JP2005176810A - ソフトクリーム解凍抽出玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明が解決しようとする課題は、
1) 1食1パックのソフトクリームパックである。
2) 家庭用冷凍庫で保存可能である。
3) 多種類の食味が1台の装置で楽しめる。
4) 解凍抽出装置が安価である。
5) 解凍抽出装置の取扱が容易であり、準備、洗浄の手間がない。
6) ソフトクリームの製造を行わない。
である。
【解決手段】袋状容器に一食分づつ充填され、−18℃以下で冷凍保存されたソフトクリーム(ソフトクリームパック)に手動または簡易型の電動装置で圧力を加え、破砕・解凍し、該ソフトクリームパックから可塑化されたソフトクリームが容易に抽出可能なソフトクリーム解凍抽出玩具を提供することにより、家庭でも容易かつ安価にソフトクリームを楽しめるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は家庭用冷凍庫において−18℃以下で保存され固体状になったソフトクリームパックを移動式歯車状あるいはピストン状の解凍部により破砕・解凍を行い、玩具内に装備された抽出部で抽出を行うことにより、家庭で容易にソフトクリームを提供できる玩具に関するものである。更に、ソフトクリームパックの袋状容器の抽出口にソフトクリームの内圧により開口する口金部位を設けることにより、容易にコーン等喫茶容器に盛り付け可能な玩具に関するものである。
従来、ソフトクリームは、冷凍機を備えた大型の専用製造機で製造し、バルク容器内の蓄え、一回分量ずつ供給してきた。この方法は乳製品の製造にあたるため、法律の厳重な管理下にある。このため、装置の準備及び洗浄に多大な手間がかかっている。すなわち、家庭でソフトクリームを製造し、楽しむことは事実上不可能であった。
一食分を袋状容器に充填し、冷凍保存したものを板状ヒーターで加熱解凍し、抽出する方法、例えば特開2000−157180号等が提案されている。この方法では、ロスも無くかつ一台で多種類の食味のソフトクリームに提供が可能である。また、冷凍保存されたソフトクリームは長期間に渡り、品質を安定に保つことができる。しかし、家庭で使用するには装置が大型で高価である。更に、冷凍保存された袋状容器の保管が家庭用冷凍庫では困難である。このため、業務用には用いられるが、家庭用には不向きであった。
また、同様の技術として袋状容器に充填された食品を歯車ローラーで破砕後、押圧板により練り、可塑化する技術、例えば特開2003−135005号等が提案されている。しかし、この装置も
で述べた装置同様に家庭用としては大型で高価であり、また冷凍保管用袋状容器も複雑で温度管理を家庭用冷凍庫で行うことは困難であった。
現状では家庭で気軽に、安価でかつ簡便にソフトクリームを楽しむことは事実上不可能であった。これは、
1) 家庭でソフトクリームを製造し、供給する装置がない。
2) 1食1パックのソフトクリームパックを解凍抽出する装置でも家庭で使用可
能な安価で簡便な装置がない。
3) 家庭用冷凍庫で冷凍保存可能な大きさでかつ保存可能なソフトクリームパッ
クがない。
等の原因が考えられる。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、
1) 1食1パックのソフトクリームパックである。
2) 家庭用冷凍庫で保存可能である。
3) 多種類の食味が1台の装置で楽しめる。
4) 解凍抽出装置が安価である。
5) 解凍抽出装置の取扱が容易であり、準備、洗浄の手間がない。
6) ソフトクリームの製造を行わない。
である。
上記課題を解決するため、本発明のソフトクリーム解凍抽出玩具は、
