JP2005168077A - 電動機 - Google Patents

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南  直樹
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和雄 佐藤
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Susumu Amaike
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Shuichi Takahashi
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Abstract

【課題】
簡易な構成で回転子の動釣合いの修正が可能な電動機技術の提供。
【解決手段】
回転子鉄心内で、永久磁石の位置よりも回転中心軸側の内径位置であって異なる角度位置に、動釣合い調節用の調節穴を設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、永久磁石を回転子鉄心に固定した回転子を備える電動機に係り、特に、該回転子の動釣合い技術に関する。
本発明に関連した従来技術としては、例えば特開平10−311375号公報(特許文献1)や特開平11−289699号公報(特許文献2)に記載されたものがある。特開平10−311375号公報には、構成要素の各々に悪影響を与えることなく、回転体構造全体としてのバランスを修正することができる回転体構造を得るために、ロータに取付けられたバランスリングに周上等配されたタップ穴のいくつかに六角穴付き止めねじを螺合させてロータのバランスを修正するとした技術が記載され、特開平11−289699号公報には、電動機の回転子のバランス調整のために、回転子として、積層鉄心に内挿した永久磁石と、該永久磁石と同じ半径位置の該積層鉄心部の軸方向両端との間に段差部を設け、該段差部にバランスパテを固着させるとした技術が記載されている。
特開平10−311375号公報
特開平11−289699号公報
例えば、上記従来技術のうち、特開平10−311375号公報記載の技術では、回転子の回転バランス(動釣合い)修正用のタップ穴を設けるためのバランスリングが必要であるし、また、特開平11−289699号公報記載の技術では、上記段差部を設けるために、軸方向の永久磁石の長さ寸法よりも積層鉄心の積み上げ高さを高くする必要がある。このため、これら公報記載の技術はいずれも、寸法増大や部品数増大、またはコスト増大などを招くおそれがある。
本発明の課題点は、上記従来技術の状況に鑑み、電動機において、回転子寸法や部品数などを増大させることなく、また、磁気回路特性を劣化させることなく、回転子の動釣合いの調節(修正)を精度良く行えるようにすることである。
本発明の目的は、上記課題点を解決し、簡易な構成により回転安定性を確保可能な電動機を提供することにある。
上記課題点を解決するために、本発明では、電動機において、回転子鉄心内の、永久磁石位置よりも回転中心軸側の内径位置における周方向に、複数の動釣合い用の調節穴を設ける。
本発明によれば、簡易な構成により、電動機における回転子の動釣合いの修正が可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態につき、図面を用いて説明する。
図1〜図7は、本発明の第1の実施形態の説明図である。図1は、本発明の第1の実施形態としての電動機の構成例を示す図、図2は、図1の電動機の回転子の構成例を示す図、図3は、図1の電動機のA−A'断面の構成を示す図、図4、図5は、動釣合い用の調節穴を回転子鉄心に設けた場合の電動機内の磁力線分布のシミュレーション結果を示す図、図6は、動釣合い用の調節穴を設けない場合の同磁力線分布のシミュレーション結果を示す図、図7は、調節穴寸法の電動機性能への影響を示す図である。本第1の実施形態の電動機は、インバータ電源で駆動される永久磁石形同期電動機であるとする。
