JP2005176181A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 リモコン装置からのリモコン信号によって誤作動せず、表示画面を表示装置周辺の明るさに応じた適切な明るさに制御できる表示装置を提供する
【解決手段】
制御手段40が動作モード又は停止モードであるにかかわらず、ステップS30又はステップS40の処理で、リモコン受信手段50がリモコン操作装置90の操作に基づく赤外線リモコン信号を受信し、リモコン受信手段50からリモコンコードが供給されている場合は、今回の輝度調整制御処理を動作無効として終了させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、CRT(Cathode Ray Tube),LCD(Liquid Crystal Display)等によって構成された表示画面上に、リモコン操作装置の操作に基づき映像等を表示する表示装置に関し、特に、周囲の明るさによって自動的に表示画面の明るさを制御することができる表示装置に関する。
従来のテレビ受像機等の表示装置には、フォトセンサによって表示装置周辺の明るさを検出し、このフォトセンサの検出出力に基づいて制御手段が表示画面の輝度を自動調節し、昼間時等の周囲光が多く明るい状況では表示画面の輝度を比較的高い輝度にし、夜間時等の周囲光が少なく暗い状況では表示画面の輝度を比較的低い輝度にして、表示装置周辺の明るさの変化に応じて、表示画面の明るさを適切に制御するものがある。
例えば、特開平7−281629号公報記載の電子機器は、リモコン操作装置からの赤外線リモコン信号を検出する受光素子(フォトセンサ)が、赤外線リモコン信号の出力がないときに機器周辺の明るさを検出し、この検出した機器周辺の明るさに応じた最適な明るさに表示画面の輝度を自動調整するようになっている。
また、この種の表示装置として、リモコン操作装置からの赤外線リモコン信号を検出する受光素子とは別に、表示装置周辺の明るさを検出するための専用フォトセンサを設けたものがある。
特開平7−281629号公報
しかしながら、リモコン操作装置からの赤外線リモコン信号を検出するためのフォトセンサと、表示装置周辺の明るさを検出するためのフォトセンサとを、一のフォトセンサで共用した表示装置にあっては、この共用したフォトセンサの出力が、赤外線リモコン信号又は周囲光いずれによるものかを、常に識別しなければならない。そのため、赤外線リモコン信号の受信と周囲光の受信とを区別する必要から、周囲光の受信処理中は赤外線リモコン信号の受信処理ができなくなる虞れがあり、リモコン操作装置の操作に対する表示装置の応答性等に支障を来たすという問題点があった。
また、表示装置周辺の明るさを検出するための専用フォトセンサを備えた表示装置にあっては、一般にその受光部は、赤外線リモコン信号を検出するためのフォトセンサと同様に、表示画面が設けられた筐体正面に配設されている。そのため、この専用フォトセンサは、表示装置自身のリモコン操作装置からの赤外線リモコン信号の受光はもとより、他装置のリモコン操作装置からの赤外線リモコン信号の受光によっても、表示装置周辺の明るさ変化によらずにその出力が変動してしまう。この結果、表示装置周辺の明るさを検出するための専用フォトセンサを備えた表示装置であっても、リモコン操作装置からの赤外線リモコン信号の受光による専用フォトセンサの誤作動により、表示画面を表示装置周辺の明るさに応じた適切な明るさに制御できない、という問題点があった。
そこで、この表示装置周辺の明るさを検出するための専用フォトセンサに赤外線フィルタを設け、この赤外線フィルタによってリモコン操作装置からの赤外線リモコン信号を減衰して、その誤作動を防ぐことも考えられる。しかし、この場合は、新たに赤外線フィルタを備えた専用フォトセンサを準備する必要があった。
本発明は、上述した問題点を鑑みなされたもので、表示デバイスの表示画面の輝度を自動調整する輝度自動調整手段がリモコン装置からのリモコン信号によって誤作動しないようにした表示装置を提供するもので、特に、表示装置周辺の明るさを検出する明るさ検出センサが、リモコン操作装置からの赤外線リモコン信号の受光によって誤作動しても、表示画面を表示装置周辺の明るさに応じた適切な明るさに制御できる表示装置を提供することを目的とする。
