JP2005156461A - 指針式計器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 指針が透視部の周囲を移動する場合であっても、指針の視認性を向上させることが可能な車両用計器を提供する。
【解決手段】 第1の透視部51とこの第1の透視部51の周囲に形成される指標部52とを有する指標板5と、第1の透視部51に対応する第2の透視部71を有する回転体7と、この回転体7に固定され第1の透視部51の周囲を指標部52に沿って移動する指針6と、回転体7を回転駆動し指針6を移動させる駆動装置8と、指標板5の背後に配置され第1,第2の透視部51,71を通じて観察者に所定情報を表示する表示装置2とを備え、表示装置2に指針6に連動して移動する表示部21を表示させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば自動車を代表とする車両に搭載される指針式計器に関し、特に指標板の中央領域に貫通部または透明部からなる透視部が形成され、この透視部を通じて指標板の背後に配置される液晶表示装置のごとき表示装置を視認させると共に、透視部の外周にて指針式表示を行う指針式計器(以降、便宜上、センターレスタイプの指針式計器と称する)に関する。
従来、この種のセンターレスタイプの指針式計器として、例えば下記特許文献1に記載のものが知られている。この指針式計器は、中央領域に貫通孔状の透視部とこの透視部の周囲に略円弧状に形成される数字や目盛からなる指標部とを有する環状の指標板と、この指標板の透視部に臨む液晶パネルからなる表示装置と、この表示装置と指標板との間に配置され透視部に対応する貫通孔を有するリング状の回転体と、透視部の内縁を通して回転体に装着され指標板の指標部上に延びる指針と、透視部を外れた箇所に配置され回転体を回転駆動させる駆動装置とを備え、駆動装置によって回転体を回転駆動することにより指標部上に延びる指針を回転移動させる構成である。
特開2000−131099号公報
しかしながら、特許文献1記載のセンターレスタイプの指針式計器では、その中央部領域に表示装置の表示面が位置し、この表示装置の表示面を避けて指針が表示面(透視部)の周囲に形成される指標部上を移動し指標部を指示する構成であるため、指針の長さを短く設定せざるを得なくなり、これにより指針の視認性が低下してしまうという問題があった。
そこで本発明は、前述の課題に対して対処するため、指針が透視部の周囲を移動する場合であっても、指針の視認性を向上させることが可能な指針式計器の提供を目的とするものである。
本発明は、第1の透視部とこの第1の透視部の周囲に形成される指標部とを有する指標板と、前記第1の透視部に対応する第2の透視部を有する回転体と、この回転体に固定され前記第1の透視部の周囲を前記指標部に沿って移動する指針と、前記回転体を回転駆動し前記指針を移動させる駆動装置と、前記指標板の背後に配置され前記第1,第2の透視部を通じて観察者に所定情報を表示する表示装置とを備え、前記表示装置に前記指針に連動して移動する表示部を表示させることを特徴とする。
また本発明は、透視部とこの透視部の周囲に形成される指標部とを有する指標板と、前記透視部の周囲を前記指標部に沿って移動する指針と、前記指標板の背後に配置され前記透視部を通じて観察者に所定情報を表示する表示装置と、この表示装置の背後に配置され前記指針を駆動する駆動装置と、前記表示装置を迂回して前記指針と前記駆動装置とを接続する連結部とを有し、前記表示装置に前記指針に連動して移動する表示部を表示させることを特徴とする。
また本発明は、前記指針の表示色と前記表示部の表示色とが同色であることを特徴とする。
本発明によれば、初期の目的を達成でき、指針が透視部の周囲を移動する場合であっても、指針の視認性を向上させることが可能な指針式計器を提供できる。
(第1実施形態)以下、図面に基づいて本発明による指針式計器の第1実施形態について説明する。図1〜図4は、本発明の第1実施形態を示すもので、図1は本発明の第1実施形態による指針式計器の正面図、図2は図1のA−A断面図、図3は同実施形態による駆動装置と回転体との連結状態、並びに回転体に固定される指針を示す斜視図、図4は図2中、B部を拡大して示す要部断面図である。
本実施形態による指針式計器は、図1〜図3に示すように、配線基板1と、この配線基板1上に配置される表示装置2と、この表示装置2の周囲を覆うように配置されるケース体3と、このケース体3内に収納される導光体4と、この導光体4の前方に位置する指標板5と、この指標板5の後述する指標部を指示する指針6と、この指針6を固定する回転体7と、この回転体7を回転駆動させるための駆動装置8と、回転体7を回転可能に支持する支持体9と、指標板5の前記指標部並びに指針6を露出させるための被覆部材10とから構成されている。