1)袋状容器に一食分づつ充填され、−18℃以下で冷凍保存されたソフトクリーム(以下ソフトクリームパックという)に手動または簡易型の電動装置で圧力を加え、破砕・解凍し、該ソフトクリームパックから可塑化されたソフトクリームが容易に抽出可能なソフトクリーム解凍抽出玩具。
2)該ソフトクリームパックの表面積に対する厚さの比率が1/1000から1/5000であり、ソフトクリームを充填後冷凍保存した時、該ソフトクリームパックの形状が板状である袋状容器を用いたソフトクリーム解凍抽出玩具。
3)該玩具のソフトクリームパックを加圧、破砕する手段が、移動式歯車状加圧装置もしくは、ピストン式加圧装置であるソフトクリーム解凍抽出玩具。
4)該玩具のソフトクリーム加圧、破砕部位(以下解凍部という)で該ソフトクリー厶パックを解凍し、ソフトクリーム状にした後、該ソフトクリームパック外部からローラーにより順次圧力を加え(以下抽出部という)、ソフトクリームするこが抽出されるように構成されていることを特長とするソフトクリーム解凍抽出玩具。
5)該玩具の解凍部と抽出部が分かれており、解凍部でソフトクリームパックの破砕・解凍を行い、抽出部でソフトクリームの抽出を行うように構成されていることを特長とするソフトクリーム解凍抽出玩具。
である。
本発明のソフトクリーム解凍抽出玩具は、
1) 家庭で容易にかつ安価なソフトクリームを楽しむことが出来る。
2) ソフトクリームパックの保存、管理が家庭用冷凍庫で可能である。
3) 装置の準備、洗浄の手間がない。
等の特長を持っている。このため、子供でも家庭でソフトクリームが楽しめるような玩具の提供が可能となる効果がある。
本発明に用いられる袋状容器の形状は、円筒状、円錐状、長方形、正方形、三角形の袋状であり、好ましくは長方形の袋状である。これは、ソフトクリームは充填時、液状ないし半液状である。しかし、充填後、水平な棚の上で冷却し固化する過程で板状になり、積み重ねることにより、ソフトクリームパックの保存スペースを最小限にすることが出来るためである。
該袋状容器は向かい合う2辺が熱圧着され、他の向かい合う2辺の一方がソフトクリーム充填口であり、他の一辺が解凍後ソフトクリームの抽出口を形成していることが好ましい。該充填口はソフトクリーム充填後、熱圧着により封印し、ソフトクリームを封入する。すなわち、該袋状容器は、ソフトクリームの冷凍保存を目的とするソフトクリーム充填部分と、抽出時に解凍されたソフトクリームの内圧で自動的に形成される口金部分より形成されている。
該袋状容器に用いられる袋の材質は、フィルム状に成形されたプラスチックフィルムであれば使用可能である。例えば、塩化ビニール、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリプロピレン等既知の素材が使用可能である。しかし、保存温度が−18℃から−30℃であるため、ガラス転移温度が−25℃以上であることが好ましい。また、食品と直接触れるものであるため、可塑材等環境ホルモンの溶出、衛生上問題が発生しないことが好ましい。さらに、処分時の環境問題も考慮すれば、生分解性ポリマーの使用が更に好ましい。
該袋状容器の素材の厚さは0.1mmから1mmが好ましく、更に好ましくは0.1mmから0.5mmである。1mm以上の厚さでは熱伝導が悪く、解凍、溶解に時間がかかる。また、0.1mm以下では、該袋状容器への充填時及び解凍、揉み、溶解その後のソフトクリームの抽出時にかかる内部圧力の上昇により、該袋状容器が破裂する危険性がある。
該袋状容器の素材であるフィルムを袋状に成型する際、熱圧着による接着が好ましい。これは、接着剤による食材汚染を防ぐためである。該袋状容器を成型する熱圧着時の耐圧力は、好ましくは0.5kg/m以上5kg/m以下、更に好ましくは1kg/m以上3kg/m以下である。0.5kg/m以下では前記のように、該袋状容器中で発生する圧力により破裂する可能性がある。5kg/m以上では補助的に接着剤が必要になり、該袋状容器には適さない。
