JP2005167839A - 画像読み取り装置、画像読み取りモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】 読み取り部を保護するための部材に対する汚れの付着や傷の形成を抑制しながら、読み取り部の軽量化あるいはコストダウンを図る。
【解決手段】 CIS50のカバー51をアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂などの弾性を有する透明樹脂にて構成する。そして、CIS50は原稿が突き当てられる突き当て部材60対向して配置される。また、カバー51はCIS50に対して着脱自在に取り付けられる。搬送される原稿は、CIS50に対向配置される突き当て部材60に突き当てられながら搬送されるため、原稿がCIS50のカバー51に接触するという事態は生じず、カバー51に対する原稿の汚れの付着や、原稿によりカバー51が傷つけられるという問題は生じない。
【選択図】 図2

Description

本発明は、原稿上の画像を読み取る画像読み取り装置等に係り、より詳しくは、画像を読み取る読み取りセンサを保護するための部材を備えた画像読み取り装置等に関する。
従来、複写機やファクシミリ等の読み取り装置、コンピュータ入力用のスキャナ等として、原稿の画像情報を自動的に読み取る画像読み取り装置が用いられている。この種の画像読み取り装置は、原稿の搬送経路に直交する方向に延設される光源を用いて原稿に光を照射し、照射された原稿から反射した反射光を読み取りセンサにて受光することで、原稿上の画像を読み取る読み取り部を備えている。そして、原稿の搬送経路に対向してプラテンガラスを配置すると共に、搬送経路からみてプラテンガラスの奥側に光源や読み取りセンサを配置し、プラテンガラスに原稿を押し当てながら原稿の画像を読み取ることで、光源や読み取りセンサに埃や汚れが付着するのを防止している(例えば、特許文献1参照。)。
また、最近では、原稿の表裏両面における画像情報をユーザの介在なしに自動的に読み取る画像読み取り装置(自動両面読み取り装置)が広く用いられるようになってきている。そして、搬送経路の表裏両面側にそれぞれ読み取り部を設け、原稿を表裏反転させることなく、1回の原稿搬送にて原稿の両面を自動的に読み取り可能としたものが提案されている(特許文献2参照。)。
特開2001−223832号公報(第3-5頁、図2) 特開2001−313794号公報(第3-4頁、図3)
ところで、上述した特許文献2に記載の画像読み取り装置においても、各読み取り部を構成する光源やセンサを保護するために、搬送経路の表裏面側に、それぞれ特許文献1に記載されるプラテンガラスを配置することが考えられる。
しかしながら、プラテンガラスに原稿を押し付けながら画像の読み取りを行った場合には、プラテンガラスに原稿の汚れが付着する他、プラテンガラスが原稿で擦られて傷がついてしまう。また、軽量化を目的としてプラテンガラスを薄くした場合には、その弾性が著しく減少し、原稿の押し付けにより割れやすくなってしまうという問題もある。
一方、特許文献1のように、スキャナ本体に対して原稿搬送部が開閉自在に取り付けられる画像読み取り装置において両面同時読み取りを実現しようとした場合には、原稿搬送部側に一方の読み取り部を装着する構成を採用せざるを得ない。この場合、原稿搬送部に加わる不意の衝撃によってこの読み取り部側に装着されたプラテンガラスに過剰な荷重がかかりやすく、その結果、プラテンガラスが割れてしまうおそれがある。このように原稿搬送部側のプラテンガラスが割れた場合には、ガラスの破片がスキャナ本体側に露出した状態で落下してしまう。
このような事態を防止するために、原稿搬送部側のプラテンガラスを接着等によって強固に固定することが考えられるが、プラテンガラスを交換する際に、プラテンガラスを固定した部材ごと交換せざるを得なくなる。すると、画像読み取り装置のメンテナンス性が低下する他、交換に必要なコストも増大してしまうことになる。
本発明は、かかる技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、読み取り部を保護するための部材に対する汚れの付着や傷の形成を抑制しながら、読み取り部の軽量化あるいはコストダウンを図ることにある。
また他の目的は、読み取り部の保護部材にトラブルが生じた場合にも、ユーザの安全を確保することにある。
かかる目的のもと、本発明が適用される画像読み取り装置は、搬送される原稿が突き当てられる突き当て部材と突き当て部材に対向配置され、突き当て部材に突き当てられながら搬送される原稿上の画像を読み取る読み取りセンサと、突き当て部材と読み取りセンサとの間に設けられて読み取りセンサを保護する、弾性を有する透明材料からなる保護部材とを有している。
ここで、保護部材は、原稿から離間した位置に配置されることを特徴とすることができる。また、保護部材は、アクリル樹脂またはポリカーボネート樹脂からなることを特徴とすることができる。さらに、読み取りセンサは、CIS(Contact Image Sensor)センサからなることを特徴とすることができる。
