JP2005181035A - サイズ測定装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】距離センサを使用したり、特別な操作を行わなくても、撮影画像内の被写体である測定対象と基準対象とを比較しながら撮影画像を解析することによってその中に含まれている複数の被写体の実サイズを連続的に測定できるようにする。
【解決手段】カメラ撮影部7によって撮影されたモニタ画像内で測定対象、基準対象が特定されている状態において、CPU1は、当該基準対象の実サイズに基づいて測定対象の実サイズを算出する処理を行った後、この測定対象を新たな基準対象として特定すると共に、この基準対象と比較される新たな測定対象を特定し、この新たな基準対象の実サイズに基づいて新たな測定対象の実サイズを算出する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、撮影画像の中に含まれている被写体の実サイズを測定するサイズ測定装置およびプログラムに関する。
従来、カメラ撮影によって被写体のサイズを測定する技術としては、例えば、カメラに備えられている距離センサによって計測されたレンズ位置から被写体までの距離と、ディスプレイ上に表示されている被写体の任意部分と、レンズの撮影画角に基づいて被写体の実際寸法を測定するようにしたデジタルカメラが知られている(特許文献1参照)。また、水中カメラの焦点距離と、水中カメラに一体化されている送受波器によって捕らえられた魚までの距離に基づいて魚影の実際の大きさを表示画面上で求めるようにした魚種判別装置が知られている(特許文献2参照)。
特開平11−344311号公報 特開平5−312947号公報
しかしながら、上述した被写体の実際寸法を測定するデジタルカメラや魚影の実際の大きさを測定する魚種判別装置にあっては、比較的高精度の測定結果を得ることができるが、距離センサあるいは送受波器を設けて、カメラ位置から被写体までの距離を計測することを前提とすると共に、サイズ測定の対象となる被写体に焦点を合わせた状態で撮影することを前提とするものであり、被写体のサイズを測定する毎に、被写体に焦点を合わせながら被写体毎に1枚ずつ撮影する必要があった。
この発明の課題は、距離センサを使用したり、特別な操作を行わなくても、撮影画像内の被写体である測定対象と基準対象とを比較しながら撮影画像を解析することによって複数の測定対象の実サイズを連続的に測定できるようにすることである。
請求項1記載の発明は、撮影画像を解析することによってその中に含まれている複数の被写体を画像認識し、この各被写体の中からサイズ測定の対象となる測定対象と比較される基準対象を特定し、当該基準対象の実サイズに基づいて測定対象の実サイズを算出するサイズ測定装置であって、前記測定対象の実サイズを算出する処理を行った後、当該測定対象を新たな基準対象として特定すると共に、この基準対象と比較される新たな測定対象を特定する特定手段と、この特定手段によって新たな基準対象および測定対象が特定された際に、当該新たな基準対象の実サイズを読み出し、この実サイズに基づいて新たな測定対象の実サイズを算出する算出手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項8記載の発明)。
なお、測定対象の実サイズを算出するにあたって、測定対象と基準対象とは、遠近の関係(前後関係)にはなく、それぞれ略横並びの状態、つまり、撮影位置(レンズ位置)から測定対象までの距離と、撮影位置から基準対象までの距離が略同一であることを前提としている。
なお、請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
撮影画像を解析することによって基準対象を特定する際に、予め記憶管理されている複数種の基準対象の何れかに一致する被写体の画像部分を基準対象として特定する(請求項2記載の発明)。
前記測定対象を特定する際に、基準対象に対して略横並びで、その近傍に位置している被写体を測定対象として特定する(請求項3記載の発明)。
前記測定対象の実サイズ算出は、基準対象の実サイズを取得すると共に、撮影画像を解析することによって測定対象、基準対象毎にその画像サイズを算出し、この各算出サイズと基準対象の実サイズに基づいて当該測定対象の実サイズを算出する(請求項4記載の発明)。
前記算出手段によって測定対象の実サイズが算出される毎に、前記特定手段は、当該測定対象を新たな基準対象として特定すると共に、この基準対象と比較される新たな測定対象を特定する処理を繰り返し、前記算出手段は、新たな基準対象および測定対象が特定される毎に、当該測定対象の実サイズを算出する処理を繰り返す(請求項5記載の発明)。
測定対象が含まれている撮影画像が表示されている状態において、この撮影画像内に当測定対象に対応付けてその実サイズを表示する(請求項6記載の発明)。
前記測定対象の実サイズが算出される毎に、撮影画像内において各測定対象を識別表示すると共に、この各測定対象の識別表示の近傍に対応する実サイズを表示する(請求項7記載の発明)。
