JP2005171195A - 衣料用液体洗浄剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 少量の界面活性剤量(低濃度)でも高い洗浄性能を有しながら、水道水中に含まれる鉄イオン等による黄変を引き起こさない特徴を有する衣料用液体洗浄剤組成物を提供する。
【解決手段】 本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、下記(a)成分及び(b)成分を含有してなることを特徴とする。
(a)下記一般式(I)で表わされる非イオン界面活性剤
【化1】
Figure 2005171195

(b)下記一般式(II)で表わされるポリオキシアルキレンアミン
【化2】
Figure 2005171195

上記(a)成分及び(b)成分の合計含有量は、液体洗浄剤組成物中、5〜80質量%とすることが望ましい。
【選択図】 なし

Description

本発明は、少量の界面活性剤量(低濃度)で高い洗浄性能を有する、衣料用液体洗浄剤組成物に関する。
衣料用等の液体洗浄剤組成物は、今後ますます深刻化する環境問題に対して、被洗物の汚れの実態をふまえ、これまでにも増して、より環境に配慮した、環境への負荷の低い洗剤設計が求められるようになってきている。
こうした洗濯液中の界面活性剤濃度の低い衣料用洗浄剤組成物及びその洗濯方法としては、例えば、アルカリ金属ケイ酸塩や炭酸塩を主成分とすることによって界面活性剤濃度の低減を図るもの(特許文献1及び2参照)や、非イオン界面活性剤、長鎖アミン及びジ長鎖アルキル型のカチオン界面活性剤を含有する液体洗浄剤組成物(本願出願人による特許文献3参照)が知られている。
しかしながら、上記特許文献1及び2の洗浄剤組成物では、無機物の安定配合が難しく、界面活性剤が主要成分となる液体洗剤においてはそのまま利用することができないという課題がある。
また、上記特許文献3の液体洗浄剤組成物は、洗浄効果に優れると同時に、衣料に対して柔軟効果を訴求したものであり、低濃度での洗浄力を意図したものではなく、本願発明とは技術思想が相違するものである。
特開平9−132794号公報(特許請求の範囲、実施例等) 特開平9−235591号公報(特許請求の範囲、実施例等) 特開2003−206500号公報(特許請求の範囲、実施例等)
本発明は、上記従来技術の課題及び事情等に鑑み、これを解消しようとするものであり、少量の界面活性剤量(低濃度)でも高い洗浄性能を発揮する衣料用液体洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記従来の課題等を解決するために、鋭意検討した結果、特定の炭素鎖長の非イオン界面活性剤と、特定の炭素鎖長及びアルキレンオキサイド平均付加モル数を有するアルキレンオキサイド付加型アルキルアミン化合物とを含有する衣料用液体洗浄剤組成物とすることにより、上記目的を達成できることを知見し、本発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明は、下記(a)成分及び(b)成分を含有してなることを特徴とする衣料用液体洗浄剤組成物。
(a)下記一般式(I)で表わされる非イオン界面活性剤
Figure 2005171195
(b)下記一般式(II)で表わされるポリオキシアルキレンアミン
Figure 2005171195
本発明によれば、少量の界面活性剤量(低濃度)でも高い洗浄性能を有しながら、水道水中に含まれる鉄イオン等による黄変を引き起こさない特徴を有する衣料用液体洗浄剤組成物が提供される。特に、本発明で規定される(b)成分のポリオキシアルキレンアミンは、従来のアミンを配合すると、上記黄変を起こるとされていたが、このような黄変も生じることなく、優れた効果を発揮せしめるものである。
以下に、本発明の実施形態を詳しく説明する。
本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、下記(a)成分及び(b)成分を含有してなることを特徴とするものである。
(a)下記一般式(I)で表わされる非イオン界面活性剤
Figure 2005171195
(b)下記一般式(II)で表わされるポリオキシアルキレンアミン
Figure 2005171195
本発明に用いる(a)成分は、上記一般式(I)で表わされる非イオン界面活性剤である。
上記一般式(I)中、−X−が−O−のときは、アルコールアルコキシレートであり、R1の炭素数は14〜22、好ましくは15〜20、更に好ましくは16〜18である。また、−X−が−COO−のときは、脂肪酸エステル型非イオン界面活性剤であり、R1の炭素数は13〜21、好ましくは14〜19、更に好ましくは15〜17であり、R2の炭素数は1〜3のアルキル基、好ましくはメチル基である。