本発明の表示装置は、リモコン装置からのリモコン信号を受信するリモコン受信手段を備え、リモコン装置からのリモコン信号による指示に基づいて制御される表示装置であって、表示デバイスの表示画面の輝度を自動調整する輝度自動調整手段を備え、前記リモコン受信手段がリモコン信号を受信したときには、該輝度自動調整手段による輝度調整を制限することを特徴とする。
また、本発明の表示装置は、リモコン装置からのリモコン光線信号を受信するリモコン受信手段を備え、リモコン装置からのリモコン光線信号による指示に基づいて作動制御される表示装置であって、周辺の明るさを検出する明るさ検出手段と、表示デバイスの表示画面の輝度を調整する輝度調整手段と、前記明るさ検出センサの検出出力に基づいて該輝度調整手段を作動制御する輝度制御手段と、前記リモコン受信手段がリモコン光線信号を受信したときには、該輝度制御手段による前記明るさ検出センサの検出出力に基づく制御変更を制限する制限手段とを備えていることを特徴とする。
また、本発明の表示装置は、リモコン装置からのリモコン光線信号を受信するリモコン受信手段を備え、リモコン装置からのリモコン光線信号による指示に基づいて作動制御される表示装置であって、周辺の明るさを検出する明るさ検出手段と、表示デバイスの表示画面の輝度を調整する輝度調整手段と、前記明るさ検出センサの検出出力に基づいて該輝度調整手段を作動制御する輝度制御手段と、該輝度制御手段の作動時に、前記リモコン受信手段がリモコン光線信号を受信したときには、該輝度制御手段の制御閾値を変更する閾値変更手段とを備えていることを特徴とする。
本発明の表示装置によれば、表示デバイスの表示画面の輝度を自動調整する輝度自動調整手段がリモコン装置からのリモコン信号によって誤作動せず、表示画面を表示装置周辺の明るさに応じた適切な明るさに制御できる。
特に、表示装置周辺の明るさを検出する明るさ検出センサが、リモコン操作装置からの赤外線リモコン信号の受光によって誤作動しても、表示画面を表示装置周辺の明るさに応じた適切な明るさに制御できる。
また、そのための構成も、明るさ検出センサを、赤外線フィルタを備えた専用フォトセンサに変更することなく、制御手段におけるソフトウェア上のアルゴリズムの変更のみで容易に実施することができる。
本発明の一実施の形態に係る表示装置について、図面とともに説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る表示装置のブロック図である。
図1において、表示装置1には、画像信号の中の輝度信号Yと色信号Cとを合成したビデオ信号VIDEOが、入力信号として供給される。入力されたビデオ信号VIDEOは、映像処理手段10に供給されて、輝度信号Yと色信号Cの分離処理、色信号Cの復調処理、輝度信号Yの輝度調整処理、輝度信号Y及び色差信号(R-Y,B-Y,G-Y)のマトリックス処理、等が行われて、赤色信号R、緑色信号G、青色信号BからなるRGB表示信号が生成される。
そして、映像処理手段10で生成されたRGB表示信号は、CRT,LCD等からなる表示デバイス20に供給されて、その画面上にビデオ信号VIDEOの画像が表示される構成になっている。
映像処理手段10は、例えばI2C(Inter Integrated Circuit Control)バス30を介して制御手段40に接続され、映像処理手段10と制御手段40との間では双方向通信が可能になっている。
制御手段40には、リモコン操作装置90から発信される赤外線リモコン信号を受光するリモコン受信手段50と、表示装置1周辺の明るさを検出するためのOPC(Optical Picture Control)手段60とが接続されている。
リモコン受信手段50は、赤外線リモコン信号を受光するためのフォトセンサ51を有し、このフォトセンサ51によって受信した赤外線リモコン信号の受信処理を行い、制御手段40にリモコンコード(リモコン操作装置90からのリモコン送信データ)を出力する。
OPC手段60は、表示装置1の周辺光を受光するためのフォトセンサ61を有し、フォトセンサ61の出力電圧データ、すなわち表示装置1周辺の明るさ(照度)に応じた明るさ検出データを出力する。
このリモコン受信手段50のフォトセンサ51、及びOPC手段60のフォトセンサ61は、例えば、表示デバイス20の表示画面が臨んでいる表示装置1の本体正面に設けられている。
