JP2005176108A - 画像処理装置及びその制御方法、プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の撮影画像からなる1組分の撮影画像に対するダイレクトプリントの操作性を向上することができる画像処理装置及びその制御方法、プログラムを提供する。
【解決手段】 撮像部による撮影時の撮影情報と撮影画像データを記憶する。記憶される撮影画像データの内、印刷対象の撮影画像データを指定する。指定された撮影画像データの撮影情報の内容を判定する。判定結果に基づいて、指定された撮影画像データをプリンタに出力して印刷させる第1印刷モードと、指定された撮影画像データを含む前記段階撮影によって撮影された一連の撮影画像データ群をプリンタに出力して印刷させる第2印刷モードの少なくとも一方を表示部に表示する。
【選択図】 図10

Description

本発明は、撮像部に対する撮影条件を段階的に切り替えながら連続して撮影する段階撮影機能を有し、前記撮像部による撮影画像を直接プリンタに出力して印刷させる画像処理装置及びその制御方法、プログラムに関するものである。
従来より、プリンタにデジタルカメラを接続して、デジタルカメラで撮影した画像をプリントする機能(以後、ダイレクトプリントと言う)を有するデジタルカメラ(デジタルスチルカメラ/デジタルビデオカメラ)が提案されている。
これらのダイレクトプリント機能を有するデジタルカメラによる印刷手順では、デジタルカメラ上で最初に印刷対象の撮影画像を選択し、選択された1個の撮影画像を、プリンタに出力して印刷する構成を採用している。
また、従来より、AEB撮影(オートエクスポージャブラケット:段階露出撮影)機能を有するデジタルカメラが提案されている。
例えば、従来から提案されているAEB撮影機能を有するデジタルカメラでは、適正露出で1枚(1画像)、アンダー側の露出で1枚(1画像)、オーバー側の露出で1枚(1画像)、計3枚(3画像)が1組になっている。
また、最近のAEB撮影機能を有するデジタルカメラでは、適正露出で1枚(1画像)、アンダー側の露出で2枚(2画像)、オーバー側の露出で2枚(2画像)、計5枚(5画像)が1組になるカメラも提案されている。
また、最近では、AEB撮影の撮影枚数を切り替えられるデジタルカメラも提案されている。
また、AEB撮影機能とダイレクトプリント機能の両機能を有するデジタルカメラも提案されている。
特開平10−51716号公報
しかしながら、上記のような、AEB撮影機能とダイレクトプリント機能の両機能を有するデジタルカメラにおいて、AEB撮影した1組分(複数個)の撮影画像をプリンタで印刷する場合は、印刷対象の画像を選択し印刷実行操作をする、という行為を1組分(所定画像数分)だけ繰り返す必要があり、使い勝手として不便であった。特に、AEB撮影枚数が多い程、この不便度が増加する。
また、ISOB撮影やWBB撮影についても同様のことが言え、このような段階撮影を行う撮影モードで撮影された複数の撮影画像からなる1組分の撮影画像を、ダイレクトプリントで印刷する場合の操作性が欠けていた。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、複数の撮影画像からなる1組分の撮影画像に対するダイレクトプリントの操作性を向上することができる画像処理装置及びその制御方法、プログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明による画像処理装置は以下の構成を備える。即ち、
撮像部に対する撮影条件を段階的に切り替えながら連続して撮影する段階撮影機能を有し、前記撮像部による撮影画像を直接プリンタに出力して印刷させる画像処理装置であって、
前記撮像部による撮影時の撮影情報と撮影画像データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶される撮影画像データの内、印刷対象の撮影画像データを指定する指定手段と、
前記指定手段で指定された撮影画像データの撮影情報の内容を判定する判定手段と、
前記指定手段で指定された撮影画像データを前記プリンタに出力して印刷させる第1印刷モードを選択する第1選択手段と、
前記指定手段で指定された撮影画像データを含む前記段階撮影によって撮影された一連の撮影画像データ群を前記プリンタに出力して印刷させる第2印刷モードを選択する第2選択手段と、
前記判定手段の判定結果に基づいて、前記第1選択手段及び前記第2選択手段の少なくとも一方を表示部に表示する表示制御手段と
を備える。
また、好ましくは、前記判定手段で判定された撮影情報が前記段階撮影を示す情報でない場合、前記表示制御手段は、前記第1選択手段を前記表示部に表示する。
また、好ましくは、前記判定手段で判定された撮影情報が前記段階撮影を示す情報である場合、前記表示制御手段は、前記第1選択手段及び前記第2選択手段を前記表示部に表示する。
また、好ましくは、前記判定手段で判定された撮影情報が前記段階撮影を示す情報である場合、前記表示制御手段は、前記第2選択手段を前記表示部に表示する。
また、好ましくは、前記第2印刷モードは、更に、前記段階撮影によって撮影された一連の撮影画像データ群を1枚の印刷用紙に前記プリンタで印刷させる第1サブ印刷モードと、前記段階撮影によって撮影された一連の撮影画像データ群を別々の印刷用紙に前記プリンタで連続して印刷させる第2サブ印刷モードを備える。
また、好ましくは、前記判定手段で判定された撮影情報が前記段階撮影を示す情報である場合、前記表示制御手段は、前記第1選択手段と、及び前記第1サブ印刷モードと前記第2印刷モードの少なくとも一方を備える前記第2選択手段を前記表示部に表示する。
また、好ましくは、前記判定手段で判定された撮影情報が前記段階撮影を示す情報である場合、前記表示制御手段は、前記第1サブ印刷モードと前記第2印刷モードを備える前記第2選択手段を前記表示部に表示する。
また、好ましくは、前記指定手段で指定された撮影画像データを、前記記憶手段から読み出す読出手段を更に備える。
また、好ましくは、前記判定手段で、前記指定手段で指定された撮影画像データの撮影情報が前記段階撮影を示す情報であると判定した場合、前記読出手段は、前記指定手段で指定された撮影画像データを含む前記段階撮影によって撮影された一連の撮影画像データ群を前記記憶手段から読み出す。
また、好ましくは、前記第2選択手段によって前記第2印刷モードが選択された場合、前記読出手段は、前記指定手段で指定された撮影画像データを含む前記段階撮影によって撮影された一連の撮影画像データ群を前記記憶手段から読み出す。
また、好ましくは、前記段階撮影は、AEB撮影、ISOB撮影及びWBB撮影の少なくとも1つを含む。
上記の目的を達成するための本発明による画像処理装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
撮像部に対する撮影条件を段階的に切り替えながら連続して撮影する段階撮影機能を有し、前記撮像部による撮影画像を直接プリンタに出力して印刷させる画像処理装置の制御方法であって、
前記撮像部による撮影時の撮影情報と撮影画像データを記憶媒体に記憶する記憶工程と、
前記記憶媒体に記憶される撮影画像データの内、印刷対象の撮影画像データを指定する指定工程と、
前記指定工程で指定された撮影画像データの撮影情報の内容を判定する判定工程と、
前記判定工程の判定結果に基づいて、
前記指定工程で指定された撮影画像データを前記プリンタに出力して印刷させる第1印刷モードを選択する第1選択部と、
前記指定工程で指定された撮影画像データを含む前記段階撮影によって撮影された一連の撮影画像データ群を前記プリンタに出力して印刷させる第2印刷モードを選択する第2選択部と
の少なくとも一方を表示部に表示する表示制御工程と
を備えることを特徴とする画像処理装置の制御方法。
上記の目的を達成するための本発明によるプログラムは以下の構成を備える。即ち、
撮像部に対する撮影条件を段階的に切り替えながら連続して撮影する段階撮影機能を有し、前記撮像部による撮影画像を直接プリンタに出力して印刷させる画像処理装置の制御を実現するプログラムであって、
前記撮像部による撮影時の撮影情報と撮影画像データを記憶媒体に記憶する記憶工程のプログラムコードと、
前記記憶媒体に記憶される撮影画像データの内、印刷対象の撮影画像データを指定する指定工程プログラムコードと、
前記指定工程で指定された撮影画像データの撮影情報の内容を判定する判定工程プログラムコードと、
前記判定工程の判定結果に基づいて、
前記指定工程で指定された撮影画像データを前記プリンタに出力して印刷させる第1印刷モードを選択する第1選択部と、
前記指定工程で指定された撮影画像データを含む前記段階撮影によって撮影された一連の撮影画像データ群を前記プリンタに出力して印刷させる第2印刷モードを選択する第2選択部と
の少なくとも一方を表示部に表示する表示制御工程プログラムコードと
を備える。
本発明によれば、複数の撮影画像からなる1組分の撮影画像に対するダイレクトプリントの操作性を向上することができる画像処理装置及びその制御方法、プログラムを提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
<<実施形態1>>
図1は本発明の実施形態1に係る画像処理装置の構成を示す図である。
この画像処理装置100は、電子カメラ(デジタルカメラ)としての機能を有する。また、実施形態1では、この電子カメラの一例として、デジタルスチルカメラの想定して説明するが、以下に説明する構成を実現できる電子カメラ(例えば、デジタルビデオカメラ、カメラ付き携帯電話、カメラ付き携帯端末(PDA、ノートパソコン))であれば、どのようなものでも良い。
図1において、10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像素子(CCD)、16は撮像素子14のアナログ信号出力をデジタル信号に変換するA/D変換器である。
18はタイミング発生回路であり、撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給する。また、このタイミング発生回路18は、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのデータあるいはメモリ制御回路22からのデータに対して、所定の画素補間処理や色変換処理等の画像処理を実行する。また、画像処理回路20では、撮像に係る画像データを用いて所定の演算処理を行って、その演算結果をシステム制御回路50に供給する。
