JP2005158168A - 情報読取装置およびプリピット検出回路 - Google Patents

情報読取装置およびプリピット検出回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2005158168A
JP2005158168A JP2003396778A JP2003396778A JP2005158168A JP 2005158168 A JP2005158168 A JP 2005158168A JP 2003396778 A JP2003396778 A JP 2003396778A JP 2003396778 A JP2003396778 A JP 2003396778A JP 2005158168 A JP2005158168 A JP 2005158168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
push
information
information recording
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003396778A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoharu Yanagawa
直治 梁川
Masahiro Kato
正浩 加藤
Tatsuhiro Yone
竜大 米
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP2003396778A priority Critical patent/JP2005158168A/ja
Priority to US10/995,415 priority patent/US20050117503A1/en
Priority to EP04027982A priority patent/EP1548712A3/en
Publication of JP2005158168A publication Critical patent/JP2005158168A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/005Reproducing
    • G11B7/0053Reproducing non-user data, e.g. wobbled address, prepits, BCA
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/095Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for discs, e.g. for compensation of eccentricity or wobble
    • G11B7/0953Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for discs, e.g. for compensation of eccentricity or wobble to compensate for eccentricity of the disc or disc tracks

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

【課題】 光ディスクの偏芯成分をプッシュプル信号から除去し、正確なプリピット検出を可能にする光記録再生システムおよびプリピット検出回路を提供する。
【解決手段】 プリピット信号検出器19は、加算信号Radの振幅を調整する増幅器31と、加算信号Rbcの振幅を調整する増幅器32と、増幅器31により調整された加算信号Radと、増幅器32により調整された加算信号Rbcとを減算してプッシュプル信号Pを生成する減算器33と、プッシュプル信号Pに基づいてプリピットを検出する二値化回路34と、を有する。増幅器33,34は、光ディスクのディスク偏芯依存成分信号に基づいて加算信号Rad,Rbcの振幅を調整する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、DVD−RやDVD−RW等の光情報記録媒体に情報を読み取る情報読取装置およびこの光情報読取装置に適用されるプリピット検出回路およびプリピット検出方法に関する。
DVD−RやDVD−RW等の高い記録密度で記録可能な光情報記録媒体には、記録トラックとしてのグルーブトラックおよびガイドトラックとしてのランドトラックが形成されている。グルーブトラックには記録マークを形成することにより情報データが記録され、またランドトラックにはプリ情報を担う位相ピットとしてのプリピットが予め形成されている。
このような光情報記録媒体を対象とする光記録再生システムは、レーザーユニットにより光情報記録媒体に対して情報を書き込みおよび読み出しを行う光ピックアップユニット、光情報記録媒体に設けられたプリピットを検出するプリピット検出回路、光ピックアップユニットの受光信号に基づいてフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号およびスライダ駆動信号等を生成するサーボ制御装置、光ピックアップユニットによる読取信号を二値化した後、復調処理、誤り訂正処理、および各種情報復号処理を順次実施し、光情報記録媒体に記録されている情報データを再生する情報データ再生装置等を含んで構成される(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−16673号公報
特許文献1記載の光記録再生システムは、光学系の組み付け誤差や、経時変化や温度変化等による光学系の位置関係の変化、あるいは光情報記録媒体(光ディスク)の偏芯を原因とするウォブリングやランドプリピットの検出品質の劣化を防止するために、アクチュエータに流す電流量を制御して対物レンズの位置を機械的に補正するように構成されている。
しかしながら、上記特許文献1記載の構成は、対物レンズを機械的に駆動して、光学系の組み付け誤差や位置関係の変化を補正する構造である。したがって、非常に高い周波数で変動する偏芯依存成分の除去においては、対物レンズの機械的駆動が追いつかず、現実的には偏芯依存成分の除去ができないという問題があった。
