JP2005182639A - 部品特定方法、部品特定システム及び水栓部品特定システム - Google Patents

部品特定方法、部品特定システム及び水栓部品特定システム Download PDF

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Abstract

【課題】 多種多様な部品の中から目的の部品を誰でも容易に特定できるようにするコンピュータ利用システムを提供する。
【解決手段】
部品特定サーバ30は、各ユーザ端末10から入力される目的の部品の物理的な特徴から、その目的の部品番号を割り出し、その目的部品の部品番号及び関連情報を各ユーザ端末10に通知する機能を有し、更に、各ユーザ端末10によって指定された部品の径や長さ寸法などの物理的データに基いて、補修部品の部品番号を抽出して、その部品番号を各ユーザ端末10に通知する機能を有している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、多種多様な部品の中から特定の部品を選定するためのコンピュータ利用システムに関する。
水栓部品を例にとり説明する。
キッチンや浴室などの水栓製品が故障した場合、それ自体を新品と交換するか、その中の故障部品を特定して新しい部品に交換するかの2つのケースがあるが、コストの面で、後者のケースが殆どである。
しかし、水栓部品には、部品本体に部品番号が付けられていないため、エンドユーザーで部品番号を特定することは非常に困難であり、そこで、エンドユーザーにて故障した部品を製品から取外し、メーカーに問い合わせたり、水道工事店、工務店または補修サービス業者などに故障した部品を持ち込んだりしている。
水道工事店、工務店または補修サービス業者などにおいては、水栓部品のカタログで部品番号を特定するようにしているが、水栓部品のカタログが十分に行き渡っていないし、必ずしも最新のカタログではないことも多い。又、水栓製品における故障は、大半がゴム製のパッキンやOリングの劣化や損傷、金属製部品の摩耗、樹脂製部品の破損などで水漏れや操作性の悪化などが生じており、新品の形状や寸法から変形しており、よって、水道工事店、工務店でも、故障した水栓金具の品番を特定することが難しく、部品番号特定のためにエンドユーザのみならず、水道工事店、工務店または補修サービス業者などからもメーカーに問い合わせているケースが多い。
そのため、修理するための交換部品を、壊れた部品等の情報を基に多数の部品の中から推定し、数個以下の部品候補に絞り込むことによって、交換部品を効率に選択可能な部品検索装置がすでにある(例えば、
)。
しかしながら、この装置は、部品の画像を入力するテレビカメラや重量測定装置を要するものであるため、エンドユーザもちろん、水道工事店、工務店または補修サービス業者などにおいて設定することは困難であり、それを利用するノウハウもない。また、数百点以上ある部品から数点に候補を絞り込むことしかできない上に、さらに部品番号特定のために高度な専門知識を有するひとによる判断を必要とする問題がある。
特開平9−319874号公報
このように、例えば、水栓部品の交換の場面において、条件に合った特定品番の水栓部品を選定することは一般に困難を伴う。このことは、水栓部品だけに限らず、同様な問題を抱えている部品は幾つも存在するであろう。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、本発明の課題は、故障した部品の形状や寸法などによって、誰でも多種多様な部品の中から目的の部品を容易に直接特定抽出できるようにするコンピュータ利用システム及びその方法を提供するものである。
また、本発明の別の目的は、類似した部品の中から、誰でも容易に精度良く、対象品番の絞込みを行うことができるコンピュータ利用システムを提供することにある。
また、本発明の別の目的は、類似した部品の中から、誰でも容易に精度良く、部品番号の特定を行うことができるコンピュータ利用システムを提供することにある。
本発明の部品特定方法は、ユーザの望む補修用部品をさがすコンピュータによる部品特定方法であって、部品の少なくとも一つの物理データ入力するための入力画面を前記ユーザに提供する検索条件入力ステップと、前記ユーザにより入力された物理データに基いて、部品の種別に対応して物理データの値の抽出範囲を算定するステップと、抽出範囲の算定値に基いて、前記物理データを格納した部品データベースから検索して、前記物理データを有する部品情報をユーザに提供するステップと、選択された部品情報に対応した部品を使用する部品使用製品情報を、前記部品情報と部品使用製品情報を格納したデータベースから検索して、ユーザに提供するステップと、選択された部品使用製品情報に基いて、対応する部品番号をユーザに提供するステップとを行うことができる。
好適な実施形態にかかる部品特定方法は、ユーザの望む補修用部品をさがすコンピュータによる部品特定方法であって、部品の外観情報を前記ユーザに提供するステップと、前記ユーザに選択された外観情報に基いて、部品の寸法等の少なくとも一つの物理データ入力するための入力画面を前記ユーザに提供する検索条件入力ステップと、前記ユーザにより入力された物理データに基いて、部品の種別に対応して物理データの値の抽出範囲を算定する抽出範囲算定ステップと、抽出範囲の算定値に基いて、前記物理データを格納した部品データベースから検索して、前記物理データを有する(部品番号を含む)部品情報を抽出する部品情報抽出ステップと、抽出された部品情報に対応した、その部品を使用する部品使用製品情報を、前記部品情報と製品情報を格納したデータベースから検索して、抽出する部品使用製品情報抽出ステップと、製品を使用した空間、または、部品使用製品の形態などの部品設置箇所情報を入力するための入力画面を前記ユーザに提供する部品設置箇所情報入力ステップと、前記部品情報と、抽出した前記部品使用製品情報と、前記ユーザにより入力された部品設置箇所情報とから、前記物理データを格納した部品データベースから検索して、前記物理データを有する(部品番号を含む)部品情報をユーザに提供するステップと、選択された部品情報に対応した部品を使用する製品情報を、前記部品情報と製品情報を格納したデータベースから検索して、ユーザに提供するステップと、選択された製品情報に基いて、対応する水栓部品番号をユーザに提供するステップとを行うことができる。
また、本発明によるユーザの望む補修用水栓部品をさがすコンピュータによる水栓部品特定方法は、水栓部品の外観情報を前記ユーザに提供するステップと、前記ユーザに選択された外観情報に基いて、部品の径や長さ寸法等の少なくとも一つの部品の物理データ入力するための入力画面を前記ユーザに提供する検索条件入力ステップと、前記ユーザにより入力された物理データに基いて、水栓部品の種別に対応して物理データの値の抽出範囲を算定するステップと、抽出範囲の算定値に基いて、前記物理データを格納した水栓部品データベースから検索して、前記物理データを有する(部品番号を含む)部品情報をユーザに提供するステップと、選択された部品情報に対応した水栓部品を使用する製品情報を、前記部品情報と製品情報を格納したデータベースから検索して、ユーザに提供するステップと、選択された製品情報に基いて、対応する水栓部品番号をユーザに提供するステップとを行うことができる。
また、本発明の部品特定システムは、ユーザの望む部品をさがすコンピュータによる部品特定システムであって、部品を特定するために必要な各種データを入力する部品データ入力手段と、部品の部品番号と前記データを格納する部品データベースと、前記部品データ入力手段からのデータに基いて、部品データベースを検索して、そのデータに該当する部品の部品番号を抽出する部品番号抽出手段と、部品番号とその部品を使用する製品の製品番号を格納する部品使用製品データベースと、部品番号抽出手段により抽出された部品番号に基いて、部品使用データベースを検索して、その部品が使用されている製品データを検索する部品使用製品情報抽出手段と、特定された部品の部品番号とその部品図面を表示する出力手段とからなる。