システム制御回路50は、その演算結果に基づいて、露光制御部40、測距制御部42を制御して、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を実現する。さらに、画像処理回路20では、撮像に係る画像データを用いてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行う。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。
A/D変換器16から出力されるデータは、画像処理回路20を介してメモリ制御回路22に供給され、あるいは直接メモリ制御回路22に供給され、これにより、画像表示メモリ24あるいはメモリ30に書き込まれる。
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFT−LCD等から成る画像表示部である。画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換器26を介して画像表示部28に供給され、これにより画像表示部28に画像が表示される。画像表示部28に撮像に係る画像を逐次表示することにより、電子ファインダー機能を実現することができる。
また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には画像処理装置100の電力消費を大幅に低減することができる。
さらに、画像表示部28は、回転可能なヒンジ部によって画像処理装置100本体と結合されている。使用者は、画像表示部28を自由な向き/角度に設定して、電子ファインダー機能や再生表示機能、各種表示機能を利用することができる。
また、この画像処理装置100では、画像表示部28の表示面を画像処理装置100の本体側に向けて格納することが可能である。この格納状態は、画像表示部28の画像表示部開閉検知部106により検知され、この検知結果に基づいて画像表示部28の表示がOFF状態にされる。
30は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。このメモリ30を利用することにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合においても、高速に大量の画像を保存することができる。また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても利用され得る。
32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮し又は伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理あるいは伸長処理を行い、処理後のデータをメモリ30に書き込む。
40は絞り機能を備えるシャッター12を制御する露光制御部であり、フラッシュ装置400と連携してフラッシュ調光を行うこともできる。
42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する測距制御部である。露光制御部40及び測距制御部42は、撮像に係る画像データを画像処理回路20が演算した演算結果に基づいて、システム制御回路50によって制御される。これにより、TTL方式の露光制御及び測距制御が実現される。
44は撮影レンズ10のズーミングを制御するズーム制御部、46はバリア(保護部)102の動作を制御するバリア制御部である。48はコネクタであり、アクセサリーシューとも呼ばれる。このコネクタ48には、フラッシュ装置400との電気接点や機械的な固定部が含まれる。50は画像処理装置100全体を制御するシステム制御回路、52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等の各種データを記憶するメモリである。
54は表示部であり、システム制御回路50によるプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等のデータを用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置やスピーカー等で構成される。表示部54は、画像処理装置100の操作部70近辺の視認し易い位置に単数あるいは複数個所設置され、例えば、LCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。また、表示部54は、その一部が光学ファインダー104内に設置されている。
表示部54の表示内容の内、LCD等の液晶表示装置で表示するものとしては、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、外部デバイスである記録媒体200及び外部プリンタ210の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付け・時刻表示等がある。
また、表示部54の表示内容の内、光学ファインダー104内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示等がある。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えば、EEPROM等で構成される。
60、62、64、66、68及び70は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、例えば、スイッチやダイヤル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数あるいは複数の組み合わせで構成され得る。
より具体的には、60はモードダイヤルスイッチであり、これにより、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切替設定することができる。
また、62はシャッタースイッチSW1であり、不図示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
また、64はシャッタースイッチSW2であり、シャッターボタンの操作完了でONとなり、撮像素子14から読み出した電荷信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データとして書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200あるいは外部プリンタ210に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
66は画像表示ON/OFFスイッチであり、これにより、画像表示部28のON/OFFを設定することができる。この画像表示ON/OFFスイッチ66により、光学ファインダー104を用いて撮影を行う際に、画像表示部28への電流供給を遮断することにより、電力消費を抑えることができる。
68は単写/連写スイッチであり、これにより、シャッタースイッチSW2がONになった場合に1コマの撮影を行って待機状態とする単写モードと、シャッタースイッチSW2がONになっている間、連続して撮影を続ける連写モードとを切り換えることができる。
70は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部であり、これには、メニューボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、セットボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像移動−(マイナス)ボタン、印刷ボタン、AEBボタン、ISOBボタン、WBBボタン、単写/連写/セルフタイマー切替ボタン、画像表示部28のON/OFFを設定する画像表示ON/OFFスイッチ、撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定するクイックレビューON/OFFスイッチ等がある。
また、本発明とは直接関係しないが、操作部70には、マクロボタン、フラッシュ設定ボタン、撮影画質選択ボタン、日付/時間設定ボタン等が含まれる。
80は電源制御部であり、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されている。電源制御部80は、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
82及び84はコネクタである。86は電源部であり、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。
90は記録媒体200と接続するためのインタフェース(I/F)である。92は記録媒体200と接続するためのコネクタである。
98はコネクタ92に記録媒体200が装着されているか否かを検知する、かつコネクタ96に外部プリンタ210が装着されているか否かを検知する着脱検知部である。
94は外部プリンタ210と接続するためのインタフェース(I/F)である。96は外部プリンタ210と接続するためのコネクタである。このコネクタ96は、例えば、USB、IEEE1394で実現される。
102は、画像処理装置100のレンズ10を含む撮像部を覆うことにより、該撮像部の汚れや破損を防止するバリア(保護部)である。
104は光学ファインダーである。この光学ファインダー104を利用することにより、画像表示部28によって構成される電子ファインダー機能を利用することなく、撮影を行うことができる。また、光学ファインダー104内には、表示部54の一部、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示を行うための素子が配置されている。
106は画像表示部28の画像表示部開閉検知部であり、画像表示部28が、その表示面を画像処理装置100の本体側に向けられた状態、即ち、格納状態にあるか否かを検知する。ここで、格納状態にあると検知された場合には、画像表示部28の表示をOFF状態とすることにより、不要な電力消費を防止することができる。
200は記録媒体であり、この記録媒体200の一例には、着脱可能なCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード、マルチメディアカード、SDカード、スマートメディア等の記録媒体がある。
210は外部プリンタである。この外部プリンタの印刷方式としては、例えば、インクジェット方式が挙げられるが、これ以外にも、レーザビーム方式、熱転写方式等の他の印刷方式を利用することが可能である。
212はコネクタ96と外部プリンタ210を接続するためのケーブルである。
