JP2005151269A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005151269A
JP2005151269A JP2003387410A JP2003387410A JP2005151269A JP 2005151269 A JP2005151269 A JP 2005151269A JP 2003387410 A JP2003387410 A JP 2003387410A JP 2003387410 A JP2003387410 A JP 2003387410A JP 2005151269 A JP2005151269 A JP 2005151269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
amount
photoelectric conversion
led
reading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003387410A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Kamishiro
敏昭 神代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2003387410A priority Critical patent/JP2005151269A/ja
Publication of JP2005151269A publication Critical patent/JP2005151269A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、2灯の光源の光量を適切に調整して光電変換素子の出力レベルを適切に設定し、良好な画像品質の読取画像を得る画像読取装置に関する。
【解決手段】スキャナ1は、読取部制御回路21が、原稿の読取前に、2灯のLED5a、5bをLED駆動ドライバ22、23に独立して所定光量で順次点灯させて、各LCD5a、5bを独立して順次点灯させたときの白基準板からの反射光のCCD10の光電変換量に基づいて、原稿読取時の2灯のLED5a、5bを同時に点灯させたときの設定光量を各LCD5a、5b毎に、LED駆動ドライバ22、23に設定し、原稿の読取時に、LED駆動ドライバ22、23が、当該設定光量で2灯のLED5a、5bをそれぞれ点灯駆動させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像読取装置に関し、詳細には、2灯の光源の光量を適切に調整して光電変換手段の出力レベルを適切に設定し、良好な画像品質の読取画像を得る画像読取装置に関する。
スキャナ、複写装置、ファクシミリ装置等の画像読取装置は、光源として、蛍光灯、Xe(キセノン)管あるいはLED(Light Emitting Diode)等が用いられている。画像読取装置は、この光源から原稿に光を照射して、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device )等の光電変換素子に入射し、光電変換素子で電気信号に変換して原稿の画像を読み取っている。
したがって、画像読取装置においては、光源の光量が適切であることが原稿の画像を良好な状態で読み取る上で重要である。
そこで、従来から光源の光量調整を行う画像読取装置が種々提案されており、例えば、特許文献1では、光源の点灯から所定時間後にイメージセンサに結像する光の波長分布を検出して、この検出結果の波長分布に基づいて光源あるいはこの光源周辺の温度を推定し、この温度に基づいて光源への供給電力量を制御する技術が開示されている。
また、従来、本出願人は、先に、シェーディング補正用の基準白板の読み取り時の照射光量が原稿読み取り時の照射光量と異なるように調光する技術を開示している(特許文献2参照)。
特開2002−209058号公報 特開平11−187262号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、複数の光源を使用した画像読取装置については考慮されておらず、改良の必要があった。
すなわち、従来、光量不足になると、適切に原稿の画像を読み取ることができないため、従来から光源を2灯使用した構成として原稿を読み取っている画像読取装置がある。このような複数、例えば、2灯の光源を用いた場合、複数の光源がバランスよく原稿面を照射する必要がある。
ところが、各々の光源の光量はばらつきがあり、2灯構成にすると、光源全体としてのばらつきが2倍となり、CCD等の受光素子への最適な出力レベルを得るには、設計上非常に難しい構成となっている。
特に、2灯構成の光源で、2倍のばらつきを考慮すると、CCDの飽和電圧以下に光源の出力レベルの上限を抑える必要があるため、目標値となるCCD出力レベルを低くする必要があり、S/Nが低下して、画質劣化の一因となる。
そこで、請求項1記載の発明は、相対向して配置された2灯の光源から原稿に光を照射して当該原稿からの反射光を光電変換手段に導入して当該光電変換手段が入射光を光電変換することで当該原稿を読み取るに際して、制御手段が、当該原稿の読取前に、2灯のそれぞれの光源を光量調整手段に独立して所定光量で順次点灯させて、当該各光源を独立して順次点灯させたときの所定の基準部材からの反射光の光電変換手段の光電変換量に基づいて、原稿読取時の当該2灯の光源を同時に点灯させたときの設定光量を各光源毎に、2灯の光源をそれぞれ独立して光量調整する光量調整手段に設定し、当該原稿の読取時に、光量調整手段が、当該設定光量で2灯の光源をそれぞれ点灯駆動させることにより、適正な光量を各光源に対して設定して点灯して、2灯同時点灯時においても、十分な光電変換手段の出力レベルを得ることができるようにするとともに、S/Nをも向上させ、読取画像の画像品質を向上させる画像読取装置を提供するを目的としている。