請求項1記載の発明によれば、撮影画像内で測定対象、基準対象が特定されている状態において当該基準対象の実サイズに基づいて測定対象の実サイズを算出する処理を行った後、この測定対象を新たな基準対象として特定すると共に、この基準対象と比較される新たな測定対象を特定し、この新たな基準対象の実サイズに基づいて新たな測定対象の実サイズを算出するようにしたから、距離センサを使用したり、特別な操作を行わなくても、撮影画像内の被写体である測定対象と基準対象とを比較しながら撮影画像を解析することによってその中に含まれている複数の被写体の実サイズを連続的に測定することができる。更に、撮影時に限らず、画像の再生時でもサイズ測定を行うことができるので、必要に応じて何時でも自由にサイズ測定が可能となる。従って、このサイズ測定装置をデジタルカメラに組み込む場合に限らず、パーソナルコンピュータ等の画像データ処理装置に組み込むことによって、その活用範囲を広げ、各種の用途に使用可能となる。
請求項2記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、撮影画像を解析することによって基準対象を特定する際に、予め記憶管理されている複数種の基準対象の何れかに一致する被写体の画像部分を基準対象として特定するようにしたから、画像解析によって基準対象の自動特定が可能となり、特別な操作が不要となると共に、基準対象を確実に特定することが可能となる。
請求項3記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、測定対象を特定する際に、基準対象に対して略横並びで、その近傍に位置している被写体を測定対象として特定するようにしたから、測定対象の自動特定が可能となり、特別な操作が不要となると共に、測定対象を確実に特定することが可能となる。
請求項4記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、測定対象の実サイズ算出は、基準対象の実サイズを取得すると共に、撮影画像を解析することによって測定対象、基準対象毎にその画像サイズを算出し、この各算出サイズと基準対象の実サイズに基づいて当該測定対象の実サイズを算出するようにしたから、測定対象の実サイズは、簡単な計算式、つまり、測定対象、基準対象毎に算出された画像サイズの比率に基準対象の実サイズを乗算することによって算出することができる。
請求項5記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、測定対象の実サイズが算出される毎に、当該測定対象を新たな基準対象として特定すると共に、この基準対象と比較される新たな測定対象を特定する処理を繰り返し、この新たな基準対象および測定対象が特定される毎に、当該測定対象の実サイズを算出する処理を繰り返すようにしたから、撮影画像内に含まれている複数の被写体の実サイズを芋づる方式に従って連続的に算出することが可能となる。
請求項6記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、測定対象が含まれている撮影画像が表示されている状態において、この撮影画像内に当測定対象に対応付けてその実サイズを表示するようにしたから、撮影画像内でサイズ確認を行いながらその測定対象を見ることができる。
請求項7記載の発明によれば、上述した請求項1および6記載の発明と同様の効果を有する他、測定対象の実サイズが算出される毎に、撮影画像内において各測定対象を識別表示すると共に、この各測定対象の識別表示の近傍に対応する実サイズを表示するようにしたから、測定対象とその実サイズとの対応関係が明瞭となる。
以下、図1〜図8を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、この実施例におけるデジタルカメラの基本的構成要素を示したブロック図である。
このデジタルカメラは、撮影画像(モニタ画像)内に含まれている被写体の実サイズを測定可能なもので、サイズ測定が指示された際、この被写体をモニタ撮影したデジタル画像を解析することによって被写体の実サイズを測定してモニタ画面に表示するようにしたものである。この場合、モニタ画像を解析することによって複数の被写体の実サイズを連続的に測定して表示するようにしている。
なお、この実施例の特徴部分を詳述する前に、この実施例のハードウェア上の構成について以下、説明しておく。
CPU1は、記憶部2内のオペレーティングシステムや各種アプリケーションソフトに従ってこのデジタルカメラの全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶部2は、ハードディスク等の固定的なメモリであり、プログラム記憶領域とデータ記憶領域とを有している。この記憶部2内のプログラム記憶領域には、後述する図5〜図8に示す動作手順に従って本実施例を実現する為のアプリケーションプログラムが格納され、また、データ記憶領域には、後述する図3、図4に示すデータ(基準対象テーブル、オブジェクトテーブル)が格納されている。このプログラムやデータは、必要に応じてワークメモリ3にロードされたり、このワークメモリ3内のデータが記憶部2にセーブされる。なお、記録媒体4は、DVD等の着脱自在なメモリであり、記憶部2やワークメモリ3との間においてプログラムや画像データ等の受け渡しを行う。