400はフラッシュ装置である。402はフラッシュ装置400を画像処理装置100のコネクタ48(アクセサリーシュー)と接続するためのコネクタである。404は発光部であり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。
次に、図2から図8を参照して、画像処理装置100のの主ルーチンの動作を説明する。
図2〜図4は本発明の実施形態1に係る画像処理装置の主ルーチンを示すフローチャートである。
電池交換に伴う電源投入等に従って、システム制御回路50は、ステップS101で、フラグや制御変数等を初期化する初期設定を実行する。ステップS102で、画像表示部28の画像表示をOFF状態に初期設定する。
ステップS103で、システム制御回路50は、モードダイヤルスイッチ60の設定位置を判定する。
モードダイヤルスイッチ60が電源OFFに設定されている場合、ステップS104に進み、終了処理を実行する。その後、ステップS103に戻る。
尚、この終了処理には、画像表示部28及び表示部54の各表示部の表示を終了状態に変更し、バリア(保護部)102を閉じて撮像部を保護し、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に記録し、電源制御部80により画像表示部28を含む画像処理装置100各部の不要な電源を遮断する等の処理が含まれる。
一方、モードダイヤルスイッチ60が電源OFF以外の状態に設定されている場合、ステップS105で、システム制御回路50は、外部デバイスの初期設定を実行する。具体的には、システム制御回路50は、着脱検知部(例えば、スイッチ)98の状態を確認し、記録媒体200が装着されている場合には、その初期設定を行う。
ステップS106で、システム制御回路50は、モードダイヤルスイッチ60によるモードの設定の状態を判定する。撮影モードに設定されている場合、ステップS108に進む。一方、再生モードに設定されている場合、ステップS107に進み、再生モード処理を実行する。尚、再生モード処理の詳細については、図9を用いて後述する。
ステップS108で、システム制御回路50は、AEB撮影を設定するためにAEBボタンの状態を判定する。そして、AEBボタンが押下されている場合(ON)、ステップS109に進む。一方、AEBボタンが押下されていない場合(OFF)、ステップS110に進む。
ステップS109で、AEB撮影の設定を行う。その後、ステップS103に戻る。
尚、AEB撮影とは、撮影条件(この場合、露出値)を段階的に切り替えながら連続して撮影する段階撮影(特に、この場合は、段階露出撮影)のことである。
実施形態1では、AEBボタンを押下するたびに、AEB撮影解除→±1段のAEB撮影→±2段のAEB撮影→±3段のAEB撮影→AEB撮影解除と言うように、循環式に変更するようにしている。
また、実施形態1のAEB撮影は、1枚目が適正露出、2枚目がアンダー露出、3枚目がオーバー露出の3枚連続撮影としている。
また、実施形態1のAEB撮影は、3枚連続撮影終了後は、自動的に解除するようにしている。
ステップS110で、システム制御回路50は、単写撮影/連写撮影を設定する単写/連写スイッチ68の設定状態を判定する。そして、単写撮影が選択されている場合、ステップS111に進み、単写/連写フラグを単写に設定する。一方、連写撮影が選択されている場合、ステップS112に進み、単写/連写フラグを連写に設定する。その後、処理は、ステップS113に進む。
尚、実施形態1では、単写/連写スイッチ68により、シャッタースイッチSW2がONになった場合に1コマの撮影を行って待機状態となる単写モードと、シャッタースイッチSW2がONになっている間、連続して撮影を続ける連写モードとを任意に切り替えることができる。単写/連写フラグの状態は、システム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ52に記憶される。
ステップS113で、システム制御回路50は、表示部54を用いて画像や音声により画像処理装置100の各種設定状態の出力する。
尚、画像表示部28の画像表示がONである場合には、画像表示部28をも利用して画像処理装置100の各種設定状態の表示を行ってもよい。
ステップS114で、システム制御回路50は、画像表示のON/OFFを切り換えるためのスイッチ66の設定状態を判定する。画像表示がONに設定されている場合、ステップS115に進む。
ステップS115で、システム制御回路50は、画像表示部開閉検知部106により画像表示部28が格納状態にあるか、表示可能状態(表示面が外部から見える状態)にあるかを判定する。そして、表示可能状態(開)にある場合、ステップS116に進み、画像表示フラグを設定する。次に、ステップS117で、画像表示部28の画像表示をON状態に設定する。更に、ステップS118で、撮像中の画像を逐次表示するスルー表示状態に設定して、ステップS119に進む。
ここで、スルー表示状態においては、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24に逐次書き込まれる、撮像素子14から読み出された画像データを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28に逐次供給し、表示画像を連続的に更新することにより、電子ファインダー機能が実現される。
一方、ステップS114で、画像表示ON/OFFスイッチ66が画像表示がOFFに設定されている場合、あるいはステップS115で、画像表示部28が格納状態(閉)にある場合、ステップS120に進み、画像表示フラグを解除する。次に、ステップS121で、画像表示部28の画像表示をOFF状態に設定して、ステップS119に進む。
ここで、画像表示のOFF状態では、画像表示部28による電子ファインダー機能が利用できないため、光学ファインダー104を利用して撮影を行う必要がある。但し、この場合、電力消費量の大きい画像表示部28やD/A変換器26等の消費電力を削減することができるという利点がある。
尚、画像表示フラグの状態は、システム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ52に記憶される。
ステップS119で、シャッタースイッチSW1の状態を判定する。シャッタースイッチSW1がOFFである場合、ステップS103に戻る。一方、シャッタースイッチSW1がONである場合、システム制御回路50は、図3のステップS130に進む。
ステップS130で、システム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判定する。そして、画像表示フラグが設定されている場合(ON)、ステップS131に進み、画像表示部28の表示状態をフリーズ表示状態に設定して、ステップS132に進む。一方、画像表示フラグが解除されている場合(OFF)、ステップS132に進む。
ここで、フリーズ表示状態においては、撮像素子14から画像データを読み出して、これをA/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に書き込む動作、即ち、画像データの更新を中止する。そして、画像表示メモリ24に最後に書き込まれた画像データを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28により供給し続けることにより、フリーズした画像を電子ファインダーとしての画像表示部28に表示する。
ステップS132で、システム制御回路50は、測距処理を行って、撮影レンズ10の焦点を被写体までの距離に応じて調整すると共に、測光処理を行って、絞り値及びシャッター時間を決定する。ここで、この測光処理では、必要であればフラッシュの設定も行う。尚、この測距・測光処理の詳細については、図5を用いて後述する。
ステップS133で、システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判定する。画像表示フラグが設定されている場合(ON)、ステップS134に進み、画像表示部28の表示状態をスルー表示状態に設定して、ステップS135に進む。一方、画像表示フラグが解除されている場合(OFF)、ステップS135に進む。
ステップS135で、シャッタースイッチSW2の状態を判定する。シャッタースイッチSW2がOFFである場合、ステップS136に進み、シャッタースイッチSW1の状態を判定する。そして、シャッタースイッチSW1もOFFである場合、ステップS103に戻る。
一方、ステップS135で、シャッタースイッチSW2がONである場合、ステップS137に進み、システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判定する。
そして、画像表示フラグが設定されている場合(ON)、ステップS138に進み、システム制御回路50は、画像表示部28の表示状態を固定色表示状態に設定して、図4のステップS150に進む。一方、ステップS137で、画像表示フラグが解除されている場合(OFF)、図4のステップS150に進む。
ここで、固定色表示状態においては、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に書込まれた撮像素子14からの画像データに、固定色の画像データで上書きする。そして、この画像データをメモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28に供給することにより、固定色の画像を電子ファインダーとしての画像表示部28に表示する。
ステップS150で、システム制御回路50は、AEB撮影であるか否かを判定する。AEB撮影である場合(ステップS150でYES)、ステップS180に進む。一方、AEB撮影でない場合(ステップS150でNO)、ステップS151に進む。
ステップS151で、システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ52に記憶される単写/連写フラグの状態を判定する。単写フラグが設定されている場合、ステップS152に進む。一方、連写フラグが設定されている場合、ステップS180に進む。
ステップS152で、システム制御回路50は、撮影処理を実行する。この撮影処理は、撮像素子14による撮像に係る画像データを、A/D変換器16、画像処理回路20及びメモリ制御回路22を介して、あるいはA/D変換器及びメモリ制御回路22を介して、メモリ30に書き込む露光処理、並びに、メモリ制御回路22及び必要に応じて画像処理回路20を用いてメモリ30に書き込まれた画像データを読み出して各種処理を行う現像処理からなる撮影処理を実行する。尚、この撮影処理の詳細については、図6を用いて後述する。
