JP2005173127A - 液晶プロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 投影レンズを小さくできるとともに、そのバックフォーカスを短く設定できる液晶プロジェクタを提供する。
【解決手段】 光学系を介して光源からの光をその3原色のそれぞれに分離し、その分離された光をそれぞれ各液晶表示パネルに反射させ、その反射光をプリズムによって合成し、その合成された光を第1のレンズを介して出射させるものであって、
前記プリズムの前記各反射光の入射面側に第2のレンズを配置させ、この第2のレンズ、前記プリズム、および前記第1のレンズを投影レンズ光学系として構成したことを特徴とする液晶プロジェクタ。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶プロジェクタに係り、特に、カラー表示用のものであってその光学系の改良に関する。
このような液晶プロジェクタは、一の光源からの赤色(R)の光、緑色(G)の光、青色(B)の光を分離させ、それぞれの各光を赤色用の液晶表示パネル、緑色用の液晶表示パネル、青色用の液晶表示パネルに反射させ、この反射された各色の光を合成して照射するようになっている。
この場合、この液晶プロジェクタからの照射光は該液晶プロジェクタから離間されて配置されるスクリーン上に映像させるようになっている。
そして、従来、一の光源からの光を分離する手段として偏光ビームスプリッタ等を、各色を合成する手段としてダイクロイックプリズム等を用い、このダイクロイックプリズムからの光を投影レンズを通してスクリーン上に映像させるようにしたものである(下記特許文献参照)。
特開2001−177467号公報 特開2001−318426号公報
しかし、上述した構成からなる液晶プロジェクタは、それぞれの液晶表示パネルと投影レンズとの間に偏光ビームスプリッタおよびダイクロイックプリズムが配置される構成となっているため、いわゆる投影レンズのバックフォーカスを大きく設定せざるを得ず、該投影レンズを大きく形成しなければならないという不都合があった。
また、バックフォーカスが大きいため、液晶プロジェクタからスクリーンまでの距離も大きくせざるを得ず、たとえばリアプロジェクションテレビジョン等において、その薄型化を妨げる要因となっていた。
本発明は、このような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、投影レンズを小さくできるとともに、そのバックフォーカスを短く設定できる液晶プロジェクタを提供するにある。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
(1)
本発明による液晶プロジェクタは、たとえば、光学系を介して光源からの光をその3原色のそれぞれに分離し、その分離された光をそれぞれ各液晶表示パネルに反射させ、その反射光をプリズムによって合成し、その合成された光を第1のレンズを介して出射させるものであって、
前記プリズムの前記各反射光の入射面側に第2のレンズを配置させ、この第2のレンズ、前記プリズム、および前記第1のレンズを投影レンズ光学系として構成したことを特徴とする。
(2)
本発明による液晶プロジェクタは、たとえば、光学系を介して光源からの光をその3原色のそれぞれに分離し、その分離された光をそれぞれ各液晶表示パネルに反射させ、その反射光をプリズムによって合成し、その合成された光を第1のレンズを介して出射させるものであって、
前記光学系は、前記光源からの光のうち第1の光を反射させ第2および第3の光を透過させるミラーと、このミラーから反射された光を第1の液晶表示パネルに入射させるとともにその反射光を前記プリズムに導く第1の光学部品と、
前記ミラーを透過した光を第2の液晶表示パネルと第3の液晶表示パネルにそれぞれ入射させるとともに、それらの反射光を前記プリズムに導く第2の光学部品と、
前記第1の光学部品と前記プリズムとの間に配置された第2のレンズと、前記第2の光学部品と前記プリズムとの間に配置された第3のレンズとを備え、
前記第2のレンズ、前記第3のレンズ、前記プリズム、および前記第1のレンズを投影レンズ光学系として構成したことを特徴とする。
(3)
本発明による液晶プロジェクタは、たとえば、(2)の構成を前提に、前記第1の光学部品として偏光ビームスプリッタを用い、前記第2の光学部品として偏光ビームスプリッタを用い、前記プリズムとしてダイクロイックプリズムを用いたことを特徴とする。
(4)
