JP2005167370A - 放送受信装置、映像信号出力装置、放送受信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明は、映像表示装置に生じる焼付けを軽減させることを目的としている。
【解決手段】 映像が含まれる放送を受信する手段(10)と、放送にOSD表示が重畳されるか否かを判断する手段(18)と、放送にOSD表示が重畳されると判断された場合はOSD表示が重畳される映像の明るさを検出する手段(18)と、検出された映像の明るさに合わせて予め設定されたテーブルに基づいて出力する映像の、明るさを決定する手段(18)と、検出した明るさと決定した明るさを比較し、検出した明るさと決定した明るさが異なる場合は決定した明るさで映像信号を出力する手段(18)とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 映像が含まれる放送を受信する手段(10)と、放送にOSD表示が重畳されるか否かを判断する手段(18)と、放送にOSD表示が重畳されると判断された場合はOSD表示が重畳される映像の明るさを検出する手段(18)と、検出された映像の明るさに合わせて予め設定されたテーブルに基づいて出力する映像の、明るさを決定する手段(18)と、検出した明るさと決定した明るさを比較し、検出した明るさと決定した明るさが異なる場合は決定した明るさで映像信号を出力する手段(18)とを備える。
【選択図】 図1
Description
この発明は、放送を受信して出力する放送受信装置に関する。またこの発明は、映像表示装置に生じる焼付けを軽減させることを目的とした放送受信装置に関する。
現在、プラズマディスプレーやプロジェクションTV、直視管(ブラウン管)等の映像表示装置において、例えばOSD(オン・スクリーン・ディスプレー)を表示することによって、焼付けが生じるという問題がある。
特許文献1には、ピーク輝度検出器により検出された平均輝度値から低変化画像を検出し、低変化画像が検出された場合は映像信号の輝度を減少させてPDP(プラズマ・ディスプレイ・パネル)上に表示する技術が開示されている。しかしながら、この特許文献1では具体的な処理の方法が開示されておらず、製品に応用するという意味ではまだ充分ではなかった。
特開2001−75529号公報
従来の放送受信装置は、例えばOSD(オン・スクリーン・ディスプレー)を表示することによって、プラズマディスプレーやプロジェクションTV、直視管(ブラウン管)等の映像表示装置に焼付けを生じさせることがあるという問題があった。
この発明に係る放送受信装置は、映像が含まれる放送を受信する放送受信手段と、受信された放送にOSD表示が重畳されるか否かを判断するOSD表示判断手段と、受信された放送にOSD表示が重畳されると判断された場合はOSD表示が重畳される映像の明るさを検出する明るさ検出手段と、前記検出された映像の明るさに合わせて予め設定されたテーブルに基づいて出力する映像の明るさを決定する明るさ決定手段と、前記検出した明るさと前記決定した明るさを比較し、検出した明るさと決定した明るさが異なる場合は前記決定した明るさで映像信号を出力する映像信号出力手段とを備えるように構成している。
またこの発明に係る放送受信方法は、映像が含まれる放送を受信するステップと、受信された放送にOSD表示が重畳されるか否かを判断するステップと、受信された放送にOSD表示が重畳されると判断された場合はOSD表示が重畳される映像の明るさを検出するステップと、前記検出された映像の明るさに合わせて予め設定されたテーブルに基づいて出力する映像の明るさを決定するステップと、前記検出した明るさと前記決定した明るさを比較し、検出した明るさと決定した明るさが異なる場合は前記決定した明るさで映像信号を出力するステップとを備えるように構成している。。
上記した構成によれば、例えばOSD(オン・スクリーン・ディスプレー)を表示することによって、プラズマディスプレーやプロジェクションTV、直視管(ブラウン管)等の映像表示装置に生じさせる恐れのある焼付けを軽減させることが可能となる。
以下、図面を参照してこの発明に係る実施の形態を説明する。
図1はこの発明の実施の形態を示すもので、放送受信装置の概略を示すブロック図である。
