JP2005175644A - 映像合成装置および映像合成装置を駆動する映像駆動装置並びに映像合成装置の映像を投影する透過性パネル並びに映像合成装置と映像駆動装置と透過性パネルとを有する立体映像システム - Google Patents

映像合成装置および映像合成装置を駆動する映像駆動装置並びに映像合成装置の映像を投影する透過性パネル並びに映像合成装置と映像駆動装置と透過性パネルとを有する立体映像システム Download PDF

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一夫 松岡
Takashi Toyama
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Abstract

【課題】複数のプロジェクタを光軸が平行となるように配置すると共に、出射される光軸は一致され、常に調整をする必要のない映像合成装置と、その映像合成装置の投影に使用される映像駆動装置並びに透過性パネルと、この映像合成装置を利用した立体映像投影システムを提供する。
【解決手段】映像合成装置は、第1の光源と、第1の光源前に配置される第1の偏光板と、第1の偏光板を通過した第1の光を反射する反射鏡と、第1の光源と光軸が平行となるよう配置されて第1の光源と偏光面が90度回転した偏光制御部を備える第2の光源と、第2の光源前に配置される第2の偏光板と、第2の光源と反射鏡の前に配置されて第1の光を反射させるとともに第2の偏光板を通過した第2の光を透過させる透過反射鏡とからなり、反射鏡の光路端が第1の光源との先端近傍を通過するよう配置され、第2の光源の光路端に反射鏡の端部が配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、設置と取り扱いが容易な映像合成装置と、その映像合成装置を駆動するための映像駆動装置と、この映像合成装置を投影するのに適した透過性パネルと、これらの映像合成装置と映像駆動装置と透過性パネルとを有する立体映像投影システムに関するものである。
立体映像を実現する手法において、偏光と偏光メガネを利用して左右の目に異なる画像を見せて立体感を得るものがある。この場合、2つのプロジェクタを用いて偏光の異なる映像を投影させて、偏光メガネで視差を有する2つの映像から立体感が得られる。この2つのプロジェクタの映像を歪無く、重ねあわせるためには光軸を一致する装置が提案されている。
例えば、(特許文献1)では、メタルハライドからの照明光がビームスプリッタに入射され、もう一方のメタルハライドランプからの照明光もビームスプリッタに入射されいずれもスクリーン上に投写される。ビームスプリッタ入射後は、同じ光軸を通過し明るい立体映像が得られる。
また、(特許文献2)では、2台の液晶プロジェクタの映像光線をビームスプリッタに入射させてスクリーン30に投写している。標準仕様の液晶プロジェクタをしようすることで、コストが削減でき、映像の輝度が高く、コントラストの高い映像が得る。
しかし、いずれの出願においても、光源を互いの光軸が垂直であるために限定された空間で用いる場合には制限が生じていた。一方、プロジェクタを2台積層して、空間を有効利用しながら光量の高い立体映像について提案がなされている。
例えば、(特許文献3)では、透過型スクリーンを水平に設置し、2台のプロジェクタから偏光の異なる映像がスクリーンに投写される。図に示されるように、プロジェクタを積層することで、コンパクトな投写装置となりうる。
その他、複数のプロジェクタで投影する装置として特開2002−6394号公報も提案されている。この発明では、筐体の内部に複数のプロジェクタを備え、反射鏡で反射させてプロジェクタに投影させている。
また、立体映像を投影する方法として、偏光フィルタを使用する方法以外にも(特許文献4)のように、2台のプロジェクタと立体視用メガネの左右のレンズの前に同期する2組のシャッタを配置する方法が開示されている。
特開平7−327243号公報 特開平10−148796号公報 特開2000−122175号公報 特開2001−125042号公報 特開平7−327243号公報 特開平10−148796号公報 特開平10−148796号公報 特開2002−6394号公報 特開2001−125042号公報
しかしながら、(特許文献5)や(特許文献6)のように2台以上のプロジェクタを光軸が垂直となるように配置するとコンパクトに配置するのが困難であった。このため、十分なスペースが確保できない場合には、設置が制限される。
また、立体映像を容易に得るために輝度が高くかつ調整の必要性の低いプロジェクション装置が提供されていない。すなわち、特開平7−327243号や(特許文献7)を同一の筐体に収納すると筐体サイズが大型化するためコンパクトにまとめる事が難しい。一方、(特許文献8)や(特許文献9)のように配置すると光軸を同一線上に配置することは反射鏡の端部やプロジェクタのレンズや偏光フィルタの端部がプロジェクタからの光線と干渉するため、2台のプロジェクタの光線の光軸を重ね合わせるのが困難であった。また、プロジェクタ本体にレンズシフト機能が必要となり、機械が複雑化して価格が上昇するとともに、調整の必要性が生じる。
さらに、立体映像を投影するスクリーンは一般に不透明であるものが多く、このため、開放感が得られにくくまたスクリーン外の実物との親和性が低くリアリティに欠けていた。
そして、立体映像装置を駆動する装置としてパーソナルコンピュータを利用すれば安価ではあるが、更なる簡易な装置が求められていた。しかも、投写データの変更が容易に行なえる必要性があった。
また、立体映像に対して視聴者の操作により映像に対する視点や被写体と視聴者の位置を映像上で自由に制御することが求められていた。さらに、同時に複数の視聴者がそれぞれ別の視点から立体映像を見ることができるようにすることでよりリアリティを高めることへの要求があった。さらに、同一スクリーン前に存在する視聴者だけでなく、遠隔地にいる視聴者が、同時に自ら自身の映像を含めて立体映像として閲覧する要求もあった。
そこで、本発明は、上記の課題を解決すべく、複数のプロジェクタを光軸が平行となるように配置すると共に、出射される光軸は一致され、常に調整をする必要のない映像合成装置と、その映像合成装置の投影に使用される映像駆動装置並びに透過性パネルと、この映像合成装置を利用した立体映像投影システムの提供にある。
前記の課題を解決するため、請求項1の映像合成装置は、第1の光源と、第1の光源前に配置される第1の偏光板と、第1の偏光板を通過した第1の光を反射する反射鏡と、第1の光源と光軸が平行となるよう配置されて第1の光源と偏光面が90度回転した偏光制御部を備える第2の光源と、第2の光源前に配置される第2の偏光板と、第2の光源と反射鏡の前に配置されて第1の光を反射させるとともに第2の偏光板を通過した第2の光を透過させる透過反射鏡とからなり、反射鏡の光路端が第1の光源との先端近傍を通過するよう配置され、第2の光源の光路端に反射鏡の端部が配置される。
請求項2の映像駆動装置は、第1の光源と、反射鏡と、第2の光源と、透過反射鏡とが予めフレームに固定されることを特徴とする請求項1記載の映像合成装置に映像信号を発信する駆動装置であって、光源と接続される駆動部と、ネットワークへの接続部と、各部を制御するCPU部と、一時記憶情報を記録したRAM部と、命令入力を行なうための入力部と、信号を出力する出力部と、映像データと制御プログラムとを記録するハードディスクとを有し、制御プログラムはあらかじめ定められた他の駆動装置へ同期信号を送付又は受信して制御信号を同期させて、映像プログラムの再生信号を駆動部より送出する。