また、他の観点から捉えると、本発明が適用される画像読み取り装置は、原稿が湾曲して搬送される搬送経路と、湾曲される原稿の内側から原稿上の画像を読み取る読み取りセンサと、読み取りセンサと搬送経路との間に設けられて読み取りセンサを保護する、弾性を有する透明材料からなる保護部材とを有している。
ここで、読み取りセンサが収容されると共に、読み取りセンサの読み取り面が対向配置され且つ保護部材が装着される開口部を備えたハウジングをさらに有することを特徴とすることができる。また、保護部材がハウジングに対して着脱自在に設けられることを特徴とすることができる。
さらに、他の観点から捉えると、本発明が適用される画像読み取り装置は、原稿が搬送される搬送経路の上側に配設され、搬送される原稿の上面の画像を読み取る読み取りセンサと、読み取りセンサによる原稿の読み取り位置と読み取りセンサとの間に設けられる、透明樹脂からなる板状部材とを有している。
ここで、板状部材は、搬送経路から離間した位置に配置されることを特徴とすることができる。
さらにまた、他の観点から捉えると、本発明が適用される画像読み取り装置は、原稿が湾曲して搬送される搬送経路と、搬送経路の湾曲部外側から原稿の第1面を読み取る第1の読み取り部と、搬送経路の湾曲部内側から原稿の第2面を読み取る第2の読み取り部とを備え、第1の読み取り部は、原稿の第1面の画像を読み取る第1のセンサと、第1のセンサによる読み取り位置と第1のセンサとの間に設けられて第1のセンサを保護する、ガラスからなる第1の保護部材とを有し、第2の読み取り部は、原稿の第2面の画像を読み取る第2のセンサと、第2のセンサによる読み取り位置と第2のセンサとの間に設けられて第2のセンサを保護する、樹脂からなる第2の保護部材とを有することを特徴としている。
ここで、第1の読み取り部は固定配設される装置本体に設けられ、第2の読み取り部は装置本体に対して移動自在に取り付けられる移動体に設けられることを特徴とすることができる。
一方、本発明が適用される画像読み取りモジュールは、下向きに開口する開口部を有するハウジングと、ハウジングに収容されると共に、読み取り面が開口部に対向配置される読み取りセンサと、開口部を覆う、透明樹脂からなるカバーとを有している。
この画像読み取りモジュールにおいて、ハウジングに対してカバーが着脱自在に設けられることを特徴とすることができる。
本発明によれば、読み取り部を保護するための部材に対する汚れの付着や傷の形成を抑制しながら、読み取り部の軽量化あるいはコストダウンを図ることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)について詳細に説明する。
図1は本実施の形態が適用される画像読み取り装置を示した図である。この画像読み取り装置は、大きく、積載された原稿束から原稿を順次、搬送する原稿送り装置10、スキャンによって画像を読み込む第1の読み取り部としてのスキャナ装置70、および、読み込まれた画像信号を処理する処理装置80に大別される。ここで、原稿送り装置10は、スキャナ装置10の奥側に対して揺動自在に取り付けられている。
原稿送り装置10は、複数枚の原稿からなる原稿束を積載する原稿トレイ11、原稿トレイ11を上昇および下降させるトレイリフタ12を備えている。また、トレイリフタ12により上昇された原稿トレイ11の原稿を搬送するナジャーロール13、ナジャーロール13により搬送された原稿を更に下流側まで搬送するフィードロール14、ナジャーロール13により供給される原稿を1枚づつ捌くリタードロール15を備えている。最初に原稿が搬送される第1搬送路31には、一枚づつに捌かれた原稿を下流側のロールまで搬送するテイクアウェイロール16、原稿を更に下流側のロールまで搬送すると共にループ作成を行うプレレジロール17、一旦、停止した後にタイミングを合わせて回転を再開し、原稿読み取り部に対してレジストレーション調整を施しながら原稿を供給するレジロール18、読み込み中の原稿搬送をアシストするプラテンロール19、読み込まれた原稿を更に下流に搬送するアウトロール20を備えている。また、第1搬送路31には、搬送される原稿のループ状態に応じて支点を中心として回動するバッフル41を備えている。更に、プラテンロール19とアウトロール20との間には、本実施の形態における第2の読み取り部(画像読み取りモジュール)である、CIS(Contact Image Sensor)50を備えている。
アウトロール20の下流側には、第2搬送路32および第3搬送路33が設けられ、これらの搬送路を切り替える搬送路切替ゲート42、読み込みが終了した原稿を積載させる排出トレイ40、排出トレイ40に対して原稿を排出させる第1排出ロール21を備えている。また、第3搬送路33を経由した原稿に対してスイッチバックさせる第4搬送路34、第4搬送路34に設けられ、実際に原稿のスイッチバックを行うインバータロール22およびインバータピンチロール23、第4搬送路34によってスイッチバックされた原稿を再度、プレレジロール17等を備える第1搬送路31に導く第5搬送路35、第4搬送路34によってスイッチバックされた原稿を排出トレイ40に排出する第6搬送路36、第6搬送路36に設けられ、反転排出される原稿を第1排出ロール21まで搬送する第2排出ロール24、第5搬送路35および第6搬送路36の搬送経路を切り替える出口切替ゲート43を備えている。
