JP2005169012A - カテーテルおよびカテーテル組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】他の部位に迷入させることなく正確に目標部位へ挿入することができるとともに、カテーテルの先端面が生体内腔の内壁面に密着した状態であっても、液体の吸引を行うことができるカテーテルおよびカテーテル組立体を提供すること。
【解決手段】本発明のカテーテルは、その長手方向に沿って中空部が形成された可撓性を有するカテーテル本体2と、該カテーテル本体2の基端側に設置されたカテーテルコネクタとを有する。カテーテル本体2は、その先端付近に形成され、自然状態において曲がったカテーテルアングル部分を有するとともに、カテーテル本体2の先端22の管壁に少なくとも一つの切欠き24を有し、生体内腔の内壁面(血管壁100)にカテーテル本体2の先端面221が接触した状態でカテーテル本体2の内外が切欠き24を介して連通する。
【選択図】図3

Description

本発明は、生体に対し例えば輸液などを行う際に用いられるカテーテルおよびカテーテル組立体に関する。
従来より、高カロリー輸液療法を行う場合、一般に、上大静脈に中心静脈カテーテルが留置される。
図8に患者が正面を向いている時の上大静脈(中心静脈)付近の血管の概略図を示すが、このようなカテーテル留置法では、一般的には内針を有する分割式カニューラを鎖骨下静脈穿刺法により穿刺し、針先が血管に到達した後、内針を抜去し、上記カニューラを介して上大静脈に斜線で示された至適留置域にカテーテルの先端が留置される。
術者が血管確保を行う際、内頚静脈からのアプローチではほとんど問題とはならないが、特に鎖骨下静脈穿刺の場合、針先の血管到達位置によっては内頚静脈、外頚静脈、あるいは穿刺位置とは反対側の鎖骨下静脈等に迷入(カテーテルの位置不良:mislodging)する危険があるという問題があった。
すなわち、針先の血管到達位置が鎖骨下静脈と内頚静脈の分岐点のような分岐部付近である場合、カテーテルが上大静脈以外の血管に迷入する可能性が高いとされている。例えば、図9に示されるように、術者が右鎖骨下静脈に向けて穿刺する場合、穿刺部位を誇張させるために患者は左方向を向くようにするが、この時、右内頚静脈は右鎖骨下静脈とより直線状になるような配置になる。この様な場合、至適穿刺域よりも矢印で示された分岐部付近に針先が到達してしまうと、真っ直ぐなカテーテルを挿入する場合では分割カニューラの先端(血管に穿刺した側)よりカテーテルが突出する段階で、血液の流れに乗って下方向(上大静脈方向)へ行く前に、右内頚静脈の方向に向かって挿入されてしまい易くなっている。一旦、上大静脈以外の上大静脈より細い血管ヘカテーテルの先端が迷入してしまうと、カテーテルの先端が血管壁に当たり易くなったり、血管内皮を刺激し、カテーテルより供給される高張の栄養輸液が血管外に侵出するといった血管外漏出(Extravasation of Fluids)が発生するという問題があった。
上大静脈以外の血管への迷入といった問題を解決するために、幾つかの試みがなされている。例えば、特開平8−224312号公報(特許文献1)に記載の方法では、撚り線からなるスタイレットを挿入したカテーテルが記載されており、該スタイレットは、スタイレットの先端から12mm程度の位置で、曲げ角度10〜15度程度に折り曲げた構造であり、スタイレットの先端はカテーテルの先端近傍にある。また、同公報には、上述した形状とすることで確実に上大静脈への留置が可能であると記載されているが、実際には、このようなカテーテルでは、図10に示すように湾曲部が先端に近過ぎるので、比較的大きな空間を有する鎖骨下静脈から上大静脈への分岐部付近においては、図11に示すように、どの方向にも回転できるので効果的ではない。さらには、カテーテルの先端を上大静脈側へ向けるように挿入時においても常に気をつける必要が生じ、術者はカテーテルを迷入させないことについて大きな安心感を得られないばかりか、やはり熟練を要し、経験未熟な研修医等ではカテーテルの迷入を起こしてしまう可能性がある。また、先端部付近までスタイレットが挿入されている(突出している場合も含める)ため、例えば分割カニューラからカテーテル先端が突出した際、カテーテル先端が血管壁と接触するが、そのときの押し込み強度が強すぎ、血管壁を傷つけてしまう可能性がある。