本発明が解決すべき課題としては、LPP成分に重畳されている偏芯依存成分を除去するための対物レンズの機械的駆動は周波数的に難しく、偏芯依存成分の除去が困難である等が一例として挙げられる。
本発明の請求項1記載の情報読取装置は、プリピットが予め形成された情報記録媒体に記録された情報を読み取る情報読取装置であって、光ビームを出射するレーザ光源と、
前記光ビームを収束させて前記情報記録媒体に光スポットを形成する対物レンズと、
前記対物レンズを駆動するアクチュエータと、前記記録トラックの方向に対応する分割線で互いに領域分割され、かつ前記情報記録媒体上で反射された前記光ビームを受光する第1受光領域および第2受光領域を有する受光手段と、前記第1受光領域及び前記第2受光領域の少なくとも一方から出力される出力信号の振幅を調整する振幅調整手段と、
前記振幅制御手段により調整された前記出力信号を演算して、プッシュプル信号を生成する演算手段と、前記プッシュプル信号に基づいてプリピット信号を検出するプリピット検出手段と、前記情報記録媒体の偏芯成分を抽出する抽出手段と、を有し、前記振幅制御調整手段は、前記偏芯成分に基づいて前記出力信号の振幅を調整することを特徴とする。
本発明の請求項7記載のプリピット検出回路は、情報記録媒体に形成されたプリピットを検出するプリピット検出回路であって、前記情報記録媒体上で反射された光ビームを受光する第1受光領域及び第2受光領域の少なくとも一方から出力される出力信号の振幅を調整する振幅調整手段と、前記振幅制御手段により調整された出力信号を演算して、プッシュプル信号を生成する演算手段と、前記プッシュプル信号に基づいて前記プリピットを検出するプリピット検出手段と、を有し、前記振幅制御調整手段は、前記情報記録媒体の偏芯成分に基づいて前記第1の出力信号および第2の出力信号の振幅を調整することを特徴とする。
本発明の請求項8記載のプリピット検出方法は、情報記録媒体上に形成されたプリピットを検出するプリピット検出方法であって、前記情報記録媒体の偏芯成分を抽出するステップと、前記情報記録媒体の偏芯成分に基づいて第1受光領域及び第2受光領域の少なくとも一方から出力される出力信号の振幅を補償するステップと、振幅が補償された前記出力信号を演算して、プッシュプル信号を生成するステップと、前記プッシュプル信号に基づいて前記プリピットを検出するステップと、を有することを特徴とする。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る情報読取装置およびプリピット検出回路の実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
まず、図1〜図3を参照して、本発明に係る情報読取装置について説明する。なお、以下の説明では、情報読取装置として情報の記録再生が可能な情報記録再生装置を例として説明を行う。
図1は、本発明に係る光ディスクの記録面上の一部を示す部分拡大図であり、図2は本発明に係る情報記録再生装置を示す概略構成図であり、図3は本情報記録再生装置のピックアップの構成を示す概略図である。
本実施形態の情報記録再生装置は、DVD−R,DVD−RW等、ランドプリピットが予め設けられた情報記録媒体に情報が記録された後の読取時にランドプリピットを正確に検出する情報読取装置である。以下の説明では、情報記録再生装置で用いられる情報記録媒体としての光ディスクをDVD−Rを例として説明する。
図1において、光ディスク1は、色素膜5を備えた一回のみ情報の書込みが可能な色素型DVD−Rである。この光ディスク1には、記録トラックであるグルーブトラック2と、グルーブトラック2に再生又は記録のための光ビームBを誘導するガイドトラックであるランドトラック3が設けられるとともに、グルーブトラック2及びランドトラック3を保護するための保護膜7と、記録された情報の再生時に光ビームBを反射するための金属蒸着面6とが設けられている。
光ディスク1上のランドトラック3には、プリ情報を担うプリピット4が、出荷前に予め形成されている。また、グルーブトラック2は、光ディスク1の定格回転速度に対応する周波数でウォブリングが施されている。グルーブトラック2のウォブリングに基づく記録制御情報は、プリピット4と同様に、光ディスク1を出荷する前に予め記録されている。
光ディスク1に上記のプリ情報以外の記録情報を記録する際は、光ディスク1を所定の回転速度で回転制御するため、グルーブトラック2のウォブリングの周波数をサンプリングするとともに、プリピット4を検出してプリ情報を取得する。また、取得したプリ情報に基づいて光ビームBの最適出力等を設定し、光ディスク1上におけるアドレス情報等を取得し、このアドレス情報に対応する記録位置に記録情報を記録する。
ここで、記録情報の記録時には、光ビームBを照射することによりピットを形成し、その中心をグルーブトラック2の中心に一致させるように制御しつつ記録情報を記録する。このとき、光スポットSPの大きさは、図1に示すように、グルーブトラック2だけでなくその一部がランドトラック3にも照射されるように設定される。
ここで、ランドトラック3に照射された光スポットSPの一部の反射光を用いてラジアルプッシュプル方式によりプリピット4が検出され、対応するプリ情報が得られる。なお、ラジアルプッシュプル方式とは、光ディスク1上で光ビームの相対的進行方向に平行な分割線で分割された受光素子を用いたプッシュプル法のことである。また、グルーブトラック2に照射された光スポットSPの反射光を用いてグルーブトラック2からプリ情報としてウォブリング信号が検出され、これにより回転制御用のクロック信号が取得される。
次に、本実施形態のプリピット検出装置を内蔵する情報記録再生装置の全体構成及び動作について、図2および図3を用いて説明する。
図2は、情報記録再生装置の概要構成を示すブロック図であり、図3は、本情報記録再生装置のピックアップの構成を示す図である。
