JP2005156340A - Ohラジカルの検出方法及び検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 還元型ポリアニリンの利用により、時間遅れを生じることなく簡便で迅速に測定結果を出せるOHラジカル検出方法および検出装置を提供すること。
【解決手段】 OHラジカルによる還元型ポリアニリン12への攻撃で、OHラジカルが有機分子中の水素を引き抜き、還元型ポリアニリン12が透明(うす緑)から黒色になるので、この還元型ポリアニリン12色調変化または抵抗値変化からOHラジカルを検出する。
【選択図】図1
【解決手段】 OHラジカルによる還元型ポリアニリン12への攻撃で、OHラジカルが有機分子中の水素を引き抜き、還元型ポリアニリン12が透明(うす緑)から黒色になるので、この還元型ポリアニリン12色調変化または抵抗値変化からOHラジカルを検出する。
【選択図】図1
Description
本発明は、気中あるいは液中で生成されるOHラジカルの検出方法および検出装置に関する。
近年、環境問題に対応するため、各種の有機化合物を酸化分解することが行われており、強い酸化力を有するOHラジカルが用いられるようになってきた。この場合、OHラジカルの生成量は有機物の除去率にかかわるため、このOHラジカルの生成量を測定し管理する必要がある。
従来、気中で生成するOHラジカルについては直接観測している例があるが、液中で生成するOHラジカルについては間接的な検出法に限定されてきた。この理由は、OHラジカルの寿命がnsからμsオーダと短く、殆ど移動しないまま消滅するためである。拡散距離は約20nm程度という報告もある。
OHラジカルの液中での主な反応は、以下の3ケースである。
・ 電子移動反応
・ 水素引き抜き反応
・ 二重結合や芳香核への付加反応
上述の間接的な検出法とは、これらの反応のうち特に二重結合や芳香核への付加反応を利用するもので、液中にOHラジカルと反応し易い有機試薬を加えておき、反応後、OH付加物の生成量を測定する方法を指す。この測定法は“スピントラップ法”と呼ばれており、この分野の研究者が通常用いる手法である(例えば、非特許文献1及び非特許文献2参照)。
・ 水素引き抜き反応
・ 二重結合や芳香核への付加反応
上述の間接的な検出法とは、これらの反応のうち特に二重結合や芳香核への付加反応を利用するもので、液中にOHラジカルと反応し易い有機試薬を加えておき、反応後、OH付加物の生成量を測定する方法を指す。この測定法は“スピントラップ法”と呼ばれており、この分野の研究者が通常用いる手法である(例えば、非特許文献1及び非特許文献2参照)。
スピントラップ法の例としては、スピントラップ剤にフェニルアラニン(Phenylalanine)を使用したものがある。この場合のOH付加物はチロシン(Tyrosine)であり、生成物の測定には電子スピン共鳴装置や高速液体クロマトグラフなどを使用し、OHラジカル濃度を算出している。
産業用水調査会発行:技術雑誌「用水と廃水」Vol.44 No.1(2002)56頁乃至 60頁「環境ホルモンの活性種による分解」 日本化学会発行:日本化学会誌1998 NO.9 619頁乃至625頁「雨水・露水中に 光化学的に生成するヒドロキシラジカル量の計測」
産業用水調査会発行:技術雑誌「用水と廃水」Vol.44 No.1(2002)56頁乃至 60頁「環境ホルモンの活性種による分解」 日本化学会発行:日本化学会誌1998 NO.9 619頁乃至625頁「雨水・露水中に 光化学的に生成するヒドロキシラジカル量の計測」
上述した通り、OHラジカルの検出はスピントラップ法が主流であるが、この方法はOHラジカルを検出したい液中に予め有機試薬(=スピントラップ剤)を混合しておき、一定時間反応させた後、電子スピン共鳴装置や高速液体クロマトグラフなどの装置を利用して生成物を機器分析する必要がある。従って、OHラジカル濃度を算出するには時間遅れがあり、また、高度な分析機器を用意する必要があった。
本発明の目的は、還元型ポリアニリンの利用により、時間遅れを生じることなく簡便で迅速に測定結果を出せるOHラジカル検出方法および検出装置を提供することにある。
本発明のOHラジカルの検出方法は、還元型ポリアニリンをOHラジカルに接触させ、このOHラジカルの攻撃による還元型ポリアニリンの分子骨格中水素の引き抜き反応により還元型ポリアニリンに色調変化を生じさせ、この色調変化からOHラジカルを検出することを特徴とする。