このような問題を解決するため、先端付近が湾曲したカテーテルが求められる。このようなカテーテルでは、血管の形状に適合したアングル形状が施されており、術者は容易に目標部位へカテーテルを挿入することができる。
カテーテルを留置した後には、カテーテル先端が血管内に位置していることを血液逆流(フラッシュバック)によって確認する。すなわち、カテーテルの基端部にシリンジ等を接続して吸引し、カテーテルの先端開口から流入した血液がシリンジへ逆流することを目視観察することにより、カテーテル先端が血管内にあることを確認する。
しかしながら、血液逆流を確認する際、カテーテル先端付近のアングル形状と患者の血管形状との関係によっては、カテーテルの先端面が血管壁に密着した状態となり、カテーテルの先端開口から血液が流入できないことがある。このため、カテーテル先端が血管内に位置しているにもかかわらず、血液逆流が確認しづらいという問題がある。
また、従来、別の目的(高流量の確保等)でカテーテル先端部付近、例えば最先端部より5〜30mmの範囲に側孔が設けられているカテーテルがある。この側孔付きカテーテルであれば、カテーテルの先端面が血管壁に密着してしまった場合であっても血液逆流は確認可能である。しかしながら、側孔付きカテーテルの場合、輸液を継続する場合は問題とはならないが、一時的に輸液を停止する場合に問題を生じる。例えば、カテーテル内にヘパリン加生理食塩水を満たした状態で一時的に輸液を停止するヘパリンロックを行っているとき、カテーテル先端内部にあるヘパリン加生理食塩水がカテーテル先端開口と側孔とから流入する血液によって置換され、置換された血液が凝固することによってカテーテルの先端開口が閉塞するおそれがある。
特開平8−224312号公報
本発明の目的は、他の部位に迷入させることなく正確に目標部位へ挿入することができるとともに、カテーテルの先端面が生体内腔の内壁面に密着した状態であっても、液体の吸引を行うことができるカテーテルおよびカテーテル組立体を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(7)の本発明により達成される。
(1) その長手方向に沿って中空部が形成された可撓性を有するカテーテル本体と、該カテーテル本体の基端側に設置されたカテーテルコネクタとを有するカテーテルであって、
前記カテーテル本体は、その先端付近に形成され、自然状態において曲がったカテーテルアングル部分を有し、
前記カテーテル本体の先端の管壁に少なくとも一つの切欠きを有し、生体内腔の内壁面に前記カテーテル本体の先端面が接触した状態で前記カテーテル本体の内外が前記切欠きを介して連通することを特徴とするカテーテル。
(2) 前記カテーテル本体の先端面から前記切欠きの底部までの距離が0.2〜1.5mmである上記(1)に記載のカテーテル。
(3) 前記カテーテル本体の先端部の外径をD、前記切欠きの幅をWとしたとき、W/Dの値が0.2〜0.6である上記(1)または(2)に記載のカテーテル。
(4) 前記カテーテル本体の先端部を血管内に留置して用いられる血管留置カテーテルである上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のカテーテル。
(5) 前記切欠きは、前記カテーテル本体の中心を介して対向する2箇所に設けられている上記(1)ないし(4)のいずれかに記載のカテーテル。
(6) 上記(1)ないし(5)のいずれかに記載のカテーテルと、