請求項3の映像駆動装置は、請求項1記載の映像合成装置に映像信号を発信する駆動装置であって、光源と接続される複数の映像駆動部と、各部を制御するCPU部と、一時記憶情報を記録したRAM部と、入力装置と接続される入力部と、外部メモリ装置を挿入してデータの読込みと記録が可能なリードライタ部と、制御プログラムを記録するハードディスクと、デジタルデータから音声信号へ変換する音声駆動部とを有し、制御プログラムは入力装置からの制御信号にしたがって、前記リードライタ部に挿入された外部メモリ装置に記録される立体映像データを読み出して各偏光成分に分離して各前記映像駆動部に送出させ、同時に音声データを音声駆動部へ送出する。
請求項4の透過性パネルは、請求項1記載の映像合成装置の前方に配置されて、光透過性の素材で構成されて、所定の間隔で光透過部と光半透過部が水平方向で交互に設けられる。
請求項5の立体映像投影システムは、透過性パネルと、透過性パネルに映像が投影されるように配置される請求項1記載の映像合成装置と、映像合成装置と接続されて映像合成装置を駆動する複数の映像駆動装置とから構成され、透過性パネルに立体映像を投射する。
請求項6の立体映像投影システムは、複数の透過性パネルと、透過性パネルに映像が投影されるように配置される請求項1記載の複数の映像合成装置と、映像合成装置と接続されて映像合成装置を駆動する複数の映像駆動装置と、映像駆動装置と接続されて映像駆動装置を制御するコントロールサーバとから構成され、複数の透過性パネルに同期の取れた立体映像を投射する。
請求項7の立体映像投影システムは、複数の壁面等に立体映像が投影される立体映像投影用室の底面とこの底面の3方向とを囲み壁面として立設配置される4枚の透過性パネルと、底面と3方向の各透過性パネルから所定の距離に設けられる反射鏡と、その反射鏡を介して底面と3方向の各透過性パネルに映像が投影されるように配置される請求項1記載の映像合成装置と、映像合成装置と接続されて映像合成装置を駆動する複数の映像駆動装置と、映像駆動装置と接続されて映像駆動装置を制御するコントロールサーバとから構成され、4枚の透過性パネルに同期の取れた立体映像を投射する。
請求項8の立体映像投影システムは、コントロールサーバと接続されて音声信号をスピーカに分配する3次元音響装置と、さらに3次元音響装置に接続されて四隅上方に配置されるスピーカと、コントロールサーバと接続されて入出力信号をアナログ・デジタル変換するインターフェース装置と、インターフェース装置と接続されてスピーカの下部に配置される風力発生装置と、インターフェース装置と接続されるマニュピレータとから構成されて、マニュピレータの指示方向と指示時間から映像対象と、音声位置情報と、風力発生強度を制御するプログラムを備える。
請求項9の立体映像投影システムは、鉛直方向に対して上向きに傾斜した透過性パネルの上部と、鉛直方向に対して下向きに傾斜した透過性パネルの下部とが接続される投影部と、投影部の背後の上部並びに投影部の下部に設けられる反射鏡と、その反射鏡を介して上部傾斜透過性パネルと下部傾斜透過性パネルに映像が投影されるように配置される2組の映像合成装置と、映像合成装置と接続されて映像合成装置を駆動する複数の映像駆動装置と、四隅上方に配置されるスピーカと、スピーカの下部に配置される風力発生装置と、映像駆動装置と接続されて映像駆動装置を制御するコントロールサーバとから構成され、2枚の透過性パネルに同期の取れた立体映像を投射する。
請求項10の立体映像投影システムは、コントロールサーバと接続されて音声信号をスピーカとヘッドフォンとに分配する3次元音響装置と、さらに3次元音響装置に接続されて室内に配置されるスピーカと、コントロールサーバと接続されて入出力信号をアナログ・デジタル変換するインターフェース装置と、インターフェース装置と接続されて偏光レンズとシャッタ機能を備えるメガネと、インターフェース装置と接続されてメガネの位置を検出するメガネの位置検出装置とから構成されて、位置検出装置の検出するメガネの位置情報より各メガネから見える映像データを算出するプログラムと、算出された映像データから立体映像を投射することを特徴とする。
請求項11の立体映像投影システムは、シャッタを有する第1メガネおよび第2偏光メガネとが、第1メガネのシャッタ開放時には第2偏光メガネのシャッタが遮蔽されて、映像駆動装置が第1メガネ用映像を送出し、第2偏光メガネのシャッタ開放時には第1メガネのシャッタが遮蔽されて、映像駆動装置が第2偏光メガネ用映像を送出するプログラムを備えることを特徴とする。
請求項12の立体映像投影システムは、シャッタを有する第1メガネに対応して、シャッタを有する第1映像合成装置と、第1映像合成装置を駆動する第1映像駆動装置とがコントロールサーバと接続され、シャッタを有する第2偏光メガネに対応して、シャッタを有する第2映像合成装置と、第2映像合成装置を駆動する第2映像駆動装置とがコントロールサーバと接続され、第1メガネならびに第1映像合成装置のシャッタと、第2偏光メガネ並びに第2映像合成装置のシャッタとが交互に開閉するプログラムを有することを特徴とする。
請求項13の立体映像投影システムは、第1映像合成装置並びに第2映像合成装置のシャッタの開閉に代わり、第1映像駆動装置並びに第2映像駆動装置が第1メガネ、第2偏光メガネの開閉に同期して映像の放出を開始及び停止することを特徴とする。
請求項14の立体映像投影システムは、コントロールサーバはさらに立体テレビカメラと、マイクと、ネットワークに接続されて通信を制御するコントロールサーバと接続されて、立体映像の投影と立体映像の撮影とを同時に行なうことができる。
請求項15の立体映像投影システムは、複数の立体映像投影システム同士をネットワーク経由で接続することで遠隔地の映像を立体映像で投射する。
本発明に係る立体映像投影システムは、映像駆動装置からのデータを受信してスクリーンに投影する映像合成装置を、予め光軸を計算したセットボックスの中に右目用映像生成プロジェクタと左目用映像生成プロジェクタとミラーを納める構成とする。これによって、高精細な3次元表示システムの設置が容易になる。
本発明は、映像駆動装置からのデータを受信してスクリーンに投影する映像合成装置を、予め光軸を計算したセットボックスの中に右目用映像生成プロジェクタと左目用映像生成プロジェクタとミラーを納める構成とする。これによって、高精細な3次元表示システムの設置が容易になる。
本発明は、映像駆動装置が、右目用映像と左目用映像の信号作成し、それを同期させる。PCを使って立体映像を作成することにより、低価格の立体映像投影システムの実現が可能となる。
本発明は、2台の映像駆動装置を一体化する。ここで、映像駆動部は、例えばビデオカードのことである。また、音声駆動部は例えばサウンドカードのことである。これによって、設置が容易で手軽に移動できる立体映像投影システムの実現が可能となる。
本発明は、スクリーンとして、光透過性素材を所定の間隔で光透過部と光半透過部が水平方向に交互に設けられる透過性パネルを用いる。これによって、スクリーンの向こうが透けて見える開放感のある映像を得ることができる。
本発明は、スクリーンとして複数の透過性パネルと、複数の映像合成装置と、複数の映像駆動装置とが設置され、マニピュレータの操作情報に基づいて、コントロールサーバが立体映像、音響、風を制御する。これによって、鑑賞者は臨場感を体験できる。ここで、マニピュレータは、例えばジョイスティックである。
本発明は、2枚の透過性パネルと2組の映像合成装置を備える立体映像投影システムを構成する。これによって、狭い空間でも容易に臨場感あふれる立体映像を実現できる。
本発明は、偏光レンズと液晶シャッタ機能を備える偏光メガネをかけた二人の鑑賞者の位置を位置検出装置が検出し、第1偏光メガネと第2偏光メガネのシャッタが交互に開閉することによって、各メガネにその位置情報に合わせて独立した立体映像を投射する。これによって、二人の鑑賞者が位置の変化に合わせた別々の立体映像を鑑賞することが可能となる。
本発明は、ネットワークで結ばれた二つの地点に3Dカメラ及びマイクが備えられ、利用者をビデオに撮りながら相手の情報を受信することによって、利用者が相手の立体映像を見ながら会話することができ、同時にバーチャルヒューマンの立体映像をも鑑賞できる。