ナジャーロール13は、待機時にはリフトアップされて退避位置に保持され、原稿搬送時にニップ位置(原稿搬送位置)へ降下して原稿トレイ11上の最上位の原稿を搬送する。ナジャーロール13およびフィードロール14は、フィードクラッチ(図示せず)の連結によって原稿の搬送を行う。プレレジロール17は、停止しているレジロール18に原稿先端を突き当ててループを作成する。レジロール18では、ループ作成時に、レジロール18に噛み込んだ原稿先端をニップ位置まで戻している。このループが形成されると、バッフル41は支点を中心として開き、原稿のループを妨げることのないように機能している。また、テイクアウェイロール16およびプレレジロール17は、読み込み中におけるループを保持している。このループ形成によって、読み込みタイミングの調整が図られ、また、読み込み時における原稿搬送に伴うスキューを抑制して、位置合わせの調整機能を高めることができる。読み込みの開始タイミングに合わせて、停止されていたレジロール18が回転を開始し、プラテンロール19によって、第2プラテンガラス72B(後述)に押圧されて、下面方向から画像データが読み込まれる。
搬送路切替ゲート42は、片面原稿の読み取り終了時、および両面原稿の両面同時読み取りの終了時に、アウトロール20を経由した原稿を第2搬送路32に導き、排出トレイ40に排出するように切り替えられる。一方、この搬送路切替ゲート42は、両面原稿の順次読み取り時には、原稿を反転させるために、第3搬送路33に原稿を導くように切り替えられる。インバータピンチロール23は、両面原稿の順次読み取り時に、フィードクラッチ(図示せず)がオフの状態でリトラクトされてニップが開放され、原稿をインバータパス(第4搬送路34)へ導いている。その後、このインバータピンチロール23はニップされ、インバータロール22によってインバートする原稿をプレレジロール17へ導き、また、反転排出する原稿を第6搬送路36の第2排出ロール24まで搬送している。
スキャナ装置70は、上述した原稿送り装置10を備えることができると共に、この原稿送り装置10を装置フレーム71によって支え、また、原稿送り装置10によって搬送された原稿の画像読み取りを行っている。このスキャナ装置70は、筐体を形成する装置フレーム71に、画像を読み込むべき原稿を静止させた状態で載置する第1プラテンガラス72A、原稿送り装置10によって搬送中の原稿を読み取るための光の開口部を形成する第2プラテンガラス72Bが設けられている。
また、スキャナ装置70は、第1の保護部材としての第2プラテンガラス72Bの下に静止し、および第1プラテンガラス72Aの全体に亘ってスキャンして画像を読み込むフルレートキャリッジ73、フルレートキャリッジ73から得られた光を像結合部へ提供するハーフレートキャリッジ75を備えている。フルレートキャリッジ73には、原稿に光を照射する照明ランプ74、原稿から得られた反射光を受光する第1ミラー76Aが備えられている。更に、ハーフレートキャリッジ75には、第1ミラー76Aから得られた光を結像部へ提供する第2ミラー76Bおよび第3ミラー76Cが備えられている。更に、スキャナ装置70は、第3ミラー76Cから得られた光学像を光学的に縮小する結像用レンズ77、結像用レンズ77によって結像された光学像を光電変換する第1のセンサとしてのCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ78、CCDイメージセンサ78を備える駆動基板79を備え、CCDイメージセンサ78によって得られた画像信号は駆動基板79を介して処理装置80に送られる。
ここで、まず、第1プラテンガラス72Aに載置された原稿の画像を読み取る場合には、フルレートキャリッジ73とハーフレートキャリッジ75とが、2:1の割合でスキャン方向(矢印方向)に移動する。このとき、フルレートキャリッジ73の照明ランプ74の光が原稿の被読み取り面に照射されると共に、その原稿からの反射光が第1ミラー76A、第2ミラー76B、および第3ミラー76Cの順に反射されて結像用レンズ77に導かれる。結像用レンズ77に導かれた光は、CCDイメージセンサ78の受光面に結像される。CCDイメージセンサ78は1次元のセンサであり、1ライン分を同時に処理している。このライン方向(スキャンの主走査方向)の1ラインの読み取りが終了すると、主走査方向とは直交する方向(副走査方向)にフルレートキャリッジ73を移動させ、原稿の次のラインを読み取る。これを原稿サイズ全体に亘って実行することで、1ページの原稿読み取りを完了させる。なお。第1プラテンガラス72Aに載置された原稿の画像の読み取りを行う場合には、スキャナ装置70に対して原稿送り装置10を開放方向に揺動させて第1プラテンガラス72A上に原稿をセットした後、スキャナ装置70に対して原稿送り装置10を閉鎖方向に揺動させて第1プラテンガラス72A上の原稿を押さえる。