一方、CPU1には、その入出力周辺デバイスである操作部5、表示部6、カメラ撮影部7、画像メモリ8がバスラインを介して接続されており、入出力プログラムに従ってCPU1は、これらの入出力デバイスの動作制御を行う。操作部5は、シャッターボタン、撮影モード/再生モードに切り換えるモードボタン、サイズ測定の開始を指示するサイズ測定ボタン等の各種のファンクションボタンを有し、その操作信号はCPU1へ与えられる。表示部6は、例えば、タッチパネル付きの液晶表示部であり、モニタ画面/ファインダ画面/画像再生画面として使用される。カメラ撮影部7は、撮影レンズ、ミラー等のレンズ・ミラーブロック、CCDイメージセンサ等の撮像素子、その駆動系等を備え、撮影毎に、撮影画像を画像メモリ8へ順次転送するもので、CPU1は、撮影方向(レンズの指向方向)やズーム機構を調整制御したり、オートフォーカス時の駆動制御、シャッター駆動制御、シャッター速度、露出、ホワイトバランス等を制御したり、撮影画像の取り込みを行う。
CPU1は、撮影モードにおいてサイズ測定ボタンが操作された際に、サイズ測定機能を起動させることによってモニタ画像内に含まれている被写体の実サイズを測定表示するようにしている。
例えば、図2に示すように、撮影モード時のモニタ画像内において、被写体(前方の樹木)Aをサイズ測定の対象となる測定対象とし、また、被写体(郵便ポスト)Bを測定対象Aと比較される基準対象とする。この場合、基準対象(郵便ポスト)Bに対して略横並びでその近傍に位置している測定対象(前方の樹木)Aを特に第1の測定対象と呼称し、略横並びであっても基準対象Bから離れている他の測定対象(貯蔵タンク)Cを第2の測定対象と呼称する。なお、図中、破線で示したように、第1の測定対象(前方の樹木)A、基準対象(郵便ポスト)B、第2の測定対象(貯蔵タンク)Cとは、それぞれ略横並びの状態にあるが、それらの遠近関係(前後関係)には若干の相違があり、郵便ポストBと貯蔵タンクCとの前後間に前方の樹木Aが位置している場合を例示している。
同様に、被写体(後方の樹木)Dを測定対象とし、また、被写体(交通標識)Eを測定対象Dに対する基準対象とする。この場合においても、基準対象(交通標識)Eに対して略横並びでその近傍に位置している測定対象(後方の樹木)Dを特に第1の測定対象と呼称し、略横並びであっても基準対象Eから離れている他の測定対象(ビル)Fを第2の測定対象と呼称する。ここで、CPU1は、モニタ画像を解析することによって各測定対象および基準対象を自動特定するようにしている。なお、図中、破線で示すように、第1の測定対象(後方の樹木)D、基準対象(交通標識)E、第2の測定対象(ビル)Fとは、それぞれ略横並びの状態にあるが、それらの遠近関係(前後関係)には若干の相違があり、同一線上にある樹木DとビルFに対して交通標識Eは、若干、手前に位置している場合を例示している。
このモニタ画像内において第1の測定対象Aとその基準対象Bとが自動特定されている状態において、CPU1は、基準対象Bの実際の大きさを示す実サイズを取得した後、測定対象A、基準対象B毎にその画像サイズを算出し、この測定対象A、基準対象Bの算出サイズ(画像サイズ)と基準対象の実サイズに基づいて測定対象Aの実サイズを算出するようにしている。同様に、第1の測定対象Dとその基準対象Eが自動特定されている状態において、CPU1は、基準対象Dの実サイズを取得した後、測定対象D、基準対象E毎にその画像サイズを算出し、この測定対象D、基準対象Eの算出サイズ(画像サイズ)と基準対象の実サイズに基づいて測定対象Dの実サイズを算出するようにしている。
このようにして第1の測定対象A、Dの実サイズを算出する処理を行った後、CPU1は、当該測定対象A、Dを新たな基準対象として特定すると共に、この新たな基準対象A、Dと比較される新たな測定対象として第2の測定対象C、Fを特定する。そして、この新たな基準対象A、Dの実サイズを読み出した後に、上述の場合と同様、この基準対象A、Dの実サイズに基づいて対応する第2の測定対象C、Fの実サイズを算出するようにしている。なお、これによって算出された各測定対象の実サイズは、モニタ画面内において対応する測定対象の付近に付加表示される。
図3は、基準対象テーブル11の内容を示した図である。
この基準対象テーブル11は、予め任意に登録された基準対象毎にその実サイズデータを記憶管理する構成となっている。「基準対象」は、上述したようにサイズ測定時において測定対象と比較される基準対象の画像であり、実際のサイズが分かっている被写体を予め任意に撮影登録したもので、例えば、特定人物、道路標識、郵便ポスト、消火栓、建物やその窓枠などの撮影画像である。この場合、CPU1は、撮影画像を解析することによってその中に含まれている基準対象を自動特定する際に、この基準対象テーブル11に登録されている複数種の基準対象の何れかに特徴的に一致する被写体の画像部分を基準対象として特定するようにしている。