図2に示すように、情報記録再生装置100は、ピックアップ10と、再生増幅器11と、デコーダ12と、CPU13と、エンコーダ14と、パワー制御回路15と、レーザ駆動回路16と、プリピット信号デコーダ18と、プリピット信号検出器19と、位相比較器21及び23と、ウォブリング信号抽出器22と、基準クロック発生器24と、スピンドルドライバ25と、スピンドルモータ26と、LPF(Low Pass Filter)28と、VCO(Voltage Controlled Oscillator)29と、サーボ制御器30とにより構成されている。なお、プリピット信号検出器19は、本発明に係るプリピット検出回路に相当する。このように構成された情報記録再生装置100には、外部のホストコンピュータから記録すべきディジタル情報Srrがインターフェース17を介して入力される。
ピックアップ10は、レーザ駆動信号Sdlに基づいて記録再生の対象である光ディスク1の情報記録面に対してレーザ光を照射して、光ディスク1への情報の書き込みまたは光ディスク1から情報の読み出しを行うものである。また、このピックアップ10は、光ビームBの反射光に基づいてラジアルプッシュプル方式によりプリピット4及びグルーブトラック2に対応する信号を検出し、記録時には記録すべきディジタル情報Srrを記録するとともに、上記光ビームBの反射光に基づいて既に記録されているディジタル情報を検出する。
具体的に、ピックアップ10は、図3(a)に示すように、半導体レーザ111と、コリメータレンズ112と、ビームスプリッタ113と、偏向プリズム114と、対物レンズ115と、アクチュエータ116と、検出レンズ117と、4分割光検出器120とから構成されている。
半導体レーザ111は、光ディスク1がスピンドルモータ26によって回転駆動された状態で光ビームBを出射する。半導体レーザ111から出射された光ビームBは、コリメータレンズ112によって平行光に変換され、ビームスプリッタ113に入射する。そして、光ビームBは、ビームスプリッタ113を透過して、偏向プリズム114によって偏向された後に対物レンズ115に入射する。そして、光ビームBは、対物レンズ115によって光ディスク1の記録面上に集光されて、光スポットを形成する(図1参照)。光ディスク1上にて反射された光ビームBは、対物レンズ115によって平行光に戻され、偏向プリズム114によって偏向された後に、ビームスプリッタ113に入射する。そして、光ビームBは、ビームスプリッタ113によって、90度進行方向を変更された後、検出レンズ117を介して4分割光検出器120によって受光される。
4分割光検出器120は、受光した信号の強度に応じた電気信号を出力する矩形形状の光検出器であり、光ディスク1のディスク半径方向およびディスク接線方向(グルーブの形成方向)のそれぞれに対応して4つの受光領域A,B,C,Dに等分割されている。具体的には、4分割光検出器120は、光ディスク1の外周縁の接線方向、すなわちトラックの方向に対応して設けられた第1の分割線によって受光領域A,Dと受光領域B,Cの2つのグループに2分割され、そして光ディスク1の半径方向に対応して設けられた第2の分割線によって受光領域A,Bと受光領域C,Dの2つのグループに2分割されることにより、互いに4つに領域分割されている。4分割光検出器120の各受光領域A,B,C,Dにて受光された光ビームは、受光量に応じた受光信号Ra,Rb,Rc,Rdに変換される。この受光信号Ra,Rb,Rc,Rdは、ピックアップ検出信号Sdtとして、再生増幅器11に送られる。
再生増幅器11は、ピックアップ10から出力されたピックアップ検出信号Sdtを増幅し、プリピット4及びグルーブトラック2のウォブリング信号に対応するプリ情報信号Sppを出力するとともに、既に記録されているディジタル情報に対応する増幅信号Spを出力する。
デコーダ12は、増幅信号Spに対して8−16復調及びデインターリーブを施すことにより当該増幅信号Spをデコードし、復調信号SdmをCPU13に出力する。
プリピット信号検出器19は、プリ情報信号Sppに基づいてピット検出信号Spdとしてのパルス信号をプリピット信号デコーダ18及び位相比較器23に出力する。このプリピット信号検出器19は本発明の要部を構成するが、詳細については後述する。
位相比較器23、LPF28、VCO29は一体的にPLL回路を構成し、入力されたプリピット検出信号Spdの位相に同期した記録用クロック信号Scrをエンコーダ14及びプリピット信号検出器19に出力する。
ウォブリング信号抽出器22は、プリ情報信号Sppからウォブリング信号成分を抽出するBPF(Band Pass Filter)と、抽出されたウォブリング信号成分を所定の基準値と比較するコンパレータとを備えている。ウォブリング信号抽出器22は、ウォブリング信号成分の増幅レベルが上記基準値よりも大となる期間だけパルス信号を出力する。すなわち、当該ウォブリング信号成分をパルス列化し、抽出ウォブリング信号Swbとして、位相比較器21に出力する。
位相比較器21は、入力された抽出ウォブリング信号Swbと基準クロック発生器24から供給される光ディスク1の回転速度の基準周波数成分を含む基準クロック信号Srefとの位相比較を行い、その差信号を回転制御信号としてスピンドルドライバ25を介してスピンドルモータ26に供給する。これにより、スピンドルモータ26に対するスピンドルサーボ制御が施され、光ディスク1は基準クロック信号Srefの周波数及び位相に基づく回転速度で回転することになる。
インターフェース17は、CPU13の制御のもと、ホストコンピュータから送信されてくるディジタル情報Srrを情報記録再生装置100に取り込むためのインターフェース動作を行い、インターフェース処理後のディジタル情報SrrをCPU13を介してエンコーダ14に出力する。
エンコーダ14は、VCO29からの記録用クロック信号Scrをタイミング信号として、図示しないECCジェネレート処理、8−16変調並びにスクランブル処理を施して変調信号Sreを生成し、パワー制御回路15及びプリピット信号検出器19に出力する。
パワー制御回路15は、光ディスク1上に良好な形状で記録ピットを形成するため、記録用クロック信号Scrに基づいて変調信号Sreの記録ストラテジ処理を行い、ピックアップ10内のレーザダイオード(不図示)を駆動するための記録信号Sdを出力する。また、レーザ駆動回路16は、記録信号Sdに基づき実際にレーザダイオードを駆動して光ビームBを出射させるためのレーザ駆動信号Sdlを出力する。