一方、第2プラテンガラス72Bは、例えば長尺の板状構造をなす透明なガラスプレートで構成される。この第2プラテンガラス72Bは、装置内部に埃等が侵入してCCDイメージセンサ78の受光面に埃が付着すること等から保護することや、フルレートキャリッジ73やハーフレートキャリッジ75への埃付着から保護すること、また、原稿が載置される台としての機能を有している。原稿送り装置10によって搬送される原稿がこの第2プラテンガラス72Bの上を通過する。このとき、フルレートキャリッジ73とハーフレートキャリッジ75とは、図1に示す実線の位置に停止した状態にある。まず、原稿送り装置10のプラテンロール19を経た原稿の1ライン目の反射光が、第1ミラー76A、第2ミラー76B、および第3ミラー76Cを経て結像用レンズ77にて結像され、本実施の形態における第1のセンサであるCCDイメージセンサ78によって画像が読み込まれる。即ち、1次元のセンサであるCCDイメージセンサ78によって主走査方向の1ライン分を同時に処理した後、原稿送り装置10によって搬送される原稿の次の主走査方向の1ラインが読み込まれる。原稿の先端が第2プラテンガラス72Bの読み取り位置に到達した後、原稿が第2プラテンガラス72Bの読み取り位置を通過することによって、副走査方向に亘って1ページの読み取りが完了する。
本実施の形態では、フルレートキャリッジ73とハーフレートキャリッジ75とを停止させ、第2プラテンガラス72BにてCCDイメージセンサ78により原稿の第1面の読み取りを行う原稿の搬送時に、同時(時間の完全一致ではなく、同一の原稿搬送時程度の意味) に第2の読み取り部であるCIS50によって、原稿の第2面の読み取りを行うことが可能である。即ち、第1のセンサであるCCDイメージセンサ78と第2のセンサであるラインセンサ54とを用いて、搬送路への原稿の一度の搬送で、この原稿における表裏両面の画像を読み取ることを可能としている。
図2は、CIS50を用いた読み取り構造を説明するための図である。図2に示すように、CIS50は、プラテンロール19とアウトロール20との間に設けられる。原稿の片面(第1面)は、第2プラテンガラス72Bに押し当てられ、この第1面の画像はCCDイメージセンサ78にて読み込まれる。一方、CIS50では、原稿を搬送する搬送路を介して対向する他方の側から、片面(第2面)の画像が読み込まれる。このCIS50は、保護部材(第2の保護部材)あるいは板状部材としてのカバー51と、このカバー51を透過して原稿の第2面に光を照射するLED(Light Emitting Diode)52と、LED52からの反射光を集光するレンズアレイであるセルフォックレンズ53と、このセルフォックレンズ53により集光された光を読み取る読み取りセンサとしてのラインセンサ54を備えている。ラインセンサ54としては、CCDやCMOSセンサ、密着型センサ等を用いることができ、実寸幅(例えばA4長手幅297mm)の画像を読み取ることが可能である。CIS50では、縮小光学系を用いずに、セルフォックレンズ53とラインセンサ54を用いて画像の取り込みを行うことから、構造をシンプルにすることができ、且つ、筐体を小型化し、消費電力を低減することができる。尚、カラー画像を読み込む場合には、LED52にR(赤)G(緑)B(青)の3色のLED光源を組み合わせ、ラインセンサ54としてRGB3色用の3列一組のセンサを用いれば良い。
また、CIS50による画像読み取りに際して、この読み取り部を構成する搬送路に、CIS50の筐体から延びる制御部材55、制御部材55によって押し付けられた用紙を突き当てる突き当て部材60を備えている。また、この突き当て部材60の下流側にはガイド部材61が設けられ、このガイド部材61と突き当て部材60との間には開口部63を構成し、更に、ガイド部材61の下部であって開口部63に連続する箇所には、原稿の表面に付着してきたごみや汚れを溜めるごみ溜め部62が設けられている。制御部材55および突き当て部材60は、原稿の搬送路に直交する方向に(即ち、原稿送り装置の前面から後面の方向に)、原稿送り装置の前面から後面まで、搬送路の位置に対応して設けられている。
CIS50は、光学結像レンズにセルフォックレンズ53を採用していることから、焦点(被写界)深度が浅い。図3は、レンズ結像性能として焦点深度を説明するための図である。この図3には、本実施の形態におけるスキャナ装置70等の縮小光学系を用いたレンズ深度(7.8Lp/mm)のMTF(Modulation Transfer Function)、およびセルフォックレンズ53を用いたレンズ深度(6Lp/mm)のMTFの一例が示されている。この「Lp/mm」は、1mmの間に黒と白とのラダーパターンが幾つ存在するか、を示した値である。また、MTFは、被写体の持つ空間的な情報(コントラスト)を、低周波域(粗い稿目)から高周波域(細かい縞目)まで如何に忠実に再現するかを周波数特性で表したものである。図3の縦軸はMTF(%)を示し、横軸は、プラテンガラス上等のベストとなるピント位置から、1mmずつ離した状態、1mmずつ近付けた状態を示している。
例えば、原稿の読み取りに際してMTF20%以上を目標とすると、本実施の形態におけるスキャナ装置70を用いた場合には、±4mm程度でも一定のピントが合い、被写界深度を深くとることができる。一方、セルフォックレンズ53を用いた場合には、MTF20%以上を目標とすると、被写界深度が±0.3mm程度と浅く、スキャナ装置70を用いた場合に比べて約1/13以下の深度となっている。即ち、本実施の形態におけるCIS50による読み取りに際しては、原稿の読み取り位置を所定の狭い範囲内に定めることが要求される。