この基準対象の実サイズデータは、その「縦寸法」、「横寸法」、奥行き寸法」に対応する方向別の実サイズに分けられており、CPU1は、この方向別の実サイズの中から予め任意に選択指定されている方向の実サイズを読み出すようにしている。つまり、「縦寸法」、「横寸法」、奥行き寸法」のうち、どの方向の実サイズを読み出すかは、予め任意に選択指定可能となっており、CPU1は、この指定内容を参照することによって該当する方向の実サイズを読み出すようにしている。なお、基準対象の種類によっては、その「縦寸法」、「横寸法」、奥行き寸法」の何れか1つを登録するようにしてもよい。
また、郵便ポストにおいては、現在、形状・サイズが異なる郵便差出箱10号〜14号が存在しているため、基準対象テーブル11には、この5種類の郵便ポストに対応してその「基準対象画像」および「縦寸法」、「横寸法」、「奥行き寸法」が登録されている。ここで、郵便差出箱10号は、本体の高さは、約83cm、幅は、約46cm、奥行きは、約56cmに定められ、脚柱の高さは、約55cm、直径は、約17cmとなっており、基準対象テーブル11に登録される「縦寸法」は、本体と脚柱の高さの合計値となり、「横寸法」は、本体の幅、「奥行き寸法」は、本体の奥行きとなる。
図4は、オブジェクトテーブル12の内容を示した図である。
このオブジェクトテーブル12は、モニタ画像の解析によってその中に含まれている各被写体部分がオブジェクト画像として抽出された際に、それに関する各種の情報をオブジェクト毎に記憶管理するもので、「オブジェクトNo」、「モニタ画像位置」、「タイプ」、「実サイズ」の各項目を有している。「オブジェクトNo」は、オブジェクトを識別するために生成した情報であり、「モニタ画像位置」は、モニタ画面内に存在しているオブジェクトの表示位置を示している。また、「タイプ」は、オブジェクトの種類として、第1の測定対象/第2の測定対象/基準対象を区分するためのオブジェクトタイプを示している。「実サイズ」は、オブジェクトが基準対象の場合には、基準対象テーブル11から読み出された値であり、測定対象の場合には、サイズ算出処理によって得られた値である。
次に、この実施例におけるデジタルカメラの動作概念を図5〜図8に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体の他に、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図5は、デジタルカメラの全体動作の概要を示したフローチャートであり、電源投入に応じて実行開始される。
先ず、CPU1は、撮影モードにセットされている状態において(ステップA1)、モニタ画像を逐次取り込んで(ステップA2)、モニタ画面に動画として表示させる(ステップA3)。この状態において、ボタン操作の有無をチェックし(ステップA4)、何れのボタンも操作されなければ(ステップA4でNO)、モニタ画像の取り込みに戻るが(ステップA2)、いま、シャッターボタンが操作された際には(ステップA5)、その時の撮影画像を画像ファイルとして記録保存した後(ステップA6)、モニタ画像の取り込みに戻る(ステップA2)。
一方、撮影モードから再生モードに切り換えられた際には(ステップA7)、ユーザ指示に従って記録画像を順方向/逆方向へ選択指定しながら順次再生表示させる再生処理を行う(ステップA8)。その後、再生モードから撮影モードに切り換えられた際には(ステップA9)、モニタ画像を取り込む処理に戻る(ステップA2)。ここで、撮影モードにおいて、サイズ測定ボタンが操作された際には(ステップA10)、モニタ画像内に含まれている測定対象の実サイズを測定するサイズ測定処理に移る(ステップA11)。
図6〜図8は、撮影モード時にサイズ測定ボタンの操作に応じて実行されるサイズ測定処理を詳述したフローチャートである。
先ず、CPU1は、現在のモニタ画像を固定表示させた後に(ステップB1)、このモニタ画像全体を解析することによって人物、樹木、郵便ポスト、建物のような各画像部分をオブジェクト画像として全て抽出すると共に(ステップB2)、この抽出オブジェクトに関する各種の情報をオブジェクトテーブル12にセットする(ステップB3)。この場合、「オブジェクトNo」を更新生成すると共に、「モニタ画像位置」を検出し、更に、オブジェクトの「タイプ」を判別してオブジェクトテーブル12の対応項目位置にセットする。
次に、抽出した各オブジェクトの何れか1つのを指定し、この指定オブジェクトに基づいて基準対象テーブル11を検索することによって(ステップB4)、基準対象テーブル11に登録されている各基準対象のうち、その何れかに特徴的に一致するか否かを調べる(ステップB5)。すなわち、抽出した各オブジェクト画像の中からその1つを順次指定しながら指定オブジェクトと各登録画像とを比較することによって指定オブジェクトは、何れかの基準対象に一致するか否かをチェックする。ここで、指定オブジェクトが何れかの基準対象に一致すれば(ステップB5でYES)、このオブジェクトを基準対象(基準オブジェクト)として特定する(ステップB6)。以下、次のオブジェクトを指定しながら全てのオブジェクトを指定し終わるまで上述の動作を繰り返す(ステップB4〜B7)。