ステップS153で、システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判定する。そして、画像表示フラグが設定されている場合(ON)、ステップS154に進む。
ステップS154で、メモリ30から画像データを読み出して、これを画像表示部28の表示形式に適合させて、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に転送し、画像表示部28に画像を表示する。この表示は、第1のクイックレビュー表示である。この第1のクイックレビュー表示は、ダーク取込処理(ステップS155)が行われる前、即ち、ダーク補正演算を行う前の画像データに基づいて実行される。
このように、単写モードにおいては、以下のステップS155のダーク取込処理よりも撮影処理を先に行い、かつ、第1のクイックレビュー表示のためにダーク補正演算の前の画像データを用いることにより、シャッターレリーズタイムラグを短くすると共に、撮影後に速やかにクイックレビュー表示を行うことが可能となる。
尚、第1のクイックレビュー表示(ステップS154)においては、まだダーク取込処理(ステップS155)を終えていない状態であるため、画像表示部28によって表示されるクイックレビュー画像に、例えば「busy」等の文字表示を重ねて表示し、その旨を明示することが好ましい。
一方、ステップS153で、画像表示フラグが解除されている場合(OFF)、画像表示部28がOFFの状態のまま、ステップS155に進む。この場合は、撮影を行った後でも画像表示部28は消えたままであり、クイックレビュー表示も行われない。これは、光学ファインダー104を用いて撮影を続ける場合のように、撮影直後の撮影画像の確認が不要で、画像表示部28の電子ファインダー機能を使用せずに省電力を重視する使用方法を意図したものである。
ステップS155で、システム制御回路50は、ダーク取込処理を実行する。これは、シャッター12を閉じた状態で撮像素子14の暗電流等のノイズ成分を本撮影と同じ時間蓄積し、蓄積を終了したノイズ画像信号を読み出す処理である。
このダーク取込処理で取り込んだダーク画像データを用いて補正演算処理を行うことにより、撮像素子14の発生する暗電流ノイズや撮像素子14固有のキズによる画素欠損等の画質劣化を低減することができる。尚、このダーク取込処理の詳細については、図7を用いて後述する。
ステップS156で、システム制御回路50は、現像処理を実行する。
この現像処理は、メモリ30の所定領域へ書き込まれた画像データの一部をメモリ制御回路22を介して読み出して、現像処理を行うために必要なWB(ホワイトバランス)積分演算処理、OB(オプティカルブラック)積分演算処理を行い、その演算結果をシステム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ52に記憶する。
その後、システム制御回路50は、メモリ制御回路22、及び必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30の所定領域に書き込まれた撮影画像データを読み出して、システム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ52に記憶した演算結果を用いて、AWB(オートホワイトバランス)処理、ガンマ変換処理、色変換処理を含む各種現像処理を実行する。
また、現像処理においては、ダーク取込処理において取り込んだダーク画像データを用いて減算処理を行うことにより、撮像素子14の暗電流ノイズ等を打ち消すダーク補正演算処理も併せて行う。尚、この現像処理の詳細については、図8を用いて後述する。
ステップS157で、システム制御回路50は、メモリ30の所定領域に書き込まれた画像データを読み出して、設定されたモードに応じた画像圧縮処理を圧縮・伸長回路32により行い、その圧縮した画像データをメモリ30の画像記憶バッファ領域の空き画像部分に書込む。
ステップS158で、システム制御回路50は、メモリ30の画像記憶バッファ領域に記憶した画像データを読み出して、インタフェース90、コネクタ92を介して、記録媒体200に書込を行う記録処理を行う。
ここで、記録処理で記録される画像ファイルの形態について、図11を用いて説明する。
図11は本発明の実施形態1に係る画像ファイルの形態を示す図である。
画像ファイルの形態は、シャッター速度、絞り値、日付、AEB撮影情報(非AEB、AEB撮影時の1枚目、2枚目、3枚目いずれかを示す情報)等を含む撮影情報データと、サムネイル画像データ、本画像データから構成される。
ここで、記録処理の実行中は、例えば、表示部54においてLEDを点滅させるなどしてその旨を明示することが好ましい。
ステップS159で、システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判定する。そして、画像表示フラグが設定されている場合(ON)、ステップS160に進み、メモリ30から画像データを読み出して、これを画像表示部28の表示形式に適合させて、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に転送し、画像表示部28に画像を表示する。この表示は、第2のクイックレビュー表示である。
この第2のクイックレビュー表示(ステップS160)の段階では、既にダーク取込処理(ステップS155)が実行された後であるため、現像処理(ステップS156)においてダーク補正演算を行った後の画像データを用いて表示用の画像データを作成し、クイックレビュー表示を行う。
このように、単写モードにおいては、まずダーク取込処理よりも撮影処理を先に行い、且つ、ダーク補正前の画像データを用いて第1のクイックレビュー表示を行い、ダーク取込処理を行った後はダーク補正後の画像データを用いて第2のクイックレビュー表示を行う。これにより、シャッターレリーズタイムラグを短くすると共に、撮影後に速やかにクイックレビュー表示を行うことができる。
尚、第2のクイックレビュー表示(ステップS160)においては、既にダーク取込処理(ステップS155)を終了した状態であるため、第1のクイックレビュー表示(ステップS154)においてクイックレビュー画像に重ねて画像表示部28に表示した「busy」等の文字表示を消去する。
一方、ステップS159で、画像表示フラグが解除されている場合(OFF)、画像表示部28がOFF状態のまま、ステップS161に進む。この場合は、撮影を行った後でも画像表示部28は消えたままであり、クイックレビュー表示も行われない。これは、光学ファインダー104を用いて撮影を続ける場合のように、撮影直後の撮影画像の確認が不要で、画像表示部28の電子ファインダー機能を使用せずに省電力を重視する使用方法を意図したものである。
ステップS161で、シャッタースイッチSW1の状態を判定する。シャッタースイッチSW1がONである場合、OFFになるまで待機する。一方、シャッタースイッチSW1がOFFである場合、ステップS162に進む。
一方、ステップS150で、AEB撮影である場合(ステップS150でYES)、ステップS180に進む。また、ステップS151で、連写フラグが設定されている場合、ステップS180に進む。
そして、ステップS180で、システム制御回路50は、シャッター12を閉じた状態で撮像素子14の暗電流等のノイズ成分を本撮影と同じ時間蓄積し、蓄積を終了したノイズ画像信号を読み出すダーク取込処理を実行する。
このダーク取込処理で取り込んだダーク画像データを用いて補正演算処理を行うことにより、撮像素子14の発生する暗電流ノイズや撮像素子14固有のキズによる画素欠損等の画質劣化を低減することができる。このダーク取込処理(ステップS180)は、ステップS155と同様であり、その詳細については図7を用いて後述する。
ステップS181で、システム制御回路50は、撮影処理を実行する。この撮影処理は、撮像素子14に撮像に係る画像データを、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、あるいはA/D変換器及びメモリ制御回路22を介して、メモリ30に書き込む露光処理、並びに、メモリ制御回路22及び必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して各種処理を行う現像処理からなる。この撮影処理(ステップS181)は、ステップS152と同様であり、その詳細については、図6を用いて後述する。
ステップS182で、システム制御回路50は、現像処理を実行する。
この現像処理は、メモリ30の所定領域へ書き込まれた画像データの一部をメモリ制御回路22を介して読み出して、現像処理を行うために必要なWB(ホワイトバランス)積分演算処理、OB(オプティカルブラック)積分演算処理を行い、演算結果をシステム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ52に記憶する。
その後、システム制御回路50は、メモリ制御回路22、及び必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30の所定領域に書き込まれた撮影画像データを読み出して、システム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ52に記憶した演算結果を用いて、AWB(オートホワイトバランス)処理、ガンマ変換処理、色変換処理を含む各種現像処理を行う。
また、現像処理においては、ダーク取込処理において取り込んだダーク画像データを用いて減算処理を行うことにより、撮像素子14の暗電流ノイズ等を打ち消すダーク補正演算処理も併せて行う。この現像処理(ステップS182)は、ステップS156と同様であり、その詳細については、図8を用いて後述する。
ステップS183で、システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判定する。そして、画像表示フラグが設定されている場合(ON)、ステップS184に進み、メモリ30から画像データを読み出して、これを画像表示部28の表示形式に適合させて、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に転送し、画像表示部28に画像を表示する。この表示は、第3のクイックレビュー表示である。