請求項2記載の発明は、制御手段が、2灯の光源をそれぞれ独立して点灯させて光量調整手段に設定光量を設定した後、光量調整手段に2灯の光源を当該設定光量で同時に点灯させ、当該2灯の光源を同時に点灯させたときの光電変換手段の光電変換量に基づいて、光量調整手段の各光源の設定光量を補正し、原稿の読取時に、光量調整手段が、補正後の設定光量で2灯の光源をそれぞれ点灯駆動させることにより、より一層適正な光量を各光源に対して設定して点灯して、2灯同時点灯時においても、より一層適切な光電変換手段の出力レベルを得ることができるようにするとともに、S/Nをもより一層向上させ、読取画像の画像品質をより一層向上させる画像読取装置を提供するを目的としている。
請求項3記載の発明は、相対向して配置された2灯の光源から原稿に光を照射して当該原稿からの反射光を光電変換手段に導入して当該光電変換手段が入射光を光電変換することで当該原稿を読み取るに際して、制御手段が、原稿の読取前に、2灯の光源のうちのいずれか1灯の光源を光量調整手段に所定光量で点灯させて、当該1灯の光源を点灯させたときの所定の基準部材からの反射光の光電変換手段の光電変換量に基づいて、原稿読取時の当該2灯の光源を同時に点灯させたときの設定光量を各光源毎に、2灯の光源をそれぞれ独立して光量調整する光量調整手段に設定し、原稿の読取時に、光量調整手段が、設定光量で2灯の光源をそれぞれ点灯駆動させることにより、少ない光源の点灯回数で、適正な光量を各光源に対して設定して点灯して、2灯同時点灯時においても、十分な光電変換手段の出力レベルを得ることができるようにするとともに、簡単にS/Nをも向上させ、読取画像の画像品質を向上させる画像読取装置を提供するを目的としている。
請求項4記載の発明は、制御手段が、2灯の光源をそれぞれ光量調整手段に独立して所定光量で順次点灯させたときの光電変換手段の出力光量に基づいて、当該光源の不点灯、当該光源の主走査方向の一部分の光量不足等の光源異常現象の有無を検出して、当該光源異常現象から読取画像に異常画像が発生するか否かを判断し、当該異常画像が発生すると判断すると、当該異常現象のある光源の点灯を消灯させるものとして、光量調整手段に設定するとともに、原稿読取時の他の光源の設定光量を光量調整手段に設定し、光量調整手段が、原稿読取時に、消灯の指示された光源の点灯を消灯させるとともに、他の光源を設定光量で点灯駆動させることにより、光源に異常がある場合にも、適正な光量を光源に対して設定して点灯して、十分な光電変換手段の出力レベルを得ることができるようにするとともに、簡単にS/Nをも向上させ、読取画像の画像品質を向上させる画像読取装置を提供するを目的としている。
請求項5記載の発明は、制御手段が、点灯させる側の光源の設定光量を、本来の1灯分の目標光量よりも高めの光量に光量調整手段に設定することにより、S/Nをより一層向上させ、読取画像の画像品質を向上させる画像読取装置を提供するを目的としている。
請求項1記載の発明の画像読取装置は、相対向して配置された2灯の光源から原稿に光を照射して当該原稿からの反射光を光電変換手段に導入して当該光電変換手段が入射光を光電変換することで当該原稿を読み取る画像読取装置において、前記2灯の光源をそれぞれ独立して光量調整する光量調整手段と、前記原稿の読取前に、前記2灯のそれぞれの光源を前記光量調整手段に独立して所定光量で順次点灯させて、当該各光源を独立して順次点灯させたときの所定の基準部材からの反射光の前記光電変換手段の光電変換量に基づいて、前記原稿読取時の当該2灯の光源を同時に点灯させたときの設定光量を前記各光源毎に前記光量調整手段に設定する制御手段と、を備え、前記原稿の読取時に、前記光量調整手段が前記設定光量で前記2灯の光源をそれぞれ点灯駆動させることにより、上記目的を達成している。
この場合、例えば、請求項2に記載するように、前記制御手段は、前記2灯の光源をそれぞれ独立して点灯させて前記光量調整手段に設定光量を設定した後、前記光量調整手段に前記2灯の光源を当該設定光量で同時に点灯させ、当該2灯の光源を同時に点灯させたときの前記光電変換手段の光電変換量に基づいて、前記光量調整手段の各光源の前記設定光量を補正し、前記原稿の読取時に、前記光量調整手段が前記補正後の設定光量で前記2灯の光源をそれぞれ点灯駆動させるものであってもよい。
請求項3記載の発明の画像読取装置は、相対向して配置された2灯の光源から原稿に光を照射して当該原稿からの反射光を光電変換手段に導入して当該光電変換手段が入射光を光電変換することで当該原稿を読み取る画像読取装置において、前記2灯の光源をそれぞれ独立して光量調整する光量調整手段と、前記原稿の読取前に、前記2灯の光源のうちのいずれか1灯の光源を前記光量調整手段に所定光量で点灯させて、当該1灯の光源を点灯させたときの所定の基準部材からの反射光の前記光電変換手段の光電変換量に基づいて、前記原稿読取時の当該2灯の光源を同時に点灯させたときの設定光量を前記各光源毎に前記光量調整手段に設定する制御手段と、を備え、前記原稿の読取時に、前記光量調整手段が前記設定光量で前記2灯の光源をそれぞれ点灯駆動させることにより、上記目的を達成している。
上記請求項1または請求項2の場合、例えば、請求項4に記載するように、前記制御手段は、前記2灯の光源をそれぞれ前記光量調整手段に独立して所定光量で順次点灯させたときの前記光電変換手段の出力光量に基づいて、当該光源の不点灯、当該光源の主走査方向の一部分の光量不足等の光源異常現象の有無を検出して、当該光源異常現象から読取画像に異常画像が発生するか否かを判断し、当該異常画像が発生すると判断すると、当該異常現象のある光源の点灯を消灯させるものとして、前記光量調整手段に設定するとともに、前記原稿読取時の他の光源の設定光量を前記光量調整手段に設定し、前記光量調整手段が、原稿読取時に、前記消灯の指示された光源の点灯を消灯させるとともに、他の光源を前記設定光量で点灯駆動させるものであってもよい。
また、例えば、請求項5に記載するように、前記制御手段は、前記点灯させる側の光源の前記設定光量を、本来の1灯分の目標光量よりも高めの光量に前記光量調整手段に設定するものであってもよい。