配線基板1は、例えば硬質の回路基板からなり、表示装置2や駆動装置8を作動させる図示しない駆動制御回路が搭載されている。
表示装置2は、例えばTFT(薄膜トランジスタ)型液晶表示素子からなる表示パネルを枠体内に組み込んでなり、前記表示パネルの表示面が観察者に臨むように、配線基板1上に配置されている。そして、前記表示パネルの表示面には、その中心点C1を始点とし、指針6の後述する指示部の端部(端面)C2を終点とするように、前記始点(中心点C1)から前記終点(前記指示部の端部C2)に向けて延びる表示部21が形成されている。
この表示部21は、前記表示パネルの画素によって表示形成される表示画像の一部であり、指針6の長手方向における軸線Lに沿って線状に延びている。そして、表示部21は後述する指針6に連動して回転移動するよう図示しない表示制御手段により、その表示位置が変化する(中心点C1を中心に軸回り移動する)ものであり、その表示色は指針6の発光色と同色に設定されている。なお、表示部21の軸線Lと直交する方向に対する厚さは、指針6の長手方向(軸線L)と直交する方向に対する厚さと略等しくなるように設定されている。
ケース体3は、その中央部領域に例えば円形の貫通孔からなる第1の貫通部31の形成された概略円環形状の白色板材からなり、その材質は合成樹脂からなる。この場合、第1の貫通部31は表示装置2の前記表示面に対応して開口形成されている。またケース体3には、図4に示すように内側環状突出部32と、外側環状突出部33と、底壁部34とが形成されている。内側環状突出部32は、第1の貫通部31を取り巻くように指標板5側に延び、指標板5の後述する第3の貫通部の周囲を背後から支持している。また外側環状突出部33は、内側環状突出部32の外側に位置しており、導光体4や指標板5、回転体7、支持体9等を取り囲むように被覆部材10の後述する見返し板に延び、この見返し板の後述する外側環状突出部を背後から支持している。そして、内側環状突出部32、外側環状突出部33、底壁部34によって形成される凹部に導光体4が収納保持されている。なお、第1の貫通部31は貫通部ではなく、透明部であってもよい。
導光体4は、ケース体3の第1の貫通部31に対応する第2の貫通部41を有する概略円環形状の板材からなり、その材質は透光性の合成樹脂からなる。なお、42は後述する光源からの光を入射する第1の入射部であり、この第1の入射部42は導光体4の外周部表面に設けられている。43は第1の入射部42を通じて導光体4内に採り入れた光を第2の貫通部41側に拡散反射させるための第1の反射部であり、この第1の反射部43は傾斜形状に形成され、第1の入射部42の真下、つまり導光体4の外周部背面に位置している。そして、第1の入射部42に入射した前記光源からの光は、第1の反射部43を通じて第2の貫通部41側に拡散反射され、指標板5の背面と当接する導光体4の表面箇所から出射して導光体4上に積層配置されている指標板5内に入射される。
指標板5は、第1,第2の貫通部31,41に対応する第3の貫通部(第1の透視部)51を有する概略円環形状の板材からなり、第3の貫通部51の周囲には、指針6の移動経路に沿って円弧状に配列された文字や目盛等の指標部52が形成されている(図1参照)。なお、53は指標部52の背景を形成する地色部である。これら指標部52、地色部53は、概略円環プレート形状を有する透光性合成樹脂材からなる図示しない基材上に印刷形成された印刷層からなり、指標部52は例えば白色系の透光性インクにより形成され、地色部53は黒色系の遮光性インクにより形成されている。なお、これら指標部52、地色部53の各印刷層はスクリーン印刷等の手段により形成されている。また、第3の貫通部51は貫通部ではなく、透明部であってもよい。
指針6は、透光性の合成樹脂からなり、図3に示すように回転体7の後述する指針固定部に装着固定される概略扇形形状からなる基部61と、この基部61から指標板5上に向けて延びる線状の指示部62とを有している。この場合、基部61はその外側の一部(図3中、点線Pの左側)が回転体7の周囲に露出するように前記指針固定部に装着固定されており、この回転体7周囲に露出した基部61の露出部63の表面は前記光源の発光面と対向している。すなわち、露出部63の表面には前記光源からの光が入射する第2の入射部64が設けられ、さらにこの第2の入射部64の真下となる露出部63の背面には第2の入射部64を通じて基部61内に採り入れた光を指針6の先端側となる指示部62側(端部C2側)に拡散反射させるための傾斜形状からなる第2の反射部65が設けられている。なお、66は指示部62の前面に形成される赤色の透光性ホットスタンプ層である(図4参照)。