制御手段40は、マイクロコンピュータ等によって構成される。そして、制御手段40は、リモコン操作装置90の操作に応じてリモコン受信手段50から供給されるリモコンコードに基づき、映像処理手段10以外の図示省略した構成部をも含む表示装置1の各部を制御する。また、制御手段40は、OPC手段60から供給される明るさ検出データ(フォトセンサ61の出力電圧データ)に基づき、映像処理手段10を制御して、表示デバイス20の画面の輝度調整を行う。
次に、上述のように構成された表示装置1における表示デバイス20の輝度調整について説明する。
なお、説明にあたっては、表示デバイス20は、例えばLCD21によって構成されているものとし、表示デバイス20の輝度調整は、このLCD21に備えられた図示せぬバックライトの明るさを、映像処理手段10に設けられた輝度調整手段11が、制御手段40からの指示に基づき連続可変調整するものとする。
すなわち、輝度調整手段11は、制御手段40からの指示に基づきデューティ比が可変のPWM信号(パルス幅変調信号)を生成し、このPWM信号によりバックライト駆動回路を周期的にオン・オフさせて、バックライトの明るさを加減する構成になっている。輝度調整手段11は、PWM信号のデューティ比を上げることにより、バックライトの明るさ(輝度)を上昇させ、デューティ比100%のPWM信号をバックライト駆動回路に出力することにより、バックライトは100%点灯状態となり、LCD21は最大輝度になる。反対に、輝度調整手段11は、PWM信号のデューティ比を下げることにより、バックライトの明るさ(輝度)を低下させ、LCD21の輝度も低下する。
また、映像処理手段10には、OSD(On Screen Display)表示制御手段12が備えられている。OSD表示制御手段12は、リモコン操作装置90の操作に基づくリモコンコードにより制御手段40が行う各種制御に関して、そのメニューや表示装置1の作動状態をLCD21にOSD表示する。
OSD表示制御手段12は、上述した映像処理手段10で輝度調整手段11による輝度調整が行われている際には、LCD21の現在の輝度レベルをその生成されたPWM信号のデューティ比に対応させて、ビデオ信号VIDEOによる画像上に重ねてOSD表示する。
このような輝度調整手段11を備えた映像処理手段10をOPC手段60から供給される明るさ検出データ(フォトセンサ61の出力電圧データ)に基づいて制御するに当たり、制御手段40は、その記憶手段の例えばEEPROM(Electronic EPROM)に、図2に示すような明るさセンサテーブル41を備えている。
図2は、制御手段に備えられた明るさセンサテーブルの説明図である。
明るさセンサテーブル41には、OPC手段60から供給される明るさ検出データB(OPC入力電圧[V])、この明るさ検出データBに基づく輝度調整のレベルL(本実施の形態では、レベル0〜10の11段階)、この輝度調整レベルL毎に対応した輝度調整手段11によるPWM信号の目標デューティ比[%]Dtが、例えば図2に示すような対応関係で記憶されている。
すなわち、本実施例の明るさセンサテーブル41では、明るさ検出データBの値に応じて、LCD21は、制御手段40によってレベル0〜10の11段階の輝度調整レベルLのいずれかに調整される。すなわち、明るさ検出データBの値が低くなり、表示装置1周辺が暗くなる程、輝度調整レベルLのレベル値も低下し、LCD21のバックライトの明るさを加減するPWM信号の目標デューティ比Dtも低下する。また、明るさ検出データBの値が高くなり、表示装置1周辺が明るくなる程、輝度調整レベルLのレベル値も上昇し、LCD21のバックライトの明るさを加減するPWM信号の目標デューティ比Dtも上昇する。
したがって、昼間時において周囲光が多く明るい状況では、表示装置1のLCD21は比較的高い輝度に自動調節され、夜間時において周囲光が少なく暗い状況では、表示装置1のLCD21は比較的低い輝度の表示画面に自動調節されるので、周囲の明るさにかかわらず、表示装置1は常に適切な表示画面の明るさを実現できるようになっている。
さらに、図2に示した明るさセンサテーブル41には、映像処理手段10の輝度調整手段11が制御手段40からの指示によって目標デューティ比Dtに対する輝度調整を行っている際に、輝度調整手段11が生成するPWM信号のデューティ比Dnと、このデューティ比Dnに応じてOSD表示制御手段12がLCD21に表示するOSD表示Iとの対応関係13も、併せて記載してある。