そこで、本実施の形態では、制御部材55を設け、原稿を制御部材55によって突き当て部材60に押し当てて搬送し、プラテンロール19とアウトロール20との間にある原稿の姿勢を安定的に制御できるように構成した。図2の実線矢印に示す「用紙の動きB」は、制御部材55が存在しない場合の用紙の動きを示したものであり、二点鎖線矢印に示す「用紙の動きA」は、制御部材55を設けた場合の用紙の動きを示したものである。「用紙の動きA」では、原稿が突き当て部材60に押し当てられて搬送されることが理解できる。即ち、制御部材55によって搬送される原稿を突き当て部材60に押し当てられた状態にて読み取ることで、被写界深度の浅いCIS50を用いた場合のピントの甘さを改善している。
次に、図1に示す処理装置80について説明する。
図4は、処理装置80を説明するためのブロック図である。本実施の形態が適用される処理装置80は、大きく、センサ(CCDイメージセンサ78およびラインセンサ54)から得られた画像情報を処理する信号処理部81と、原稿送り装置10およびスキャナ装置70を制御する制御部90とを備えている。信号処理部81は、アナログ信号の処理を行うAFE(Analog Front End)82、アナログ信号をディジタル信号に変換するADC(Analog to Digital Converter)83、ディジタル信号に対してシェーディング補正やオフセット補正等の各種処理を施すディジタル処理部84を備え、ディジタル処理部84により処理されたディジタル信号は、ホストシステムへ出力され、例えば、プリンタへ画像情報として出力される。
一方、制御部90は、各種両面読み取りの制御や片面読み取りの制御等を含め、原稿送り装置10およびスキャナ装置70の全体を制御する画像読み取りコントロール91、第1のセンサであるCCDイメージセンサ78およびCIS50を制御するCCD/CISコントロール92、読み取りタイミングに合わせてCIS50のLED52やフルレートキャリッジ73の照明ランプ74を制御するランプコントロール93、スキャナ装置70におけるモータのオン/オフなどを行いフルレートキャリッジ73とハーフレートキャリッジ75とのスキャン動作を制御するスキャンコントロール94、原稿送り装置10におけるモータの制御、各種ロールの動作やフィードクラッチの動作、ゲートの切り替え動作等を制御する搬送機構コントロール95を備えている。これらの各種コントロールからは、原稿送り装置10およびスキャナ装置70に対して制御信号が出力され、かかる制御信号に基づいて、これらの動作制御が可能となる。画像読み取りコントロール91は、ホストシステムからの制御信号や、例えば自動選択読み取り機能に際して検出されるセンサ出力、ユーザからの選択等に基づいて、読み取りモードを設定し、原稿送り装置10およびスキャナ装置70を制御している。
ここで、本実施の形態では、原稿送り装置10による原稿搬送によって画像を読み取る際、第2プラテンガラス72Bを介してプラテンロール19に搬送される原稿をスキャナ装置70(CCDイメージセンサ78)を用いて読み取ることが可能であると共に、原稿送り装置10に設けられたCIS50を用いて読み取ることが可能である。しかしながら、前述のように、スキャナ装置70の機構を用いたCCDイメージセンサ78による読み取りと、CIS50のセルフォックレンズ53を用いた読み取りの場合とでは、その焦点深度の深さが異なり、解像特性に差が生じてしまう。特に、写真等のカラー画像を読み込む場合には、両者の読み込みにて色合わせが困難となり、両者の読み込みにて得られる画質が異なってしまう。そこで、本実施の形態では、複数の読み取りモードを準備し、装置の設定状態、原稿の種類、ユーザの選択等に基づいて、最適なモードの選択を可能としている。
図5は、図4に示す画像読み取りコントロール91によって実行される処理の一例を示したフローチャートである。画像読み取りコントロール91では、まず、搬送される原稿が片面原稿か否かが判断される(ステップ101)。この判断は、例えば、スキャナ装置70上に設けられたコントロールパネル(図示せず)を用いたユーザからの選択や、例えば自動選択読み取り機能が働いている場合には、画像読み込み前の第1搬送路31上の搬送路両側に設けられたセンサ(図示せず)等によって認識することができる。また、ホストシステムからの要請や、ネットワーク等を介したユーザからの選択なども考えられる。このステップ101で片面原稿であると判断される場合には、1パス(反転パスを用いない1回だけの原稿搬送パス)による片面読み取りが行われる(ステップ102)。この1パスによる片面読み取りでは、CCDイメージセンサ78による読み取りとCIS50による読み取りとをどちらを選択しても良いが、より高画質な画像読み取りを実現する場合には、CCDイメージセンサ78による読み取りを選択することが好ましい。かかる際には、原稿トレイ11上に、上向きに片面の原稿部分が存在すると共に原稿の1ページ目が上に来るように載置し、この1ページ目から原稿を搬送して順に読み取られる。