本発明の好適な部品特定システムは、ユーザの望む部品をさがすコンピュータによる部品特定システムであって、部品を特定するために必要な各種データを入力する部品データ入力手段と、部品の部品番号と前記物理データを格納する部品データベースと、部品の種類に対応した物理量誤差データを格納する誤差データテーブルと、入力された物理データに対し、その部品の種類に対応した物理量誤差を誤差テーブルから取り込んで検索用データを算定する物理量抽出範囲算定手段と、前記部品データ入力手段からのデータに基いて、部品データベースを検索して、そのデータに該当する部品の部品番号を抽出する部品番号抽出手段と、部品番号とその部品を使用する製品の製品番号を格納する部品使用製品データベースと、部品番号抽出手段により抽出された部品番号に基いて、部品使用データベースを検索して、その部品が使用されている製品データを検索する部品使用製品情報抽出手段と、製品の写真などの製品外観情報を格納する製品外観データベース(製品写真データベース)と、製品番号などの製品情報に基いて、製品外観データベースから製品外観情報を抽出する製品外観抽出手段(製品写真抽出手段)と、特定された部品の部品番号とその部品図面を表示する出力手段とからなる。
ここで、さらに、以下の手段を追加すると、より好ましい。
その部品を使用している部品使用製品である機能データを入力する機能データ入力手段と、製品番号とその製品を設置している空間データ及び/または製品の機能的データを格納する製品データベースと、製品データに基いて、製品データベースを検索して、対応する空間データ及び/または製品の機能的データを抽出する空間データ及び/または機能データ抽出手段、とを追加する。
また、本発明の水栓部品特定システムは、ユーザの望む水栓部品をさがすコンピュータによる水栓部品特定システムであって、水栓部品を特定するために必要な径や長さ寸法などの各種物理データを入力する部品データ入力手段と、水栓部品の部品番号と前記物理データを格納する水栓部品データベースと、前記部品データ入力手段からのデータに基いて、水栓部品データベースを検索して、そのデータに該当する部品の部品番号を抽出する部品番号抽出手段と、水栓の部品番号とその部品を使用する水栓製品の製品番号を格納する部品使用製品データベースと、部品番号抽出手段により抽出された部品番号に基いて、部品使用データベースを検索して、その部品が使用されている製品データを検索する部品使用製品情報抽出手段と、特定された水栓部品の部品番号とその部品図面を表示する出力手段とからなる。
本発明の好適な水栓部品特定システムは、ユーザの望む水栓部品をさがすコンピュータによる水栓部品特定システムであって、水栓部品を特定するために必要な径や長さ寸法などの各種物理データを入力する部品データ入力手段と、水栓部品の部品番号と前記物理データを格納する水栓部品データベースと、パッキンや水栓ハンドルなどの部品の種類に対応した物理量誤差データを格納する誤差データテーブルと、入力された物理データに対し、その部品の種類に対応した物理量誤差を誤差テーブルから取り込んで検索用データを算定する物理量抽出範囲算定手段と、前記部品データ入力手段からのデータに基いて、部品データベースを検索して、そのデータに該当する部品の部品番号を抽出する部品番号抽出手段と、部品番号とその部品を使用する製品の製品番号を格納する部品使用製品データベースと、部品番号抽出手段により抽出された部品番号に基いて、部品使用データベースを検索して、その部品が使用されている製品データを検索する部品使用製品情報抽出手段と、水栓製品の写真などの製品外観情報を格納する水栓製品外観データベース(水栓製品写真データベース)と、製品番号などの製品情報に基いて、製品外観データベースから製品外観情報を抽出する製品外観抽出手段(水栓製品写真抽出手段)と、特定された部品の部品番号とその部品図面を表示する出力手段とからなることを特徴とする水栓部品特定システム。
ここで、さらに、以下の手段を追加するより好ましい。その水栓部品を使用している部品使用製品である水栓の機能データを入力する水栓機能データ入力手段と、
製品番号とその製品を設置している空間データ及び/または製品の機能的データを格納する製品データベースと、製品データに基いて、製品データベースを検索して、対応する空間データ及び/または製品の機能的データを抽出する空間データ及び/または機能データ抽出手段、とを追加する。
また、本発明の候補部品絞込みシステムは、ユーザの望む部品をさがすコンピュータによる候補部品絞込みシステムであって、部品を検索するために必要な各種物理データを入力するデータ入力手段と、部品の部品番号と物理データを格納する部品データベースと、部品の種類に対応した物理量誤差データを格納する誤差データテーブルと、入力された物理データに対し、その部品の種類に対応した物理量誤差を誤差テーブルから取り込んで検索用データを算定する物理量抽出範囲算定手段と、前記部品データ入力手段からのデータに基いて、部品データベースを検索して、そのデータに該当する部品の部品番号を抽出する部品番号抽出手段と、検索された部品の部品番号とその部品図面を表示する出力手段とからなる。
従って、本発明によれば、多種多様な部品の中から目的の部品を誰でも容易に特定することができる。
また、類似した部品の中から、誰でも容易に精度良く、対象品番の絞込みを行うことができる。
さらに、本発明によれば、類似した部品の中から、誰でも容易に精度良く、部品番号の特定を行うことができる。
また、本発明によれば、多種多様な部品の中から目的の部品の絞込みを誰でも容易に行うことができる。
以下本発明の実施の形態を具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示す部品特定システムの全体構成図であって、不特定多数の人々(ユーザ)が、各々の使用するユーザ端末、例えば、エンドユーザや水道工事店や工務店のユーザ端末10から、インターネット20などの通信ネットワークを通じて、部品特定サーバ30にアクセスできるようになっている。部品特定サーバ30は、ユーザ端末10に対するインタフェースとして、例えばWWW(ワールドワイドウェブ)サーバ(図示省略)を有している。よって、各ユーザは、各々のユーザ端末10に搭載された一般的なWWWブラウザを用いて、部品特定サーバ30が提供するサービスを受けることができる。
部品特定サーバ30は、各ユーザ端末10から入力される目的の部品の物理的な特徴から、その目的の部品番号を割り出し、その目的部品の部品番号及び関連情報を各ユーザ端末10に通知する機能を有し、更に、各ユーザ端末10によって指定された部品の径や長さ寸法などの物理的データに基いて、補修部品の部品番号を抽出して、その部品番号を各ユーザ端末10に通知する機能を有している。
図1に示すように、部品特定サーバ30は、上述の機能を実行するのに必要なデータを蓄積したデータベース100を有する。このデータベース100には、部品データベース110、部品形状データベース120、部品使用製品データベース130、部品図面データベース140、製品データベース150、製品写真データベース160、分解図データベース170、及び測定精度算定テーブル180が含まれる。
以下、各データベースの具体的内容について、水栓の場合を例に取り、説明する。
部品データベース110は、図2に示すように、部品特定サーバ30が取り扱う全ての水栓部品について、「部品番号」、「部品名称」の他、部品の物理データとして「部品の種類」、「部品のタイプ」、代表的な「部品寸法」、「表面仕上げ」、「材質」などの情報が記録されている。
ここで、「部品種類」の欄には、各部品を大きく区分けした例えば「こま」、「スピンドル」、「ハンドル」、「弁座パッキン」、「パッキン」、「ナット」などの部品種類が記録されており、部品番号「BB03」の場合は「スピンドル」、部品番号「FF12」の場合は「パッキン」となっている。
「部品のタイプ」の欄には、その部品の種類の下位区分で、部品形状の代表的な違いによって区分けしたタイプが記録されており、部品番号「BB03」の場合は「B」タイプ、部品番号「FF12」の場合は「A」タイプとなっている。
「寸法」の欄には、その部品を特定するに際しての必要な部位の寸法が記録されており、この部位は「部品種類」、「部品のタイプ」ごとに決められ、「スピンドル」の「B」タイプである部品番号「BB03」の場合は、「外径」、「全長」、「ねじまでの長さ」であり、また「パッキン」、「A」タイプである部品番号「FF12」の場合は「内径」、「外径」、「厚み」となっている。