この第3のクイックレビュー表示処理は、ダーク取込処理(ステップS180)が実行された後であるため、現像処理(ステップS182)においてダーク補正演算を行った後の画像データを用いて表示用の画像データを作成し、その画像データに従って実行される。
このように、連写モードにおいては、ダーク補正後の画像データを用いてクイックレビュー表示を行うことにより、1枚目と2枚目以降の連写コマ間隔をほぼ一定に揃えると共に、撮影後直ぐにクイックレビュー表示を行うことが可能となる。
ステップS183で、画像表示フラグが解除されている場合(OFF)、画像表示部28がOFFの状態のまま、ステップS185に進む。この場合は、撮影を行った後でも画像表示部28は消えたままであり、クイックレビュー表示も行われない。これは、光学ファインダー104を用いて撮影を続ける場合のように、撮影直後の撮影画像の確認が不要で、画像表示部28の電子ファインダー機能を使用せずに省電力を重視する使用方法を意図したものである。
ステップS185で、システム制御回路50は、メモリ30の所定領域に書き込まれた画像データを読み出して、設定されたモードに応じた画像圧縮処理を圧縮・伸長回路32により行い、その圧縮した画像データをメモリ30の画像記憶バッファ領域の空き画像部分に書込む。
ステップS186で、システム制御回路50は、メモリ30の画像記憶バッファ領域に記憶した画像データを読み出して、インタフェース90、コネクタ92を介して、記録媒体200に書込を行う記録処理を行う。
尚、記録処理で記録される画像ファイルの形態は、図11に示す通りである。
ここで、記録処理の実行中は、例えば、表示部54においてLEDを点滅させるなどしてその旨を明示することが好ましい。
ステップS187で、AEB撮影であるか否かを判定する。AEB撮影である場合(ステップS187でYES)、ステップS190に進む。一方、AEB撮影でない場合(ステップS187でNO)、ステップS188に進む。
ステップS188で、シャッタースイッチSW2の状態を判定する。シャッタースイッチSW2がONである場合、ステップS181に戻り、一連の連写撮影を繰り返す。
一方、シャッタースイッチSW2がOFFである場合、ステップS189に進み、システム制御回路50は、シャッタースイッチSW1の状態を判定する。そして、シャッタースイッチSW1がONである場合、システム制御回路50は、ステップS188に戻る。一方、シャッタースイッチSW1がOFFである場合、ステップS162に進む。
ステップS162で、システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判定する。画像表示フラグが設定されている場合(ON)、ステップS163に進み、画像表示部28の表示状態をスルー表示状態に設定して、一連の撮影動作を終了して、ステップS103に戻る。
これにより、画像表示部28でのクイックレビュー表示によって使用者が撮影画像を確認した後に、表示状態を次の撮影のために撮像された画像を逐次表示するスルー表示状態に移行させることができる。
一方、ステップS162で、画像表示フラグが解除されている場合(OFF)、画像表示部28の画像表示をOFF状態に設定して、一連の撮影動作を終了して、ステップS103に戻る。
一方、ステップS187で、AEB撮影である場合(ステップS187でYES)、ステップS190に進み、AEB撮影の3枚連続撮影が終了したか否かを判定する。AEB撮影の3枚連続撮影が終了している場合(ステップS190でYES)、ステップS191に進む。一方、AEB撮影の3枚連続撮影が終了していない場合(ステップS190でNO)、ステップS192に進む。
ステップS191で、AEB撮影の3枚連続撮影が終了したので、AEB撮影を解除して、ステップS162に進む。
ステップS192で、AEB撮影における段階露出撮影を実現するための露出演算を行い、その後、ステップS181に戻り、次の撮影を継続する。
ここでの露出演算とは、2枚の撮影時は設定段数分だけ露出をアンダー側にシフトさせ、3枚目の撮影時は設定段数分だけ露出をオーバー側にシフトさせる演算である。
次に、図3のステップS132における測距・測光処理の詳細について、図5を用いて説明する。
図5は本発明の実施形態1に係る図3のステップS132の測距・測光処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS201で、システム制御回路50は、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16を介して画像データとして画像処理回路20に逐次読み込む。この逐次読み込まれた画像データを用いて、画像処理回路20はTTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理、AF(オートフォーカス)処理に用いる所定の演算を行う。
尚、上記の各処理では、撮影した全画素数のうちの必要な部分を切り取るようにして抽出して演算に用いる。これにより、TTL方式のAE、EF、AWB、AFの各処理において、中央重点モード、平均モード、評価モードの各モードに適合した最適な演算を行うことできる。
ステップS202で、画像処理回路20での演算結果に基づいて、システム制御回路50は、露出(AE)が適正(OK)であるか否かを判定する。適正でない場合(ステップS202でNO)、ステップS203に進み、露光制御部40にAE制御を実行させる。
ステップS204で、AE制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50はフラッシュの発光が必要であるか否かを判定する。フラッシュの発光が必要でない場合(ステップS204でNO)、ステップS201に戻る。一方、フラッシュの発光が必要である場合(ステップS204でYES)、ステップS205に進み、フラッシュフラグをセットして、フラッシュ装置400を充電する。
一方、ステップS202で、露出(AE)が適正である場合(ステップS202でYES)、測定データ及び設定パラメータの少なくとも一方を、システム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ52に記憶する。
その後、ステップS206で、画像処理回路20での演算結果及びAE制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50は、ホワイトバランス(AWB)が適正(OK)であるか否かを判定する。適正でない場合(ステップS206でNO)、ステップS207に進み、画像処理回路20に、色処理のパラメータを調節するAWB制御を実行させる。
一方、ステップS206で、ホワイトバランス(AWB)が適正である場合(ステップS206でYES)、ステップS208に進み、測定データ及び設定パラメータの少なくとも一方を、システム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ52に記憶する。
ステップS208で、AE制御及びAWB制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50は測距(AF)の結果が合焦状態(OK)であるか否かを判定する。合焦状態でない場合(ステップS208でNO)、ステップS209に進み、測距制御部42にAF制御を実行させる。
一方、ステップS208で、測距(AF)の結果が合焦状態である場合(ステップS208でYES)、測定データ及び設定パラメータの少なくとも一方をシステム制御回路50の内部メモリあるいはメモリ52に記憶し、測距・測光処理(ステップS132)を終了する。
次に、図4のステップS152あるいはステップS181における撮影処理の詳細について、図6を用いて説明する。
図6は本発明の実施形態1に係る図4のステップS152あるいはステップS181における撮影処理の詳細を示すフローチャートである。
まず、ステップS301で、システム制御回路50は、撮像素子(CCD)14の電荷クリア動作を行う。ステップS302で、撮像素子14の電荷蓄積を開始する。ステップS303で、シャッター制御部40によってシャッター12を開く。ステップS304で、撮像素子14の露光を開始する。
ステップS305で、フラッシュフラグを参照して、フラッシュの発光が必要であるか否かを判定する。フラッシュの発光が必要である場合(ステップS305でYES)、ステップS306に進み、フラッシュ装置400を発光させる。一方、フラッシュの発光が必要でない場合(ステップS305でNO)、つまり、フラッシュ装置400を使用しない場合、ステップS307に進む。
ステップS307で、システム制御回路50は、測光データに従った撮像素子14の露光終了であるか否かを判定する。露光終了でない場合(ステップS307でNO)、露光終了を待機する。一方、露光終了である場合(ステップS307でYES)、ステップS308に進み、シャッター制御部40によってシャッター12を閉じて、撮像素子14の露光を終了する。
ステップS309で、設定された電荷蓄積時間が経過しているか否かを判定する。経過していない場合(ステップS309でNO)、電荷蓄積時間が経過するまで待機する。一方、電荷蓄積時間が経過した場合(ステップS309でYES)、ステップS310に進み、システム制御回路50は、撮像素子14による電荷蓄積を終了する。
ステップS311で、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、あるいはA/D変換器16及びメモリ制御回路22を介して、撮影画像データとしてメモリ30の所定領域に書き込む。一連の処理を終了したならば、撮影処理(ステップS152あるいはステップS181)を終了する。
次に、図4のステップS155あるいはステップS180におけるダーク取込処理の詳細について、図7を用いて説明する。
図7は本発明の実施形態1に係る図4のステップS155あるいはステップS180におけるダーク取込処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS401で、システム制御回路50は、撮像素子14の電荷クリア動作を実行する。ステップS402で、シャッター12が閉じた状態で、撮像素子14の電荷蓄積を開始する。
ステップS403で、設定された所定の電荷蓄積時間が経過ているか否かを判定する。経過していない場合(ステップS403でNO)、電荷蓄積時間が経過するまで待機する。一方、電荷蓄積時間が経過している場合(ステップS403でYES)、ステップS404に進み、システム制御回路50は、撮像素子14の電荷蓄積を終了させる。