該熱圧着部分に孔をあけることにより、該玩具にソフトクリームパックを取り付ける際の該パック固定用に用いることが好ましい。これは、抽出時にローラーで抽出口に向かって押し下げる際に、該パックに大きな下向きの力が加わり、これに対抗して該パックの位置を固定することが困難なためである。孔を用いて固定した場合、下向きの力に対抗し、位置の固定が容易となる。
ソフトクリームを該袋状容器に充填後の平均の厚さは、容積に対して好ましくは1/3000以上、1/750以下である。この時、該比率の求め方はソフトクリーム充填後の平均厚み(mm)/該袋状容器の充填後の容積(mm)である。具体的な平均の厚さとして好ましくは5mmから20mm、さらに好ましくは5mmから10mmである。5mm以下では該袋状容器の本体部分の表面積が大きくなり、冷凍庫により広い保管スペースが必要である。20mm以上では破砕・解凍時に大きな圧力が必要になる。また、破砕ムラ、解凍ムラが生じる原因となる。
該袋状容器の最大の特長は抽出時のソフトクリームの内圧で自動的に形成される口金部分である。冷凍保存されたソフトクリームを破砕・解凍処理する間、口金部分は該袋状容器の内側即ち、ソフトクリーム側に折り畳まれている。破砕・解凍処理が終了し、抽出処理に入ると、ソフトクリームは、開口口集まり、その圧力により、開口口が円筒状に開口する。同時に内側に折り畳まれていた口金部分は円形に外側に引き延ばされ、口金の形状を中心に180°以上に展開する。更にソフトクリームによる加圧が進行すると、その圧力により、口金は最初に折り畳まれていた方向と完全に反対側の方向に反転し、同時に金属の口金を取り付けた絞り口と同様の形態を取る。この口金部分(絞り口)を通過したソフトクリームは、口金の形状を残した筒状に抽出される。例えば、星形筒状に抽出されたソフトクリームはその典型例である。即ち、該袋状容器は抽出時に外部からの圧力で内圧が上昇し、自動的に口金部分を開口部に形成することを特長とする。
口金部分の形状は、ソフトクリームの用途に応じてあらゆる形が可能である。例えば、星型、円形、長方形等自由に口金形状の選択が可能である。口金部分の大きさは、開口部分周辺部の内側に折れ曲がる袋状部分以内で接着幅部分を除く、取りうる最大径内ならば任意の大きさに設定可能である。しかし、最大径の1/3以下では、抽出時に該袋状部分に許容以上の圧力が加わり、口金部分が内圧により破壊されことがある。このことにより抽出口の大きさは該袋状部分の最大径の1/3以上から最大内径までが好ましい。
該袋状容器のソフトクリーム充填部分内のソフトクリームを開口部分にスムースに誘導するためには、ソフトクリーム充填部分から出口開口口部分に向かって絞りこむ必要がある。絞り込みは、開口する開口部分の大きさに依存する。口金部分の絞りこみは、本体の長辺と短辺が10:1の場合は、該袋状部分の長辺と本体の短辺の比率が1:1から1:2が好ましい。これはソフトクリーム充填部分が長辺方向に十分長く、絞り込みの必要がないためである。該比率が1.25:1の場合は、該袋部分の長辺と本体の短辺の比率が1:1.5から1:3が好ましい.1:1.5以上では、開口部分の圧力が小さくなり、該袋状部分が十分に開扉しない。また1:3以下では、開口部分に圧力がかかりすぎ、これを破壊することがある。
本発明におけるソフトクリーム解凍抽出玩具の動力源としては、手動、電池あるいは家庭用100V電源が好ましい。これ以外の動力源では、家庭での調達が困難なばかりでなく、特別な工事が必要になり、本発明の主旨にそぐわない。最も好ましい動力源としては、手動、もしくは電池である。