本発明においては、(a)成分として、これらアルコールエトキシレートと脂肪酸エステル型非イオン界面活性剤のいずれかを単独でも、また、混合して用いてもよい。
上記一般式(I)において、R1の炭素数が短いと、すなわち、−X−が−O−のときは、14未満又は−X−が−COO−のときは、13未満であると、低濃度での洗浄力が低く、また、(b)成分との相乗効果が小さくなり組成物としての洗浄力が発揮されないこととなる。更に、R1は直鎖でも分岐鎖のいずれでも良く、また、飽和でも不飽和でも良いが、液体組成物の液性からは分岐鎖や不飽和が好ましい。更に、R1の炭素数が長いと、すなわち、−X−が−O−のときは、22超過又は−X−が−COO−のときは、21超過であると、液体洗浄剤組成物の粘度上昇等により、その液性が著しく低下することとなる。
また、上記一般式(I)で、(AO)で表わされるアルキレンオキサイドは、エチレンオキサイド(EO)又はプロピレンオキサイド(PO)であり、それぞれ単独でも、混合して付加してもよく、更に、EO基とPO基がブロックとして付加されていてもよい。
この(AO)は、好ましくは、EO単独であり、EOとPOを混合付加する場合には、EOの総量が全アルキレンオキサイド基中の質量比で60%以上であることが好ましい。
更に、アルキレンオキサイド付加モル数分布は、アルキレンオキサイドを付加する際の反応方法により異なるが、例えば、一般的な水酸化ナトリウムや水酸化カリウムなどのアルカリ触媒を用いて酸化エチレンを疎水基原料に付加させた分布の比較的広いものでもよいし、特公平6−15038号公報に記載のAl3+、Ga3+、In3+、Tl3+、Co3+、Sc3+、La3+、Mn2+等の金属イオンを添加した酸化マグネシウム等の特定のアルコキシル化触媒を用いて酸化エチレンを疎水基原料に付加させた分布の狭いものでもよい。
また、上記一般式(I)におけるアルキレンオキサイドの付加モル数nは、9〜30、好ましくは10〜28、更に好ましくは12〜25である。R1の炭素鎖長との親水/疎水バランスをとるよう、HLBが9〜20、より好ましくは12〜18となるような平均付加モル数が好ましい。
この付加モル数が9未満であると、低濃度での洗浄効果が著しく低下することとなり、また、30を超えると、低濃度での洗浄力が、やはり、充分に発揮されないこととなる。
本発明に用いる(b)成分は、上記一般式(II)で表わされるポリオキシアルキレンアミンである。
この一般式(II)中のR3の炭素数は、15〜22、好ましくは16〜20、更に好ましくは16〜18である。R3は、直鎖でも分岐鎖のいずれでも良く、また飽和でも不飽和でも良い。好ましいR3としては、牛脂又はパーム油由来(主成分の炭素数は18、16)、硬化牛脂由来、オレイル基、パルミチル基、ステアリル基が挙げられる。炭素数が15未満では、(a)成分との相乗効果が現れず、低濃度で充分な洗浄力が発揮されないこととなる。また、炭素数が22を超えると、液体洗浄剤組成物の液性が著しく低下することとなる。
また、上記一般式(II)で(AO)で表わされるアルキレンオキサイドは、エチレンオキサイド(EO)又はプロピレンオキサイド(PO)であり、それぞれ単独でも、混合して付加してもよく、また、特表2003−505446号公報に示されているようなEO基とPO基が不連続ブロックとして付加されていても良い。(AO)は、好ましくはEO単独であり、EOとPOを混合付加する場合には、EOの総量が全アルキレンオキサイド基中の質量比で60%以上であることが好ましい。
更に、上記一般式(II)におけるアルキレンオキサイドの付加モル数p及びqにおいて、平均付加モル数p+qは10〜50であり、好ましくは、12〜45、更に好ましくは13〜40である。この平均付加モル数p+qが10未満では、洗浄力が低下し、また、p+qの減少に伴ってカチオン性が強くなり、水道水中の鉄分を綿繊維に吸着させてしまい衣類が黄変することとなる。また、この平均付加モル数p+qが50を超えると、黄変は抑えられるものの、充分な洗浄力が発揮されないこととなる。
本発明において、上記(a)成分及び(b)成分の合計含有量は、液体洗浄剤組成物中、5〜80質量%(以下、単に「%」という)、好ましくは、10〜70%、更に好ましくは、15〜60%、特に好ましくは、20〜40%とすることが望ましい。
この合計含有量が5%未満であると、通常の洗剤使用量では洗浄力が不充分であり、また、80%を超えると、組成物の粘度の調整が困難となる。
本発明では、上記(a)成分及び(b)成分の合計含有量は、上記の範囲(5〜80質量%)で含有されるものであるが、更に、本発明の効果を発揮せしめる点から、液体洗浄剤組成物中に、上記(a)成分と(b)成分の比率を、好ましくは、(a)/(b)=1/9〜9/1(質量比)で含有することが望ましく、更に好ましくは、1/4〜4/1、特に好ましくは、1/3〜3/1とすることが望ましい。