なお、上述した項目は、例示であり、他の項目を用いても良く、部品を特定するうえでより適切な項目があれば、たとえば「寸法」の代わりに、「重量」や「色」など用いてもよい。また新たな項目、例えば、部品形状に更に下位分類を設けたりしても良い。
部品形状データベース120は、図3に示すように、部品データベース110が取り扱う全ての水栓部品について、「部品種類」、「部品タイプ」、及び複数の項目に分類された「図面」が記録されており、「図面」には、部品の種類を区分けする「部品種類別代表図面」、及び部品形状を区分けする「代表形状図面」、寸法測定箇所を示す「寸法測定箇所図面」などの項目を備えている。
なお、部品形状が同一であっても材質や色が異なる場合には、「材質」や「色」の項目を設けても良い。ここでは「材質」を設けている。
部品使用製品データベース130は、図4に示すように、部品データベース110に登録された水栓部品について、その「部品番号」と、その部品を使用している「製品番号」が全て記録されており、部品番号「BB03」では製品番号「SS03」、「SS09」などに使用され、部品番号「FF12」は製品番号「TT05」、「TT20」などに使用されている。
部品図面データベース140は、図5に示すように、部品データベース110に登録された水栓部品について、その「部品番号」と、その部品の寸法なども記載された「部品図面」が登録されており、部品番号「BB03」では部品図面「DBB03」が、部品番号「FF12」では部品図面「DFF12」が登録されている。
製品データベース150は、図6に示すように、部品特定サーバ30が取り扱う全ての水栓製品について、「製品番号」、及び製品に関する情報、この例では製品が設置されている「設置ゾーン(空間)」、及び水栓製品の「製品型式」などの項目を情報として記録している。
ここで、「設置ゾーン」の欄には、その製品が設置されるべきゾーン、例えば、「浴室」、「キッチン」、「洗面所」、「トイレ」などが記録され、製品番号「TT20」の場合は「キッチン」となっている
「製品型式」の欄には、その製品の型式、たとえば「単水栓」、「2バルブ」、「シングルレバー」、「サーモスタット」などが記録され、製品番号「TT20」の場合は「シングルレバー」となっている。
製品外観(写真)データベース160は、図7に示すように製品データベース150に登録された水栓製品について、各製品毎にその「製品番号」と、その水栓製品の外観を示す「製品写真」とが記録されており、外観形状を正確且つ詳細に表示するのに適した大サイズの「拡大写真」及び高速表示に適し、且つ
製品外観(写真)データベース160は、図7に示すように製品データベース150に登録された水栓製品について、各製品毎にその「製品番号」と、その水栓製品の外観を示す「製品写真」とが記録されており、外観形状を正確且つ詳細に表示するのに適した大サイズの「拡大写真」、高速表示に適したサムネイル(小サイズ)の「サムネイル写真」及び部品毎に部品設置箇所をインデックス表示した「製品サムネイル部品表示付写真」が登録されている。
分解図データベース170は、図8に示すように、製品データベース150に登録された水栓製品について、各製品毎にその「製品番号」と、その水栓製品の「分解図」(水栓製品を個々の部品に分解し、且つ、それらの部品が組み合わされるときの位置関係を示した図)が記録され、この「分解図」には各部品の「部品番号」も記載されており、製品番号「TT20」の場合には分解図「BTT20」が記録されている。
尚、「分解図」に記載された各部品の「部品番号」は部品図面データベース140の「部品図面」とのリンクが埋め込まれている。また部品が分解図の中でどこにあるか分かる分解図部品表示図面が各部品単位に登録されている。
測定精度算定テーブル180は、部品測定箇所の測定の難易度や、水栓製品の長年の使用に伴う摩耗や変形を加味して部品の材質や部品のタイプに応じて決められており、図9に示すように部品の材質が黄銅である場合は部品のタイプに拘わらず共通のテーブルを用い、例えば「測定寸法」が21〜50mmの場合、「長さ」では±1mm、「内径」では±2mm、「外径」では±3mmの許容範囲を見込み、測定寸法に夫々の許容範囲を加味した寸法範囲で部品データーベース110から部品を抽出するようにしている。従って、測定寸法の「長さ」が24mmの場合は23〜25mmの範囲で、「外径」が23mmの場合は20〜26mmの範囲で部品を抽出することになる。
また部品の材質がEPDMの場合は図10に示すように部品のタイプ毎にテーブルを備えており、「部品種類及びタイプ」が「パッキンタイプA」で、パッキン厚みの「測定厚さ寸法」が2.5〜12mmで、パッキンの外径と内径から求められるパッキンの「測定幅寸法」が2〜3.5mmの場合は、夫々の許容範囲として±2%を見込んでいる。
従って、測定寸法が、「厚さ」が4mm、「外径」が22mm、「内径」が16mmであって「幅寸法」が3mmの場合は、「厚さ」が3.92〜4.08mm、「幅」が2.94〜3.06mmの範囲で、パッキンタイプAの部品を抽出することになる。
図11は、本発明の部品特定システムのブロック図であり、エンドユーザまたは水道工事店、工務店または補修サービス業者などの望む部品を効率的にさがすことができるコンピュータによる部品特定システムでる。
510は、部品を特定するために必要な各種データを入力する部品データ入力手段である。ここから、部品の関連の物理量、部品情報、部品番号選定、部品使用製品選定、製品分解図表示要求または特定した部品の部品図面表示要求などを行なう。
520は、特定された部品の部品番号とその部品図面を表示する出力手段である。ここで、部品情報、製品情報、製品外観(製品写真)、製品の分解図、部品図面または特定した部品の部品図面などを表示する。
400は本発明の部品特定システムの機能部を表す。
410は、部品データ入力手段510から入力された部品の物理データに対し、その部品の種類に対応した物理量の許容範囲を部品精度算定テーブル180から取り込んで検索用データを算定する物理量抽出範囲算定手段である。例えば、水栓のハンドルに連結されるスピンドル、またはパッキンなどの部品の種別に応じて、部品データ入力手段510から入力した測定寸法の値に測定寸法の値に測定誤差や部品の変形などを加味して、漏れなく候補となる部品を抽出するための検索用データとする。
420は、前記部品データ入力手段510からのデータに基いて、部品データベース110を検索して、そのデータに該当する部品の部品番号を抽出する部品番号抽出手段である。
430は、部品特定の各ステップで、検索等に用いるデータまたは検索データを一時ストアしておくデータ記憶手段である。
440は、部品番号抽出手段420により抽出された部品番号に基いて、部品データベース110、部品形状データベース120、製品データベース150を検索して、その部品が使用されている製品番号を検索する部品使用製品情報抽出手段である。
450は、製品番号に基いて、製品外観データベース(本明細書の説明中では、便宜のため、製品写真データベースと表現することもある)160から製品写真などの製品外観情報を抽出する製品外観抽出手段(製品写真抽出手段)である。
460は、製品番号に基いて、製品を部品レベルに展開して表示した分解斜視図などの分解図を、分解図データベース170を検索して、所望の分解図を抽出する分解図抽出手段である。
470は、本システムにより特定した部品番号に基いて、対応する部品図面を、部品図面データベース140から抽出する特定部品図抽出手段である。
その他に、図示していないが、製品番号に基いて、製品データベース150を検索して、対応する空間データを抽出する空間データ抽出手段480、製品番号に基いて、製品データベース150を検索して、対応する製品の型式などの機能的データを抽出する機能データ抽出手段490を備えている。
以上の構成に基づいた部品特定サーバ30が行なう動作について、以下に詳細に説明する。
図12、図13は、部品特定サーバ30の全体的な動作の流れを示す。