そして、ステップS405で、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、あるいはA/D変換器16及びメモリ制御回路22を介して、ダーク画像データとしてメモリ30の所定領域に書き込む。
このダーク画像データを用いて現像処理を行うことにより、撮像素子14の発生する暗電流ノイズや撮像素子14固有のキズによる画素欠損等の画質劣化を低減することができる。
尚、このダーク画像データは、新たにダーク取込処理が行われるか、画像処理装置100の電源がOFFにされるまで、メモリ30の所定領域に保持される。
あるいは、メモリ30の一部あるいは全部をEEPROMやハードディスク等の不揮発性メモリで構成して、ダーク画像データを該不揮発性メモリに書き込む構成を採用することにより、新たにダーク取込処理が行われるまで、このダーク画像データを保存してもよい。
このダーク画像データは、撮影に係る画像を撮像素子14より読み出して現像処理を行う際に用いられる。
一連の処理を終了したならば、ダーク取込処理(ステップS155あるいはステップS180)を終了する。
次に、図4のステップS156あるいはステップS182における現像処理の詳細について、図8を用いて説明する。
図8は本発明の実施形態1に係る図4のステップS156あるいはステップS182における現像処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS501で、システム制御回路50は、メモリ30に書き込まれた撮影画像データ及びダーク画像データを読み出して、輝度信号処理を実行する。ステップS502で、色処理を実行する。ステップS503で、サムネイル画像処理を実行する。その後、メモリ30に処理後の画像データを書き込む。一連の処理を終了したならば、現像処理(ステップS156あるいはステップS182)を終了する。
次に、図2のステップS107における再生モード処理の詳細について、図9を用いて説明する。
図9は本発明の実施形態1に係る図2のステップS107における再生モード処理の詳細を示すフローチャートである。
尚、実施形態1では、再生対象の画像が印刷対象の画像になる。
まず、ステップS601で、システム制御回路50は、指定画像を最新(最後)画像に設定する。この処理は、再生モードを起動した時の再生画像を最新画像にするためである。
ステップS602で、ステップS601で指定された画像ファイルを記録媒体200から読み出し、メモリ30に格納する。
ステップS603で、メモリ30から画像データを読み出して、これを画像表示部28の表示形式に適合させて、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に転送し、画像表示部28に画像を表示する。
ステップS604で、再生画像移動+ボタンの状態を判定する。再生画像移動+ボタンがONである場合、ステップS605に進む。一方、再生画像移動+ボタンがOFFである場合、ステップS606に進む。
ステップS605で、指定画像が最新画像であるか否かを判定する。指定画像が最新画像である場合(ステップS605でYES)、ステップS608に進む。一方、指定画像が最新画像でない場合(ステップS605でNO)、ステップS609に進む。
ステップS606で、再生画像移動−ボタンの状態を判定する。再生画像移動−ボタンがONである場合、ステップS607に進む。一方、再生画像移動−ボタンがOFFである場合、ステップS612に進む。
ステップS607で、指定画像が先頭(最古)画像であるか否かを判定する。指定画像が先頭画像である場合(ステップS607でYES)、ステップS610に進む。一方、指定画像が先頭画像でない場合(ステップS607でNO)、ステップS611に進む。
ステップS608で、指定画像を先頭画像に変更し、ステップS612に進む。ステップS609で、指定画像を1つだけ最新側に変更し、ステップS612に進む。ステップS610で、指定画像を最新画像に変更し、ステップS612に進む。ステップS611で、指定画像を1つだけ先頭側に変更し、ステップS612に進む。
ステップS612で、ステップS608からステップS611のいずれかにおいて指定された指定画像の画像ファイルを読み出し、メモリ30に格納する。
ステップS613で、メモリ30から画像データを読み出して、これを画像表示部28の表示形式に適合させて、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に転送し、画像表示部28に画像を表示する。
ステップS614で、印刷ボタンの状態を判定する。印刷ボタンがONである場合、ステップS615に進む。一方、印刷ボタンがOFFである場合、ステップS618に進む。
ステップS615で、外部プリンタ210が接続されているか否かを判定する。外部プリンタ210が接続されている場合、ステップS616に進む。一方、外部プリンタ210が接続されていない場合、ステップS617に進む。
ステップS616で、画像処理装置100に接続された外部プリンタ210を用いた印刷処理を行う。尚、印刷処理の詳細については、図10を用いて後述する。
ステップS617で、外部プリンタ200を接続していない状態では印刷できないことを通知する警告を行う。この警告は、表示部54を利用して画像や音声により所定の警告を実行する。
ステップS618で、モードダイヤル60の設定位置を判定する。
モードダイヤルスイッチ60が再生モードに設定されている場合、ステップS604に戻る。一方、モードダイヤルスイッチ60が再生モード以外の位置に変更されている場合、再生モード処理を終了する。
次に、図9のステップS616における印刷処理の詳細について、図10を用いて説明する。
図10は本発明の実施形態1に係る図9のステップS616における印刷処理の詳細を示すフローチャートである。
まず、ステップS701で、システム制御回路50は、指定画像がAEB撮影された画像であるか否かを判定する。AEB撮影された画像でない場合(ステップS701でNO)、ステップS702に進む。
尚、AEB撮影された画像であるか否かの判定は、画像ファイル中の撮影情報の中に含まれている情報に基づいて実行する。
ステップS702で、「指定画像のみ印刷」だけが選択可能な状態であることを示す表示画面を画像表示部28に表示する。ここで、セットボタンが押下されると、ステップS707に進む。
一方、ステップS701で、指定画像がAEB撮影された画像である場合(ステップS701でYES)、ステップS703に進み、AEB撮影された1組分(3枚)の画像ファイルを記録媒体200から読み出し、メモリ30に格納する。尚、ステップS703の処理は、指定画像がAEB撮影された画像の場合に実行される。
ここで、指定画像がAEB撮影の1枚目の画像である場合は、指定画像の後に続く2枚分の画像ファイルも読み出す。また、指定画像がAEB撮影の2枚目の画像である場合は、指定画像の前と後に位置する2枚分の画像ファイルも読み出す。更に、指定画像がAEB撮影の3枚目の画像である場合は、指定画像の前にある2枚分の画像ファイルも読み出す。
ステップS704からステップS706では、AEB撮影された画像を印刷する場合の印刷方式を選択する処理を行う。
ステップS704で、「指定画像のみ印刷」の表示画面を画像表示部28に表示する。この状態で、メニュー移動+ボタンを押下すると、ステップS705に進み、「AEB撮影画像1組分一括印刷(インデックス)」の表示画面に切り替わる。更に、この状態で、メニュー移動+ボタンを押下すると、ステップS706に進み、「AEB撮影画像1組分一括印刷(3枚連続)」の表示画面に切り替わる。
一方、ステップS706の状態で、メニュー移動−ボタンを押下すると、ステップS705に進み、「AEB撮影画像1組分一括印刷(インデックス)」の表示画面に切り替わる。更に、メニュー移動−ボタンを押下すると、ステップS702に進み、「指定画像のみ印刷」」の表示画面に切り替わる。
このように、メニュー移動+ボタンとメニュー移動−ボタンで、AEB撮影された画像の印刷方式を任意に切り替えることができ、各表示画面のいずれかの状態でセットボタンを押下すると、その押下した時の状態の表示画面で特定される印刷方式が確定する。
「指定画像のみ印刷」の表示画面の状態で確定操作がなされた場合、ステップS707で、第1印刷モードとして、印刷方式を「ノーマル」に指定し、ステップS710に進む。
「AEB撮影画像1組分括印刷(インデックス)」の表示画面の状態で確定操作がなされた場合、ステップS708で、第2印刷モードの第1サブ印刷モードとして、印刷方式を「インデックス」に指定し、ステップS710に進む。
「AEB撮影画像1組分括印刷(3枚連続)」の表示画面の状態で確定操作がなされた場合、ステップS709で、第2印刷モードの第2サブ印刷モードとして、印刷方式を「3枚連続」に指定し、ステップS710に進む。
ここで、第1印刷モードは、単純に指定画像のみを外部プリンタ210でダイレクトプリントするために、その指定画像を外部プリンタ210に出力する印刷モードである。この場合、指定画像を1枚の印刷用紙に外部プリンタ210で印刷させる。
また、第2印刷モードは、指定画像を含む段階撮影(この場合、AEB撮影)によって撮影された一連の撮影画像群を外部プリンタ210でダイレクトプリントするために、その指定画像を含む一連の段階撮影画像群を外部プリンタ210に出力する印刷モードである。
そして、この第2印刷モードは、更に、2種類のサブ印刷モードが用意されている。
第2印刷モードの第1サブ印刷モードは、1連の段階撮影画像群それぞれのサムネイル画像で構成されるインデックス画像を1枚の印刷用紙に外部プリンタ210で印刷させる。
また、第2印刷モードの第2サブ印刷モードは、1連の段階撮影画像群それぞれの画像が別々の印刷用紙に外部プリンタ210で印刷させる。
ステップS710及びステップS711では、印刷するか否かを選択する処理を行う。
ステップS711で、メニュー移動+ボタンを押下すると、表示画面が「YES」に切り替わる(ステップS710)。一方、ステップS710で、メニュー移動−ボタンを押下すると、表示画面が「NO」に切り替わる(ステップS711)。
そして、「NO」の表示画面の状態でセットボタンを押下すると、印刷を実行せずに、印刷処理を終了する。一方、「YES」の表示画面の状態でセットボタンを押下すると、ステップS712に進む。
ステップS712以降で、指定された印刷方式に応じた印刷処理を実行する。
印刷方式が「ノーマル」の場合(第1印刷モード)、ステップS713に進む。また、印刷方式が「インデックス」の場合(第2印刷モード)、ステップS714に進む。また、印刷方式が「3枚連続」の場合(第3印刷モード)、ステップS715に進む。
ステップS713で、指定画像のみを印刷し、印刷処理を終了する。