CPU13は、プリピット検出信号Spdに基づいて上記プリビット信号デコーダ18から出力されるプリ情報デコード信号Spjに基づいてプリ情報を取得し、このプリ情報に含まれているアドレス情報に対応する光ディスク1上の位置へのディジタル情報Srrの記録動作を制御する。また、CPU13は、復調信号Sdmに基づいて、既に記録済みのディジタル情報に対応する再生信号をインターフェース17を介して外部に出力するとともに、情報記録再生装置100全体を制御する。また、CPU13は、情報記録再生装置100が記録状態であるか又は再生状態であるかを示す状態表示信号Srpを生成し、プリピット信号検出器19に出力する。
サーボ制御器30は、ピックアップ検出信号Sdt、すなわち受光信号Ra,Rb,Rc,Rdに基づいてフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号を各々生成する回路である。フォーカスエラー信号は、光ビームBの焦点を補正するために対物レンズ115を駆動して、対物レンズ115と光ディスク1との相対距離を補正する信号である。また、トラッキングエラー信号は、対物レンズ115を駆動して光ビームBの情報読取スポットの形成位置をディスク半径方向にて調整する信号である。フォーカスエラー信号、およびトラッキングエラー信号は、それぞれアクチュエータ116に供給され、アクチュエータ116は、これらのフォーカスエラー信号、およびトラッキングエラー信号に基づき、対物レンズ115を駆動する。
次に、図4を参照しながら本実施形態のプリピット信号検出器19について説明する。
図4は、本実施形態の情報記録再生装置に適用されるプリピット検出回路を示すブロック図である。
プリピット信号検出器19は、4分割受光素子120によって生成された受光信号Ra,Rb,Rc,Rdから光ディスク1上に予め形成されたプリピット4に対応する信号成分であるプリピット検出信号Spdを検出するためのプリピット検出回路である。
このプリピット信号検出器19は、図4に示すように、再生増幅器11に設けられた加算器121,122の後段に設けられており、インピーダンス整合を行うバッファ増幅器51、52と、増幅器31,32と、増幅器31の利得を調整するゲイン調整回路41と、増幅器32の利得を調整するゲイン調整回路42と、増幅器31の出力信号から増幅器32の出力信号を減算してプッシュプル信号Pとして出力する減算器33と、減算器33の出力であるプッシュプル信号Pを閾値THにて二値化して上記のプリピット検出信号Spdを生成する二値化回路34とを備えている。
プリピット信号検出器19には、再生増幅器11からプリ情報信号Sppが入力される。再生増幅器11は、4分割受光素子120の受光領域Aと受光領域Dによって得られた受光信号RaとRdを加算して、再生増幅器11内の加算器121にて加算信号Radを生成し、また4分割受光素子120の受光領域Bと受光領域Cによって得られた受光信号RbとRcを加算して、再生増幅器11内の加算器122にて加算信号Rbcを生成して、これらをプリ情報信号Sppとして、プリピット信号検出器19に送出する。
プリピット信号検出器19において、プリ情報信号Spp中の加算信号Radと加算信号Rbcは、それぞれ、バッファ増幅器51、52によってインピーダンス整合された後に、増幅器31,32にそれぞれ送られる。増幅器31には、ゲイン調整回路41によって調整されたゲイン値が入力され、このゲイン値に応じて加算信号Radのゲインが調整される。同様に、増幅器32には、ゲイン調整回路42によって調整されたゲイン値が入力され、このゲイン値に応じて加算信号Rbcのゲインが調整される。これらのゲイン調整の詳細については、後述する。
増幅器31,32によりそれぞれ所定のゲイン値によりゲイン調整された加算信号Rad,Rbcは、減算器33により減算処理が行われ、プッシュプル信号Pが生成される。ここで、生成されるプッシュプル信号Pは、図5に示すように、略正弦波形状の波形にパルス成分が重ね合わされた波形である。ここで、プッシュプル信号Pにおいて、略正弦波形状の波形がグルーブの形状に対応した信号成分であり、そして正弦波から突出したパルス成分がプリピット4に対応するLPP成分である。二値化回路34は、このプッシュプル信号PのLPP成分を検出するように調整された閾値THを用いて、LPP成分の切り出しを行いプリピット検出信号PPdを生成する。
ここで、LPP成分の検出に関し、光ディスク1が満たすべき基準の一つとしてAR(Aperture Ratio)がある。このARは、プッシュプル信号Pにおけるグルーブトラック成分の最大値WOmaxからのピーク値の最大値APmaxおよび最小値APminから以下のように定義されている。

AR(%)=APmin/APmax×100 ・・・(1)
LPP検出において、このARが大きいということは二値化可能範囲が広いことを意味し、したがってプリピット検出の検出精度が高くなる。このARの値は、光ディスク1の情報トラックへの記録後において、15%より大きいことが要求されているが、一般に情報トラックに情報が記録された後には、ノイズ成分等が入り込みやすくなり、ARが低下する。
図7は、光ディスク1の偏芯と記録後LPP特性であるAR特性のディスク偏芯依存性を示すグラフである。図7に示すように、ディスク偏芯が少ない方がAR特性は良好な傾向を示し、またディスク偏芯が大きくなってくるとAR特性が低下する傾向が見られる。ディスク偏芯が大きくなってくるとAR特性が低下する理由としては、光ディスク1に偏芯が存在すると、対物レンズ115が偏芯に依存してトラッキング方向に左右に偏倚してしまい、この対物レンズ115の動きがそのまま4分割光検出器20上の加算信号Rad,Rbcの強度分布ずれに反映するためと考えられる。
この強度分布ずれの様子を実際の電気信号で示したのが、図8、図9である。図8はディスク偏芯が少ない場合であり、図9はディスク偏芯が大きい場合である。TE(トラッキングエラー)信号残留成分(偏芯情報)に対応して、プッシュプル成分のA+D(すなわち、加算信号Rad)、B+C(すなわち、加算信号Rbc)がそれぞれ変化しており、ディスク偏芯が大きい方が、プッシュプル成分の(A+D)、(B+C)の振幅変化が大きいことが示される。