符号9は放送を受信するアンテナである。この発明はアナログ放送でもよいが、ここではデジタル放送を例にとって説明する。符号10は放送受信部(放送受信手段)、符号11はTS処理部、符号12はMPEGデコード部、符号13はグラフィック重畳部、符号14は映像信号処理部(映像信号出力手段)、符号15は画像表示部(映像表示手段)、符号16は音声信号処理部(音声信号出力手段)、符号17はスピーカ(音声出力手段)、符号18はCPU、符号20はEEPROM等のメモリ(記憶媒体)である。メモリ20には、後述するAPL(Average Picture Level、平均輝度レベル)に合わせてOSDの明るさを決定するためのテーブルが設定される。
符号30は放送受信装置、符号40は放送受信装置30を制御するリモコンである。
CPU18は放送受信装置30内に設けられた放送受信部10、TS処理部11、MPEGデコード部12、グラフィック重畳部13、映像信号処理部14、画像表示部15、音声信号処理部16、スピーカ17、メモリ19、電源20に接続され、それぞれを制御する。
アンテナ9で映像が含まれるデジタル放送が受信され、放送受信部10へ出力される。放送受信部10ではデジタル放送が選局され、選局された放送がTS処理部(Transport Stream処理部)12へ出力される(放送受信手段)。
TS処理部11ではデジタル放送のTransport StreamがDemux(デマルチプレクス)処理され、MPEGデコード部12へ出力される。MPEGデコード部12ではTransport StreamがDemux処理された放送信号がMPEGデコード処理されて出力される。
ここで、MPEGデコード処理は上記デジタル放送がMPEG4圧縮の形態で送信される場合はMPEG4のデコード処理が行われ、上記デジタル放送がMPEG2圧縮の形態で送信される場合はMPEG2のデコード処理が行われる。また、上記デジタル放送がH246圧縮の形態で送信される場合はH246のデコード処理が行われる。
MPEGデコード部12でデコード処理されて出力された放送信号はグラフィック重畳部13へ入力される。グラフィック重畳部13では所定のグラフィックが重畳され、映像信号処理部14へ出力される。ここでのグラフィックはOSD表示も含むものである。映像信号処理部14では所定のグラフィック(OSD含む)が重畳された放送信号の映像処理を行い、画像表示部(映像表示部)15へ映像信号を出力する。
また、CPU18と映像信号処理部14の間で通信が行われ、CPU18は、後述するように、映像信号処理部14へ入力される映像信号を用いて、APL(Average Picture Level)を用いて、受信された放送にOSD表示が重畳されるか否かを判断する(OSD表示判断手段)。受信された放送にOSD表示が重畳されると判断された場合はOSD表示が重畳される映像の明るさを検出する(明るさ検出手段)。尚、映像信号の明るさ検出においては、映像全体の検出であってもよいし、映像信号の一部の検出であってもよい。また、検出された映像の明るさに合わせて予め設定されたテーブル(メモリ20に設定されている)に基づいて出力する映像の明るさを決定する(明るさ決定手段)。また、検出した明るさと前記決定した明るさを比較し、検出した明るさと決定した明るさが異なる場合は前記決定した明るさで映像信号を出力する(映像信号出力手段)。画像表示部(映像
表示部)15ではこれらの映像信号を受信し、映像を表示する。
表示部)15ではこれらの映像信号を受信し、映像を表示する。
また、MPEGデコード部12でデコード処理されて出力された放送信号は音声信号処理部16へ出力される。音声信号処理部14ではAC3等の音声圧縮のデコード処理を行い、スピーカ(音声出力部)17へ音声信号を出力する。スピーカ(音声出力部)17では音声信号を受信し、音声を出力する。
CPU18は、特に図示しないが時計に接続されている。後述するOSD表示があるか否かの定期的な処理はこの時計を使用する。
リモコン40はユーザに操作される。後述するが、テーブルは設定されているので、メモリ20に予め設定されているテーブル(検出された映像の明るさに合わせて出力するOSDの明るさがCPU18で決定されるために使用される)はユーザに操作によって適宜変更することが可能である。