これによって全てのオブジェクトを指定し終わった際、1つでも基準オブジェクトを特定することができたかを調べ(ステップB8)、1つも特定することができなかった場合には、測定不能のメッセージを表示した後(ステップB9)、モニタ画像の固定表示を解除して通常状態に戻る(ステップB12)。一方、基準オブジェクトを特定することができた場合には(ステップB8でYES)、図7のステップB13に移り、この基準オブジェクトに基づいて基準対象テーブル11をアクセスし、その実サイズを読み出してオブジェクトテーブル12にセットする。なお、上述したように、「縦寸法」、「横寸法」、奥行き寸法」のうち、どの方向の実サイズを読み出すかは、予め任意に指定された指定内容を参照することによって該当する実サイズを読み出すようにしている。また、複数の基準オブジェクトが特定された場合には、各基準オブジェクト毎にその実サイズがオブジェクトテーブル12にセットされる。
次に、モニタ画像内において、1つの基準オブジェクトを指定した後(ステップB14)、この指定基準オブジェクトに基づいてオブジェクトテーブル12を検索し、各オブジェクトの「モニタ画像位置」、「タイプ」、「実サイズ」を参照しながら指定基準オブジェクトと略横並びで、その近傍に位置しているサイズ不明のオブジェクト(第1の測定対象)の有無をチェックする(ステップB15)。ここで、該当するオブジェクトが無ければ(ステップB16でNO)、未指定の基準オブジェクトの有無を調べ(ステップB17)、未指定オブジェクトが有れば、当該基準オブジェクトを指定する(ステップB14)。
一方、該当のサイズ不明のオブジェクトが有れば(ステップB16でYES)、第1の測定対象の実サイズを算出する処理に移る。先ず、オブジェクトテーブル12から当該指定基準オブジェクトの実サイズ「J0」を取得すると共に(ステップB18)、モニタ画像を解析することによって基準オブジェクトの画像サイズ「G0」を計測する(ステップB19)。なお、この画像サイズ「G0」は、CCD等のイメージセンサ上のサイズであり、その有効領域全体の横/縦の寸法と、その全体の横/縦ドットサイズに基づいて縦方向における1ドット当たりの寸法(縦ピッチ)/横方向における1ドット当たり寸法(横ピッチ)を求め、このドットピッチに基づいてサイズ情報に換算された値である(以下、同様)。
次に、上述のステップB15で得られた検索オブジェクトに対するモニタ画像上の画像サイズ「G1」を計測する(ステップB20)。このようにして基準オブジェクトの実サイズJ0および画像サイズG0と、検索オブジェクトの画像サイズG1が全て揃ったら各値をパラメータとして測定対象の実サイズJ1を求める算出処理を行う(ステップB21)。この場合、測定対象の実サイズは、次の式に従って算出される。
測定対象の実サイズ「J1」=G1/G0*J0
この測定対象の実サイズJ1(おおよその値)は、オブジェクトテーブル12の対応するオブジェクト項目にセットされる(ステップB22)。
なお、図2の例では、基準オブジェクト(郵便ポスト)Bが指定されている状態において、この基準オブジェクトBと横並びでその近傍には、第1測定対象のオブジェクト(前方の樹木)Aが位置しているため、この郵便ポストBを基準として樹木Aの実サイズ(例えば、高さ)が算出されてオブジェクトテーブル12にセットされる。
次に、指定基準オブジェクトの近傍に他の検索オブジェクト(第1の測定対象)が有るかを調べ(ステップB23)、他の検索オブジェクトが有れば、ステップB20に戻って上述の動作が繰り返されるが、図2の例では、郵便ポストBの近傍には他のオブジェクトが無いため、ステップB17に移り、未指定の基準オブジェクトの有無を調べる。ここで、未指定の基準オブジェクトが有れば(ステップB17でYES)、当該基準オブジェクトを指定する(ステップB14)。図2の例では、次の基準オブジェクトとして道路標識Eが指定される。この基準オブジェクト(道路標識)Eの近傍には測定対象のオブジェクト(後方の樹木)Dが位置しているため、上述と同様、道路標識Eを基準として樹木Dの実サイズ(例えば、高さ)が算出されてオブジェクトテーブル12にセットされる(ステップB18〜B22)。
一方、未指定の基準オブジェクトが無ければ(ステップB17でNO)、図8のステップB24に移り、上述のようにして実サイズ算出が行われた第1の測定対象(第1オブジェクト)の有無を検索し、1つも無ければ(ステップB25でNO)、サイズ測定終了のメッセージを表示した後(ステップB26)、図6のステップB12に移り、モニタ画像の固定表示を解除して通常状態に戻るが、実サイズ算出が行われたオブジェクトが有れば(ステップB25でYES)、その中から何れか1つを新たな基準対象として指定した後に(ステップB27)、この指定オブジェクト(新たな基準オブジェクト)に基づいてオブジェクトテーブル12を検索し(ステップB28)、各オブジェクトの「モニタ画像位置」、「タイプ」、「実サイズ」を参照しながら指定オブジェクトに対して略横並びで、その近傍に位置しているサイズ不明のオブジェクト(第2の測定対象)の有無をチェック(ステップB29)。