また、4分割光検出器120に入射する全光量和は一定のため、プッシュプル成分の(A+D)と(B+C)は振幅変化が逆特性となっている。すなわち、(A+D)の振幅が大きくなると(B+C)の振幅が小さくなり、(A+D)の振幅が小さくなると(B+C)の振幅が大きくなる。これにより、加算信号Radと加算信号Rbcの差分であるプッシュプル信号Pの全体の振幅が増大して、ARの値が低下しやすくなってしまう。
本実施形態では、この加算信号Radと加算信号Rbcの振幅の差を均一にするように増幅器31と、増幅器32にて加算信号Radと加算信号Rbcの振幅を調整している。
具体的に、プリピット信号検出器19には、偏芯成分に依存した信号、すなわちピックアップ10に設けられた対物レンズ115の偏倚量に比例した信号(以下、ディスク偏芯依存成分信号)が図示しない信号線により入力され、このディスク偏芯依存成分信号の大きさに応じて各加算信号Rad,Rbcの振幅を調整することにより、各加算信号Rad,Rbc間の振幅の差を小さくするようにしている。
ここで、ディスク偏芯依存成分信号は、例えば、サーボ制御器30によって生成されるトラッキングエラー信号をバンドパスフィルタを通して偏芯成分に依存した周波数成分のみを取り出したトラッキングエラー残留成分、トラッキングエラー信号に応じてアクチュエータ116に流されるアクチュエータ駆動電流等である。本実施形態では、例えば、図3(a)に示すように、アクチュエータ116に流されるアクチュエータ駆動電流を測定する電流測定回路116aが設けられている。この電流測定回路116aにより測定されたアクチュエータ駆動電流は、ディスク偏心依存成分信号として位相補償回路44に出力される。
具体的に、プリピット信号検出器19に入力されたディスク偏芯依存成分信号は、位相補償回路44によって位相補償がなされ、そしてゲイン調整回路41,ゲイン調整回路42に供給される。ここで、ゲイン調整回路41と位相補償回路44の間には、入力値の正負を反転させる反転アンプ43が配置されている。ゲイン調整回路41,42は、それぞれ入力されたディスク偏芯依存成分信号の符号および大きさに応じた所定のゲイン値を増幅器31,32にそれぞれ供給する。増幅器31,32は、このゲイン値に応じて加算信号Rad,Rbcのゲインを調整し、加算信号Rad,加算信号Rbcの振幅差を小さくするように制御する。
このように、本実施形態のプリピット信号検出器19においては、4分割光検出器20から得られた加算信号Rad、Rbcは、増幅器31、32によって対物レンズ偏倚量に基づいてそれぞれのゲイン値で増幅されて、加算信号Rad,Rbc間の振幅差が小さくなるように制御される。これにより、プリピット信号検出器19は、光ディスク1の偏芯によるプッシュプル信号Pのノイズを補償し、光ディスク1の偏芯によるプッシュプル信号Pの劣化を防止している。したがって、光ディスク1に偏芯が存在している場合であっても、対物レンズ偏倚量に応じた偏芯依存成分に応じてプッシュプル信号Pの劣化を防止することにより、AR特性を向上させている。よって、本実施形態によれば、ディスクに大きな偏芯が存在する場合であっても、簡易な回路構成を追加するだけで、あたかもディスク偏芯量がゼロに近い良好なプッシュプル信号Pを取得することが可能となり、情報記録後の読取時であっても正確なプリピット検出が可能なプリピット検出回路および情報読取装置を提供することができる。
以上説明したように、本実施形態の情報読取装置である情報記録再生装置100は、プリピットが予め形成された情報記録媒体としての光ディスク1に記録された情報を読み取る装置である。この情報記録再生装置100は、光ビームを出射するレーザ光源としての半導体レーザ111と、光ビームを収束させて前記情報記録媒体に光スポットを形成する対物レンズ115と、対物レンズ115を駆動するアクチュエータ116と、光ディスク1のトラックの方向に対応する分割線で互いに領域分割され、かつ光ディスク1上で反射された光ビームを受光する第1受光領域A,Dおよび第2受光領域B、Cを有する受光手段である4分割受光素子120とを有している。
そして、情報記録再生装置100は、第1受光領域A,Dから出力される第1の出力信号である加算信号Radの振幅を調整する第1振幅調整手段としての増幅器31と、第2受光領域B、Cから出力される第2の出力信号である加算信号Rbcの振幅を調整する第2振幅調整手段としての増幅器132と、増幅器131により調整された加算信号Radと増幅器32により調整された加算信号Rbcとを演算してプッシュプル信号Pを生成する演算手段としての減算器33と、プッシュプル信号Pに基づいてプリピット信号Ppdを検出するプリピット検出手段としての二値化回路34と、光ディスク1の偏芯成分を抽出する抽出手段(例えば、サーボ制御器30)、を有している。情報記録性清掃い100において、増幅器31および増幅器32は、光ディスク1の偏芯成分に基づいて加算信号Rad,Rbcの振幅を調整する。
したがって、本実施形態によれば、光ディスク1の偏芯成分に基づいて加算信号Rad,Rbcの振幅を調整することにより、加算信号Rad,Rbc間の振幅差が小さくなるように制御される。したがって、光ディスク1に偏芯が存在している場合であっても、対物レンズ偏倚量に応じた偏芯依存成分に応じてプッシュプル信号Pの劣化を防止し、AR特性を向上させている。このように、本実施形態によれば、ディスクに大きな偏芯が存在する場合であっても、簡易な回路構成を追加するだけで、あたかもディスク偏芯量がゼロに近い良好なプッシュプル信号Pを取得することが可能となり、情報記録後の読取時であっても正確なプリピット検出が可能なプリピット検出回路および情報読取装置を提供することができる。
なお、本実施形態では、位相補償回路44に入力される信号として、対物レンズ偏倚量に比例した信号として、トラッキングエラー残留成分、アクチュエータ駆動電流を用いるとして説明を行ったが、これに限られることはなく、例えば、図10に示すように、対物レンズ115の偏倚量を直接検出するレンズセンサ118を設け、このレンズセンサ118の検出出力を対物レンズの偏倚量に比例した信号として用いてもよい。
(第2実施形態)
図11は、本発明に係るプリピット信号検出器19の第2実施形態を説明するための概略構成図である。