図2はこの発明の実施の形態を示すもので、OSD表示の一例を示す図である。ここでは、北米で実施されているV−CHIP(視聴制限)のOSD表示を例にとって説明する。
この例ではV−CHIPによって放送番組の視聴制限が係り、PDP等の画像表示部(映像表示部)15に放送を表示できない旨のOSD表示が行われる。ここで、このOSD表示は設定を変更するとか、受信する放送を変更する等の何らかのユーザーによる操作が行われない限り、パーマネントに表示される。上記のように、OSD表示が長時間放置されると、例えばPDP等の画像表示部(映像表示部)15ではその部分が他の部分より強く焼付き、いわゆる、焼付きが問題となる。そこで、この発明においては、検出された映像の明るさに合わせて予め設定されたテーブルに基づいて出力する映像の明るさを決定するように構成する。
図3は、この発明の実施の形態を示すもので、検出された映像の明るさに合わせて映像の明るさを決定して出力するための予め設定されたテーブルを示す図である。
上記のように、CPU18は、映像信号処理部14へ入力される映像信号を用いて、APL(Average Picture Level)を用いて、受信された放送にOSD表示が重畳されるか否かを判断する。このとき、検出されたAPLによってOSDの明るさを決定する。
検出されるAPLデータをそのデータ数に応じて、複数段階に分ける。そして、それらの各段階にあわせて、出力するOSDの明るさを決めるためのテーブルを用意する。
ここでは、検出されたAPLデータの段階が低いほど受信映像は暗く、APLデータの段階が高いほど受信映像は明るいものとする。そして、それらに対応するように出力するOSDの 明るさの段階も、APL段階が低いほどOSD出力を暗く、APL段階が高いほどOSD出力を明るくするように決定する。
例えば、APLデータが00(HEX:Hexagonal(16進数))以下の場合はAPLの段階を1、OSDの段階は1、OSD出力を20(HEX)とする。また、APLデータが40(HEX)以下で00(HEX)を超える場合はAPLの段階を2、OSDの段階を2、OSD出力を40(HEX)、APLデータが60(HEX)以下で40(HEX)を超える場合はAPLの段階を3、OSDの段階を3、OSD出力を80(HEX)、APLデータが80(HEX)以下で60(HEX)を超える場合はAPLの段階を4、OSDの段階を4、OSD出力をA0(HEX)、APLデータがFF(HEX)以下
で80(HEX)を超える場合はAPLの段階を5、OSDの段階を5、OSD出力をB0(HEX)とする。これらの決定はテーブルを用いてCPU18によって行われる。
で80(HEX)を超える場合はAPLの段階を5、OSDの段階を5、OSD出力をB0(HEX)とする。これらの決定はテーブルを用いてCPU18によって行われる。
図4はこの発明の実施の形態を示すもので、放送受信装置の動作を説明するフローチャートである。
符号100はここでのスタート(開始)ステップである。続いて符号101を付したステップへ進む。
符号101は上記のように時計を用いて所定時間(例えば500ms)経過したか否かを判断するステップである。所定時間経過したと判断する場合は符号102を付したステップへ進む(Yes)。所定時間経過したと判断しない場合は符号101を付したステップへ戻り上記処理を行う(No)。これによって所定時間毎に定期的にAPLの検出を行う。
符号102はOSD表示が指示された(放送信号に重畳された)か否かを判断するステップである。OSD表示が指示された(放送信号に重畳された)と判断する場合は符号103を付したステップへ進む(Yes)。OSD表示が指示されない(放送信号に重畳されない)と判断する場合は符号108を付したステップへ進む(No)。
符号103は映像信号処理部14へ入力される映像信号のAPLを検出するステップである。尚、入力映像信号のAPL検出においては、映像全体のAPL検出であってもよいし、映像の一部のAPL検出であってもよい。続いて符号104を付したステップへ進む。
符号104は検出されたAPLに合わせて、上記の予め設定されたテーブルに基づいて、OSDの明るさを決定するステップである。続いて符号105を付したステップへ進む。