本発明におけるソフトクリーム解凍抽出玩具は、該ソフトクリームパックを破砕・解凍する解凍部と解凍終了後のソフトクリームパックからソフトクリームを抽出する抽出部が機構的に分離している。該玩具はこれら解凍部と抽出部が部品として組み合わされた構造を持っている。解凍部と抽出部を機構的に一体化することも可能である。しかし、機構的な一体化は該玩具の構造を複雑にする。そのため、該玩具が壊れやすく、高価となる。
本発明でソフトクリームパックを破砕・解凍する際に用いられる移動式歯車状装置の突起の数は1歯車当たり4個以上20個以下が好ましい。更に好ましくは6個以上12個以下である。20個以上では破砕効率が悪く、何度もソフトクリームパックの上を歯車が移動する必要がある。また、4個以下では移動抵抗が大きくなり過ぎるため、手動あるいは簡易な電動によるモーターではトルク不足に陥る可能性が高い。
本発明における移動式歯車状装置における歯車の歯の幅は、3mm以上20mm以下好ましくは5mm以上10mm以下が好ましい。歯の深さは5mm以上10mm以下が好ましい。また、歯車全体の長さは袋状容器の幅にも依存するが、100mm以上300mm以下好ましくは150mm以上200mm以下である。幅が3mm以下では、弱い加圧でも袋状容器を破損する可能性が高い。また、20mm以上だと加圧の大きな力は必要となり、非効率的である。また、歯の深さが5mm以下では破砕効率が極めて悪くなり、解凍に時間がかかる。深さが10mm以上では抵抗が大きすぎて、トルクが必要になる。また、該移動式歯車装置の歯車を含む直径は、20mm以上50mm以下が好ましい。20mm以下では強度不足であり、歯の数の加工が困難である。50mm以上では、玩具の破砕解凍部が大型になる。また、駆動動力に大きな負荷がかかり、大きな動力源が必要になる。
本発明におけるソフトクリームパックの破砕・解凍の進捗度の判定は、手動の場合、ハンドルに架かる負荷の減少及びソフトクリームパックの外部から触った柔らかさによるものが好ましい。圧力センサー等の搭載により柔らかさの再現性を高めることは技術的に可能である。しかし、玩具が高価になり、家庭用に適さなくなる可能性が高い。
本発明でソフトクリームパックを破砕・解凍する際に用いられるピストン式破砕装置のピストンの形状は、棒状もしくは棒状の本体に該ソフトクリームパックの破砕効率をあげるための突起物を持った構造が好ましい。突起物は鋭利なものにすると、ソフトクリームの袋状容器を断裂する原因となるため、好ましくない。好ましくは、半球形である。
該ピストンの移動距離は、該ソフトクリームパックに接した位置から5mm以上20mm以下が好ましい。更に好ましくは10mm以上15mm以下である。5mm以下では該ソフトクリームパックの破砕・解凍効率が悪くなる。また、20mm以上では袋状容器の破断の可能性がある。
該ピストンのソフトクリームパック方向に下に押し込む機構は、カムを用いる方法、ローラーを用いる方法、押さえ板で押さえる方法等が考えられる。これらの内、該玩具の簡易性、安価性を達成できる方法を選択、組み合わせることが可能である。該玩具については、ローラーを用いる方法が好ましい。これは、手動もしくは電池による動力源で容易にかつ高速に駆動させることが可能であるためである。
該ピストンのソフトクリームパック方向から上方向に戻る機構は、バネを用いる方法が一般的である。バネ型センサーを組み込めば、破砕・解凍の進捗を感知することも可能となる。更に、加工も容易でる。
該ピストンの直径は、10mm以上20mm以下が好ましい。10mm以下では強度、材質の問題が発生する。即ち、細すぎて、破砕時の圧力に耐え切れない可能性が高い。と同時に高硬度の材料を使う必要があり、該玩具の価格を押し上げる。
該ピストンの全長は、30mm以上50mm以下が好ましい。30mm以下では該ピストンの加工が困難になり、部品代が高くなる。また、50mm以上では解凍部が大きくなり、小型化が困難である。