本実施形態のプリピット信号検出器19は、図4に示したオープンループサーボのプリピット信号検出器19をクローズドループサーボ型で置き換えたものである。以下、第1実施形態と同一の構成要素については、重複を避けるため説明を省略する。
本実施形態のプリピット信号検出器19は、減算器33の後段に接続されたバンドパスフィルタ45と、バンドパスフィルタ45の後段に接続されたレベル検出回路46とを備えている。
バンドパスフィルタ45は、減算器33から出力されるプッシュプル信号Pからディスク偏芯に依存した信号(例えば、DC〜100Hzの信号)だけを通過させる帯域通過フィルタである。すなわちバンドパスフィルタ45は、プッシュプル信号Pを基に、ディスク1の偏芯量に対応するディスク偏芯依存成分信号を生成している。
レベル検出回路46は、バンドパスフィルタ45から出力されるディスク偏芯依存成分信号のレベルを検出し、検出したディスク偏芯依存成分信号のレベル値を位相補償回路44に出力している。
すなわち、本実施形態では、位相補償回路44には、外部から対物レンズ偏倚量に比例した信号を入力するのではなく、プッシュプル信号Pから偏芯成分だけを取り出して対物レンズ偏倚量に比例した信号であるディスク偏芯依存成分信号をフィードバックさせるように構成されている。
位相補償回路44は、このレベル検出回路46から供給されるディスク偏芯依存成分信号のレベル値の位相補償を行った後、ゲイン調整回路42と反転アンプ43にディスク偏芯依存成分信号のレベル値を供給する。ゲイン調整回路42は、このレベル値に応じたゲイン値を決定して増幅器32に供給する。また、反転アンプ43は、供給されたレベル値の正負を逆転させて増幅器33に供給し、増幅器33は、供給されたレベル値に応じたゲイン値を決定して増幅器31に供給する。
本実施形態においても、ディスク1の偏芯量に応じてディスク偏芯依存成分信号が変化し、このディスク偏芯依存成分信号の大きさに応じてゲイン変化させることにより、ディスク偏芯量が大きい場合でも、あたかもディスク偏芯量がゼロに近い良好なプッシュプル信号Pを取得することが可能となる。
このように、本実施形態のプリピット信号検出器19では、プッシュプル信号Pからバンドパスフィルタにより偏芯成分(DC〜100Hz)だけを取り出してフィードバック制御を行うため、たとえ偏芯量の多いディスクにおいても、あたかも偏芯量がゼロに近い良好なプッシュプル信号Pを取得することが可能となる。
なお、本実施形態では、ディスク回転数に応じてバンドパスフィルタ(BPF)のカットオフ周波数を変化させるように構成してもよい。
(第3実施形態)
図12は、本発明に係るプリピット信号検出器19の第3実施形態を示す概略構成図である。本実施形態のプリピット信号検出器19は、図11に示した第2実施形態とほぼ同様の構成であるが、反転増幅器43の出力信号がバランス調整手段であるバランス調整回路47を介してゲイン調整回路41に供給される点が異なる。以下、第1,2実施形態と同一の構成要素については、重複を避けるため説明を省略する。
バランス調整回路47は、AR特性が最も良好となるようにゲイン調整回路41に供給されるレベル値の値を調整する回路である。通常、増幅器31,32に加えられるゲインの値の絶対値を同一として、加算信号Radと加算信号Rbcの振幅の比、すなわち増幅器31,32の利得バランスが1に近いほうがARが向上すると考えられるが、実際には、図11に示すように、加算器121の出力信号Radと加算器122の出力信号Rbcの比が1からずれているほうがAR値が好ましくなる場合がある。図11の例では、(A+D)/(B+C)=1.05のときAR値が最大となり、A+DとB+Cのバランスは1:1よりも1:1.05程度にしたほうが記録後LPP特性であるAR特性が良好になることがわかる。
バランス調整回路47は、上記加算信号Radと加算信号Rbcの振幅比を所定の値とするために、増幅器31と増幅器32に供給されるゲイン値のゲインバランスを一定に保つように、反転アンプ43から供給されるレベル値の値を増減する。
本実施形態のプリピット信号検出器19によれば、AR特性が最大になるように増幅器31,32のゲインバランスを調整することにより、AR値を最適化して二値化可能範囲を広くし、プリピット検出の検出精度を高くすることができる。
(第4実施形態)
図14は、本発明に係るプリピット信号検出器19の第4実施形態の概略構成図である。
本実施形態のプリピット信号検出器19は、図13に示した実施形態3とほぼ同様の構成であるが、プッシュプル信号Pの特性をプッシュプル信号特性測定回路48で測定し、プッシュプル信号Pのノイズ成分を打ち消すようにバランス調整回路47を制御する点が異なる。
なお、プッシュプル信号特性測定回路48が測定する特性には、AR特性、プッシュプル信号Pのエラー率(実際に検出されると想定されるプッシュプル信号Pの個数に対する実際に検出されたプッシュプル信号Pの個数)などがあげられる。
すなわち、本実施形態のプリピット信号検出器19は、プッシュプル信号特性測定回路48によって、プッシュプル信号Pから得られるAR特性、プッシュプル信号Pのエラー率等を測定して、これらの値に応じてAR特性が最大になるように増幅器31,32のゲインバランスを最適化調整するように構成されている。
したがって、本実施形態によれば、増幅器31,32のゲインバランスが最適化されるようにフィードバックするので、記録後LPPの特性であるAR特性を向上させることができ、いかなる状況下においてもディスク偏芯量をゼロと同等にし、ゲインバランスをAR特性が一番良好な状態にすることが可能となる。
光ディスクの記録面上の一部を示す図である。 情報記録再生装置を示す概略構成図である。 ピックアップを示す概略構成図である。 本発明に係るプリピット信号検出器の第1実施形態を示す概略構成図である。 プッシュプル信号の波形を示す図である。 AR波形を示す図である。 AR特性のディスク偏芯依存性を示すグラフである。 ディスク偏芯が少ない場合のプッシュプル信号 ディスク偏芯が大きい場合のプッシュプル信号 レンズセンサを備えたピックアップを示す図である。 本発明に係るプリピット信号検出器の第2実施形態を示す概略構成図である。 加算信号Radと加算信号Rbcの比(AR検出回路比率(A+D)/(B+C))とAR値の関係を示すグラフである。 本発明に係るプリピット信号検出器の第3実施形態を示す概略構成図である。 本発明に係るプリピット信号検出器の第4実施形態を示す概略構成図である。