以上のように、本発明にかかる映像合成装置および映像駆動装置、透過性パネル並びにそれらを有する立体映像投影システムは、低価格で設置が容易な上、高精細な3次元映像を実現できるため、システム全体の実用性が高まり、教育、エンターテインメント、ビジネスなど様々な分野でその利用が提案されている。
例えば、立体視による3次元没入空間の中で利用者が等身大のバーチャルヒューマン、すなわち、予め録画された人間の立体映像、又は、コンピュータグラフィクスによる人間又はキャラクターの説明を聞くことで現実感の高い分散能動型ストーリー空間が実現でき、さらに複数人の生徒が協調しながら一緒に学ぶことができる協調学習空間も実現できる。これらは、体験型教育及び協調学習のツールとして有用である。さらに、オンラインコンテンツ配信の新しいビジネスモデルも提案することができる。
また、博物館や美術館などでは、学芸員に代わってバーチャルヒューマンが数ヵ国語で展示品の説明をすることができる。具体的には、明治村などで、展示施設案内を簡単なボタン操作により多言語で、しかも展示施設に関係のある登場人物の立体画像を登場させて行うことができる。また、モーターショー等、ビジネス関連の展示会のプレゼンテーションや店頭での商品説明も、バーチャルヒューマンにより行うことができる。さらに、万博での利用も提案されている。
以下、本発明の実施の形態について図1乃至図22を参照して説明する。
本発明の実施例として7個の実施例を示し、第1の実施例において本発明に係る立体映像合成装置と、第一の立体映像駆動装置と、透過性パネルを示す。第2の実施例において、第二の映像駆動装置を利用した立体映像投影システムを示し、更に第3から第7の実施例において各立体映像投影システムの変形例について示す。
図1及び図17を用いて、第1の実施例を説明する。
図1には、立体映像を投写する立体映像合成装置2と、立体映像信号を生成する立体映像駆動装置34、36と、立体映像用の透過性パネル26を示す。
立体映像合成装置2は、全体フレーム4の中央部に上段フレーム12が架設され、全体フレーム4の下部に下段フレーム10が架設される。上段フレーム12上に第一のプロジェクタ6が配置され、下段フレーム10上に第二のプロジェクタ8が配置される。第一のプロジェクタ6のレンズ部にはs偏光素子22が装着され、第二のプロジェクタ8のレンズ部にはp偏光素子24が装着される。第一のプロジェクタ6のレンズ部の正面に反射ミラー14が斜め下向きに設けられ、照射光が下向きに反射するように配置される。
第二のプロジェクタ8のレンズ部の正面であって、反射ミラー14の下部に透過ミラー16が設けられ、反射ミラー14の照射光と第二のプロジェクタ8との照射光の光軸が一致するように配置される。照射光は全体フレーム4のレンズ開放側の側面20に設けられた開口部から投射される。
一方、透過ミラー16の下部にも開口部を設けることで下向きにも放射可能である。
ここで、側面20においてより大口径の投写像をえるためには、反射ミラー14の反射光とs偏光素子22とが干渉しない角度とする必要がある。また、第二のプロジェクタ8からの投写光に対しては、反射ミラー14との下端とが干渉しないようにする必要がある。
これに対して、光を投写する透過性パネル26は、ガラス又はアクリル製樹脂から構成される屈折率が低く、透明性の高い素材を使用する。この透明板上に所定の間隔で水平方向に長い不透明部を有するフィルムを接着して水平方向に、透明部と不透明部とが交互に連続するよう構成される。フィルムの他に、レーザまたは、砂等により不透明部を加工されたガラスであってもよい。透過性パネル26は、その大きさとして、人間を実物大で表示する縦型のパネルとして、高さ1800〜2000mm、幅1000〜1100mmの大きさや、映画等再生用としてアスペクト比16:9の50〜80inchスクリーンとすることができ、その投写距離は2200〜2600mmとされる。
次に、映像駆動装置34、36は、例えば市販のパーソナルコンピュータで構成可能であり、各部を制御及び数値計算可能な中央演算処理装置38と、電源投入時のみ高速に読み出しと書込みが可能なRAM40と、磁気等により大量の情報を読み込み書込み可能であり、電源遮断時も記憶保持可能なHDD42と、ディスプレイやスピーカやプリンタ等、その他の出力装置を再生するための出力部44と、キーボードやマウス、マイク、カメラ等の入力装置と接続される入力部46と、出力部のうちプロジェクタ6、8に接続される映像インターフェース48と、ネットワークと接続するためのLANカードや、モデム等のインターフェース47と、これらを相互に接続するバス部49とが互いに接合するよう構成される。LANカードや、モデム等のインターフェース47は、ハブ50を介して接続される。
以上のように構成される映像駆動装置34、36は、それぞれHDD42の内部に再生用データが予め保管される。
予めHDD42に記録される画像再生プログラムが再生用データを再生し、ドライバプログラムが映像インターフェース48を制御して映像駆動信号をディスプレイに送出し、さらに音声信号を出力部44へ送出する。
ここで、同期プログラムが一方の装置34から他方の装置36へ同期信号をLANカードや、モデム等のインターフェース47は、ハブ50経由で送出する。送出された信号を受ける他方の装置36は、応答同期受領信号を送出し、一方の装置34が受信して同期がとれ、その状態を両方の装置が同期し再送することで映像が表示される。
第1の映像駆動装置及び第2の映像駆動装置が同期をとる際のフローを図17を用いて説明する。
映像がスタートすると(A2)、第1映像駆動装置から第2映像駆動装置へ同期信号が送信される(A4)。第2映像駆動装置がその同期信号を受信して、第1映像駆動装置へ返信する(A6)。第1映像駆動装置が受信したことが確認されると(A8)、第1映像駆動装置がスタートする(A10)。所定時間後、再び同期信号を第2映像駆動装置へ送信する(A12)。その同期信号を第2映像駆動装置が受信し、第1映像駆動装置へ返信する(A14)。同期がとれているかどうか判断し(A16)、同期がとれていない場合は差分修正する(A18)。
図2及び図18を用いて、本発明に係る映像合成装置と映像駆動装置の第2の実施例を説明する。第1の実施例との大きな違いは、映像駆動装置が一台から構成される点である。
図2には、一体となった立体映像駆動装置60と、映像合成装置2と、透過性パネル26が示されている。映像合成装置2の内部及び透過パネル26は、第一実施例と同様に構成される。
立体映像駆動装置60は、メモリカードから映像データを抽出する等各部を制御及び数値演算可能な中央演算処理装置CPU68と、電源投入時のみ高速に読み出しと書き込みが可能なRAM70と、磁気等により大量の情報を読み込み書込み可能であり、電源遮断時も記憶保持可能なHDD72と、メモリカードを挿入するリードライタ部74と、CPU68からの描画命令を解釈して蓄積し、プロジェクタへ信号を出力するビデオカードL62及びR64と、CPUから音声合成命令を解釈して蓄積し、スピーカへ出力するサウンドカード78と、これらを相互に接続するバス部66とが互いに接合するよう構成される。
予めHDD72に記録される画像再生プログラムが再生用データを再生し、ビデオカードL、R62、64により映像駆動信号をプロジェクタ6,8に出力し、さらにサウンドカード78により音声信号を出力する。さらに、入力部76は電気接続線で立体映像駆動装置60と接続される。入力部76は、言語選択ボタン88,90,92,94及びPAGEボタン84,86の入力装置80と、接続される入力部76と、から構成される。言語選択ボタン88、90,92、94は、言語毎に分かれたメモリカード内のディレクトリの言語を選択するためのボタンであり、ボタンに対応するディレクトリがメモリカード内に存在する。
ここで、指示番号84、86は、PAGEボタンであって、PAGE番号84を選択すると、同一ディレクトリ内のアルファベット順で次の文字の付いたファイルを選択し、PAGE番号86を選択した場合はアルファベット順で先の文字の付いたファイルを選択する。