本発明による液晶プロジェクタは、たとえば(2)の構成を前提に、前記第1の光学部品として偏光ビームスプリッタを用い、前記第2の光学部品として偏光ビームスプリッタを用い、前記プリズムとして偏光ビームスプリッタを用いたことを特徴とする。
(5)
本発明による液晶プロジェクタは、たとえば(2)の構成を前提に、前記第1の光学部品としてミラー構造のワイヤーグリッドタイプ偏光ビームスプリッタを用い、前記第2の光学部品としてミラー構造のワイヤーグリッドタイプ偏光ビームスプリッタを用い、前記プリズムとしてダイクロイックプリズムを用いたことを特徴とする。
(6)
本発明による液晶プロジェクタは、たとえば(2)の構成を前提に、前記第1の光学部品としてプリズム構造のワイヤーグリッドタイプ偏光ビームスプリッタを用い、前記第2の光学部品としてプリズム構造のワイヤーグリッドタイプ偏光ビームスプリッタを用い、前記プリズムとしてダイクロイックプリズムを用いたことを特徴とする。
(7)
本発明による液晶プロジェクタは、たとえば(2)の構成を前提に、前記第1の光学部品としてミラー構造のワイヤーグリッドタイプ偏光ビームスプリッタを用い、前記第2の光学部品としてミラー構造のワイヤーグリッドタイプ偏光ビームスプリッタを用い、前記プリズムとしてプリズム構造のワイヤーグリッドタイプ偏光ビームスプリッタを用いたことを特徴とする。
(8)
本発明による液晶プロジェクタは、たとえば(2)の構成を前提に、前記第1の光学部品としてプリズム構造のワイヤーグリッドタイプ偏光ビームスプリッタを用い、前記第2の光学部品としてプリズム構造のワイヤーグリッドタイプ偏光ビームスプリッタを用い、前記プリズムとしてプリズム構造のワイヤーグリッドタイプ偏光ビームスプリッタを用いたことを特徴とする。
なお、本発明は以上の構成に限定されず、本発明の技術思想を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
以下、本発明による液晶プロジェクタの一実施例を図面を用いて説明をする。
図1は、本発明による液晶プロジェクタの一実施例をその光路をも示して表した構成図である。
図1において、光源1があり、この光源1の図中(+)x方向側には照明光学系2を介してダイクロイックミラー3が配置されている。このダイクロイックミラー3のミラー面は図中x方向に対して45°の角度を有して配置されている。
該ダイクロイックミラー3の図中y方向側に隣接されて、第1の偏光ビームスプリッタ4がその反射面をx方向に対して(−)45°の角度にして配置されている。
第1の偏光ビームスプリッタ4の(−)x方向側にはそれに隣接されて青色用の液晶表示パネルDBが配置されている。
ここで、この液晶表示パネルDBは、液晶を介して対向配置された一対の基板を外囲器とし、該液晶の広がり方向にマトリクス状に配置された多数の画素が形成されて構成されている。これら各画素は外部からの画素信号に基づいて当該画素の液晶の光透過率が制御されるようになっている。また、一対のうち一方の基板は透明基板、他方の基板は半導体基板から構成され、該半導体基板の液晶側の面には微細な電子回路が組み込まれている。そして、この液晶表示パネルDBは反射型と称されるもので、前記半導体基板の液晶側の面の各画素に電極を兼ねる反射膜が形成され、外部からの光はこの反射膜によって反射され再び外部に出射されるように構成されている。
前記ダイクロイックミラー3の図中x方向側に隣接されて、第2の偏光ビームスプリッタ9がその反射面をx方向に対して(−)45°の角度にして配置されている。
該第2の偏光ビームスプリッタ9に隣接して、前記ダイクロイックミラー3側には第1の位相差板6、図中(−)y方向側には緑色用の液晶表示パネルDG、図中x方向側には赤色用の液晶表示パネルDRが配置されている。
これら緑色用の液晶表示パネルDG、赤色用の液晶表示パネルDRは、そのいずれも前記青色の液晶表示パネルDBと同じ構成からなり、同じように駆動されて同一の映像が表示されるようになっている。
該第2の偏光ビームスプリッタ9の図中(+)y方向側にはダイクロイックプリズム5がその反射面をx方向に対して45°の角度にして配置されている。
第2の偏光ビームスプリッタ9とダイクロイックプリズム5との間には第2の位相差板10が配置されている。また、該第2の位相差板10とダイクロイックプリズム5との間にはレンズ20が配置されている。
また、第1の偏光ビームスプリッタ4とダイクロイックプリズム5との間にはレンズ30が配置されている。
そして、ダイクロイックプリズム5の図中y方向側には投影レンズ7が配置されている。
