。
  6. 前記目標圧力が32psiである請求項5に記載の方法。
  7. 取り付けるステップが、前記気体源を前記通路に取り付けられた入口と結合するステップを含む請求項1に記載の方法。
  8. 開放するステップが、前記入口と前記通路の間のバルブを開放するステップを含む請求項7に記載の方法。
  9. 閉鎖するステップが、前記バルブを閉鎖するステップを含む請求項8に記載の方法。
  10. 前記通路を閉鎖した後、前記気体源を前記シールから切り離し、前記気体を中に入れた状態で前記容器を密封したままにするステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  11. 前記容器の前記シールを破るステップと、
    前記容器から前記飲料をディスペンシングするステップと、
    前記形成するステップと、取り付けるステップと、開放するステップと、閉鎖するステップとを繰り返し、前記飲料の残りと共に前記容器内に追加の気体を密封するステップとをさらに含む請求項1に記載の方法。
  12. 開放された容器内に飲料を密封するためのアダプタであって、
    前記飲料を入れた前記容器と共に密封された結合部を形成するシールと、
    気体供給部から気体を受け、前記気体供給部を気密に結合することができる入口と、
    前記シールと前記入口の間に動作可能に結合され、気体が前記入口から前記シールを通って前記容器内へ流れることを選択的に可能にするバルブとを備え、
    前記気体が前記気体供給部から前記入口、前記バルブ、前記シールを通って前記容器内へ流れることを可能にした後、前記バルブを閉鎖し、それによって前記気体を前記容器内で密封することができるアダプタ。
  13. 前記入口、開放位置の前記バルブ、および前記シールが、前記気体供給部と前記容器の間の密封された導管を形成し、前記密封された導管が、前記気体供給部、アダプタおよび容器内の前記気体を、前記容器の外部の大気から隔離して密封する請求項12に記載のアダプタ。
  14. 前記気体供給部を前記入口から取り外すことができ、前記気体を前記容器内で密封したままにする請求項12に記載のアダプタ。
  15. 前記気体が、前記飲料と反応しないこと、および他の気体を前記飲料の表面の近くからどかせることによって飲料を保存する請求項12に記載のアダプタ。
  16. 前記気体がアルゴン・ガスである請求項15に記載のアダプタ。
  17. 前記飲料がワインである請求項12に記載のアダプタ。
  18. 前記気体源が、加圧された気体の容器と、目標圧力で前記容器から前記気体を送るレギュレータとを備える請求項12に記載のアダプタ。
  19. 前記目標圧力が32psiである請求項18に記載のアダプタ。
  20. 開放された容器内に貯蔵されている飲料を保存するための方法であって、
    前記容器内で前記飲料を密封するために前記容器のシールを形成するステップと、
    (i)前記気体が容器内の飲料を保存するように働き、(ii)後で前記飲料にアクセスすることが、シールを容器から取り外すことを必要とするように、前記シールを通って前記容器内に前記気体を導入するステップとを含む方法。
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