前記カテーテル本体の中空部に挿入可能な可撓性を有する線状体で構成されたスタイレット本体と、該スタイレット本体の基端側に設置され、前記カテーテルコネクタに対し着脱自在なスタイレットコネクタとを有するスタイレットとを備えたことを特徴とするカテーテル組立体。
(7) 前記スタイレット本体は、その先端付近に形成され、単体での自然状態において前記カテーテルアングル部分と対応した形状に曲がったスタイレットアングル部分を有する上記(6)に記載のカテーテル組立体。
本発明によれば、先端付近にカテーテルアングル部分を設けたことにより、他の部位に迷入させることなく正確に目標部位へ挿入することができる。
また、カテーテルの先端面が生体内腔の内壁面に密着した状態であっても、液体の吸引を行うことができるので、例えば血液逆流を確認するような場合でも支障なく円滑かつ確実に行うことができる。
以下、本発明のカテーテルおよびカテーテル組立体を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明のカテーテルの実施形態を示す側面図、図2は、図1に示すカテーテルにおけるカテーテル本体の先端付近を拡大して示す斜視図、図3は、図2に示すカテーテル本体の先端面が血管壁に密着した状態を示す側面図、図4は、スタイレットの実施形態を示す側面図、図5は、図1に示すカテーテルと図4に示すスタイレットとを備えた本発明のカテーテル組立体を示す側面図、図6および図7は、それぞれ、図5に示すカテーテル組立体を上大静脈に挿入する様子を模式的に示す図である。なお、以下では、説明の都合上、図1、図4および図5中の右側を「基端」、左側を「先端」と言う。
図1に示すように、カテーテル1は、可撓性(弾性)を有する細長いカテーテル本体2と、該カテーテル本体2の基端側に設置されたカテーテルコネクタ3とで構成されている。このカテーテル1は、鎖骨下静脈穿刺法により穿刺されたカニューラ10を介して体内に挿入し、カテーテル本体2の先端部を血管、特に上大静脈に留置して、例えば高カロリー輸液等を行うのに用いられる血管留置カテーテルである。
カテーテル本体2の内部には、その長手方向に沿って中空部(流路)が形成されている。カテーテル本体2の長さは、特に限定されないが、通常は、50〜1000mmであるのが好ましく、80〜700mmであるのがより好ましい。また、カテーテル本体2の外径は、特に限定されないが、通常は、0.3〜4mmであるのが好ましく、1〜3mmであるのがより好ましい。
カテーテルコネクタ3は、筒状の胴部31を有しており、該胴部31の内腔は、カテーテル本体2の中空部に連通している。胴部31の基端開口部の外周には、雄ねじ311が形成されている。このカテーテルコネクタ3には、例えば輸液用チューブのコネクタ等の雄ルアーを接続することができる。
図示の構成では、カテーテルコネクタ3は、胴部31から突出する板状の突起32を有している。この突起32は、指当て部として機能し、カテーテルコネクタ3を確実に把持することができる。
カテーテル本体2は、その先端付近に形成されたカテーテルアングル部分21と、該カテーテルアングル部分21の基端側に隣接して形成され、直線的に伸びる直線部分23とを有している。以下、このカテーテルアングル部分21の形状について説明するが、以下に説明する形状は、カテーテル1に外力を付与しない自然状態(例えば、滑らかな平面上にカテーテル組立体11を載置した状態)での形状である。
本実施形態におけるカテーテルアングル部分21は、一定方向(同方向)に湾曲する2箇所の湾曲部211および212を含んでおり、湾曲部211は、基端側に位置しており、湾曲部212は、先端側に位置している。また、このカテーテルアングル部分21は、湾曲部211と湾曲部212との間に形成された直線部213と、湾曲部212とカテーテル本体2の先端22との間に形成された直線部214とを含んでいる。