詳しくは、システム制御回路50は、メモリ30の画像記憶バッファ領域に記憶した画像データを読み出して、画像データを選択した印刷方式に適合させて、インタフェース94、コネクタ96を介して、外部プリンタ210に画像データを転送する。
ステップS714で、AEB撮影された1組分(3枚)の画像を印刷用紙1枚に印刷し、印刷処理を終了する。
詳しくは、システム制御回路50は、メモリ30の画像記憶バッファ領域に記憶した画像データを読み出して、画像データを選択した印刷方式に適合させて、インタフェース94、コネクタ96を介して、外部プリンタ210に画像データを転送する。
ステップS715で、AEB撮影された1組分(3枚)の画像の中の1枚目の画像を印刷する。
詳しくは、システム制御回路50は、メモリ30の画像記憶バッファ領域に記憶した画像データを読み出して、画像データを選択した印刷方式に適合させて、インタフェース94、コネクタ96を介して、外部プリンタ210に画像データを転送する。
次に、ステップS716で、AEB撮影された1組分(3枚)の画像の中の2枚目の画像を印刷する。
詳しくは、システム制御回路50は、メモリ30の画像記憶バッファ領域に記憶した画像データを読み出して、画像データを選択した印刷方式に適合させて、インタフェース94、コネクタ96を介して、外部プリンタ210に画像データを転送する。
次に、ステップS717で、AEB撮影された1組分(3枚)の画像の中の3枚目の画像を印刷し、印刷処理を終了する。
詳しくは、システム制御回路50は、メモリ30の画像記憶バッファ領域に記憶した画像データを読み出して、画像データを選択した印刷方式に適合させて、インタフェース94、コネクタ96を介して、外部プリンタに画像データを転送する。
以上説明したように、実施形態1によれば、印刷対象の画像がAEB撮影された画像でない場合は、印刷対象の1つの画像を印刷する。
また、印刷対象の画像がAEB撮影された画像である場合は、印刷対象の画像のみを印刷するか、AEB撮影された1組分(3枚)の画像をインデックス方式で一括印刷するか、AEB撮影された1組分(3枚)の画像を1枚づつ連続して印刷するかを選択することができる。
<<実施形態2>>
上述の実施形態1は、AEB撮影された1組分の画像を印刷する場合を例に挙げて適用したが、実施形態1の構成は、ISO感度を段階的に変化させるISO感度ブラケット(ISOB)撮影された1組分の画像を印刷する場合に適用してもよい。
図12は本発明の実施形態2に係る印刷処理の詳細を示すフローチャートである。
尚、図12の処理の処理対象は、実施形態1の図10の処理がAEB撮影された画像を、ISO感度ブラケット(ISOB)撮影された画像に置換したものであり、その処理手順は、図10の処理手順に準じて実現できるので、その詳細については省略する。
特に、実施形態2では、印刷対象の画像がISO感度ブラケット(ISOB)撮影された画像でない場合は、印刷対象の1つの画像を印刷する(ステップS813)。
また、印刷対象の画像がISO感度ブラケット(ISOB)撮影された画像である場合は、印刷対象の画像のみを印刷するか、ISO感度ブラケット(ISOB)撮影された1組分(3枚)の画像をインデックス方式で一括印刷するか、ISO感度ブラケット(ISOB)撮影された1組分(3枚)の画像を1枚づつ連続して印刷するかを選択することができる。
また、実施形態2で扱う画像ファイルの形態について、図13を用いて説明する。
図13は本発明の実施形態2に係る画像ファイルの形態を示す図である。
画像ファイルの形態は、シャッター速度、絞り値、日付、ISOB撮影情報(非ISOB、ISOB撮影時の1枚目、2枚目、3枚目いずれかを示す情報)等を含む撮影情報データと、サムネイル画像データ、本画像データから構成される。
また、ISOB撮影ではなく、色温度を段階的に変化させるホワイトバランスブラケット(WBB)撮影された1組分の画像を印刷する場合についても、ISOB撮影と同様に、実施形態1の構成を適用することが可能である。
以上説明したように、実施形態2によれば、ISOB撮影やWBB撮影時の画像についても、実施形態1と同様の効果を得ることができる。
<<実施形態3>>
実施形態3は、実施形態1の図10の処理の変形例であり、ここでは、印刷方式の選択方法の変形例について説明する。
特に、実施形態1では、印刷方式(第1乃至第3印刷モード)の選択方法として、指定画像がAEB撮影である場合でも、明示的に第1乃至第3印刷モードのいずれかを選択する構成としているが、実施形態3では、第2あるいは第3印刷モードを選択しない場合には自動的に第1印刷モードを選択する構成としている。
また、実施形態1の構成では、指定画像がAEB撮影であると判定された時点で、そのAEB撮影で撮影された一連の撮影画像の画像ファイル群を読み出す構成としている。そして、指定画像がAEB撮影であっても、第1印刷モードが選択された場合には、読み出した画像ファイル群の内、その指定画像に対応する画像ファイルのみを印刷する構成となる。そのため、操作内容によっては、読み出した画像ファイル群の一部が使用されない場合があり得る。
ここで、画像処理装置100の処理能力や画像ファイルを記憶するメモリ30の記憶容量が十分である場合には、特に、実施形態1の構成は問題はないが、そうでない場合には、画像処理装置100の処理負荷やメモリ30の記憶容量を無駄に消費する可能性がある。
そこで、実施形態3では、指定画像がAEB撮影であると判定された後、第2あるいは第3印刷モードのいずれかで印刷することが確定するまでは、そのAEB撮影で撮影された一連の撮影画像の画像ファイルを読み出さない構成として、画像処理装置100の処理負荷をできる限り軽減し、かつメモリ30の記憶容量を効率的に使用する構成としている。
但し、実施形態1での印刷方式の選択方法は、指定画像がAEB撮影である場合でも、第1乃至第3印刷モードのいずれかを選択する機会を与えることができるので、用途や目的に応じては、実施形態3の構成に比べて好ましい場合がある。
そのため、実施形態1での印刷方式の選択方法と、実施形態3での印刷方式の選択方法をどちらを採用するかは、画像処理装置100の処理能力やメモリ30の記憶容量、加えて、用途や目的に応じて、適宜設計すれば良い。
また、印刷方式の選択方法及び画像ファイルの読出タイミングは、実施形態1及び実施形態3それぞれの構成に限定されるものではなく、用途や目的に応じて、適宜設計することができる。例えば、実施形態1及び実施形態3それぞれの構成のすべてあるいはその一部を組み合わせた選択方法及び画像ファイルの読出タイミングを採用しても良い。
より具体的には、実施形態3の構成において、第2印刷モードの第1サブ印刷モード及び第2サブ印刷モードの少なくとも一方のみを採用して、指定画像がAEB撮影であると判定された時点で、自動的に第2印刷モードが採用してサブ印刷モードを指定する構成としても良い。
以下、実施形態3での印刷方式の選択方法が説明される、図9のステップS616における印刷処理の詳細について、図14を用いて説明する。
図14は本発明の実施形態3に係る図9のステップS616における印刷処理の詳細を示すフローチャートである。
まず、ステップS901で、システム制御回路50は、指定画像がAEB撮影された画像であるか否かを判断する。指定画像がAEB撮影された画像でない場合(ステップS901でNO)、ステップS902に進む。
尚、AEB撮影された画像であるか否かの判定は、実施形態1で説明したように、画像ファイル中の撮影情報の中に含まれている情報に基づいて実行する。
ステップS902で、第1印刷モードとして、印刷方式を「ノーマル」に指定し、ステップS910に進む。
一方、ステップS901で、指定画像がAEB撮影された画像である場合(ステップS)、ステップS903に進む。
ステップS903及びS904では、AEB撮影された1組分の画像(3枚)を一括印刷するか否かを選択する処理を行う。
ステップS903で、メニュー移動+ボタンを押下すると、表示画面が「YES」に切り替わる。一方、ステップS904で、メニュー移動−ボタンを押下すると、表示画面が「NO」に切り替わる。
そして、「NO」の表示画面の状態でセットボタンを押下すると、「一括印刷しない」が確定し、ステップS902に進む。一方、「YES」の表示画面の状態でセットボタンを押下すると、「一括印刷する」が確定し、ステップS905に進む。
ステップS905で、AEB撮影された1組分(3枚)の画像ファイルを記録媒体200から読み出し、メモリ30に格納する。尚、ステップS905の処理は、指定画像がAEB撮影された画像の場合に実行される。
ここで、指定画像がAEB撮影の1枚目の画像である場合は、指定画像の後に続く2枚分の画像ファイルも読み出す。また、指定画像がAEB撮影の2枚目の画像である場合は、指定画像の前と後に位置する2枚分の画像ファイルも読み出す。更に、指定画像がAEB撮影の3枚目の画像である場合は、指定画像の前にある2枚分の画像ファイルも読み出す。
ステップS906及びステップ907で、AEB撮影された1組分(3枚)の画像を一括印刷する時の印刷方式を選択する処理を行う。
ステップS906では、「3枚連続」の表示画面を画像表示部28に表示する。この状態で、メニュー移動−ボタンを押下すると、ステップS907に進み、「インデックス」の表示画面に切り替わる。また、この状態で、メニュー移動+ボタンを押下すると、ステップS906に進み、「3枚連続」の表示画面に切り替わる。
「3枚連続方式」の表示画面の状態でセットボタンを押下すると、「3枚連続」の印刷方式が確定し、ステップS908に進む。また、「インデックス」の表示画面の状態でセットボタンを押下すると、「インデックス」の印刷方式が確定し、ステップS909に進む。
ステップS908で、第3印刷モードとして、印刷方式を「3枚連続」に指定し、ステップS910に進む。
ステップS909で、第2印刷モードとして、印刷方式を「インデックス」に指定し、ステップS910に進む。
尚、ステップS910〜ステップS917の処理は、実施形態1の図10のステップS710〜ステップS717にそれぞれ対応し、その処理内容も同一であるので、その詳細について省略する。
以上説明したように、実施形態3によれば、印刷対象の画像がAEB撮影された画像でない場合は、印刷対象の1つの画像を印刷する。
また、印刷対象の画像がAEB撮影された画像である場合は、印刷対象の画像のみを印刷するか、AEB撮影された1組分(3枚)の画像を一括印刷するかを選択できる。
また、一括印刷を選択した場合は、更に、インデックス方式で一括印刷するか、AEB撮影された1組分(3枚)の画像を1枚づつ連続して印刷するかを選択することができる。