スタート画面の表示(S20)から、部品検索を選択し(S21)、部品種類選択画面処理(S22)を行ない、部品種類選択画面を表示する(S23)。次に、入力画面から、部品種類を選択し(S24)、形状選択画面処理(S25)を行い、部品形状選択画面表示を行なう(S26)。次に、部品形状を選択し(S27)、部品寸法入力画面処理(S28)を行い、部品寸法入力画面表示を行なう(S29)。部品寸法を入力し(S30)、寸法などの測定箇所・寸法・材質に基づき抽出範囲を算出する(S31)し、部品候補表示画面処理(S32)を行ない、部品候補表示画面を表示する(S33)。部品番号を選択し(S34)、使用製品表示画面処理(S35)を行なって、使用製品表示画面表示を行なう(S36)。次に、入力画面に表示された部品番号を選択し(S37)、製品写真画面処理(S38)を行い、製品写真画面表示を行なう(S39)。ここで、分解図を見て確認したいとくは、分解図表示を選択し(S40)、分解図表示処理(S41)を行い、分解図面表示を行う(S42)。次に、部品図面表示を選択し(S43)、部品図面表示処理(S44)を行って、部品図面表示画面(S45)を表示する。
以上の図12に示した流れは、一つの典型的な例であり、必ずしも上記の順序で上記の各プロセスが行なわれるわけではない。
図14、図15は、部品特定サーバ30の全体的な動作の流れの他のパターンの例示である。
スタート画面の表示(S20)から、部品検索を選択し(S21)、部品種類選択画面処理(S22)を行ない、部品種類選択画面を表示する(S23)。次に、入力画面から、部品種類を選択し(S24)、形状選択画面処理(S25)を行い、部品形状選択画面表示を行なう(S26)。次に、部品形状を選択し(S27)、部品寸法入力画面処理(S28)を行い、部品寸法入力画面表示を行なう(S29)。部品情報入力画面表示(S30)を行い、寸法などの測定箇所・寸法・材質に基づき抽出範囲を算出する(S31)し、寸法による部品候補抽出(S32)をない、部品の親製品の使用ゾーン・型式の取得(S33)を行い、その後、使用ゾーン・型式による部品候補抽出(S34)を行い、再測定部位の算出(S35)を行なって、部品候補一覧画面表示を行なう(S36)。次に、製品番号を選択(S37)し、製品写真画面処理(S38)を行い、使用製品表示画面表示を行なう(S39)。ここで、分解図を見て確認したいとくは、分解図表示を選択し(S40)、分解図表示処理(S41)を行い、分解図面表示を行う(S42)。次に、部品図面表示を選択し(S43)、部品図面表示処理(S44)を行って、部品図面表示画面(S45)を表示する。
以上の図13に示した流れは、他の典型的な例であり、必ずしも上記の順序で上記の各プロセスが行なわれるわけではない。
図16〜図25は、これらのプロセスでユーザ端末10に送られて表示される様々なGUI画面の例を示している。ここでは、水栓のハンドルと連結するスピンドル部品の特定を例にして説明する。
図12に示すように、ステップS20で、部品特定サーバ30は図16に示すようなスタート画面200をユーザ端末10に送信し表示させる。
図16に示すように、スタート画面200には、領域201に、製品の外観や使用しているゾーンで検索する製品外観検索、製品番号から検索する製品番号検索、部品の形状から検索する部品検索などが掲載され、それぞれの検索を選択するための製品外観検索ボタン202、製品番号検索ボタン203、部品検索ボタン204を備えている。
再び図12を参照して説明すると、ユーザは、図12のステップS21で示すように、図16の「水栓金具の補修部品検索」と表示したスタート画面200の部品検索ボタン204をクリックする。すると、部品特定サーバ30は、ステップS22に示すように、部品形状データベース140から部品種類の代表図面を検索する。ステップS23に示すように部品特定サーバ30は、図17に示すような部品種類の選択画面210をユーザ端末10に送信し表示する。
図17に示すように、部品種類の選択画面210には、領域211に、部品形状データベース120から索引した部品種類とその代表図面が複数表示されており、この例では、コマ、スピンドル、ハンドルなどの部品種類と、その代表図面が表示されている。部品種類の選択画面210の下部には、次画面表示ボタン213を備え、この選択ボタンがクリックされた場合は、部品形状データベース120から、まだ表示されていない部品種類と代表図面が表示される。尚、ここで画面に表示できる代表図面などの大きさを限定しなくてもよい。
再び図12を参照して説明すると、ユーザは、図12のステップS24で示すように、図17に示す部品種類の選択画面210の該当する部品種類212、例えば部品種類としてスピンドルをクリックする。すると、部品特定サーバ30は、ステップS25に示すように、部品形状データベース120からクリックされた部品種類に従属する部品形状の代表形状図面を検索する。そして、ステップS26に示すように部品特定サーバ30は、図18に示すような部品形状の選択画面220をユーザ端末10に送信し表示する。
部品形状の選択画面220には、領域221に、部品形状データベース140から索引した部品形状のタイプとその代表形状図面222が複数表示され、この例では、部品種類としてスピンドルの代表形状図面が表示されている。そして、部品形状の選択画面220の下部には、部品寸法入力画面ボタン223を備えている。
再び図12を参照して、ユーザは、図12のステップS27で示すように、部品形状の選択画面220の該当する部品形状222を選択し、部品寸法入力画面223をクリックする。すると、部品特定サーバ30は、ステップS28に示すように、部品形状データベース120からクリックされた部品タイプの寸法測定箇所図面を検索する。そして、ステップS29に示すように部品特定サーバ30は、図19に示す部品寸法の入力画面230をユーザ端末10に送信し表示する。
部品寸法の入力画面230には、領域231に、部品形状データベース120から索引した寸法測定図面が表示され、この例では、部品種類のスピンドルの寸法測定箇所が表示されており、寸法入力項目233、234、235及び検索ボタン236を備えている。
再び図12を参照して、ユーザは、図12のステップS30で示すように、部品寸法の入力画面230の寸法入力項目233〜235に測定した寸法を入力し、検索ボタン236クリックする。すると、部品特定サーバ30は、ステップS30に示すように、寸法抽出範囲を算出する。ステップS30では、まず部品形状データベース120から該当する部品種類、部品形状から材質を取得する。
図9の表に示すように、材質が金属の場合は寸法測定箇所(スピンドルでは全長など)での磨耗、変形は殆ど生じない。したがって、図9の部品精度算定テーブル180では材質が金属の場合は測定誤差を加味している。なお、測定寸法301mm以上では極端に誤差が大きくなっているのは、エンドユーザーは通常30cmのものさししか保有しない場合が多く、メジャーなどによる測定を考慮したものである。そこで、図19に代えて、図20の237に示すように、図19の表示に加えて、寸法測定に使用したメジャー(測定具)を選択するようにしてもよい。
図12のステップS32で、部品データベース110から該当の部品種類、部品形状の部品をまず抜き出す。その後、ステップS31で算定した抽出範囲に対応する寸法を保持している部品番号、寸法を取得する。ステップS33に示すように部品特定サーバ30は、図21に示すような部品候補一覧表画面240をユーザ端末10に送信し表示する。
部品候補一覧表の画面240には、領域241に、部品データベース110から検索された候補部品の部品番号、外径、全長などの寸法、及びステップS28における部品寸法の入力画面230の寸法入力項目233、234、235に入力された寸法が表示されている。画面240の上部には選択された部品の件数などが表示され、候補部品の先頭部分には該当すると思われる部品を指示する部品指示ボタン242を設けている。そして部品指示ボタン242で指示された部品番号の部品を使用している製品を表示する使用製品表示画面ボタン245と、部品寸法を再入力するための部品寸法入力画面ボタン243を設けている。
以上のように、部品特定のプロセスは誰が見ても分かる画像を利用し、当該部品をまず部品種類で絞り込み、さらに部品形状から絞り込んでいる。さらに、その部品の寸法を測定し、測定誤差、部品変形など考慮し、部品候補を選定している。
以下、当該部品をその部品を使用している製品から特定するプロセスについて説明する。