カテーテルアングル部分21の長さは、特に限定されないが、先端22からカテーテル本体2の中心線に沿って4〜8cmの範囲まで形成されているのが好ましく、4.5〜6cmの範囲まで形成されているのがより好ましい。これにより、図6および図7に示すように、鎖骨下静脈に穿刺されたカニューラ10を経て上大静脈に挿入しようとする場合、他の血管(内頚静脈、外頚静脈、あるいは穿刺位置とは反対側の鎖骨下静脈等)に迷入(迷走)することなく確実に上大静脈に挿入することができ、カテーテル本体2の先端22を上大静脈の至適留置域に確実に留置することができる。特に、カニューラ10の穿刺位置が鎖骨下静脈と内頚静脈の分岐部付近よりも肩側の遠位である場合はもちろん、カニューラ10の穿刺位置が鎖骨下静脈と内頚静脈の分岐点付近である場合であっても、他の血管に迷入することなく確実に上大静脈に挿入することができる。
なお、図示の構成では、カテーテルアングル部分21とカテーテルコネクタ3との間のほぼ全部が直線部分23になっているが、このような構成に限らず、直線部分23とカテーテルコネクタ3との間に湾曲した部分があってもよい。
また、カテーテルアングル部分21に含まれる湾曲部の個数は、1つでも、3つ以上でもよいが、本実施形態のように、カテーテルアングル部分21は複数の湾曲部を含むものであるのが好ましい。これにより、上大静脈への留置操作をより確実に行うことができ、例えば、右鎖骨下静脈穿刺を行う際に、カニューラ10の穿刺位置および穿刺角度、患者の体の大きさ等の影響により、カテーテル本体2の先端22が反対側の左鎖骨下静脈内に挿入されてしまうようなことをより確実に防止することができる。
カテーテルアングル部分21の湾曲部211や湾曲部212の中心線における曲率半径は、特に限定されないが、5〜60mmであるのが好ましく、10〜40mmであるのがより好ましい。このような範囲内にあると、血管壁に対する刺激をより低減できるとともに、挿入時の手元感覚がより得易くなる。
また、カテーテルアングル部分21は、直線部133、134等を含まずにその全体が湾曲部で構成されていてもよい。
カテーテル本体2の構成材料としては、特に限定されず、可撓性を有する合成樹脂材料を主として用いることができるが、高分子エラストマーであるのが好ましく、中でも熱可塑性ポリウレタンエラストマーであることがより好ましい。
熱可塑性ポリウレタンエラストマーは、生体適合性および血液適合性が高く、比較的長期の留置にも適する。また、高分子エラストマーは、所望の形状に変化させた後に、該高分子エラストマーのガラス転移温度以上の温度で熱処理を施し、その形状のまま冷却することによって形状記憶性を発揮するため、適度に所望の形に形状を変化させることも可能であり、前記カテーテルアングル部分21を形成する際においても所望の角度、曲率に形状を変化させることができるため好ましい。
また、このような高分子エラストマーの弾性率は温度依存性を示し、一般的には高温にするほど柔軟化する。熱可塑性ポリウレタンエラストマーなどではさらに吸水性も示すので、血管内に留置された後は体温と血液の両者によって柔軟化し、湾曲部211、212と有する形状から徐々に比較的真っ直ぐな形状に変化するので、予め形成された形状による血管壁100への接触も特に問題とならない。
また、カテーテル本体2の外表面には、体液、血液、粘膜等の生体組織と接触した際に潤滑性を発揮する被覆や、抗血栓性、抗菌性を発現する被覆が設けられていてもよい。
図2に示すように、このようなカテーテル1は、カテーテル本体2の先端22の管壁に、先端面221に開放する切欠き(凹部)24を有している。切欠き24の形成個数は特に限定されないが、1〜4個が好ましい。図示の構成では、切欠き24は、2箇所に形成されており、2つの切欠き24は、カテーテル本体2の中心を介して対向して位置している。
図1に示す構成では、切欠き24は、カテーテルアングル部分21の側面に位置しているが、この位置に限定されず、任意の位置に構成することができる。
また、切欠き24の形状は、特に限定されず、凹状、U字状、V字状等の任意の形状とすることができる。