該ピストンの本数は、ソフトクリームパックの大きさと該ピストンの間隔に依存する。1列あたり3本以上5本以下が好ましい。これは、破砕に伴う加圧により発生したソフトクリームパック内の内圧を横方向に逃がすゆとりを生み出すためである。また、ソフトクリームパック全体を均一に破砕するため、縦方向に5本以上10本以下のピストンを配置することが好ましい。これにより、ソフトクリームパックの均一な破砕・解凍が可能となる。
該ピストンの間隔は5mm以上10mm以下が好ましい。5mm以下では、
で述べたソフトクリームパック内の内圧を十分に逃がすごとができない。このため、パックの破断を発生する可能性がある。
本発明の玩具におけるソフトクリームパック解凍後の抽出を行う抽出部の機構としては、解凍済みソフトクリームパックの熱圧着部位を固定し、ローラーを用い、ソフトクリームパックの上部から開口部に向かって順次押し出す方法が好ましい。この方法により、解凍済みソフトクリームパックからソフトクリームを残すことなくほぼ完全に抽出することが可能となる。
該抽出部のローラーの幅はソフトクリームパックの充填部の横幅と同一もしくは該横幅より5mm以上20mm以下の幅で大きいことが好ましい。これにより、ソフトクリー厶パックの充填部の辺縁部でのソフトクリームの残存を防ぐことができる。
該ローラーの移動距離は、ソフトクリームパックの充填部最上部から開口部直前までであることが好ましい。これは、移動終了から開口部まで距離分だけソフトクリームが残存することになるためである。
該抽出部にソフトクリームパックを固定する方法としては、ソフトクリームパックの熱圧着部分の開口部を除く3辺を上下からストッパーで挟み込む方法が好ましい。この方法により,ソフトクリーム抽出時に抽出部の該ローラーにより発生する強い下向きの力に対抗し、ソフトクリームパックを安定に固定することが可能となる。
該抽出部にソフトクリームパックを固定する際、開口部は抽出部より外側に出ていることが好ましい。これは、抽出時ソフトクリームが抽出部に付着し、抽出部の抽出口を汚染することを防ぐためである。抽出後のソフトクリームパックを取り去ることにより、該抽出部の汚染なしに、次々とソフトクリームパックの抽出が可能となる。
以下本発明の実施例について説明する。図1は本発明のソフトクリーム解凍抽出玩具の構成を示す正面からの断面図、図2は該玩具の抽出部の側面からの断面図、図3は該玩具の解凍部の上面からの断面図である。図1、2、3で示したように、該玩具は解凍部13、抽出部7が組み合わさって、1台の玩具を構成している。ソフトクリームパック1は、解凍部13の上部のフタ10を開け、所定の位置にセットされる。その後、フタをしめ、スイッチ12をいれる。スイッチ入力により駆動したモーターの駆動力が移動式歯車状破砕装置用支柱8を通して移動式歯車状破砕装置9に伝えられる。移動式歯車状破砕装置9はソフトクリームパック上を移動式歯車状破砕装置用支柱8にそって、回転しながら移動する。移動式歯車状破砕装置9の歯車がシフトクリームパック1を破砕・解凍する。
破砕・解凍の進捗度は、スイッチを押し、移動式歯車状破砕装置9を停止後、直接ソフトクリームパック1を触ることにより判定する。破砕・解凍終了後、ソフトクリームパックを解凍部より取り出す。取り出したパックを該玩具の抽出部7にセットする。セット時にパック固定用孔2をパック固定用突起15に固定する。さらに、パック固定板16で抑えることにより、抽出用ローラー4により発生する下向きの大きな力に対抗して、パックを固定することが出来る。パックを固定した後、スイッチ12を入れる。抽出部のモーター14が駆動し、その駆動力が抽出用ローラー支柱5を通して、抽出用ローラーをパック上部からパックの抽出口3にむけて、ソフトクリームを押し出す。これにより、パック内にソフトクリームが残ることなく、ほぼ完全に抽出することが可能となる。