再び図12を参照して、ユーザは、図12のステップS34で示すように、部品候補一覧表画面240の部品選択ボタン242を選択し、使用製品表示画面ボタン245をクリックする。すると、部品特定サーバ30は、ステップS35に示すように、部品使用製品データベース130から使用製品表示画面ボタン245でクリックされた部品番号を使用している製品番号を取得する。そして、取得した製品番号と部品指示ボタン242で選択され使用製品表示画面ボタン245でクリックされた部品番号で外観写真データベース160から製品のサムネイル写真に製品に、組み込まれた部品の位置を示した製品サムネイル部品表示付写真を取得し、更に使用製品表示画面ボタン245でクリックされた部品番号で部品図面データベース140から部品図面を取得する。そして、ステップS36に示すように部品特定サーバ30は、図22に示すような使用製品画面250をユーザ端末10に送信し表示する。なお、部品寸法入力画面243がクリックされた場合は、ステップS29へ戻る。
使用製品画面250は、図22に示すように、領域251に、部品図面データベース140から抽出された部品図と、製品写真データベース160から抽出された製品サムネイル部品表示付写真画像252を表示している。この例では、部品番号BB03の部品図と部品番号BB03を使用している製品番号SS03、SS09に部品番号BB03がどこにあるか分かるような製品サムネイル部品表示付写真画像252が表示されている。
再び図12を参照して、ユーザは、図12のステップS37で示すように、図22の使用製品画面250の製品サムネイル部品表示付写真画像252をクリックすると、部品特定サーバ30は、ステップS38に示すように、製品写真データベース160からサムネイル画像252でクリックされた製品番号で拡大製品写真を取得し、ステップS36に示すように、部品特定サーバ30は、図23に示す製品写真画面260をユーザ端末10に送信し表示する。
図23に示すように、製品写真画面260には、その領域261に、外観写真データベース160から取得した製品拡大写真、製品番号SS03、分解図表示ボタン262、部品候補一覧表画面へ戻るボタン263、トップページへ戻るボタン264などを設けている。
再び図12を参照する。ユーザは、ステップS39で、上記の製品写真画面260に表示された製品が部品を取り外した水栓と同じ種類のものであるか否を判断する。目的の水栓でなければ、再びステップS33の部品候補一覧表画面240に戻って別の部品番号を選択すればよい。目的の水栓であって、その分解図を見たい場合、ユーザは、ステップS40で、製品写真画面260上の分解図表示ボタン262をクリックする。すると、部品特定サーバ30は、クリックされた製品番号の水栓の分解図を分解図データベース170から読み出し、ステップS42で、その分解図から図24に示す分解図画面270を作成して、これをユーザ端末10へ送信し表示させる。
分解図画面270には、分解図271などが表示され、この分解図271は、水栓を構成する複数の部品を、相互の組み付け位置関係が解るように描いた斜視図であって、各部品の部品番号も記載されている。また、分解図画面270には部品候補一覧表画面へ戻るボタン273、トップページへ戻るボタン274も設けている。
再び図13を参照する。ユーザは、ステップ43で、上記の分解図画面270に表示された部品が取り外した部品と同じ種類のものであるか否かを判断し、目的のものでなければ、再びステップS33の部品候補一覧表画面240に戻って別の部品番号を選択すればよい。目的の水栓であって、その部品図が見たい場合、ユーザは、ステップS43で、図24の分解図画面270上の部品番号272を直接クリックする。すると、部品特定サーバ30は、ステップS44でクリックされた部品番号272に対応した部品図を部品図面データベース140から読み出し、また部品データベース110から材質、表面仕上も取得し、部品特定サーバ30はステップS45で、その部品図から図25に示すような部品図面画面280を作成して、これをユーザ端末10へ送信し表示させる。
図25に示すように、部品図面画面280には、部品番号、部品名称の他に部品材質、表面仕上及び部品図281などが表示され、この例では、部品番号BB03が表示されている。また、この部品図面画面280には、部品候補表示画面へ戻るボタン282、部品種類選択画面へ戻るボタン283、トップページへ戻るボタン284を設けている。
再び図13を参照して説明すると、ユーザは一連の処理が完了したのでステップS46で希望する戻るボタン282〜284のいずれかを選択すると、部品特定サーバ30は選択された画面を表示する。
以上の図12、図13に示した流れは、一つの典型的な例であり、必ずしも上記の順序で処理が行なわれる必要はない。上記のステップS23、S26、S29、S33、S36、S39、S42、S45各々において部品特定サーバ30がHTMLで書かれたGUI画面をユーザ端末10に送る。それらのGUI画面に埋め込まれたリンクをユーザがマウスなどでクリックすることで、ユーザは部品特定サーバ30をして上記のステップS21、S24、S27、S30、S34、S37、S40、S43を或る程度に任意の順序で実行させることができ、また、どのステップにおいても、ユーザは部品特定サーバ30からログアウトすることができる。
図26〜図36は、これらのプロセスでユーザ端末10に送られて表示される様々なGUI画面の例を示している。ここでは、水栓のパッキン部品の特定を例にして説明する。
図14に示すように、ステップS20で、部品特定サーバ30はスタート画面として図16に示す水栓金具の補修部品検索画面200をユーザ端末10に送信し表示させる。
前述の実施例と同様に、図16のスタート画面から部品の特定を行う。ユーザは、図14のステップS21で示すように、水栓金具の補修部品検索画面200の部品検索ボタン204をクリックする。すると、部品特定サーバ30は、ステップS22に示すように、部品形状データベース120から部品種類の代表図面を検索する。ステップS23に示すように部品特定サーバ30は、部品種類の選択画面210をユーザ端末10に送信し表示する。
以上の構成の下での部品特定サーバ30が行なう動作について、以下に詳細に説明する。第二実施例のステップは、図14、図15に表している。
図14は、部品特定サーバ30の全体的な動作の流れを示す。図14は、部品品番の特定プロセスを詳細に示している。図16、図17、図26〜図36は、これらのプロセスでユーザ端末10に送られて表示される様々なGUI画面の例を示している。
図14に示すように、ステップS20で、部品特定サーバ30はスタート画面をユーザ端末10に送信し表示させる。
スタート画面である水栓金具の補修部品検索画面200には、領域201に、製品の外観や使用しているゾーンで検索する製品外観検索、製品番号から検索する製品番号検索、検索、部品の形状から検索する部品検索などが記載されている。また、それぞれの検索を選択するための製品外観検索ボタン202、製品検索ボタン203、部品検索ボタン204がある。
再び図14を参照して説明すると、ユーザは、ステップS21で示すように、水栓金具の補修部品検索画面200の部品検索ボタン204をクリックする。すると、部品特定サーバ30は、ステップS22に示すように、部品形状データベース120から部品種類の代表図面を検索する。ステップS23に示すように部品特定サーバ30は、図17に示すような部品種類の選択画面210をユーザ端末10に送信し表示する。
部品種類の選択画面210には、領域211に、部品形状データベース120から索引した部品種類とその代表図面が複数表示されている。この例では、部品種類のコマ、パッキンなどの代表図面212が表示され、部品形状の選択画面210の下部には、次画面表示ボタン213が設けられている。
再び図14を参照して、ユーザは、図14のステップS24で示すように、部品種類の選択画面210の該当する部品種類212をクリックすると、部品特定サーバ30は、ステップS25に示すように、部品形状データベース120からクリックされた部品種類に従属する部品タイプの代表形状図面を検索する。ステップS26に示すように部品特定サーバ30は、図26に示すような部品形状の選択画面320をユーザ端末10に送信し表示する。図17の次画面表示ボタン213がクリックされた場合は、部品形状データベース120よりまだ表示されていない代表図面をステップS22に戻り部品種類の選択画面210を表示する。画面に表示できる大きさは限定しなくてもよい。
図26に示すように、部品形状の選択画面320には、領域321に、部品形状データベース120から検索した部品タイプとその代表形状図面が複数表示されており、この例では、部品種類のパッキンの代表形状図面322が表示されている。部品形状の選択画面320の下部には、次画面表示ボタン323、部品情報入力画面ボタン324がある。