ここで、ステップ101で片面原稿ではない場合、即ち、両面原稿である場合には、原稿が白・黒原稿であるか否かが判断される(ステップ103)。このステップ103の判断は、ステップ101と同様に、ユーザからの選択または自動選択読み取り機能によって判断される。カラー原稿であってもユーザが白・黒読み取りを望む場合もある。白・黒読み取りを行わない場合、即ち、カラー読み取りを行う場合には、画質が重視されるか否かが判断される(ステップ104)。例えば、カラー写真やパンフレット等のカラー画像の場合には、一般に、読み取り速度を上げる生産性よりも画質が重視される。かかる判断もユーザの設定等によってなされる。このステップ104で画質を重視すると判断される場合には、第1の両面読み取りモードである、反転パスによる両面読み取りが実行される(ステップ105)。即ち、CIS50による読み取りを行わず、原稿の第1面および原稿の第2面を共に第1のセンサであるCCDイメージセンサ78によって読み取るのである。これによって、原稿の第1面および原稿の第2面に対し、共に、焦点深度の深い読み取り手段を用いた高画質な両面読み取りが可能となる。
一方、ステップ103で白・黒読み取りを行う場合、または、ステップ104で、カラー画像出力を必要とする場合であっても、例えばビジネスカラー等の微妙な色合い等が重視されない場合や、プラス1カラーの場合(黒以外に赤や青等、他の1色のカラーを含む場合)など、画質をあまり重視せず、生産性等の他の要因が重視される場合には、第2の両面読み取りモードである、反転パスを用いない、1パスによる両面同時読み取りが行われる(ステップ106)。即ち、第1のセンサであるCCDイメージセンサ78によって第1面を読み取り、この読み取りの搬送パスに際して、同じ搬送パスにてCIS50による第2面の読み取りが行われる。これによって、同一の読み取り部へ原稿を2度、搬送する必要がなく、原稿読み取りスピードを向上させることができると共に、搬送パスが簡潔化されることで、原稿づまり(JAM)等の原稿搬送トラブルを抑制することができる。尚、前述したように、「同時読み取り」とは、必ずしも時間的に一致する場合を意味するものではなく、両面を1回のパスにてほぼ同時期に読み取るという意味である。
尚、図5に示す処理フローを簡潔化し、両面原稿読み取りにおいて、白黒原稿の読み取りの場合には、ステップ106の両面同時読み取りを実行し、カラー原稿の場合には、ステップ105の反転パスによって順次、原稿を読み取るように構成することも可能である。また、原稿面の種類に応じて、これらのモードをミックスして用いることもできる。
次に、各原稿読み取りモードにおける原稿の搬送方法について、図6および図7を用いて説明する。
図6(a),(b)は、図5のステップ102に示した1パスによる片面読み取りモードと、ステップ106に示した1パスによる両面同時読み取りである第2の両面読み取りモードの原稿パスを示した図である。図6(a)に示すように、原稿トレイ11に載置された原稿は、ナジャーロール13、フィードロール14およびリタードロール15、テイクアウェイロール16によって、第1搬送路31に順次、供給される。供給された原稿は、図6(b)に示すように、プラテンロール19の読み取り部およびCIS50の読み取り部を経由して、搬送路切替ゲート42によって第2搬送路32に移動し、排出トレイ40に、順次、排出される。片面読み取りの場合には、プラテンロール19の箇所にて、下方から、図1に示すスキャナ装置70のCCDイメージセンサ78を用いた読み取りがなされる。但し、前述のように、CIS50を用いた片面読み取りも可能である。また、1パスによる両面同時読み取りの場合には、スキャナ装置70のCCDイメージセンサ78を用いて第1面を読み取り、同一搬送時にCIS50を用いて第2面を読み取る。これによって、1回の原稿パスによって両面の原稿読み取りを行うことが可能となる。
図7(a)〜(d)は、図5のステップ105に示した反転パスによる両面読み取り、即ち、第1の両面読み取りモードを説明するための図である。図7(a)に示すように、原稿トレイ11に載置された原稿は、第1搬送路31に順次、供給され、図1に示すスキャナ装置70のCCDイメージセンサ78を用いて、プラテンロール19の箇所にて下方から読み取りがなされる。そして、搬送路切替ゲート42によって第3搬送路33を経由し、第4搬送路34へ移動する。第3搬送路33を完全に抜けた原稿は、図7(b)に示すように、インバータロール22およびインバータピンチロール23によってスイッチバックし、第5搬送路35に供給される。
第5搬送路35に供給された原稿は、再度、第1搬送路31に供給される。そして、図7(c)に示すように、原稿がスキャナ装置70のCCDイメージセンサ78によって下方から読み取られる。このとき、原稿は、図7(a)に示す場合とは表裏が反転した状態にあり、第1面とは表裏を異ならせる第2面が読み取られることとなる。第2面が読み取られた原稿は、表裏が反転された状態にあり、そのまま排出トレイ40に排出すると積載された読み取り後の原稿のページ順が狂うことになる。そこで、図7(c)に示すように、第2面の読み取りが完了した原稿を搬送路切替ゲート42を用いて第3搬送路33を経由させ、第4搬送路34に移動する。第4搬送路34に供給され、出口切替ゲート43の部分を完全に通過した原稿は、図7(d)に示すように出口切替ゲート43によって第6搬送路36を経由し排出トレイ40に排出される。これによって、原稿における表裏両面の画像を順次、読み取る第1の両面読み取りモードにおいて、読み取り後の原稿のページ順を揃えることが可能となる。