符号105は上記検出されたAPLに基づく現在の明るさと上記決定された明るさを比較し、現在の明るさと決定された明るさは異なるか否かを判断するステップである。現在の明るさと決定された明るさは異なると判断する場合は符号106を付したステップへ進む(Yes)。現在の明るさと決定された明るさは異なると判断しない場合は符号108を付したステップへ進む(No)。
符号106は決定された明るさでOSDを出力するステップである。続いて符号108を付したステップへ進む。
符号108はエンド(終了)ステップであり、ここでの処理は終了する。
図5はこの発明の、他の実施の形態を示すもので、放送受信装置の動作を説明するフローチャートである。
符号100はここでのスタート(開始)ステップである。続いて符号101を付したステップへ進む。
符号101は上記のように時計を用いて所定時間(例えば500ms)経過したか否かを判断するステップである。所定時間経過したと判断する場合は符号102を付したステップへ進む(Yes)。所定時間経過したと判断しない場合は符号101を付したステップへ戻り上記処理を行う(No)。これによって所定時間毎に定期的にAPLの検出を行
う。
う。
符号102はOSD表示が指示された(放送信号に重畳された)か否かを判断するステップである。OSD表示が指示された(放送信号に重畳された)と判断する場合は符号103aを付したステップへ進む(Yes)。OSD表示が指示されない(放送信号に重畳されない)と判断する場合は符号108を付したステップへ進む(No)。
符号103aは映像信号処理部14へ入力される映像信号のAPLを検出するステップである。尚、入力映像信号のAPL検出においては、映像全体のAPL検出であってもよいし、映像の一部のAPL検出であってもよい。続いて符号103bを付したステップへ進む。
符号103bはAPLの変化が一定時間(ここでは1分間)ない(APLが1分間同じ)か否かを検出するステップである。APLの変化が一定時間(ここでは1分間)ない(APLが1分間同じ)と判断された場合は符号104を付したステップへ進む(Yes)。APLの変化が一定時間(ここでは1分間)ない(APLが1分間同じ)と判断されない場合は符号103aを付したステップへ進む(No)。
符号104は検出されたAPLに合わせて、上記の予め設定されたテーブルに基づいて、OSDの明るさを決定するステップである。続いて符号105を付したステップへ進む。
符号105は上記検出されたAPLに基づく現在の明るさと上記決定された明るさを比較し、現在の明るさと決定された明るさは異なるか否かを判断するステップである。現在の明るさと決定された明るさは異なると判断する場合は符号106を付したステップへ進む(Yes)。現在の明るさと決定された明るさは異なると判断しない場合は符号108を付したステップへ進む(No)。
符号106は決定された明るさでOSDを出力するステップである。続いて符号108を付したステップへ進む。
符号108はエンド(終了)ステップであり、ここでの処理は終了する。
このように構成することで、OSDの明るさが頻繁に変わることによる、いわゆるちらつき、を軽減することが可能となる。
図6はこの発明の実施の形態を示すもので、放送受信装置の動作を説明するフローチャートである。
符号100はここでのスタート(開始)ステップである。続いて符号101を付したステップへ進む。
符号101は上記のように時計を用いて所定時間(例えば500ms)経過したか否かを判断するステップである。所定時間経過したと判断する場合は符号102を付したステップへ進む(Yes)。所定時間経過したと判断しない場合は符号101を付したステップへ戻り上記処理を行う(No)。これによって所定時間毎に定期的にAPLの検出を行う。
符号102はOSD表示が指示された(放送信号に重畳された)か否かを判断するステップである。OSD表示が指示された(放送信号に重畳された)と判断する場合は符号1
03を付したステップへ進む(Yes)。OSD表示が指示されない(放送信号に重畳されない)と判断する場合は符号108を付したステップへ進む(No)。
03を付したステップへ進む(Yes)。OSD表示が指示されない(放送信号に重畳されない)と判断する場合は符号108を付したステップへ進む(No)。
符号103は映像信号処理部14へ入力される映像信号のAPLを検出するステップである。尚、入力映像信号のAPL検出においては、映像全体のAPL検出であってもよいし、映像の一部のAPL検出であってもよい。続いて符号104を付したステップへ進む。