この比率が1/9未満でも、9/1を越えても、更なる洗浄力はそれぞれ(b)成分単独、(a)成分単独の洗浄力に低下してしまうこととなる。
本発明の液体洗浄剤組成物には、上記(a)成分及び(b)成分の他に、液体洗浄剤組成物として、必要に応じて、以下(1)〜(10)に示される任意成分を本発明の効果を損なわない範囲で適宜含有することができる。
(1) 上記一般式(I)以外の非イオン界面活性剤、例えば,炭素数8〜13の1級または2級アルコールにエチレンオキサイド(EO)及び/又はプロピレンオキサイド(PO)を平均6〜18モル付加したポリオキシアルキレンアルキルまたはアルケニルエーテル、炭素数8〜13の脂肪酸にエチレンオキサイド(EO)及び/又はプロピレンオキサイド(PO)を平均6〜18モル付加した脂肪酸のポリオキシアルキレン付加物またはその低級アルコールエーテル、プロピレンオキサイドとプロピレングリコールとの縮合物にエチレンオキサイドを付加したもの(プルロニック型界面活性剤)、平均炭素数10〜20の脂肪酸と蔗糖とのエステル、平均炭素数10〜20の脂肪酸グリセリンモノエステル、炭素数8〜20のアルキルポリグルコシド。
(2) 上記一般式(II)以外の含窒素界面活性剤、例えば、炭素数10〜20のアルキル基またはアルケニル基を有するアルキルまたはアルケニルアミンオキサイド、プロピレンオキサイドとエチレンジアミンとの縮合物にエチレンオキサイドを付加したもの(テトロニック型界面活性剤)、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、特開2000−53996号公報に示されているようなポリヒドロキシアミン。
(3) 第4級アミン型カチオン界面活性剤、例えば、塩化ポリオキシエチレン(15)硬化牛脂アルキルメチルアンモニウム(ライオンアクゾ社製エソカードHT/25)などのエチレンオキサイド付加型4級アンモニウム塩。
(4) アニオン界面活性剤、両性界面活性剤
(5) 金属キレート剤
(6) ハイドロトロープ剤、例えば、エタノール、低級アルキルアリールスルホン酸、多価アルコール、ポリオキシエチレン(オキシプロピレン)グリコールアルキルエーテル、ポリオキシエチレン(オキシプロピレン)グリコールフェニルエーテル。
(7) モノエタノールアミン、ジアタノールアミン、トリエタノールアミンなどのアルカリ剤
(8) プロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼなどの酵素
(9) ポリエーテル変性シリコーン、アミノポリエーテル変性シリコーンなどの風合い改良剤
(10) 蛍光増白剤、防腐剤、乳濁剤、色素、香料、糊剤等
本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、その調製方法が特に制限されるものではなく、例えば、通常の液体洗浄剤組成物の常法に準じて上記必須成分及び必要に応じて上記任意成分、更に、適宜水を配合、混合することによって調製することができる。ここで調整された液性は、特に制限されるものではないが、洗浄力を考慮すれば、本発明の組成物(原液)のpHは、4〜11が好ましく、更に好ましくは、pH5〜10が望ましい。
このように構成される本発明では、上記一般式(I)で表される非イオン界面活性剤と、上記一般式(II)で表わされるポリオキシアルキレンアミンとを含有することにより、少量の界面活性剤量(低濃度)でも高い洗浄性能を有しながら、水道水中に含まれる鉄イオン等による黄変を引き起こさない優れた効果を有する衣料用液体洗浄剤組成物が得られることとなる。
特に、本発明で規定される上記一般式(II)で表わされるポリオキシアルキレンアミンは、従来のパルミチルジメチルアミンなどのアミンを配合すると、それが布に吸着して正電荷を帯びた状態となり、洗浄水中に存在するコロイド状水酸化鉄(負電荷)を吸着しやすくなることにより、上記黄変を起こるとされていたが、本発明では、高モル数オキシアルキレン基を有するアミンであるので、布表面に吸着して親水性の保護膜を形成して、水酸化鉄との接触を妨げるため、このような黄変も生じることなく、優れた効果を発揮せしめるものと推察される。
次に、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例によって何ら限定されるものではない。
〔実施例1〜17及び比較例1〜11〕
下記表1に示される(a)成分〔a−1〜a−8〕、(b)成分〔b−1〜b−7〕及び任意成分を用いて、下記表2〜表4に示される組成に従って、常法に準じて液体洗浄剤組成物(残部は精製水、全量100質量%)を調製し、実施例1〜17及び比較例1〜11の液体洗浄剤組成物を得た。