回転体7は、指標板5の第3の貫通部51に対応した円形の貫通孔からなる第4の貫通部(第2の透視部)71を有する概略円環形状の板材からなり、その材質は合成樹脂からなる。この回転体7には、歯車部72と、指針固定部73とが形成されている。歯車部72は、回転体7の指針固定部73を除いた円板部74外周の全周にわたって形成されており、駆動装置8の後述する駆動歯車に連結される。指針固定部73は、第4の貫通部71を取り巻く円板部74の一部に切り欠き形成された凹部からなり、この凹部に指針6の指示部62と露出部63との間に位置する基部61箇所が嵌め込まれている。なお、75は支持体9の後述する内側環状突出部の外縁に案内される環状突出部である。また、第4の貫通部71は貫通部ではなく、透明部であってもよい。
駆動装置8は、例えばステッピングモータや交差コイル式ムーブメントからなり、回転体7の第4の貫通部71の外側(回転体7の外周側)に位置しており、その回転軸81には、回転体7の歯車部72に連結される駆動歯車82が固定されている。そして、駆動装置8の回転軸81が計測量に応じて回転することにより、回転体7の指針固定部73に固定された指針6が指標板5の第3の貫通部51の周囲を指標部52に沿って移動するようになっている。この際、かかる指針6の移動に伴って指示部62の端部C2が移動することになるが、本実施形態では指示部62の端部C2の移動に連動(同期)して表示装置2の前記表示面にはこの表示面の中心点C1から端部C2側に延びる表示部21が表示されるようになっている。なお、本実施形態の場合、駆動装置8はケース体3の外側環状突出部33の一部に切り欠き形成された図示しない切り欠き部に配設されている。
支持体9は、第4の貫通部71に対応する第5の貫通部91を有する概略円環形状の板材からなり、その材質は合成樹脂からなる。この支持体9には、内側環状突出部92と、***部93とが形成されている。また、支持板9は回転体7の背後に配置され、回転体7を支持している。なお、第5の貫通部91は貫通部ではなく、透明部であってもよい。
内側環状突出部92は、第5の貫通部91を取り巻くように指針6側に延び、またその外形形状は回転体7の第4の貫通部71の開口形状よりもやや径小に設定されている。なお、内側環状突出部92の背面には概略円環形状の切り欠き部からなる溝部94が形成されており、この溝部94に指標板5の外周部が嵌合固定されている。また、内側環状突出部92の内壁面には、この内壁面よりも外側に位置する回転体7や支持体9等の内機部品が視認されるのを防止するための黒色印刷層が施されている。なお、かかる黒色印刷層は支持体9の背面にも形成されており、この支持体9の背面に形成された黒色印刷層は導光体4の第1の反射部43を通じて第2の貫通部41側に拡散反射された光が支持体9内に供給されるのを防止している。
***部93は、内側環状突出部92の外側に位置する支持体9の表面95箇所から回転体7(円板部74)側に***形成された凸部からなり、その表面は曲面(球)形状に設定されている。そして、本実施形態では***部93が円板部74に沿うように等間隔に3つ形成されている。従って、回転体7の支持体9への組み付け時には、内側環状突出部92が第4の貫通部71の内縁に沿うように挿入(案内)されることで、回転体7は支持体9によって支持されるが、このとき回転体7はその円板部74背面が***部93に点接触するように支持体9に支持されるため、回転体7と支持体9との摩擦抵抗が抑えられ、これにより回転体7を円滑に回転させることが可能となる。
被覆部材10は、指標部52、指示部62のそれぞれを露出し、それ以外の領域を遮蔽するように指針6の基部61の前方に配置されている。また被覆部材10は、見返し板110と、この見返し板110内に装着固定される回路基板120と、指標部52及び指示部62を発光させる光源130とを有しており、光源130はその発光面が指針6側を向くように回路基板120の背面に搭載されている。
見返し板110は、第5の貫通部91に対応した第6の貫通部111を有する黒色の板材からなり、その材質は遮光性の合成樹脂からなる。この見返し板110には、内側環状突出部112と、外側環状突出部113と、壁部114とが形成されている。内側環状突出部112は第6の貫通部111を取り巻くように背後(基部61と指示部62との境界部側)に延び、指針6のうち指示部62のみを露出させ、被覆部材10の背後に位置する基部61や回転体7を見えにくくさせる立壁部からなる。なお、第6の貫通部111は貫通部ではなく、透明部であってもよい。外側環状突出部113は、内側環状突出部112の外側に位置しており、ケース体3の外側環状突出部33の上面に向けて延びている。