符号104は検出されたAPLに合わせて、上記の予め設定されたテーブルに基づいて、OSDの明るさを決定するステップである。続いて符号105を付したステップへ進む。
符号105は上記検出されたAPLに基づく現在の明るさと上記決定された明るさを比較し、現在の明るさと決定された明るさは異なるか否かを判断するステップである。現在の明るさと決定された明るさは異なると判断する場合は符号206を付したステップへ進む(Yes)。現在の明るさと決定された明るさは異なると判断しない場合は符号108を付したステップへ進む(No)。
符号206は決定された明るさになるように、ここでは1秒間かけて徐々に明るさを変更してOSDを出力するステップである。続いて符号108を付したステップへ進む。
符号108はエンド(終了)ステップであり、ここでの処理は終了する。
このように構成することで、OSDの明るさが急激に変わることによるちらつきを軽減することが可能となる。
図7はこの発明の実施の形態を示すもので、放送受信装置の動作を説明するフローチャートである。
図7はこの発明の実施の形態を示すもので、放送受信装置の動作を説明するフローチャートである。
符号100はここでのスタート(開始)ステップである。続いて符号101を付したステップへ進む。
符号101は上記のように時計を用いて所定時間(例えば500ms)経過したか否かを判断するステップである。所定時間経過したと判断する場合は符号102aを付したステップへ進む(Yes)。所定時間経過したと判断しない場合は符号101を付したステップへ戻り上記処理を行う(No)。これによって所定時間毎に定期的にAPLの検出を行う。
符号102aはOSD表示が指示された(放送信号に重畳された)か否かを判断するステップである。OSD表示が指示された(放送信号に重畳された)と判断する場合は符号102bを付したステップへ進む(Yes)。OSD表示が指示されない(放送信号に重畳されない)と判断する場合は符号108を付したステップへ進む(No)。
符号102bはOSD表示がパーマネントか否かを判断するステップである。OSD表示は上記V−CHIPによる視聴制限表示やMUTE(音消)等のように、ユーザ操作を受けるまで表示を続けるパーマネント表示と、例えば北米TVセットでよく用いられる設定画面表示等のようなパートタイム表示(タイマーカウントによって15秒間程度で表示が消える)がある。特に、上記パーマネント表示はユーザ操作を受けるまで表示を続けるので、焼付きがより起こりやすいという問題がある。そこで、ここでは、OSD表示がパーマネントであると判断する場合は符号103を付したステップへ進む(Yes)。OSD表示がパーマネントであると判断しない場合は符号108を付したステップへ進む(Y
es)。
es)。
符号103は映像信号処理部14へ入力される映像信号のAPLを検出するステップである。尚、入力映像信号のAPL検出においては、映像全体のAPL検出であってもよいし、映像の一部のAPL検出であってもよい。続いて符号104を付したステップへ進む。
符号104は検出されたAPLに合わせて、上記の予め設定されたテーブルに基づいて、OSDの明るさを決定するステップである。続いて符号105を付したステップへ進む。
符号105は上記検出されたAPLに基づく現在の明るさと上記決定された明るさを比較し、現在の明るさと決定された明るさは異なるか否かを判断するステップである。現在の明るさと決定された明るさは異なると判断する場合は符号106を付したステップへ進む(Yes)。現在の明るさと決定された明るさは異なると判断しない場合は符号108を付したステップへ進む(No)。
符号106は決定された明るさでOSDを出力するステップである。続いて符号108を付したステップへ進む。
符号108はエンド(終了)ステップであり、ここでの処理は終了する。
このように構成することで、OSDのパーマネント表示による焼付きを軽減することが可能となる。
なお、この発明は上記した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその趣旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形して具体化することができる。