再び図14を参照して説明すると、ユーザは、図14のステップS27で示すように、部品形状の選択画面320の該当する部品タイプの代表形状図面322を選択し、部品情報入力画面ボタン324をクリックする。すると、部品特定サーバ30は、ステップS28に示すように、部品形状データベース120からクリックされた部品タイプの寸法測定箇所図面を検索する。そして、ステップS29に示すように部品特定サーバ30は、図27に示す部品情報の入力画面330をユーザ端末10に送信し表示する。
図27に示すように、部品情報の入力画面330には、領域331に、部品形状データベース120から索引した寸法測定箇所図面が表示され、この例では、部品種類のパッキンで選択された部品形状の寸法測定箇所図面が表示されている。また、寸法入力項目333、334、335が設けられ、さらに、部品を取りはずした製品が使用されていたゾーン情報を入力する製品使用ゾーン選択ボックス336、製品型式選択ボックス337、検索ボタン338を備えている。
再び図14を参照して説明すると、ユーザは、図14のステップS30で示すように、部品情報の入力画面330の寸法入力項目333〜335に測定した寸法を入力し、さらに部品を取り出した製品に関し、その製品が設置されているゾーンを入力する製品使用ゾーン選択ボックス336、及び製品の型式を入力する製品型式選択ボックス337から該当する項目を選択し、検索ボタン338をクリックする。
以後の処理を5ステップに分け説明する。
部品特定サーバ30はステップS31に示すように、寸法による抽出範囲を算出する。
まず部品形状データベース120から該当の部品種類、部品形状から材質を取得する。図9の表にあるように材質が金属の場合は寸法測定箇所(パッキンでは全長など)での磨耗、変形は殆どない。したがって、測定誤差を加味すればよい。しかし、図10の表にあるように材質がゴム関係のパッキンでは、止水するため、内径は軸、外径はシリンダに常時押さえ付けられている。このため、パッキンを製品から取り出すと、内径は拡がり、外径は狭まる。内径の拡がり、外径の狭まり度合いは、パッキンの幅と厚みとの組合せとの相関関係が強い。そこで図10の部品精度算定テーブル180で示した、材質、部品種類、部品形状に応じたテーブルで寸法による抽出範囲を決定する。
次に部品特定サーバ30は、図示していないステップS312で、部品データベース110から該当の部品種類、部品タイプを保持している部品をまず抜き出す。その上で、ステップS31で算出した抽出範囲に対応する寸法を保持している部品番号、寸法を取得する。ここでは、寸法による部品の絞り込みを行っている。
次に部品特定サーバ30は、図示していないステップS313で、ステップS312で取得された部品番号を使用している親の製品番号を取得するため、部品使用製品データベース130から製品番号を取得する。取得された製品番号で製品データベース150から該当の製品設置ゾーン、製品型式情報を取得する。上記ステップS312で絞り込まれた部品番号、寸法などと、当ステップで取得された製品番号、製品設置ゾーン、製品型式などとは関連付けをして内部的に記録されている。
次に部品特定サーバ30は、ステップS314で、上記ステップS30で入力された製品使用ゾーン選択ボックス336、製品型式選択ボックス337の値と等しいものを前述ステップS313で得られた製品設置ゾーン、製品型式を抜き出し関連付けられている部品番号、寸法、製品番号とともに内部的に記録されている。ここで、入力された製品使用ゾーン選択ボックス336、製品型式選択ボックス337で指定されたものを持つ製品に使用されるもののみに部品候補が絞り込まれる。一例をとれば、たとえば、製品型式選択ボックス337で2バルブと入力され、絞りこまれた部品を使用する製品(親の製品)に製品型式2バルブがなければその該当部品は対象外となる。なお、内部的に記録しているが、データベースなどの外部記憶手段に記録してもよい。
次に部品特定サーバ30は、ステップS315で、ステップS94で絞り込まれた部品点数が3点以上の場合、その部品の各部位の寸法から標準偏差を求めバラツキの多い部位2つ選ぶ。ただし、ステップS30で入力された部品情報の入力画面図27の寸法入力欄333〜335と上記の各部位と差の最大が0.5以下であれば対象外とする。これはユーザが通常保有するものさしでは0.5mm程度が測定可能な範囲であるためである。
再び図14を参照する。ステップS32に示すように部品特定サーバ30は図28に示す部品候補一覧表画面340をユーザ端末10に送信し表示する。
図28に示すように、部品候補一覧表画面340には、領域341に、ステップS314で絞りこまれた部品の部品番号、外径、全長などの寸法、またステップS30における部品情報の入力画面330の寸法入力項目333〜335に入力された測定寸法が表示されている。画面340の上部には、製品設置ゾーン、製品型式抽出された部品の件数などが表示され、更に候補部品番号の先頭には、選択したい部品番号を指示する部品指示ボタン343、使用製品を表示する使用製品表示画面ボタン345、及び部品寸法を再入力するための部品情報入力画面ボタン344を備えている。
再び図14を参照する。ユーザは、ステップS33で、上記の候補部品一覧表の画面340に表示された部品点数などから、再度、部品の寸法を入力するか判断する。再度、部品の寸法を測りなおす場合は、図28の候補部品一覧表画面340の部品情報入力画面ボタン344をクリックする。すると、部品特定サーバ30は、図31の部品情報の入力画面350を再び表示する。図31における部品情報の入力画面350の例は寸法の再入力をしているところを表示している。図31における部品情報の入力画面350の再入力が完了し検索ボタン358をクリックすると、部品特定サーバ30は、再び、ステップS31、S311〜S315まで処理し、ステップ33で図32に示すような部品候補一覧表画面360を表示する。図32の部品候補一覧表360では、部品番号FF12のパッキンのみが表示されている。
以上のように、部品特定のプロセスは誰が見ても分かる画像を利用し、当該部品をまず部品種類で絞り込み、さらに部品形状から絞り込んでいる。さらに、その部品の寸法を測定し、測定誤差、部品変形など考慮し、部品候補を選定してきた。絞り込んだ部品を使用している親の製品情報(製品が設置されるべきゾーンと製品型式など)と当該部品を取り外した製品の情報からさらに絞りこんできた。
以下、当該部品を取り外した製品情報から特定するプロセスについて説明する。
再び図14を参照して、ユーザは、図14のステップS34で示すように、図30の部品候補一覧表画面370の部品指示ボタン372を選択し、使用製品表示画面ボタン373をクリックする。すると、部品特定サーバ30は、図15のステップS35に示すように、部品使用製品データベース130から使用製品ボタン372でクリックされた部品番号を基に、使用している製品番号を取得する。取得した製品番号と部品指示ボタン372で選択され使用製品表示画面ボタン373でクリックされた部品番号で外観写真データベース160から製品のサムネイル写真に製品に組み込まれた部品の位置を示した製品サムネイル部品表示付写真を取得する。図30の部品選定ボタン372で選択され使用製品表示画面ボタン373でクリックされた部品番号で部品図面データベース140から部品図面を取得する。ステップS36に示すように部品特定サーバ30は、図33に示すような使用製品画面をユーザ端末10に送信し表示する。
図33に示すように、使用製品の画面380には、領域381に、部品図面データベース140から部品図、製品写真データベース160から製品サムネイル部品表示写真をサムネイル表示383に表示している。この例では、部品番号FF12の部品図と部品番号FF12を使用している製品番号TT05、TT20に部品番号FF12がどこにあるか分かる製品サムネイル部品表示付写真が表示されている。
再び図15を参照して、ユーザは、図15のステップS37で示すように、図33の使用製品画面380のサムネイル表示383をクリックする。すると、部品特定サーバ30は、ステップS38に示すように、製品写真データベース160からサムネイル画像383でクリックされた製品番号で製品拡大写真を取得し、ステップS38に示すように部品特定サーバ30は、図34に示すような製品写真画面390をユーザ端末10に送信し表示する。