符号の説明
1 光ディスク
19 プリピット信号検出器
31,32 増幅器
33 減算器
34 二値化回路
Rad,Rbc 加算信号


Claims (8)

  1. プリピットが予め形成された情報記録媒体に記録された情報を読み取る情報読取装置であって、
    光ビームを出射するレーザ光源と、
    前記光ビームを収束させて前記情報記録媒体に光スポットを形成する対物レンズと、
    前記対物レンズを駆動するアクチュエータと、
    前記記録トラックの方向に対応する分割線で互いに領域分割され、かつ前記情報記録媒体上で反射された前記光ビームを受光する第1受光領域および第2受光領域を有する受光手段と、
    前記第1受光領域及び前記第2受光領域の少なくとも一方から出力される出力信号の振幅を調整する振幅調整手段と、
    前記振幅制御手段により調整された前記出力信号を演算して、プッシュプル信号を生成する演算手段と、
    前記プッシュプル信号に基づいてプリピット信号を検出するプリピット検出手段と、
    前記情報記録媒体の偏芯成分を抽出する抽出手段と、を有し、
    前記振幅制御調整手段は、前記偏芯成分に基づいて前記出力信号の振幅を調整することを特徴とする情報読取装置。
  2. 前記抽出手段は、前記対物レンズの偏倚量に比例した信号を抽出することを特徴とする請求項1記載の情報読取装置。
  3. 前記抽出手段は、前記対物レンズの偏倚を検出するレンズセンサであることを特徴とする請求項2記載の情報読取装置。
  4. 前記抽出手段は、前記アクチュエータの駆動電流を測定する電流測定手段であることを特徴とする請求項2記載の情報読取装置。
  5. 前記抽出手段は、前記プッシュプル信号から前記情報記録媒体の偏芯成分を抽出することを特徴とする請求項2記載の情報読取装置。
  6. 前記抽出手段は、前記情報記録媒体の偏芯成分を抽出する周波数フィルタを備えることを特徴とする請求項5記載の情報読取装置。
  7. 情報記録媒体に形成されたプリピットを検出するプリピット検出回路であって、
    前記情報記録媒体上で反射された光ビームを受光する第1受光領域及び第2受光領域の少なくとも一方から出力される出力信号の振幅を調整する振幅調整手段と、
    前記振幅制御手段により調整された出力信号を演算して、プッシュプル信号を生成する演算手段と、
    前記プッシュプル信号に基づいて前記プリピットを検出するプリピット検出手段と、を有し、
    前記振幅制御調整手段は、前記情報記録媒体の偏芯成分に基づいて前記第1の出力信号および第2の出力信号の振幅を調整することを特徴とするプリピット検出回路。
  8. 情報記録媒体上に形成されたプリピットを検出するプリピット検出方法であって、
    前記情報記録媒体の偏芯成分を抽出するステップと、
    前記情報記録媒体の偏芯成分に基づいて第1受光領域及び第2受光領域の少なくとも一方から出力される出力信号の振幅を補償するステップと、
    振幅が補償された前記出力信号を論埋演算して、プッシュプル信号を生成するステップと、
    前記プッシュプル信号に基づいて前記プリピットを検出するステップと、を有することを特徴とするプリピット検出方法。


JP2003396778A 2003-11-27 2003-11-27 情報読取装置およびプリピット検出回路 Pending JP2005158168A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003396778A JP2005158168A (ja) 2003-11-27 2003-11-27 情報読取装置およびプリピット検出回路
US10/995,415 US20050117503A1 (en) 2003-11-27 2004-11-24 Data reading device and pre-pit detection circuit
EP04027982A EP1548712A3 (en) 2003-11-27 2004-11-25 Data reading device and pre-pit detection circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003396778A JP2005158168A (ja) 2003-11-27 2003-11-27 情報読取装置およびプリピット検出回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005158168A true JP2005158168A (ja) 2005-06-16

Family

ID=34544863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003396778A Pending JP2005158168A (ja) 2003-11-27 2003-11-27 情報読取装置およびプリピット検出回路

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20050117503A1 (ja)
EP (1) EP1548712A3 (ja)
JP (1) JP2005158168A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0413647D0 (en) * 2004-06-18 2004-07-21 Koninkl Philips Electronics Nv Land pre-pit signal processing method and related apparatus
US7729214B1 (en) * 2005-08-09 2010-06-01 Mediatek Inc. Method and apparatus applied in optical disc drive for obtaining push-pull signal via adjusting amplifying gain according to fluctuating signals generated from photo detector of pick-up head