図1の電動機構成において、回転子の回転子鉄心内であって永久磁石の位置よりも回転中心軸側の位置に動釣合い(回転バランス)を調節するための調節穴を設けてある。該調節穴は、永久磁石位置よりも内径側の適切な位置に、適切な寸法のものを設ける。該調節穴の寸法及び位置は、電動機の磁気回路特性が損われない条件のものを、電動機の無負荷特性のシミュレーション結果から求める。シミュレーションは、例えば汎用電磁場解析ソフトを使用し二次元磁界解析を行う。
図1において、1は固定子鉄心、2は回転子鉄心、3は永久磁石、4は、動釣合いを調節(修正)するための調節穴、7は固定子巻線、8は軸受、9は出力軸、10は、電動機を保護しかつ電気部から発生した熱を逃がすためのフレーム、11は電動機を冷却するファン、12はファンを保護するファンカバー、13は、電動機を駆動させるためのコントローラ(図示なし)の接続端子(図示なし)を格納する端子箱である。固定子は、固定子鉄心1と固定子巻線7から成る。回転子鉄心2は、複数の磁性板が回転中心軸方向に積層されて成り、該複数の磁性板のうち該回転中心軸方向の両端側に配されるものに、上記調節穴が設けられる。また、上記シミュレーションは、図1の電動機のA−A'断面で行うとする。
図2は、上記図1の電動機の固定子の構造例を示す。
図2において、3a〜3hは、回転子鉄心2の外周面に固定された複数の永久磁石、4a〜4rは、回転子鉄心2に設けられた動釣合い調節用の円形状の調節穴、dは、調節穴4a〜4rの穴径(穴直径)、△rは、各調節穴と上記永久磁石との間の回転子半径方向の距離、△wは、隣接する調節穴間の距離、Dは、回転中心軸cをはさみその両側に配された永久磁石相互間(3a〜3e間、3b〜3f間、3c〜3g間、3d〜3h間)の距離(内壁間距離)である。本第1の実施形態においては、調節穴4a〜4rは、それぞれが円形状とされ、少なくとも永久磁石3a〜3hの位置よりも回転中心軸c側の内径位置であって同心円上の異なる角度位置に、該回転中心軸cに対し軸対象となるように等角度(または等距離)間隔で設けられる。調節穴4a〜4rは、回転子の回転中心軸方向の両端側に配される積層磁性板の平面内に形成される。これら調節穴4a〜4rは、これらが設けられただけでは不釣合い量が多くて動釣合い値が所定範囲にならない場合には、該調節穴4a〜4rのうちの一部のものにバランス用部材を挿入して固定するなどし、動釣合い値が所定範囲の値となるように調節(修正)する。
図3は、図1の電動機のA−A'断面の構成を示す図である。
図3において、1は固定子鉄心、2は回転子鉄心、3a〜3hは、回転子鉄心2の外周面上に固定された永久磁石、4a〜4rは、回転子鉄心に設けられた動釣合い調節用の調節穴、5は固定子鉄心1のヨーク部、6a〜6mは固定子鉄心1の歯部、7a〜7mはそれぞれ、歯部6a〜6mに絶縁物を介して巻かれた固定子巻線、9は出力軸である。
上記調節穴4a〜4rの条件(位置、大きさ)を決定するためのシミュレーションでは、電動機の磁気回路特性が劣化しない条件を求める。シミュレーションにあたっては、回転子鉄心2及び固定子鉄心1は強磁性体、回転子鉄心2内に設けた調節穴の物性値は空気の物性値と同じであるとする。動釣合いは、回転子が回転状態にあるときのモーメント(質量×回転中心軸cからの距離)によって評価されるため、動釣合いは回転子半径が大きいほど調節量は小さくてすむ。従って、回転子の動釣合いを精度良く調節するためには、なるべく回転子鉄心2の外周近傍及び永久磁石3a〜3hの内壁近くに、少なくとも永久磁石数よりも多い複数個の調節穴を設ける必要がある。