回路基板120は、第6の貫通部111に対応する第7の貫通部121を有する概略円環形状の硬質回路基板からなり、両突出部112,113並びに壁部114によって形成される凹部内にフック等の適宜手段を用いて収納固定されている。また、回路基板120は、光源130と、例えば抵抗、コンデンサ等の各種回路部品(図示せず)が配線パターンに導通接続されている。
光源130は、例えば白色光を発するチップ型発光ダイオードからなり、回路基板120の背面側に円弧状に複数個配列され、その発光面は指針6の位置していない箇所では導光体4の第1の入射部42に対向し、指針6の位置している箇所では指針6の第2の入射部64に対向している。そして、光源130が点灯すると、各光源130から発せられた光は、指針6の位置していない箇所では導光体4の第1の入射部42にそれぞれ入射され、第1の入射部42によって導光体4内に採り入れられた光は第1の入射部42の真下に位置する第1の反射部43を通じて指標板5に沿うように第2の貫通部41側に拡散反射される。さらに、第2の貫通部41側に拡散反射された拡散反射光は、指標板5に背面に当接する導光体4の表面箇所から出射して指標部52内を透過することで、指標部52が白色に発光する。
また、指針6の位置している箇所では各光源130のうち隣接する2つの光源130から発せられた光が略扇形形状からなる基部61の外側に位置する第2の入射部64にそれぞれ入射され、この第2の入射部64によって基部61内に採り入れられた光は、第2の入射部64の真下に位置する第2の反射部65に到達する。この第2の反射部65に到達した光は第2の反射部65によって指示部62の先端側(端部C2側)に反射導光される反射光と、第2の反射部65を通過して第2の反射部65の真下に位置する導光体4の第1の入射部42側に照射される照射光とに大別される。
指示部62の端部C2側に反射導光された反射光は透光性ホットスタンプ層66によって着色されることで指示部62が赤色に発光する。また、第2の反射部65を通過して導光体4側に照射される照射光は導光体4の第1の入射部42を通じて導光体4内に供給され、指標部52が白色に発光する。
このように各光源130の点灯時には指標部52が白色に発光すると共に指示部62が赤色に発光し、しかも赤色に発光した指示部62は駆動装置8の回転駆動に応じて第1の透視部51の周囲に位置する指標部52上を移動し所定の指標部52箇所を指示することになるが、本実施形態では表示装置2によって指示部62に連動して移動する表示部21が表示画像として表示される。従って、表示装置2の表示画像を利用して指針6の指示部62に連なる表示部21を追加して表示させることが可能となるため、観察者側には指示部62の長さがあたかも表示装置2の前記表示面の中心点C1まで延長されているように視認され、つまり指示部62の長さと表示部21の長さとを加えた全体の長さが指示部62として視認され、これにより指示部62(指針6)の視認性を向上させることが可能となる。
また本実施形態では、指針6の指示部62の表示色と、表示部21の表示色とを同色にしたことにより、あたかも一本の指針のように視認させることが可能となり、デザイン調和性並びに視認性を向上させることができる。
なお本実施形態の場合、光源130の非点灯時においても、指針6前方側からの外光が指示部62の前面に形成される赤色の透光性ホットスタンプ層66にあたって前方に反射するため、観察者側には指示部62が透光性ホットスタンプ層66自体の色調である赤色によって視認され、これにより光源130の点灯時と同様に指示部62が表示部21と共にあたかも表示装置2の前記表示面の中心点C1まで延びているように視認される。
(第2実施形態)図5,図6は本発明の第2実施形態を示しており、本実施形態では駆動装置が表示装置の略中央部背後に配置され、この駆動装置と表示装置の表示面周囲を移動する指針とが表示装置を迂回するように配設された連結部を介して連結された場合を示している。すなわち、この第2実施形態における指針式計器は指標板200と、この指標板200の背後に配置される表示装置210と、この表示装置210の背後に配置される配線基板220と、表示装置210と配線基板220との間に配置されるフレーム体230と、配線基板220に導通装着され回転軸240がフレーム体230の背面側に向けて延びる駆動装置250と、この駆動装置250によって駆動される指針260と、駆動装置250と指針260とを接続する連結部270とを備えている。