KR20070022933A (ko) * 2005-08-22 2007-02-28 삼성전자주식회사 광디스크 구동 장치 및 랜드 프리피트 검출방법
JP2007319470A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Konami Gaming Inc スロットマシン

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030155871A1 (en) * 1998-01-28 2003-08-21 Yuichi Maekawa TLN signal generating apparatus used in optical disc drive and optical disc drive equipped with the apparatus, and optical disc drive equipped with amplitude adjusting apparatus for tracking error signal
JP2000113463A (ja) * 1998-09-30 2000-04-21 Pioneer Electronic Corp プリピット検出装置
JP3929207B2 (ja) * 1999-07-08 2007-06-13 パイオニア株式会社 光学式記録媒体のプリピット検出装置
US6754157B2 (en) * 2000-08-07 2004-06-22 Victor Company Of Japan, Limited Recording and/or reproducing apparatus and recording and/or reproducing method capable of detecting a land pre-pit on disc securely at a high precision
US6724708B2 (en) * 2001-06-20 2004-04-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disk medium and method and apparatus for reading information
JP2003016673A (ja) * 2001-06-29 2003-01-17 Ricoh Co Ltd 光ディスクドライブ装置
JP2003217127A (ja) * 2002-01-16 2003-07-31 Sony Corp 光ピックアップ装置及び光ディスク装置
JP4357890B2 (ja) * 2003-08-08 2009-11-04 パイオニア株式会社 ランドプリピット検出装置および方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP1548712A3 (en) 2006-04-05
EP1548712A2 (en) 2005-06-29
US20050117503A1 (en) 2005-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6493296B1 (en) Optical disc inclination detecting method, optical pickup device, and optical disc device
JP3566701B2 (ja) 光ディスク記録再生装置
KR20040067771A (ko) 정보 기록 재생 장치
JP3727920B2 (ja) ディスク装置、データ記録方法、及びデータ再生方法
JP3736398B2 (ja) 光ディスク装置
JP4095514B2 (ja) 光ディスク再生装置及び光ディスク再生方法
KR100507560B1 (ko) 광 디스크장치
JP2005158168A (ja) 情報読取装置およびプリピット検出回路
US7218580B2 (en) Skew detection method, optical pickup, and optical disc device
JP2004234698A (ja) 情報記録再生装置及び情報記録媒体
JP2004022127A (ja) チルト補正装置
JP4093141B2 (ja) スキュー検出方法及びスキュー検出装置、並びに光ピックアップ及び光ディスク装置
JP2012203948A (ja) 記録調整方法,情報記録再生装置,及び情報記録媒体
JP2007234184A (ja) 光ディスク装置
JPWO2005086147A1 (ja) 光ディスク装置の光学ヘッド及びその光検出装置
JP3921435B2 (ja) 光ディスク装置、最適ラジアルチルトまたは最適トラックオフセット量算出方法
US20060158978A1 (en) Optical disk apparatus
US8953424B2 (en) Optical recording medium driving apparatus, and method of generating tracking error signal
JP2006344299A (ja) 光ディスク装置
JP2005085352A (ja) トラッキング制御方法及び光ディスク装置
JP2004259325A (ja) 光ディスク装置及び光ディスク装置の制御方法
JP2009054281A (ja) 情報記録再生装置及び情報記録再生方法
JP2006134391A (ja) 光ディスク装置のチルト制御装置
JP2005222654A (ja) 光ディスク装置および光ピックアップのフォーカス点調整方法
JP2001176074A (ja) 光ディスク記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061004

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090115

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090804