また、本発明のOHラジカルの検出方法は、還元型ポリアニリンの、分子骨格中水素の引き抜き反応による色調変化に対する色調表を用意し、実際の還元型ポリアニリンの色調変化と前記色調表との比較によりOHラジカル濃度を算出可能としている。
また、本発明のOHラジカルの検出方法は、還元型ポリアニリンをOHラジカルに接触させ、このOHラジカルの攻撃による還元型ポリアニリンの分子骨格中水素の引き抜き反応により還元型ポリアニリンの抵抗値変化を生じさせ、この抵抗値変化からOHラジカルを検出してもよい。
本発明のOHラジカルの検出装置は、還元型ポリアニリンを、透光性を有する板材或いはフィルム表面に塗布したものである。
また、本発明のOHラジカル検出装置は、透光性を有する板材或いはフィルム表面に塗布された還元型ポリアニリンの光透過度を測定する光透過度測定手段を有し、測定された光透過度からOHラジカル濃度を算出可能としている。
また、OHラジカル検出装置は、透光性を有する板材或いはフィルム表面に塗布された還元型ポリアニリンの抵抗値変化を検知する抵抗値変化検知手段を設け、検知された抵抗値変化からOHラジカル濃度を算出可能としてもよい。
さらに、本発明のOHラジカル検出装置では、抵抗値検出手段として、透光性を有する板材或いはフィルム表面に塗布された還元型ポリアニリンの両端に電極を設け、この電極に電圧印加装置と電流計を接続している。
これらの発明によれば、OHラジカルによる還元型ポリアニリンへの攻撃で、OHラジカルが下式のように有機分子中の水素を引き抜き、還元型ポリアニリンが透明(うす緑)から黒色になるのでこの色調変化からOHラジカルを検出する。
また、OHラジカルによる還元型ポリアニリンの攻撃で、分子骨格中水素の引抜反応によるポリアニリンブラック化により抵抗値低下が生じるので、これを観測することでOHラジカルを検出できる。
これらの結果、気中および液中で発生するOHラジカル濃度をその場で測定することが可能になる。
本発明によれば、OHラジカルによる還元型ポリアニリンへの攻撃により、OHラジカルが有機分子中の水素を引き抜くことで、還元型ポリアニリンが透明(うす緑)から黒色に色調変化し、或いは抵抗値が変化するので、これらを捉えることにより、現場で時間遅れを生じることなく、簡便、且つ迅速にOHラジカルを検出することができる。また、従来法であるスピントラップ法と比較するとスピントラップ剤である有機試薬の添加や生成物の検出に高度な分析装置を必要としないなど安価でもある。
以下、本発明によるOHラジカル検出方法及び検出装置の一実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施例1)
まず、還元型ポリアニリンを、透光性を有する板材或いはフィルムの表面に塗布し、その表面に還元型ポリアニリンを製膜し、OHラジカルの検出装置とした場合について説明する。
まず、還元型ポリアニリンを、透光性を有する板材或いはフィルムの表面に塗布し、その表面に還元型ポリアニリンを製膜し、OHラジカルの検出装置とした場合について説明する。
すなわち、図1で示すように、OHラジカル検出器10は、顕微鏡用のスライドグラス(透光性を有する板材)11の表面に硬化用樹脂と還元型ポリアニリンの混合液を塗布し、還元型ポリアニリンフィルム12を製膜して構成される。
このようにして作製したOHラジカル検出器10を、図示しない被検出液体内に浸漬させ、液体中のOHラジカルと接触させる。この場合のOHラジカル検知例について説明する。
例えば、被検出液体として水道水と同レベルの導電率をもつ廃液を用い、この廃液中にオゾンガスを吹込みながらUVランプを照射する。液中では溶解オゾン分子が、UV照射により下式のようにOHラジカルを生成する。
O3 +hν →O2+O*(1D) …(1)
O*(1D)+H2O → 2OH* …(2)
あるいは
O3 +H2O+hν →O2+H2O2 …(3)
H2O2+hν →2OH* …(4)
ここで、
O3:オゾン分子、O*(1D):励起状態のO原子、OH*:OHラジカル
hν:紫外線エネルギー
液中に浸漬したスライドガラス11上の還元型ポリアニリンフィルム12は、生成されたOHラジカルの攻撃により、OHラジカルが有機分子中の水素を引き抜くことで、還元型ポリアニリンが透明(うす緑)から黒色に色調変化を生じる。すなわち、OHラジカルの攻撃による還元型ポリアニリンの分子骨格中水素の引き抜き反応により還元型ポリアニリンは色調変化を生じ黒色化していく。
O*(1D)+H2O → 2OH* …(2)