ここで、メモリカードには、例えばメモリスティック(登録商標)、SDメモリカード(登録商標)、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア(登録商標)等の半導体不揮発性メモリから構成されてもよい。
図18には、メモリカードが挿入されてから立体映像が再生されるまでのフローを示す。
メモリカードには、特定の順序毎にディレクトリ構造を持ちながら、各作品につき左目用映像データと右目用映像データと音響データが、予め記録されている。このカードがリードライタ部74へ挿入されることで読み書き可能となる(B2)。入力装置80のPAGEボタン84を選択すると、所定の順序の第1のディレクトリが選択されて、内部のデータがリードライタ部74によって読み出される(B4)ディレクトリは例えば言語選択ボタン88、90、92、94によって言語の選択ができ、また、PAGEボタン84によって再生及び次のファイルの選択が可能となる。ファイルが選択されると(B6)、リードライタ部74により音声データと左目用映像データと右目用映像データが抽出される(B8)。CPUの制御によりバス部66経由して映像がビデオカードL、R62、64に送出され、音声データはサウンドカード78に送出される(B10)。ビデオカード映像信号が映像合成装置2に送信され(B12)、映像として投射され、透過性パネル26に再生される(B14)。音声では、サウンドカード78からスピーカ95に出力されて再生される。再び言語選択ボタンによる入力があるかどうか判定し、入力がある場合はB4へ戻り、ない場合はB18へ進む(B16)。PAGEボタンによる再生入力があるかどうか判定し、再生入力がある場合はB6へ戻り、ない場合はB14へ戻る(B18)。
図3から図5及び図19を用いて、本発明に係る映像合成装置を利用した立体映像投影システムであって、インタラクティブタイプの立体映像投影システムを説明する。ここでは、鑑賞者の一人がジョイスティックを操作して、映像に対する視点や被写体と鑑賞者との位置を変化させ、その情報に合わせて立体映像及び音響、風を変化させるものである。
映像合成装置4a、4b、4c、4dの内部の構成は第一の実施例と同様である。またここでは、第一の実施例と同様2台の映像駆動装置を用いる。
図3は、鑑賞者がジョイスティック132、134を操作しながら立体映像を鑑賞する様子を示している。
4台の映像合成装置4a、4b、4c、4dが鑑賞室の前面、左右の壁面、及び床面に配置され、それぞれの前方に斜めにミラー31、35、37、33が配置され、4つのスクリーンが鑑賞者の前面、左右の壁面、及び床面に配置されている。また、スピーカ110、112、114、116、118、120が四隅上方及び鑑賞者の前方の6カ所に設置され、風力発生装置が四隅上方のスピーカ110、114、116、118の下方に設置されている。さらに、最前列の座席の両側にジョイスティック132、134が設けられている。
図4は、ジョイスティックを備えた立体映像投影システムのブロック図を示している。
ジョイスティック132,134と風力発生装置124,126,128,130はインターフェース装置122と接続され、スピーカ110、112、114、116、118、120は3次元音響装置108と接続されている。インターフェース装置122及び3次元音響装置108はコントロールサーバ104に接続され、コントロールサーバ104は映像駆動装置34a、36a、34b、36b、34c、36c、34d、36dと接続されている。コントロールサーバ104にモニター106が接続されている。映像駆動装置34a、36aは立体映像合成装置4aと接続され、映像駆動装置34b、36bは立体映像合成装置4bと接続され、映像駆動装置34c、36cは立体映像合成装置4cと接続され、映像駆動装置34d、36dは立体映像合成装置4dと接続されている。
図5は、映像合成装置4a、4b、4c、4d、ミラー31a、31b、31c、31d、透過性パネル101、103、105の位置関係を上から見た図と、及び床面に投射する映像合成装置4cとミラー31及びスクリーン105を横から見た図とを示している。
図19には、鑑賞者がジョイスティック132、134を操作してからその情報が立体映像、立体音響、風向き並びに風量を制御して変化を生じさせるまでのフローを示している。鑑賞者の一人がジョイスティック132,134を操作すると、その操作信号をジョイスティック132,134が検出し、インターフェース装置122に送信する(C2)。その操作信号を受信したインターフェース装置122がコントロールサーバに信号を送信する(C4)。コントロールサーバ104が受信し(C6)、立体映像駆動装置34a、36a、34b、36b、34c、36c、34d、36dが3次元データを受信する(C8)。鑑賞者の前面、左右の壁面、及び床面の透過性パネル101、103、105の映像に対する視点や被写体と鑑賞者とジョイスティックの方向と操作時間から移動方向や移動距離から移動者のX、Y、Z座標とX、Y、Z方向の速度と加速度を算出して、そのデータが4つの映像合成装置4a、4b、4c、4dのそれぞれに2機ずつ接続された立体映像駆動装置34a、36a、34b、36b、34c、36c、34d、36dに送信される(C12)。前面の立体映像駆動装置34a及び36aを例にとって説明すると、立体映像駆動装置34a、36aが受信した位置、速度、加速度についての3次元データをさらに両眼視差を考慮して計算し、右目用と左目用に分けて映像データを作成し、同期をとる(C22)。その同期信号をプロジェクタ8a、6aからなる映像合成装置が受信し(C24)、立体映像が前面の透過性パネルに投影される(C26)。他の3つの立体映像駆動装置についても同様である。
さらにコントロールサーバ104が、受信した3次元データに基づいて、立体音響データ及び風向き並びに風量に関するデータを計算し、それぞれを3次元音響装置108と、インターフェース装置122とに送信する(C12)。3次元音響装置108は、スピーカ110、112、114、116、118、120に音声信号を送信し(C14)、スピーカ110,112,114、116が音声を再生する(C16)。インターフェース装置122は、受信した3次元データに基づいて風力発生装置124、126、128、130へ電力を供給し(C18)、風力発生装置が送風する(C20)。
ここで、立体音響とは、イーサネット(登録商標)利用の多チャンネル・高品質音響伝送により、音が自然な方向感で聞こえてくるように、すなわち音像定位効果があるように、各スピーカへ信号を定め、高音質信号伝送により建物全体への放送と部分空間の拡声及び局所拡声が同時にできる音響効果のことである。この実施例では、音質が優れかつ広い範囲に拡声できるスピーカを用いており、しかもスピーカは複数箇所まで音像定位を実現するDSPを内蔵している。
また、風力発生装置は、映像内容及び映像に対する鑑賞者の視点及び位置により風向及び風量を制御された信号を受け取って、それに従って風を発生させるファンである。風向を変える手段としては、例えば、ファンの前部に取り付けられたルーバーである。
図6〜8及び図20を用いて、狭い場所で2枚のスクリーンのみで立体映像を実現する方法を説明する。
映像合成装置188、190の内部の構成及び映像駆動装置の構造は第1の実施例と同様である。
図6は、2枚のスクリーンを用いた鑑賞室160の様子を示している。
鑑賞室160の前面の上部及び下部に映像合成装置を配置し、鑑賞室160の前部天井面及び床面に平行にミラー174、184を配置する。映像がミラー174、184で反射される先に透過性パネル162、164を設ける。透過性パネル162、164は鉛直方向に対してそれぞれ斜め上向き及び斜め下向きにその下辺及び上辺を接するように配置される。スピーカ166、168、170、172、174、176、が鑑賞室160の四隅上方及び前部に2カ所に設置され、その四隅上方のスピーカ166、168、170、172の下方に風力発生装置178、180、182、184に設置される。