これにより、OSD表示制御手段12は、PWM信号のデューティ比Dnの値に応じたOSD表示Iとして、所定のキャラクタ(例えば、“ω”)を0〜10個の範囲でLCD21にOSD表示し、現在の輝度レベルを視覚認識できるようにしている。
次に、本実施の形態の表示装置1において、制御手段20が行う輝度調整制御処理の実施例について説明する。
図3は、制御手段が行う輝度調整制御処理の第1の実施例を示すフローチャートである。
制御手段40は、所定時間間隔(例えば、100ms)毎に、図3のステップS10〜S46に示すような輝度調整制御処理を行う。
制御手段40は、輝度調整制御処理の開始に当たって、まずOPC手段60から供給される明るさ検出データB(OPC入力電圧[V])を読み込む(ステップS10)。
そして、制御手段40は、現在のモードが、映像処理手段10の輝度調整手段11に輝度変更を実行させている動作モード(輝度調整中モード)であるか、映像処理手段10の輝度調整手段11に輝度変更を実行させていない停止モード(輝度非調整中モード)であるかを、後述のステップS35又はステップS44で設定したモード状態から判別する(ステップS20)。
<停止モード(輝度非調整中モード)>
制御手段40は、ステップS20で停止モードである場合は、リモコン受信手段50がリモコン操作装置90の操作に基づく赤外線リモコン信号を受信し、リモコン受信手段50からリモコンコードが供給されているか否かを確認する(ステップS30)。そして、制御手段40は、リモコン受信手段50からリモコンコードが供給されている場合は、今回の輝度調整制御処理を動作無効として終了させ、供給されているリモコンコードに応じた処理等を行う。
これに対して、制御手段40は、リモコン受信手段50からリモコンコードが供給されていない場合は、映像処理手段10の輝度調整手段11によるLCD21の輝度調整が必要か否かの判定処理を行う(ステップS31)。制御手段40は、この判定を、ステップS10で読み込んだ検出データBに対応して明るさセンサテーブル41(図2参照)に基づき得られるPWM信号の目標デューティ比(以下、入力値という)Dtiと、現在、映像処理手段10の輝度調整手段11が生成しているPWM信号の目標デューティ比(以下、現在値という)Dtpとを比較し、その差が予め設定されている所定値範囲(例えば、±24%)を逸脱しているか否かで判定する。
このステップS31による輝度調整の必要有無の判定で、入力値Dtiが現在値Dtpの所定値範囲内であれば、制御手段40は、映像処理手段10の輝度調整手段11が生成しているPWM信号のデューティ比の目標値Dtは現在値Dtpのままで変更する必要もなく、LCD21の輝度を変更せずに今回の輝度調整制御処理を終了する。
一方、ステップS31の判定で、入力値Dtiが現在値Dtpの所定値範囲を逸脱している場合は、映像処理手段10の輝度調整手段11が生成しているPWM信号のデューティ比の目標値Dtは入力値Dtiに変更する必要があるものとして、その映像処理手段10の輝度調整手段11による輝度調整を開始させる。
そのために、制御手段40は、その記憶手段のRAMに構成された収束カウンタ42のカウント値Cをクリア(零リセット)する(ステップS32)。
その上で、制御手段40は、映像処理手段10の輝度調整手段11に対して、PWM信号のデューティ比の目標値Dtを入力値Dtiとする輝度調整指示を出力するとともに、この入力値Dtiを新たな現在値Dtpとして記憶し、現在値Dtpを更新する(ステップS33)。
また、制御手段40は、映像処理手段10のOSD表示制御手段12に対して、輝度調整手段11が生成しているPWM信号のデューティ比Dnに応じたOSD表示指示を出力する(ステップS34)。
これにより、I2C(Inter Integrated Circuit Control)バス30を介して、この輝度調整指示及びOSD表示指示を受けた映像処理手段10は、輝度調整手段11に、制御手段40から供給された入力値Dtiを目標値Dtとして設定するとともに、OSD表示制御手段12に、図2に示した対応関係で、10秒間だけ現在のデューティ比Dnに対応する輝度をOSD表示させる。