あるいは
O3 +H2O+hν →O2+H2O2 …(3)
H2O2+hν →2OH* …(4)
ここで、
O3:オゾン分子、O*(1D):励起状態のO原子、OH*:OHラジカル
hν:紫外線エネルギー
液中に浸漬したスライドガラス11上の還元型ポリアニリンフィルム12は、生成されたOHラジカルの攻撃により、OHラジカルが有機分子中の水素を引き抜くことで、還元型ポリアニリンが透明(うす緑)から黒色に色調変化を生じる。すなわち、OHラジカルの攻撃による還元型ポリアニリンの分子骨格中水素の引き抜き反応により還元型ポリアニリンは色調変化を生じ黒色化していく。
このため、還元型ポリアニリンの色調変化(黒色化)を観測することで、時間遅れを生じることなく、その場で簡便且つ迅速にOHラジカルを検出することができる。
上記色調変化の観測は次のように行う。
例えば、色調変化に対する色調表を用意し、実際の還元型ポリアニリンの色調変化と前記色調表とを比較する。この比較によりOHラジカル濃度が算出可能となる。すなわち、図1で示したOHラジカル検出器の還元型ポリアニリンフィルム12は、OHラジカルの攻撃により、透明(うす緑)からの黒変を生じるので、この黒変を色調表(色見本)と比較することで、気中あるいは液中の概略のOHラジカル濃度の算出を可能とする。したがって、従来行われていたスピントラップ法とは異なり、直接的に概略のOHラジカル濃度を観測することが可能となる。
色調変化を観測する他の手段としては、図1で示すスライドガラス11の表面に塗布された還元型ポリアニリンフィルム12の光透過度を測定する。このため、図示していないが、光源及び光/電変換素子からなる光透過度測定手段を設け、測定された光透過度からOHラジカル濃度を算出可能とした。すなわち、図1で示したOHラジカル検出器10の還元型ポリアニリンフィルム12は、OHラジカルの攻撃により、透明(うす緑)からの黒変を生じる。この黒変は、還元型ポリアニリンフィルム12の光透過性の低下として表れる。したがって、この光透過度を測定することによりOHラジカル濃度を算出できる。
図2は、前述のように、水道水と同レベルの導電率をもつ廃液中にオゾンガスを吹込みながらUVランプを照射した際の、照射時間と光透過度の関係をまとめたものである。図2において、可視光の光透過度は、UV照射(OHラジカルの生成)時間の経過で低下しており、還元型ポリアニリンの水素引抜き反応が生じていること及びOHラジカルの検出に有効なことが分かる。
このように、還元型ポリアニリンの色調変化を光透過度から評価することで正確なOHラジカル濃度が算出できる。
(実施例2)
図3で示すOHラジカル検出器10は、実施例1と同じく、スライドグラス11表面に硬化用樹脂と還元型ポリアニリンの混合液を塗布して還元型ポリアニリンフィルム12を形成している。この実施例2では、さらに、還元型ポリアニリンフィルム12の両端に電極13を付けている。
図3で示すOHラジカル検出器10は、実施例1と同じく、スライドグラス11表面に硬化用樹脂と還元型ポリアニリンの混合液を塗布して還元型ポリアニリンフィルム12を形成している。この実施例2では、さらに、還元型ポリアニリンフィルム12の両端に電極13を付けている。
ここで、還元型ポリアニリンフィルム12は、OHラジカルによる攻撃で抵抗値の低下が予想される。そこで、還元型ポリアニリンフィルム12の抵抗値変化を検知するために、その両端に電極13を付け、リード線14により後述する抵抗値変化検知手段に接続し、検知された抵抗値変化からOHラジカル濃度を算出可能とした。
図4は、実施例1と同様に、被検出液体として水道水と同レベルの導電率をもつ廃液21を用い、この廃液21中に、オゾン散気管22を用いてオゾンガスを吹込みながら、UVランプ23を照射し、廃液21中にOHラジカルを生成している状態を示している。このように、オゾンを吹込んだ状態でUVランプ23を照射している廃液21中に、OHラジカル検出器10を浸漬し、リード線14により抵抗値変化検出手段を構成する電圧印加装置25と電流計26を接続し、還元型ポリアニリンフィルム12の抵抗値変化を検知する。
図5はUV照射(OHラジカル生成)時間経過に対する還元型ポリアニリンフィルム12の抵抗値変化を表している。図5で示す試験結果から、UV照射時間とフィルム抵抗値が比例して低下することが分かる。この結果、フィルムの色調変化のみならず抵抗値の変化からもOHラジカルが検出できることが分かる。