一般に、永久磁石3a〜3hの磁力線分布はそれぞれの永久磁石の内壁中央部で磁力線密度が疎になるため、調節穴は永久磁石の該内壁中央部だけに配するのが望ましいが、例えば本実施形態のように8個の永久磁石3a〜3hを用いた構成において、回転子鉄心2上の、永久磁石3a〜3hそれぞれの内壁中央部に対応した位置だけに計8個の調節穴を設けた場合には、調節穴相互の間隔が開き過ぎてしまい、精度の良い動釣合い調節が困難となる。この点を改善できるように、本実施形態では、合計16個の調節穴を等角度間隔で設け、各永久磁石の内壁中央部に対応した位置の他、互いに隣接する永久磁石間にも調節穴を配するようにし、これをシミュレーションの前提条件にしている。また、シミュレーションでは、配置する調節穴の中心位置を予め永久磁石内壁に近づけた位置(永久磁石内壁間の距離D=92.6×10−3mに対し、調節穴の中心位置の直径を76.6×10−3mにした位置)に固定し、調節穴の穴径dをパラメータとしている。シミュレーションでは、電動機を無負荷運転状態とするため、その回転子を所定の回転速度で回転させるものとする。
上記調節穴4a〜4rの穴径dが変化することにより、永久磁石の内壁から調節穴までの距離△r及び隣接調節穴間の間隔△wが変化するため、磁気回路特性の点から、回転子鉄心2内における磁力線分布を制御する必要がある。
図4は、回転子鉄心2に動釣合い調節用の調節穴を設けない場合の永久磁石による磁力線分布のシミュレーション結果を示す図である。
図4において、14は磁力線を示す。該磁力線14に沿って磁束が回転子鉄心2及び固定子鉄心1の内部を通る。シミュレーションの結果、各永久磁石3の内壁中央部では回転子鉄心2の磁力線の間隔が疎になり磁束密度が低くなる。
図5は、調節穴4a〜4rの穴径(直径)dを14×10−3mとした場合の固定子鉄心1及び回転子鉄心2の内部における磁力線分布のシミュレーション結果である。本シミュレーションでは、永久磁石の内壁から調節穴までの距離△rを約1×10−3m、調節穴の間隔△wを約0.96×10−3mとしている。本図5では、回転子鉄心に設けた各調節穴の穴径を永久磁石内壁間の距離Dに対し相対的に大きくしてあるため、永久磁石の内壁から調節穴までの距離△rと、隣接する調節穴間の間隔△wが狭くなっている。このため、本図5の構成では、調節穴を設けない場合に比べ、これら調節穴の周縁部における磁力線密度が高くなり、該周縁部に磁束が集中している状態となる。
図6は、各調節穴の穴径(直径)dを約10×10−3mとした場合の磁力線分布のシミュレーション結果である。本シミュレーションでは、永久磁石の内壁から調節穴までの距離△rを約3.0×10−3m、調整穴の間隔△wを約4.94×10−3mとしている。本図6の構成の場合は、上記図5の構成に比べ、永久磁石の内壁から調節穴までの距離も長く、隣接する調節穴間の間隔も広いため、該図5の構成に比べ、これら調節穴の周縁部における磁力線分布は疎となり、磁力線密度は低くなる。
電動機の磁気回路特性は、一般に、回転子の永久磁石が発生する界磁磁束に基づく回転磁界によって、固定子の巻線に誘起される誘起電圧により評価することができる。一般に、電動機が発生する回転トルクTは、発生する力f(N)と回転中心からの距離r(m)の積で求められる。また、Kをトルク定数、Φを永久磁石による界磁磁束(Wb)、Iを電流(A)とするとき、回転トルクTは、T=K×Φ×Iで表される。さらに、界磁磁束Φが、回転角速度ωで固定子巻線にが鎖交するとき、固定子巻線には、e=−n×dΦ/dtの逆起電力(以下、誘起電圧という)が発生する。ここで、nは巻数、tは時間(s)である。界磁磁束による誘起電圧が高い場合は、所定のトルクを発生させるために要する電流値が低くてすむため、固定子巻線に発生する銅損も小さく、電動機効率の低下が抑えられる。これに対し、界磁磁束による誘起電圧が低い場合は、所定のトルクを発生させるために要する電流値が増大することになり、この結果、固定子巻線に発生する銅損が増加して電動機効率を低下させる。すなわち、電動機の磁気回路特性は、誘起電圧レベルにより評価可能である。