すなわち、図2の例において、基準対象(郵便ポスト)Bに基づいて第1の測定対象(前方の樹木)Aの実サイズを算出した後、この第1の測定対象Aを新たな基準対象として指定する。この場合、この新たな基準オブジェクトと略横並びでその近傍に位置しているサイズ不明のオブジェクト(第2の測定対象)としては、測定対象(貯蔵タンク)Cが存在している。同様に、基準対象(道路標識)Eに基づいて第1の測定対象(後方の樹木)Dの実サイズを算出した後、この第1の測定対象Dを新たな基準対象として特定する。この場合、この新たな基準オブジェクトと略横並びでその近傍に位置しているサイズ不明のオブジェクト(第2の測定対象)としては、測定対象(ビル)Fが存在している。従って、この場合にはステップB29で該当オブジェクトの有りが検出されて第2の測定対象の実サイズ算出処理に移る。
以下、上述と同様、新たな基準オブジェクト(指定オブジェクト)に基づいてオブジェクトテーブル12を検索してその実サイズ「J0」を取得する(ステップB31)。そして、モニタ画像を解析することによって当該指定オブジェクトの画像サイズ「G0」を計測すると共に(ステップB32)、上述のステップB28で得られた検索オブジェクトに対してそのモニタ画像上の画像サイズ「G1」を計測する(ステップB33)。その後、これらの値をパラメータとして測定対象の実サイズJ1を算出した後(ステップB34)、この算出サイズ(おおよその値)をオブジェクトテーブル12の対応するオブジェクト項目にセットする(ステップB35)。
次に、オブジェクトテーブル12を参照することによって指定オブジェクトの近傍に他の検索オブジェクト(第2の測定対象)が有るかを調べ(ステップB36)、他の検索オブジェクトが有れば、ステップB33に戻って上述の動作が繰り返されるが、該当オブジェクトが無ければ、ステップB30に移り、未指定の第1オブジェクトの有無を調べる。ここで、未指定の第1オブジェクトが有れば(ステップB30でYES)、当該オブジェクトを新たな基準対象として特定した後(ステップB27)、上述の動作を繰り返す。
図2の例では、未指定の第1オブジェクトとして後方の樹木Dが新たな基準オブジェクトとして特定される。この場合、この基準オブジェクトDの近傍には、第2の測定対象であるビルFが位置しているため、上述と同様、後方の樹木Dを基準としてビルFの実サイズ(例えば、高さ)が算出されてオブジェクトテーブル12にセットされる(ステップB31〜B35)。
これによって全ての第1オブジェクトに基づいて第2オブジェクトの実サイズを算出する処理が終了すると(ステップB30でYES)、図6のステップB10に移り、モニタ画面上において、実サイズを算出取得することができたオブジェクト毎に、そのオブジェクトの周囲を取り囲む枠を生成表示すると共に、この枠の付近に対応付けて実サイズを付加表示する(ステップ)。ここで、サイズ測定ボタンが再操作されると(ステップB11でYES)、モニタ画像の固定表示を解除して通常状態に戻る(ステップB12)。
以上のように、この実施例においては、カメラ撮影部7によって撮影されたモニタ画像内で測定対象、基準対象(基準オブジェクト)が指定されている状態において当該基準オブジェクトの実サイズに基づいて測定対象のオブジェクトの実サイズを算出する処理を行った後、この測定対象オブジェクトを新たな基準オブジェクトとして特定すると共に、この基準オブジェクトと比較される新たな測定対象のオブジェクト(第2のオブジェクト)を特定し、この新たな基準オブジェクトの実サイズに基づいて新たな測定対象(第2のオブジェクト)の実サイズを算出するようにしたから、距離センサを使用したり、特別な操作を行わなくても、撮影画像内の被写体である測定対象と基準対象とを比較しながら撮影画像を解析することによってその中に含まれている複数の被写体の実サイズを連続的に測定することができる。
この場合、CPU1は、モニタ画像を解析することによって基準オブジェクトを特定する際に、基準対象テーブル11に登録されている複数種の基準対象の何れかに一致する画像部分を基準オブジェクトとして特定するようにしたから、基準オブジェクトの自動特定が可能となり、特別な操作が不要となると共に、基準オブジェクトを確実に特定することが可能となる。ここで、基準対象テーブル11には、各基準対象毎にその実サイズが記憶管理されているので、この基準対象テーブル11から基準オブジェクトの実サイズを読み出し取得することができ、実サイズの自動取得が可能となり、特別な操作が不要となる。
また、モニタ画像を解析することによって測定対象のオブジェクトを特定する際に、基準オブジェクトに対して略横並びでその近傍に位置している被写体を測定対象のオブジェクトとして特定するようにしたから、測定対象の自動特定が可能となり、特別な操作が不要となると共に、測定対象を確実に特定することが可能となる。