図7は、鑑賞室160を横から見た図を示している。
図8は、2台の映像合成装置を有する立体映像投影システムのブロック図を示している。
コントロールサーバ192は3次元音響装置165、インターフェース装置177、映像駆動装置194及び196、198及び199と接続されている。映像駆動装置194、196は映像合成装置190と接続され、映像駆動装置198、199は映像合成装置188と接続されている。インターフェース装置165はスピーカ166、168、170、172、174、176と接続され、インターフェース装置177は風力発生装置178、180、182、184と接続されている。
図20を用いて、立体映像の3次元データを取り込んでから再生するまでのフローについて説明する。
コントロールサーバ192が立体映像の3次元データを受信する(D6)。受信した3次元データを立体映像駆動装置194、196、198、199に送信すると同時に、その3次元データに基づいて立体音響データ及び風向・風量データを計算し、3次元音響装置165及びインターフェース装置177に送信する。立体映像駆動装置194、196、198、199は、受信した3次元データをさらに両眼視差を考慮して計算し、右目用映像と左目用映像に分けて、同期をとる(D16)。その同期信号を立体映像合成装置が受信し(D18)、前面の透過性パネル162,164上に立体映像を再生する(D20)。3次元音響装置165は、受信した3次元データ及び立体音響データに基づいて、スピーカ166,168、170、172、174、176に音声信号を送信し(D8)、スピーカ166、168、170、172、174、176が音声を再生する(D10)。インターフェース装置177は、受信した3次元データに基づいて風力発生装置178,180、182、184に電力を供給し(D12)、風力発生装置178、180、182、184が風を発生させる(D14)。
図9から11及び図21を用いて、二人の鑑賞者が同時に独立した立体映像を鑑賞できるシステムを説明する。
図9では、二人の鑑賞者A、Bは偏光レンズ及び液晶シャッタの機能を持つ偏光メガネ214、216をかけている。鑑賞室の各面前方に複数の映像合成装置200が配置され、その前方に複数のミラー202が配置され、その上方に複数のスクリーン204が配置される。
ここで、偏光メガネには位置検出装置238、240、242、244が組み込まれ、鑑賞者の位置座標が映像合成装置にフィードバックされて元映像データにマトリクス演算を施して、立体映像を生成するものである。
図10は、二つの偏光メガネと位置検出装置を備えた立体映像投影システムのブロック図を示している。
偏光メガネ214、216と位置検出装置238、240、242、244はインターフェース装置232と接続され、インターフェース装置232は、コントロールサーバ226及び3次元音響装置230と接続されている。3次元音響装置230はスピーカ227、228、229、231、233、235及びヘッドフォン234、236と接続されている。コントロールサーバ226は、映像駆動装置222a、224a、222b、224b、222c、224c、222d、224d、222e、224eと接続されている。映像駆動装置222a、224aは映像合成装置200aと、映像駆動装置222b、224bは映像合成装置200bと、映像駆動装置222c、224cは映像合成装置200cと、映像駆動装置222d、224dは映像合成装置200dと、映像駆動装置222e、224eは映像合成装置200eとそれぞれ接続されている。
図11は、偏光メガネ214、216の液晶シャッタと映像合成装置200の時間に対する開閉の様子を示している。第1偏光メガネ214および第2偏光メガネ216とが、第1偏光メガネ214のシャッタ開放時には第2偏光メガネ216のシャッタが遮蔽されて、映像駆動装置222a、224a、222b、224b、222c、224c、222d、224d、222e、224eが第1偏光メガネ214用映像を送出し、第2偏光メガネ216のシャッタ開放時には第1偏光メガネ214のシャッタが遮蔽されて、映像駆動装置222a、224a、222b、224b、222c、224c、222d、224d、222e、224eが第2偏光メガネ用映像を送出するプログラムを備える立体映像投影システムを示している。ここで、映像合成装置200は常時開いており、1/60秒毎に第1偏光メガネ用映像と第2偏光メガネ用映像を交互に投影している。
図21は、鑑賞者の位置信号を検出してから偏光メガネの同期シャッタが駆動するまでのフローを示している。
電源を入れると(E2)、鑑賞者の位置信号が検出され(E4)、その信号と、立体映像を映し出すための3次元データとをコントロールサーバ226が受信し、計算する(E10)。映像及び音声の同期をとり、同期信号を送出し(E12)、立体映像駆動装置222a、224a、222b、224b、222c、224c、222d、224d、222e、224eと3次元音響装置227、228、229、231、233、235に送信する。さらに、偏光メガネ214、216の液晶シャッタと映像駆動装置の映像の同期をとる(E14)。再び鑑賞者が移動すると位置検出装置238、240、242、244が鑑賞者の位置を検出する(E4)。立体映像駆動装置222a、224a、222b、224b、222c、224c、222d、224d、222e、224eは、受信した3次元データを立体映像合成装置200a、200b、200c、200d、200eに送信する(E20)。立体映像合成装置200a、200b、200c、200d、200eが信号を受信し(E22)、立体映像が再生される(E24)。3次元音響装置230は、受信した3次元データ及び立体音響データに基づいて、スピーカ227、228、229、231、233、235に音声信号を送信し(E17)、スピーカ227、228、229、231、233、235で音声が再生される(E18)。ここで、3次元データとは、鑑賞者のメガネの位置とその移動速度と方向から定まる。左目用映像データと右目用映像データを意味する。特にメガネの向いている方向にある透過性パネルの描画用データを意味する。
図9及び図12、13及び図21を用いて、二人の鑑賞者が同時に独立した立体映像を鑑賞できるシステムである第5実施例の変形例を説明する。
図9では、二人の鑑賞者A、Bが偏光レンズ及び液晶シャッタの機能を持つ偏光メガネ214、216をかけている。鑑賞室の各面前方に複数の映像合成装置200が配置され、その前方に複数のミラー202が配置され、その上方に複数のスクリーン204が配置される。ここでは図示していないが、各面前方の映像合成装置200は、各面2台ずつ配置されている。
図12は、二つの偏光メガネと位置検出装置を備えた立体映像投影システムのブロック図を示している。
偏光メガネ214、216と位置検出装置238、240、242、244はインターフェース装置232と接続され、インターフェース装置232は、コントロールサーバ226及び3次元音響装置230と接続されている。3次元音響装置230はスピーカ227、228、229、231、233、235及びヘッドフォン234、236と接続されている。コントロールサーバ226は、映像駆動装置252a、254a、252b、254b、252c、254c、252d、254d、252e、254e、252f、254f、252g、254g、252h、254h、252i、254i、252j、254jと接続されている。映像駆動装置252a、254aは映像合成装置250aと、映像駆動装置252b、254bは映像合成装置250bと、映像駆動装置252c、254cは映像合成装置250cと、映像駆動装置252d、254dは映像合成装置250dと、映像駆動装置252e、254eは映像合成装置250e、映像駆動装置252f、254fは映像合成装置250fと、映像駆動装置252g、254gは映像合成装置250gと、映像駆動装置252h、254hは映像合成装置250hと、映像駆動装置252i、254iは映像合成装置250iと、映像駆動装置252j、254jは映像合成装置250jとそれぞれ接続されている。