9…アンテナ、10…放送受信部(放送受信手段)、11…TS処理部、12…MPEGデコード部、13…グラフィック重畳部、14…映像信号処理部(映像信号出力手段)、15…画像表示部(映像表示手段)、16…音声信号処理部(音声信号出力手段)、17…スピーカ(音声出力手段)、18…CPU、20…メモリ(テーブル設定手段)、30…放送受信装置、40…リモコン。
Claims (13)
- 放送を受信して出力する放送受信装置において、
映像が含まれる放送を受信する放送受信手段と、
受信された放送にOSD表示が重畳されるか否かを判断するOSD表示判断手段と、
受信された放送にOSD表示が重畳されると判断された場合はOSD表示が重畳される映像の明るさを検出する明るさ検出手段と、
前記検出された映像の明るさに合わせて予め設定されたテーブルに基づいて出力する映像の明るさを決定する明るさ決定手段と、
前記検出した明るさと前記決定した明るさを比較し、検出した明るさと決定した明るさが異なる場合は前記決定した明るさで映像信号を出力する映像信号出力手段とを備えることを特徴とする放送受信装置。 - 放送を受信して出力する放送受信装置において、
映像が含まれる放送を受信する放送受信手段と、
受信された放送にOSD表示が重畳されるか否かを判断するOSD表示判断手段と、
受信された放送にOSD表示が重畳されると判断された場合はOSD表示が重畳される映像の明るさを検出する明るさ検出手段と、
前記検出された映像の明るさに合わせて予め設定されたテーブルに基づいて出力する映像の明るさを決定する明るさ決定手段と、
前記検出した明るさが予め設定した時間変化しないか否かを判断する明るさ時間判断手段と、
前記検出した明るさが予め設定した時間変化しないと判断した場合は前記検出した明るさと前記決定した明るさを比較し、検出した明るさと決定した明るさが異なる場合は前記決定した明るさで映像信号を出力する映像信号出力手段とを備えることを特徴とする放送受信装置。 - 放送を受信して出力する放送受信装置において、
映像が含まれる放送を受信する放送受信手段と、
受信された放送にOSD表示が重畳されるか否かを判断するOSD表示判断手段と、
受信された放送にOSD表示が重畳されると判断された場合はOSD表示が重畳される映像の明るさを検出する明るさ検出手段と、
前記検出された映像の明るさに合わせて予め設定されたテーブルに基づいて出力する映像の明るさを決定する明るさ決定手段と、
前記検出した明るさと前記決定した明るさを比較し、検出した明るさと決定した明るさが異なる場合は前記決定した明るさになるように予め設定した時間をかけて徐々に明るさを変更して映像信号を出力する映像信号出力手段とを備えることを特徴とする放送受信装置。 - 放送を受信して出力する放送受信装置において、
映像が含まれる放送を受信する放送受信手段と、
受信された放送にOSD表示が重畳されるか否かを判断するOSD表示判断手段と、
前記OSD表示はパーマネント表示であるか否かを判断するOSDパーマネント表示判断手段と、
受信された放送にOSD表示が重畳されると判断された場合は、前記OSD表示はパーマネント表示であると判断された場合に、OSD表示が重畳される映像の明るさを検出する明るさ検出手段と、
前記検出された映像の明るさに合わせて予め設定されたテーブルに基づいて出力する映像の明るさを決定する明るさ決定手段と、
前記検出した明るさと前記決定した明るさを比較し、検出した明るさと決定した明るさ
が異なる場合は前記決定した明るさで映像信号を出力する映像信号出力手段とを備えることを特徴とする放送受信装置。 - 前記映像の明るさの検出はAPL(平均輝度レベル)を用いて検出されることを特徴とする請求項1乃至4に記載の放送受信装置。
- 前記OSD表示が重畳されるか否かの判断は予め設定された所定の時間毎に行われることを特徴とする請求項1乃至5に記載の放送受信装置。
- 前記放送受信装置は前記出力された映像信号を受信し、映像を表示する映像表示手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至6に記載の放送受信装置。
- 前記テーブルは前記放送受信装置内に設けられ、前記設定は変更可能に構成されることを特徴とする請求項1乃至7に記載の放送受信装置。