この結果、輝度調整手段11は目標値Dtが入力値DtiであるPWM信号の生成を開始することになり、LCD21の画面上には、現在のデューティ比Dnに対応する輝度がインデックス表示されることになる。
そして、制御手段40は、停止モード(輝度非調整中モード)から動作モード(輝度調整中モード)に移行し(ステップS35)、今回の輝度調整制御処理を終了する。
<動作モード(輝度調整中モード)>
制御手段40は、ステップS20で動作モードである場合も、リモコン受信手段50がリモコン操作装置90の操作に基づく赤外線リモコン信号を受信し、リモコン受信手段50からリモコンコードが供給されているか否かを確認する(ステップS40)。そして、制御手段40は、リモコン受信手段50からリモコンコードが供給されている場合は、今回の輝度調整制御処理を動作無効として終了させ、供給されているリモコンコードに応じた処理等を行う。
これに対して、制御手段40は、リモコン受信手段50からリモコンコードが供給されていない場合は、映像処理手段10の輝度調整手段11によるLCD21のさらなる輝度調整が必要か否かの判定処理を行う(ステップS41)。制御手段40は、この判定を、ステップS10で読み込んだ検出データBに対応して明るさセンサテーブル41(図2参照)に基づき得られるPWM信号の目標デューティ比(入力値)Dtiと、現在、映像処理手段10の輝度調整手段11が生成しているPWM信号の目標デューティ比(現在値)Dtpとを比較し、その差が予め設定されている調整終了範囲内(例えば、±4%)であるか否かで判定する。
このステップS41による調整終了範囲内の判定で、入力値Dtiが現在値Dtpに対して調整終了範囲内であれば、制御手段40は、映像処理手段10の輝度調整手段11が生成しているPWM信号のデューティ比の目標値Dtは現在値Dtpのままで変更する必要もなく、収束カウンタ42のカウント値Cをインクリメントする(ステップS42)。
その上で、制御手段40は、このインクリメントした収束カウンタ42のカウント値Cが予め設定されている調整終了判定値C0(例えば、C0=10)を超えているか否かを判定する(ステップS43)。そして、収束カウンタ42のカウント値Cが調整終了判定値C0を超えている場合には、制御手段40は、表示装置1周辺の明るさに応じたLCD21の輝度調整が終了したものとして、動作モード(輝度調整中モード)から停止モード(輝度非調整中モード)に移行し(ステップS44)、今回の輝度調整制御処理を終了する。
一方、ステップS41の判定で、入力値Dtiが現在値Dtpの調整終了範囲内を逸脱している場合は、映像処理手段10の輝度調整手段11が生成しているPWM信号のデューティ比の目標値Dtは入力値Dtiにさらに変更する必要があるものとして、その映像処理手段10に輝度調整手段11による輝度調整を再度開始させる。
そのために、制御手段40は、その記憶手段のRAMに構成された収束カウンタ42のカウント値Cをクリア(零リセット)する(ステップS45)。
その上で、制御手段40は、映像処理手段10の輝度調整手段11に対して、PWM信号のデューティ比の目標値Dtを入力値Dtiとする輝度調整指示を出力するとともに、この入力値Dtiを新たな現在値Dtpとして記憶し、現在値Dtpを更新し(ステップS46)、今回の輝度調整制御処理を終了する。
以上、上述した第1の実施例の輝度調整制御処理によれば、表示装置1周辺の明るさを検出するOPC手段60のフォトセンサ61が、リモコン操作装置90からの赤外線リモコン信号の受光によって出力値が変化しても、その影響を受けることなく、LCD21のバックライトの輝度を表示装置1周辺の明るさに応じた適切な明るさに制御できる。
すなわち、輝度調整の開始に当たっては、制御手段40は、リモコン操作装置90が操作され、リモコン受信手段50からリモコンコードが供給されている場合には、輝度調整を開始せず、さらに、リモコン受信手段50からリモコンコードが供給されていない場合であっても、これから調整しようとする調整輝度の目標値(入力値Dti)が、現在の調整輝度(現在値Dtp)に対して所定値以上の差がなければ、輝度調整を開始しないので、他装置のリモコン操作装置からの赤外線リモコン信号の受信による誤作動も防止できる。また、輝度調整中においても、リモコン受信手段50からリモコンコードが供給されている場合は、輝度調整終了の判定及び調整輝度の目標値(入力値Dt)の変更も行わず、また、その判定にも影響を与えないので、リニアな輝度調整が行える。