図7は、調節穴寸法の電動機性能への影響を示す図であって、回転子鉄心内の各調節穴の穴径と固定子巻線に誘起される誘起電圧の関係を示す。誘起電圧値は、調節穴の穴径がゼロの場合すなわち調節穴を設けない場合の電圧値を100%とし、これに対する相対値で示す。
図7の誘起電圧特性の結果、調節穴の穴径dがゼロから約10×10−3mの範囲では誘起電圧は100%のレベルが維持され、減少は認められないが、調節穴の穴径dが約10×10−3mより増大するに従い、誘起電圧は徐々に低下し、穴径dが約14×10−3mのときには、穴径dがゼロの場合に比べて約16%低下し約84%となる。これは、上記図6に示したように、回転子鉄心内において、調節穴と永久磁石の内壁との間の部分と、隣接する調節穴間の部分とに磁束が集中するため、これらの部分で局部的に回転子鉄心が飽和し磁気抵抗が増大する結果、回転子表面で発生する磁束量が低下して固定子巻線に鎖交する磁束量が減るためであると考えられる。上記誘起電圧100%レベルを維持可能な限界である調節穴の穴径d=10×10−3mのとき、永久磁石の内壁から調節穴までの距離△rと永久磁石内壁間距離Dとの比△r/Dは、3.2%(0.032)であり、隣接する調節穴間の間隔△wと永久磁石内壁間距離Dとの比△w/Dは、5.3%(0.053)である。この結果、調節穴は、△r/D>3.2%、△w/D>5.3%を満たすように設ければ、電動機の磁気回路特性は損われないと考えられる。
上記本発明の第1の実施形態によれば、電動機の磁気回路特性を劣化させずに、動釣合い用の複数の調節穴を回転子鉄心2内に設けることができる。寸法や部品数などを増大させることなく、回転子の動釣合いの修正を精度良く行える。また、該動釣合いの作業が容易である。
図8及び図9は本発明の電動機の第2の実施形態の説明図である。図8は電動機の回転子の構成例を示す図、図9は、図8の回転子に設ける調節穴の寸法が電動機の磁気回路特性に与える影響を示す図である。
本第2の実施形態では、回転子の永久磁石の数は4個とし、動釣合い用の調節穴数は、上記第1の実施形態の場合と同様、精度の良い動釣合いを可能にするために合計16個としている。合計16個の調節穴の一部は、永久磁石による磁力線分布が疎となる各永久磁石の内壁中央部に対応する位置や、互いに隣接する永久磁石間に対応する位置に設ける。該16個の調節穴は、それぞれを互いに等角度間隔で配する。
図8において、2'は回転子鉄心、3a'〜3d'は永久磁石、4a'〜4r'は調節穴である。他の符号は、上記第1の実施形態の場合と同様である。調節穴4a'〜4r'は回転子鉄心2'内において、回転軸方向の両端部側に設ける。本第2の実施形態についてもシミュレーションを行った結果、永久磁石の内壁から調節穴までの距離△rと永久磁石内壁間距離Dとの比△r/Dが3.6%を超え、かつ、隣接する調節穴間の間隔△wと永久磁石内壁間距離Dとの比△w/Dが5.2%を超えるとき、電動機の磁気回路特性は、調節穴を設けない場合と同じレベルの特性を維持することができ、調節穴を設けることで損われずにすむという結果を得た。
図9は、図8の回転子に設ける調節穴の穴径と固定子巻線に発生する誘起電圧との関係を示す特性図である。該特性から、調節穴径dが約4.3×10−3m以下の場合には、調節穴を設けない場合と同じレベルの磁気回路特性を維持することができるが、調節穴径dが上記約4.3×10−3mを超えると徐々に誘起電圧が低下し、5.3×10−3mの場合には、調節穴のない場合に比べ約8%低下する。調節穴径dが上記約4.3×10−3mのとき、永久磁石の内壁から調節穴までの距離△rと永久磁石内壁間の距離Dとの比△r/Dは約3.6%(0.036)であり、隣接する調節穴間の間隔△wと永久磁石内壁間の距離Dとの比△w/Dは約5.2%(0.052)である。この結果、調節穴を、△r/D>3.6%、△w/D>5.2%を満たすように設ければ、電動機の磁気回路特性の劣化は回避されると考えられる。