図13は、液晶シャッタを有する偏光メガネ214、216と、液晶シャッタを有する映像合成装置250a、250bの時間に対する開閉の様子を示している。第1偏光メガネ214のシャッタ開放時には第2偏光メガネ216のシャッタが遮蔽されて、第1映像合成装置250aの液晶シャッタが開放され、第2映像合成装置250bの液晶シャッタが遮断される。第2偏光メガネ216のシャッタ開放時には第1偏光メガネ214のシャッタが遮蔽されて、第2映像合成装置250bの液晶シャッタが開放され、第1映像合成装置250aの液晶シャッタが遮断される。第1映像駆動装置252a、254a、252c、254c、252e、254e、252g、254g、252i、254iは、常時第1偏光メガネ用映像を送出しており、第2映像駆動装置252b、254b、252d、254d、252f、254f、252h、254h、252j、254jは、常時第2偏光メガネ用映像を送出している。
図21は、鑑賞者の位置信号を検出してから偏光メガネの同期シャッタが駆動するまでのフローを示している。
電源を入れると(E2)、鑑賞者の位置信号が検出され(E4)、その信号と、立体映像を映し出すための3次元データとをコントロールサーバ226が受信し、計算する(E10)。映像及び音声の同期をとり、同期信号を送出し(E12)、立体映像駆動装置252a、254a、252b、254b、252c、254c、252d、254d、252e、254e、252f、254f、252g、254g、252h、254h、252i、254i、252j、254jと3次元音響装置227、228、229、231、233、235に送信する。さらに、偏光メガネ214、216の液晶シャッタと映像駆動装置の映像の同期をとる(E14)。再び鑑賞者が移動すると位置検出装置238、240、242、244が鑑賞者の位置を検出する(E4)。立体映像駆動装置252a、254a、252b、254b、252c、254c、252d、254d、252e、254e、252f、254f、252g、254g、252h、254h、252i、254i、252j、254jは、受信した3次元データを立体映像合成装置250a、250b、250c、250d、250e、250f、250g、250h、250i、250jに送信する(E20)。立体映像合成装置250a、250b、250c、250d、250e、250f、250g、250h、250i、250jが信号を受信し(E22)、立体映像が再生される(E24)。3次元音響装置230は、受信した3次元データ及び立体音響データに基づいて、スピーカ227、228、229、231、233、235に音声信号を送信し(E17)、スピーカ227、228、229、231、233、235で音声が再生される(E18)。
また、前記図13で、第1偏光メガネ214の液晶シャッタが開放されていて第2偏光メガネ216の液晶シャッタが遮断されている時、第1映像駆動装置252a、254a、252c、254c、252e、254e、252g、254g、252i、254iが第1偏光メガネ用映像を送出しており、第2映像駆動装置252b、254b、252d、254d、252f、254f、252h、254h、252j、254jは何も映像を送出せず、第1偏光メガネ216の液晶シャッタが遮断されていて第2偏光メガネ216の液晶シャッタが開放されている時は、第2映像駆動装置252b、254b、252d、254d、252f、254f、252h、254h、252j、254jは第2偏光メガネ用映像を送出しており、第1映像駆動装置252a、254a、252c、254c、252e、254e、252g、254g、252i、254iは何の映像も送出しない、というプログラムを備える立体映像投影システムとしても同じ映像が得られる。ここでは、第1映像合成装置250a及び第2映像合成装置250bは常時開放されている。この場合、図21のフローチャートのE14では、偏光メガネ214、216の液晶シャッタと映像駆動装置252a、254a、252b、254b、252c、254c、252d、254d、252e、254e、252f、254f、252g、254g、252h、254h、252i、254i、252j、254jが同期をとっている。
図14から16及び図22を用いて、別々の場所にいて二人の利用者A、Bが相手とバーチャルヒューマンの両方の立体映像を見ながら通話するシステムを説明する。
図14は、利用者A300aがいる第一地点の様子を示している。偏光メガネ306aをかけた利用者A300aが立体映像鑑賞空間にいる。映像合成装置255a、256aが設置されている。鑑賞室の天井に透過性パネル294aを設置し、マイク274a及びカメラ270a、272a、3次元ビデオモニタ266a、268aが取り付けられている。また、スピーカ276a、278a、280a、281aが鑑賞室四隅上方に設置されている。透過性パネル294aには利用者Bの立体映像304aとバーチャルヒューマンの立体映像302aが投影されていて、同時に利用者A300aはカメラ270a、272aで撮影されている。
図15は、利用者B304bがいる第二地点の様子を示しており、スタジオAと同様の構成となっている。透過性パネル294bには利用者Aの立体映像300bとバーチャルヒューマンの立体映像302bが投影されていて、利用者B304bはスタジオBの立体映像鑑賞空間にいて、カメラ270b、272bで撮影されている。
図16は両地点での立体映像投影システムのブロック図を示している。
スタジオAのマイク274aとカメラ270a、272aは、AVコントロール264aと接続されており、カメラ270a、272aはモニター266a、268aと接続されている。AVコントロール264aはコントロールサーバ262a及びスピーカ276a、278a、280a、281aと接続されている。映像駆動装置257a、258aはコントロールサーバ262a、及び映像合成装置255aと接続されており、映像駆動装置259a、260aはコントロールサーバ262a、及び映像合成装置256aと接続されている。コントロールサーバ262aはネットワーク288と接続されている。
スタジオBのマイク274bとカメラ270b、272bは、AVコントロール264bと接続されており、カメラ270b、272bはモニター266b、268bと接続されている。AVコントロール264bはコントロールサーバ262b及びスピーカ276b、278b、280b、281bと接続されている。映像駆動装置257b、258bはコントロールサーバ262b、及び映像合成装置255bと接続されており、映像駆動装置259b、260bはコントロールサーバ262b、及び映像合成装置256bと接続されている。スタジオA及びスタジオBのコントロールサーバ262a及び262bは、ネットワーク288を介して接続されている。
ここで、カメラ270a、272aは2台からなる立体用カメラであり、それぞれ右目用映像と左目用映像を撮影している。カメラ270b、272bも同様である。モニター266a、268aはそれぞれカメラ270a、272aが撮影した映像を映し出していて、右目用映像と左目用映像を出力している。モニター266b、268bはそれぞれカメラ270b、272bが撮影した映像を映し出していて、右目用映像と左目用映像を出力している。
図22は、相手側の情報がネットワークを経由して利用者に伝わり、バーチャルヒューマンの立体映像と共に相手の立体映像が再生されるまでのフローを示している。