指標板200は、その中央部領域に例えば円形の貫通孔からなる透視部201の形成された概略円環形状の板材からなり、表示装置210に適宜手段により固定されている。透視部201の周囲には前記第1実施形態と同様に指針260の移動経路に沿って円弧状に配列された文字や目盛等の指標部202が形成されている。これら指標部202は、概略円環プレート形状を有する透光性合成樹脂材からなる図示しない基材上にスクリーン印刷等の手段により形成されている。また、透視部201は貫通部ではなく、透明部であってもよい。
表示装置210は、前記第1実施形態と同じであり、前記表示パネルの表示面が透視部201を通じて観察者に臨むものである。かかる前記表示パネルの表示面には、その中心点C1を始点とし、指針260の先端部(先端面)C2を終点とするように、前記始点(中心点C1)から前記終点(指針260の先端面C2)に向けて延びる表示画像である表示部211が表示され、この表示部211は指針260に連動して、その表示位置が変化するようになっている。
配線基板220は、例えば硬質の回路基板からなり、表示装置210や駆動装置250を作動させる図示しない駆動制御回路が搭載されている。
フレーム体230は、例えば剛性を有する金属材料または合成樹脂材料からなり、表示装置210を支持する支持部材としての機能を有している。また、フレーム体230は表示装置210を固定する固定部231を備えている。この固定部231は略四角形の枠状であり、また固定部231にはこれを保持するための脚部232が一体形成されている。この脚部232は、略L字形状からなり、フレーム体230に固定された表示装置210が振動しないように形成されている。
駆動装置250は、例えばステッピングモータや交差コイル式ムーブメントからなり、回転軸240が配線基板220を貫通するように、その主要部が配線基板220の背後に装着され、且つ半田付け等の適宜導通手段により図示しない配線パターンに電気接続される。なお、駆動装置250及びその回転軸240は表示装置210の中央部背後に位置している。
指針260は、例えば合成樹脂からなり、指標板200上に線状に延びている。この指針260は指標板200が表示装置210に固定されているため、指標板200の外周と表示装置210を迂回した略L字形状からなる連結部270を介して駆動装置250の回転軸240に固定されている。なお、この場合、指針260は連結部270によって表示装置210やフレーム体230をも避けて回転軸240に固定されている。そして、連結部270に固定された指針260は駆動装置250の回転駆動により、指標板200上を指標部202に沿って移動し、指標部202を指示している。なお、指針260の前面には図示しない赤色の透光性ホットスタンプ層が形成されている。
かかる実施形態においても、指針260に連動して表示装置210の前記表示面領域には、指針260の先端面C2から前記表示面の中心点C1に延びる線状の表示部211が表示画像として表示されるため、観察者側には指針260の長さがあたかも表示装置210の前記表示面の中心点C1まで延長されているように視認され、前記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。また、この第2実施形態にあたり指針260を透光性の合成樹脂により形成し、この指針260の後部から発光ダイオードからの光を入射し、この入射光で指針260を発光させるようにしてもよい。
また前記各実施形態では、指針6,260と表示部21,211とが同系色の色調(赤色)にて視認される場合について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、観察者側に指針6,260と表示部21,211とが異なる色調によって視認されるようにしてもよい。
また前記各実施形態では、表示装置2,210の表示面に指針6,260に連なる表示部21,211が表示される場合について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、表示装置2,210の表示面には走行距離情報やナビゲーション情報等の各種情報を表示させることも可能であり、例えば表示部21,211と前記各種情報とを切替表示するようにしてもよい。なお、表示部21,211は常時表示ではなく点滅表示させてもよい。