ここで、前記レンズ20、レンズ30、ダイクロイックプリズム5、および投影レンズ7は投影レンズ光学系(図中点線枠で囲まれる部分)として構成されるようになっている。この投影レンズ光学系は、第1の偏光ビームスプリッタ4等の他の光学特性と独立した光学系として把握できるもので、その効果については後述する。
このような光学系を有する液晶プロジェクタにおいて、光源1からの光は照明光学系2に照射されてコリメートされ、分布が均一化されたいわゆるS偏光を形成するようになる。
そして、該照明光学系2からの光はダイクロイックミラー3に照射され、このうちの青色LBの光が反射されて90°方向に光路が変換され、他の色の光が透過される。
光路が変換された青色の光LBは第1の偏光ビームスプリッタ4に入射され、ここで90°方向に光路が変化され、青色用の液晶表示パネルDBに入射される。
青色用の液晶表示パネルDBからの反射光は前記第1の偏光ビームスプリッタ4を透過し、さらにレンズ30を透過した後にダイクロイックプリズム5に入射される。
このダイクロイックプリズム5は、青色の光LBを90°方向に光路を変換させ赤色および緑色の光を透過させるように構成されている。
このため、ダイクロイックプリズム5に入射された青色の光LBは該ダイクロイックプリズム5によって投影レンズ7に導かれ、出射光として液晶プロジェクタから出射される。
この液晶プロジェクタから出射された青色の光LBは該液晶プロジェクタから離間されて配置されているスクリーン8の面に投影される。
また、前記ダイクロイックミラー3を透過した黄色の光は第1の位相差板6を透過するようになっており、この第1の位相差板6によって緑色の光LGと赤色の光LRに分離されるようになっている。
すなわち、該第1の位相差板6は赤色の波長域の光のみその偏光方向を90°回転させるようにして構成されている。
赤色の光は第2の偏光ビームスプリッタ9に入射され、この第2の偏光ビームスプリッタ9をそのまま透過し、赤色用の液晶表示パネルDRに入射した後反射されて再び該第2の偏光ビームスプリッタ9に入射される。
液晶表示パネルDRの液晶によって変調された赤色の光は該第2の偏光ビームスプリッタ9によって90°の方向に光路が変換され、さらに、第2の位相差板10によって偏光方向を90°回転させられ、レンズ20を透過し、さらにダイクロイックプリズム5をそのまま透過する。
ダイクロイックプリズム5を透過する赤色の光は前述の青色の光と合成され、投影レンズ7を介してスクリーン8に投影される。
第1の位相差板6をそのまま透過した緑色の光LGは前記第2の偏光ビームスプリッタ9によって90°の方向に変換され、緑色用の液晶表示パネルDGに入射した後に反射して再び第2の偏光ビームスプリッタ9に入射する。
緑色用の液晶表示パネルDGに反射された緑色の光は該液晶表示パネルDGによって変調された光となり、そのまま、前記第2の偏光ビームスプリッタ9、第2の位相差板10、レンズ20、およびダイクロイックプリズム5を透過する。
該ダイクロイックプリズム5を透過する緑色の光は前述の青色の光、赤色の光と合成され、投影レンズ7を介してスクリーン8に投影される。
このように構成した液晶プロジェクタは、青色の光が透過する第1レンズ、ダイクロイックプリズム5、および投影レンズ7、あるいは緑色および赤色の光が透過する第2レンズ、ダイクロイックプリズム5,および投影レンズ7を他の光学部品と独立して構成できる光学系、すなわち投影レンズ光学系Aとして把握することができることは上述した通りである。
図2(a)は、たとえば緑色用の液晶表示パネルDGからの光が第2偏光ビームスプリッタ9を介して前記投影レンズ光学系Aを通してスクリーン8上に投影される光路を示した図である。この場合の投影レンズ光学系Aは等価的に1個のレンズとして示しているが、実際は上述したように、第2レンズ、ダイクロイックプリズム5,および投影レンズ7から構成されている。
比較のために、図2(a)と対応する図であって、第2レンズ(図示されていない第1レンズも含む)を介在させていない構成における光路を示す図を図2(b)に示している。
図2(a)の場合、投影レンズ光学系Aと緑色の液晶表示パネルDGとの間に第2の偏光ビームスプリッタ9が介在され、ダイクロイックプリズム5が介在されていない構成となる。該ダイクロイックプリズム5は上述したよう投影レンズ光学系Aの部品として構成されるからである。このことは、投影レンズ光学系Aのバックフォーカスの距離BFは第2の偏光ビームスプリッタ9の幅に近似する値に設定できることを意味する。