図34に示すように、製品写真の画面390には、領域391に、製品写真データベース160から取得した製品拡大写真などが表示されている。この例では製品番号TT20が表示されている。分解図表示ボタン392、部品候補一覧表画面へ戻るボタン393、トップページへ戻るボタン394がある。
再び図15を参照する。ユーザは、ステップS39で、上記の製品写真の画面390に表示された製品が部品を取り外した水栓と同じ種類のものであるか否かを判断する。目的のものでなければ、再びステップS33の部品候補一覧表画面340(図28)に戻って別の部品番号を選択すればよい。目的の水栓であって、その分解図が見たい場合、ユーザは、ステップS40で、製品写真の画面390上の分解図表示ボタン392をクリックする。すると、部品特定サーバ30は、クリックされた製品番号の水栓の分解図を分解図データベース170から読み出し、ステップS42で、その分解図から図35に示す分解図画面400を作成して、これをユーザ端末10へ送信し表示させる。
図35に示すように、分解図画面400には、領域401には分解図402などが表示される。分解図は、水栓を構成する複数の部品を、相互の組み付け位置関係が解るように描いた斜視図であり、各部品の部品番号も記載されている。部品種類選択画面へ戻るボタン403、トップページへ戻るボタン404を備えている。
再び図15を参照する。ユーザは、ステップ43で、上記の分解図の画面400に表示された部品が取り外した部品と同じ種類のものであるか否かを判断する。目的のものでなければ、再びステップS33の部品候補一覧表画面370に戻って別の部品番号を選択すればよい。目的の水栓であって、その部品図が見たい場合、ユーザは、ステップS43で、図35の分解図画面400上の部品番号ボタン405をクリックする。すると、部品特定サーバ30は、ステップS44でクリックされた部品番号に対応した部品図を部品図面データベース140から読み出し、また部品データベース110から材質、表面仕上情報も取得する。部品特定サーバ30はステップS45で、その部品図から図36に示すように部品図面画面410を作成して、これをユーザ端末10へ送信し表示させる。
図36に示すように、部品図面画面410には、領域411に部品材質、表面仕上、部品図などが表示されている。この例では、部品番号FF12が表示されている。部品候補一覧表示面面へ戻るボタン412、部品種類選択画面へ戻るボタン413、トップページへ戻るボタン414を備えている。
尚、図29に示すように部品候補一覧表に表示された部品番号を直接クリックすることにより、図36に示す部品図面画面410にリンクさせている。
再び図15を参照し、ユーザは一連の処理が完了したのでステップS46で戻る必要がある行き先ボタン412〜414のいずれかを選択する。部品特定サーバ30は選択された画面を表示する。
以上の図14、図15に示した流れは、もう一つの典型的な例であり、必ずしも上記の順序で処理が行なわれるわけではない。上記のステップS23、S26、S29、S33、S36、S39、S42、S45各々において部品特定サーバ30がHTMLで書かれたGUI画面をユーザ端末10に送る。それらのGUI画面に埋め込まれたリンクをユーザがマウスなどでクリックすることで、ユーザは部品特定サーバ30をして上記のステップSS21、S24、S27、S30、S34、S37、S40、S43を或る程度に任意の順序で実行させることができ、また、どのステップにおいても、ユーザは部品特定サーバ30からログアウトすることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これは本発明の説明のための例示であり、この実施形態のみに本発明の範囲を限定する趣旨ではない。従って、本発明は、その要旨を逸脱することなく、他の様々な形態で実施することが可能である。例えば、水栓だけでなく、便器、洗面台、ユニットバス、システムキッチンなとの水周り機器の構成部品、さらには他の製品の部品に関しても本発明は適用できる。
本発明の一実施形態に従う部品特定システムの全体構成図である。 部品データベースを示す図である。 部品形状データベースを示す図である。 部品使用製品データベースを示す図である。 部品図面データベースを示す図である。 製品データベースを示す図である。 製品外観データベースを示す図である。 分解図データベースを示す図である。 測定精度算定テーブルを示す図である。 精度算定テーブルの別例を示す図である。 本発明の部品特定システムのブロック図である。 部品特定サーバ30の全体的な動作の流れを示すフローチャートである。 部品特定サーバ30の全体的な動作の流れを示すフローチャートである。 部品特定サーバ30の全体的な動作の流れの他のパターンのフローチャートである。 部品特定サーバ30の全体的な動作の流れの他のパターンのフローチャートである。 スタート画面の例を示す図である。 部品種類の選択画面の例を示す図である。 部品形状の選択画面の例を示す図である。 部品寸法の入力画面の例を示す図である。 部品寸法の入力画面の他の例を示す図である。 部品候補一覧表の画面の例を示す図である。 部品を使用している部品使用製品の画面の例を示す図である。 製品写真の画面の例を示す図である。 分解図画面の例を示す図である。 部品図面画面の例を示す図である。 部品形状の選択画面の例を示す図である。 部品情報の入力画面の例を示す図である。 候補部品一覧表画面の例を示す図である。 候補部品一覧表画面の例を示す図である。 候補部品一覧表画面の例を示す図である。 部品情報の入力画面の例を示す図である。 部品候補一覧表の例を示す図である。 使用製品の画面の例を示す図である。 製品写真の画面の例を示す図である。 分解図画面の例を示す図である。 部品図面画面の例を示す図である。
符号の説明
10 ユーザ端末
20 インターネット
30 部品特定サーバ
100データベース
110 部品データベース
120 部品形状データベース
130 部品使用製品データベース
140 部品図面データベース
150 製品データベース
160 外観写真データベース
170 分解図データベース
180 部品精度算定テーブル
400 本発明の部品特定システムの機能部
410 物理量抽出範囲算定手段
420 部品番号抽出手段
430 データ記憶手段
440 部品使用製品情報抽出手段
450 製品外観抽出手段
460 分解図抽出手段
470 特定部品図抽出手段
480 空間データ抽出手段
490 機能データ抽出手段
510 部品データ入力手段
520 出力手段

Claims (10)

  1. ユーザの望む部品をさがすコンピュータによる部品特定方法であって、
    部品の少なくとも一つの物理データ入力するための入力画面を前記ユーザに提供する検索条件入力ステップと、
    前記ユーザにより入力された物理データに基いて、部品の種別に対応して物理データの値の抽出範囲を算定するステップと、
    抽出範囲の算定値に基いて、前記物理データを格納した部品データベースから検索して、前記物理データを有する部品情報をユーザに提供するステップと、
    選択された部品情報に対応した部品を使用する部品使用製品情報を、前記部品情報と部品使用製品情報を格納したデータベースから検索して、ユーザに提供するステップと、
    選択された部品使用製品情報に基いて、対応する部品番号をユーザに提供するステップ
    とを備えた部品特定方法。
  2. ユーザの望む部品をさがすコンピュータによる部品特定方法であって、
    部品の外観情報を前記ユーザに提供するステップと、
    前記ユーザに選択された外観情報に基いて、部品の寸法等の少なくとも一つの物理データ入力するための入力画面を前記ユーザに提供する検索条件入力ステップと、
    前記ユーザにより入力された物理データに基いて、部品の種別に対応して物理データの値の抽出範囲を算定する抽出範囲算定ステップと、
    抽出範囲の算定値に基いて、前記物理データを格納した部品データベースから検索して、前記物理データを有する(部品番号を含む)部品情報を抽出する部品情報抽出ステップと、
    抽出された部品情報に対応した、その部品を使用する部品使用製品情報を、前記部品情報と製品情報を格納したデータベースから検索して、抽出する部品使用製品情報抽出ステップと、
