JP2005143264A - 電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】 発熱部品の放熱を発熱部品の数にかかわらずコスト安で、しかも、大型化することなく行うことができる電気接続箱を提供する。
【解決手段】 アッパーケースの内部と外部の少なくともいずれか一方に発熱部品を設けた電気接続箱1において、アッパーケース2は、アルミニウムを主成分とする材料よりプレス成型で形成されたケース本体4と、このケース本体4に固定され、樹脂材で形成された部品ハウジング部5a,5b,5cとを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発熱部品の放熱構造を備えた電気接続箱に関する。
自動車の電気接続箱には、パワートランジスタに代表されるような発熱部品を搭載する場合が多く、発熱部品の放熱対策が必要不可欠である。そして、放熱構造を有する従来の電気接続箱として図4及び図5に示すものがある(例えば、特許文献1参照。)。
この電気接続箱50は、図4及び図5に示すように、アッパーケース51aとロアケース51bからなるケース51で外装され、このケース51に基板52に搭載されたパワートランジスタ53が内蔵されている。このパワートランジスタ53には小型放熱板53aが付設され、この小型放熱板53aには金属片54の一端側が連結されている。金属片54の他端側は、アッパーケース51aの外部に導出され、金属ボルト55等によって車体56に連結されている。金属片54及び金属ボルト55は熱伝導率の高い金属材料より形成されている。
上記構成において、パワートランジスタ53が発熱すると、その熱が小型放熱板53a、金属片54、金属ボルト55、車体56という放熱経路によって放熱される。
特開平8−275339号公報
しかしながら、前記従来の電気接続箱50では、パワートランジスタ53等の発熱部品に金属片54等を連結することにより放熱経路を形成するため、発熱部品毎に金属片54等を設置する必要がある。そのため、搭載する発熱部品が増加するにつれ、金属片54等の数及びその設置スペースが増大するため、電気接続箱50がコスト高で、且つ、大型化するという問題があった。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、発熱部品の放熱を発熱部品の数にかかわらずコスト安で、しかも、大型化することなく行うことができる電気接続箱を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、外装ケースの内部と外部の少なくともいずれか一方に発熱部品を設けた電気接続箱において、前記外装ケースは、アルミニウムを主成分とする材料よりプレス成形で形成されたケース本体と、このケース本体に固定され、樹脂材で形成された部品ハウジング部とを備えたことを特徴とする。
この電気接続箱では、外装ケースの内部や外部に搭載された発熱部品の熱が熱伝導率の高いケース本体を放熱経路として伝達し、ケース本体の表面より大気中に効率良く放熱される。
請求項2の発明は、請求項1記載の電気接続箱であって、前記部品ハウジング部は、熱伝導率の高い樹脂より形成されたことを特徴とする。
この電気接続箱では、請求項1の発明の作用に加え、部品ハウジングに装着された部品が発熱部品である場合には、その発熱部品の発熱が部品ハウジング部を介して効率良くケース本体に伝達される。
請求項1の発明によれば、外装ケースの内部や外部に搭載された発熱部品の熱が熱伝導率の高いケース本体を放熱経路として伝達し、ケース本体の表面より大気中に効率良く放熱される。つまり、外装ケースのケース本体自体が放熱経路を形成するため、従来例のように発熱部品毎に放熱対策を施す必要がなく、そのスペースも必要ない上に、ケース本体が製造コストが安価であるプレス成形で製造される。これにより、発熱部品の放熱を発熱部品の数にかかわらずコスト安で、しかも、電気接続箱を大型化することなくできる。また、ケース本体は大気との接触表面積が広いため、従来例に比べて効率の良い放熱効果が期待できる。
請求項2の発明によれば、部品ハウジング部に装着された部品が発熱部品である場合には、その発熱部品の発熱が部品ハウジング部を介して効率良くケース本体に伝達される。従って、当該発熱部品の熱を有効に放熱できる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3は本発明の一実施形態を示し、図1は電気接続箱の斜視図、図2は電気接続箱のアッパーケースの分解斜視図、図3(a)はインモールド成形により部品ハウジング部をケース本体に形成した場合の断面図、図3(b)はインサート成形により部品ハウジング部をケース本体に形成した場合の断面図である。
図1及び図2に示すように、電気接続箱1は、共に外装ケースであるアッパーケース2とロアケース3とを有し、これらアッパーケース2とロアケース3とが組み付けられるようになっている。アッパーケース2とロアケース3の内部にはパワートランジスタ等の発熱部品を搭載した金属基板が配置されていると共に電気回路の伝送路を構成するブスバー(いずれも図示せず)が配索されている。