これに対し、図2(b)の場合、投影レンズ7と緑色の液晶表示パネルDGとの間には第2の偏光ビームスプリッタ9とダイクロイックプリズム5が介在される構成となり、投影レンズ7のバックフォーカスの距離BF’は第2の偏光ビームスプリッタ9とダイクロイックプリズム5の幅に近似する値となり、図2(a)の場合よりも大きく設定せざるを得なくなる。
このように、本実施例の構成において、投影レンズ光学系Aのバックフォーカスの距離を小さくでき、このことは投影レンズ光学系Aのレンズの大きさを小さくすることができる効果を有する。また、投影レンズ光学系Aの拡大率が大きくなることから、スクリーン8の大きさが同じなら、投影レンズ光学系Aとスクリーン8までの投射距離PFも短くできる効果を奏する。ことのことは、たとえばリアプロジェクションテレビジョンの場合にてその装置の薄型化を達成することができるようになる。
なお、図1に示す構成において、第1の偏光ビームスプリッタ4、第2の偏光ビームスプリッタ9、ダイクロイックプリズム5の光学部材が用いられたものであるが、これらの光学部材として、他にワイヤーグリッドタイプPBS(ミラー構造)、ワイヤーグリッドタイプPBS(プリズム構造)を置き換えて用いることができ、この場合においても同様の効果を奏するようになる。
なお、ここで、それぞれの光学部材の構成および機能は下記の通りである。
偏光ビームスプリッタ(PBS:Polarizing Beam Splitter);
プリズム構造からなり、その分離面は多層膜で構成されている。S偏光を反射しP偏光を透過させる機能を有する。その偏光分離効率は入射角依存性が強く、入射角が広くなると偏光分離効率が悪くなる。また、斜め光に対し、偏光が回転する現象がある。
ダイクロイックプリズム;
プリズム構造からなり、その分離面は多層膜で構成されている。特定の波長域の光を反射し、その他の波長域の光を透過する機能を有する。
ワイヤーグリッドタイプPBS(ミラー);
平板からなるミラー構造で、その分離面はアルミ蒸着膜をワイヤー上にパターニングして形成されている。S偏光を反射しP偏光を透過させる機能を有する。その偏光分離効率は入射角依存性が小さく、斜め光に対し偏光が回転する現象が見られない。
ワイヤーグリッドタイプPBS(プリズム);
プリズム構造からなり、上記ワイヤーグリッドタイプPBS(ミラー)とほぼ同じ機能を有するが、液晶表示パネルと投影レンズとの間に平板ガラスが斜めに入っていると収差が発生することから、プリズム構造としている。
これらの光学部品の種々の組み合わせの態様としてたとえば図3の表に示している。この表において、部品1は図1において第2の偏光ビームスプリッタ9に相当する部品、部品2は第1の偏光ビームスプリッタ4に相当する部品、部品3はダイクロイックプリズム5に相当する部品を示している。
図3の表に示すように、まず第1の組み合わせとして、部品1として偏光ビームスプリッタを用い、部品2として偏光ビームスプリッタを用い、部品3として偏光ビームスプリッタを用いた。この場合、液晶表示パネルからの出射光が部品3としての偏光ビームスプリッタを2度通る構成となり、それにより、偏光度が向上し光学系のコントラスト比が増大する効果を奏する。
また、第2の組み合わせとして、部品1としてワイヤーグリッドタイプPBS(ミラー)を用い、部品2としてワイヤーグリッドタイプPBS(ミラー)を用い、部品3としてダイクロイックプリズムを用いた。この場合、部品1および部品2としていずれもワイヤーグリッドタイプPBS(ミラー)を用いていることから、光学系のコントラスト比が増大する効果を奏する。
第3の組み合わせとして、部品1としてワイヤーグリッドタイプPBS(プリズム)を用い、部品2としてワイヤーグリッドタイプPBS(プリズム)を用い、部品3としてダイクロイックプリズムを用いた。この場合、部品1および部品2としていずれもワイヤーグリッドタイプPBS(プリズム)を用いていることから、光学系のコントラスト比が増大し、第2の組み合わせと比較して非点収差がなくなるという効果を奏する。
第4の組み合わせとして、部品1としてワイヤーグリッドタイプPBS(ミラー)を用い、部品2としてワイヤーグリッドタイプPBS(ミラー)を用い、部品3としてワイヤーグリッドタイプPBS(プリズム)を用いた。この場合、部品3としてワイヤーグリッドタイプPBS(プリズム)を用いていることから、偏光度が向上し、光学系のコントラスト比が向上する効果を奏する。