しかも、これらの輝度調整処理は、フォトセンサ61を、赤外線フィルタを備えた専用フォトセンサに変更することなく、制御手段40におけるソフトウェア上のアルゴリズムの変更のみで容易に実施することができる。
次に、本実施の形態の表示装置1において、制御手段20が行う輝度調整制御処理の第2の実施例について説明する。
図4は、制御手段が行う輝度調整制御処理の第2の実施例を示すフローチャートである。なお、図中において、第1の実施例に示した制御手段40による輝度調整制御処理の場合と、同一又は同様の個別処理については、同一ステップ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施例では、制御手段40が動作モード又は停止モードであるにかかわらず、ステップS30又はステップS40の処理で、リモコン受信手段50がリモコン操作装置90の操作に基づく赤外線リモコン信号を受信し、リモコン受信手段50からリモコンコードが供給されている場合は、今回の輝度調整制御処理を動作無効として終了させるのではなく、輝度調整制御処理のために予め設定されている閾値(すなわち、設定値)の変更処理をしてから(ステップS51,S52)、今回の以降の輝度調整制御処理を行うことを特徴とする。
例えば、制御手段40は、停止モードのステップS31による輝度調整の必要有無の判定処理を、入力値Dtiと現在値Dtpとの差が予め設定されている所定値範囲を逸脱しているか否かで判定しているが、リモコン受信手段50からリモコンコードが供給されている場合には、ステップS51の閾値変更処理で、今回の輝度調整制御処理についてだけ、この所定値範囲(例えば、±24%)を予め設定されている別の所定値範囲(例えば、±48%)に変更する。
また、制御手段40は、動作モードのステップS41によるさらなる輝度調整が必要か否かの判定処理を、入力値Dtiと現在値Dtpとの差が予め設定されている所定値範囲を逸脱しているか否かで判定しているが、リモコン受信手段50からリモコンコードが供給されている場合には、ステップS52の閾値変更処理で、今回の輝度調整制御処理についてだけ、この所定値範囲(例えば、±4%)を予め設定されている別の所定値範囲(例えば、±8%)に変更する。
したがって、本実施例によれば、リモコン受信手段50からリモコンコードが供給されている場合の輝度調整制御処理について、第1の実施例が動作無効にして輝度調整制御処理に影響を及ぼさないようにするのに対し、本実施例では、リモコン操作装置からの赤外線リモコン信号の受信による影響を、ステップS51,S52の閾値変更処理によって最小限に抑えて今回の輝度調整制御処理を進めることができる。そのため、輝度調整制御処理の繰り返しの実行による輝度調整処理について、その開始、終了、目標値Dtの変更について、その判定の遅滞を最小限に抑えることができる。
なお、上述した実施例では、ステップS51,S52の閾値変更処理によって、停止モードのステップS31による輝度調整の必要有無の判定、及び動作モードのステップS41によるさらなる輝度調整が必要か否かの判定処理の所定値範囲を別の所定値範囲に変更するように構成したが、閾値変更処理はこれに限るものではない。
例えば、図2に示した明るさセンサテーブル41の輝度調整レベルLに対応した、明るさ検出データB(OPC入力電圧[V])、又は輝度調整手段11によるPWM信号の目標デューティ比[%]Dtの値範囲を変更して今回の輝度調整制御処理を進めることも可能であり、さらには、明るさセンサテーブル41自体を、別の明るさセンサテーブルに変更して今回の輝度調整制御処理を進めることも可能である等、ステップS51,S52の閾値変更処理には、リモコン操作装置からの赤外線リモコン信号の受信による影響を抑える種々の処理を含むものである。
本実施の形態の表示装置1は、以上、説明したとおりであるが、その構成は上述した構成に限定されるものではない。
例えば、表示デバイス20は、LCD21に限定されるものではなく、CRT,PDP(Plasma Display Panel)、EL(Electro Luminescent )ディスプレイ等であっても、本発明の表示装置は適用可能で、この場合は、表示デバイス20の種類に応じて、映像処理手段10の輝度調整手段11、及び明るさセンサテーブル41の目標値のデータ種別(デューティ比)を適宜変更すれば、容易にその対応をはかることができる。