図4及び図5はピストン式破砕装置を持つ解凍部の側面及び上面からの断面図である。ソフトクリームパック上に配置されるようにピストン固定板21に固定されたピストンの頭部をピストン押し下げ用ローラー18が移動し、順次ピストンをパック方向に押し下げていく。該ローラー18の移動により押し下げられたピストンがパックの冷凍ソフトクリームを破砕・解凍する。パック解凍の進捗は、一旦ローラーを停止し、直接パックを触ることにより確認する。ピストンは内臓のバネ22により、ローラー通過後、所定位置の戻ると同時に、パックに対する過度の破砕を防ぐ。これは、パックに対する過度の加圧によるパックの破断を防ぐためである。
図8及び図9は、ソフトクリームパックの正面図及び側面図である。熱圧着部24は構造上十分な強度を持つ。固定用孔2は解凍部、抽出部でパックに加えられる大きな力に対抗して、パックの位置を安定的に固定することが可能である。
図に基づいて、実施例を示したが、本発明は上記実施例に限定されるものではない。特に破砕・解凍機構、抽出機構については、実施可能な様々な方法が適応可能である。
ソフトクリーム解凍抽出玩具の構成を示す正面からの断面図 該玩具の抽出部の構成を示す側面からの断面図(移動式歯車状破砕装置を用いた場合) 該玩具の解凍部の構成を示す上面からの断面図 該解凍部の構成を示す正面からの断面図(ピストン式破砕装置を用いた場合) 該解凍部の構成を示す上面からの断面図(ピストン式破砕装置を用いた場合) 移動式歯車状破砕装置における歯車の拡大図 ピストン状破砕装置におけるピストンの拡大図 ソフトクリームパックの正面図 ソフトクリームパックの側面図
符号の説明
1 ソフトクリームパック
2 ソフトクリームパック固定用孔
3 ソフトクリームパック抽出口
4 抽出用ローラー
5 抽出用ローラー支柱
6 抽出部取っ手
7 抽出部
8 移動式歯車状破砕装置用支柱
9 移動式歯車状破砕装置
10 解凍部フタ
11 解凍部モーター
12 スイッチ
13 解凍部
14 抽出部モーター
15 ソフトクリームパック固定用突起
16 ソフトクリームパック固定用板
17 抽出部フタ
18 ピストン押し下げ用ローラー
19 ピストン
20 ローラー用支柱
21 ピストン固定板
22 ピストン内臓バネ
23 ソフトクリーム充填部
24 熱圧着部

Claims (5)

  1. 袋状容器に一食分づつ充填され、−18℃以下で冷凍保存されたソフトクリーム(以下ソフトクリームパックという)に手動または簡易型の電動装置で圧力を加え、破砕・解凍し、該ソフトクリームパックから可塑化されたソフトクリームが容易に抽出可能なソフトクリーム解凍抽出玩具。
  2. 該玩具の解凍部と抽出部が分かれており、解凍部でソフトクリームパックの破砕・解凍を行い、抽出部でソフトクリームの抽出を行うように構成されていることを特徴とする〔請求項1〕のソフトクリーム解凍抽出玩具。
  3. 該ソフトクリームパックの容積に対する厚さの比率が1/3000以上1/3000以下であり、ソフトクリームを充填後冷凍保存した時、該ソフトクリームパックの形状が板状である袋状容器を用いた〔請求項1〕のソフトクリーム解凍抽出玩具。
  4. 該玩具のソフトクリームパックを加圧、破砕する手段が、移動式歯車状加圧装置もしくは、ピストン式加圧装置である〔請求項1〕のソフトクリーム解凍抽出玩具。
  5. 該玩具のソフトクリーム加圧、破砕部位(以下解凍部という)で該ソフトクリームパックを解凍し、ソフトクリーム状にした後、該ソフトクリームパック外部からローラーにより順次圧力を加え(以下抽出部という)、ソフトクリームするが抽出されるように構成されていることを特徴とする〔請求項1〕のソフトクリーム解凍抽出玩具。
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