次に、CIS50に取り付けられるカバー51およびこのカバー51の取り付け構造について説明する。図8(a)は、CIS50の側面図を示しており、図8(b)は図8(a)をVIIIb方向(搬送経路側)からみた下面図である。
本実施の形態において、カバー51は、例えばアクリルやポリカーボネート等の樹脂からなり、その表面(搬送経路との対向側)には所定のハードコートが施されている。
また、CIS50のハウジング56の下側両端部には、カバー51を装着し且つ固定するためのおさえばね57が設けられている。このおさえばねの取り付け部位は、搬送され得る原稿の搬送方向に直交する方向における最大サイズよりも外側にある。
本実施の形態では、図2に示すように、突き当て部材60近傍の搬送経路が湾曲しており、原稿は、湾曲した状態で搬送されるようになっている。そして、CIS50は湾曲する搬送経路の湾曲部内側に、スキャナ装置70(CCDイメージセンサ78)は湾曲する搬送経路の湾曲部外側に配設されている。また、上述したように、CIS50には搬送経路側に制御部材55が取り付けられている。このため、搬送されてくる原稿は、突き当て部材60に接触した状態、別の観点から見れば、CIS50に設けられたカバー51から離間した状態で搬送され読み取られていく。したがって、カバー51面に原稿の汚れが付着したり、カバー51が原稿によってこすられて傷ついたりするといった事態は生じない。
このようにして原稿が搬送されるため、本実施の形態では、カバー51として、ガラスのように硬い材料ではなく、弾性を有する透明材料としての透明樹脂を用いることができる。また、樹脂は一般的にガラスよりも軽量であるため、CIS50ひいては原稿送り装置10を軽量化することができ、原稿送り装置10の開閉動作をより少ない力で行うことが可能となる。さらに、カバー51としてガラス製のものを用いた場合には、割れ発生時の破片の飛び散り等を考慮して、ハウジング56に対してカバー51を接着等によって完全に固定する必要があったが、本実施の形態のようにカバー51として樹脂製のものを用いた場合には、おさえばね57等の簡易な構成によってハウジング56に対してカバー51を取り付けることができる。このため、仮にカバー51に汚れや傷がついたり、あるいは割れたりした場合にも、カバー51だけを交換すればよいこととなり、メンテナンス性も向上する。
さらにまた、装置本体としてのスキャナ装置70に対して移動体としての原稿送り装置10が開閉自在に配設されているため、原稿送り装置10の開閉動作に伴うスキャナ装置70との衝突で、カバー51が衝撃を受け、割れてしまうおそれがあるが、本実施の形態では、カバー51として樹脂を用いているため、カバー51が割れ、突き当て部材60、第1プラテンガラス72A、第2プラテンガラス72B側に落下してしまうような場合にも、ガラスのような鋭利な破片とはなりにくく、ある程度ユーザの安全を確保することができる。
また、本実施の形態では、第2の読み取り部としてのCIS50に設けられるカバー51が樹脂製であるのに対し、第1の読み取り部としてのスキャナ装置70に設けられる第2のプラテンガラス72Bはガラス製である。本実施の形態では、原稿を第2のプラテンガラス72Bに押し付けながら読み取りを行っており、この部位ではある程度の硬さが要求されるためである。つまり、本実施の形態では、原稿を保護部材に接触させながら読み取る場合にはガラスを用い、原稿を保護部材に接触させずに読み取る場合には樹脂を用いているともいえる。
―実施の形態2―
本実施の形態は、実施の形態1と略同様であるが、CIS50に取り付けられるカバー51の取り付け構造を異ならせたものである。なお、本実施の形態において、実施の形態1と同様のものについては、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
図9は、CIS50を用いた読み取り構造を説明するための図であり、図10(a)は、CIS50の側面図、図10(b)は図10(a)をXb方向(搬送経路側)からみた下面図である。
本実施の形態において、カバー51は、実施の形態1と同様、例えばアクリルやポリカーボネート等の樹脂からなり、その表面(搬送経路との対向側)には所定のハードコートが施されている。また、CIS50のハウジング56の下部には内側に向かって突出する凸部58が形成されており、この凸部58によって形成されたレールに対してカバー51がはめ込まれるようになっている。
本実施の形態においても、カバー51として樹脂を用いることにより、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。また、カバー51の両側を凸部58によって固定しているので、原稿送り装置10が揺動する際にも安定した状態を保つことができる。
本実施の形態が適用される画像読み取り装置を示した図である。 実施の形態1において、CISを用いた読み取り構造を説明するための図である。 レンズ結像性能として焦点深度を説明するための図である。 処理装置を説明するためのブロック図である。 画像読み取りコントロールによって実行される処理の一例を示したフローチャートである。 (a),(b)は、1パスによる片面読み取りモードと、1パスによる両面同時読み取りである第2の両面読み取りモードの原稿パスを説明するための図である。 (a)〜(d)は、反転パスによる両面読み取りを説明するための図である。 (a),(b)は、実施の形態1において、CISに対するカバーの取り付け構造を説明するための図である。 実施の形態2において、CISを用いた読み取り構造を説明するための図である。 (a),(b)は、実施の形態2において、CISに対するカバーの取り付け構造を説明するための図である。