請求項1記載の発明の画像読取装置によれば、相対向して配置された2灯の光源から原稿に光を照射して当該原稿からの反射光を光電変換手段に導入して当該光電変換手段が入射光を光電変換することで当該原稿を読み取るに際して、制御手段が、当該原稿の読取前に、2灯のそれぞれの光源を光量調整手段に独立して所定光量で順次点灯させて、当該各光源を独立して順次点灯させたときの所定の基準部材からの反射光の光電変換手段の光電変換量に基づいて、原稿読取時の当該2灯の光源を同時に点灯させたときの設定光量を各光源毎に、2灯の光源をそれぞれ独立して光量調整する光量調整手段に設定し、当該原稿の読取時に、光量調整手段が、当該設定光量で2灯の光源をそれぞれ点灯駆動させるので、適正な光量を各光源に対して設定して点灯して、2灯同時点灯時においても、十分な光電変換手段の出力レベルを得ることができるとともに、S/Nをも向上させることができ、読取画像の画像品質を向上させることができる。
請求項2記載の発明の画像読取装置によれば、制御手段が、2灯の光源をそれぞれ独立して点灯させて光量調整手段に設定光量を設定した後、光量調整手段に2灯の光源を当該設定光量で同時に点灯させ、当該2灯の光源を同時に点灯させたときの光電変換手段の光電変換量に基づいて、光量調整手段の各光源の設定光量を補正し、原稿の読取時に、光量調整手段が、補正後の設定光量で2灯の光源をそれぞれ点灯駆動させるので、より一層適正な光量を各光源に対して設定して点灯して、2灯同時点灯時においても、より一層適切な光電変換手段の出力レベルを得ることができるとともに、S/Nをもより一層向上させることができ、読取画像の画像品質をより一層向上させることができる。
請求項3記載の発明の画像読取装置によれば、相対向して配置された2灯の光源から原稿に光を照射して当該原稿からの反射光を光電変換手段に導入して当該光電変換手段が入射光を光電変換することで当該原稿を読み取るに際して、制御手段が、原稿の読取前に、2灯の光源のうちのいずれか1灯の光源を光量調整手段に所定光量で点灯させて、当該1灯の光源を点灯させたときの所定の基準部材からの反射光の光電変換手段の光電変換量に基づいて、原稿読取時の当該2灯の光源を同時に点灯させたときの設定光量を各光源毎に、2灯の光源をそれぞれ独立して光量調整する光量調整手段に設定し、原稿の読取時に、光量調整手段が、設定光量で2灯の光源をそれぞれ点灯駆動させるので、少ない光源の点灯回数で、適正な光量を各光源に対して設定して点灯して、2灯同時点灯時においても、十分な光電変換手段の出力レベルを得ることができるとともに、簡単にS/Nをも向上させることができ、読取画像の画像品質を向上させることができる。
請求項4記載の発明の画像読取装置によれば、制御手段が、2灯の光源をそれぞれ光量調整手段に独立して所定光量で順次点灯させたときの光電変換手段の出力光量に基づいて、当該光源の不点灯、当該光源の主走査方向の一部分の光量不足等の光源異常現象の有無を検出して、当該光源異常現象から読取画像に異常画像が発生するか否かを判断し、当該異常画像が発生すると判断すると、当該異常現象のある光源の点灯を消灯させるものとして、光量調整手段に設定するとともに、原稿読取時の他の光源の設定光量を光量調整手段に設定し、光量調整手段が、原稿読取時に、消灯の指示された光源の点灯を消灯させるとともに、他の光源を設定光量で点灯駆動させるので、光源に異常がある場合にも、適正な光量を光源に対して設定して点灯して、十分な光電変換手段の出力レベルを得ることができるとともに、簡単にS/Nをも向上させることができ、読取画像の画像品質を向上させることができる。
請求項5記載の発明の画像読取装置によれば、制御手段が、点灯させる側の光源の設定光量を、本来の1灯分の目標光量よりも高めの光量に光量調整手段に設定するので、S/Nをより一層向上させることができ、読取画像の画像品質を向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1〜図6は、本発明の画像読取装置の第1実施例を示す図であり、図1は、本発明の画像読取装置の第1実施例を適用したスキャナ1の正面概略構成図である。なお、本実施例は、請求項1に対応するものである。
図1において、スキャナ1は、本体筐体2の上部にコンタクトガラス3が設けられており、コンタクトガラス3上に、白基準板(所定の基準部材)4が配置されているとともに、原稿Gがセットされる。
本体筐体2の内部には、図示しない第1走行体に搭載された光源5と第1ミラー6、図示しない第2走行体に搭載された第2ミラー7と第3ミラー8、レンズ9及びCCD(Charge Coupled Device )10等からなる露光走査光学系11が配設されており、CCD(撮像デバイス)10は、CCD基板12に取り付けられている。
露光走査光学系11は、第1走行体と第2走行体が図示しない走行体モータにより水平方向(副走査方向:図1の左右方向)に移動され、第1走行体上の光源5からコンタクトガラス3上に載置された原稿Gに光を照射して、当該原稿Gで反射された光の反射光を第1走行体上の第1ミラー6で第2走行体方向に反射し、第2走行体上の第2ミラー7及び第3ミラー8で第1走行体から入射される光を順次反射して、レンズ9方向に出射させる。レンズ9は、第2走行体から入射される光をCCD10に集光して照射させる。CCD(光電変換手段)10は、1次元に複数の光電変換素子としてCCD素子が配列されており、レンズ9から入射される入射光を光電変換して、アナログの画像データ(画像信号)を出力する。
そして、露光走査光学系11は、原稿Gの読み取りに先立って、第1走行体と第2走行体を白基準板4を読み取る位置に移動させ、白基準板4を読み取って、シェーディング補正用の基準データを取得する。
上記光源5は、例えば、図2に示すように、LED5aとLED5bの2灯で構成されているが、2本のキセノン(Xe)管で構成されていてもよい。
そして、スキャナ1は、その読取制御部20とCCD基板12が、図3に示すように、構成されており、CCD基板12には、上述のように、LED5aとLED5bが設けられている。