アッパーケース2は、アルミニウムを主成分とする材料(以下、アルミ材と略称する)よりプレス成形で形成されたケース本体4と、このケース本体4に固定され、樹脂材で形成された部品ハウジング部5a,5b,5cと、ケース本体4に固定され、樹脂材で形成された取付ブラケット部6及びロック部7とから構成されている。つまり、アッパーケース2の部位をプレス成形で形成できる単純な部位と、部品ハウジング部5a,5b,5c、取付ブラケット部6及びロック部7のように複雑な構造のためプレス成形で成形できなかったり、電気的に絶縁が必要であったりする部位とに区分けし、前者の部位を全てアルミ材によって形成し、後者の部位を樹脂材によって形成するようにしたものである。
ケース本体4は、アルミ材の平板に絞りと打ち抜きのプレス加工を施すプレス成形により形成される。ケース本体4にはハウジング支持用孔4aやロック支持用孔4bが形成されており、これらを利用し、若しくは、これらを利用することなく所定の箇所に部品ハウジング部5a,5b,5c、取付ブラケット部6及びロック部7が樹脂材で形成される。部品ハウジング部5a,5b,5cにはリレー用ハウジング部5a、ヒューズ用ハウジング部5b、コネクタ用ハウジング部5cの3種類があり、これらに発熱部品であるリレー、発熱部品であるヒューズ及びコネクタ(いずれも図示せず)が装着されるようになっている。
部品ハウジング部5a,5b,5c、取付ブラケット部6及びロック部7の成形は、ケース本体4を溶液に浸し、ディンプル形成処理後にインモールド成形することにより、または、インサート成形することにより形成される。
図3(a)はインモールド成形によって部品ハウジング部5a,5b,5cをケース本体4に一体に形成した場合であり、部品ハウジング部5a,5b,5cとケース本体4との互いの接触面同士が高強度に接合されることによって一体に形成される。
また、図3(b)はインサート成形により部品ハウジング部5a,5b,5cをケース本体4に一体に形成した場合であり、部品ハウジング部5a,5b,5cの挟持部10がケース本体4を挟持することにより一体に形成される。さらに、部品ハウジング部5a,5b,5cは、熱伝導率の高い樹脂材、例えばアルミナ、シリカ等を高充填した樹脂材から形成されている。
上記構成において、アッパーケース2の内部に搭載されたパワートランジスタ等の発熱部品が発熱すると、その熱が金属基板やブスバー等を介して熱伝導率の高いケース本体4に伝達され、ケース本体4に伝達された熱がケース本体4の表面より大気中に効率良く放熱される。また、アッパーケース2の外部に搭載されたリレーやヒューズの発熱部品が発熱すると、部品ハウジング部5a,5bを介して熱伝導率の高いケース本体4に伝達され、ケース本体4に伝達された熱がケース本体4の表面より大気中に効率良く放熱される。つまり、アッパーケース2のケース本体4自体が放熱経路を形成するため、従来例のように発熱部品毎に放熱対策を施す必要がなく、そのスペースも必要ない上に、ケース本体4が製造コストが安価であるプレス成形で製造される。これにより、発熱部品の放熱を発熱部品の数にかかわらずコスト安で、しかも、電気接続箱1を大型化することなく行うことができる。又、ケース本体4は大気との接触表面積が広いため、従来例に比べて効率の良い放熱効果が期待できる。
このように放熱効率が非常に良いケース本体4が放熱体とされるため、放熱用ブスバーの設置を削減、若しくは、省くことができる。また、ブスバーを電気回路の伝送路の他に放熱経路として利用する必要性が小さく、若しくは、全くなくなるので、ブスバーの幅を小さく抑えることができる。これにより、電気接続箱1の小型化を図ることができる。
前記実施形態では、部品ハウジング部5a,5b,5cは熱伝導率の高い樹脂より形成されたので、部品ハウジング部5a,5b,5cに装着された部品が発熱部品である場合に、その発熱部品の発熱が部品ハウジング部5a,5b,5cを介して効率良くケース本体4に伝達される。従って、当該発熱部品の熱を有効に放熱できる。
尚、前記実施形態によれば、アッパーケース2のケース本体4をアルミ材にて形成した場合を説明したが、ロアケース3自体もアルミ材のケース本体と樹脂材の部位とから構成しても良く、このようにすれば大気との接触表面積がより増大するため、更に放熱性を向上させることができる。
本発明の一実施形態を示し、電気接続箱の斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、電気接続箱のアッパーケースの分解斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)はインモールド成形により部品ハウジング部をケース本体に形成した場合の断面図、(b)はインサート成形により部品ハウジング部をケース本体に形成した場合の断面図である。 従来例の電気接続箱の斜視図である。 従来例の放熱構造の要部の斜視図である。
符号の説明
1 電気接続箱
2 アッパーケース(外装ケース)
4 ケース本体
5a,5b,5c 部品ハウジング部

Claims (2)

  1. 外装ケースの内部と外部の少なくともいずれか一方に発熱部品を設けた電気接続箱において、
    前記外装ケースは、アルミニウムを主成分とする材料よりプレス成形で形成されたケース本体と、このケース本体に固定され、樹脂材で形成された部品ハウジング部とを備えたことを特徴とする電気接続箱。
  2. 請求項1記載の電気接続箱であって、
    前記部品ハウジング部は、熱伝導率の高い樹脂より形成されたことを特徴とする電気接続箱。
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