測定対象オブジェクトの実サイズ算出は、基準オブジェクトの実サイズを取得すると共に、モニタ画像を解析することによって測定対象のオブジェクト、基準オブジェクト毎にその画像サイズを算出し、この各算出サイズと基準オブジェクトの実サイズに基づいて当該測定対象のオブジェクトの実サイズを算出するようにしたから、測定対象の実サイズは、簡単な計算式、つまり、測定対象、基準対象毎に算出された画像サイズの比率に基準対象の実サイズを乗算することによって算出することができる。
この場合、測定対象の実サイズが算出される毎に、当該測定対象を新たな基準オブジェクトとして特定すると共に、この基準オブジェクトと比較される新たな測定対象を特定する処理を繰り返し、この新たな基準オブジェクトおよび測定対象が特定される毎に、当該測定対象の実サイズを算出する処理を繰り返すようにしたから、モニタ画像内に含まれている複数の被写体の実サイズを芋づる方式に従って連続的に算出することが可能となる。
測定対象が含まれているモニタ画像が表示されている状態において、このモニタ画像内に当測定対象に対応付けてその実サイズを表示するようにしたから、モニタ画像内でサイズ確認を行いながらその測定対象を見ることができる。この場合、モニタ画像像内において各測定対象を枠で囲むようにしたから、各測定対象を識別表示すると共に、この各測定対象の識別表示の近傍に対応する実サイズを付加表示するようにしたから、測定対象とその実サイズとの対応関係が明瞭となる。
なお、上述した実施例においては、基準オブジェクト(基準対象)に対して第1オブジェクト(第1の測定対象)、第2オブジェクト(第2の測定対象)が略横並び状態にある場合を例示したが、第3オブジェクト、第4オブジェクト、‥‥が存在する場合には、第2オブジェクトの実サイズを算出した後に、この第2オブジェクトが基準オブジェクトとなって第3オブジェクトの実サイズを算出し、更に、この第3オブジェクトが基準オブジェクトとなって第4オブジェクトの実サイズを算出する処理を連続的に順次繰り返すようにしてもよい。
また、上述した実施例においては、被写体である測定対象と基準対象とが同一平面上に位置している場合を想定して説明したが、測定対象と基準対象の位置が略同一であることを前提に、それらの高さが異なる場合であっても、測定対象の実サイズを測定することができる。すなわち、上述した実施例においては、モニタ画像内において測定対象および基準対象の大きさを特定するようにしたから、測定対象と基準対象との高さが異なっていても測定対象の実サイズを測定することが可能となる。
上述した実施例においては、撮影モード時でのサイズ測定処理を示したが、シャッター操作に応答して撮影画像を記録保存する際に、算出した測定対象の実サイズを併せて記録保存するようにすれば、画像再生時にその撮影画像に対応付けられている測定対象の実サイズを読み出して表示することができる。更に、撮影画像毎にその測定対象の実サイズを付加して記録媒体に保存しておき、この記録媒体をパーソナルコンピュータ等の画像データ処理装置に投入して画像再生を行うようにすれば、撮影画像毎にその測定対象の実サイズを表示することができる。
上述した実施例においては、基準対象テーブル11に複数種の基準対象の画像データを任意に登録するようしたが、例えば、道路標識、郵便ポスト、消火栓などのように、そのサイズが固定しているものにあっては、それを撮影した撮影画像自体を登録せず、この比較基準の特徴的な情報(例えば、郵便ポストであれば、立方体、縦横比、全体が赤色)を登録するようにしてもよい。また、基準対象テーブル11の内容は、製品購入時に設定登録されているものであってもよく、必要に応じてユーザが任意の基準対象とその実サイズを追加登録するようにしていもよい。
上述した実施例においては、測定対象と基準対象との画像サイズの比率を求め、この比率に基準対象の実サイズを乗算することによって測定対象の実サイズを算出するようにしたが、その際、例えば、CCDイメージセンサの解像度、レンズ特性等を加味してその値を補正するようにしてもよい。
また、上述した実施例においては、デジタルカメラに適用した場合を示したが、パーソナルコンピュータ等の画像データ処理装置あるいはカメラ付き携帯電話や携帯情報機器などに組み込むようにしてもよく、各種用途にも使用可能である。例えば、建築現場、土木現場などで撮影を行った後、会社で画像再生を行いながら現場の状況を確認する際に、各撮影画像に基づいてその各部位の実サイズを測定表示するようにしてもよい。
その他、サイズ測定装置は、スタンドアロンタイプに限らず、その各構成要素が2以上の筐体に物理的に分離され、通信回線やケーブル等の有線伝送路あるいは電波、マイクロウエーブ、赤外線等の無線伝送路を介してデータを送受信する分散型のシステムであってもよい。