以上説明したように、本発明によれば、撮影条件(露出値(あるいは絞り値、シャッタースピート値)、感度値、ホワイトバランス値、画素数等)を段階的に切り替えながら連続して撮影するブラケット(段階)撮影(例えば、AEB、ISOB、WBB撮影等)された1組分の撮影画像をプリンタでダイレクトプリントする際、1回の印刷操作で1組分の撮影画像の印刷が可能になるので、ダイレクトプリントの操作性を向上することができる。
また、ブラケット(段階)撮影された1組の撮影画像を印刷する場合の印刷形態をインデックス方式と、1画像ずつ連続して印刷する連続印刷方式との選択が可能になるので、ダイレクトプリントの操作性を向上することができる。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の実施形態1に係る画像処理装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態1に係る画像処理装置の主ルーチンを示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る画像処理装置の主ルーチンを示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る画像処理装置の主ルーチンを示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る図3のステップS132の測距・測光処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る図4のステップS152あるいはステップS181における撮影処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る図4のステップS155あるいはステップS180におけるダーク取込処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る図4のステップS156あるいはステップS182における現像処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る図2のステップS107における再生モード処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る図9のステップS616における印刷処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る画像ファイルの形態を示す図である。 本発明の実施形態2に係る印刷処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る画像ファイルの形態を示す図である。 本発明の実施形態3に係る図9のステップS616における印刷処理の詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
10 撮影レンズ
12 シャッター
14 撮像素子
16 A/D変換器
18 タイミング発生回路
20 画像処理回路
22 メモリ制御回路
24 画像表示メモリ
26 D/A変換器
28 画像表示部
30 メモリ
32 画像圧縮・伸長回路
40 露光制御部
42 測距制御部
44 ズーム制御部
46 バリア制御部
48 コネクタ(アクセサリシュー)
50 システム制御回路
52 メモリ
54 表示部
56 不揮発性メモリ
60 モードダイヤルスイッチ
62 シャッタースイッチSW1
64 シャッタースイッチSW2
66 画像表示ON/OFFスイッチ
68 単写/連写スイッチ
70 操作部
80 電源制御部
82 コネクタ
84 コネクタ
86 電源部
90 インターフェース
92 コネクタ
94 インターフェース
96 コネクタ
98 着脱検知部
100 画像処理装置
102 バリア
104 光学ファインダー
106 画像表示部の開閉検知部
200 記録媒体
210 外部プリンタ
212 外部プリンタ用ケーブル
400 フラッシュ装置
402 コネクタ
404 発光部

Claims (13)

  1. 撮像部に対する撮影条件を段階的に切り替えながら連続して撮影する段階撮影機能を有し、前記撮像部による撮影画像を直接プリンタに出力して印刷させる画像処理装置であって、
    前記撮像部による撮影時の撮影情報と撮影画像データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶される撮影画像データの内、印刷対象の撮影画像データを指定する指定手段と、
    前記指定手段で指定された撮影画像データの撮影情報の内容を判定する判定手段と、
    前記指定手段で指定された撮影画像データを前記プリンタに出力して印刷させる第1印刷モードを選択する第1選択手段と、
    前記指定手段で指定された撮影画像データを含む前記段階撮影によって撮影された一連の撮影画像データ群を前記プリンタに出力して印刷させる第2印刷モードを選択する第2選択手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて、前記第1選択手段及び前記第2選択手段の少なくとも一方を表示部に表示する表示制御手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記判定手段で判定された撮影情報が前記段階撮影を示す情報でない場合、前記表示制御手段は、前記第1選択手段を前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記判定手段で判定された撮影情報が前記段階撮影を示す情報である場合、前記表示制御手段は、前記第1選択手段及び前記第2選択手段を前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記判定手段で判定された撮影情報が前記段階撮影を示す情報である場合、前記表示制御手段は、前記第2選択手段を前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記第2印刷モードは、更に、前記段階撮影によって撮影された一連の撮影画像データ群を1枚の印刷用紙に前記プリンタで印刷させる第1サブ印刷モードと、前記段階撮影によって撮影された一連の撮影画像データ群を別々の印刷用紙に前記プリンタで連続して印刷させる第2サブ印刷モードを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記判定手段で判定された撮影情報が前記段階撮影を示す情報である場合、前記表示制御手段は、前記第1選択手段と、及び前記第1サブ印刷モードと前記第2印刷モードの少なくとも一方を備える前記第2選択手段を前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記判定手段で判定された撮影情報が前記段階撮影を示す情報である場合、前記表示制御手段は、前記第1サブ印刷モードと前記第2印刷モードを備える前記第2選択手段を前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  8. 前記指定手段で指定された撮影画像データを、前記記憶手段から読み出す読出手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 前記判定手段で、前記指定手段で指定された撮影画像データの撮影情報が前記段階撮影を示す情報であると判定した場合、前記読出手段は、前記指定手段で指定された撮影画像データを含む前記段階撮影によって撮影された一連の撮影画像データ群を前記記憶手段から読み出す
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 前記第2選択手段によって前記第2印刷モードが選択された場合、前記読出手段は、前記指定手段で指定された撮影画像データを含む前記段階撮影によって撮影された一連の撮影画像データ群を前記記憶手段から読み出す
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  11. 前記段階撮影は、AEB撮影、ISOB撮影及びWBB撮影の少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  12. 撮像部に対する撮影条件を段階的に切り替えながら連続して撮影する段階撮影機能を有し、前記撮像部による撮影画像を直接プリンタに出力して印刷させる画像処理装置の制御方法であって、
    前記撮像部による撮影時の撮影情報と撮影画像データを記憶媒体に記憶する記憶工程と、
    前記記憶媒体に記憶される撮影画像データの内、印刷対象の撮影画像データを指定する指定工程と、
    前記指定工程で指定された撮影画像データの撮影情報の内容を判定する判定工程と、
    前記判定工程の判定結果に基づいて、
    前記指定工程で指定された撮影画像データを前記プリンタに出力して印刷させる第1印刷モードを選択する第1選択部と、
    前記指定工程で指定された撮影画像データを含む前記段階撮影によって撮影された一連の撮影画像データ群を前記プリンタに出力して印刷させる第2印刷モードを選択する第2選択部と
    の少なくとも一方を表示部に表示する表示制御工程と
    を備えることを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  13. 撮像部に対する撮影条件を段階的に切り替えながら連続して撮影する段階撮影機能を有し、前記撮像部による撮影画像を直接プリンタに出力して印刷させる画像処理装置の制御を実現するプログラムであって、
    前記撮像部による撮影時の撮影情報と撮影画像データを記憶媒体に記憶する記憶工程のプログラムコードと、
    前記記憶媒体に記憶される撮影画像データの内、印刷対象の撮影画像データを指定する指定工程プログラムコードと、
    前記指定工程で指定された撮影画像データの撮影情報の内容を判定する判定工程プログラムコードと、
    前記判定工程の判定結果に基づいて、
    前記指定工程で指定された撮影画像データを前記プリンタに出力して印刷させる第1印刷モードを選択する第1選択部と、
    前記指定工程で指定された撮影画像データを含む前記段階撮影によって撮影された一連の撮影画像データ群を前記プリンタに出力して印刷させる第2印刷モードを選択する第2選択部と
    の少なくとも一方を表示部に表示する表示制御工程プログラムコードと
    を備えることを特徴とするプログラム。
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