本発明のカテーテル1は、前述したようなカテーテルアングル部分21を有しているので、図7に示すように、血管(上大静脈)に挿入されたとき、カテーテル本体2の先端22が血管壁100に近づき易く、場合によっては先端面221が血管壁100に密着する。
本発明のカテーテル1は、上記のような切欠き24を設けたことにより、図3に示すように、カテーテル本体2の先端面221が血管壁(内壁面)100に接触した状態でも、カテーテル本体2の内外が切欠き24を介して通液可能に連通する。よって、先端22が血管内に位置しているかどうかを確認するために、カテーテルコネクタ3(または後述するスタイレットコネクタ5)にシリンジ等を接続して吸引することにより血液逆流(フラッシュバック)を確認する際、先端面221が血管壁100に密着した状態になっていても、切欠き24から血液をカテーテル本体2内にスムーズに吸引することができ、円滑かつ確実に血液逆流を確認することができる。
これに対し、従来のカテーテルでは切欠き24がないので、カテーテル先端面が血管壁に密着すると、先端開口から血液が流入しにくくなり、血液逆流を確認するのが困難となる。
また、本発明のカテーテル1では、カテーテル本体2内にヘパリン加生理食塩水を満たした状態で一時的に輸液を停止するヘパリンロックを行った場合であっても、先端22の内のヘパリン加生理食塩水が血液に置換されて凝固するようなことがなく、カテーテル本体2の先端開口が閉塞するのを確実に防止することができる。
カテーテル本体2の先端面221から切欠き24の底部までの距離(図3中のLで示す長さ)は、特に限定されないが、0.2〜1.5mmであるのが好ましい。Lが0.2mmより小さい場合には、先端面221と血管壁100との密着具合によっては血液逆流を確認する際の吸引操作がしにくい場合がある。また、Lが1.5mmより大きいと、カテーテル本体2の素材や外径等の条件によっては、先端22の剛性が不足する場合がある。
また、カテーテル本体2の先端部の外径をD、切欠き24の幅をWとしたとき、W/Dの値は、0.2〜0.6であるのが好ましく、0.25〜0.5であるのがより好ましい。W/Dがこのような範囲にある場合には、図3に示す状態で血液が切欠き24を十分な流量で通過することができ、血液逆流を確認する際の吸引操作をより円滑かつ確実に行うことができる。なお、W/Dが0.6より大きいと、カテーテル本体2の素材や外径等の条件によっては、先端22の剛性が不足する場合がある。
このようなカテーテル1は、生体への挿入時には、カテーテル本体2の中空部に図4に示すようなスタイレット12のスタイレット本体4を挿入したカテーテル組立体11とした状態(図5参照)にしてもよい。カテーテル組立体11の状態で生体内に挿入することにより、カテーテル本体2の中空部に挿通されたスタイレット本体4の作用によって、カテーテル本体2に適度な剛性(いわゆるコシの強さ)が得られるので、カテーテル本体2をより容易に挿入することができる。
図4に示すように、スタイレット12は、カテーテル本体2の中空部に挿入可能な可撓性(弾性)を有する線状体で構成されたスタイレット本体4と、該スタイレット本体4の基端側に設置され、カテーテルコネクタ3に対し着脱自在なスタイレットコネクタ5とで構成されている。
スタイレット本体4の構成材料は、特に限定されないが、例えば、スプリングワイヤーや撚り線等のステンレス鋼、Ni−Ti合金等の金属材料、ナイロン、ポリエステル等の比較的高弾性率の高分子材料、または、これらの組み合わせ(例えば金属の芯線に樹脂の被覆をしたもの等)が好ましく用いられる。
スタイレット本体4は、その先端付近に、外力を付与しない自然状態においてカテーテルアングル部分21と対応した形状に曲がったスタイレットアングル部分42を有している。スタイレットアングル部分42は、自然状態において、一定方向に湾曲する1箇所の湾曲部421と、直線部422とで構成されている。湾曲部421および直線部422は、それぞれ、カテーテルアングル部分21の湾曲部211および直線部213に相当する。