スタジオAでは、マイク274aとカメラ270a、272aで利用者Aの音声と画像を取込み(F2)、3Dビデオモニタ266a,268aからコントロールサーバ262aへ出力する(F4)。同時にコントロールサーバ262aが音声と画像の同期信号を作成し(F6)、利用者Aの情報をネットワークを介して利用者Bのコントロールサーバ262bに送信する(F8)。バーチャルヒューマンの立体映像と音声プログラムの実行が開始されると(F10)、コントロールサーバ262aはバーチャルヒューマンの立体映像を映し出すための3次元データを取り込み(F11)、利用者Bのデータを利用者Bのコントロールサーバ262bから受信する(F14)。バーチャルヒューマンの3次元データと利用者Bのデータを、コントロールサーバ262aから立体映像駆動装置257a、258a、259a、260aが受信し(F16)、さらに、映像合成装置255a、256aが受信して(F18)、利用者Bとバーチャルヒューマンの立体映像が再生される(F20)。また、コントロールサーバ262aから3次元音響装置が映像と同期された音声信号を受信し(F12)、音声が再生される(F14)。
スタジオBでも同様に、コントロールサーバ262bは,マイク274bとカメラ270b、272bから取り込んだ利用者Bの情報を(F22)、ネットワークを介して利用者Aのコントロールサーバ262aに送信すると同時に(F28)、利用者Aのデータとバーチャルヒューマンのデータを受信し(F30)、それを立体映像駆動装置257b、258b、259b、260bが受信し(F36)、さらに立体映像合成装置255b、256bが受信し(F38)、立体映像が再生される(F40)。コントロールサーバ262bから音声データを3次元音響装置が受信し(F32)、再生する(F34)。
本発明に係る映像合成装置と映像駆動装置の第1の実施例の構成図である。 本発明に係る映像合成装置と映像駆動装置の第2の実施例の構成図を示す。 本発明に係る映像合成装置と映像駆動装置と透過性パネルとを有する立体映像投影システムの第3の実施例における実施図である。 本発明に係る映像合成装置と映像駆動装置と透過性パネルとを有する立体映像投影システムの第3の実施例を示すブロック図である。 本発明に係る映像合成装置と映像駆動装置と透過性パネルとを有する立体映像投影システムの第3の実施例における映像合成装置と反射鏡のレイアウト図を示す。 本発明に係る映像合成装置と映像駆動装置と透過性パネルとを有する立体映像投影システムの第4の実施例における実施図を示す。 本発明に係る映像合成装置と映像駆動装置と透過性パネルとを有する立体映像投影システムの第4の実施例における映像合成装置と反射鏡のレイアウト図を示す。 本発明に係る映像合成装置と映像駆動装置と透過性パネルとを有する立体映像投影システムの第4の実施例におけるブロック図を示す。 本発明に係る映像合成装置と映像駆動装置と透過性パネルとを有する立体映像投影システムの第5の実施例を示す実施図を示す。 本発明に係る映像合成装置と映像駆動装置と透過性パネルとを有する立体映像投影システムの第5の実施例を示すブロック図である。 本発明に係る映像合成装置と映像駆動装置と透過性パネルとを有する立体映像投影システムの第5の実施例における映像合成装置と立体視用メガネのタイミング図である。 本発明に係る映像合成装置と映像駆動装置と透過性パネルとを有する立体映像投影システムの第6の実施例を示すブロック図である。 本発明に係る映像合成装置と映像駆動装置と透過性パネルとを有する立体映像投影システムの第6の実施例における映像合成装置と立体視用メガネのタイミング図である。 本発明に係る映像合成装置と映像駆動装置と透過性パネルとを有する立体映像投影システムの第7の実施例における第一地点の実施図である。 本本発明に係る映像合成装置と映像駆動装置と透過性パネルとを有する立体映像投影システムの第7の実施例における第二地点の実施図である。 本発明に係る映像合成装置と映像駆動装置と透過性パネルとを有する立体映像投影システムの第7の実施例を示すブロック図である。 本発明に係る映像合成装置と映像駆動装置の第1の実施例を示すフローチャートである。 本発明に係る映像合成装置と映像駆動装置の第2の実施例を示すフローチャートである。 本発明に係る映像合成装置と映像駆動装置と透過パネルを有する立体映像投影システムの第3の実施例を示すフローチャートである。 本発明に係る映像合成装置と映像駆動装置と透過パネルを有する立体映像投影システムの第4の実施例を示すフローチャートである。 本発明に係る映像合成装置と映像駆動装置と透過性パネルとを有する立体映像投影システムの第5の実施例を示すフローチャートである。 本発明に係る映像合成装置と映像駆動装置と透過性パネルとを有する立体映像投影システムの第7の実施例を示すフローチャートである。
符号の説明
2 立体映像合成装置
4 全体フレーム
4a、4b、4c、4d 映像合成装置
6 第一のプロジェクタ
8 第二のプロジェクタ
6a、8a プロジェクタ
10 下段フレーム
12 上段フレーム
14 反射ミラー
16 透過ミラー
20 レンズ開放側の側面
22 s偏光素子
24 p偏光素子
26 透過性パネル
31a、31b、31c、31d ミラー
31、33 ミラー
34、36 立体映像駆動装置
34a、36a、34b、36b、34c、36c、34d、36d 映像駆動装置
35、37 ミラー
38 中央演算処理装置
40 RAM
42 HDD
44 出力部
46 入力部
47 インターフェース
48 映像インターフェース
49 バス部
50 ハブ
60 立体映像駆動装置
62 ビデオカードL
64 ビデオカードR
66 バス部
68 中央演算処理装置CPU
70 RAM
72 HDD
74 リードライタ部
76 入力部
78 サウンドカード
80 PAGEボタンの入力装置
84、86 PAGEボタン
88、90、92、94 言語選択ボタン
95 スピーカ
101、103、105 透過性パネル
104 コントロールサーバ
106 モニター
108 3次元音響装置
110、112、114、116、118、120 スピーカ
122 インターフェース装置
124、126、128、130 風力発生装置
132、134 ジョイスティック
160 鑑賞室
162、164 透過性パネル
165 3次元音響装置
166、168、170、172、174、176 スピーカ
174,184 ミラー
177 インターフェース装置
178、180、182、184 風力発生装置
188、190 映像合成装置
192 コントロールサーバ
194、196、198、199 映像駆動装置
200 映像合成装置
200a、200b、200c、200d、200e 映像合成装置
202 ミラー
204 スクリーン
214 第1偏光メガネ
216 第2偏光メガネ
222a、224a、222b、224b、222c、224c、222d、224d、222e、224e 映像駆動装置
226 コントロールサーバ
227、228、229、231、233、235 スピーカ
230 3次元音響装置
232 インターフェース装置
234、236 ヘッドフォン
238、240、242、244 位置検出装置
250a、250b、250c、250d、250e、250f、250g、250h、250i、250j 映像合成装置
252a、254a、252c、254c、252e、254e、252g、254g、252i、254i 第1映像駆動装置
252b、254b、252d、254d、252f、254f、252h、254h、252j、254j 第2映像駆動装置
255a、256a 映像合成装置
255b、256b 映像合成装置
257a、258a、259a、260a 映像駆動装置
257b、258b、259b、260b 映像駆動装置
257a、258a、259a、260a 映像駆動装置
257b、258b、259b、260b 映像駆動装置
262a コントロールサーバ
262b コントロールサーバ
264a AVコントロール
264b AVコントロール