このように、OHラジカル検出器10を被検液21中に入れた状態で、OHラジカル濃度の測定が可能となる。すなわち、OHラジカルを検出するたびにOHラジカル検出器10を被検液21中から取出す必要は無く、オンラインでの検出も可能となる。もちろん、気中でのOHラジカル濃度算出にも使用できる。
このように、還元型ポリアニリンを利用した検出器を用いることにより、気中および液中で生成するOHラジカルを簡便・迅速に検出できる。また、従来法であるスピントラップ法と比較するとスピントラップ剤である有機試薬の添加や生成物の検出に高度な分析装置を必要としないなど安価な分析法である。
10 OHラジカル検出器
11 投光性を有する板材またはフィルム材
12 還元型ポリアニリンフィルム
13 電極
25 電圧印加装置
26 電流計
11 投光性を有する板材またはフィルム材
12 還元型ポリアニリンフィルム
13 電極
25 電圧印加装置
26 電流計
Claims (7)
- 還元型ポリアニリンをOHラジカルに接触させ、このOHラジカルの攻撃による還元型ポリアニリンの分子骨格中水素の引き抜き反応により還元型ポリアニリンに色調変化を生じさせ、この色調変化からOHラジカルを検出することを特徴とするOHラジカルの検出方法。
- 還元型ポリアニリンの、分子骨格中水素の引き抜き反応による色調変化に対する色調表を用意し、実際の還元型ポリアニリンの色調変化と前記色調表との比較によりOHラジカル濃度を算出可能としたことを特徴とする請求項1に記載のOHラジカルの検出方法。
- 還元型ポリアニリンをOHラジカルに接触させ、このOHラジカルの攻撃による還元型ポリアニリンの分子骨格中水素の引き抜き反応により還元型ポリアニリンの抵抗値変化を生じさせ、この抵抗値変化からOHラジカルを検出することを特徴とするOHラジカルの検出方法。
- 還元型ポリアニリンを、透光性を有する板材或いはフィルム表面に塗布したOHラジカルの検出装置。
- 透光性を有する板材或いはフィルム表面に塗布された還元型ポリアニリンの光透過度を測定する光透過度測定手段を有し、測定された光透過度からOHラジカル濃度を算出可能としたことを特徴とする請求項4に記載のOHラジカルの検出装置。
- 透光性を有する板材或いはフィルム表面に塗布された還元型ポリアニリンの抵抗値変化を検知する抵抗値変化検知手段を設け、検知された抵抗値変化からOHラジカル濃度を算出可能としたことを特徴とする請求項4に記載のOHラジカルの検出装置。
- 抵抗値検出手段として、透光性を有する板材或いはフィルム表面に塗布された還元型ポリアニリンの両端に電極を設け、この電極に電圧印加装置と電流計を接続したことを特徴とする請求項6に記載のOHラジカルの検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003395004A JP2005156340A (ja) | 2003-11-26 | 2003-11-26 | Ohラジカルの検出方法及び検出装置 |
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JP2003395004A JP2005156340A (ja) | 2003-11-26 | 2003-11-26 | Ohラジカルの検出方法及び検出装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007271287A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Kitakyushu Foundation For The Advancement Of Industry Science & Technology | 酸化ストレス物質検知センサ |
CN101413896B (zh) * | 2008-12-02 | 2011-05-18 | 上海理工大学 | 一种羟基自由基的测定方法 |
-
2003
- 2003-11-26 JP JP2003395004A patent/JP2005156340A/ja active Pending
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CN101413896B (zh) * | 2008-12-02 | 2011-05-18 | 上海理工大学 | 一种羟基自由基的测定方法 |
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