読取制御部20には、読取制御回路21、LED5a用のLED駆動ドライバ22とLED5b用のLED駆動ドライバ23及びLED電源部24等が設けられており、LED電源部24からCCD基板12の各LED5a、LED5bに駆動電源を供給する。
LED駆動ドライバ(光量調整手段)22とLED駆動ドライバ(光量調整手段)23は、LED5aとLED5bの点灯デューティ(duty)を調整して、LED5aとLED5bの出力調整を行う。
読取部制御回路(制御手段)21は、LED駆動ドライバ22とLED駆動ドライバ23にLED駆動制御信号を出力して、LED駆動ドライバ22とLED駆動ドライバ23によるLED5aとLED5bの点灯デューティ(設定光量)を制御する。
そして、読取制御回路21は、原稿Gの読み取りに先立って、第1走行体と第2走行体を白基準板4を読み取る位置に移動させて、LED駆動ドライバ22とLED駆動ドライバ23によりLED5aとLED5bの点灯デューティをそれぞれ個別に制御して、白基準板4に照射させて、このときの白基準板4の反射光のCCD10の出力に基づいて、原稿Gを読み取る際のLED5aとLED5bの点灯デューティ制御を行う。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例のスキャナ1は、原稿Gの読み取りに先立って2つのLED5aとLED5bを個別に光量調整する。
すなわち、スキャナ1は、原稿Gの読み取りに先立って、図4に示すように、LED5a、5bのデューティ(duty)調整を開始し(ステップS101)、まず、走行体モータの駆動を制御して、スキャンラインが白基準板4に位置するように第1走行体と第2走行体を移動させる(ステップS102)。
そして、読取制御回路21が、LED5aのデューティを所定光量である50%に設定して、図5(a)及び図6に示すように、LED駆動ドライバ22にLED5aを点灯駆動させ(ステップS103)、このLED5aを点灯させたときの白基準板4からの反射光をCCD10に入射させてCCD10で光電変換した白出力データ(data1)をモニタする(ステップS104)。
読取制御回路21は、このLED5aのみ点灯させたときの白出力データ(data1)に基づいて、2灯同時点灯時に最適な点灯デューティ(duty)を算出する(ステップS105)。
次に、読取制御回路21は、LED5bのデューティを所定光量である50%に設定して、図5(b)及び図6に示すように、LED駆動ドライバ23にLED5bを点灯駆動させ(ステップS106)、このLED5bを点灯させたときの白基準板4からの反射光をCCD10に入射させてCCD10で光電変換した白出力データ(data2)をモニタする(ステップS107)。
読取制御回路21は、このLED5bのみ点灯させたときの白出力データ(data2)に基づいて、2灯同時点灯時に最適な点灯デューティ(duty)値を算出する(ステップS108)。
スキャナ1は、このようにして2つのLED5aとLED5bの光量(デューティ)を個別に調整すると、通常の読取動作を行って、まず、白基準板4を読み取ってシェーディング補正用の白基準データを取得した後、走行体モータをコンタクトガラス3の下方の原稿読取開始位置に移動させて、原稿Gの読取を開始する。このとき、読取制御回路21は、図5(c)及び図6に示すように、LED5aとLED5bを上記算出した点灯デューティ値で点灯させる。
このように、本実施例のスキャナ1は、相対向して配置された2灯のLED5a、5bから原稿Gに光を照射して当該原稿Gからの反射光をCCD10に導入してCCD10が入射光を光電変換することで当該原稿Gを読み取るに際して、読取部制御回路21が、原稿Gの読取前に、2灯のそれぞれのLED5a、5bをLED駆動ドライバ22、23に独立して所定光量である50%デューティで順次点灯させて、各LCD5a、5bを独立して順次点灯させたときの白基準板4からの反射光のCCD10の光電変換量に基づいて、原稿読取時の2灯のLED5a、5bを同時に点灯させたときの設定光量を各LCD5a、5b毎に、LED駆動ドライバ22、23に設定し、当該原稿の読取時に、LED駆動ドライバ22、23が、当該設定光量で2灯のLED5a、5bをそれぞれ点灯駆動させている。
したがって、適正な光量を各LED5a、5bに対して設定して点灯して、2灯同時点灯時においても、十分なCCD10の出力レベルを得ることができるとともに、S/Nをも向上させることができ、読取画像の画像品質を向上させることができる。
図7〜図9は、本発明の画像読取装置の第2実施例を示す図であり、本実施例は、請求項2に対応するものである。
なお、本実施例は、上記第1実施例のスキャナ1と同様のスキャナに適用したものであり、本実施例の説明においては、必要に応じて、上記第1実施例の説明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
本実施例のスキャナ1は、2個の光源であるLED5aとLED5bを原稿Gの読取前に個別に光量調整した後、同時点灯した結果に基づいて光量調整する。
すなわち、スキャナ1は、原稿Gの読取前に、図7に示すように、LED5a、5bのデューティ(duty)調整を開始し(ステップS201)、まず、走行体モータの駆動を制御して、スキャンラインが白基準板4に位置するように第1走行体と第2走行体を移動させる(ステップS202)。
そして、読取制御回路21が、LED5aのデューティを所定光量である50%に設定して、図7に示すように、LED駆動ドライバ22にLED5aを点灯駆動させ(ステップS203)、このLED5aを点灯させたときの白基準板4からの反射光をCCD10に入射させてCCD10で光電変換した白出力データ(data1)をモニタする(ステップS204)。
読取制御回路21は、このLED5aのみ点灯させたときの白出力データ(data1)に基づいて、2灯同時点灯時に最適な点灯デューティ(duty)を算出する(ステップS205)。