また前記各実施形態では、表示部21,211が指針6,260の端面C2から表示面の中心点C1に向けて線状(棒状)に表示される場合について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、例えば表示部21,211を端面C2から中心点C1に向けて先端側(中心点C1側)が先細りとなるように略三角形状に表示してもよいし、あるいは端面C2から端面C2と中心点C1との中間点まで表示させ、中心点C1周囲となる表示部21,211の非表示領域に前記各種情報を表示させるようにしてもよい。つまり、端面C2に連なる表示部21,211を表示させることによって観察者側に指針6,260の長さが少しでも長く表示できるものであれば任意の構成を採用することが可能である。
また前記第2実施形態では、連結部270がL字形状の棒形状からなる場合について説明したが、連結部270の形状は前記第2実施形態に限定されるものではなく、例えば指標板200の板面方向と同一方向に広がる円盤部を備え、この円盤部と指針260とを接続した形状であってもよい。このように構成することによって、円盤部の回転時のバランスを取りやすくすることが可能である。
また前記第2実施形態では、指標板200が表示装置210に固定されているために、指針260は指標板200の外周と表示装置210を迂回していたが、前記第2実施形態に限定されるものではなく、指標板200が表示装置210ではなく、図示しない部品に固定された場合は、指針260は表示装置210のみを迂回し、指標板200の透視部201から指標板200上に位置するものであってもよい。なお、指標板200の透視部201近傍に連結部270の上端部が貫通する貫通部を設け、この貫通部から前方に突出した連結部270の貫通端部に指針260を固定してもよい。
本発明の第1実施形態による指針式計器の正面図である。 図1のA−A断面図である。 同実施形態による回転体と駆動装置の連結状態、並びに回転体に固定される指針を示す斜視図である。 図2中、B部を拡大して示す要部断面図である。 本発明の第2実施形態における指針式計器の正面図である。 図5のC−C断面図である。
符号の説明
1,220 配線基板
2,210 表示装置
3 ケース体
4 導光体
5,200 指標板
6,260 指針
7 回転体
8,250 駆動装置
9 支持体
10 被覆部材
21,211 表示部
51 第3の貫通部(第1の透視部)
52,202 指標部
62 指示部
71 第4の貫通部(第2の透視部)
81,240 回転軸
110 見返し板
120 回路基板
130 光源
201 透視部
230 フレーム体
270 連結部

Claims (3)

  1. 第1の透視部とこの第1の透視部の周囲に形成される指標部とを有する指標板と、
    前記第1の透視部に対応する第2の透視部を有する回転体と、
    この回転体に固定され前記第1の透視部の周囲を前記指標部に沿って移動する指針と、
    前記回転体を回転駆動し前記指針を移動させる駆動装置と、
    前記指標板の背後に配置され前記第1,第2の透視部を通じて観察者に所定情報を表示する表示装置とを備え、
    前記表示装置に前記指針に連動して移動する表示部を表示させることを特徴とする指針式計器。
  2. 透視部とこの透視部の周囲に形成される指標部とを有する指標板と、
    前記透視部の周囲を前記指標部に沿って移動する指針と、
    前記指標板の背後に配置され前記透視部を通じて観察者に所定情報を表示する表示装置と、
    この表示装置の背後に配置され前記指針を駆動する駆動装置と、
    前記表示装置を迂回して前記指針と前記駆動装置とを接続する連結部とを有し、
    前記表示装置に前記指針に連動して移動する表示部を表示させることを特徴とする指針式計器。
  3. 前記指針の表示色と前記表示部の表示色とが同色であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の指針式計器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7434536B2 (en) * 2003-07-10 2008-10-14 Borg Instruments Ag Disc indicator
JP2008298711A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Yazaki Corp 車両用表示装置
JP2009068934A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 Yazaki Corp 計器装置

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