一方、コンピュータに対して、上述した各手段を実行させるためのプログラムコードをそれぞれ記録した記録媒体(例えば、CD−ROM、フレキシブルディスク、RAMカード等)を提供するようにしてもよい。すなわち、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、撮影画像を解析することによってその中に含まれている複数の被写体を画像認識し、この各被写体の中からサイズ測定の対象となる測定対象を特定すると共に、この測定対象と比較される基準対象を特定し、当該基準対象の実サイズに基づいて測定対象の実サイズを算出する機能と、前記測定対象の実サイズを算出する処理を行った後、当該測定対象を新たな基準対象として特定すると共に、この基準対象と比較される新たな測定対象を特定する機能と、新たな基準対象および測定対象が特定された際に、当該新たな基準対象の実サイズを読み出し、この実サイズに基づいて新たな測定対象の実サイズを算出する機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
デジタルカメラの基本的構成要素を示したブロック図。 撮影画像内の測定対象と基準対象との関係を説明するための図。 基準対象テーブル11の内容を示した図。 オブジェクトテーブル12の内容を示した図。 電源投入に応じて実行開始されるデジタルカメラの全体動作の概要を示したフローチャート。 撮影モード時にサイズ測定ボタンの操作に応じて実行されるサイズ測定処理を詳述したフローチャート。 図6に続く、サイズ測定処理のフローチャート。 図6、図7に続く、サイズ測定処理のフローチャート。
符号の説明
1 CPU
2 記憶部
4 記録媒体
5 操作部
6 表示部
7 カメラ撮影部
8 画像メモリ
11 基準対象テーブル
12 オブジェクトテーブル

Claims (8)

  1. 撮影画像を解析することによってその中に含まれている複数の被写体を画像認識し、この各被写体の中からサイズ測定の対象となる測定対象と比較される基準対象を特定し、当該基準対象の実サイズに基づいて測定対象の実サイズを算出するサイズ測定装置であって、
    前記測定対象の実サイズを算出する処理を行った後、当該測定対象を新たな基準対象として特定すると共に、この基準対象と比較される新たな測定対象を特定する特定手段と、
    この特定手段によって新たな基準対象および測定対象が特定された際に、当該新たな基準対象の実サイズを読み出し、この実サイズに基づいて新たな測定対象の実サイズを算出する算出手段と、
    を具備したことを特徴とするサイズ測定装置。
  2. 撮影画像を解析することによって基準対象を特定する際に、予め記憶管理されている複数種の基準対象の何れかに特徴的に一致する被写体の画像部分を基準対象として特定する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載のサイズ測定装置。
  3. 前記測定対象を特定する際に、基準対象に対して略横並びで、その近傍に位置している被写体を測定対象として特定する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載のサイズ測定装置。
  4. 前記測定対象の実サイズ算出は、基準対象の実サイズを取得すると共に、撮影画像を解析することによって測定対象、基準対象毎にその画像サイズを算出し、この各算出サイズと基準対象の実サイズに基づいて当該測定対象の実サイズを算出する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載のサイズ測定装置。
  5. 前記算出手段によって測定対象の実サイズが算出される毎に、前記特定手段は、当該測定対象を新たな基準対象として特定すると共に、この基準対象と比較される新たな測定対象を特定する処理を繰り返し、
    前記算出手段は、新たな基準対象および測定対象が特定される毎に、当該測定対象の実サイズを算出する処理を繰り返す、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載のサイズ測定装置。
  6. 測定対象が含まれている撮影画像が表示されている状態において、この撮影画像内に当測定対象に対応付けてその実サイズを表示する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載のサイズ測定装置。
  7. 前記測定対象の実サイズが算出される毎に、撮影画像内において各測定対象を識別表示すると共に、この各測定対象の識別表示の近傍に対応する実サイズを表示する、
    ようにしたことを特徴とする請求項6記載のサイズ測定装置。
  8. コンピュータに対して、
    撮影画像を解析することによってその中に含まれている複数の被写体を画像認識し、この各被写体の中からサイズ測定の対象となる測定対象と比較される基準対象を特定し、当該基準対象の実サイズに基づいて測定対象の実サイズを算出する機能と、
    前記測定対象の実サイズを算出する処理を行った後、当該測定対象を新たな基準対象として特定すると共に、この基準対象と比較される新たな測定対象を特定する機能と、
    新たな基準対象および測定対象が特定された際に、当該新たな基準対象の実サイズを読み出し、この実サイズに基づいて新たな測定対象の実サイズを算出する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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