次に、読取制御回路21は、LED5bのデューティを所定光量である50%に設定して、図7に示すように、LED駆動ドライバ23にLED5bを点灯駆動させ(ステップS206)、このLED5bを点灯させたときの白基準板4からの反射光をCCD10に入射させてCCD10で光電変換した白出力データ(data2)をモニタする(ステップS207)。
読取制御回路21は、このLED5bのみ点灯させたときの白出力データ(data2)に基づいて、2灯同時点灯時に最適な点灯デューティ(duty)値を算出する(ステップS208)。
このようにして2つのLED5aとLED5bの光量(デューティ)を個別に調整すると、読取制御回路21は、2個のLED5a、5bを同時点灯させた状態での光量調整を開始し(ステップS209)、上記LED5aとLED5bを個別に調整して算出した最適なデューティ値で同時点灯させる(ステップS210)。
次に、読取制御回路21は、図8及び図9に示すように、このLED5aとLED5bを同時点灯させたときの白基準板4からの反射光をCCD10に入射させてCCD10で光電変換した白出力データ(data3)をモニタし(ステップS211)、モニタした白出力データ(data3)に基づいて各LED5a、5bの最適な最終点灯デューティ(duty)を算出する(ステップS212)。
すなわち、通常、2灯構成において若干出力が上がる傾向になるので、LED5a、5bの2灯点灯時のCCD出力データ(data3)をモニタし、2灯点灯時の最適な出力が得られるよう制御する。例えば、目標とするCCD10の出力レベルより10%高い場合は、各LED5a、5bのデューティ(duty)値を―5%下げるように算出する。具体的には、LED5aのデューティ(duty):50%の場合は、50%*0.95=47.5%)とする。
スキャナ1は、このようにして2つのLED5aとLED5bの光量(デューティ)を個別に調整した後総合して調整すると、通常の読取動作を行って、まず、白基準板4を読み取ってシェーディング補正用の白基準データを取得した後、走行体モータをコンタクトガラス3の下方の原稿読取開始位置に移動させて、原稿Gの読取を開始する。このとき、読取制御回路21は、図8に原稿読取時のデータとして示し、図9に光量調整後全体白波形として示すように、LED5aとLED5bを上記算出した最終点灯デューティ値で点灯させる。
このように、本実施例のスキャナ1は、読取部制御回路21が、2灯のLED5a、5bをそれぞれ独立して点灯させてLED駆動ドライバ22、23に設定光量を設定した後、LED駆動ドライバ22、23に2灯のLED5a、5bを当該設定光量で同時に点灯させ、当該2灯のLED5a、5bを同時に点灯させたときのCCD10の光電変換量に基づいて、LED駆動ドライバ22、23の各LED5a、5bの設定光量を補正し、原稿Gの読取時に、LED駆動ドライバ22、23が、補正後の設定光量で2灯のLED5a、5bをそれぞれ点灯駆動させている。
したがって、より一層適正な光量を各LED5a、5bに対して設定して点灯して、2灯同時点灯時においても、より一層適切なCCD10の出力レベルを得ることができるとともに、S/Nをもより一層向上させることができ、読取画像の画像品質をより一層向上させることができる。
図10〜図12は、本発明の画像読取装置の第3実施例を示す図であり、本実施例は、請求項3に対応するものである。
なお、本実施例は、上記第1実施例のスキャナ1と同様のスキャナに適用したものであり、本実施例の説明においては、必要に応じて、上記第1実施例の説明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
本実施例のスキャナ1は、2個の光源であるLED5aとLED5bのうちのいずれか一方のみを原稿Gの読取前に光量調整した後、当該調整結果を基に、同時点灯して光量調整する。
すなわち、スキャナ1は、原稿Gの読取前に、図10に示すように、LED5a、5bのデューティ(duty)調整を開始し(ステップS301)、まず、走行体モータの駆動を制御して、スキャンラインが白基準板4に位置するように第1走行体と第2走行体を移動させる(ステップS302)。
そして、読取制御回路21が、LED5aのデューティを所定光量である50%に設定して、図11に示すように、LED駆動ドライバ22にLED5aを点灯駆動させ(ステップS303)、図12に破線で示すように、このLED5aを点灯させたときの白基準板4からの反射光をCCD10に入射させてCCD10で光電変換した白出力データ(data1)をモニタする(ステップS304)。
読取制御回路21は、このLED5aのみ点灯させたときの白出力データ(data1)に基づいて、2灯同時点灯時に最適な点灯デューティ(duty)を算出する(ステップS305)。
次に、読取制御回路21は、図11に示すように、LED5aについては、上記ステップS305で算出した最適な点灯デューティ(duty)を設定して、LED駆動ドライバ22にLED5aを点灯駆動させ、LED5bについては、LED5bのデューティを50%に設定して、LED駆動ドライバ23にLED5bを点灯駆動させ(ステップS306)、図12に実線で示すように、LED5a及びLED5bを点灯させたときの白基準板4からの反射光をCCD10に入射させてCCD10で光電変換した白出力データ(data3)をモニタする(ステップS307)。
読取制御回路21は、このLED5aとLED5bを点灯させたときの白出力データ(data3)に基づいて、図11に示すように、2灯同時点灯時に最適な点灯デューティ(duty)を算出する(ステップS308)。
スキャナ1は、このようにして1つのLED5aの光量(デューティ)を個別に調整した後、2つのLED5a、5bを点灯させて総合して光量(デューティ)を調整すると、通常の読取動作を行って、図11に示すように、まず、白基準板4を読み取ってシェーディング補正用の白基準データを取得した後、走行体モータをコンタクトガラス3の下方の原稿読取開始位置に移動させて、原稿Gの読取を開始する。