このようなスタイレット12とカテーテル1とが組み合わされることにより、図5に示すように、カテーテル組立体11も、先端付近に、曲がったアングル部分13を有する。アングル部分13は、外力を付与しない自然状態において、一定方向に湾曲する2箇所の湾曲部131および132と、2箇所の直線部133および134とで構成されている。
スタイレット本体4の長さは、図5に示す組立状態において、スタイレット本体4の先端41が湾曲部211(湾曲部131)より先端側に位置し、かつカテーテル本体2の先端22から突出しないような長さとされている。これにより、カテーテル組立体11を血管内に挿入する際、アングル部分13の形状づけを確実に保持することができるとともに、スタイレット本体4の先端41が血管壁に当たらないので、血管壁100を傷つけるのを防止することができる。
スタイレットコネクタ5は、筒状の胴部51と、胴部51の先端側に設けられたロック(固定部材)52とを有している。ロック52には、カテーテルコネクタ3の雄ねじ311に螺合し得る雌ねじが形成されている。カテーテル組立体11は、カテーテル本体2の中空部にスタイレット本体4を挿入した状態で、雄ねじ311にロック52を螺合させることにより、カテーテルコネクタ3とスタイレットコネクタ5とを確実に装着・固定することができる。なお、カテーテルコネクタ3とスタイレットコネクタ5との固定方法は、これに限らず、例えばオスとメスとのルアー嵌合のみによって固定する構成でもよい。
スタイレットコネクタ5の胴部51には、その先端から基端まで貫通し通液可能な内腔が形成されており、胴部51の基端開口部には、シリンジ等を接続することができる。これにより、スタイレット12をカテーテル1から抜かずに、カテーテル1内を生理食塩水等でプライミングしたり、血液逆流を目視することによりカテーテル本体2の先端22が血管内に入っているか、入っていないかの確認をしたりすることができる。
カテーテル組立体11を血管内の目的部位まで挿入し、血液逆流を確認した後には、スタイレットコネクタ5をカテーテルコネクタ3から離脱させてスタイレット12をカテーテル1から抜去した後、カテーテルコネクタ3に、例えば輸液用チューブのコネクタ等が接続される。
スタイレット本体4は、適度な剛性を有し、また一方で塑性変形しない範囲においては変形に対しバネのような復元性を示す。したがって、カニューラ10からカテーテル本体2が突出し始めカテーテルアングル部分21(アングル部分13)がカニューラ10の先端を通過するまでは、形状づけられたカテーテルアングル部分21はカニューラ10の形状が真っ直ぐなため比較的真っ直ぐになるように矯正されているが、カテーテルアングル部分21がカニューラ10の先端より出たときには元の角度(形状)まで容易に復元する。術者はこの現象を手元の感覚で認識することができるので、例えばカテーテル本体2の先端22から5cmのところに湾曲部211が形成されている場合は、カテーテル本体2がカニューラ10の先端より5cm先まで体内に入ったことを手元の感覚によって認識することが可能となる。従来のカテーテル、特にスタイレットが装着されていない真っ直ぐなカテーテルではカニューラの全長とカテーテルの深度マークの位置との位置関係から類推するしか無かったので、上述したような手元感覚は術者にカテーテル本体2の先端22の位置の情報を的確に伝えることが可能となり非常に有効である。
カテーテルアングル部分21(アングル部分13)の方向性を視認するためには、カテーテルコネクタ3やスタイレットコネクタ5にマークをつけておくことが好ましい。また、カテーテル本体2に印刷される深度マークを目印としても良い。好適には、スタイレットコネクタ5にアングル部分13の湾曲方向と逆方向(図5中で上側)に矢印等のマークを印刷あるいは刻印し、挿入時に必ずそのマークが上を向くようにすると良い。このように構成することによって、マークとは必ず反対側にアングル部分13の湾曲方向が向くようになり、より確実に上大静脈へ挿入することができる。