- 映像信号を受信して映像処理を施して出力する映像信号出力装置において、
映像信号を受信する映像信号受信手段と、
受信された映像信号にOSD表示が重畳されるか否かを判断するOSD表示判断手段と、
受信された映像信号にOSD表示が重畳されると判断された場合はOSD表示が重畳される映像の明るさを検出する明るさ検出手段と、
前記検出された映像の明るさに合わせて予め設定されたテーブルに基づいて出力する映像の明るさを決定する明るさ決定手段と、
前記検出した明るさと前記決定した明るさを比較し、検出した明るさと決定した明るさが異なる場合は前記決定した明るさとなるよう映像処理を施して映像信号を出力する映像信号出力手段とを備えることを特徴とする映像信号出力装置。 - 映像が含まれる放送を受信するステップと、
受信された放送にOSD表示が重畳されるか否かを判断するステップと、
受信された放送にOSD表示が重畳されると判断された場合はOSD表示が重畳される映像の明るさを検出するステップと、
前記検出された映像の明るさに合わせて予め設定されたテーブルに基づいて出力する映像の明るさを決定するステップと、
前記検出した明るさと前記決定した明るさを比較し、検出した明るさと決定した明るさが異なる場合は前記決定した明るさで映像信号を出力するステップとを備えることを特徴とする放送受信方法。 - 映像が含まれる放送を受信するステップと、
受信された放送にOSD表示が重畳されるか否かを判断するステップと、
受信された放送にOSD表示が重畳されると判断された場合はOSD表示が重畳される映像の明るさを検出するステップと、
前記検出された映像の明るさに合わせて予め設定されたテーブルに基づいて出力する映像の明るさを決定するステップと、
前記検出した明るさが予め設定した時間変化しないか否かを判断するステップと、
前記検出した明るさが予め設定した時間変化しないと判断した場合は前記検出した明るさと前記決定した明るさを比較し、検出した明るさと決定した明るさが異なる場合は前記決定した明るさで映像信号を出力するステップとを備えることを特徴とする放送受信方法。 - 映像が含まれる放送を受信するステップと、
受信された放送にOSD表示が重畳されるか否かを判断するステップと、
受信された放送にOSD表示が重畳されると判断された場合はOSD表示が重畳される映像の明るさを検出するステップと、
前記検出された映像の明るさに合わせて予め設定されたテーブルに基づいて出力する映像の明るさを決定するステップと、
前記検出した明るさと前記決定した明るさを比較し、検出した明るさと決定した明るさが異なる場合は前記決定した明るさになるように予め設定した時間をかけて徐々に明るさを変更して映像信号を出力するステップとを備えることを特徴とする放送受信方法。 - 映像が含まれる放送を受信するステップと、
受信された放送にOSD表示が重畳されるか否かを判断するステップと、
前記OSD表示はパーマネント表示であるか否かを判断するステップと、
受信された放送にOSD表示が重畳されると判断された場合は、前記OSD表示はパーマネント表示であると判断された場合に、OSD表示が重畳される映像の明るさを検出するステップと、
前記検出された映像の明るさに合わせて予め設定されたテーブルに基づいて出力する映像の明るさを決定するステップと、
前記検出した明るさと前記決定した明るさを比較し、検出した明るさと決定した明るさが異なる場合は前記決定した明るさで映像信号を出力するステップとを備えることを特徴とする放送受信方法。
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- 2003-11-28 JP JP2003400123A patent/JP2005167370A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010507832A (ja) * | 2006-10-27 | 2010-03-11 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. | オンスクリーンディスプレイの動的に調整可能な要素 |
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