266a、268a 3次元ビデオモニタ
266b、268b 3次元ビデオモニタ
270a、272a カメラ
270b、272b カメラ
274a マイク
274b マイク
276a、278a、280a、281a スピーカ
276b、278b、280b、281b スピーカ
288 ネットワーク
294a 透過性パネル
300a 利用者A
300b 利用者Aの立体映像
302a バーチャルヒューマンの立体映像
302b バーチャルヒューマンの立体映像
304a 利用者Bの立体映像
304b 利用者B
306a 偏光メガネ

Claims (15)

  1. 第1の光源と、
    第1の光源前に配置される第1の偏光板と、第1の偏光板を通過した第1の光を反射する反射鏡と、
    第1の光源と光軸が平行となるよう配置されて第1の光源と偏光面が90度回転した偏光制御部を備える第2の光源と、第2の光源前に配置される第2の偏光板と、
    第2の光源と反射鏡の前に配置されて第1の光を反射させるとともに第2の偏光板を通過した第2の光を透過させる透過反射鏡とからなり、
    反射鏡の光路端が第1の光源との先端近傍を通過するよう配置され、第2の光源の光路端に反射鏡の端部が配置される映像合成装置。
  2. 第1の光源と、反射鏡と、第2の光源と、透過反射鏡とが予めフレームに固定されることを特徴とする請求項1記載の映像合成装置に映像信号を発信する駆動装置であって、光源と接続される駆動部と、ネットワークへの接続部と、各部を制御するCPU部と、一時記憶情報を記録したRAM部と、命令入力を行なうための入力部と、信号を出力する出力部と、映像データと制御プログラムとを記録するハードディスクとを有し、制御プログラムはあらかじめ定められた他の駆動装置へ同期信号を送付又は受信して制御信号を同期させて、前記映像プログラムの再生信号を駆動部より送出する映像駆動装置。
  3. 請求項1記載の映像合成装置に映像信号を発信する駆動装置であって、光源と接続される複数の映像駆動部と、各部を制御するCPU部と、一時記憶情報を記録したRAM部と、入力装置と接続される入力部と、外部メモリ装置を挿入してデータの読込みと記録が可能なリードライタ部と、制御プログラムを記録するハードディスクと、デジタルデータから音声信号へ変換する音声駆動部とを有し、制御プログラムは入力装置からの制御信号にしたがって、前記リードライタ部に挿入された外部メモリ装置に記録される立体映像データを読み出して各偏光成分に分離して各前記映像駆動部に送出させ、同時に音声データを前記音声駆動部へ送出する映像駆動装置。
  4. 請求項1記載の映像合成装置の前方に配置されて、光透過性の素材で構成されて、所定の間隔で光透過部と光半透過部が水平方向で交互に設けられる透過性パネル。
  5. 透過性パネルと、前記透過性パネルに映像が投影されるように配置される請求項1記載の映像合成装置と、前記映像合成装置と接続されて前記映像合成装置を駆動する複数の映像駆動装置とから構成され、透過性パネルに立体映像を投射する立体映像投影システム。
  6. 複数の透過性パネルと、前記透過性パネルに映像が投影されるように配置される請求項1記載の複数の映像合成装置と、前記映像合成装置と接続されて前記映像合成装置を駆動する複数の映像駆動装置と、映像駆動装置と接続されて前記映像駆動装置を制御するコントロールサーバとから構成され、複数の透過性パネルに同期の取れた立体映像を投射する立体映像投影システム。
  7. 複数の壁面等に立体映像が投影される立体映像投影用室の底面とこの底面の3方向とを囲み壁面として立設配置される4枚の透過性パネルと、前記底面と3方向の前記各透過性パネルから所定の距離に設けられる反射鏡と、その反射鏡を介して前記底面と3方向の前記各透過性パネルに映像が投影されるように配置される請求項1記載の映像合成装置と、前記映像合成装置と接続されて前記映像合成装置を駆動する複数の映像駆動装置と、映像駆動装置と接続されて前記映像駆動装置を制御するコントロールサーバとから構成され、4枚の透過性パネルに同期の取れた立体映像を投射する立体映像投影システム。
  8. コントロールサーバと接続されて音声信号をスピーカに分配する3次元音響装置と、さらに前記3次元音響装置に接続されて四隅上方に配置されるスピーカと、コントロールサーバと接続されて入出力信号をアナログ・デジタル変換するインターフェース装置と、前記インターフェース装置と接続されてスピーカの下部に配置される風力発生装置と、前記インターフェース装置と接続されるマニュピレータとから構成されて、マニュピレータの指示方向と指示時間から映像対象と、音声位置情報と、風力発生強度を制御するプログラムを備えた請求項7記載の立体映像投影システム。
  9. 鉛直方向に対して上向きに傾斜した透過性パネルの上部と、鉛直方向に対して下向きに傾斜した透過性パネルの下部とが接続される投影部と、投影部の背後の上部並びに投影部の下部に設けられる反射鏡と、その反射鏡を介して前記上部傾斜透過性パネルと前記下部傾斜透過性パネルに映像が投影されるように配置される請求項1記載の2組の映像合成装置と、前記映像合成装置と接続されて前記映像合成装置を駆動する複数の映像駆動装置と、四隅上方に配置されるスピーカと、前記スピーカの下部に配置される風力発生装置と、映像駆動装置と接続されて前記映像駆動装置を制御するコントロールサーバとから構成され、2枚の透過性パネルに同期の取れた立体映像を投射する立体映像投影システム。
  10. コントロールサーバと接続されて音声信号をスピーカとヘッドフォンとに分配する3次元音響装置と、さらに前記3次元音響装置に接続されて室内に配置されるスピーカと、コントロールサーバと接続されて入出力信号をアナログ・デジタル変換するインターフェース装置と、前記インターフェース装置と接続されて偏光レンズとシャッタ機能を備えるメガネと、前記インターフェース装置と接続されて前記メガネの位置を検出するメガネの位置検出装置とから構成されて、位置検出装置の検出するメガネの位置情報より各メガネから見える映像データを算出するプログラムと、算出された映像データから立体映像を投射することを特徴とする請求項7記載の立体映像投影システム。
  11. シャッタを有する第1メガネおよび第2偏光メガネとが、第1メガネのシャッタ開放時には第2偏光メガネのシャッタが遮蔽されて、映像駆動装置が第1メガネ用映像を送出し、第2偏光メガネのシャッタ開放時には第1メガネのシャッタが遮蔽されて、映像駆動装置が第2偏光メガネ用映像を送出するプログラムを備えることを特徴とする請求項10記載の立体映像投影システム。
  12. シャッタを有する第1メガネに対応して、シャッタを有する第1映像合成装置と、第1映像合成装置を駆動する第1映像駆動装置とがコントロールサーバと接続され、シャッタを有する第2偏光メガネに対応して、シャッタを有する第2映像合成装置と、第2映像合成装置を駆動する第2映像駆動装置とがコントロールサーバと接続され、第1メガネならびに第1映像合成装置のシャッタと、第2偏光メガネ並びに第2映像合成装置のシャッタとが交互に開閉するプログラムを有することを特徴とする立体映像投影システム。
  13. 第1映像合成装置並びに第2映像合成装置のシャッタの開閉に代わり、第1映像駆動装置並びに第2映像駆動装置が第1メガネ、第2偏光メガネの開閉に同期して映像の放出を開始及び停止することを特徴とする立体映像投影システム。
  14. コントロールサーバはさらに立体テレビカメラと、マイクと、ネットワークに接続されて通信を制御するコントロールサーバと接続されて、立体映像の投影と立体映像の撮影とを同時に行なうことのできる請求項6記載の立体映像投影システム。
  15. 請求項12記載の複数の立体映像投影システム同士をネットワーク経由で接続することで遠隔地の映像を立体映像で投射する立体映像投影システム。
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