また、上記実施の形態では、制御手段40は、ステップS33,S46で、入力値Dtiを目標値Dtとする輝度調整指示を映像処理手段10に出力する構成としたが、入力値Dtiが現在値Dtpに対してかけ離れている場合は、入力値Dtiよりも現在値Dtpに近く現在値Dtpに対して所定量だけ入力値Dtiに近づけた値Dti’を目標値Dtとする輝度調整指示を映像処理手段10に出力する構成とし、表示デバイス20の急激な輝度を避け、本来の目標値Dtとして入力値Dtiに対する表示デバイス20の輝度変化を除所に進めることも可能である。なお、この場合は、今回の輝度調整制御処理においては、この値Dti’が新たな現在値Dtpとして記憶され、現在値Dtpが更新される。また、このような構成を制御手段40に備えるのに代えて、映像処理手段10側に備えていてもよい。
さらに、本発明の表示装置は、実施の形態の説明では、表示装置本体に表示デバイス20を一体的に備えている構成として説明したが、表示デバイス20は必ずしも備えている必要はなく、ビデオディスクプレーヤ等のような、別体の表示デバイス近傍に配置され、別体の表示デバイスにRGB信号を出力する機器にも適用可能である。
本発明の一実施の形態に係る表示装置のブロック図である。 本実施の形態の表示装置における、制御手段に備えられた明るさセンサテーブルの説明図である。 本実施の形態の表示装置における、制御手段が行う輝度調整処理の第1の実施例を示すフローチャートである。 本実施の形態の表示装置における、制御手段が行う輝度調整制御処理の第2の実施例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 表示装置
10 映像処理手段
11 輝度調整手段
20 表示デバイス
30 I2Cバス
40 制御手段
41 明るさセンサテーブル
50 リモコン受信手段
60 OPC手段(明るさ検出手段)
61 フォトセンサ

Claims (5)

  1. リモコン装置からのリモコン信号を受信するリモコン受信手段を備え、リモコン装置からのリモコン信号による指示に基づいて制御される表示装置であって、
    表示デバイスの表示画面の輝度を自動調整する輝度自動調整手段を備え、
    前記リモコン受信手段がリモコン信号を受信したときには、該輝度自動調整手段による輝度調整を制限する
    ことを特徴とする表示装置。
  2. リモコン装置からのリモコン光線信号を受信するリモコン受信手段を備え、リモコン装置からのリモコン光線信号による指示に基づいて作動制御される表示装置であって、
    周辺の明るさを検出する明るさ検出手段と、
    表示デバイスの表示画面の輝度を調整する輝度調整手段と、
    前記明るさ検出センサの検出出力に基づいて該輝度調整手段を作動制御する輝度制御手段と、
    前記リモコン受信手段がリモコン光線信号を受信したときには、該輝度制御手段による前記明るさ検出センサの検出出力に基づく制御変更を制限する制限手段と
    を備えていることを特徴とする表示装置。
  3. リモコン装置からのリモコン光線信号を受信するリモコン受信手段を備え、リモコン装置からのリモコン光線信号による指示に基づいて作動制御される表示装置であって、
    周辺の明るさを検出する明るさ検出手段と、
    表示デバイスの表示画面の輝度を調整する輝度調整手段と、
    前記明るさ検出センサの検出出力に基づいて該輝度調整手段を作動制御する輝度制御手段と、
    該輝度制御手段の作動時に、前記リモコン受信手段がリモコン光線信号を受信したときには、該輝度制御手段の制御閾値を変更する閾値変更手段と
    を備えていることを特徴とする表示装置。
  4. 前記表示デバイスは、前記各手段が設けられた表示装置に一体的に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の表示装置。
  5. 前記各手段が設けられた表示装置は、前記表示デバイスが外部接続可能であることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の表示装置。
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