各液体洗浄剤組成物について、下記の評価方法に従って洗浄力及び黄ばみ性を評価した。
これらの結果を下記表2〜4に併記する。
なお、下記表2〜4において特に明記のない場合は、各成分〔(a)成分、(b)成分、比較品その他任意成分〕について表わした数値は、洗剤組成物中の含有量を示し、単位は質量%である。また、界面活性剤濃度「ppm」は組成物を水に溶かした状態での洗濯液中における界面活性剤のppm濃度を示す。更に、表2〜表4中の※1〜4は、下記のとおりである。
〔洗浄力の評価方法〕
(1)洗浄処理方法
5cm角に裁断した湿式人工汚染布10枚を市販のTシャツ(綿100%、B.V.Db社製)に縫い付け、全量が1Kgとなるように他のTシャツと合わせて、これを被洗物とした。日立製作所(株)製全自動洗濯機「白い約束」〔形式NW−7PAM2(G)〕に、25℃、硬度3°DH、30リットルの水を入れ、液体洗浄剤組成物を所定量溶かした後、前述の被洗物を投入し、標準コースをスタートさせて6分間洗浄した。
脱水1分と濯ぎ3分(水道水、25℃)を2回行ない、最後の脱水1分を行なった後に、被洗物から洗浄後の湿式人工汚染布を取り出して乾燥させ、以下の方法で洗浄力を評価した。
(2)洗浄力の評価方法
前記洗濯操作1工程を終えた人工汚染布の反射率を日本電色(株)製の色差計(SE200型)で測定し、洗浄率(%)を以下の式で算出した。
洗浄率(%)=〔(汚染布のK/S−洗浄布のK/S)/(汚染布のK/S−未汚染布のK/S)〕×100
ここで、K/S=(1−R/100)2/(2R/100)、ただし、Rは反射率(%)を示す。
〔黄ばみ性の評価方法〕
約10リットル容の小型反転式洗濯機にて、鉄分0.3ppmを含む25℃の水道水5リットルに、所定の液体洗浄剤を溶かし、浴比が50倍となるように白色綿タオルを入れ、10分間洗浄したのち、含水率100%となるように脱水し、次いで、鉄分0.3ppmを含む25℃の水道水5リットルで2回すすいだのち、陰干しした。同一の綿タオルにこの洗浄操作を3回繰り返した後、25℃、65%RH恒温恒湿室に2日放置して、これを試験布として評価に用いた。
評価対照として、非イオン界面活性剤(ドデシルアルコールに平均15モルの酸化エチレンを付加させたアルコールエトキシレート)200ppmで上述の洗浄処理を行い、これを対照布とした。この黄ばみ性の評価対照布を対照にして一対比較を行い、下記評価基準により目視にて評価した。評価が○であることが必要である。
<評価基準>
○:対照布と同等の白さ
△:対照布よりもわずかに黄ばみがある
×:対照布よりもかなり黄ばみがある
表2〜表4中の※1〜4は、下記のとおりである。
(※1):
特開平1−164437号公報、特開平10−7620号公報、特開2000−61304号公報等に記載された方法によって得られた、特開2001−164298号公報にて定義されたナロー率が55%以上であるもの。
(※2):
脂肪酸メチルエステルを原料とし、特開平9−118648号公報に記載された製造方法に準じて合成した、脂肪酸メチルエトキシレート型非イオン界面活性剤。
(※3):
洗濯時における、水30リットルあたりの組成物の全体量(g)
(※4):
a:(a)成分(比較品a−7〜8を含む)の洗浴中濃度(ppm)、b:(b)成分(比較品b−5〜7を含む)の洗浴中濃度(ppm)、a+b:上記aとbの合計量(ppm)
Figure 2005171195
Figure 2005171195
Figure 2005171195
Figure 2005171195
上記表1〜表4の結果から明らかなように、本発明の範囲となる実施例1〜17は、本発明の範囲外となる比較例1〜11に較べて、低濃度の界面活性剤量でも高い洗浄性能を有しながら、鉄イオンによる黄変を引き起こさない特徴を有する衣料用液体洗浄剤組成物となることが判明した。
特に、表4に示す実施例14〜17、比較例8〜11は、界面活性剤量を多く使用した場合(15g、30g)とした場合であるが、実施例14〜17は、実施例2に比べて、洗剤量が多いので洗浄力も上昇するが黄ばみ性は問題ない。これに対して、比較例8は、(b)成分を含有しないので洗浄力が不足する。比較例9は、比較例8の倍の洗剤量としても洗浄力は58程度にとどまる。また、比較例10及び11は、黄ばみ性に問題があることが判る。

Claims (1)

  1. 下記(a)成分及び(b)成分を含有してなることを特徴とする衣料用液体洗浄剤組成物。
    (a)下記一般式(I)で表わされる非イオン界面活性剤
    Figure 2005171195
    (b)下記一般式(II)で表わされるポリオキシアルキレンアミン
    Figure 2005171195
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