上記本発明の第2の実施形態によっても、電動機の磁気回路特性を劣化させずに、動釣合い用の複数の調節穴を回転子鉄心2'内に設けることができる。寸法や部品数などを増大させることなく、回転子の動釣合いの修正を精度良く行える。
なお、上記第1、第2の実施形態では、上記複数の調節穴4a〜4rまたは4a'〜4r'を回転子鉄心2または2'内において、回転軸方向の両端部側に設けるとしたが、一方の端部側だけに設けるようにしてもよいし、または一方の端部側から他方の端部側に貫通させて設けてもよい。また、調節穴の形状は円形状に限定されず、他の形状であってもよい。さらに、複数の調節穴は1つの同心円上に配しない構成であってもよい。また、上記各実施形態では、回転子内において永久磁石は、回転子鉄心の外周面部に固定される場合の構成を挙げたが、本発明はこれに限定されず、例えば永久磁石が回転子鉄心内部に埋め込まれる構成などであってもよい。さらに、永久磁石はその磁極面を回転軸方向に向けて配し、平面対向型の電動機を構成するようにしてもよい。
本発明の第1の実施形態としての電動機の構成例を示す図である。 図1の電動機の回転子の構成例を示す図である。 図1の電動機のA−A'断面構成を示す図である。 動釣合い用調節穴を設けない場合のシミュレーション結果を示す図である。 動釣合い用調節穴を設けた場合のシミュレーション結果を示す図である。 他の動釣合い用調節穴を設けた場合のシミュレーション結果を示す図である。 第1の実施形態において調節穴寸法の電動機性能への影響を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示す図である。 第2の実施形態における調節穴寸法の電動機性能への影響を示す図である。
符号の説明
1…固定子鉄心、
2、2'…回転子鉄心、
3、3a〜3h、3a'〜3d'…永久磁石、
4、4a〜4r、4a'〜4r'…調節穴、
5…ヨーク部、
6、6a〜6m…歯部、
7、7a〜7m…固定子巻線、
8…軸受、
9…出力軸、
10…フレーム、
11…ファン、
12…ファンカバー、
13…端子箱。

Claims (7)

  1. 回転子鉄心に永久磁石が固定された回転子を備える電動機であって、
    上記回転子鉄心の、上記永久磁石の位置よりも回転中心軸側の内径位置であって異なる角度位置に、動釣合い用の調節穴を設けた構成を特徴とする電動機。
  2. 上記永久磁石は上記回転子鉄心の外周面部に固定され、上記複数の調節穴は上記回転中心軸に対し軸対象の位置に設けられる請求項1に記載の電動機。
  3. 上記各調節穴と上記永久磁石との間の回転子半径方向の距離を△r、上記回転中心軸をはさみ両側に配された永久磁石間の距離をDとするとき、上記複数の調節穴は、△r/D>0.032を満たす範囲に設けられる請求項1に記載の電動機。
  4. 隣接する調節穴間の距離を△w、上記回転中心軸をはさみ両側に配された永久磁石相互間の距離をDとするとき、上記複数の調節穴は、△w/D>0.052を満たすように設けられる請求項1に記載の電動機。
  5. 上記調節穴は、直径が約10×10−3m以下の円形状である請求項1から4のいずれかに記載の電動機。
  6. 上記永久磁石は複数個の永久磁石から成り、上記調節穴は、上記永久磁石1個あたり複数個設けられ、永久磁石毎にその内壁中央部に対応した位置と他の位置とに設けられる請求項1から5のいずれかに記載の電動機。
  7. 上記回転子鉄心は、複数の磁性板が上記回転中心軸方向に積層されて成り、該複数の磁性板のうち該回転中心軸方向の両端側に配されるものに、上記調節穴が設けられる構成である請求項1から6のいずれかに記載の電動機。
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