    製品を使用した空間、または、部品使用製品の形態などの部品設置箇所情報を入力するための入力画面を前記ユーザに提供する部品設置箇所情報入力ステップと、
    前記部品情報と、抽出した前記部品使用製品情報と、前記ユーザにより入力された部品設置箇所情報とから、前記物理データを格納した部品データベースから検索して、前記物理データを有する(部品番号を含む)部品情報をユーザに提供するステップと、
    選択された部品情報に対応した部品を使用する製品情報を、前記部品情報と製品情報を格納したデータベースから検索して、ユーザに提供するステップと、
    選択された製品情報に基いて、対応する水栓部品番号をユーザに提供するステップ
    とを備えた部品特定方法。
  3. ユーザの望む水栓部品をさがすコンピュータによる水栓部品特定方法であって、
    水栓部品の外観情報を前記ユーザに提供するステップと、
    前記ユーザに選択された外観情報に基いて、部品の径や長さ寸法等の少なくとも一つの部品の物理データ入力するための入力画面を前記ユーザに提供する検索条件入力ステップと、
    前記ユーザにより入力された物理データに基いて、水栓部品の種別に対応して物理データの値の抽出範囲を算定するステップと、
    抽出範囲の算定値に基いて、前記物理データを格納した水栓部品データベースから検索して、前記物理データを有する(部品番号を含む)部品情報をユーザに提供するステップと、
    選択された部品情報に対応した水栓部品を使用する製品情報を、前記部品情報と製品情報を格納したデータベースから検索して、ユーザに提供するステップと、
    選択された製品情報に基いて、対応する水栓部品番号をユーザに提供するステップ
    とを備えた水栓部品特定方法。
  4. ユーザの望む部品をさがすコンピュータによる部品特定システムであって、
    部品を特定するために必要な各種データを入力するデータ入力手段と、
    部品の部品番号と前記データを格納する部品データベースと、
    前記部品データ入力手段からのデータに基いて、部品データベースを検索して、そのデータに該当する部品の部品番号を抽出する部品番号抽出手段と、
    部品番号とその部品を使用する製品の製品番号を格納する部品使用製品データベースと、
    部品番号抽出手段により抽出された部品番号に基いて、部品使用データベースを検索して、その部品が使用されている製品データを検索する部品使用製品情報抽出手段と、
    特定された部品の部品番号とその部品図面を表示する出力手段と
    からなることを特徴とする部品特定システム。
  5. ユーザの望む部品をさがすコンピュータによる部品特定システムであって、
    部品を特定するために必要な各種物理データを入力するデータ入力手段と、
    部品の部品番号と前記物理データを格納する部品データベースと、
    部品の種類に対応した物理量誤差データを格納する誤差データテーブルと、
    入力された物理データに対し、その部品の種類に対応した物理量誤差を誤差テーブルから取り込んで検索用データを算定する物理量抽出範囲算定手段と、
    前記部品データ入力手段からのデータに基いて、部品データベースを検索して、そのデータに該当する部品の部品番号を抽出する部品番号抽出手段と、
    部品番号とその部品を使用する製品の製品番号を格納する部品使用製品データベースと、
    部品番号抽出手段により抽出された部品番号に基いて、部品使用データベースを検索して、その部品が使用されている製品データを検索する部品使用製品情報抽出手段と、
    製品の写真などの製品外観情報を格納する製品外観データベースと、
    製品番号などの製品情報に基いて、製品外観データベースから製品外観情報を抽出する製品外観抽出手段と、
    特定された部品の部品番号とその部品図面を表示する出力手段と
    からなることを特徴とする部品特定システム。
  6. 請求項5記載の部品特定システムであって、
    その部品を使用している部品使用製品である機能データを入力する機能データ入力手段と、
    製品番号とその製品を設置している空間データ及び/または製品の機能的データを格納する製品データベースと、
    製品データに基いて、製品データベースを検索して、対応する空間データ及び/または製品の機能的データを抽出する空間データ及び/または機能データ抽出手段、
    とを具備してなることを特徴とする部品特定システム。
  7. ユーザの望む水栓部品をさがすコンピュータによる水栓部品特定システムであって、
    水栓部品を特定するために必要な径や長さ寸法などの各種物理データを入力する部品データ入力手段と、
    水栓部品の部品番号と前記物理データを格納する水栓部品データベースと、
    前記部品データ入力手段からのデータに基いて、水栓部品データベースを検索して、そのデータに該当する部品の部品番号を抽出する部品番号抽出手段と、
    水栓の部品番号とその部品を使用する水栓製品の製品番号を格納する部品使用製品データベースと、
    部品番号抽出手段により抽出された部品番号に基いて、部品使用データベースを検索して、その部品が使用されている製品データを検索する部品使用製品情報抽出手段と、
    特定された水栓部品の部品番号とその部品図面を表示する出力手段と
    からなることを特徴とする水栓部品特定システム。
  8. ユーザの望む水栓部品をさがすコンピュータによる水栓部品特定システムであって、
    水栓部品を特定するために必要な径や長さ寸法などの各種物理データを入力する部品データ入力手段と、
    水栓部品の部品番号と前記物理データを格納する水栓部品データベースと、
    パッキンや水栓ハンドルなどの部品の種類に対応した物理量誤差データを格納する誤差データテーブルと、
    入力された物理データに対し、その部品の種類に対応した物理量誤差を誤差テーブルから取り込んで検索用データを算定する物理量抽出範囲算定手段と、
    前記部品データ入力手段からのデータに基いて、部品データベースを検索して、そのデータに該当する部品の部品番号を抽出する部品番号抽出手段と、
    部品番号とその部品を使用する製品の製品番号を格納する部品使用製品データベースと、
    部品番号抽出手段により抽出された部品番号に基いて、部品使用データベースを検索して、その部品が使用されている製品データを検索する部品使用製品情報抽出手段と、
    水栓製品の写真などの製品外観情報を格納する水栓製品外観データベースと、
    製品番号などの製品情報に基いて、製品外観データベースから製品外観情報を抽出する製品外観抽出手段と、
    特定された部品の部品番号とその部品図面を表示する出力手段と
    からなることを特徴とする水栓部品特定システム。
  9. 請求項8記載の水栓部品特定システムであって、
    その水栓部品を使用している部品使用製品である水栓の機能データを入力する水栓機能データ入力手段と、
    製品番号とその製品を設置している空間データ及び/または製品の機能的データを格納する製品データベースと、
    製品データに基いて、製品データベースを検索して、対応する空間データ及び/または製品の機能的データを抽出する空間データ及び/または機能データ抽出手段、
    とを具備してなることを特徴とする水栓部品特定システム。
  10. ユーザの望む部品をさがすコンピュータによる候補部品絞込みシステムであって、
    部品を検索するために必要な各種物理データを入力するデータ入力手段と、
    部品の部品番号と物理データを格納する部品データベースと、
    部品の種類に対応した物理量誤差データを格納する誤差データテーブルと、
    入力された物理データに対し、その部品の種類に対応した物理量誤差を誤差テーブルから取り込んで検索用データを算定する物理量抽出範囲算定手段と、
    前記部品データ入力手段からのデータに基いて、部品データベースを検索して、そのデータに該当する部品の部品番号を抽出する部品番号抽出手段と、
    検索された部品の部品番号とその部品図面を表示する出力手段と
    からなることを特徴とする候補部品絞込みシステム。
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