第5の組み合わせとして、部品1としてワイヤーグリッドタイプPBS(プリズム)を用い、部品2としてワイヤーグリッドタイプPBS(プリズム)を用い、部品3としてワイヤーグリッドタイプPBS(プリズム)を用いた。この場合、光学系のコントラスト比が増大し、第4の組み合わせと比較して非点収差がなくなるという効果を奏する。
上述した各実施例はそれぞれ単独に、あるいは組み合わせて用いても良い。それぞれの実施例での効果を単独であるいは相乗して奏することができるからである。
本発明による液晶プロジェクタの一実施例を示す構成図である。 本発明による液晶プロジェクタの効果を示す説明図である。 本発明による液晶プロジェクタに用いられる各光学部品の組み合わせを示した表である。
符号の説明
1…光源、2…照明光学系、3…ダイクロイックミラー、4…第1の偏光ビームスプリッタ、5…ダイクロイックプリズム、6…第1の位相差板、7…投影レンズ、8…スクリーン、9…第2の偏光ビームスプリッタ、10…第2の位相差板、DG…緑色用の液晶表示パネル、DB…青色用の液晶表示パネル、DR…赤色用の液晶表示パネル、20、30…レンズ、A…投影レンズ光学系

Claims (8)

  1. 光学系を介して光源からの光をその3原色のそれぞれに分離し、その分離された光をそれぞれ各液晶表示パネルに反射させ、その反射光をプリズムによって合成し、その合成された光を第1のレンズを介して出射させるものであって、
    前記プリズムの前記各反射光の入射面側に第2のレンズを配置させ、この第2のレンズ、前記プリズム、および前記第1のレンズを投影レンズ光学系として構成したことを特徴とする液晶プロジェクタ。
  2. 光学系を介して光源からの光をその3原色のそれぞれに分離し、その分離された光をそれぞれ各液晶表示パネルに反射させ、その反射光をプリズムによって合成し、その合成された光を第1のレンズを介して出射させるものであって、
    前記光学系は、前記光源からの光のうち第1の光を反射させ第2および第3の光を透過させるミラーと、このミラーから反射された光を第1の液晶表示パネルに入射させるとともにその反射光を前記プリズムに導く第1の光学部品と、
    前記ミラーを透過した光を第2の液晶表示パネルと第3の液晶表示パネルにそれぞれ入射させるとともに、それらの反射光を前記プリズムに導く第2の光学部品と、
    前記第1の光学部品と前記プリズムとの間に配置された第2のレンズと、前記第2の光学部品と前記プリズムとの間に配置された第3のレンズとを備え、
    前記第2のレンズ、前記第3のレンズ、前記プリズム、および前記第1のレンズを投影レンズ光学系として構成したことを特徴とする液晶プロジェクタ。
  3. 前記第1の光学部品として偏光ビームスプリッタを用い、前記第2の光学部品として偏光ビームスプリッタを用い、前記プリズムとしてダイクロイックプリズムを用いたことを特徴とする請求項2に記載の液晶プロジェクタ。
  4. 前記第1の光学部品として偏光ビームスプリッタを用い、前記第2の光学部品として偏光ビームスプリッタを用い、前記プリズムとして偏光ビームスプリッタを用いたことを特徴とする請求項2に記載の液晶プロジェクタ。
  5. 前記第1の光学部品としてミラー構造のワイヤーグリッドタイプ偏光ビームスプリッタを用い、前記第2の光学部品としてミラー構造のワイヤーグリッドタイプ偏光ビームスプリッタを用い、前記プリズムとしてダイクロイックプリズムを用いたことを特徴とする請求項2に記載の液晶プロジェクタ。
  6. 前記第1の光学部品としてプリズム構造のワイヤーグリッドタイプ偏光ビームスプリッタを用い、前記第2の光学部品としてプリズム構造のワイヤーグリッドタイプ偏光ビームスプリッタを用い、前記プリズムとしてダイクロイックプリズムを用いたことを特徴とする請求項2に記載の液晶プロジェクタ。
  7. 前記第1の光学部品としてミラー構造のワイヤーグリッドタイプ偏光ビームスプリッタを用い、前記第2の光学部品としてミラー構造のワイヤーグリッドタイプ偏光ビームスプリッタを用い、前記プリズムとしてプリズム構造のワイヤーグリッドタイプ偏光ビームスプリッタを用いたことを特徴とする請求項2に記載の液晶プロジェクタ。
  8. 前記第1の光学部品としてプリズム構造のワイヤーグリッドタイプ偏光ビームスプリッタを用い、前記第2の光学部品としてプリズム構造のワイヤーグリッドタイプ偏光ビームスプリッタを用い、前記プリズムとしてプリズム構造のワイヤーグリッドタイプ偏光ビームスプリッタを用いたことを特徴とする請求項2に記載の液晶プロジェクタ。
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