以上、本発明のカテーテルおよびカテーテル組立体を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、カテーテルおよびカテーテル組立体を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明では、カテーテル本体は、複数の中空部(流路)を有する多孔チューブで構成されていてもよく、その場合、カテーテルは、各中空部に連通する複数のカテーテルコネクタを有していてもよい。
本発明のカテーテルの実施形態を示す側面図である。 図1に示すカテーテルにおけるカテーテル本体の先端付近を拡大して示す斜視図である。 図2に示すカテーテル本体の先端面が血管壁に密着した状態を示す側面図である。 スタイレットの実施形態を示す側面図である。 図1に示すカテーテルと図4に示すスタイレットとを備えた本発明のカテーテル組立体を示す側面図である。 図5示すカテーテル組立体を上大静脈に挿入する様子を模式的に示す図である。 図5に示すカテーテル組立体を上大静脈に挿入する様子を模式的に示す図である。 患者が正面を向いているときの上大静脈(中心静脈)付近の血管の概略図である。 患者が左方向を向いているときの上大静脈(中心静脈)付近の血管の概略図である。 従来のスタイレット付きカテーテルの全体図である。 従来のスタイレット付きカテーテルがカニューラより突出しているときの概略図である。
符号の説明
1 カテーテル
11 カテーテル組立体
12 スタイレット
13 アングル部分
131、132 湾曲部
133、134 直線部
2 カテーテル本体
21 カテーテルアングル部分
211、212 湾曲部
213、214 直線部
22 先端
221 先端面
23 直線部分
24 切欠き
3 カテーテルコネクタ
31 胴部
311 雄ねじ
32 突起
4 スタイレット本体
41 先端
42 スタイレットアングル部分
421 湾曲部
422 直線部
5 スタイレットコネクタ
51 胴部
52 ロック
10 カニューラ
100 血管壁

Claims (7)

  1. その長手方向に沿って中空部が形成された可撓性を有するカテーテル本体と、該カテーテル本体の基端側に設置されたカテーテルコネクタとを有するカテーテルであって、
    前記カテーテル本体は、その先端付近に形成され、自然状態において曲がったカテーテルアングル部分を有し、
    前記カテーテル本体の先端の管壁に少なくとも一つの切欠きを有し、生体内腔の内壁面に前記カテーテル本体の先端面が接触した状態で前記カテーテル本体の内外が前記切欠きを介して連通することを特徴とするカテーテル。
  2. 前記カテーテル本体の先端面から前記切欠きの底部までの距離が0.2〜1.5mmである請求項1に記載のカテーテル。
  3. 前記カテーテル本体の先端部の外径をD、前記切欠きの幅をWとしたとき、W/Dの値が0.2〜0.6である請求項1または2に記載のカテーテル。
  4. 前記カテーテル本体の先端部を血管内に留置して用いられる血管留置カテーテルである請求項1ないし3のいずれかに記載のカテーテル。
  5. 前記切欠きは、前記カテーテル本体の中心を介して対向する2箇所に設けられている請求項1ないし4のいずれかに記載のカテーテル。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のカテーテルと、
    前記カテーテル本体の中空部に挿入可能な可撓性を有する線状体で構成されたスタイレット本体と、該スタイレット本体の基端側に設置され、前記カテーテルコネクタに対し着脱自在なスタイレットコネクタとを有するスタイレットとを備えたことを特徴とするカテーテル組立体。
  7. 前記スタイレット本体は、その先端付近に形成され、単体での自然状態において前記カテーテルアングル部分と対応した形状に曲がったスタイレットアングル部分を有する請求項6に記載のカテーテル組立体。
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