このように、本実施例のスキャナ1は、読取部制御回路21が、原稿Gの読取前に、2灯のLED5a、5bのうちのいずれか1灯のLED5a、5bをLED駆動ドライバ22、23に所定光量で点灯させて、当該1灯のLED5a、5bを点灯させたときの白基準板4からの反射光のCCD10の光電変換量に基づいて、原稿読取時の2灯のLED5a、5bを同時に点灯させたときの設定光量を各LED5a、5b毎に、LED駆動ドライバ22、23に設定し、原稿Gの読取時に、LED駆動ドライバ22、23が、設定光量で2灯のLED5a、5bをそれぞれ点灯駆動させている。
したがって、少ないLED5a、5bの点灯回数で、適正な光量を各LED5a、5bに対して設定して点灯して、2灯同時点灯時においても、十分なCCD10の出力レベルを得ることができるとともに、簡単にS/Nをも向上させることができ、読取画像の画像品質を向上させることができる。
図13及び図14は、本発明の画像読取装置の第4実施例を示す図であり、本実施例は、請求項4及び請求項5に対応するものである。
なお、本実施例は、上記第1実施例のスキャナ1と同様のスキャナに適用したものであり、本実施例の説明においては、必要に応じて、上記第1実施例の説明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
本実施例のスキャナ1は、2個の光源であるLED5aとLED5bを原稿Gの読取前に個別に光量調整するとともに、異常判定を行って異常があると判定したLED5aまたはLED5bの使用を中止する。
すなわち、スキャナ1は、原稿Gの読取前に、図13に示すように、LED5a、5bのデューティ(duty)調整を開始し(ステップS401)、まず、走行体モータの駆動を制御して、スキャンラインが白基準板4に位置するように第1走行体と第2走行体を移動させる(ステップS402)。
そして、読取制御回路21が、LED5aのデューティを所定光量である50%に設定して、図7に示すように、LED駆動ドライバ22にLED5aを点灯駆動させ(ステップS403)、このLED5aを点灯させたときの白基準板4からの反射光をCCD10に入射させてCCD10で光電変換した白出力データ(data1)をモニタする(ステップS404)。
読取制御回路21は、モニタ結果に基づいてCCD10の出力に異常が見られ、画像に影響があるかを判断する(ステップS405)。例えば、LED5aのみを点灯したときに、図14(a)に示すように、一部点灯不良やLED5aの一部光量ダウンにより、CCD10に出力低下があると、CCD10の出力に異常があり、画像に影響があると判断する。
そして、読取制御回路21は、ステップS405で、CCD10の出力に異常がなく、画像に影響がないと判断すると、このLED5aのみ点灯させたときの白出力データ(data1)に基づいて、2灯同時点灯時に最適な点灯デューティ(duty)を算出し(ステップS406)、CCD10の出力に異常があり、画像に影響があると判断すると、LED5aの使用を禁止(NG)とする(ステップS407)。
次に、読取制御回路21は、LED5aを消灯させて、LED5bのデューティを所定光量である50%に設定して、LED駆動ドライバ23にLED5bを点灯駆動させ(ステップS408)、このLED5bを点灯させたときの白基準板4からの反射光をCCD10に入射させてCCD10で光電変換した白出力データ(data2)をモニタする(ステップS409)。
読取制御回路21は、モニタ結果に基づいてCCD10の出力に異常が見られ、画像に影響があるかを判断する(ステップS410)。例えば、LED5bのみを点灯したときに、図14(b)に示すように、一部点灯不良やLED5aの一部光量ダウンがなく、CCD10に出力に低下がないと、CCD10の出力に異常がなく、画像に影響がないと判断する。
そして、読取制御回路21は、ステップS410で、CCD10の出力に異常がなく、画像に影響がないと判断すると、このLED5bのみ点灯させたときの白出力データ(data2)に基づいて、2灯同時点灯時に最適な点灯デューティ(duty)を算出し(ステップS411)、CCD10の出力に異常があり、画像に影響があると判断すると、LED5bの使用を禁止(NG)とする(ステップS412)。
次に、読取制御回路21は、LED5bのデューティを50%に設定して、図7に示すように、LED駆動ドライバ23にLED5bを点灯駆動させ(ステップS206)、このLED5bを点灯させたときの白基準板4からの反射光をCCD10に入射させてCCD10で光電変換した白出力データ(data2)をモニタする(ステップS207)。
このようにして2つのLED5aとLED5bに異常がないときには、読取制御回路21は、上記設定したデューティ(duty)値でLED5a、5bを同時に点灯させて原稿の読み取りを行う。
また、読取制御回路21は、上記処理で、LED5aとLED5bのいずれかに異常があり、使用を禁止していると、上記設定したデューティ(duty)値を1つのLED5aまたはLED5bを点灯させたときに最適となる点灯デューティ(duty)に算出しなおして、当該算出しなおした点灯デューティ(duty)値でLED5aまたはLED5bを点灯させて、原稿の読み取りを行う。
このように、本実施の形態のスキャナ1は、読取部制御回路21が、2灯のLED5a、5bをそれぞれLED駆動ドライバ22、23に独立して所定光量で順次点灯させたときのCCD10の出力光量に基づいて、LED5a、5bの不点灯、LED5a、5bの主走査方向の一部分の光量不足等の光源異常現象の有無を検出して、当該光源異常現象から読取画像に異常画像が発生するか否かを判断し、当該異常画像が発生すると判断すると、当該異常現象のあるLED5a、5bの点灯を消灯させるものとして、LED駆動ドライバ22、23に設定するとともに、原稿読取時の他のLED5a、5bの設定光量をLED駆動ドライバ22、23に設定し、LED駆動ドライバ22、23が、原稿読取時に、消灯の指示されたLED5a、5bの点灯を消灯させるとともに、他のLED5a、5bを設定光量で点灯駆動させている。