符号の説明
10…原稿送り装置、11…原稿トレイ、13…ナジャーロール、19…プラテンロール、20…アウトロール、22…インバータロール、23…インバータピンチロール、31…第1搬送路、32…第2搬送路、33…第3搬送路、34…第4搬送路、35…第5搬送路、36…第6搬送路、40…排出トレイ、41…バッフル、42…搬送路切替ゲート、43…出口切替ゲート、50…CIS(Contact Image Sensor)、51…カバー、52…LED(Light Emitting Diode)、53…セルフォックレンズ、54…ラインセンサ、55…制御部材、56…ハウジング、57…おさえばね、58…凸部、60…突き当て部材、70…スキャナ装置、72A…第1プラテンガラス、72B…第2プラテンガラス、73…フルレートキャリッジ、74…照明ランプ、75…ハーフレートキャリッジ、76A…第1ミラー、76B…第2ミラー、76C…第3ミラー、77…結像用レンズ、78…CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ、80…処理装置、81…信号処理部、90…制御部

Claims (13)

  1. 搬送される原稿が突き当てられる突き当て部材と、
    前記突き当て部材に対向配置され、前記突き当て部材に突き当てられながら搬送される原稿上の画像を読み取る読み取りセンサと、
    前記突き当て部材と前記読み取りセンサとの間に設けられて当該読み取りセンサを保護する、弾性を有する透明材料からなる保護部材と
    を有する画像読み取り装置。
  2. 前記保護部材は、原稿から離間した位置に配置されることを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
  3. 前記保護部材は、アクリル樹脂またはポリカーボネート樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
  4. 前記読み取りセンサは、CIS(Contact Image Sensor)センサからなることを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
  5. 原稿が湾曲して搬送される搬送経路と、
    湾曲される原稿の内側から当該原稿上の画像を読み取る読み取りセンサと、
    前記読み取りセンサと前記搬送経路との間に設けられて当該読み取りセンサを保護する、弾性を有する透明材料からなる保護部材と
    を有する画像読み取り装置。
  6. 前記読み取りセンサが収容されると共に、当該読み取りセンサの読み取り面が対向配置され且つ前記保護部材が装着される開口部を備えたハウジングをさらに有することを特徴とする請求項5記載の画像読み取り装置。
  7. 前記保護部材が前記ハウジングに対して着脱自在に設けられることを特徴とする請求項5記載の画像読み取り装置。
  8. 原稿が搬送される搬送経路の上側に配設され、搬送される原稿の上面の画像を読み取る読み取りセンサと、
    前記読み取りセンサによる原稿の読み取り位置と当該読み取りセンサとの間に設けられる、透明樹脂からなる板状部材と
    を有する画像読み取り装置。
  9. 前記板状部材は、前記搬送経路から離間した位置に配置されることを特徴とする請求項8記載の画像読み取り装置。
  10. 原稿が湾曲して搬送される搬送経路と、
    前記搬送経路の湾曲部外側から当該原稿の第1面を読み取る第1の読み取り部と、
    前記搬送経路の湾曲部内側から当該原稿の第2面を読み取る第2の読み取り部とを備え、
    前記第1の読み取り部は、
    原稿の第1面の画像を読み取る第1のセンサと、
    前記第1のセンサによる読み取り位置と当該第1のセンサとの間に設けられて当該第1のセンサを保護する、ガラスからなる第1の保護部材とを有し、
    前記第2の読み取り部は、
    原稿の第2面の画像を読み取る第2のセンサと、
    前記第2のセンサによる読み取り位置と当該第2のセンサとの間に設けられて当該第2のセンサを保護する、樹脂からなる第2の保護部材とを有することを特徴とする画像読み取り装置。
  11. 前記第1の読み取り部は固定配設される装置本体に設けられ、
    前記第2の読み取り部は前記装置本体に対して移動自在に取り付けられる移動体に設けられることを特徴とする請求項10記載の画像読み取り装置。
  12. 下向きに開口する開口部を有するハウジングと、
    前記ハウジングに収容されると共に、読み取り面が前記開口部に対向配置される読み取りセンサと、
    前記開口部を覆う、透明樹脂からなるカバーと
    を有する画像読み取りモジュール。
  13. 前記ハウジングに対して前記カバーが着脱自在に設けられることを特徴とする請求項12記載の画像読み取りモジュール。
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