したがって、LED5a、5bに異常がある場合にも、適正な光量をLED5a、5bに対して設定して点灯して、十分なCCD10の出力レベルを得ることができるとともに、簡単にS/Nをも向上させることができ、読取画像の画像品質を向上させることができる。
なお、読取制御回路21は、上記処理で、LED5aとLED5bのいずれかに異常があり、使用を禁止している場合、図15に示すように、本来の1灯分の目標光量よりも高めに再設定し、原稿Gを読み取らせるようにしてもよい。
このようにすると、S/Nをより一層向上させることができ、読取画像の画像品質を向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
2灯以上の原稿をのこう量調整を適切に行って画像読取を行うファクシミリ装置、複写装置、スキャナ等に適用することができる。
本発明の画像読取装置の第1実施例を適用したスキャナの正面概略構成図。 図1の光源部分の拡大正面図。 図1のスキャナの読取制御部とCCD基板のブロック構成図。 図1のスキャナによるLEDの光量調整処理を示すフローチャート。 図4のLEDの光量調整処理で2個のLEDを個別に点灯した場合(a)、(b)と2個のLEDを同時点灯した場合の出力の一例を示す図。 図4のLEDの光量調整処理でのLEDの点灯制御タイミングと出力データの関係を示す図。 本発明の画像読取装置の第2実施例を適用したスキャナによるLEDの光量調整処理を示すフローチャート。 図7のLEDの光量調整処理でのLEDの点灯制御タイミングと出力データの関係を示す図。 図7のLEDの光量調整処理で2個のLEDの同時点灯時の光量調整前後の出力を示す図。 本発明の画像読取装置の第3実施例を適用したスキャナによるLEDの光量調整処理を示すフローチャート。 図10のLEDの光量調整処理でのLEDの点灯制御タイミングと出力データの関係を示す図。 図10のLEDの光量調整処理で2個のLEDの同時点灯時の出力と1個のLEDのみの点灯時の出力を示す図。 本発明の画像読取装置の第4実施例を適用したスキャナによるLEDの光量調整処理を示すフローチャート。 図13のLEDの光量調整処理で一部点灯不良のあるLEDの出力(a)と正常LEDの出力(b)の一例を示す図。 図13のLEDの光量調整処理で1個の正常なLEDで読み取りを行う場合の出力の説明図。
符号の説明
1 スキャナ
2 本体筐体
3 コンタクトガラス
4 白基準板
5 光源
5a、5b LED
6 第1ミラー
7 第2ミラー
8 第3ミラー
9 レンズ
10 CCD
11 露光走査光学系
12 CCD基板
20 読取制御部
21 読取制御回路
22、23 LED駆動ドライバ
24 LED電源部
G 原稿

Claims (5)

  1. 相対向して配置された2灯の光源から原稿に光を照射して当該原稿からの反射光を光電変換手段に導入して当該光電変換手段が入射光を光電変換することで当該原稿を読み取る画像読取装置において、前記2灯の光源をそれぞれ独立して光量調整する光量調整手段と、前記原稿の読取前に、前記2灯のそれぞれの光源を前記光量調整手段に独立して所定光量で順次点灯させて、当該各光源を独立して順次点灯させたときの所定の基準部材からの反射光の前記光電変換手段の光電変換量に基づいて、前記原稿読取時の当該2灯の光源を同時に点灯させたときの設定光量を前記各光源毎に前記光量調整手段に設定する制御手段と、を備え、前記原稿の読取時に、前記光量調整手段が前記設定光量で前記2灯の光源をそれぞれ点灯駆動させることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記制御手段は、前記2灯の光源をそれぞれ独立して点灯させて前記光量調整手段に設定光量を設定した後、前記光量調整手段に前記2灯の光源を当該設定光量で同時に点灯させ、当該2灯の光源を同時に点灯させたときの前記光電変換手段の光電変換量に基づいて、前記光量調整手段の各光源の前記設定光量を補正し、前記原稿の読取時に、前記光量調整手段が前記補正後の設定光量で前記2灯の光源をそれぞれ点灯駆動させることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 相対向して配置された2灯の光源から原稿に光を照射して当該原稿からの反射光を光電変換手段に導入して当該光電変換手段が入射光を光電変換することで当該原稿を読み取る画像読取装置において、前記2灯の光源をそれぞれ独立して光量調整する光量調整手段と、前記原稿の読取前に、前記2灯の光源のうちのいずれか1灯の光源を前記光量調整手段に所定光量で点灯させて、当該1灯の光源を点灯させたときの所定の基準部材からの反射光の前記光電変換手段の光電変換量に基づいて、前記原稿読取時の当該2灯の光源を同時に点灯させたときの設定光量を前記各光源毎に前記光量調整手段に設定する制御手段と、を備え、前記原稿の読取時に、前記光量調整手段が前記設定光量で前記2灯の光源をそれぞれ点灯駆動させることを特徴とする画像読取装置。
  4. 前記制御手段は、前記2灯の光源をそれぞれ前記光量調整手段に独立して所定光量で順次点灯させたときの前記光電変換手段の出力光量に基づいて、当該光源の不点灯、当該光源の主走査方向の一部分の光量不足等の光源異常現象の有無を検出して、当該光源異常現象から読取画像に異常画像が発生するか否かを判断し、当該異常画像が発生すると判断すると、当該異常現象のある光源の点灯を消灯させるものとして、前記光量調整手段に設定するとともに、前記原稿読取時の他の光源の設定光量を前記光量調整手段に設定し、前記光量調整手段が、原稿読取時に、前記消灯の指示された光源の点灯を消灯させるとともに、他の光源を前記設定光量で点灯駆動させることを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像読取装置。
  5. 前記制御手段は、前記点灯させる側の光源の前記設定光量を、本来の1灯分の目標光量よりも高めの光量に前記光量調整手段に設定することを特徴とする請求項4記載の画像読取装置。
JP2003387410A 2003-11-18 2003-11-18 画像読取装置 Pending JP2005151269A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003387410A JP2005151269A (ja) 2003-11-18 2003-11-18 画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003387410A JP2005151269A (ja) 2003-11-18 2003-11-18 画像読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005151269A true JP2005151269A (ja) 2005-06-09

Family

ID=34694770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003387410A Pending JP2005151269A (ja) 2003-11-18 2003-11-18 画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005151269A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007028005A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Ricoh Co Ltd 画像読み取り装置、画像形成装置及び異常判定方法
JP2013030966A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Kyocera Document Solutions Inc 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置
US9258456B2 (en) 2013-05-31 2016-02-09 Kyocera Document Solutions Inc. Image reading device, image forming apparatus, and recording medium

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007028005A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Ricoh Co Ltd 画像読み取り装置、画像形成装置及び異常判定方法
JP2013030966A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Kyocera Document Solutions Inc 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置
US9258456B2 (en) 2013-05-31 2016-02-09 Kyocera Document Solutions Inc. Image reading device, image forming apparatus, and recording medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5413121B2 (ja) 画像読み取り装置、画像形成装置、光源異常検出方法
US20110032580A1 (en) Scanning device and scanning method thereof
US20100118355A1 (en) Image reading apparatus
JP4345836B2 (ja) 画像読取装置及び画像読取方法
JP2005151269A (ja) 画像読取装置
JP2011217049A (ja) 画像読取装置
JP5126279B2 (ja) 画像読取装置
US7315405B2 (en) Image forming apparatus and image scanning method
JP2002281240A (ja) 画像読み取り装置
JP2006180296A (ja) 画像読取装置
JP2009182411A (ja) 画像読取装置
JP4764724B2 (ja) 画像読取装置
JP5059326B2 (ja) 画像読取装置の照明装置
JP2005203924A (ja) 原稿読取装置、コンピュータプログラム、原稿読取システム、及び、原稿読取方法
JP4720750B2 (ja) 画像読取装置
JP2009025441A (ja) 光源装置および原稿読み取り装置
JP2008009128A (ja) 画像読取装置及び画像処理装置
JP2006060407A (ja) 光源装置、画像読み取り装置および画像形成装置
JP4568158B2 (ja) 画像読取装置、画像形成装置
JP2009239632A (ja) 画像読取装置
KR930003476B1 (ko) 팩시밀리 원고 조명장치
JP2005094199A (ja) 原稿読取装置、コンピュータプログラム、原稿読取システム、及び、原稿読取方法
JP2005225000A (ja) 画像形成装置
JP2008271497A (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JPH08265508A (ja) カラー画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060921

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060929

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090331

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091005

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091110